JPH0249118Y2 - - Google Patents
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- JPH0249118Y2 JPH0249118Y2 JP4443486U JP4443486U JPH0249118Y2 JP H0249118 Y2 JPH0249118 Y2 JP H0249118Y2 JP 4443486 U JP4443486 U JP 4443486U JP 4443486 U JP4443486 U JP 4443486U JP H0249118 Y2 JPH0249118 Y2 JP H0249118Y2
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- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 3
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- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
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- Clamps And Clips (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、特に自転車用のブレーキレバー装置
のハンドルバーへの取り付け構造の改良に関す
る。
のハンドルバーへの取り付け構造の改良に関す
る。
(従来の技術及びその問題点)
第6図は従来のブレーキレバー装置の取り付け
構造を示す要部破断側面図を示している。
構造を示す要部破断側面図を示している。
周知のように、操作レバー1は枢軸2を介して
ブラケツト3に揺動自在に枢着されており、該ブ
ラケツト3の前壁に備えられたアウタ受具4に受
承されるアウタワイヤ5内を挿通するインナワイ
ヤ6の端部を係合して、この他端に備えられたブ
レーキ装置(図示省略)を操作可能としている。
ブラケツト3に揺動自在に枢着されており、該ブ
ラケツト3の前壁に備えられたアウタ受具4に受
承されるアウタワイヤ5内を挿通するインナワイ
ヤ6の端部を係合して、この他端に備えられたブ
レーキ装置(図示省略)を操作可能としている。
前記ブラケツト3は、図において下部位置が開
口された箱型をしており、この開口縁7はハンド
ルバー8に添接されるように前後円弧部9,9と
両側縁部10,10を有しており、更に両側縁部
10,10にはバンド体11を係合する凹部1
0′,10′が形成されている。
口された箱型をしており、この開口縁7はハンド
ルバー8に添接されるように前後円弧部9,9と
両側縁部10,10を有しており、更に両側縁部
10,10にはバンド体11を係合する凹部1
0′,10′が形成されている。
バンド体11は、第8図にその外観斜視図を示
すように、ハンドルバー8を抱持する為に板金材
を環状と成されたものであり、その両端部12,
13は略L字状に折り曲げられて、一端部12の
内周面側と他端部13の外周面が重合固着されて
固着重合部14が形成されている。更に該固着重
合部14には、貫通孔15が穿設されると共に、
該貫通孔15に対応する内周面側に四角ナツト1
6が固設されている。
すように、ハンドルバー8を抱持する為に板金材
を環状と成されたものであり、その両端部12,
13は略L字状に折り曲げられて、一端部12の
内周面側と他端部13の外周面が重合固着されて
固着重合部14が形成されている。更に該固着重
合部14には、貫通孔15が穿設されると共に、
該貫通孔15に対応する内周面側に四角ナツト1
6が固設されている。
従つて、この従来のブレーキレバー装置の取り
付け構造は、第6図−線方向断面図である第
7図に示すように、ハンドルバー8をその内周に
套嵌抱持したバンド体11の固着重合部14が、
ブラケツト3に内装されて、前記枢軸2を貫通す
るボルト17が貫通孔15を貫通し固着重合部1
4の四角ナツト16に螺合されるよう構成されて
いる。
付け構造は、第6図−線方向断面図である第
7図に示すように、ハンドルバー8をその内周に
套嵌抱持したバンド体11の固着重合部14が、
ブラケツト3に内装されて、前記枢軸2を貫通す
るボルト17が貫通孔15を貫通し固着重合部1
4の四角ナツト16に螺合されるよう構成されて
いる。
そして同第7図の状態からボルト17を螺進し
て行くことにより、バンド体11の両肩部分1
8,18が前記凹部10′,10′に圧接され、塑
性変形されるに伴い、バンド体11は相対的に縮
径されて、ハンドルバー8がバンド体11とブラ
ケツト3の両円弧部9,9と両側縁部10,10
からなる開口縁7とによつて締着されて、ブレー
キレバー装置はハンドルバー8に取り付けられる
ことになる。
て行くことにより、バンド体11の両肩部分1
8,18が前記凹部10′,10′に圧接され、塑
性変形されるに伴い、バンド体11は相対的に縮
径されて、ハンドルバー8がバンド体11とブラ
ケツト3の両円弧部9,9と両側縁部10,10
からなる開口縁7とによつて締着されて、ブレー
キレバー装置はハンドルバー8に取り付けられる
ことになる。
ところで、ブレーキレバー装置を一旦ハンドル
バー8に取り付けても、その取り付け位置が気に
入らなかつたり、左右ブレーキレバー装置が対称
に取り付けられない場合が多々ある。この場合上
述とは逆にボルト17を弛めて取り付け位置の移
動調整を行うことになるが、バンド体11は、ハ
ンドルバー8を抱持緊締した状態で塑性変形して
しまつているので、特に曲杆部を有するドロツプ
ハンドルの場合、バンド体11を移動することが
できなかつた。また、強いて移動させようとする
とハンドルバー8を傷つけ、その美観を著しく損
なう場合があつた。
バー8に取り付けても、その取り付け位置が気に
入らなかつたり、左右ブレーキレバー装置が対称
に取り付けられない場合が多々ある。この場合上
述とは逆にボルト17を弛めて取り付け位置の移
動調整を行うことになるが、バンド体11は、ハ
ンドルバー8を抱持緊締した状態で塑性変形して
しまつているので、特に曲杆部を有するドロツプ
ハンドルの場合、バンド体11を移動することが
できなかつた。また、強いて移動させようとする
とハンドルバー8を傷つけ、その美観を著しく損
なう場合があつた。
そこで、第9図にその斜視図を示すようなハン
ド体21も利用されている。
ド体21も利用されている。
これは、ハンドルバー8を抱持する為に板金材
を環状とされたものであり、その両端部22,2
3は内周面側と内周面側が対峙するように略平行
状とされ、且つ該両端部22,23を貫通する長
孔22′,23′が穿設されている。
を環状とされたものであり、その両端部22,2
3は内周面側と内周面側が対峙するように略平行
状とされ、且つ該両端部22,23を貫通する長
孔22′,23′が穿設されている。
一方、図において24はナツト体で、両端にく
びれ部25′,26′を有するT字状の耳部25,
26が突設されている。そして前記両端部22,
23間において、該両端部22,23の長孔2
2′,23′と耳部25,26の形状を適合させ、
くびれ部25′,26′を軸として略90度回動し、
その適合を解き、バンド体21の両端部22,2
3間にナツト体24を横架するよう構成されてい
る。
びれ部25′,26′を有するT字状の耳部25,
26が突設されている。そして前記両端部22,
23間において、該両端部22,23の長孔2
2′,23′と耳部25,26の形状を適合させ、
くびれ部25′,26′を軸として略90度回動し、
その適合を解き、バンド体21の両端部22,2
3間にナツト体24を横架するよう構成されてい
る。
この従来例も上記従来例と同様にして、バンド
体21が、ハンドルバー8をその内周に套嵌抱持
し、その両端部22,23がブラケツト3に内装
されて、枢軸2を貫通するボルト17がナツト体
24のねじ穴に螺合されてブレーキレバー装置は
ハンドルバー8に取り付けられるよう構成されて
いる。
体21が、ハンドルバー8をその内周に套嵌抱持
し、その両端部22,23がブラケツト3に内装
されて、枢軸2を貫通するボルト17がナツト体
24のねじ穴に螺合されてブレーキレバー装置は
ハンドルバー8に取り付けられるよう構成されて
いる。
そして一旦取り付けた後、取り付け位置を移動
調整する際には、ボルト17を弛め、ブラケツト
3を取り外した後、ナツト体24をくびれ部2
5′,26′を軸として略90度回動して耳部25,
26と長孔22′,23′を適合させれば、たとえ
バンド体21が塑性変形していても、図において
矢印方向へ拡開可能であるから、取り付け位置の
移動調整が容易に行える。
調整する際には、ボルト17を弛め、ブラケツト
3を取り外した後、ナツト体24をくびれ部2
5′,26′を軸として略90度回動して耳部25,
26と長孔22′,23′を適合させれば、たとえ
バンド体21が塑性変形していても、図において
矢印方向へ拡開可能であるから、取り付け位置の
移動調整が容易に行える。
しかし、本従来例の場合、ナツト体24はくび
れ部25′,26′を軸として回動自在である上
に、長孔22′,23′を介して上下方向に移動す
る為にブラケツト3とをボルト17で螺合する
際、ナツト体24がグラつき、ボルト17の先端
がうまくナツト体24のねじ穴に嵌らないという
位置決めの問題があり、取り付け作業を煩雑にし
ていた。
れ部25′,26′を軸として回動自在である上
に、長孔22′,23′を介して上下方向に移動す
る為にブラケツト3とをボルト17で螺合する
際、ナツト体24がグラつき、ボルト17の先端
がうまくナツト体24のねじ穴に嵌らないという
位置決めの問題があり、取り付け作業を煩雑にし
ていた。
そこで本考案は上述の両従来技術の問題点に鑑
みブレーキレバー装置の取り付け取り外し、取り
付け位置の移動調整に際して、バンド体を拡開可
能とすることによりバンド体の塑性変形による弊
害を除去しつつ、しかもそのボルト締結作業が容
易なブレーキレバー装置の取り付け構造を提案す
ることを目的とする。
みブレーキレバー装置の取り付け取り外し、取り
付け位置の移動調整に際して、バンド体を拡開可
能とすることによりバンド体の塑性変形による弊
害を除去しつつ、しかもそのボルト締結作業が容
易なブレーキレバー装置の取り付け構造を提案す
ることを目的とする。
(問題点を解決する為の手段)
上記目的を達成する為に本考案の構造の特徴と
する処は、 操作レバー1を揺動操作可能に枢着したブラケ
ツト3が、該ブラケツト3に内装したボルト17
により緊締されるバンド体31を介してハンドル
バー8に締着されるブレーキレバー装置の取り付
け構造において、 前記バンド体31は、環状と成された板金材の
一端部32の内周面側と他端部33の外周面側が
相対するように重ねられて重合部34が形成され
ると共に、該重合部34には切込部36及び貫通
孔35が形成されており、更に該重合部34には
前記切込部36に適合し、且つ前記貫通孔35に
対応する位置に該貫通孔35を貫通した前記ボル
ト17を螺合するナツト要素43を備えたコの字
状の挟持具37を着脱自在に挟着せしめた点にあ
る。
する処は、 操作レバー1を揺動操作可能に枢着したブラケ
ツト3が、該ブラケツト3に内装したボルト17
により緊締されるバンド体31を介してハンドル
バー8に締着されるブレーキレバー装置の取り付
け構造において、 前記バンド体31は、環状と成された板金材の
一端部32の内周面側と他端部33の外周面側が
相対するように重ねられて重合部34が形成され
ると共に、該重合部34には切込部36及び貫通
孔35が形成されており、更に該重合部34には
前記切込部36に適合し、且つ前記貫通孔35に
対応する位置に該貫通孔35を貫通した前記ボル
ト17を螺合するナツト要素43を備えたコの字
状の挟持具37を着脱自在に挟着せしめた点にあ
る。
(作用)
ブレーキレバー装置を一旦ハンドルバーに取り
付けけた後、取り付け位置の調整等の為に移動さ
せるには、バンド体31を緊締しているボルト1
7を弛め、ブラケツト3を取り外し、次いでバン
ド体31の重合部34を挟持している挟持具40
を外す。この切込部36に適合されていた挟持具
40を外すことにより重合部34は開放されて、
たとえバンド体31が緊締状態のまま塑性変形し
ていてもバンド体31は第3図において矢印方向
に拡開することができ、ハンドルバー8を傷つけ
ることなく取り付け位置の調整等が簡単にでき
る。
付けけた後、取り付け位置の調整等の為に移動さ
せるには、バンド体31を緊締しているボルト1
7を弛め、ブラケツト3を取り外し、次いでバン
ド体31の重合部34を挟持している挟持具40
を外す。この切込部36に適合されていた挟持具
40を外すことにより重合部34は開放されて、
たとえバンド体31が緊締状態のまま塑性変形し
ていてもバンド体31は第3図において矢印方向
に拡開することができ、ハンドルバー8を傷つけ
ることなく取り付け位置の調整等が簡単にでき
る。
次いで、バンド体31を所望位置に移動した
後、再度ブレーキレバー装置を取り付けるには、
両端部32,33を重合して重合部34を形成
し、その切込部36に挟持具40を適合し、該重
合部34を挟着する。この際重合部34の貫通孔
35と挟持具40のナツト要素43は対応し、こ
の状態はバンド体31の有する拡開、又は縮閉方
向の弾発力により切込部36において挟持具40
が受ける力及び挟持具40の自身の挟持力により
その抜け止めが確実に保証される。そして、重合
部34が、ブラケツト3に内装されて、枢軸2を
貫通するボルト17が挟持具37のナツト要素4
2に螺合されることより、バンド体31とブラケ
ツト3によりハンドルバー8が緊締されて、ブレ
ーキレバー装置はハンドルバー8に取り付けら
れ、取り付け位置の調整移動は完了する。この作
業は、新たにハンドルバー8にブレーキレバー装
置を取り付ける際も同様である。
後、再度ブレーキレバー装置を取り付けるには、
両端部32,33を重合して重合部34を形成
し、その切込部36に挟持具40を適合し、該重
合部34を挟着する。この際重合部34の貫通孔
35と挟持具40のナツト要素43は対応し、こ
の状態はバンド体31の有する拡開、又は縮閉方
向の弾発力により切込部36において挟持具40
が受ける力及び挟持具40の自身の挟持力により
その抜け止めが確実に保証される。そして、重合
部34が、ブラケツト3に内装されて、枢軸2を
貫通するボルト17が挟持具37のナツト要素4
2に螺合されることより、バンド体31とブラケ
ツト3によりハンドルバー8が緊締されて、ブレ
ーキレバー装置はハンドルバー8に取り付けら
れ、取り付け位置の調整移動は完了する。この作
業は、新たにハンドルバー8にブレーキレバー装
置を取り付ける際も同様である。
(実施例)
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図乃至第3図は第1実施例を示しており、
第1図はその取り付け構造の要部破断側面図、第
2図はバンド体の外観斜視図、第3図は第2図の
バンド体の拡開状態を示す斜視説明図である。図
のように操作レバー1は枢軸2を介してブラケツ
ト3に揺動自在に枢着されている。該ブラケツト
3はこれに内装されるボルト17によりバンド体
31を緊締している点等、その基本的構造は第6
図に示す従来例と同様なので、同一部分は同一符
号を附してその説明を省略する。
第1図はその取り付け構造の要部破断側面図、第
2図はバンド体の外観斜視図、第3図は第2図の
バンド体の拡開状態を示す斜視説明図である。図
のように操作レバー1は枢軸2を介してブラケツ
ト3に揺動自在に枢着されている。該ブラケツト
3はこれに内装されるボルト17によりバンド体
31を緊締している点等、その基本的構造は第6
図に示す従来例と同様なので、同一部分は同一符
号を附してその説明を省略する。
さて、バンド体31は第2図及び第3図にその
斜視図を示すように、ハンドルバー8を抱持する
為に板金材を環状と成されたものであり、その両
端部32,33がL字状に折り曲げられて、一端
部32の内周面側と他端部33の外周面側が相対
するように重合されて重合部34が形成されてい
る。
斜視図を示すように、ハンドルバー8を抱持する
為に板金材を環状と成されたものであり、その両
端部32,33がL字状に折り曲げられて、一端
部32の内周面側と他端部33の外周面側が相対
するように重合されて重合部34が形成されてい
る。
該重合部34には、即ち両端部32,33に共
通して、貫通孔35が穿設されると共に、切込部
36が形成されている。
通して、貫通孔35が穿設されると共に、切込部
36が形成されている。
37は金属製の挟持具で、平行する挟持片3
8,39と又部40を有する側面視コの字形をし
ており、両挟持片38,39間の間隔は重合部3
4の厚みと略同じで、又部40の横幅W1は前記
切込部36の切込幅W2と略同じである。
8,39と又部40を有する側面視コの字形をし
ており、両挟持片38,39間の間隔は重合部3
4の厚みと略同じで、又部40の横幅W1は前記
切込部36の切込幅W2と略同じである。
そして両挟持片38,39はこれを貫通する貫
通孔41,42を有すると共に下側挟持片39の
貫通孔42にはバーリング加工されタツピングさ
れてナツト要素43を有している。
通孔41,42を有すると共に下側挟持片39の
貫通孔42にはバーリング加工されタツピングさ
れてナツト要素43を有している。
而して該挟持具37は、着脱自在にその又部4
0をバンド体31の重合部34の切込部36に適
合され、該重合部34を上下挟持片38,39で
挟持せしめる。この際重合部34の貫通孔35と
挟持具37の貫通孔41とナツト要素43を有す
る貫通孔42が対応しており、第1図に示すよう
にハンドルバー8をその内周に套嵌抱持したバン
ド体31の重合部34と挟持具37が、ブラケツ
ト3に内装されて、枢軸2を貫通するボルト17
が挟持具37のナツト要素43に螺合されるよう
構成されている。
0をバンド体31の重合部34の切込部36に適
合され、該重合部34を上下挟持片38,39で
挟持せしめる。この際重合部34の貫通孔35と
挟持具37の貫通孔41とナツト要素43を有す
る貫通孔42が対応しており、第1図に示すよう
にハンドルバー8をその内周に套嵌抱持したバン
ド体31の重合部34と挟持具37が、ブラケツ
ト3に内装されて、枢軸2を貫通するボルト17
が挟持具37のナツト要素43に螺合されるよう
構成されている。
第4図及び第5図に示すものは上記第1実施例
の挟持具のその他の実施例を示しており、その他
基本的構成は上記実施例と同様である。
の挟持具のその他の実施例を示しており、その他
基本的構成は上記実施例と同様である。
まず第4図は挟持具の第1図に対応する断面図
であり、該挟持具50は平行する挟持片51,5
2と又部53を有する側面視コの字形をしてお
り、両挟持片51,52間の間隔は重合部34の
厚みと略同じで、又部53の横幅は切込部36の
切込幅W2と略同じである。
であり、該挟持具50は平行する挟持片51,5
2と又部53を有する側面視コの字形をしてお
り、両挟持片51,52間の間隔は重合部34の
厚みと略同じで、又部53の横幅は切込部36の
切込幅W2と略同じである。
そして両挟持片51,52はこれを貫通する貫
通孔54,55を有すると共に下側挟持片52の
貫通孔55には上記実施例のバーリング加工の代
わりに角形の凹部56が形成され、該凹部56に
既成の六角ナツト等を嵌入してナツト要素57と
したものである。
通孔54,55を有すると共に下側挟持片52の
貫通孔55には上記実施例のバーリング加工の代
わりに角形の凹部56が形成され、該凹部56に
既成の六角ナツト等を嵌入してナツト要素57と
したものである。
この場合挟持具50は金属に限らず合成樹脂に
て形成したものでも良い。
て形成したものでも良い。
また第5図は別の実施例の挟持具の斜視図を示
しており、この挟持具60は第1実施例の挟持具
37の両上下挟持片38,39が大きくされたも
のでこの為又部40の両側部に切込み61,62
を設けたようになつている。その他は第1実施例
である。
しており、この挟持具60は第1実施例の挟持具
37の両上下挟持片38,39が大きくされたも
のでこの為又部40の両側部に切込み61,62
を設けたようになつている。その他は第1実施例
である。
(考案の効果)
本考案によれば、ハンドルバー8を抱持し、ブ
ラケツト3とによつて緊締されるバンド体31の
両端部32,33が重合されて重合部34とさ
れ、該重合部34には切込部36及び貫通孔35
が形成されており、更に該重合部34には前記切
込部36に適合し、且つ前記貫通孔35に対応す
る位置に該貫通孔35を貫通した前記ボルト17
を螺合するナツト要素43を備えた挟持具37を
着脱自在に挟着せしめたので、ブレーキレバー装
置の取り付け取り外し、取り付け位置の移動調整
に際して、挟持具37を外すことにより、バンド
体31は拡開可能となるのでハンドルバー8を傷
めず、しかもそのボルト17の締結作業が容易な
ブレーキレバー装置の取り付け構造とすることが
できる。
ラケツト3とによつて緊締されるバンド体31の
両端部32,33が重合されて重合部34とさ
れ、該重合部34には切込部36及び貫通孔35
が形成されており、更に該重合部34には前記切
込部36に適合し、且つ前記貫通孔35に対応す
る位置に該貫通孔35を貫通した前記ボルト17
を螺合するナツト要素43を備えた挟持具37を
着脱自在に挟着せしめたので、ブレーキレバー装
置の取り付け取り外し、取り付け位置の移動調整
に際して、挟持具37を外すことにより、バンド
体31は拡開可能となるのでハンドルバー8を傷
めず、しかもそのボルト17の締結作業が容易な
ブレーキレバー装置の取り付け構造とすることが
できる。
第1図乃至第3図は第1実施例を示しており、
第1図はその取り付け構造の要部破断側面図、第
2図はバンド体の外観斜視図、第3図は第2図の
バンド体の拡開状態を示す斜視説明図である。第
4図及び第5図は夫々第1実施例の挟持具のその
他の実施例を示し、第4図はその断面図、第5図
はその斜視図を示している。 第6図乃至第9図は従来のブレーキレバー装置
の取り付け構造を示し、第6図はその要部破断側
面図、第7図は第6図−線方向断面図、第8
図及び第9図は夫々バンド体の斜視図を示す。 1……操作レバー、3……ブラケツト、8……
ハンドルバー、17……ボルト、31……バンド
体、32……一端部、33……他端部、34……
重合部、36……切込部、35……貫通孔、37
……挟持具、43……ナツト要素。
第1図はその取り付け構造の要部破断側面図、第
2図はバンド体の外観斜視図、第3図は第2図の
バンド体の拡開状態を示す斜視説明図である。第
4図及び第5図は夫々第1実施例の挟持具のその
他の実施例を示し、第4図はその断面図、第5図
はその斜視図を示している。 第6図乃至第9図は従来のブレーキレバー装置
の取り付け構造を示し、第6図はその要部破断側
面図、第7図は第6図−線方向断面図、第8
図及び第9図は夫々バンド体の斜視図を示す。 1……操作レバー、3……ブラケツト、8……
ハンドルバー、17……ボルト、31……バンド
体、32……一端部、33……他端部、34……
重合部、36……切込部、35……貫通孔、37
……挟持具、43……ナツト要素。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 操作レバー1を揺動操作可能に枢着したブラケ
ツト3が、該ブラケツト3に内装したボルト17
により緊締されるバンド体31を介してハンドル
バー8に締着されるブレーキレバー装置の取り付
け構造において、 前記バンド体31は、環状と成された板金材の
一端部32の内周面側と他端部33の外周面側が
相対するように重ねられて重合部34が形成され
ると共に、該重合部34には切込部36及び貫通
孔35が形成されており、更に該重合部34には
前記切込部36に適合し、且つ前記貫通孔35に
対応する位置に該貫通孔35を貫通した前記ボル
ト17を螺合するナツト要素43を備えたコの字
状の挟持具37を着脱自在に挟着せしめたことを
特徴とするブレーキレバー装置の取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4443486U JPH0249118Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4443486U JPH0249118Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62156095U JPS62156095U (ja) | 1987-10-03 |
JPH0249118Y2 true JPH0249118Y2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=30862240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4443486U Expired JPH0249118Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0249118Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201700090935A1 (it) * | 2017-08-07 | 2019-02-07 | Campagnolo Srl | Componente di bicicletta comprendente un dispositivo di serraggio rimovibile per il fissaggio ad un elemento tubolare della bicicletta |
-
1986
- 1986-03-26 JP JP4443486U patent/JPH0249118Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62156095U (ja) | 1987-10-03 |
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