JPH0248843B2 - - Google Patents
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- JPH0248843B2 JPH0248843B2 JP55000173A JP17380A JPH0248843B2 JP H0248843 B2 JPH0248843 B2 JP H0248843B2 JP 55000173 A JP55000173 A JP 55000173A JP 17380 A JP17380 A JP 17380A JP H0248843 B2 JPH0248843 B2 JP H0248843B2
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- internal combustion
- combustion engine
- circuit
- temperature
- resistor
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/18—Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow
- F02D41/187—Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow using a hot wire flow sensor
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/68—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
- G01F1/696—Circuits therefor, e.g. constant-current flow meters
- G01F1/698—Feedback or rebalancing circuits, e.g. self heated constant temperature flowmeters
-
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- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/68—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
- G01F1/696—Circuits therefor, e.g. constant-current flow meters
- G01F1/698—Feedback or rebalancing circuits, e.g. self heated constant temperature flowmeters
- G01F1/6983—Feedback or rebalancing circuits, e.g. self heated constant temperature flowmeters adapted for burning-off deposits
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内燃機関の測定用抵抗の温度制御装
置、さらに詳細には内燃機関の空気量測定装置に
用いられる測定用抵抗であつて、電流が流れるこ
の抵抗の温度が測定期間中制御される内燃機関の
測定用抵抗の温度制御装置に関する。
置、さらに詳細には内燃機関の空気量測定装置に
用いられる測定用抵抗であつて、電流が流れるこ
の抵抗の温度が測定期間中制御される内燃機関の
測定用抵抗の温度制御装置に関する。
従来から制御装置に付設されたブリツジ回路を
用いて内燃機関に吸入された空気量を測定する装
置が知られている。その場合ブリツジの一辺には
吸入空気流に配置された温度に従つて抵抗値が変
わる抵抗が接続され、その抵抗値が吸入空気量に
従つて制御されている。その場合制御装置の調節
量が吸入空気量の尺度となる。理論的に見ればこ
のような装置を用いることよつて良好な測定結果
が得られるが、自動車の測定装置を乱暴に操作す
ることによりとりわけ駆動期間が長い場合には温
度に関係した抵抗の表面のよごれが増大するので
エラーが発生する。
用いて内燃機関に吸入された空気量を測定する装
置が知られている。その場合ブリツジの一辺には
吸入空気流に配置された温度に従つて抵抗値が変
わる抵抗が接続され、その抵抗値が吸入空気量に
従つて制御されている。その場合制御装置の調節
量が吸入空気量の尺度となる。理論的に見ればこ
のような装置を用いることよつて良好な測定結果
が得られるが、自動車の測定装置を乱暴に操作す
ることによりとりわけ駆動期間が長い場合には温
度に関係した抵抗の表面のよごれが増大するので
エラーが発生する。
従つて本発明の目的はこのような欠点をなくし
簡単な構造で測定用抵抗の寿命を長くし、しかも
良好な測定結果の得られる内燃機関の測定用抵抗
の温度制御装置を提供することにある。
簡単な構造で測定用抵抗の寿命を長くし、しかも
良好な測定結果の得られる内燃機関の測定用抵抗
の温度制御装置を提供することにある。
本発明によれば本発明装置を装備した機器たと
えば内燃機関が所定の駆動状態になつた場合ある
いは所定の時間ごとに測定用抵抗に流れる電流が
増大される。本発明によれば測定用抵抗として熱
線が用いられ、その抵抗に流れる電流を増大させ
ることによつて熱線を灼熱させ熱線の表面に付着
した汚れた粒子を燃焼させているので測定結果を
悪くするような要因を取り除くことができる。
えば内燃機関が所定の駆動状態になつた場合ある
いは所定の時間ごとに測定用抵抗に流れる電流が
増大される。本発明によれば測定用抵抗として熱
線が用いられ、その抵抗に流れる電流を増大させ
ることによつて熱線を灼熱させ熱線の表面に付着
した汚れた粒子を燃焼させているので測定結果を
悪くするような要因を取り除くことができる。
本発明装置には駆動サイクルの開始時内燃機関
の温度が所定の温度になつているかどうかを示す
信号を記憶するためのメモリーが設けられる。内
燃機関の温度がその温度になつている場合には内
燃機関が遮断された場合灼熱は中断される。この
灼熱に寄与する電流の増大は内熱機関の駆動時
間、走行距離、あるいは場合によつて一般的に時
間に関係して制御されることもできる。
の温度が所定の温度になつているかどうかを示す
信号を記憶するためのメモリーが設けられる。内
燃機関の温度がその温度になつている場合には内
燃機関が遮断された場合灼熱は中断される。この
灼熱に寄与する電流の増大は内熱機関の駆動時
間、走行距離、あるいは場合によつて一般的に時
間に関係して制御されることもできる。
本発明によれば内燃機関が所定の駆動状態にな
つた場合あるいは所定時間ごとに抵抗に流れる電
流が増大され、その抵抗の表面に付着した汚れが
燃焼されるので長い駆動期間に渡つて測定精度が
一定に保てるという利点が得られる。
つた場合あるいは所定時間ごとに抵抗に流れる電
流が増大され、その抵抗の表面に付着した汚れが
燃焼されるので長い駆動期間に渡つて測定精度が
一定に保てるという利点が得られる。
本発明装置を自動車の空気量測定器として用い
た場合抵抗を灼熱させる電流の増大はたとえば駆
動サイクルが終つた後で始動時内燃機関の温度が
まだ所定の値に達していないときのみ行なうのが
好ましい。このような場合は内燃機関の駆動をし
ばしば中断し、しかもその中断が短い場合にあて
はまる。このように灼熱工程を減少させることに
よつてたとえば熱線として形成された抵抗の寿命
を延ばすことができる。さらに灼熱工程を時間に
関係させて制御するのも好ましい。それによつて
たとえば装置を連続運転させた場合少くとも抵抗
に発生する汚れを除去することができる。
た場合抵抗を灼熱させる電流の増大はたとえば駆
動サイクルが終つた後で始動時内燃機関の温度が
まだ所定の値に達していないときのみ行なうのが
好ましい。このような場合は内燃機関の駆動をし
ばしば中断し、しかもその中断が短い場合にあて
はまる。このように灼熱工程を減少させることに
よつてたとえば熱線として形成された抵抗の寿命
を延ばすことができる。さらに灼熱工程を時間に
関係させて制御するのも好ましい。それによつて
たとえば装置を連続運転させた場合少くとも抵抗
に発生する汚れを除去することができる。
さらに本発明によれば電流の増大はいわゆる所
望の「灼熱燃焼」の度合に関係させて制御され
る。また本発明によれば内燃機関の温度信号は駆
動開始時所定の時間経過して初めてメモリーに記
憶される。
望の「灼熱燃焼」の度合に関係させて制御され
る。また本発明によれば内燃機関の温度信号は駆
動開始時所定の時間経過して初めてメモリーに記
憶される。
次に添付図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
符号10は測定用抵抗として機能する熱線を示
し、この熱線は内燃機関の吸入弁に接続した吸気
管11の内側に配置されている。この抵抗10は
他の抵抗12,13,14及び15と共に構成さ
れているブリツジ回路の抵抗の一つになつてお
り、このブリツジ回路は電源のプラス線17とア
ース線18の間で制御可能な電源(電流源)16
と直列に接続される。抵抗12及び13間並びに
抵抗10及び14間の接続点は、差動増幅器19
の入力に接続され、その差動増幅器の出力信号に
よつて電源16からの電流量が制御される。本来
の空気量測定信号は通常両抵抗10と14の接続
点において検出される。
し、この熱線は内燃機関の吸入弁に接続した吸気
管11の内側に配置されている。この抵抗10は
他の抵抗12,13,14及び15と共に構成さ
れているブリツジ回路の抵抗の一つになつてお
り、このブリツジ回路は電源のプラス線17とア
ース線18の間で制御可能な電源(電流源)16
と直列に接続される。抵抗12及び13間並びに
抵抗10及び14間の接続点は、差動増幅器19
の入力に接続され、その差動増幅器の出力信号に
よつて電源16からの電流量が制御される。本来
の空気量測定信号は通常両抵抗10と14の接続
点において検出される。
熱線として構成された抵抗10の灼熱は、抵孔
15がスイツチ20によりブリツジ回路より切り
離され(短絡され)、それによりブリツジの平衡
がくずれてより大きな加熱電流が熱線を流れるこ
とによつて発生する。
15がスイツチ20によりブリツジ回路より切り
離され(短絡され)、それによりブリツジの平衡
がくずれてより大きな加熱電流が熱線を流れるこ
とによつて発生する。
熱線で構成されている抵抗10の灼熱する時間
を制御するのに種々の要素があり、これらの要素
がオアゲートを介して種々に組み合わされている
状態が図面に図示されている。これらの要素は
個々にまた複数個いつしよにして選ぶことがで
き、それに応じて回路素子及び回路部品が減結合
されたり取り除かれたりする。
を制御するのに種々の要素があり、これらの要素
がオアゲートを介して種々に組み合わされている
状態が図面に図示されている。これらの要素は
個々にまた複数個いつしよにして選ぶことがで
き、それに応じて回路素子及び回路部品が減結合
されたり取り除かれたりする。
温度制御装置にはスターター又は点火スイツチ
25が設けられ、その後段にはスイツチ出力信号
の立ち上り端及び立ち下り端に応答する微分回路
26及び27が接続されている。微分回路27の
出力は単安定マルチバイブレータとして働く第1
の時限素子28に入力され、その出力はアンド回
路29の一方の入力に入力される。このアンド回
路29はオア回路30に接続され、その後に測定
ブリツジの抵抗15を時間制御する短絡スイツチ
20が接続される。又、微分回路26は他方の時
限素子3へ接続される。その時限素子の出力は温
度スイツチ32の出力信号と共にアンド回路33
へ印加される。このアンド回路33の後には、フ
リツプフロツプ34とインバータ35の直列回路
が接続され、このインバータの出力はオア回路3
6を介してアンド回路29の第2の入力に接続さ
れる。フリツプフロツプ34のリセツト入力は時
限素子28の出力信号の立ち下り端に応答する微
分回路37に接続されている。微分回路26の後
には時限素子31の他に2つのパルス発生器38
及び39が接続されている。第1のパルス発生器
38の後にはカウンタ40が接続され、そのリセ
ツト入力には微分回路37の出力と、またその出
力はオア回路36の第2の入力と接続される。好
ましくはパルス発生器38は制御可能な速度計
(タコジエネレータ)もしくは回転数センサー
(例えば点火信号により制御される)を表わし、
内燃機関を装備した自動車の走行距離又は内燃機
関の回転数を検出する。一方第2のパルス発生器
39はクロツク素子として機能し、それによつて
所定の時間毎に吸気管11内の熱線として構成さ
れた抵抗10の灼熱が可能になる。その為にパル
ス発生器39の出力はオア回路30とともに制御
回路41を介して空気量測定信号が現われる出力
線43に接続されたスイツチ42に入力される。
25が設けられ、その後段にはスイツチ出力信号
の立ち上り端及び立ち下り端に応答する微分回路
26及び27が接続されている。微分回路27の
出力は単安定マルチバイブレータとして働く第1
の時限素子28に入力され、その出力はアンド回
路29の一方の入力に入力される。このアンド回
路29はオア回路30に接続され、その後に測定
ブリツジの抵抗15を時間制御する短絡スイツチ
20が接続される。又、微分回路26は他方の時
限素子3へ接続される。その時限素子の出力は温
度スイツチ32の出力信号と共にアンド回路33
へ印加される。このアンド回路33の後には、フ
リツプフロツプ34とインバータ35の直列回路
が接続され、このインバータの出力はオア回路3
6を介してアンド回路29の第2の入力に接続さ
れる。フリツプフロツプ34のリセツト入力は時
限素子28の出力信号の立ち下り端に応答する微
分回路37に接続されている。微分回路26の後
には時限素子31の他に2つのパルス発生器38
及び39が接続されている。第1のパルス発生器
38の後にはカウンタ40が接続され、そのリセ
ツト入力には微分回路37の出力と、またその出
力はオア回路36の第2の入力と接続される。好
ましくはパルス発生器38は制御可能な速度計
(タコジエネレータ)もしくは回転数センサー
(例えば点火信号により制御される)を表わし、
内燃機関を装備した自動車の走行距離又は内燃機
関の回転数を検出する。一方第2のパルス発生器
39はクロツク素子として機能し、それによつて
所定の時間毎に吸気管11内の熱線として構成さ
れた抵抗10の灼熱が可能になる。その為にパル
ス発生器39の出力はオア回路30とともに制御
回路41を介して空気量測定信号が現われる出力
線43に接続されたスイツチ42に入力される。
以上のように構成された回路は以下の如く動作
する。
する。
スターター25が閉じられると、微分回路26
が出力信号を発し、それによつて時限素子31に
トリガー信号が入力される。内燃機関温度が所定
の値θ0よりも高い場合にはアンドゲート33が導
通してフリツプフロツプ34がセツトされ、その
出力信号は正になり、インバーターにより反転さ
れるのでアンド回路29には正の信号が入力され
ない(カウンター40並びにパルス発生器39の
出力信号は同様に0である)。従つて、スイツチ
20は開いたままで熱線として構成された抵抗1
0はブリツジの他の素子と共に空気量測定回路と
して働く。
が出力信号を発し、それによつて時限素子31に
トリガー信号が入力される。内燃機関温度が所定
の値θ0よりも高い場合にはアンドゲート33が導
通してフリツプフロツプ34がセツトされ、その
出力信号は正になり、インバーターにより反転さ
れるのでアンド回路29には正の信号が入力され
ない(カウンター40並びにパルス発生器39の
出力信号は同様に0である)。従つて、スイツチ
20は開いたままで熱線として構成された抵抗1
0はブリツジの他の素子と共に空気量測定回路と
して働く。
時限素子31の出力信号が終了すると、アンド
回路33の出力信号は0になるが、フリツプフロ
ツプ34はなおセツトされたままである。
回路33の出力信号は0になるが、フリツプフロ
ツプ34はなおセツトされたままである。
スターター25が再び開放されると、微分回路
27が時限素子28にトリガー信号を送り、その
出力には所定期間だけ正の信号があらわれる。こ
の期間内はフリツプフロツプ34がセツトされた
ままになつているので、アンド回路29の両入力
に異なつた信号が入力されスイツチ20はまだ閉
じることはない。時限素子28の出力信号が終わ
つた後フリツプフロツプ34はリセツトされ再び
もとの位置にもどる。
27が時限素子28にトリガー信号を送り、その
出力には所定期間だけ正の信号があらわれる。こ
の期間内はフリツプフロツプ34がセツトされた
ままになつているので、アンド回路29の両入力
に異なつた信号が入力されスイツチ20はまだ閉
じることはない。時限素子28の出力信号が終わ
つた後フリツプフロツプ34はリセツトされ再び
もとの位置にもどる。
内燃機関の駆動開始時の温度が所定値θ0より高
い間は、始動工程が繰り返えされるたびにフリツ
プフロツプ34がセツトされて、それによつて運
転をやめたあとも熱線は灼熱することはない。
い間は、始動工程が繰り返えされるたびにフリツ
プフロツプ34がセツトされて、それによつて運
転をやめたあとも熱線は灼熱することはない。
出力温度がθ0(ほヾ80℃)よりも低い場合には、
スターター25をオンにした場合フリツプフロツ
プ34はセツトされず(アンド回路33が遮断さ
れる)、次にスイツチ25をオフにした場合に熱
線の灼熱工程が始まる。なお、上記のθ0の値は、
内燃機関の種類によつて異なるが、実験的に通常
約80℃の値に設定すると極めて好ましい結果が得
られることが判明している。すなわち、内燃機関
の駆動開始時の温度がこの温度よりも低いときに
熱線を約熱させると、熱線の寿命を長く延ばすこ
とができる。従つて、実験的に求められたデータ
に従つて、θ0の値は約80℃の値に設定される。
スターター25をオンにした場合フリツプフロツ
プ34はセツトされず(アンド回路33が遮断さ
れる)、次にスイツチ25をオフにした場合に熱
線の灼熱工程が始まる。なお、上記のθ0の値は、
内燃機関の種類によつて異なるが、実験的に通常
約80℃の値に設定すると極めて好ましい結果が得
られることが判明している。すなわち、内燃機関
の駆動開始時の温度がこの温度よりも低いときに
熱線を約熱させると、熱線の寿命を長く延ばすこ
とができる。従つて、実験的に求められたデータ
に従つて、θ0の値は約80℃の値に設定される。
上述したような灼熱制御方法では、走行の中断
が短かすぎて内燃機関の冷却が充分できず、従つ
て灼熱工程が始まらず灼熱が少なすぎるという場
合が考えられる。本発明ではこのような場合パル
ス発生器38とカウンタ40を用い灼熱を行うか
どうかの基準としてさらに走行メーターの出力も
しくは内燃機関の回転数が利用される。回転数も
しくは速度に関係した信号を発生するパルス発生
器38によつて対応したデータが得られる。その
出力はカウンター40の計数入力に印加され、値
が例えば限界値(計数上限値)に達した場合には
出力に信号を発生し、カウントを停止させ、オア
回路36を介してアンド回路29の入力に正の電
圧をかける。それにより次にスイツチ25がオフ
された後熱線は灼熱することになる。
が短かすぎて内燃機関の冷却が充分できず、従つ
て灼熱工程が始まらず灼熱が少なすぎるという場
合が考えられる。本発明ではこのような場合パル
ス発生器38とカウンタ40を用い灼熱を行うか
どうかの基準としてさらに走行メーターの出力も
しくは内燃機関の回転数が利用される。回転数も
しくは速度に関係した信号を発生するパルス発生
器38によつて対応したデータが得られる。その
出力はカウンター40の計数入力に印加され、値
が例えば限界値(計数上限値)に達した場合には
出力に信号を発生し、カウントを停止させ、オア
回路36を介してアンド回路29の入力に正の電
圧をかける。それにより次にスイツチ25がオフ
された後熱線は灼熱することになる。
熱線は内燃機関を遮断した後だけでなく、例え
ば所定の時間間隔で何度も灼熱させるのが好まし
い。このような例としては内燃機関を定常的に駆
動させる場合が挙げられる。時間に関係した灼熱
は、周波数が制御できるパルス発生器を用いて行
なわれる。このパルス発生器39の出力信号はオ
ア回路30を介して最終的にスイツチ20に作用
する。ここで、この灼熱期間中空気量測定信号が
後続の回路に入力されないように配慮しなければ
ならない。その為に空気量信号線43にスイツチ
42が設けられており、このスイツチは制御回路
41によつて制御される。
ば所定の時間間隔で何度も灼熱させるのが好まし
い。このような例としては内燃機関を定常的に駆
動させる場合が挙げられる。時間に関係した灼熱
は、周波数が制御できるパルス発生器を用いて行
なわれる。このパルス発生器39の出力信号はオ
ア回路30を介して最終的にスイツチ20に作用
する。ここで、この灼熱期間中空気量測定信号が
後続の回路に入力されないように配慮しなければ
ならない。その為に空気量信号線43にスイツチ
42が設けられており、このスイツチは制御回路
41によつて制御される。
図に示したようにスイツチ25が入つたことを
識別する微分回路26の後に点線で示された遅延
回路50が設けられる。この遅延回路は、自動車
のバツテリーが良好でない場合始動時供給電圧が
非常に低下し、誤接続がおきる可能性があるので
スイツチング操作が始動時間ないしその直後行な
われないようにするために設けられている。
識別する微分回路26の後に点線で示された遅延
回路50が設けられる。この遅延回路は、自動車
のバツテリーが良好でない場合始動時供給電圧が
非常に低下し、誤接続がおきる可能性があるので
スイツチング操作が始動時間ないしその直後行な
われないようにするために設けられている。
図示したような個別の回路素子や回路部品を用
いた測定用抵抗の温度制御装置をコンピユーター
を用いて実現することもできる。コンピユーター
による場合は、とりわけ温度制御装置を自動車に
用い、燃料噴射時間をコンピユータープログラム
により制御するような場合である。すなわちスタ
ート直後エンジンの温度を所定値と比較し温度情
報を記憶させる命令をプログラムに入れさえすれ
ばよい。エンジンの温度が所定の値θ0より高くな
ると、次の運転停止の際に灼熱工程は上述のよう
に遮断される。
いた測定用抵抗の温度制御装置をコンピユーター
を用いて実現することもできる。コンピユーター
による場合は、とりわけ温度制御装置を自動車に
用い、燃料噴射時間をコンピユータープログラム
により制御するような場合である。すなわちスタ
ート直後エンジンの温度を所定値と比較し温度情
報を記憶させる命令をプログラムに入れさえすれ
ばよい。エンジンの温度が所定の値θ0より高くな
ると、次の運転停止の際に灼熱工程は上述のよう
に遮断される。
測定用抵抗の温度制御装置の主な利点を要約す
ると、精密な測定値を得る為に出来るだけ多く熱
線を灼熱させる必要性と、例えば熱線として用い
られている抵抗の寿命をできるだけ長くする為に
灼熱工程をできるだけ少なくするという両要求を
融合させたことにある。すなわち、本願発明で
は、内燃機関の駆動終了時内燃機関の駆動開始時
の温度信号に従つて空気量測定用抵抗に流れる電
流を増大させその抵抗の付着物を燃焼させるよう
にしているので、空気量の測定に影響を与えるこ
となく付着物の燃焼を行なうことができるという
効果が得られる。
ると、精密な測定値を得る為に出来るだけ多く熱
線を灼熱させる必要性と、例えば熱線として用い
られている抵抗の寿命をできるだけ長くする為に
灼熱工程をできるだけ少なくするという両要求を
融合させたことにある。すなわち、本願発明で
は、内燃機関の駆動終了時内燃機関の駆動開始時
の温度信号に従つて空気量測定用抵抗に流れる電
流を増大させその抵抗の付着物を燃焼させるよう
にしているので、空気量の測定に影響を与えるこ
となく付着物の燃焼を行なうことができるという
効果が得られる。
また本願発明では、付着物の熱焼を常時定期的
に行なつたり、あるいは必要に応じて行なうので
はなく、内燃機関の駆動が終了した時に内燃機関
の駆動開始時の温度に従つて行なうようにしてい
るので、内燃機関の駆動開始時の温度に応じて付
着物を燃焼させる灼熱工程を減少させることがで
き、測定用抵抗の寿命を延ばすことができるとい
う効果が得られる。
に行なつたり、あるいは必要に応じて行なうので
はなく、内燃機関の駆動が終了した時に内燃機関
の駆動開始時の温度に従つて行なうようにしてい
るので、内燃機関の駆動開始時の温度に応じて付
着物を燃焼させる灼熱工程を減少させることがで
き、測定用抵抗の寿命を延ばすことができるとい
う効果が得られる。
図は本発明装置の実施例の電気部分を示した回
路図である。 10……熱線による抵抗、11……吸気管、1
9……差動増幅器、25……スターター、26,
27,37……微分回路、28,31……時限素
子、29,33……アンド回路、34……フリツ
プフロツプ、35……インバーター、30,36
……オア回路、38,39……パルス発生器、4
2……カウンター、50……遅延回路。
路図である。 10……熱線による抵抗、11……吸気管、1
9……差動増幅器、25……スターター、26,
27,37……微分回路、28,31……時限素
子、29,33……アンド回路、34……フリツ
プフロツプ、35……インバーター、30,36
……オア回路、38,39……パルス発生器、4
2……カウンター、50……遅延回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の空気量測定装置に用いられる測定
用抵抗10であつて、空気量測定時電流が流れる
この抵抗の温度が制御される内燃機関の測定用抵
抗の温度制御装置において、 前記測定用抵抗に流れる電流を増大させる手段
20と、 内燃機関の駆動開始時の温度信号を発生する手
段32,34とを設け、 内燃機関の駆動終了時前記内燃機関の駆動開始
時における温度が所定の値よりも低いときにのみ
前記測定用抵抗10に流れる電流を増大させその
抵抗の付着物を燃焼させるようにしたことを特徴
とする内燃機関の測定用抵抗の温度制御装置。 2 前記電流の増大は自動車の運転時間あるいは
走行距離に関して行われる特許請求の範囲第1項
に記載の内燃機関の測定用抵抗の温度制御装置。 3 内燃機関の温度を所定の値と比較し温度情報
を記憶させるようにした特許請求の範囲第1項に
記載の内燃機関の測定用抵抗の温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1738079A JPS55113166A (en) | 1980-01-07 | 1979-02-16 | Magnetic recording and reproducing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19792900690 DE2900690A1 (de) | 1979-01-10 | 1979-01-10 | Einrichtung zur temperatursteuerung eines messzwecken dienenden widerstandes, insbesondere bei brennkraftmaschinen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5594114A JPS5594114A (en) | 1980-07-17 |
JPH0248843B2 true JPH0248843B2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=6060268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17380A Granted JPS5594114A (en) | 1979-01-10 | 1980-01-07 | Temperature controller for measuring resistor of internal combustion engine |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4357829A (ja) |
JP (1) | JPS5594114A (ja) |
DE (1) | DE2900690A1 (ja) |
FR (1) | FR2446512B1 (ja) |
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DE2927378A1 (de) * | 1979-07-06 | 1981-01-29 | Bosch Gmbh Robert | Einrichtung zum freibrennen eines zu messzwecken dienenden widerstandes |
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DE3227807A1 (de) * | 1982-07-24 | 1984-01-26 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Verfahren zur verhinderung einer beschaedigung eines in einem stroemungsquerschnitt angeordneten temperaturabhaengigen widerstandes durch ueberhitzung und luftmassenmessvorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
JPS5978925U (ja) * | 1982-11-18 | 1984-05-28 | 日本電子機器株式会社 | 熱線流量計の熱線付着物焼切り装置 |
DE3246523A1 (de) * | 1982-12-16 | 1984-06-20 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Verfahreen und vorrichtung zum gesteuerten freibrennen eines messzwecken dienenden wiederstands |
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JPS62248839A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-29 | Mitsubishi Electric Corp | 燃料制御装置 |
JPH0723702B2 (ja) * | 1986-12-27 | 1995-03-15 | マツダ株式会社 | 燃料制御装置 |
JPS63252223A (ja) * | 1987-04-09 | 1988-10-19 | Mazda Motor Corp | 燃料制御装置 |
DE3835235A1 (de) * | 1988-10-15 | 1990-04-19 | Bosch Gmbh Robert | Einrichtung zur temperatursteuerung eines widerstands |
DE3932304A1 (de) * | 1989-09-28 | 1991-04-11 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und vorrichtung zur temperatursteuerung eines messwiderstands |
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US20070048709A1 (en) * | 2005-08-31 | 2007-03-01 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | System for detection and analysis of biological waste spread in an undergarment |
DE102007027898A1 (de) * | 2007-06-18 | 2008-12-24 | Robert Bosch Gmbh | Elektrowerkzeug mit Kaltstartfunktion |
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---|---|---|---|---|
JPS5014399A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-14 | ||
JPS51134192A (en) * | 1975-05-15 | 1976-11-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Gas detecting device |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE2457650A1 (de) * | 1974-12-06 | 1976-06-10 | Bosch Gmbh Robert | Einrichtung zur ueberpruefung von gasen |
JPS535335A (en) * | 1976-07-05 | 1978-01-18 | Nippon Soken Inc | Suction air quantity detector for internal combustion engine |
DE2750050C2 (de) * | 1977-11-09 | 1983-12-08 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Einrichtung zur Luftmengenmessung |
-
1979
- 1979-01-10 DE DE19792900690 patent/DE2900690A1/de active Granted
- 1979-11-26 US US06/097,245 patent/US4357829A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-12-20 FR FR7931298A patent/FR2446512B1/fr not_active Expired
-
1980
- 1980-01-07 JP JP17380A patent/JPS5594114A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5014399A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-14 | ||
JPS51134192A (en) * | 1975-05-15 | 1976-11-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Gas detecting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2446512A1 (fr) | 1980-08-08 |
DE2900690A1 (de) | 1980-07-24 |
DE2900690C2 (ja) | 1988-04-14 |
US4357829A (en) | 1982-11-09 |
JPS5594114A (en) | 1980-07-17 |
FR2446512B1 (fr) | 1985-07-19 |
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