JPH0248918Y2 - - Google Patents

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JPH0248918Y2
JPH0248918Y2 JP1981030224U JP3022481U JPH0248918Y2 JP H0248918 Y2 JPH0248918 Y2 JP H0248918Y2 JP 1981030224 U JP1981030224 U JP 1981030224U JP 3022481 U JP3022481 U JP 3022481U JP H0248918 Y2 JPH0248918 Y2 JP H0248918Y2
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card
data
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はカード発行装置に関し、特にキヤツ
シユカードやクレジツトカードのような取引処理
に利用されるカードに取引処理に必要なデータを
機械的に読出可能に記録して発行するような、カ
ード発行装置に関する。
周知のように、銀行業務の省力化を図る目的
で、現金自動支払機や現金自動預金機が実用され
ている。この現金自動支払機などを利用する場合
は、予め取引処理に必要なデータが記録された磁
気カード、いわゆるキヤツシユカードを用いて行
なわれる。また、クレジツトカードにおいても、
取引処理に必要なデータを磁気記録したものが用
いられる場合もある。このようなキヤツシユカー
ドやクレジツトカードなどのカードは、現金と同
様の価値を有するので、暗証コードや口座番号
(または顧客コード)などの取引処理に必要なデ
ータを人間に見ることのできないように磁気記録
している。
ところで、前記カードに取引処理に必要なデー
タを磁気記録するために、従来では磁気カードエ
ンコードと称されるカード発行装置が用いられて
いた、カード発行装置はカードの発行のみなら
ず、カードに記録されているデータを読出して確
認したり、取引処理に必要なデータを変更する機
能も含む。一方、カードは現金と同様の厳重な管
理が要求されている。このため、カード発行装置
は、その使用状態(たとえば、カードの発行回
数、変更回数、確認回数、各回数の合計数である
通番など)を管理しておく必要がある。
そこで、従来のカード発行装置は、その使用状
態に基づく回数(たとえばカード発行回数や変更
回数や確認回数や通番など)を計数する目的で、
メモリ(CMOS)を設け、該メモリにそれぞれ
回数を計数させている。このメモリは、その記憶
内容の重要性にかんがみ、交流電源の遮断時にお
いても記憶内容を破壊しないように、乾電池等の
予備電源でバツクアツプされるように構成されて
いる。ところが、メモリに記憶されているデータ
をプリントアウトさせるいわゆる合計操作を行な
うと、メモリの内容がクリアされてしまう結果と
なる。このため、確かが悪意をもつてカード発行
装置を不正に使用し、新たなカードを発行した
り、他人のカードの取引処理に必要なデータを確
認したり、取引処理に必要なデータを不正に変更
したのち、合計操作を行なうと、不正使用の事実
を知るための各種の使用状態に基づく回数を表わ
すデータが抹消され、その事実を知るのが困難と
なる問題点があつた。
それゆえに、この考案の目的は、カード発行装
置を不正に使用した状態を早期に発見でき、かつ
不正使用を予防できるように改良したカード発行
装置を提供することである。
この考案は、要約すれば、合計操作によつてリ
セツトされかつカード発行装置の使用状態に基づ
く回数を計数する第1の計数手段と、予め定める
使用状態に基づく回数を計数しかつ合計操作によ
つてその計数値をリセツトされない第2の計数手
段とを設け、両計数手段の計数値の不一致状態に
基づいて容易に不正使用を知ることができるよう
にしたものである。
以下に、図面を参照してこの考案の実施例につ
いて説明する。
第1図はこの考案の一実施例のカード発行装置
の外観図である。構成において、カード発行装置
10は、筐体11の前面部分に表示装置取付用パ
ネル12およびキーボード取付用パネル13を形
成している。パネル12には、後述の第2図に示
す表示装置20が設けられるとともに、オペレー
タキー14および管理者キー15が設けられる。
また、パネル12の一部には、磁気ストライプを
形成したカード(図示せず)を挿入するためのカ
ード挿入口16が設けられる。また、パネル13
には、後述の第3図に示すキーボード30が設け
られる。さらに、筐体11の上部には、内蔵され
るプリンタ(図示せず)の周囲を覆う蓋部材17
が開閉自在に設けられる。
第2図は前記表示装置20の詳細図である。図
において、表示装置20には、入力された数値情
報を表示する数値表示器21、電源表示灯22、
機能表示灯23および項目表示灯24が設けられ
る。機能表示灯23は、カード発行装置10の複
数の動作モードのうちの選択された動作モードを
知らしめるために、動作モード別に対応する表示
灯(たとえば発行ダイオードまたは表示ランプ)
を含む。たとえば、表示灯231は、カード発行
モードであることを表示するものである。表示灯
232は、変更モードであることを表示するもの
である。表示灯233は、確認モードであること
を表示するものである。表示灯234は、小計モ
ードであることを表示するものである。表示灯2
35は、合計モードであることを表示するもので
ある。一方、項目表示灯24は、複数の表示灯
(たとえば発行ダイオードまたは表示ランプ)2
41〜245を含む。この表示灯241は、数値
表示器21で表示されている数値情報が暗証番号
であることを表示するものである。表示灯242
は、該数値情報が支店番号であることを表示する
ものである。表示灯243は、該数値情報が口座
番号であることを表示するものである。表示灯2
44は、該数値情報が予効期限であることを表示
するものである。表示灯245は、該数値情報が
有効コードであることを表示するものである。な
お、必要に応じて、表示装置20には、エラー表
示灯25が設けられる。
第3図は前記キーボード30の詳細図である。
図において、キーボード30は、数値キー31、
クリアキー32、機能選択スイツチ33、設定ス
イツチ34、シフトキー35および終了キー36
を含む。数値キー31は、0,1〜9の数値キー
を含み、その操作によつて暗証番号、支店番号、
口座番号、有効期限または有効コードを入力する
のに用いられる。機能選択スイツチ33は、カー
ドを発行するモードを選択する発行キー331、
カードの取引処理に必要なデータを変更するモー
ドを選択する変更キー332、確認キー333、
および小計または合計モードを選択する合計キー
334を含む。設定スイツチ34は、カード発行
装置10の設置場所によつて決められるカードを
発行した支店番号を設定する支店番号設定スイツ
チ341および有効期限を設定する有効期限設定
スイツチ342を含む。この設定スイツチ34
は、たとえばサムロータリスイツチが用いられ、
カードを発行するモードの場合のみその設定内容
が利用され、カード発行前に予め支店番号および
有効期限を設定しておく。シフトキー35は、現
在前記項目表示灯24で表示されている項目のう
ちある項目の設定動作が終了したとき、次の項目
の処理を行なうために使用される。終了キー36
は、確認モードのときに有効となり、処理してい
る項目以後の項目の操作を必要としない場合に押
圧される。
第4図はこの考案の一実施例のカード発行装置
のブロツク図である。構成において、カード発行
装置40は、中央処理装置(CPU)41を含む。
CPU41には、データバス42を介してカード
リーダ制御回路43、印字制御回路44、キーボ
ード・表示制御回路45および電源投入検知回路
46が接続される。カードリーダ制御回路43に
は磁気的にデータを記録するカードリーダ47が
接続される。印字制御回路44には、プリンタ4
8が接続される。キーボード・表示制御回路45
には、前記表示装置20および前記キーボード3
0が接続される。
また、バスライン42には、後述の第5図で詳
細に説明するリードオンリメモリ(以下ROM)
50および後述の第6図で詳細に説明するランダ
ムアクセスメモリ(RAM)60が接続される。
このROM50に替て、プリグラマブルROM
(PROM)を用いてもよい。また、RAM60に
替て、CMOSを用いてもよい。
前記電源投入検知回路46は、電源が投入され
ている状態を検出し、電源が遮断したときリレー
49aを付勢させてリレー接点49aを閉成させ
る。これによつて、交流電源が遮断されたとき、
電池または乾電池Bの出力がリレー接点49bを
介してRAM60に与えられ、RAM60の記憶
内容が破壊されるのを保護する。
第5図は前記ROM50の記憶領域を図解的に
示した図である。図において、ROM50は、磁
気カード(以下カード)に記録すべきデータを記
憶する記憶領域51、チエツク項目を記憶する記
憶領域52および後述の第8A図ないし第9C図
のフローチヤートに示すプログラムを記憶する記
憶領域を含む。
記憶領域51には、カードに記録するデータと
して、IDマーク、承認マークおよび銀行番号が
記憶される。
チエツク項目記憶領域52には、複数の記憶領
域521〜525が含まれる。記憶領域521
は、カード発行時のチエツク項目とデータを記憶
する領域であつて、未記録カードを表わすデータ
(たとえば全部のエリアが論理「0」または「1」
のデータ)が記憶されている。記憶領域522
は、カードの記録データを変更する時のチエツク
項目とそのデータを記憶する領域であつて、たと
えばIDマーク、承認マークおよび銀行番号マー
クを記憶している。記憶領域523は、カードの
記録データを確認する時のチエツク項目とそのデ
ータを記憶する領域であつて、たとえばIDマー
ク、承認マークおよび銀行番号が記憶されてい
る。記憶領域524は、集計時のチエツク項目と
そのデータを記憶する領域であつて、IDマーク、
承認マーク、銀行番号および集計カード符号を記
憶している。記憶領域525は、記録後のチエツ
ク項目とそのデータを記憶する領域であつて、記
憶領域51と同じデータを記憶している。
第6図は前記RAM60の記憶領域を図解的に
示した図である。図において、RAM60は、複
数の記憶領域61〜68を含む。記憶領域61
は、カード発行装置10の使用状態別の回数を記
憶しかつオペレータの合計指令操作によつてその
計数値がクリア(またはリセツト)されない記憶
領域であつて、第1の記憶手段として用いられ
る。たとえば、記憶領域61は、電源投入回数を
記憶するエリア611、カードの読取回数を記憶
するエリア612、カードへの記録回数を記憶す
るエリア613、印字回数を記憶するエリア61
4、通番を計数してストアするエリア615、カ
ードの発行回数を記憶するエリア616、カード
のデータの変更回数を記憶するエリア617およ
びカードの記録内容の確認回数を記憶するエリア
618を含む。ここでいう通番は、いずれかのエ
リアの計数値を歩進した累計回数をいう。
記憶領域62は、使用状態別の回数を記憶しか
つオペレータの合計指令操作によつてその記憶内
容がクリアされる記憶領域であつて、第2の計数
手段として用いられる。この記憶領域62は、合
計指令後の通番を計数してストアするエリア62
5、合計指令後の発行回数を記憶するエリア62
6、合計指令後の変更回数を記憶するエリア62
7および合計指令後の確認回数を記憶するエリア
628を含む。なお、以下の説明では、記憶領域
61および62の各エリアがカード発行装置の使
用状態を計数するカウンタまたは計数器として用
いられているので、記憶領域61に含まれる複数
のエリア611〜618を総称する場合を計数器
Aといい、記憶領域62に含まれる複数のエリア
625〜628を総称する場合を計数器Bとい
う。そして、エリア615〜618は、エリア6
25〜628と対応するので、合計指令によつて
クリアされない回数とクリアされる回数とをそれ
ぞれAとBを付けて区別する。
前記記憶領域63は、前記機能選択スイツチ3
3の操作に基づくデータを記憶する領域である。
記憶領域64は前記管理者キー15の操作に基づ
くデータを記憶する記憶領域である。記憶領域6
5は、前記設定スイツチ34の設定に基づくデー
タ(たとえば支店番号や有効期限などのデータ)
を記憶する記憶領域である。
記憶領域66は、カードから読取つたデータを
記憶する領域であつて、読取データのバツフアエ
リアとして用いられる。この記憶領域66には、
IDマークを記憶するエリア661、承認マーク
を記憶するエリア662、暗証番号を記憶するエ
リア663、銀行番号を記憶するエリア664、
支店番号を記憶するエリア665、口座番号を記
憶するエリア666、有効期限を記憶するエリア
667、有効コードを記憶するエリア668およ
びその他各種の記憶エリアを含む。
記憶領域67は、磁気カードに記録すべきデー
タを記憶する記憶領域であつて、記録データのバ
ツフアエリアとして用いられる。この記憶領域6
7は、記憶領域66の記憶エリア661〜668
に対応する記憶エリア671〜678を含む。な
お、記憶領域67の各記憶エリアの詳細は省略す
る。
記憶領域68は入力可能桁数および確認可能桁
数を記憶する記憶領域である。
第7図は前記記憶領域61および62の内容を
印字した印字フオーマツトの一例を示し、特に第
7図aはオペレータキーを操作しない場合の印字
フオーマツトを示し、第7図bはオペレータキー
を操作した後の印字フオーマツトを示す。
第8A図および第8B図はこの考案の一実施例
の動作を説明するためのフローチヤートである。
第9A図はカードを発行する場合において発行
キーの操作に基づくサブルーチンのフローチヤー
トである。
第9B図はカードの記録内容を変更する場合に
おける変更キーの操作に基づくサブルーチンのフ
ローチヤートである。
第9C図はカードの記録内容を確認する場合に
おける確認キーの操作に基づくサブルーチンのフ
ローチヤートである。次に、第1図〜第9C図を
参照してこの考案の具体的に動作を説明する。
(1) カード発行動作 ステツプ1において、オペレータキが鍵をオペ
レータキー14へ挿入して右へ回動すると、電源
が投入される。これに応じて、以後前記CPU4
1は、オペレータのキー操作とROM50に記憶
されているプログラムとに基づいて以下の動作を
行なう。すなわち、ステツプ2において、前記電
源表示灯22が点灯される。ステツプ3におい
て、エリア611の内容に1が加算されて、電源
投入回数が歩進される。ステツプ4において、前
記支店番号設定スイツチ341および有効期限設
定スイツチ342で設定されているデータが記憶
領域65にストアされる。なお、必要に応じて、
管理者キーの操作状態(オンまたはオフ)を表わ
すデータが記憶領域64にストアされる。ステツ
プ5において、カードをカード挿入口16へ挿入
したか否かが判断される。カードが挿入されてい
ないことを判断した場合は、ステツプ4へ戻る。
これは、カードが挿入されるまで管理者キー15
を操作したり、設定スイツチ34の設定を変更し
たり、機能選択スイツチ33の選択状態を変更で
きるようにするためである。そして、カードが挿
入されたことを判断すると、ステツプ6へ進む。
ステツプ6において、カードに記録されているデ
ータが読取られ、その記録内容が記憶領域66の
各エリアにストアされる。ステツプ7において、
エリア612の内容に1が加算されて、カードの
読取回数が1だけ歩進される。談いて、ステツプ
8において、機能選択スイツチ33で選択されて
いる機能が発行キー331か否かが判断される。
ところで、カードを発行する場合は、予め発行キ
ー331が押圧されているので、このステツプで
はカード発行モードが選択されていることを判断
してステツプ9へ進む。ステツプ9において、カ
ードから読取られたデータが新たなカードを発行
可能なデータか否かが判断される。すなわち、新
たなカードを発行する場合は、カードの磁気記録
領域へ予めオール「0」またはオール「1」が記
録されているので、オール0またはオール1でな
ければカード発行を行なうことのできないカード
であることを判断する。換言すれば、カードの記
録内容の変更または確認すべきモードであるにも
拘わらず、機能選択スイツチ33の選択状態が誤
つていることを判断する。もし、カードに記録さ
れているデータが発行可能なものであれば、ステ
ツプ10へ進む。ステツプ10において、表示灯23
1が点灯表示されて、カード発行動作であること
を知らせる。
続いて、ステツプ11において、暗証番号を入力
するための動作が行なわれる。この暗証番号入力
動作の詳細は、第9A図に示される。なお、サブ
ルーチンのステツプ数は3桁の数字(100番台)
で示す。ステツプ101において、キー入力処理す
る項目の入力可能桁数(たとえば暗証番号であれ
ば4桁、口座番号であれば6桁)がRAM60の
記憶領域68に設定記憶される。ステツプ102に
おいて、キー入力処理すべき項目に該当する項目
表示灯(最初は暗証番号を示す表示灯241)が
点灯表示される。ステツプ103において、これか
らキー入力処理すべき項目(暗証番号)の桁数
(4桁)に相当する数の桁数だけ0が前記数値表
示器21に表示される。ステツプ104において、
操作されたキーが数値キー31か否かが判断され
る。数値キーであれば、ステツプ105において、
記憶領域68に記憶されている入力可能桁数(暗
証番号であればN=4)から1だけ減算(N−
1)される。その後、ステツプ106において、入
力可能桁数(N)が0か否かが判断される。0で
なければ、ステツプ107においてキー入力された
数値情報が数値表示器21に表示され、その後ス
テツプ104へ戻る。このようにして、入力可能桁
数(N)が0となるまでステツプ104〜107の動作
が繰返される。
そして、入力可能桁数が0になると、次に操作
されるキーが数値キー31以外のキーであるた
め、数値キー31以外のキーが押圧されたことに
応じてステツプ108へ進む。ところで、暗証番号
を入力し終えると、次に入力すべき項目をシフト
させる必要があるので、シフトキー35が押圧さ
れる。このため、ステツプ108においてクリアキ
ーでないことが判断され、ステツプ109において
シフトキー35であることが判断されてステツプ
110へ進む。ステツプ110において、先にキー入力
された情報(暗証番号)がカードに記録すべきデ
ータを記憶する記憶領域67に含まれるエリア6
73にストアされる。ステツプ111において数値
表示器21が消灯され、ステツプ112において項
目表示灯241が消灯される。これによつて、カ
ードの発行に基づくキー操作に応じたサブルーチ
ンの動作が終了し、次のステツプすなわちステツ
プ12へ進む。
ステツプ12において、暗証番号の入力操作に基
づく動作と同様にして、口座番号の入力操作に基
づく動作が第9A図のサブルーチンに沿つて行な
われる。この場合は、最初に支店番号を表わす表
示灯242が点灯表示されるが、ここでは口座番
号を入力するものであるため数値キー31を何ら
操作することなく、シフトキー35が1回操作さ
れる。その後、口座番号を表わす表示灯243が
点灯された状態において、前述の暗証番号入力動
作と同様にして口座番号の入力操作が行なわれ
る。
ステツプ13において、記憶領域67のエリア6
5に記憶されている支店番号および有効期限など
のデータが記憶領域67の対応するエリアへ記憶
される。ステツプ14において、ROM50の記憶
領域51に記憶されているIDマーク、承認マー
ク、銀行番号などの固定データが記憶領域67の
対応するエリアにストアされる。その後、ステツ
プ15において、記憶領域67の各エリアに記憶さ
れているデータがカードに磁気記録される。ステ
ツプ16において、エリア613で計数されている
カードの記録回数が1だけ歩進される。ステツプ
17において、今カードに記録した内容が読取ら
れ、記憶領域68の各エリアにストアされる。ス
テツプ18において、エリア612の内容に1が加
算されて、カード読取回数が歩進される。ステツ
プ19において、カードに記録されたデータが正常
に記録されているか否かが判断される。この判断
は、記憶領域67に記憶されているカードに記録
すべきデータと記憶領域66に記憶されているカ
ードから読出されたデータとを比較照合すること
によつて行なわれる。もし、正常に記録されてい
れば、ステツプ20において、カードから読取つた
データすなわち記憶領域66に記憶されている各
データがプリンタ48によつて印字される。ステ
ツプ21において、エリア614の内容に1が加算
されて、印字回数が歩進される。ステツプ22にお
いて、エリア616の内容に1が加算されて、発
行回数Aが歩進される。ステツプ23において、エ
リア626の内容に1が加算されて、発行回数B
が歩進される。ステツプ24において、通番Aが歩
進され、ステツプ25において通番Bが歩進され
る。その後、ステツプ26において、カードが放出
される。ステツプ27において、カードを抜取つた
か否かが判断され、カードが抜き取られるのを待
つ。そして、カードが抜取られると、ステツプ29
において機能表示灯23のすべてが消灯される。
ステツプ30において、オペレータは操作を続行す
べきか否かを判断し、操作を続行しないのであれ
ば電源を遮断する。一方、操作を続行する必要が
あれば、前述のステツプ4へ戻る。
このようにして、新たなカードを発行する毎
に、カードの記録回数、カードの読取回数、印字
回数、発行回数AおよびB、通番AおよびBがそ
れぞれ歩進される。
なお、前述のステツプ19において、カードに正
常にデータが記録されていないことを判断する
と、ステツプ31においてエラー表示灯25が点灯
表示される。その後、ステツプ26へ進み、カード
の放出が行なわれ、カードが抜取られると、表示
灯25が消灯される。
(2) カード記録データの変更動作 カードの記録データを変更する場合は、前述の
ステツプ1〜7の動作を行なつたのち、ステツプ
8においてカードの発行モードでないことが判断
されて、ステツプ32へ進む。ステツプ32におい
て、機能選択スイツチ33のうち変更キー332
が押圧されていることに基づいて、変更モードで
あることが判断される。続いて、ステツプ33にお
いて、管理者キー15が投入されている(すなわ
ちオン)か否かが判断される。管理者キーが投入
されていれば、ステツプ34においてカードの変更
が可能か否かが判断される。この判断は、前述の
ステツプ6で読み取られたカードの内容とROM
50の記憶領域522に記憶されている変更時の
チエツク項目とを比較照合することによつて行な
う。そして、変更可能なカードであることを判断
すると、ステツプ35において機能表示灯23に含
まれる表示灯232が点灯表示される。ステツプ
36において、カードから読取られたデータがプリ
ンタ48によつて印字される。ステツプ36におい
て、印字回数が歩進される。
そののち、変更すべきデータに応じて、ステツ
プ38〜41のいずれかのステツプで、変更すべきデ
ータの入力操作が行なわれる。たとえば、暗証番
号を変更する場合は、ステツプ38において行なわ
れる。この暗証番号の変更操作の詳細な動作は、
第9B図のサブルーチンによつて行なわれる。す
なわち、ステツプ113において、入力可能な桁数
が設定される。ステツプ114において、項目表示
灯が点灯される。ステツプ115において、カード
から読取られたデータが数値表示器21で表示さ
れる。ステツプ116において、シフトキーか否か
が判断されるが、暗証番号を変更する場合であれ
ば項目として表示灯241が表示されているた
め、通常ではシフトキーが押圧されないので、ス
テツプ117へ進む。ステツプ117において、カード
のデータを変更する場合は、クリアキー32が押
圧されるので、ステツプ118へ進む。このステツ
プ118からステツプ127の動作は、前述の第9A図
に示すステツプ104〜112の動作と同様であるの
で、その詳細な説明を省略する。
また、変更すべきカードのデータが口座番号ま
たは有効期限もしくは有効コードの場合は、暗証
番号の変更動作の場合と同様にして、第9B図の
サブルーチンの動作が行なわれる。この場合は、
数値キー31の操作によつて入力されるデータが
暗証番号に替えて口座番号または有効期限もしく
は有効コードである点で異なるのみである。
前述の如くして、変更すべきデータが入力され
ると、ステツプ42において先に入力された変更す
べきデータがカードに磁気記録される。ステツプ
43において、カードの記録回数が歩進される。ス
テツプ44において、ステツプ42で記録したデータ
がカードから読取られ記憶領域66の所定のエリ
アにストアされる。ステツプ45において、カード
の読取回数が歩進される。続いて、ステツプ46に
おいて、カードに記録したデータが正常に記録さ
れているか否かが判断される。そして、正常に記
録されている場合は、ステツプ47において読取デ
ータがプリンタ48によつて印字される。ステツ
プ48において印字回数が歩進され、ステツプ49に
おいて変更回数Aが歩進され、ステツプ50におい
て変更回数Bが歩進される。そののち、前述のス
テツプ24へ進む。ステツプ24から30までの動作
は、前述のカード発行モードの場合と同様である
ので、その説明を省略する。
(3) カードの記録データの確認動作 確認モードの場合は、前述のステツプ1〜7の
動作を行なつたのち、ステツプ8において発行モ
ードでないことが判断され、ステツプ32において
変更モードでないことが判断されて、ステツプ51
へ進む。ステツプ51において、確認キー333が
押圧されていることに基づいて、確認モードであ
ることが判断される。続いて、ステツプ52におい
て、前述のステツプ6で読取られたカードの内容
とROM50の記憶領域528に記憶されている
データとを比較照合して、確認可能なカードであ
るか否かが判断される。確認可能なカードである
ことが判断されると、ステツプ53において表示灯
234が点灯表示される。ステツプ54において、
カードから読取られたデータがプリンタ48によ
つて印字される。ステツプ55において、印字回数
が歩進される。そののち、ステツプ56〜60のいず
れかのステツプにおいて、確認すべきデータ(た
とえば暗証番号、支店番号、口座番号、有効期限
または有効コード)に基づくキー操作が行なわれ
る。この確認のためのキー操作に基づくサブルー
チンは、第9C図に示される。第9C図の動作
は、前述の第9A図または第9B図に示すカード
発行動作または変更動作のサブルーチンの動作説
明を参照すれば容易に類推できるので、フローチ
ヤートのみを示しその説明を省略する。
そして、確認操作に基づくサブルーチンの動作
終了後、ステツプ61において確認回数Aが歩進さ
れる。続いて、ステツプ62において、確認回数B
が歩進される。そののち、前述のステツプ24へ進
み、ステツプ24〜30の動作が行なわれる。
(4) 集計動作 次に、この考案の特徴となるカード発行装置1
0の使用状態を集計印字する場合の動作を説明す
る。この場合は、前記機能選択スイツチ33に含
まれる合計キー334が押圧されかつ集計用のカ
ードが用いられる。そして、ステツプ1〜7にお
いて前述のカード発行動作と同様の動作が行なわ
れる。続いて、ステツプ8において発行モードで
ないことが判断され、ステツプ32において変更モ
ードでないことが判断される。さらに、ステツプ
51において確認モードでないことが判断されて、
ステツプ63へ進む。ステツプ63において、合計キ
ー334の押圧状態に基づいて、集計モードであ
ることが判断される。続いて、ステツプ64におい
て、前述のステツプ6で読出されたカードのデー
タが集計用カードのデータであるか否かが判断さ
れる。集計用カードであれば、ステツプ65へ進
む。ステツプ65において、管理者キーが投入され
ているか否かが判断される。管理者キーが投入さ
れていれば、合計印字モードであるので、ステツ
プ66において表示灯236が点灯される。続い
て、ステツプ67において、通番BおよびA、発行
回数BおよびA、変更回路BおよびA、確認回数
BおよびA、電源投入回数、カード読取回数、カ
ード記録回数ならびに印字回数がプリンタ48に
よつて印字される。続いて、ステツプ68において
印字回数が歩進される。そののち、ステツプ69に
おいて、通番B、発行回数B、変更回数Bおよび
確認回数がクリアされる。そののち、前述のステ
ツプ26へ進み、ステツプ26〜30の動作が行なわれ
る。
一方、ステツプ65において、管理者キーでない
ことが判断されると、計数器Bの内容をクリアし
ない小計印字モードであるのでステツプ70へ進
む。ステツプ70において、表示灯235が点灯さ
れる。続いて、ステツプ71において、通番B、発
行回数B、変更回数Bおよび確認回数Bがプリン
タ48によつて印字される。ステツプ72におい
て、印字回数が歩進される。そののち、前述のス
テツプ26へ進む。
なお、前述のステツプ9,34,46,52および64
においてカードのデータが所定のものでないこと
が判断された場合、またはステツプ33において管
理者キーでないことが判断された場合、もしくは
ステツプ63において集計モードでないことが判断
された場合は、それぞれ前述のステツプ31へ進
み、エラー表示灯が点灯される。
このようにして、この実施例によれば、一定の
管理者以外のオペレータがカード発行装置10の
使用状態を集計印字させる場合、計数器Aをクリ
アするが、計数器Bをクリアしないので、両計数
器の計数値の比較によつてカード発行装置の不正
使用状態を早期に発見できる利点がある。また、
不正使用すれば容易に発見されるのが明らかなこ
とから、不正使用の予防に役立つ利点もある。
以上のように、この考案によれば、カード発行
装置を不正に使用した状態を早期に発見でき、不
正使用を予防できるなどの特有の効果が奏され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例カード発行装置の
外観図である。第2図は表示装置の詳細図であ
る。第3図はキーボードの詳細図である。第4図
はこの考案の一実施例のカード発行装置のブロツ
ク図である。第5図はROMの記憶領域を図解的
に示した図である。第6図はRAMの記憶領域を
図解的に示した図である。第7図は印字フオーマ
ツトの一例を示す図である。第8A図および第8
B図はこの考案の一実施例の動作を説明するため
のフローチヤートである。第9A図、第9B図お
よび第9C図はこの実施例の動作モード別のサブ
ルーチンのフローチヤートである。 図において、10はカード発行装置、20は表
示装置、30はキーボード、41はCPU、50
はROM、60はRAMを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも取引処理に必要なデータをカード
    に記録して発行する機能を含むカード発行装置
    において、 前記カード発行装置の予め定める使用状態に
    基づく回数を計数しかつ合計指令によつてその
    計数値をリセツトしない第1の計数手段、 前記カード発行装置の予め定める使用状態に
    基づく回数を計数しかつ合計指令に応じてその
    計数値をリセツトする第2の計数手段、および 印字指令に応じて、少なくとも前記第1の計
    数手段の計数値を印字する印字手段を備えたカ
    ード発行装置。 (2) 前記予め定める使用状態に基づく回数は、前
    記カードの発行回数である、実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載のカード発行装置。 (3) 前記カード発行装置は、前記カードに記録し
    たデータを読取つて確認する機能を含み、 前記予め定める使用状態に基づく回数は、前
    記カードの確認回数である、実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載のカード発行装置。
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