JPH0249320Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0249320Y2 JPH0249320Y2 JP6150584U JP6150584U JPH0249320Y2 JP H0249320 Y2 JPH0249320 Y2 JP H0249320Y2 JP 6150584 U JP6150584 U JP 6150584U JP 6150584 U JP6150584 U JP 6150584U JP H0249320 Y2 JPH0249320 Y2 JP H0249320Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- rotor
- axial
- key
- insertion slot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 17
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 17
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000414 obstructive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は対になつた複数の駆動ピンと従動ピン
が軸方向に前後摺動してロータの回転が制止また
は許容される錠装置に関するものである。
が軸方向に前後摺動してロータの回転が制止また
は許容される錠装置に関するものである。
従来の軸方向ピンタンブラ錠の機構は、複数の
駆動ピンの前端部がそれぞれ半分程鍵挿入口から
覗いており、これら駆動ピンの前端面を円筒形鍵
の周面部の段差面で押圧し、各駆動ピンを一定距
離づつ摺動させることによつて錠本体に対するロ
ータの錠止を解いている。
駆動ピンの前端部がそれぞれ半分程鍵挿入口から
覗いており、これら駆動ピンの前端面を円筒形鍵
の周面部の段差面で押圧し、各駆動ピンを一定距
離づつ摺動させることによつて錠本体に対するロ
ータの錠止を解いている。
そのため、ともすれば駆動ピンに対応した複数
の針金や専用のピツキング用具を鍵挿入口から挿
入し、それをロータと共に回すことによつて、比
較的容易に解錠される危険性があつた。
の針金や専用のピツキング用具を鍵挿入口から挿
入し、それをロータと共に回すことによつて、比
較的容易に解錠される危険性があつた。
従つて本考案の目的は、針金や既存のピツキン
グ用具等を解錠されない軸方向ピンタンブラ錠を
提供することである。
グ用具等を解錠されない軸方向ピンタンブラ錠を
提供することである。
以下、図面に基づいて説明すると、本考案の要
旨は、複数の駆動ピン１と従動ピン２が軸方向に
摺動することによつて、ロータ３の回転が制止ま
たは許容される軸方向ピンタンブラ錠において、
鍵挿入口４の錠本体５側の内側面に、前記駆動ピ
ン１，１間に突出する邪魔突起６を複数個設けた
ことである。
旨は、複数の駆動ピン１と従動ピン２が軸方向に
摺動することによつて、ロータ３の回転が制止ま
たは許容される軸方向ピンタンブラ錠において、
鍵挿入口４の錠本体５側の内側面に、前記駆動ピ
ン１，１間に突出する邪魔突起６を複数個設けた
ことである。
図示の実施例では、ロータ３と一体の回転マガ
ジン７と、錠本体５に固着された固定マガジン９
には、それぞれ７個の軸方向小孔８と軸方向小孔
１０が穿設され、これらに嵌挿された駆動ピン１
と従動ピン２は圧縮コイルバネ１１で前進付勢さ
れている。錠本体５の鍵挿入口４より円筒形鍵１
４を抜き取つた状態では、各駆動ピン１の前端は
挿入口４の内周突縁部２７の背面に当接する。
ジン７と、錠本体５に固着された固定マガジン９
には、それぞれ７個の軸方向小孔８と軸方向小孔
１０が穿設され、これらに嵌挿された駆動ピン１
と従動ピン２は圧縮コイルバネ１１で前進付勢さ
れている。錠本体５の鍵挿入口４より円筒形鍵１
４を抜き取つた状態では、各駆動ピン１の前端は
挿入口４の内周突縁部２７の背面に当接する。
鍵挿入口４の錠本体側５には鍵１４の抜差位置
決め溝１２が形成され、ロータ３の前端部側面に
は、鍵１４先端部内周面の連動突起１７が係合す
る受溝１３が設けられている。邪魔突起６は錠本
体５側の鍵挿入口４側面に８個設けられ、その内
の２個は抜差位置決め溝１２の両側に配置され、
残りの６個は各駆動ピン１，１間に配置されてい
る。
決め溝１２が形成され、ロータ３の前端部側面に
は、鍵１４先端部内周面の連動突起１７が係合す
る受溝１３が設けられている。邪魔突起６は錠本
体５側の鍵挿入口４側面に８個設けられ、その内
の２個は抜差位置決め溝１２の両側に配置され、
残りの６個は各駆動ピン１，１間に配置されてい
る。
円筒形鍵１４の先端部外側面には、前記抜差位
置決め溝１２を通過する抜止め突起１８と、駆動
ピン１を適当な長さだけ後退摺動させる操作段部
２８と、邪魔突起６に対応した切欠凹部１５及び
段差溝１６を設けてある。
置決め溝１２を通過する抜止め突起１８と、駆動
ピン１を適当な長さだけ後退摺動させる操作段部
２８と、邪魔突起６に対応した切欠凹部１５及び
段差溝１６を設けてある。
この軸方向ピンタンブラ錠では、前記抜止め突
起１８を鍵挿入口４の抜差位置決め溝１２に突き
合わせる一方、連動用突起１７を前記受溝１３に
突き合わせると、各邪魔突起６に前記切欠凹部１
５が合致して、円筒形鍵１４は鍵挿入口４に挿入
可能となる。
起１８を鍵挿入口４の抜差位置決め溝１２に突き
合わせる一方、連動用突起１７を前記受溝１３に
突き合わせると、各邪魔突起６に前記切欠凹部１
５が合致して、円筒形鍵１４は鍵挿入口４に挿入
可能となる。
円筒形鍵１４を充分挿入すると、前記操作段部
２８が駆動ピン１の前端を押し、駆動ピン１と従
動ピン２の当接面が回転マガジン７と固定マガジ
ン９の当接面に合致するため、ロータ３は錠本体
５に対する錠止を解除される。この段階では、前
記切欠凹部１５内を通過した邪魔突起６が前記段
差溝１６内に到達しているため、邪魔突起６はロ
ータ３の回転を何等阻害しない。かくしてロータ
３は解錠方向に正回転させられ、また施錠方向に
逆回転させられる。
２８が駆動ピン１の前端を押し、駆動ピン１と従
動ピン２の当接面が回転マガジン７と固定マガジ
ン９の当接面に合致するため、ロータ３は錠本体
５に対する錠止を解除される。この段階では、前
記切欠凹部１５内を通過した邪魔突起６が前記段
差溝１６内に到達しているため、邪魔突起６はロ
ータ３の回転を何等阻害しない。かくしてロータ
３は解錠方向に正回転させられ、また施錠方向に
逆回転させられる。
図中の参照符号１９は、回転マガジン７の抜止
め用段部、２０は固定マガジン９の固定用打込み
ピン、２１は錠本体の取付用ナツト、２２はロー
タ３の回転角度規制板、２３は回転角度規制用突
子、２５はバネ座金、２６は鎖錠板の取付用ナツ
トを示している。
め用段部、２０は固定マガジン９の固定用打込み
ピン、２１は錠本体の取付用ナツト、２２はロー
タ３の回転角度規制板、２３は回転角度規制用突
子、２５はバネ座金、２６は鎖錠板の取付用ナツ
トを示している。
以上のように本考案の軸方向ピンタンブラ錠
は、鍵挿入口４の錠本体５側の内側面に邪魔突起
６を設けてあるので、駆動ピン１を押した後、ピ
ツキング用具を鍵挿入口４の内側面に沿つて回そ
うとするとき、邪魔突起６に直ちに突き当たるこ
とになる。そのため、該ピツキング用具によるロ
ータ３の回転操作は不可能であり、解錠に導くこ
とができない。
は、鍵挿入口４の錠本体５側の内側面に邪魔突起
６を設けてあるので、駆動ピン１を押した後、ピ
ツキング用具を鍵挿入口４の内側面に沿つて回そ
うとするとき、邪魔突起６に直ちに突き当たるこ
とになる。そのため、該ピツキング用具によるロ
ータ３の回転操作は不可能であり、解錠に導くこ
とができない。
特に本考案では、邪魔突起６を複数個設け、各
駆動ピン１，１間に配置したものであるため、ピ
ツキング用具の回転阻害効果が倍加されており、
不正解錠に対して一段と強い軸方向ピンタンブラ
錠が容易に得られるのである。
駆動ピン１，１間に配置したものであるため、ピ
ツキング用具の回転阻害効果が倍加されており、
不正解錠に対して一段と強い軸方向ピンタンブラ
錠が容易に得られるのである。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は軸方
向ピンタンブラ錠の正面図、第２図は第１図のＡ
−A′線断面図である。第３図は第１図の錠に用
いられる円筒形鍵の右側面図、第４図は該円筒形
鍵の正面図である。第５図は第２図のＢ−B′線
断面図である。 １……駆動ピン、２……従動ピン、３……ロー
タ、４……挿入口、５……錠本体、６……邪魔突
起、７……回転マガジン、８，１０……軸方向小
孔、９……固定マガジン、１１……圧縮コイルバ
ネ、１２……抜差位置決め溝、１３……受溝、１
４……円筒形鍵、１５……切欠凹部、１６……段
差溝、１７……連動用突起、１８……抜き止め突
起、２８……操作段部。
向ピンタンブラ錠の正面図、第２図は第１図のＡ
−A′線断面図である。第３図は第１図の錠に用
いられる円筒形鍵の右側面図、第４図は該円筒形
鍵の正面図である。第５図は第２図のＢ−B′線
断面図である。 １……駆動ピン、２……従動ピン、３……ロー
タ、４……挿入口、５……錠本体、６……邪魔突
起、７……回転マガジン、８，１０……軸方向小
孔、９……固定マガジン、１１……圧縮コイルバ
ネ、１２……抜差位置決め溝、１３……受溝、１
４……円筒形鍵、１５……切欠凹部、１６……段
差溝、１７……連動用突起、１８……抜き止め突
起、２８……操作段部。
Claims (1)
- 複数の駆動ピン１と従動ピン２が軸方向に摺動
することによつて、ロータ３の回転が制止または
許容される軸方向ピンタンブラ錠において、鍵挿
入口４の錠本体５側の内側面に、前記駆動ピン
１，１間に突出する邪魔突起６を複数個設けた軸
方向ピンタンブラ錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6150584U JPS60174760U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 軸方向ピンタンブラ錠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6150584U JPS60174760U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 軸方向ピンタンブラ錠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60174760U JPS60174760U (ja) | 1985-11-19 |
| JPH0249320Y2 true JPH0249320Y2 (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=30589848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6150584U Granted JPS60174760U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 軸方向ピンタンブラ錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60174760U (ja) |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP6150584U patent/JPS60174760U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60174760U (ja) | 1985-11-19 |
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