JPH0248570A - 6−ピペリジノ−2,4−ジアミノピリミジン−3−オキシドの調整方法および新規な化合物 - Google Patents

6−ピペリジノ−2,4−ジアミノピリミジン−3−オキシドの調整方法および新規な化合物

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JPH0248570A
JPH0248570A JP63188536A JP18853688A JPH0248570A JP H0248570 A JPH0248570 A JP H0248570A JP 63188536 A JP63188536 A JP 63188536A JP 18853688 A JP18853688 A JP 18853688A JP H0248570 A JPH0248570 A JP H0248570A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、国際的な一般商品名「ミノキシジル(M 1
noxidil ) Jでいっそうよく知られている、
6−ビペリジノー2,4−ジアミノピリミジン−3−オ
キシドの調製に関する。
「ミノキシジル(M 1noxidi! ) 」は、そ
の抗高血圧性質および脱毛症の処置における適用につい
て知られている。
6−ビベリジノー2,4−ジアミノピリミジン−3−オ
キシドを調製するいくつかの方法はすでに知られている
。米国特許第3,382,247号は、第1段階におい
て、6−クロロ−2,4−ジアミノピリミジンを6−ヒ
ドロキシ−2,4ジアミノピリミジンからオキシ塩化リ
ンの処理によって調製することからなる方法を記載して
いる。
フェノラートと6−クロロ−2,4−ジアミノピリミジ
ンとの反応は、6−フェノキシ−2,4−ジアミノピリ
ミジンを生成する。後者をメタクロロ過安息香酸(MC
PA)によって対応する3−二トローオキシドに酸化す
る。ピペリジンとの反応後、[ミノキシジル(M 1n
oxidil ) 」を単離する。
英国特許(GB−A)2,032,434号は、第1段
階において、6−ヒドロキシ−2,4−ジアミノピリミ
ジンの0−トシレートを調製し、後者をMCPAの作用
によって対応するオキシドに酸化し、そして最後にトシ
レートN−オキシドをピペリジンで処理することからな
る「ミノキシジル(Minoxidil) Jを調製す
る方法を記載している。
米国特許第3,910.928号に従い、ピリミジン環
を3−シアンイミノプロピオニトリルがら合成する。
最初の2種類の合成において、クロロ−またはヒドロキ
シジアミノピリミジンの2−および4位置は遊離のまま
である。
本発明よれば、この分野の方法の状態に比較して簡単な
かつ面倒でない手順に従い、6−ビベリジノー2,4−
ジアミノピリミジン−3−オキシドすなわち「ミノキシ
ジル(M 1noxidil ) Jを調製する新規な
方法が発見された。この方法は本発明の1つの目的を形
成する。
こうして、本発明の1つの目的は「ミノキシジル(Mi
noxidil) Jを調製する新規な方法である。
本発明の他の目的は、この方法の間に調製された新規な
生成物である。
本発明のほかの目的は、以下の説明および実施例から明
らかとなるであろう。
1つの面において、本発明は、第1段階において、式1
: さらに尿素誘導体を生成し、これを引続いて酸化してそ
れを対応するN−オキシドに転化し、次いで前記N−オ
キシドをピペリジンと反応させ、次いで有機塩基または
無機塩基で処理することによって脱離反応を実施して1
または2以−Eの保護基を除去することを特徴とする6
−ピペリジノ−2゜4−ジアミノピリミジン−3−オキ
シドを調製する方法、にある。
他の面において、本発明は、式: 式中、Xはハロゲン原子またはOH基を表わす、を有す
る化合物のアミノ基の少なくとも1つを、式: %式% 式中、Rはアルキル基を表わす、 のイソシアネートを式(1)を有する化合物のアミノ基
の1つと反応させることによって保護し、式中、 XはOH,C15〇−トシルまたはO−ベンゼンスルホ
ニルを表わし、 R5およびR2は、互いに独立に、水素原子または基R
NHCO−を表わし、ここでRはCCmアルキルを表わ
し、そしてR1およびR2は同時に水素原子を表わさず
、そして nはOまたは1である、 を有する化合物およびそれらの互変異性体または異性体
、 にある。
本発明の方法は、 次の反応図によって、 ことに よく例示できる。
スル上り膓 工 + 工 又茜11ン b C C 5C スル」シ( 本発明の方法の第1段階において、式2aおよび3aを
有するモノウレアの混合物を化合物1aから生成する。
この混合物は、また、式4aを有するジウレアを含有し
、その量は反応温度および使用するイソシアネートの当
量数に依存する。
この反応は、非プロトン性溶媒、とくにジメチルスルホ
キシド(DMSO) 、ジメチルホルムアミド(DMF
)またはN−メチルピロリドンを使用することによって
、尿素2aまたは3aの生成に選択的に向けることがで
きる。尿素2aまたは3bは、出発化合物が、それぞれ
、クロロ、1aまたはヒドロキシ1bの化合物であるか
に依存して生成する。
生成する少量のジウレア4nまたはlsbは、使用する
溶媒中のモノウレアまたはジウレアの溶解度が大きく異
なるため、反応混合物を室温において希釈することによ
って容易に排除できる。
この第1段階は、商業的に得ることができる、容易に入
手可能ある生成物を使用するので、とくに興味がある。
ブチルイソシアネートは、ことに反応の収率に関して、
とくに興味ある結果を生成する。
第1段階においてテトラヒドロフランのような溶媒を使
用すると、とくにブチルイソシアネートを使用する場合
、化合物1aから尿素3aが優先的に生成する。
叉甚IJL脛 第2段階の間、4−位置のアミン基が遮断されている式
2aのモノウレアは優先的に酸化される。
この尿素は3−位置において容易に酸化される。
不均質相の反応をとくに使用することができ、ここで約
5〜30%、好ましくは10%のギ酸の存在下に、塩素
化溶媒、例えば、ジクロロメタンの混合物を使用し、そ
して出発化合物に関して2〜5当量、好ましくは2.5
当景の過剰の酸素化水を添加する。尿素2aの対応する
3−N−オキシドへは定量的に転化される。
この反応は0〜70℃、好ましくは35〜65℃の温度
において実施する。
これらの条件を使用すると、通常のクロマトグラフィー
手段は、いずれのかなりの量においても二次的誘導体ま
たは分解生成物のいずれも検出しないことが確立された
【肛l以 本発明による段階2の変法は、ヒドロキシル化モノウレ
ア3bを対応するトシレート3cに既知の方法によって
転化し、次いで化合物3Cを3−Nオキシド(5c)に
酸化することから成る。モノウレア3bは、N−メチル
ピロリドン中に可溶化された出発化合物1bにインシア
ネートを作用させることによって、優先的に生成する。
トシレートまたはベンゼンスルホネートは、第1段階に
おいて、化合物(1b)から合成できることに注意すべ
きである。第2段階において、トシレートまたはベンゼ
ンスルホネートをイソシアネートと反応させて、モノウ
レアスルホネート(2b)および/または(3b)を生
成する。
化合物(5a)または(5c)を引続いてピペリジンと
、好ましくは過剰量において、反応させ、そしてモノウ
レア6aまたは6cに転化する。この場合において、ま
た、収率は定量的であり、そしてとくに興味あるもので
ある。
最後に、最終段階は、強い無機塩基または有機塩基、と
くに炭酸カリ、ソーダまたはナトリウムメチラート、好
ましくは炭酸カリで処理することによって、保護の尿素
基を脱離することを包含する。
この方法は、化合物2a、3aおよび4aの混合物につ
いて使用するかぎり、とくに興味あるものである。
この方法は、アミノ基またはインシアネートの簡単な付
加反応によって、式(1)の化合物をモノウレアに転化
する。
このようにして得られるモノウレアは、通常の溶媒中に
出発化合物よりもかなりよく可溶性であり、そして対応
する3−N−オキシドを得るための酸化反応にとくに適
する。
モノウレアは、とくに、選択的酸化に使用できる。
とくに好ましい反応は、酸化状態のための好ましい酸化
体として酸素化水を使用して、中間体6−クロロ−2,
4−ジアミノピリミジンを経て進行する。酸素化水の使
用は、経費を減少しかつメタクロロ過安息香酸を排除す
るという問題を回避するという追加の利点を有する。
6−位置において塩素化されたN−オキシドの形態の中
間化合物は、式 に相当する。これらは、ピリジミンを使用する処理のた
めの可溶性をもつため、とくに重要である。
最後の段階における尿素の対応するアミンへの転化は、
無機塩基または有機塩基を作用することによって実施す
るので、簡単な反応である。
本発明の方法の間に調製される中間体の尿素は、本発明
の目的である新規な生成物である。
これらの化合物は、式: 式中、 XはOH,CI、Q−トシル、0−ベンゼンスルホニル
またはピペリジン基を表わし、R1およびR2は、互い
に独立に、水素原子または基RN HCO−を表わし、
ここでRはCCaアルキル基を表わし、そしてR5およ
びR7は同時に水素原子を表わさず、そしてnは0また
は1である、 に相当する。
これらの互変異性体または異性体は、また、本発明の範
囲内に包含される。
次の実施例によって本発明をさらに説明する。
これらの実施例は本発明の範囲をいかなる方法において
も限定しない。
実施例1 6−ビベリジノー2.4−ジアミノピリミジン−3−オ
キシドの合成 段階I N−(2−アミノ−6−クロロ−4−ビリシミニル)、
No−ブチル尿素の調製50cm+3のDMSO中の5
gの6−クロロ−2゜4−ジアミノピリミジンの懸濁液
に、8.6am″のブチルイソシアネートを添加した。
TLCにより出発化合物が消失したことが示されるまで
、反応媒質を80℃(こ維持した。
反応媒質を加水分解した後、生成物を酢酸エチルで抽出
した。有機相を洗浄し、乾燥し、そして減圧下に濃縮し
た。
5.1gの生成物が得られ、これを酢酸エチルから再結
晶化した。
N−(2−アミノ−6−クロロ−4−ビリシミニル)、
No−ブチル尿素は、白色結晶、融点227℃、の形態
で結晶化した。
+f■ NMRスペクトルは期待する構造と一致した。
段階2 N−(2−アミノ−3−オキシド−6−クロロ−4−ビ
リシミニル)、No−ブチル尿素の調製 100cm’のアルコールおよび15cm3の水の混合
物中の2.8gの前に調製したN−(2−アミノ−6−
クロロ−4−ビリシミニル)、No−ブチル尿素の懸濁
液に、2.17gのMCPBを添加した。
温度を20℃に維持し、そして反応の進行をTLCによ
って追跡した。
出発化合物が転化された後、アルコールを減圧下に蒸発
させ、そして残留物を重炭酸ナトリウムを補充した水中
に取った。
水性相を0.5時間激しく撹拌した後、沈殿をろ過し、
大量の水で洗浄し、そして乾燥した。
2.5gの白色結晶、融点195−196℃、が得られ
、その’HNMRスペクトルは期待する構造と一致した
段階2m N−(2−アミノ−3−オキシド−6−クロロ−4−ビ
リシミニル)、No−ブチル尿素の調製 酸素化水を使用する酸化 40cm′のジクロロメタンおよび4cllI)のギ酸
中の1.9gの前に調製したN−(2−アミノ−6−ク
ロロ−4−ビリシミニル)、No−ブチル尿素に、1.
9cm+3の酸素化水を添加した。この溶液を40゛C
に4時間保持した。出発化合物の転化後、ジクロロメタ
ンを減圧下に蒸発させ、そして残留物を水中に取った。
沈殿をろ過し、大量の水で洗浄し、そして乾燥した。1
.4gの所望生成物が得られた。それらは1.94−1
95℃で溶融した。
段階3 N−(6−ビベリジノー2−アミノ−3−オキシド−4
−ビリシミニル) No−ブチル尿素の調製 10c1のピペリジン中の1gの前に11製したN−(
2−アミノ−3−オキシド−6−クロロ−4ビリンミニ
ル)、No−ブチル尿素の懸濁液を、100’Cにおい
て1時間加熱した。
反応媒質を氷水」二に注ぎ、そして得られた沈殿をろ過
し、乾燥し、そしてメタノールから再結晶化した。
0.950mgのN−(6−ビペリジ7−2−アミノ−
3−オキシド−4−ビリシミニル) Nブチル尿素が得
られた。
段階4 6−ビペリジノー2.4−ジアミノピリミジン−3−オ
キシドの調製 50cI@3のイソプロパツールおよび25cm’の1
ON炭酸カリの混合物中の18のN−<6−ビペリジノ
ー2−アミノ−3−オキシド−4−ビリシミニル〉、N
o−ブチル尿素の溶液を、出発化合物が711失してし
まうまで、80℃に維持しな。
イソプロパツールを減圧下に蒸発させ、そして所望生成
物を水性相から結晶化させた9後者を50cI113の
水で希釈し、そして生成物をろ過した。
メタノールから再結晶化すると、6−ビベリジノー2,
11−ジアミノピリミジン−3−オキシド、融点260
℃、が得られた。
上の実施例において、中間体の化合物の各々は再結晶化
によって精製しな。合成は中間体を精製しないで最後の
段階まで実施できる。
これらの段階の各々において得られた址を下に記載する
実施例IA 段階I N−(2−アミノ−6−クロロ−4−ビリシミニル)、
No−ブチル尿素の調製1リツトルのN−メチルピロリ
ドン中に溶解した100gの6−クロロ−2,4−ジア
ミノピリミジンを、95cm’のn−ブチルイソシアネ
ートとともに95℃で9時間加熱した。反応の終におい
て、反応媒質を5リツトルの水液圧下に注いだ。
得られた沈殿をろ過し、そして乾燥した。
164gの■製N−(2−アミノ−6−クロロ−4−ビ
リシミニル)、No−ブチル尿素、約20%のその異性
体を含有する、が得られた。
段階2 N−(2−アミノ−3−オキシド−6−クロロ−4−ビ
リシミニル)、No−ブチル尿素の調製 2リツトルのジオキサンおよび200cm’のギ酸中の
前の段階において得られた150gの粗生成物の懸濁液
に、175cm’の110容量の酸素化水を添加した。
この混合物を60℃に48時間保持した。セルロースア
セテートでろ過した後、過剰の酸素化水を水性亜硫酸水
素溶液の添加によって中和した1次いで、ジオキサンを
真空蒸発によって除去した。室温において結晶の形態で
得られたN−オキシドをろ過し、水で洗浄し、そして乾
燥した。
92gのN−(2−アミノ−3−オキシド−6−クロロ
−4−ビリシミニル)、N′−ブチル尿素が得られた。
この特定の操作において、セルロースアセテートによる
ろ過は40℃において実施し、こうしてこれらの条件下
に酸化しない2−位置の異性体の再部分を排除した。
段FJ 3 N−(6−ビペリジノー2−アミ/−3−オキシド−4
−ビリシミニル)、N′−ブチル尿素の調製 700 cm’のピペリジン中の90gの前に調製した
N−(2−アミノ−3−オキシド−6−クロロ4−ビリ
シミニル)、N゛−ブチル尿素の懸濁液を、50℃にお
いて4時間撹拌した。媒質は漸進的により均質となった
。室温において沈殿したピペリジンハイドロクロレート
の一部をろ過により排除した。この溶液を500cm’
の最終体積に濃縮し、次いで15リツトルの氷水上に激
しく撹拌しながら注いだ。
97gのN−(6−ビペリジノー2−アミノ−3−オキ
シド−4−ビリシミニル)、N′−ブチル尿素が得られ
た。
段tlff4 6−ビペリジノー2,4−ジアミノピリミジン−3−オ
キシドの調製 750cm’のブタノールおよび10C1の水中の前の
段階で得られた90gの生成物の溶液を、100℃にお
いて撹拌しながら添加した。この温度を3時間維持した
。冷却後、溶液を水で洗浄し、そしてブタノール減圧下
の蒸発によって除去した。
次いで、得られた生成物を200 am’の酢酸エチル
中で室温において撹拌した;このようにして、不純物の
大部分は抽出された。
458の6−ビペリジノー2.4−ジアミノピリミジン
−3−オキシドが得られ、これをアセトニトリル−メタ
ノール混合物から再結晶化した。
実施例2 24−ジアミノヒドロキシ−6−ピリ ジミンからの6−ビベリジノー2.4−ジアミノピリミ
ジン−3−オキシドの合成 段階1 N−(4−アミノ−6−ヒドロキシ−2=ピリミジニル
)、N″−シクロヘキシル尿素の合成 50cI113のN−メチルピロリドン中の10c情3
のシクロヘキシルイソシアネートの溶液を、約100 
cm’のN−メチルピロリドン中のLogの2.4−ジ
アミノ−6−ヒトロキシビリジミンの懸濁液の60℃に
おいて滴々添加した。添加後、この混合物を3時間加熱
した。さらに2cm’のシクロヘキシルイソシアネート
を添加し、そして反応温度を90℃に2時間上昇させた
。出発化合物が完全に消失したことが薄層クロマトグラ
フィーによ−)て立証された後、20cm’の水中の5
cm’の酢酸の混合物を添加し、そしてこの反応媒質を
室温において一夜放置した。
この溶液を1リツトルの水上に注ぎ、そして約1時間撹
拌した。所望生成物をろ過し、乾燥後、178の白色粉
末が得られ、その毛管融点は236°Cであった。
元素分析:C1+HttNs○。
計算値;C152,57,H16,82;N、2787
:0.12.73゜ 実測値、C151,85,H16,75;N、27゜5
3;0512.55゜ 段階2 N−(6−)ツルパラオキシスルホニル4−アミノ−2
−ピリミジニル)、N −シクロヘキシル尿素の合成 120cIIl′の水および40c+a3のアセトンの
混合物中の8gのN−(4−アミノ−6−ヒドロキシ−
2−ピリミジニル)、N′−シクXニアヘキシル尿素お
よび12.2gのトルエン−パラ−スルホニルクロライ
ドの懸濁液に、40℃においてINソーダを滴々添加し
た。添加したソーダが急速に消費されることを確実にす
るために、反応媒質のpHを連続的に監視することによ
って反応を追跡した。
いったん反応が停止したとき、薄層クロマトグラフィー
を使用して、すべての出発化合物が消失したことを明ら
かにし、そしてさらに100cm’の希ソーダを添加し
て過剰のトルエン−バラ−スルホニルクロライドを(J
[除しな。
このようにして得られた沈殿をろ過し、そして大量の水
で洗浄した(洗浄液が中性となるまで)。
乾燥後、8.3gの生成物、融点20B−205℃、が
得られた。
元素分析: C+ s H23N s O4S計算値:
C153,32,H2S、72.N、17゜27;Ol
l 5.78 、S、7°、91゜実測値:C153,
11;H2S、65;N、17゜31;0.15.63
:S、7.88゜段階3 N−<6−1〜リルパラオキシスルホニルー4−アミノ
−3−オキシド−2−ピリミジニル)、No−シクロヘ
キシル尿素の合成 20c+*’のギ酸および6c+a’の110容量の酸
素化水を、100c楕3のジオキサン中の3gのN−(
6−トリルパラオキシスルホニル−4−アミノ−2−ピ
リミジニル)、No−シクロヘキシル尿素に添加し、そ
して温度を55℃に約1時間保持したく出発化合物は溶
解しな)。3 C13の110容量の酸素化水を添加し
、そして温度をさらに1時間保持した。
反応媒質を300 cm’の氷水−Eに注ぎ、そして形
成した沈殿をろ過し、そして大量の水で洗浄した。
乾燥後、白色粉末が得られ、その80  M +−12
の’HNMRスペクトルは期待する構造と一致し、そし
てその融点は215℃であった(生成物は約130℃に
おいて褐色となった)。
段階4 N−(6−ビペリジノー4−アミノ−3−オキシド−2
−ピリミジニル)、No−シクロヘキシル尿素の合成 0.5emコのピペリジンを、50cI113のTHF
中の1.5FiのN−(6−トリルバラオキシスルホニ
ル−4−アミノ−3−オキシド−2−ピリミジニル)、
No−シクロヘキシル尿素の溶液に添加した。この混合
物を室温において0.5時間撹拌し、次いで温度を1時
間60℃に上昇させた。反応の終において、媒質を水中
に注ぎ、そして酢酸エチルで抽出しな。
粗反応生成物をシリカゲルのクロマトグラフィー(溶離
=CH2CI 2− M e OH)により精製し、そ
して750mgのピンクがかった白色粉末が得られ、そ
の80  MHzの’HNMRスペクトルは期待する構
造と一致し、そしてその融点は183−185℃であっ
た。
段階5 6−ビベリジノー2,4−ジアミノピリミジン−3−オ
キシドの調製 N−(6−ビペリジノー4−アミノ−3−オキシド−2
−ピリミジニル)、No−シクロヘキシル尿素を、実施
例1の段階4に記載する条件下に反応させた。
2−位置における尿素官能の除去のための反応時間は、
4−位置における尿素〈実施例1)の場合より長かった
本発明の主なりA様および特徴は、次の通りである。
1、第1段階において、式1: 式中、Xはハロゲン原子またはOH基を表わす、を有す
る化合物のアミノ基の少なくとも1つを、式: %式% 式中、Rはアルキル基を表わす、 のイソシアネートを式(1)を有する化合物のアミノ基
の1つと反応させることによって保護し、さらに尿素誘
導体を生成し、これを引続いて酸化してそれを対応する
N−オキシドに転化し、次いで前記N−オキシドをピペ
リジンと反応させ、次いで有機塩基または無機塩基で処
理することによって脱離反応を実施して1または2以上
の保護基を除去することを特徴とする6−ピペリジノ−
2゜4−ジアミノピリミジン−3−オキシドを調製する
方法。
2、前記イソシアネートのアルキル基は1〜6個の炭素
原子を含有する上記囲第1項記載の方法。
3、この方法の第1段階は、式(2):式中XおよびR
は上に記載した意味を有する、を有する化合物の生成に
好適な非プロトン性溶媒中で実施する上記囲第2項記載
の方法。
4、使用する溶媒はテトラヒドロフランであり、そして
生成する化合物は式(3) 式中XおよびRは上に記載した意味を有する、を有する
上記囲第2項記載の方法。
5、使用する溶媒はN−メチルピロリドンであり、そし
て生成する化合物は式(3) 式中XおよびRは上に記載した意味を有する、を有する
上記囲第2項記載の方法。
6、Xが塩素を表わす式(2)の化合物の酸素化は、不
均質相において、塩素化溶媒とギ酸との混合!F!!J
またはジオキサンとギ酸との混合物中で化合物2aの2
〜5当量の過剰量の酸素化水の存在下に実施する上記囲
第2項記載の方法。
7、XがOHを表わす式(3)を看するモノウレアを対
応するトシレートまたはベンゼンスルホネートに転化し
、そして生じた化合物を3−N−オキシドに酸化する上
記囲第2項記載の方法。
8、前記3−N−オキシドへの酸化はメタクロロ過安息
香酸を使用して実施する上記囲第7項記載の方法。
9、前記3−N−オキシドを過剰のピペリジンと反応さ
せる上記囲第2項記載の方法。
10、前記1または2以上の保護尿素基の脱離は強い無
機塩基または有機塩基を使用する処理によって実施する
上記囲第2項記載の方法。
11、式: は同時に水素原子を表わさず、そして nはOまたは1である、 を有する化合物およびそれらの互変異性体または異性体
式中、 XはOH,CI、〇−トシルまたはO−ベンゼンスルボ
ニルを表わし、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1段階において、式1: ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 式中、Xはハロゲン原子またはOH基を表わす、を有す
    る化合物のアミノ基の少なくとも1つを、式: R−N=C=O 式中、Rはアルキル基を表わす、 のイソシアネートを式(1)を有する化合物のアミノ基
    の1つと反応させることによって保護し、さらに尿素誘
    導体を生成し、これを引続いて酸化してそれを対応する
    N−オキシドに転化し、次いで前記N−オキシドをピペ
    リジンと反応させ、次いで有機塩基または無機塩基で処
    理することによつて排除反応を実施して1または2以上
    の保護基を除去することを特徴とする6−ピペリジノ−
    2,4−ジアミノピリミジン−3−オキシドを調製する
    方法。 2、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 XはOH、Cl、O−トシルまたはO−ベンゼンスルホ
    ニルを表わし、 R_1およびR_2は、互いに独立に、水素原子または
    基RNHCO−を表わし、ここでRはC_1−C_6ア
    ルキルを表わし、そしてR_1およびR_2は同時に水
    素原子を表わさず、そして nは0または1である、 を有する化合物およびそれらの互変異性体または異性体
JP63188536A 1987-07-31 1988-07-29 6−ピペリジノ−2,4−ジアミノピリミジン−3−オキシドの調整方法および新規な化合物 Expired - Lifetime JP2647444B2 (ja)

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