JPH0249106B2 - Matsusaajiki - Google Patents

Matsusaajiki

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JPH0249106B2
JPH0249106B2 JP27221386A JP27221386A JPH0249106B2 JP H0249106 B2 JPH0249106 B2 JP H0249106B2 JP 27221386 A JP27221386 A JP 27221386A JP 27221386 A JP27221386 A JP 27221386A JP H0249106 B2 JPH0249106 B2 JP H0249106B2
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JP
Japan
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inner ring
treatment element
main shaft
arm
shaft
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JP27221386A
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Kazumi Ookawa
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は偏心した内輪に対して外輪を所定角度
範囲内で往復回動させることにより、外輪にアー
ムを介して取り付けられている施療子にたたきマ
ツサージ動作を行なわせるマツサージ機に関する
ものである。
〔背景技術〕
回転駆動される主軸に間隔をおいて取り付けら
れる一対の輪状のものを施療子としたマツサージ
機が米国特許第3633571号明細書にて知られてい
る。主軸に対して偏心且つ傾斜した状態で取り付
けられた上記施療子は、主軸の回転によつて、マ
ツサージ動作を行なう。ところが、このような形
状の施療子であると、主軸からの施療子の突出量
は、施療子の外径と偏心量のみによつて定まつて
しまい、外径を大きくすると、施療子外面の曲率
が小さくなつて身体との接触面積が大きくなるた
めに、「つぼ」を押さえるといういわゆるポイン
トマツサージが得られないという問題を有してお
り、偏心量を大きくするにしてもこれは外径によ
る制限を受けるために、やはり同様である。従つ
て、ポイントマツサージを得られる外径に設定さ
れている施療子によつて、首の側面や肩をマツサ
ージしようとすると、主軸が首の後部にあたつて
しまい、十分なマツサージを得られないものであ
つた。
ここにおいて、実公昭55−30488号公報には、
主軸に偏心且つ傾斜した状態で取り付けられてい
る内輪に外輪を遊転自在に装着するとともに、基
端が自在継手で支持されているアームの中程を外
輪に連結して、このアームの先端に施療子を設け
たものが開示されている。外輪の内輪に対する遊
転範囲がアームと自在継手とを介して規制された
ものとなつているこのマツサージ機では、主軸を
回転駆動した場合、前記従来例における外輪が使
用者に対して与えるマツサージ動作とほぼ同じ動
作をアーム先端の施療子が行なうものであり、そ
してアームの長さには別段制限がないために、ポ
イントマツサージと、肩に対するマツサージとの
両者を共に満足することができる構成となつてい
る。しかも、ここに示されたものでは、アームの
基端を自在継手を介して揺動駆動される揺動板に
連結していることから、揺動板を揺動させた場
合、施療子にたたきマツサージに類した動作を行
なわせることができるものであり、マツサージ機
として非常に優れたものとなつている。
ところが、たたきマツサージを主体として考え
ると、内輪を主軸に対して偏心させていること
は、次のような問題点を招いている。すなわち、
たたきマツサージを実行させるにあたり、内輪の
偏心方向がどの方向を向いているかによつて、た
たきマツサージにおける施療子の動作方向も変化
してしまい、これ故に、有効なたたきマツサージ
を得ることができないことがあつた。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところはポイントマツサージ
を行なうことができる施療子によつて、たたきマ
ツサージをも行なえるようにするにあたり、たた
きマツサージを常に効果的に行なうことができる
マツサージ機を提供するにある。
〔発明の開示〕
しかして本発明は、主軸に偏心したものとして
取り付けられた内輪と、この内輪の外周に遊転自
在に装着された外輪と、アームを介して外輪に取
り付けられた施療子と、外輪を内輪の回りに所定
角度範囲内で往復回動させてアームに設けられた
施療子にたたき動作を行なわせる揺動駆動手段
と、主軸を回転させて内輪の偏心方向を変化させ
る回転駆動手段と、内輪の偏心方向を検出する検
出手段とを備えるとともに、上記揺動駆動手段を
作動させるにあたり、上記検出手段の出力に基づ
いて回転駆動手段を作動させて内輪の偏心方向を
所定方向に設定する制御手段を備えていることに
特徴を有して、たたきマツサージを行なわせる時
には、内輪の偏心方向が所定方向に設定されるた
めに、たたきマツサージにおける施療子の動作方
向が一定となるようにしたものである。
以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
る。このマツサージ機は、椅子の背もたれやベツ
ド内に組み込まれるものであるが、図示例では第
7図に示すように、椅子のリクライニング自在と
されている背もたれ内に組み込むものを示してい
る。この椅子はパイプで枠組みした下部枠81に
座部82とひじ掛け83とを設けるとともに、背
もたれ84のフレーム85の下部を下部枠81に
枢着し、フレーム85の下端と下部枠81間にガ
ススプリング86を取り付けて、ひじ掛け83側
面に設けたレバー87の操作によるガススプリン
グ86の伸縮で背もたれ84をリクライニングさ
せ得るようにしたもので、背もたれ84の両側フ
レーム85には夫々断面コ字型で開口面が対向す
る一対のレール90,90が固着されている。ま
た背もたれ84の上端にはヘツドレスト88が設
けられ、背もたれ84の前面にヘツドレスト88
に至るまで設けられているカバーシートの背面両
側には、支持帯89が上下方向に夫々配設されて
いる。前記一対のレール90,90の開口縁には
夫々ラツク91,91が長手方向に沿つて固着さ
れており、両レール90,90間にこのレール9
0内を転動するころ18と、ラツク91に噛み合
うピニオン17とを備えているマツサージ機が架
設されている。
マツサージ機は、第1図に示すように、一端に
モータブロツク20を、他端に減速機ブロツク1
9を備えて、これら両ブロツク20,19から上
記ころ18や回転駆動されるピニオン17を突設
したもので、両ブロツク20,19間には主軸1
とねじ軸14と補助軸13とが架設されている。
そして両ブロツク20,19によつて両端が支持
されている補助軸13には、この補助軸13に対
して回転自在とされている一対の回転板15,1
5を介して、主軸1やねじ軸14並びに補助軸1
3と平行な回転軸12が取り付けられて、補助軸
13のまわりを回転軸12が回転自在となるよう
にされている。尚、一対の回転板15,15で両
端が支持されている回転軸12は、回転板15に
対して回転自在とされている。
モータブロツク20に納められたモータは、主
軸1、ねじ軸14、回転軸12、ピニオン17の
各回転駆動を行なう他、補助軸13のまわりの回
転軸12の回転駆動を行なう。すなわち、モータ
ブロツク20の下方に突出するモータの出力軸に
装着されたプーリ28に、減速機ブロツク19外
面に配設された被駆動軸31がベルト29とプー
リ30とを介して接続されており、また被駆動軸
31と減速機ブロツク19内の減速機構部とが、
クラツチ33と、プーリ34,36及びベルト3
5とで接続されている。減速機ブロツク19内の
減速機構部(図示せず)は、減速部と、複数のク
ラツチ部とで構成されており、クラツチ33が接
続されている際、主軸1、ねじ軸14、あるいは
ピニオン17にモータ出力を選択的に伝達する。
また被駆動軸31にはクラツチ32とプーリ3
7、ベルト38、プーリ39、ウオーム40とを
介して、補助軸13に装着されたウオームホイー
ル41が接続されており、ウオームホイール41
と一体のギア42が回転軸12に固着されたギア
43に噛み合つている。クラツチ32が接続され
ると、モータ出力は上記の各部材を介して回転軸
12に伝えられ、回転軸12はその軸まわりの回
転を行なう。
更にモータブロツク20の外面には、プーリ2
1,23とベルト22とクラツチ24とを介して
モータに接続された送りねじ25が配設されてお
り、この送りねじ25に螺合する送りナツト26
と、前記一対の回転板15,15のうちの一方と
が、ガイド軸と圧縮コイルばねとからなる弾性伸
縮リンク16にて連結されている。送りねじ25
がモータ出力で回転する時、送りねじ25の軸方
向に移動する送りナツト26は、弾性伸縮リンク
16を介して回転板15を動かすものであり、こ
の結果、回転板15で支持されている回転軸12
は、補助軸13のまわりの回転を行なう。
さて、主軸1には一対の内輪2,2が間隔をお
いて取り付けられている。両内輪2,2は主軸1
に対して同方向に同量だけ偏心し且つ互いに逆方
向に傾斜しているもので、主軸1に形成された突
条11との係合により、主軸1と共に回転するよ
うに、そして主軸1の軸方向にスライド自在とな
るようにされており、外周面には夫々外輪3,3
が遊転自在に装着されている。また各内輪2,2
における非偏心部の外周面には、夫々連結アーム
6,6の各一端が遊転自在に連結されている。内
輪2と共に主軸1の軸方向へのスライドを行なう
ようにされているこの連結アーム6は、前記ねじ
軸14と螺合するとともに、補助軸13が貫通し
ているものであり、ねじ軸14におけるねじ方向
が逆とされている部分に夫々螺合している一対の
連結アーム6,6は、ねじ軸14の回転に伴な
い、一対の内輪2,2を互いに接近させたり遠ざ
けたりする。
上記各外輪3,3には、夫々アーム4,4の中
程が固着されている。そして各アーム4先端の屈
曲部には、アーム4に対して遊転自在とされたロ
ーラ状の施療子5が夫々取り付けられており、各
アーム4の他端は連結リンク8と偏心部材7とを
介して回転軸12に夫々連結されている。スプラ
イン軸として形成されている回転軸12に係合す
ることで、回転軸12と共に回転し且つ回転軸1
2の軸方向にスライド自在とされている偏心部材
7は、第2図から明らかなように球体として形成
されたもので、連結リンク8はその一端をこの偏
心部材7をつつむように係合することで、偏心部
材7に対して3次元的回動が自在となるようにさ
れており、更に連結リンク8他端とアーム4との
連結部もボールジヨイント44として形成されて
同じく3次元的回動が自在となるようにされてい
る。また、各偏心部材7と各連結アーム6におけ
る補助軸13の貫通部とが、これらに対して夫々
遊転自在となつている連結板9,9によつて連結
されている。
次に動作について説明する。モータによつて主
軸1を回転させた場合、主軸1と共に回転する内
輪2が主軸1に対して偏心且つ傾斜したものとな
つているために、この内輪2に遊転自在に装着さ
れている外輪3にアーム4を介して取り付けられ
た施療子5は、連結リンク8によつて外輪3の内
輪2の回りの回動範囲が規制されていることもあ
つて、主軸1の回転に伴ない、第2図乃至第4図
にlで示している3次元的軌跡を描く運動、すな
わち上下方向と主軸1の軸方向と主軸1からの突
出方向とに位置を変化させる運動を行なう。尚、
第4図は施療子5を正面から見た時の軌跡lを示
している。このような動きを対称に行なう一対の
施療子5,5は、使用者の背面にいわゆる「ねり
もみ」のマツサージを与える。尚、アーム4にボ
ールジヨイント44を介して連結された連結リン
ク8は、内輪2の回転に伴なつて上下左右に振ら
れることになるが、連結リンク8と回転軸12と
はボールジヨイントを構成する球体としての偏心
部材7で連結されているために、上記施療子5の
動作は円滑に行なわれる。
モータによつて送りねじ25を回転させること
で、弾性伸縮リンク16と回転板15とを介し
て、第5図に示すように、補助軸13のまわりに
回転軸12を回転させると、これに伴なつてアー
ム4及び外輪3が内輪2のまわりを回転し、そし
て施療子5は使用者の背面が位置することになる
正面方向への突出量を変化させることから、主軸
1を回転させてマツサージを得るにあたり、施療
子5を第5図中に実線で示す位置においている時
には強い「ねりもみ」のマツサージを、鎖線で示
す位置においている時には、弱い「ねりもみ」の
マツサージを行なう。強弱の調節を行なえるよう
になつているわけである。
そして、主軸1ではなく、回転軸12を回転さ
せた場合、回転軸12と共に偏心部材7が回転す
ることから、この場合には第6図に示すように、
偏心部材7の回転につれて動かされる連結リンク
8が、ボールジヨイント44で連結されているア
ーム4を動かすものであり、この時のアーム4の
動きは止まつている内輪2のまわりを外輪3と共
に往復回動する動きとなることから、アーム4先
端の施療子4は、内輪2の位置にもよるが、正面
から見て、ほぼ上下方向の直線往復運動となり、
たたきマツサージを行なうことになる。
もつとも、第6図に示す動きは、施療子5に負
荷が加わつていない場合、つまり施療子5が使用
者に当接することのない場合であつて、施療子5
が下降して使用者の肩にあたつた場合には、使用
者から加えられた負荷のために、アーム4、連結
リンク8を介して回転軸12に荷重がかかり、そ
して回転軸12は回動板15を介して弾性伸縮リ
ンク16を圧縮しつつ補助軸13のまわりを回動
する。たたきマツサージに際して、施療子5が使
用者の肩に上方から加える力は、弾性伸縮リンク
16の存在により、当たりがソフトにされている
とともに、強くなりすぎることがないようにされ
ているわけである。尚、送りねじ25を回転させ
ることによる強弱調整は、このたたきマツサージ
の際にも得ることができる。
モータによつてピニオン17を回転させた場合
には、ラツク91とピニオン17との噛み合いに
より、このマツサージ機は椅子の背もたれ84を
レール90に沿つて上下に移動する。従つて、施
療子5の位置を上下に変えることができる。更に
ねじ軸14を回転させた時には、第2図に鎖線で
示すように、施療子5は主軸1の軸方向に移動
し、一対の施療子5,5間の間隔を変えるため
に、施療すべき部位が肩であるか、首であるか等
によつて、施療子1の位置を変えることができ
る。尚、この幅調整に際しては、連結板9が偏心
部材7と連結アーム6とを連結しているために、
連結アーム6及び内輪2の移動に伴ない、偏心部
材7も回転軸12に沿つて移動するものであつ
て、スムーズな幅調整を行なうことができる。ま
た、内輪2と共に偏心部材7も移動するのである
から、内輪2と偏心部材7との位置関係は幅調整
にかかわらず一定であり、従つてアーム4に設け
られた施療子5の動きもまた、幅調整にかかわら
ず一定である。
ここにおいて、回転軸12と偏心部材7、連結
リンク8及びボールジヨイント44によつて構成
した揺動駆動手段によつて、施療子5にたたき動
作を行なわせるにあたり、ねりもみのマツサージ
を施療子5に行なわせることができるようにする
ために偏心させて設けている内輪2の回転位置、
つまりは内輪2の偏心方向が一定でないと、前述
のように、施療子5の動作方向も変化してしま
う。このために、このマツサージ機では内輪2の
偏心方向を検出する突出量検出センサS1を設けて
いるほか、後述するように、たたきマツサージと
マツサージ機の背もたれ84に沿つた上下移動と
を同時に行なわせるたたきローリングマツサージ
のために、送ねじ25を作動させることによつて
変化する施療子5の背もたれ84前面側への出代
を検出するためのアーム突出量検出センサS2と、
ねじ軸14の回転によつて変化する両施療子5,
5間の幅を検出するための幅位置検出センサS3
を設けている。
尚、これらセンサS1,S2,S3は、ここでは次の
もので形成している。すなわち第1図に示すよう
に、センサS1は主軸1に固着された回転体51に
取り付けている永久磁石52に感応するリードス
イツチにて形成し、センサS2は送りナツト26に
取り付けた検知板53に設けられているスリツト
を検出する光電スイツチにて形成し、更にセンサ
S3は連結アーム6に取り付けた検知板54に設け
られているスリツトを検出する光電スイツチにて
形成している。
次に施療子5にどのような動作を行なわせるか
の指示を行なう操作器60について説明する。椅
子のひじ掛けに着脱自在とされているとともに、
椅子内に設置された本体制御部や電源回路Dに接
続されている操作器60は、第8図に示すよう
に、「収納」,「動作」,「停止」の3位置切換型の
モードスイツチSW2と、「ローリング」、「部分ロ
ーリング」、「もみ上げ」、「もみ下げ」、「たたき」

「たたきローリング」の各種マツサージを選択す
るためのプツシユオン型で動作上では択一選択型
となるスイツチSW30〜SW34で構成されたスイツ
チSW3、施療子5の位置を上乃至下に変更するた
めのスイツチSW4,SW5、両施療子5,5の幅を
変更するためのスイツチSW6,SW7、そして回転
板15の回動によるアーム4の主軸1まわりの角
度調節によつて施療子5のカバーシート側への出
代(アーム突出量)を調節するためのスイツチ
SW8,SW9を備えるとともに、動作表示用の発光
素子L1,L2,L30〜L34と、第9図に示す発光素子
駆動回路A、並びに上記各スイツチSW2〜SW9
操作に応じたパルスコード信号を作成して本体制
御部へ送出する信号形成回路B1及び送られてき
たパルスコード信号を判別する信号判別回路B2
とからなる制御回路CPU1を備えている。
尚、スイツチSW3によつて選択される各種マツ
サージのうち、「ローリング」は主軸1及び回転
軸12を回転させることなく、マツサージ機を椅
子の背もたれに沿つて上下動させることで、施療
子5が背もたれ84にもたれた人体の背面をさす
りマツサージすることを示しており、「もみ上げ」
と「もみ下げ」とは前述のねりもみのマツサージ
を、主軸1をどちらの方向に回転させるかによつ
て得ている。
本体制御部は、操作器60の制御回路CPU1
ら送られてくる信号を判別する信号判別回路C2
や操作器60へ信号を送る信号形成回路C3、タ
イマ回路C4、動作指示回路C1等からなる制御回
路CPU2と、動作指示回路C1の出力に応じてモー
タMを駆動するモータ駆動回路I、各クラツチの
制御のためのソレノイド駆動回路Hを備えている
とともに、主軸1の上下位置を検出する上下位置
検出回路S4(図示せず)、一対の施療子5,5の間
隔を検出する前述の幅位置検出回路(センサ)
S3、内輪2の偏心方向が主軸1の回転に伴なつて
変化することによる施療子5の突出量変化を検出
する突出量検出回路(センサ)S1、そして送りね
じ25を駆動することによる施療子5の出代を検
出するアーム突出量検出回路(センサ)S2等によ
つて構成されている。
さて、操作器60への入力に応じて行なわれる
各種動作の概略から説明すると、電源スイツチ
SW1(図示せず)を投入するとともに、モードス
イツSW2を「収納」もしくは「停止」から「動
作」に切り換えれば、施療子5はその位置におい
てもみ動作を開始する。このもみ位置を変更する
には、スイツチSW4〜SW7を操作すればよい。各
スイツチSW4〜SW7からの入力が継続する間、施
療子5は指定された方向へ移動し、スイツチSW4
〜SW7から手が離れた時点でもみ動作を再開す
る。スイツチSW8,SW9を操作したならば、前述
の強弱調整作用が行なわれる。
「ローリング」のスイツチSW30を操作したな
らば、まず送りねじ25によるところの出代が小
となつているかどうか、つまり弱位置に設定され
ているかどうかの確認と、両施療子5,5の幅が
所定幅内にあるかどうかの確認とが順次なされ、
これらの条件が満たされていない時には出代調節
及び幅調節がなされる。ついで、内輪2が偏心し
ていることによる施療子5の突出量が最大となる
ように主軸1の回転が制御された後、ピニオン1
7を回転させることによる施療子5の上下動がな
される。施療子5が転がりながら使用者の背面を
さするローリングマツサージが行なわれるわけで
ある。この時、施療子5が上下移動範囲の上下端
に達したならば、モータMの回転方向の制御によ
る上下移動方向の自動反転がなされる。また、こ
のスイツチSW30によるマツサージがなされてい
る間に、スイツチSW4〜SW9が操作されると、こ
れらスイツチSW4〜SW9による動作が割り込み実
行され、手動反転や幅調整あるいは強弱調整がな
される。
「もみ上げ」あるいは「もみ下げ」のスイツチ
SW31,SW32が押されたならば、施療子5はその
位置で主軸1を回転させることによるもみ上げ又
はもみ下げのマツサージを開始する。このマツサ
ージ中にスイツチSW4〜SW9が操作された時に
は、やはりこれらによる動作が割り込み実行され
て、位置調節及び強弱調節が行なわれる。
そして「たたき」のスイツチSW33が押された
時には、主軸1を回転させることで内輪2の偏心
による施療子5の突出量を最大に設定する動作が
なされた後、回転軸12の回転駆動がなされるこ
とで前述のたたきマツサージが実行される。内輪
2の偏心方向が主軸1の回転によつて漸次変化し
ているもみマツサージの最中に、スイツチSW33
が押されたとすると、第10図aにも示すよう
に、制御回路CPU2は突出量検出回路S1の出力を
監視して、内輪2の偏心方向が背もたれ84の前
面側を向くまで、つまりは施療子5の背もたれ8
4側への突出量が最大となるまで回転駆動手段で
あるところの主軸1の回転を継続させ、しかる後
にそれまで主軸1に伝えられていたモータの回転
が、回転軸12に伝わるように、制御回路CPU2
は各クラツチを切り換える。
更に「たたきローリング」のスイツチSW33
押された時には、第10図bにも示すように、ま
ず送りねじ25によつて設定される施療子5の出
代を最小にセツトする動作と、両施療子5,5間
の幅を最小にセツトする動作を行なつた後、内輪
2の偏心によるところの施療子5の突出量を最大
にセツトし、しかる後に回転軸12を回転させる
ことによるたたき動作と、ピニオン17を回転さ
せることによる上下移動とを同時に行なわせる。
施療子5が上下端に達した時には、移動方向を自
動反転させるのは、ローリングマツサージの際と
同じである。
尚、上下移動とたたき動作とは同じモータを動
力としているともに、上方に移動する時と下方に
移動する時とでは、モータの回転方向が逆になつ
ているが、たたき動作はモータの回転方向、つま
り回転軸12の回転方向にかかわらず同じ動作で
となつているために、なんら問題はない。
モードスイツチSW2を「停止」にすれば、その
時点で全動作が止められる。「収納」にした時に
は、送りねじ25によるところの出代を最小とす
る動作と施療子5を下端まで移動させる動作と、
両施療子5,5を中間幅とする幅の変更と、内輪
2の偏心による突出量を最小とする動作とが順次
なされた後、全動作が止まる。制御回路CPU2
おけるタイマ回路C4は、モードスイツチSW2
「動作」とされた時点でカウントアツプを開始し、
所定の時間が経過すれば、モードスイツチSW2
「収納」とした時と同じ動作を行なわせる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明においては、たたきマツサ
ージを実行させる時には、内輪の偏心方向が所定
方向にセツトされるために、施療子の動作方向は
一定となり、従つて、常に効果的なたたきマツサ
ージを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2図は同
上の破断平面図、第3図は同上のもみ動作を示す
側面図、第4図は正面から見た施療子のもみ動作
の軌跡を示す説明図、第5図は同上の出代(強
弱)調節を示す側面図、第6図は同上のたたき動
作を示す側面図、第7図は同上を備えた椅子の斜
視図、第8図は同上の操作器の正面図、第9図は
同上のブロツク回路図、第10図a,bは同上の
動作を示すフローチヤートであつて、1は主軸、
2は内輪、3は外輪、4はアーム、5は施療子、
S1は検出手段を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主軸に偏心したものとして取り付けられた内
    輪と、この内輪の外周に遊転自在に装着された外
    輪と、アームを介して外輪に取り付けられた施療
    子と、外輪を内輪の回りに所定角度範囲内で往復
    回動させてアームに設けられた施療子にたたき動
    作を行なわせる揺動駆動手段と、主軸を回転させ
    て内輪の偏心方向を変化させる回転駆動手段と、
    内輪の偏心方向を検出する検出手段とを備えると
    ともに、上記揺動駆動手段を作動させるにあた
    り、上記検出手段の出力に基づいて回転駆動手段
    を作動させて内輪の偏心方向を所定方向に設定す
    る制御手段を備えていることを特徴とするマツサ
    ージ機。
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JP5590400B2 (ja) * 2011-01-06 2014-09-17 清水建設株式会社 載荷装置および載荷試験装置

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