JPH0248950Y2 - - Google Patents

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JPH0248950Y2
JPH0248950Y2 JP4597686U JP4597686U JPH0248950Y2 JP H0248950 Y2 JPH0248950 Y2 JP H0248950Y2 JP 4597686 U JP4597686 U JP 4597686U JP 4597686 U JP4597686 U JP 4597686U JP H0248950 Y2 JPH0248950 Y2 JP H0248950Y2
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lever
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、金銭登録機の金銭収納装置に関
し、さらに詳しく言えば、引出し式の金銭収納箱
の開閉機構の改良に関するものである。
[従来の技術] 一般に、この種の金銭収納箱には、通常の会計
操作時に解錠して金銭収納箱を開く電気的解錠機
能のほか、例えば特定の管理者が保管するロツク
キーにて完全にロツクするロツク機構と、停電時
等において上記電気的解錠機能が働かなくなつた
ときにそれを手動的に解錠し得るようにした手動
式解錠機能の3つの機能が設けられている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来装置においては、上記3つ
の機能が互いに関連することなく別々に形成され
ているため、設計および組立作業が面倒であると
ともに、使用する上においても不別であつた。
この考案は上記した従来の事情に鑑みなされた
もので、その目的は、金銭収納箱の電気的解錠機
能、ロツク機能および手動解錠機能の3つの機能
を1つのシリンダ錠にて適宜切替可能とした金銭
登録機の金銭収納装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この考案において
は、登録機本体に対して引き出し可能に設けられ
た金銭収納箱を有する金銭収納装置において、ニ
ユートラル位置、ロツク位置および開放位置の3
つの切替え位置を有し金銭収納箱の前壁部に取り
付けられたシリンダ錠と、金銭収納箱の後壁部に
形成された鉤受け部と、同鉤受け部に対して選択
的に作用するように登録機本体側に設けられた係
止手段と、この係止手段に連結されたソレノイド
駆動手段とを含み、係止手段は、一端に鉤受け部
に係合する鉤を有し他端がソレノイド駆動手段の
プランジヤに枢支された第1レバーと、一端に鉤
受け部に係合する鉤を有し他端が第1レバーの所
定位置に枢支された第2レバーと、同第2レバー
を常態において鉤受け部に係合する方向に回動付
勢するバネとを備え、第2レバーは、ワイヤを介
してシリンダ錠の回動アームに連結されていて、
同回動アームがいずれかの位置に回動される際、
それに伴つて鉤受け部に対する係合位置、非係合
位置に選択的に保持される構成としている。
すなわち、回動アームがニユートラル位置にあ
るとき、第2レバーは鉤受け部に対して非係合位
置に保持され、第2レバーのみがソレノイド駆動
手段にて第2レバーの枢支点を支点として回動さ
れ、鉤受け部に対して係合離脱する。これに対し
て、回動アームがロツク位置にあるとき、第2レ
バーはバネにて鉤受け部に係合する係合位置に保
持される。また、回動アームが開放位置にあると
き、第2レバーは第1レバーとともに鉤受け部に
対する非係合位置に保持される。なお、第1レバ
ーには、第2レバーが非係合位置に回動される
際、それに当接する係合部材が形成されている。
[作用] 回動アームをニユートラル位置にすると、第2
レバーが鉤受け部に対して非係合位置に保持さ
れ、第1レバーのみがソレノイド駆動手段にて第
2レバーの枢支点を支点として回動し、鉤受け部
に対して係合離脱可能となるため、電気的に施錠
解錠することができる。
回動アームをロツク位置にすると、第2レバー
がバネにて鉤受け部に係合するため、ソレノイド
に通電しても金銭収納箱は第2レバーに捕捉され
開かれない。
回動アームを開放位置にすると、第2レバーが
第1レバーとともに鉤受け部に対する非係合位置
に保持されるため、金銭収納箱が引き出し可能な
状態となる。
[実施例] 以下、この考案を添付図面に示されている一実
施例を参照しながら詳細に説明する。
第1図に示されているように、この金銭収納装
置は、登録機本体1に対して引出し可能に設けら
れた金銭収納箱2を備えている。この金銭収納箱
2の内部は公知のものと同じく仕切板にて複数の
紙幣収納部と硬貨収納部とに区画されているが、
その前壁部2aには1つのシリンダ錠3が設けら
れている。このシリンダ錠3は、第2図に例示さ
れているように、ニユートラル位置、ロツク位
置および開放位置の3つの切替え位置のいず
れかに適宜切替えられる回動アーム3aを有して
いる。この場合、ニユートラル位置および開放
位置への切替えはこの金銭登録機を実際に操作
するオペレータキーにて行なうことができるが、
ロツク位置への切替え、解除は特定の管理者が
保管する例えばマスターキーのみにて行なわれる
ものとする。
この金銭収納箱2の後壁部2bには、例えばコ
字形に形成された鉤受け部4が設けられている。
これに対して、登録機本体1側には、鉤受け部4
に対して選択的に作用する係止手段5が設けられ
ている。この係止手段5は、第1レバー6および
第2レバー7の2つのレバーと、第1レバー6を
駆動するソレノイド8とを含む。すなわち、第3
図および第4図に示されているように、第1レバ
ー6の一端には上記鉤受け部4に係合する鉤6a
が形成されているとともに、この第1レバー6の
他端6bはソレノイド8のプランジヤ8aに枢着
されている。第2レバー7は第1レバーよりも小
形に形成されたロツク専用のレバーであつて、そ
の一端には第1レバー6と同様に上記鉤受け部4
に係合する鉤7aが形成されているが、この第2
レバー7の他端7bは第1レバー6の所定位置に
枢支されている。参照符号9はその回動支承軸で
ある。この第2レバー7は、所定長のワイヤ10
を介してシリンダ錠3の回動アーム3aに連結さ
れている。なお、この実施例によると、ワイヤ1
0は第2レバー7に対してそれを上方から吊持す
るように取付けられる。また、第2レバー7と登
録機本体1側、この例ではプランジヤ8の本体側
との間には、この第2レバー7を常態において鉤
受け部4と係合する方向に回動付勢するバネ11
が介装されている。一方、第1レバー6には、第
2レバー7がワイヤ10にて特定方向、この実施
例では第3図時計方向に回動される際、それに当
接して同方向に回動するためのフランジ12が形
成されている。このフランジ12は第1レバー6
の上端からほぼ直角に折曲げられたものからなる
が、これに代えて第1レバー6の側壁にボス状の
突起を設けてもよい。
次に、この装置の作用を説明する。まず、シリ
ンダ錠3の回動アーム3aがニユートラル位置
にある場合、ロツク専用の第2レバー7は第3図
に示されているように鉤受け部4に対して非係合
位置に保持され、第1レバー6のみが鉤受け部4
に対して係合離脱するようにセツトされる。この
状態において、ソレノイド8に通電してそのプラ
ンジヤ8aを下方に引込めると、第1レバー6は
第2レバー7の回動支承軸9を支点として第3図
時計方向に回動し鉤受け部4を釈放する。これに
より、金銭収納箱2は登録機本体1との間に縮設
されているコイルスプリング13(第1図参照)
の弾発力にて引出される。
次に、シリンダ錠3の回動アーム3aがロツク
位置に切替えられると、ワイヤ10による吊持
力が解かれて、第2レバー7は第5図に示されて
いるようにバネ11にて同図反時計方向に回動付
勢され、その鉤7aが鉤受け部4に係合する。し
たがつて、この状態においてはソレノイド8に通
電して第1レバー6を解除しても金銭収納箱2は
第2レバー7に捕捉され開かれることはない。
一方、回動アーム3aを開放位置にまわす
と、第2レバー7は第6図に示されているよう
に、ワイヤ10を介して同図時計方向に強制的に
回動されるが、この場合、第1レバー6もフラン
ジ12を介して同方向に持上げられ、ともに鉤受
け部4に対して非係合状態に保持される。したが
つて、金銭収納箱2はコイルスプリング13の弾
発力にて開かれることになる。
[効果] 上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、1つのシリンダ錠を操作するこ
とにより、通常の会計操作時における金銭収納箱
の電気的解錠機能、ロツク機能および手動による
解錠機能の3つの機能を適宜切替えることができ
るため、実際に使用する上で使い勝手がよく、し
かも構造を単一的にまとめ上げることができると
ともに、組立作業も容易である等、その効果は顕
著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による金銭収納装置を備えた
金銭収納箱の一実施例を示した斜視図、第2図は
同装置のシリンダ錠と第1および第2レバーを含
む係止部材との関係を概略的に示した模式図、第
3図は同係止部材の拡大側面図、第4図は第3図
の平面図、第5図および第6図はそれぞれ同係止
部材の異なる作用状態を示した第3図と同様の拡
大側面図である。 図中、1は登録機本体、2は金銭収納箱、3は
シリンダ錠、3aは回動アーム、4は鉤受け部、
5は係止部材、6は第1レバー、7は第2レバ
ー、8はソレノイド、8aはプランジヤ、9は回
転支承軸、10はワイヤ、11はバネ、12はフ
ランジである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 登録機本体に対して引き出し可能に設けられ
    た金銭収納箱を有する金銭収納装置において、 ニユートラル位置、ロツク位置および開放位
    置の3つの切替え位置を有し上記金銭収納箱の
    前壁部に取り付けられたシリンダ錠と、上記金
    銭収納箱の後壁部に形成された鉤受け部と、該
    鉤受け部に対して選択的に作用するように上記
    登録機本体側に設けられた係止手段と、該係止
    手段に連結されたソレノイド駆動手段とを含
    み、上記係止手段は、一端に上記鉤受け部に係
    合する鉤を有し他端が上記ソレノイド駆動手段
    のプランジヤに枢支された第1レバーと、一端
    に上記鉤受け部に係合する鉤を有し他端が上記
    第1レバーの所定位置に枢支された第2レバー
    と、該第2レバーを常態において上記鉤受け部
    に係合する方向に回動付勢するバネとを備え、
    上記第2レバーは、ワイヤを介して上記シリン
    ダ錠の回動アームに連結されていて、該回動ア
    ームが上記いずれかの位置に回動される際、そ
    れに伴つて上記鉤受け部に対する係合位置、非
    係合位置に選択的に保持されることを特徴とす
    る金銭登録機の金銭収納装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、上記回
    動アームがニユートラル位置にあるとき、上記
    第2レバーは上記鉤受け部に対して非係合位置
    に保持され、上記第1レバーのみが上記ソレノ
    イド駆動手段にて上記第2レバーの枢支点を支
    点として回動され、上記鉤受け部に対して係合
    離脱することを特徴とする金銭登録機の金銭収
    納装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)において、上記回
    動アームがロツク位置にあるとき、上記第2レ
    バーは上記バネにて上記鉤受け部に係合する係
    合位置に保持されることを特徴とする金銭登録
    機の金銭収納装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲(1)において、上記回
    動アームが上記開放位置にあるとき、上記第2
    レバーは第1レバーとともに上記鉤受け部に対
    する非係合位置に保持されることを特徴とする
    金銭登録機の金銭収納装置。 (5) 実用新案登録請求の範囲(4)において、上記第
    1レバーには、上記第2レバーが上記非係合位
    置に回動される際、それに当接する係合部材が
    形成されていることを特徴とする金銭登録機の
    金銭収納装置。
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JPS62158588U JPS62158588U (ja) 1987-10-08
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