JP3288992B2 - エレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーター装置
に係り、特に、回転するねじ棒に沿って乗かごを昇降さ
せるように構成したエレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ねじ棒に乗かごの一部を螺合させ、ねじ
棒を回転させることにより乗かごを昇降させるようにし
たエレベーター装置は、例えば特開平8−26620号公報や
実開昭64−45676 号公報に開示されている。
【0003】上記の従来の技術は、また、停電などで階
の途中に乗かごが非常停止し乗客が缶詰め状態になった
場合、電動機のブレーキを釈放して自重で乗かごを着床
階の出入り口まで下降させる際、乗かごの下降速度が所
定速度を越えないように下降速度制限手段を設けてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の従
来の技術は、いずれもねじ棒の下方に下降速度制限手段
が設けられているので、乗かごの昇降に伴うねじ棒の撓
みにより、下降速度制限手段とねじ棒との間に芯ずれが
発生し易く、これにより下降速度制限手段の作動時に振
動や騒音を発生する問題があった。
【0005】本発明の目的の一つは、下降速度制限手段
の作動時に振動や騒音を発生することのないエレベータ
ー装置を提供することにある。
【0006】本発明の別の目的は、下降速度制限手段を
小型化できるエレベーター装置を提供することにある。
【0007】本発明のさらに別な目的は、据付現場での
組立て性に優れたエレベーター装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、下降速度制限手段をねじ棒の上部に設置し
たのである。このように構成することにより、下降速度
制限手段を推力と共に振れ止めを行う上部軸受の近傍に
設置できるので、上部軸受より下方のねじ棒に乗かご昇
降に伴う撓みが生じても、その影響を受けることはな
い。その結果、下降速度制限手段とねじ棒との間に芯ず
れの発生がなく、下降速度制限手段作動時の騒音や振動
の発生を防止できるのである。
【0009】さらに、下降速度制限手段と共に電動機も
ねじ棒に上部に設置し、電動機の回転軸に下降速度制限
手段を連結することにより、ねじ棒の回転によらず電動
機の高速回転によって下降速度制限手段が作動するよう
になるので、下降速度制限手段を小型化することができ
るとともに、電動機と下降速度制限手段とを工場組立て
時から一体化できるので、据付現場での下降速度制限手
段の芯出し組立てを不要とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図7に基づいて説明する。
【0011】昇降路1の頂部の側壁に、ブラケット2を
介してブレーキ4を備えた電動機3を固定している。こ
の電動機3は回転軸31が垂直方向になるように配置さ
れている。回転軸31の下端には小歯車32が設けら
れ、この小歯車32と噛合う大歯車51とで減速機5が
構成されている。減速機5の出力軸5aの下端には、カ
プリング6を介してねじ棒7が連結されている。
【0012】このねじ棒7のカプリング6の下側となる
位置には、ねじ棒7に螺合された乗かご11の推力を受
けると共に、振れ止めを行う上部軸受8が設けられ、こ
の上部軸受8は昇降路1の側壁にブラケット9を介して
強固に支持されている。ここで、前記ブラケット2,9
は、個々に昇降路1の側壁に固定してもよいが、両者を
一体構造にして昇降路1の側壁に固定してもよい。
【0013】前記ねじ棒7の下端は、昇降路1の底部に
向って延在され、昇降路1のピットに設置した揺れ止め
を行う下部軸受10によって水平方向の変位が発生しな
いように支承されている。
【0014】一方、乗かご11は、かご枠12と、かご
枠12に支持されたかご室13とを有し、前記かご枠1
2にはナット14が取付けられている。このナット14
は複数個のボール(図示せず)を介して前記ねじ棒7を
螺合している。
【0015】また、乗かご11のかご枠12には、その
上下に案内手段である案内ローラ15A,15Bが設け
られており、この案内ローラ15A,15Bを昇降路1
内に立設した一対のガイドレール16に沿って転動させ
ることにより、乗かご11を昇降自在に案内している。
【0016】前記電動機3の回転軸31のブレーキ4を
貫通した上部には、下降速度制限手段である遠心力ブレ
ーキ17が連結されている。さらに、前記回転軸31の
上端は、この遠心力ブレーキ17を貫通して突出してお
り、この突出部にターニングハンドル装着部33を形成
し、据付調整や復旧作業時に電動機3を手動で回転させ
るようにしている。
【0017】前記遠心力ブレーキ17は、回転数に応じ
て外周側に変位するおもり17aが備えられている。こ
のおもり17aが外周側に変位することによって、おも
り17aの外周に設けたシュー17bが固定側のブレー
キドラム内周面17cに接触し、その摩擦力によって制
動力を得るように構成されている。前記おもり17aは、
回転軸31上に固定された支持体17dに対して外周側
に変位可能に支持されており、通常運転時には、おもり
17aと支持体17dとの間に設けた圧縮ばね17eに
よっておもり17aを内径側に保持している。
【0018】さらに前記電動機3に備えられたブレーキ
4は、電動機3の回転軸31に固定された回転円盤41
と、この回転円盤41と対向して配置された制動円盤4
2と、励磁することにより制動円盤42を前記回転円盤
41から引き離す電磁石装置44と、電磁石装置44の
無励磁時に前記制動円盤42を前記回転円盤41に押し
付ける制動ばね45とを備えている。尚、制動円盤42
は電動機3の枠体33に回転軸31方向にのみ変位可能
なようにガイド手段43によって案内されている。
【0019】このほか、前記ブレーキ4には、ブレーキ
釈放てこ18が設けられている。このブレーキ釈放てこ
18の一端は前記制動円盤42の縁部に係合し、他端に
ブレーキ釈放ワイヤ19の一端を連結している。
【0020】ブレーキ釈放ワイヤ19の他端は、前記ガ
イドレール16と平行に昇降路1の底部に向って延在さ
れ、その底部の固定部材に固定されている。
【0021】前記乗かご11には、前記ブレーキ釈放ワ
イヤ19と全昇降行程に亘って対向するブレーキ釈放具
20が設けられている。このブレーキ釈放具20は、か
ご室13内から操作できるように、その一端がかご室1
3内に突出している。しかし、ブレーキ釈放具20の突
出により、悪戯や意匠性の低下が懸念される場合には、
かご室13を形成するかご側板に蓋13Cを設け、この
蓋13Cを開けることにより、ブレーキ釈放具20の操
作を行えるようにしてもよい。
【0022】尚、この蓋13Cを開けることにより、乗
かご11の運転を停止させる電気回路を備えることによ
り、仮に、保守点検時や間違って蓋13Cを開けた状態
で他の階から呼びがあったとしても、乗かご11の昇降
が行われないので安全である。
【0023】ブレーキ釈放具20のかご室13外の先端
部には、通常運転時に、前記ブレーキ釈放ワイヤ19と
微少間隔をもって対向するローラ21が設けられてい
る。
【0024】また、前記乗かご11の着床時に、前記ロ
ーラ21とブレーキ釈放ワイヤ19を挟んで対向する昇
降路1側に、ストッパ22A,22Bを設けている。こ
れらストッパ22A,22Bは、停止階に着床している
乗かご11がブレーキ釈放具20の誤操作により、ブレ
ーキ釈放ワイヤ19を変位させてブレーキ4を釈放させ
ないためのものである。
【0025】このほか、昇降路1の底部には、乗かご1
1が最下階を越えての万一の落下に備えて、乗かご11
の底部に対向する位置に緩衝器23が設置されている。
【0026】上記構成において、通常運転時に、図示し
ない制御装置により起動指令があると、前記ブレーキ4
を開放して電動機3は回転し、減速機5を介してねじ棒
7を回転させる。
【0027】ねじ棒7の回転により、このねじ棒7に螺
合されたナット14は、上方或いは下方に移動し、その
結果、このナット14と一体の乗かご11がガイドレー
ル16に沿って昇降する。ここで、ねじ棒7とナット1
4とは、前述のように図示しないボールを介して螺合さ
れているので、大きな摩擦力を発生することなく、円滑
に回転する。
【0028】上記乗かご11に乗って昇降中に、停電や
電動機3の故障などが発生すると、電動機3に備えられ
たブレーキ4の電磁石装置44の励磁が解かれるので制
動ばね45によって制動円盤42が回転円盤41に接触
し、その摩擦力により電動機3の回転を止め、乗かご1
1が上階と下階の途中で停止することがある(図3)。こ
のような場合には、乗客はかご室13内のブレーキ釈放
具20を乗かご外に向って押し込む。
【0029】ブレーキ釈放具20の押し込みにより、通
常運転時にブレーキ釈放ワイヤ19と微少間隙をもって
対向していた先端のローラ21は、図4に示すように、
ブレーキ釈放ワイヤ19を押し込んでローラ21を押圧
点として折り曲げる。ブレーキ釈放ワイヤ19の折り曲
げにより、ブレーキ釈放ワイヤ19の上下支点間寸法が
狭まってブレーキ釈放ワイヤ19の上端に連結されてい
るブレーキ釈放てこ18を傾斜させる。このブレーキ釈
放てこ18の傾斜により、てこ作用で制動円盤42が回
転円盤41から引き離され、ブレーキ4が釈放される。
ブレーキ4によって停止していた乗かご11は、自重に
よりねじ棒7を回転させ、減速機5を介して電動機3を
回転させながら、下降し始める。
【0030】前記ブレーキ釈放具20を、乗客が押し込
んだまま押さえておくことにより、乗かご11は次第に
速度を早めながら下降してゆく(図5)。
【0031】乗かご11の下降速度が、通常の運転速度
よりも早くなった場合には、ねじ棒7の上部の電動機3
の回転軸31に連結されている遠心力ブレーキ17のお
もり17aが圧縮ばね17eに逆らって変位し、シュー
17bをブレーキドラム内周面17cに接触させ、その
摩擦力により下降速度の過速を制限する。
【0032】このようにして速度を制御されて下降して
きた乗かご11は、図6に示すように、下階の着床位置
の直前にくると、ストッパ22Bにローラ21が当接し
てブレーキ釈放具20を元の位置に戻し、ブレーキ釈放
ワイヤ19を直線状にする。ブレーキ釈放ワイヤ19が
直線状に戻ることにより、ブレーキ釈放てこ18の傾斜
が戻り、それによってブレーキ4の制動円盤42が制動
ばね45により回転円盤41に接触して再び電動機3の
回転を止め、減速機5を介して連結されているねじ棒7
の回転を停止させ、乗かご11の下降を停止させる(図
7)。
【0033】乗客は、乗かご11が停止した後、階床側
と乗かご側のドアを開くことにより、安全に外に出るこ
とができる。
【0034】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、遠心力ブレーキ17を上部軸受8に近接する電動
機3の回転軸31に連結しているので、乗かご11の昇
降に伴う撓みがねじ棒7の上部軸受8より下方に生じて
も、上部軸受8よりも上方に設置されている遠心力ブレ
ーキ17には、ねじ棒7の撓みによる影響はなく、した
がって、遠心力ブレーキ17が作動してもねじ棒7との
芯ずれによる振動や騒音の発生はない。
【0035】さらに、遠心力ブレーキ17をねじ棒7で
なく、電動機3の回転軸31側に連結しているので、高
速回転する電動機3の回転速度に対応した小型のおもり
17aの使用が可能となり、その結果、遠心力ブレーキ1
7を小型化することができる。即ち、本実施の形態によ
るエレベーター装置は、電動機3の回転数に対して、減
速機5によってねじ棒7の回転数を約10分の1に落と
している。そして、遠心力ブレーキ17のおもり17a
の重さは、速度の2乗に比例して小型にできることか
ら、遠心力ブレーキ17をねじ棒7に連結するよりは電
動機3の回転軸31に連結したほうが遠心力ブレーキ1
7全体を小型にすることができる。
【0036】このほか、遠心力ブレーキ17を小型化で
きることから、この遠心力ブレーキ17の固定部分を工
場出荷時に電動機3の枠体33に一体にして芯出し組立
てておくことにより、据付現場での遠心力ブレーキ17
の取付芯出し作業を省くことができるので、組立て性に
優れたエレベーター装置を得ることができる。さらに、
遠心力ブレーキ17を小型化できることから軽量にな
り、その取り扱いが容易になるので、電動機3との芯出
し作業も容易になる。
【0037】ところで以上の説明は、乗かご11が下降
を終える直前までブレーキ釈放具20を乗客が押し込ん
でいるものであるが、一度ブレーキ釈放具20を押し込
むと、ローラ21がストッパ22Bに当接して戻される
まで、押し込んだ位置を保持できるように構成すること
により、緊急時の乗客の負担を軽減することができる。
【0038】尚、乗かご11の着床位置において、前記
ブレーキ釈放具20を押しても図7に示すように、ロー
ラ21がストッパ22A,22Bと対向しているので押
し込むことはできず、ブレーキ釈放ワイヤ19を屈曲す
ることはないので、乗客の不要なブレーキ4の釈放によ
る乗かご11の下降が防止されている。
【0039】ところで、ボールを介してねじ棒7とナッ
ト14とを螺合させたボールねじ式エレベーターは、振
動,騒音などから通常運転速度は低く、約6m/min で
ある。一方、乗かご11の自重で落下し、遠心力ブレー
キ17で下降する速度は、安全な速度として約10m/
min に設定している。そして下降速度約10m/minで
着床位置の手前約20mmで電動機3側のブレーキ4が作
動するように、ストッパ22Bの位置を設定すると、停
止位置は正常着床精度±10mm以内に停止することがで
きる。
【0040】さらに、上記実施の形態においては、遠心
力ブレーキ17を電動機3の回転軸31に連結したが、
ねじ棒7の回転速度よりも増速させた上で遠心力ブレー
キ17を連結できれば、電動機3の回転軸31に限らず
何処に連結してもよい。ただし、その取付け位置は、上
部軸受8の近傍がよい。
【0041】図8は、遠心力ブレーキ17を電動機3の
回転軸31以外に連結した実施の形態を示す。即ち、上
部軸受8とカップリング6の間のねじ棒7にスプロケッ
トや歯付きプーリ等の大径輪71を設ける。一方、電動
機3の下部の減速機5の枠体に遠心力ブレーキ17を支
持させ、この遠心力ブレーキ17の回転軸17Sにスプ
ロケットや歯付きプーリ等の小径輪71を設け、これら
大径輪71と小径輪71とにチェーンやタイミングベル
ト等の動力伝達索条25を巻掛けて増速機能を有する動
力伝達機構を構成している。上記構成によって、電動機
3の回転軸31に連結せずに、ねじ棒7の回転数よりも
増速させた状態で遠心力ブレーキ17を連結している。
【0042】上記構成によっても上記実施の形態と同等
の作用効果を奏することができる。上記各実施の形態
は、下降速度制限手段として遠心力ブレーキ17を用い
たが、遠心力ブレーキに限るものではなく、ドラムブレ
ーキやディスクブレーキあるいはその他の手段等を用い
てもよい。ただ、その場合、下降速度制限手段が、ねじ
棒7の回転によって動作するものであることが必要であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、据
付現場での組立て性に優れ、下降速度制限手段を小形化
でき、下降速度制限手段の作動時に振動や騒音を発生す
ることのないエレベーター装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベーター装置の一実施の形態
を示す概念図。
【図2】図1の電動機周辺を示す縦断面図。
【図3】乗かごが上下階の途中に停止した状態を示す要
部概念図。
【図4】電動機に備えたブレーキの釈放と乗かごの下降
を示す要部概念図。
【図5】図4よりも乗かごが下降した状態を示す要部概
念図。
【図6】図5よりも乗かごが下降し下階に着床直前の状
態を示す要部概念図。
【図7】通常運転時に乗かごが2階に着床している状態
を示す要部概念図。
【図8】遠心力ブレーキの他の設置状態を示す要部概念
図。
【符号の説明】
1…昇降路、3…電動機、4…ブレーキ、5…減速機、
7…ねじ棒、11…乗かご、14…ナット、17…遠心
力ブレーキ、18…ブレーキ釈放てこ、19…ブレーキ
釈放ワイヤ、20…ブレーキ釈放具、21…ローラ、2
2A,22B…ストッパ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 勲 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日立システムプラザ勝田 日立水戸エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 安田 武彦 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日立システムプラザ勝田 日立水戸エン ジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−65785(JP,A) 特開 平6−329361(JP,A) 特開 平8−26620(JP,A) 特開 平6−329360(JP,A) 特開 平10−212081(JP,A) 特開2001−2341(JP,A) 実開 平1−45676(JP,U) 特許2655009(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/00 - 9/193

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降方向に案内された乗かごに螺合された
    ねじ棒と、このねじ棒を減速機を介して回転駆動して前
    記乗かごを昇降させるブレーキ付き電動機と、この電動
    機の停止時に前記ブレーキを解放したときに前記乗かご
    の下降速度を制限する下降速度制限手段とを備えたエレ
    ベーター装置において、前記下降速度制限手段と前記電
    動機とを前記ねじ棒の頂部に設置すると共に、前記減速
    機よりも上方に配置したことを特徴とするエレベーター
    装置。
  2. 【請求項2】昇降方向に案内された乗かごに螺合された
    ねじ棒と、このねじ棒を回転駆動して前記乗かごを昇降
    させるブレーキ付き電動機と、この電動機の停止時に前
    記ブレーキを解放したときに前記乗かごの下降速度を制
    限する下降速度制限手段とを備えエレベーター装置に
    おいて、前記下降速度制限手段を、前記ねじ棒の頂部に
    増速手段を介して取付けたことを特徴とするエレベータ
    ー装置。
  3. 【請求項3】昇降方向に案内された乗かごと、この乗か
    ごに螺合し上部及び下部軸受によって回転自在に支承さ
    れたねじ棒と、このねじ棒を回転駆動して前記乗かごを
    昇降させるブレーキ付き電動機と、乗かごの非常停止時
    に前記ブレーキを解放したときに前記乗かごの下降速度
    を制限する遠心力ブレーキとを備えエレベーター装置
    において、前記上部軸受は、ねじ棒に作用する推力と振
    れを支える軸受であり、前記下部軸受は、ねじ棒に作用
    する振れを支える軸受であり、前記ブレーキ付き電動機
    は、減速機を介して前記上部軸受より上方のねじ棒に連
    結されており、前記遠心力ブレーキは、前記電動機の上
    方に連結されたブレーキを貫通した回転軸に連結されて
    おり、前記遠心力ブレーキを連結した前記回転軸の上端
    は、ターニングハンドルの装着部が形成されていること
    を特徴とするエレベーター装置。
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