JPH0249582Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0249582Y2
JPH0249582Y2 JP4883984U JP4883984U JPH0249582Y2 JP H0249582 Y2 JPH0249582 Y2 JP H0249582Y2 JP 4883984 U JP4883984 U JP 4883984U JP 4883984 U JP4883984 U JP 4883984U JP H0249582 Y2 JPH0249582 Y2 JP H0249582Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ship
section
output
vessel
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4883984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60161882U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4883984U priority Critical patent/JPS60161882U/ja
Publication of JPS60161882U publication Critical patent/JPS60161882U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0249582Y2 publication Critical patent/JPH0249582Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、船舶を錨泊させたにもかかわらず
走錨した際に、その走錨状態を監視する装置に関
する。
一般に、船舶を錨泊させたにもかかわらず、風
や潮流の影響を受けて、船舶が漂流することすな
わち走錨することがある。このような走錨を放置
すると、船舶が座礁したり、他の停泊中の船舶と
衝突する倶れがあつた。
この考案は、船舶が走錨しても、座礁したり、
他の船舶と衝突したりすることを防止した船舶走
錨監視装置を提供することを目的とする。
そのため、この考案は、第1図に示すように、
船舶に装備されこの船舶の位置を測定する位置測
定部2と、上記船舶の所定錨泊位置を基準として
定めた走錨安全範囲が設定されている設定部4
と、上記位置測定部2の出力に基づいて上記船舶
の位置を表示すると共に、上記設定部4の出力に
基づいて上記走錨安全範囲を表示する表示部6
と、上記位置測定部2の出力と上記設定部4の出
力とを比較し、上記船舶が上記走錨安全範囲を外
れたときに信号を生成する比較部8と、この信号
に応動して警報音を生成する警報部10とを備え
た構成である。
このように構成した装置では、船舶が走錨し
て、安全走錨範囲を外れると、警報部10が警報
音を発生し、座礁等の危険があることを操船者に
報知する。同時に、表示部6に表示された船舶
も、やはり表示部6に表示された安全走錨範囲を
外れており、目視によつても座礁等の危険がある
ことを確認できる。よつて、操船者は船舶を安全
な位置まで移動することができ、座礁等の危険を
回避できる。
以下、この考案を第2図乃至第5図に示す1実
施例に基づいて詳細に説明する。この実施例は、
第3図に示すカラー表示部11の正方形の画面の
中央に第2図に示すように自船12を表示し、そ
の周囲に矩形の安全範囲14を表示する。この画
面には他に自船周囲の陸地16、等探線18及び
沈船20も表示し、また自船周囲の他船22も表
示する。安全範囲14は、これら表示されている
陸地16、等深線18、沈船20及び他船22を
参考として設定される。そして、自船が漂流を開
始すると、自船12の位置は移動しないが、陸地
16、等深線18、沈船20、他船22及び安全
範囲14が移動し、自船マーク12が安全範囲1
4から外れると、警報部としてのブザーが動作す
る。
第3図にこの実施例のブロツク図を示す。この
実施例は、CPU24、RAM26及びROM28
からなるマイクロコンピユータ30を有し、この
マイクロコンピユータ30には入力装置32を介
して種々のデータが供給され、CPU24で処理
され、出力装置34を介して各データが送出され
る。
入力装置32には、ロラン、オメガまたはデツ
カ等の側位装置36、磁気テープ38、表示範囲
設定器40、Y方向安全範囲設定器42、X方向
安全範囲設定器44、安全範囲設定器46及び消
去スイツチ48から各データが入力される。側位
装置36は、現在の自船の位置を測定し、その位
置を緯度信号La、経度信号Lpとして生成する。
磁気テープ38はカラー表示部11に表示する陸
地、等深線及び沈船等の海図情報を記録してい
る。表示範囲設定器40は、上記の海図情報のう
ち自船の位置を基準としてどれだけの範囲を表示
するかを表わした信号Dpを設定したものである。
Y方向安全範囲設定器42には、自船の位置を基
準としてこの船が北方向及び南方向にそれぞれど
れだけ走錨しても安全であるかの境界SN,SSが設
定されている。同様に、X方向安全範囲設定器4
4には、自船の位置を基準としてこの船が東方向
及び西方向にそれぞれどれだけ走錨しても安全で
あるかの境界SE、SWが設定されてる。安全範囲
設定器46は、上記のSN、SS、SE、SWをcpu24
に読み込せる指示信号を生成する。消去スイツチ
48は、このスイツチ48が閉成されたとき安全
範囲14を画面から消去すると共に、たとえ自船
が安全範囲14から外れてもブザーが鳴らないよ
うにする信号を供給する。設定器40,42,4
4はデイジタルスイツチ、テンキースイツチまた
はロータリスイツチで構成でき、設定器46、消
去スイツチ48は押釦スイツチで構成できる。
cpu24は、ROM28に記憶されているプロ
グラムに従つて、La、Lp、Lpに基づいて表示す
る範囲を決定し、その範囲のデータを磁気テープ
38から読み出し、順に出力装置34のラツチ回
路50を介して直交座標形式の表示用RAM52
に書き込む。なお、書き込むアドレスは、cpu2
4からラツチ回路54を介して表示用RAM52
に指示される。この書き込みについては、後述す
る。同様にcpu24は、安全範囲設定器46が信
号を発生したときのLa、Lp(以後、これをLas
Lpsと称する。)及びSN、SS、SE、SWに基づいて安
全範囲14として描く矩形の位置yN、yS、xE
xWを決定し、その位置をつないで矩形を書くよ
うにラツチ回路50,54を介して表示用RAM
52にデータを供給するyN、yS、xE、xWは次の
ようにして計算される。
yN=−(asa+SN)×N/Dp+N/2 yS=(aas+SS)×N/Dp+N/2 xE=−(psp+SE)×N/Dp+N/2 xW=(pps+SW)×N/Dp+N/2 ただし、Nはカラー表示部11の映像管の一列
の画素数である。このように表示用RAM52に
書き込れた各データは後述するように読み出さ
れ、ラツチ回路53を介してカラー表示部11の
色変換ROM56に供給される。
カラー表示部11には、海図情報以外に他船の
位置も表示される。このデータは、レーダ58に
よつて得られる。このレーダ58では、クロツク
パルス表示器60からのクロツクパルスをカウン
トしているカウンタ62のカウント値と、出力装
置34のラツチ回路64にラツチされているサン
プリング値とを比較器66で比較する。そして、
両者が一致するごとに比較器66が生成する一致
信号を距離カウンタ68でカウントし、この距離
カウンタ68が桁上げ信号を発生するごとに送信
機70が電波をアンテナ72から発射する。な
お、カウンタ62は比較器66が一致信号を発生
するごとにリセツトされる。アンテナ72から発
射された電波の反射は、やはりアンテナ72で受
けられ、受信アンプ74で増幅された後にA/D
変換器76でデイジタル信号に変換されて直交座
標形式のレーダ用RAM78に供給される。レー
ダ用RAM78において、これらデイジタル信号
を記憶するアドレスは、座標変換器80からの
X,Yアドレス信号によつて指定される。座標変
換器80には、距離カウンタ68のカウント値が
電波の到達距離rを表わす信号として供給され
る。また、アンテナ72の回転に従つて、パルス
発生器82が発生するパルスを方位カウンタ84
がカウントする。このカウント値は、自船の位置
を基準とした電波の発射方向を表わしている。こ
のカウント値に加算器86においてコンパス88
による方位が加算される。このように、コンパス
88の出力を加算するのは、自船を常に画面の中
心に位置させるためである。加算器86の出力θ
も座標変換器80に供給される。座標変換器80
は、極座標形式γ、θで表わした電波の発射方
向・距離を直交座標形式のX,Yに変換する。レ
ーダ用RAM78から読み出されたデイジタル信
号は、ラツチ回路90にラツチされ、色変換
ROM56に供給される。
レーダ用RAM78への書き込み及び読み出し
は、次のようにして行なわれる。すなわち、クロ
ツクパルス発生器92のクロツクパルスcpがH
レベルのとき、切換スイツチ94が切換えられ
て、座標変換器80から書き込み用のX,Yアド
レス信号がレーダ用RAM78に供給される。ク
ロツクパルスcpは書き込み及び読み出し信号と
してもレーダ用RAM78に供給され、それがH
レベルのとき、そのときのA/D変換器76かか
らの一画素分のデジタル信号が指定されたアドレ
スに書き込まれる。また、クロツクパルスcpが
Lレベルのとき、切換スイツチ94が切換えられ
て、表示部11のXカウンタ96、Yカウンタ9
8のカウント値が読み出し用のX,Yアドレス信
号としてレーダ用RAM78に供給される。この
とクロツクパルスcpがLレベルであるので指定
されたアドレスから一画素分のデイジタル信号が
読み出される。このように書き込み及び読み出し
を交互に繰返す。なお、Xカウンタ96はクロツ
クパルスをカウントし、Yカウンタ98は、Xカ
ウンタ96の桁上げ信号をカウントしている。こ
れらX,Yカウンタ96,98の桁上げ信号は、
それぞれX偏向アンプ100、Y偏向アンプ10
2で増幅されて、X偏向アンプ104、Y偏向ア
ンプ106に供給されて、カラー映像管108の
水平偏向及び垂直偏向に用いられる。
表示用RAM52への書込み及び読み出しは、
次のように行なわれる。信号用RAM78と同様
に、クロツクパルスcpがHレベルのとき、切換
スイツチ110を介してラツチ回路54から書き
込み用のX,Yアドレス信号が供給される。同時
に、ラツチ回路50から書き込むべき一画素分の
デイジタル信号が表示用RAM52に供給され
る。なお、ラツチ回路50,54へのラツチ信号
は、出力装置34のデコーダ112から供給され
る。表示用RAM52への書き込み信号には、第
4図に示すようにクロツクパルスcpを1/4周期期
遅延させた遅延回路114の出力の立上りに応動
するワンシヨツトマルチバイブレタ116の出力
と、デコーダ112によつてセツトされたフリツ
プ・フロツプ118の出力とが供給されるアンド
回路120のHレベル出力が用いられる。なお、
このアンド回路120のHレベル出力によつてフ
リツプ・フロツプ118はリセツトされる。ま
た、クロツクパルスcpがLレベルのとき、切換
スイツチ110が切換えられて、X,Yカウンタ
96,98のカウント値が読み出し用アドレス信
号として供給され、アンド回路120の出力がL
レベルのとき、指定されたアドレスからデイジタ
ル信号が読み出される。なお、レーダ用RAM7
8、表示用RAM52から読み出されたデイジタ
ル信号は、ラツチ回路53,90にラツチされる
が、そのラツチ信号としては、遅延回路114の
出力をインバータ122で反転させたものの立上
りに応動するワンシヨツトマルチバイブレータ1
24の出力が用いられる。
上述したようにラツチ回路53,90の出力
は、色変換ROM56に供給され、色変換ROM
56の出力は、それぞれD/A変換器126,1
28,130でアナログ信号に変換され、映像管
108に供給される。
cpu24は、他に次のような演算も行なう。
ΔLNasa+SN ΔLSaas+SS ΔLEpsp+SE ΔLWpps+SW ΔLN、ΔLS、ΔLE、ΔLWは、自船と安全範囲1
4との偏差を表わしている。そして、cpu24
は、これら偏差が正であるか否か判断し、1つで
も負のものがあれば、出力装置34のラツチ回路
132に出力を供給し、これをデコーダ112か
らのラツチ信号によつてラツチし、ブザー134
を作動させる。
次に、この船舶走錨監視装置のcpu24の動作
を第5図のフローチヤートに従つて説明する。ま
ず、ステツプ200において、表示用RAM52
の中心に自船マークを書く。次にステツプ202
においてLa、Lp、Dpを読み込み、ラツチ回路6
4にサンプリング間隔をリセツトする。次にステ
ツプ204において、表示用RAM52に以前に
記憶されていた海図情報を消去し、磁気テープ3
8からLa、Lpを中心とする範囲Dpの海図を読み
取り、表示用RAM52に書き込む。これによつ
て、カラー表示部11のカラー映像管108には
海図が表示される。このとき、同時に信号用
RAM78からのレーダ情報もカラー映像管10
8には表示される。
次に、ステツプ206において、消去スイツチ
48がオンであるか否か判断し、オンであればス
テツプ208に移り、先に表示されていた安全範
囲14を消去し、ブザー134をオフにし、ステ
ツプ202に戻る。オンでなければ、ステツプ2
10に移り、安全範囲設定部46がオンであるか
否か判断し、オンであれば、ステツプ212に移
り、そのときのLa、LpをLas、Lpsとして記憶し、
ステツプ214においてSN、SS、SE、SWを読み
込む。次にステツプ216において、yN、yS
xE、xW、ΔLN、ΔLS、ΔLE、ΔLWを計算する。そ
して、ステツプ218において、表示用RAM5
2から以前の安全範囲14を消去し、新たにyN
yS、xE、xWに基づいて安全範囲14を表示用
RAM52に書き込む。次に、ステツプ220に
おいて、、ΔLN、ΔLS、ΔLW、ΔLWEのうちで1つ
でも負のものがあるか否か判断する。負のものが
あればステツプ222においてブザー134をオ
ンにし、ステツプ202に戻る。また負のものが
なければステツプ224においてブザー134を
オフにし、ステツプ202に戻る。
また、ステツプ210において、安全範囲設定
器46がオンでなければ、ステツプ212をとば
してステツプ214に移り、以下上述したように
動作する。これによつて常にカラー映像管108
の中心に自船が位置するように表示できる。
上記の実施例では、カラー映像管108上に海
図情報やレーダ情報を表示したが、場合によつて
は不要である。また、自船が常にカラー映像管1
08の中心に位置するように表示したが、海図情
報、レーダ情報及び安全範囲を固定し、自船が移
動するように表示してもよい。また、安全範囲1
4は矩形で表わしたが、円、だ円等種々の形状に
してもよい。レーダ用RAM78はX,Y直向座
標系のものを用いたが、γ−θ極座標形式のもの
を用いてもよい。ただし、その場合、読み出した
後に直交座標系に座標交換する必要がある。表示
部11はカラー映像管108を用いたが、液晶、
LED、プラズマ等も使用できる。磁気テープ3
8に海図情報を記憶させたが、磁気デイスク、磁
気バブル、ROM等他の記憶装置を用いてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による船舶漂流監視装置のク
レーム対応図、第2図はこの考案による船舶漂流
監視装置の1実施例の表示部に表示された映像を
表わす図、第3図は同実施例のブロツク図、第4
図は同実施例のタイミングチヤート、第5図は同
実施例のフローチヤートである。 2……位置測定部、4……設定部、6……表示
部、8……比較部、10……警報部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船舶に装備されこの船舶の位置を測定する位置
    測定部と、上記船舶の所定錨泊位置を基準として
    定めた走錨安全範囲が設定されている設定部と、
    上記位置測定部の出力に基づいて上記船舶の位置
    を表示すると共に上記設定部の出力に基づいて上
    記走錨安全範囲を表示する表示部と、上記位置測
    定部の出力と上記設定部の出力とを比較し上記船
    舶が上記走錨安全範囲から外れたときに信号を生
    成する比較部と、この信号に応動して警報音を生
    成する警報部とを備えた船舶走錨監視装置。
JP4883984U 1984-04-02 1984-04-02 船舶走錨監視装置 Granted JPS60161882U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4883984U JPS60161882U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 船舶走錨監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4883984U JPS60161882U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 船舶走錨監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60161882U JPS60161882U (ja) 1985-10-28
JPH0249582Y2 true JPH0249582Y2 (ja) 1990-12-27

Family

ID=30565468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4883984U Granted JPS60161882U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 船舶走錨監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60161882U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06100653B2 (ja) * 1985-09-03 1994-12-12 社団法人日本造船研究協会 走錨検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60161882U (ja) 1985-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0249582Y2 (ja)
US4208721A (en) Fast-ρ θ random access memory device
JPH0665997B2 (ja) 水中探知表示装置
JPS5489767A (en) Moving displaying method of charts
JP2997324B2 (ja) 魚群探知機
JPH0113042B2 (ja)
JPH1090411A (ja) 水中探知表示装置
JPH04295784A (ja) レーダ映像表示方法及び装置
JPS6140580A (ja) 船体位置表示装置
JP3007430B2 (ja) 物標監視装置
JPH10170643A (ja) 移動体航行援助装置
US5367498A (en) Lateral direction detection sonar
JP2530971B2 (ja) 船舶位置探索表示装置
JPH05223934A (ja) 魚群探知機
JPS60162972A (ja) レ−ダ航法装置
JP2828310B2 (ja) 監視対象とする船舶を中心に表示する指示器
JPS55155207A (en) Combined navigation display
JPH0431594Y2 (ja)
JPH0442727Y2 (ja)
JPS6333671B2 (ja)
SU1138810A1 (ru) Устройство дл моделировани зондировани рельефа дна гидролокатором и эхолотом
JPH03126066A (ja) 地図表示装置
JPH0954152A (ja) 電子海図の重畳表示可能なレーダ装置
JPS60233580A (ja) 航跡情報選択表示装置
JPH0213755B2 (ja)