JPH0249268Y2 - - Google Patents

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JPH0249268Y2
JPH0249268Y2 JP10598687U JP10598687U JPH0249268Y2 JP H0249268 Y2 JPH0249268 Y2 JP H0249268Y2 JP 10598687 U JP10598687 U JP 10598687U JP 10598687 U JP10598687 U JP 10598687U JP H0249268 Y2 JPH0249268 Y2 JP H0249268Y2
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guide rail
cage
wire
cage frame
frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、傾斜面に設けられたガイドレールに
沿つてケージ架台が昇降するリフト装置に関す
る。
(従来の技術) この種のリフト装置は、傾斜状のガイドレール
に沿つて昇降可能に設けたケージ架台に、巻上げ
機構のドラムから送出されたワイヤを連結し、そ
して、巻上げ機構によつてワイヤを巻上げあるい
は導出することによつて、ケージ架台をガイドレ
ールに沿つて昇降させるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のようなリフト装置では、例えばワイヤが
切れたり、外れたりする事故が発生した際に、ケ
ージ架台が落下するのを防止するため、ストツパ
機構が必要である。
一般に、このストツパ機構としては、例えば、
ワイヤの切断あるいは外れを検知する検知手段
と、この検知手段に基づいてブレーキをかけるブ
レーキ手段等を有する必要があり、そして、この
ブレーキ手段は、ガイドレールと平行にストツパ
レールを並設してソレノイド等の駆動力を利用し
てブレーキをかける構造等がある。しかし、この
ようなストツパ機構では、構造が複雑で高価にな
り、しかも、検知手段のスイツチやブレーキ手段
のソレノイド等の動作不良により、ブレーキ動作
が不確実である。
本考案は、上述のような点に鑑みなされたもの
で、構造が簡単かつ安価で、確実に動作するスト
ツパ機構を備えたリフト装置を提供することを目
的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のリフト装置は、断面略コ字状に設けら
れたガイドレール12を上方に向けて開口状態で
かつ傾斜状に配設し、このガイドレール12内を
移動する車輪25を有するケージ架台13に、ケ
ージ架台13を前記ガイドレール12に沿つて昇
降させる巻上げ機構14をワイヤ15を介して連
結すると共に、ケージ架台13の上昇側の縁部に
ストツパ機構41を上下動可能に連結し、そし
て、このストツパ機構41は、前記ワイヤ15上
に載つて前記ガイドレール12に対する高さ位置
を定めるローラ48を有すると共に、このローラ
48による高さ規制が解除されて下降した際に前
記ガイドレール12に係着するブレーキシユー5
1を一体的に有するものである。
(作用) 本考案は、ワイヤ15が切れたりり、外れたり
した際に、ワイヤ15に作用していた張力が一瞬
のうちになくなることによつて、いままでワイヤ
15上にローラ48が載つて高さ位置が規制され
ていたストツパ機構41のその高さ規制が解除さ
れ、ストツパ機構41の自重により一体的に下降
し、ブレーキシユー51がガイドレール12内に
進入していくと共に、ケージ架台13が下降する
ことでそのブレーキシユー51が斜め下方に引張
られ、ブレーキシユー51がガイドレール12内
に食込みケージ架台13の下降を停止させる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照し
て説明する。
第4図にリフト装置の使用状態の一例を示し、
この図において、1は3階建ての家屋の壁面であ
り、各階(図中1F,2F,3Fで示す)に対応して
出入口2が斜め位置に並んで設けられており、そ
して、リフト装置11は、各出入口2の下側に沿
つて設けられた傾斜面3上にガイドレール12が
配設され、このガイドレール12に沿つて昇降可
能とするケージ架台13に、ガイドレール12の
上端側に配設された巻上げ機構14から引出され
るワイヤ15が連結され、この巻上げ機構14に
よつてケージ架台13が昇降移動するようになつ
ている。
前記ガイドレール12は、第1図ないし第3図
にも示すように、断面略コ字状に形成され、その
両側のレール側部12aの内面間隔が低部側に狭
くかつ上部側に広く形成され、そして、前記傾斜
面3に対して一対のガイドレール12が平行に固
定されている。
前記ケージ架台13は、第1図および第2図の
ように、水平姿勢に保たれる架台フレーム21を
有し、この架台フレーム21は、矩形枠状のフレ
ーム枠22の上面に例えば表面に凹凸を設けた板
や金網等からなる台板23が設けられており、そ
のフレーム枠22の上昇側の縁部の前記各ガイド
レール12に対応する位置に、下方への突出長さ
が短い一対の車輪ブラケツト24が設けられ、こ
の車輪ブラケツト24間にガイドレール12内に
転動自在に嵌合する車輪25が支軸26によつて
回転自在に軸架され、一方、フレーム枠22の下
降側の縁部の前記各ガイドレール12に対応する
位置に、下方への突出長さが長い一対の車輪ブラ
ケツト27が設けられ、この車輪ブラケツト27
間に、前記と同様にガイドレール12内に転動自
在に嵌合する車輪25が支軸26によつて回転自
在に軸架されている。なお、下方への突出長さが
長い車輪ブラケツト27は、第5図のように(こ
の図は本考案の他の実施例を示す図であり、後述
する高さ調整機構61を備えている)、上端側の
間隔が広く下側が狭い略V字状に設けられ、ま
た、各車輪ブラケツト27のふらつきを防止する
支え板28が車輪ブラケツト27の下部とフレー
ム枠22との間に架設されている。
また、架台フレーム21の上面には、手摺り枠
29が上昇および下降側の側部と前記壁面1の出
入口2と離反する側部を囲つて設けられ、また、
壁面1の出入口2に臨む側部に、両側の回転軸3
0を支点として観音開きする一対のドア31が設
けられ、各回転軸30を一体的に逆回転させる図
示しないモータ等によつて、一対のドア31が同
時に開閉される。
そして、ケージ架台13のフレーム枠22の上
昇側の縁部の中央部に、前記ワイヤ15の先端部
が連結されるピンローラ32を軸架した一対のワ
イヤブラケツト33が設けられている。
前記ケージ架台13はストツパ機構41を備
え、このストツパ機構41は、例えば金属性の重
量のある断面略T字状のストツパ取付板42を有
し、このストツパ取付板42はケージ架台13に
連結された一対のロツド43によつて上下動可能
に支持されている。すなわち、各ロツド43の一
端がフレーム枠22から突設された各突片44に
縦方向に回転自在に連結されると共に、各ロツド
43の他端がストツパ取付板42の下面に突設さ
れた各突片45に縦方向に回転自在に連結され、
それによつて、ケージ架台13に対してストツパ
取付板42が上下動可能に支持されている。
また、ストツパ取付板42の下面中央部には、
一対の支持片46間に支軸47によつて回転自在
にローラ48が軸架されており、そして、このロー
ラ48は、円周面中央部が凹状に形成され、前記
ワイヤ15上に載つて転動可能とし、ストツパ取
付板42のガイドレール12に対する高さ位置が
定められている。
また、ストツパ取付板42の下面両端部に矩形
状のシユーブラケツト49が取付けられていると
共に、このシユーブラケツト49の下面から突設
された略T字状の支持片50に嵌合してブレーキ
シユー51が取付けられている。そして、このブ
レーキシユー51は、硬質ゴムなどからなり、第
3図のように、前記ガイドレール12の断面形状
と同様に、両側間の間隔が下部側に狭く、上部側
に幅広に形成され、しかも、ガイドレール12の
内側に圧入可能とする幅に形成されている。
前記巻上げ機構14は、ワイヤ15を巻上げあ
るいは送出するドラムを有していると共に、この
ドラムを回転駆動するモータおよび減速歯車機構
等を有している。
また、前記ケージ架台13の手摺り枠29に
は、階指定スイツチや一時停止スイツチなどを備
えている。
さらに、前記各段の出入口2に対応してケージ
架台13の停止位置を検出するスイツチが設けら
れている。
次に、本実施例の作用を説明する。
下の階から上の階に上がる場合には、まず、ド
ア31が開放状態にあるケージ架台13に乗込ん
で該当する階スイツチを操作することにより、ド
ア31が閉じた後、巻上げ機構14のモータが作
動されてドラムによりワイヤ15が巻上げられ
る。
ワイヤ15が巻上げられるることにより、ケー
ジ架台13の各車輪25がガイドレール12内を
転動し、そのガイドレール12の傾斜に沿つてケ
ージ架台13が上昇する。
このとき、ワイヤ15には張力が作用している
ため、このワイヤ15上にローラ48が載つて転
動するストツパ取付板42の高さ位置は規制さ
れ、このストツパ取付板42の両端の各ブレーキ
シユー51は各ガイドレール12の上方位置に外
れており、ケージ架台13の上昇時にストツパ機
構41が動作することはない。
そして、ケージ架台13が目的の階の出入口2
に到達すると、巻上げ機構14のモータが停止さ
れてケージ架台13の上昇が停止され、その後、
ドア31が開放されて降りることができる。
なお、ケージ架台13の停止位置では、ドア3
1は常に開放状態にあり、ケージ架台13に人が
乗込んで移動する際あるいは他の階で呼出されて
移動する際に閉じるようになつており、また、巻
上げ機構14のドラムは回転停止状態に保持され
ている。
一方、上の階から下の階に降りる場合には、人
が乗込んでドア31が閉じた後、巻上げ機構14
のモータが前記とは逆方向に回転されてドラムか
らワイヤ15が導出され、ケージ架台13がガイ
ドレール12の傾斜に沿つて下降する。このとき
も、ワイヤ15には張力が作用しているため、各
ブレーキシユー51は各ガイドレール12の上方
位置に外れており、ストツパ機構41は動作しな
い。
そして、ケージ架台13が目的の階の出入口2
で停止され、ドア31が開放して降りることがで
きる。
また、ケージ架台13の上昇途中および下降途
中あるいは停止時において、ワイヤ15が切れた
り、ワイヤ15とケージ架台13との連結部分が
外れたりした場合には、ストツパ機構41が自動
的に動作する。すなわち、ワイヤ15の切断およ
び外れによつてワイヤ15に作用していた張力が
一瞬のうちになくなることによつて、いままでワ
イヤ15上にローラ48が載つて高さ位置が規制
されていたストツパ取付板42のその高さ規制が
解除され、ストツパ取付板42等の自重により一
体的に下降し、ブレーキシユー51がガイドレー
ル12内に進入していき、それと同時にケージ架
台13もガイドレール12に沿つて下降し始め、
そして、ブレーキシユー51がガイドレール12
内に進入していくと共に、ケージ架台13の下降
によりそのブレーキシユー51が斜め下方に引張
られることによつて、ブレーキシユー51はガイ
ドレール12内に食込みケージ架台13の下降を
停止させる。
なお、上記実施例では、ワイヤ15が切れた
り、外れたりした場合に、ストツパ取付板42等
の自重でブレーキシユー51がガイドレール12
内に進入するようになつているが、スプリングな
どを用いて強制的に進入させるようにしてもよ
い。
また、前記ケージ架台13の架台フレーム21
の水平調整をするために、ケージ架台13の下降
側の車輪25に高さ調整機構61を設けてもよ
く、この高さ調整機構61は、第5図のように、
車輪ブラケツト27の下端間に断面矩形枠状のガ
イド62を固定し、このガイド62内に上下動可
能に断面矩形状のガイドロツド63が貫通嵌合さ
れ、このガイドロツド63の下端に断面略コ字状
の車輪ホルダー64を介して車輪25が回転自在
に架設され、また、ガイドロツド63の上端にボ
ルト65の先端を回転自在に連結し、さらに、こ
のボルト65は両車輪ブラケツト27間に架設さ
れた支持片66のナツト67に螺合し、そして、
ボルト65を回動操作することにより、ナツト6
7との螺合でボルト65が上下動し、ガイドロツ
ト63を介して車輪25が上下動し、架台フレー
ム21の水平調整を行なえる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ケージ架台をガイドレール沿
つて昇降させるワイヤが切れたり、外れたりした
際に、いままでワイヤ上にローラが載つて高さ位
置が規制されていたブレーキシユーが下降して前
記ケージ架台をガイドする同一のガイドレールに
係着し、ケージ架台の下降を自動的に停止させる
ことができるので、構造が簡単で安価であり、ケ
ージ架台の下降停止も確実で安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のリフト装置の一実施例を示す
ケージ架台部分の側面図、第2図はその平面図、
第3図はストツパ機構の一部を切り欠いた正面
図、第4図は使用状態の側面図、第5図は本考案
の他の実施例を示すケージ架台の脚部分の一部の
側面図である。 11……リフト装置、12……ガイドレール、
13……ケージ架台、14……巻上げ機構、15
……ワイヤ、25……車輪、41……ストツパ機
構、48……ローラ、51……ブレーキシユー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断面略コ字状に設けられ上方に向けて開口しか
    つ傾斜状に配設されるガイドレールと、 このガイドレール内を移動する車輪を有するケ
    ージ架台と、 このケージ架台にワイヤを介して連結されケー
    ジ架台を前記ガイドレールに沿つて昇降させる巻
    上げ機構と、 前記ケージ架台の上昇側の縁部に上下動可能に
    連結され、前記ワイヤ上に載つて前記ガイドレー
    ルに対する高さ位置を定めるローラを有すると共
    に、このローラによる高さ規制が解除されて下降
    した際に前記ガイドレールに係着するブレーキシ
    ユーを一体的に有するストツパ機構と、 を具備したことを特徴とするリフト装置。
JP10598687U 1987-07-10 1987-07-10 Expired JPH0249268Y2 (ja)

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JP10598687U JPH0249268Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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JP10598687U JPH0249268Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6412062U JPS6412062U (ja) 1989-01-23
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