JPH0248089Y2 - - Google Patents

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JPH0248089Y2
JPH0248089Y2 JP1985144307U JP14430785U JPH0248089Y2 JP H0248089 Y2 JPH0248089 Y2 JP H0248089Y2 JP 1985144307 U JP1985144307 U JP 1985144307U JP 14430785 U JP14430785 U JP 14430785U JP H0248089 Y2 JPH0248089 Y2 JP H0248089Y2
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JP
Japan
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roll
hard
workpiece
annular groove
annular
Prior art date
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JP1985144307U
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JPS6256222U (ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 この考案は2本のロールによる円筒成型ロール
装置中、特に断面円弧状の板状素材を円筒状に曲
折成型する装置の改良創作に係る。
ロ 従来の技術 金属板の如き可塑性板状素材(以下「ワーク」
と称する)を円筒状に曲折成型する装置として、
相対向して回転する弾性ロールと硬質ロールとを
圧接して設け、ワークを両ロール間に挿入通過さ
せることにより円筒状に曲折成型する成型ロール
装置がいわゆる2本ロール装置として公知である
(例えば特公昭41−13974、実公昭43−11238等参
照)。
そして、第7図に示すような断面円弧状のワー
クWを曲折成型する場合には、ワークの断面形状
に対応した環状溝2を硬質ロール1の円周上に設
け、一方この溝2に対応する断面円弧状の環状突
起4を弾性ロール3の円周上に設けることが公知
である(第10図参照)。
ハ 考案が解決しようとする問題点 この場合、環状溝2の巾方向二分線2Xとワー
クWの巾方向二分線WXが一致する状態で、曲折
成型する場合は特に問題は生じないが、ワークW
を例えば第8図乃至9図に示すようなテーパ状の
円筒W′に曲折成型する場合には特有の問題が生
ずる。
即ち、この場合には第11図に示すようにワー
クWは、その巾方向2分線WXが環状溝2の巾方
向二分線2Xに対しα角度傾斜した状態で挿入ガ
イド(図示せず)により位置決めされて、硬質ロ
ール1と弾性ロール3間に挿入される訳である
が、環状突起4の当接力が中央部、即ち巾方向2
分線2Xに近づく連れて低下するため、ワークW
が当接力の低い方向に進行しようとし、成型され
た円筒W′の先端W1と後端W2がずれる問題が
生ずる。
ニ 問題点を解決するための手段 この考案は上記の従来技術の問題点を解決する
ことを目的としたものであり、弾性ロールと断面
円弧状の環状溝を円周上に設けた硬質ロールとを
相対向して回転するように圧接した円筒成型ロー
ル装置において、弾性ロールの円周上にして硬質
ロールの環状溝に対応する箇所に断面多角形の環
状突起を設けたことを特徴とする。
ホ 作用 従つて、この考案の円筒成型ロール装置によれ
ば、ロール間に挿入されたワークの弾性ロール側
には、先ず環状突起の角部が当接し、圧接箇所に
近づくにつれ、硬質ロールの環状溝の断面形状に
あわせて変形する環状突起全体が当接する作用を
有する。
ヘ 実施例 次にこの考案の具体的実施例を添附図面に基づ
いて説明する。
第1図にこの考案の円筒成型ロール装置のロー
ル部を示す。
硬質ロール10は金属により構成され、円周上
には断面円弧状の環状溝12が設けられる(この
実施例では複数本)。
弾性ロール13はウレタンにより構成され、円
周上にして上記硬質ロールの環状溝12に対応す
る箇所には断面台形の環状突起14が設けられ
る。
尚、この環状突起はワークに当接可能な角部を
有する多角形であればよく、台形の如き四角形の
他、例えば第6図に示すような三角形をした環状
突起24でもよく、又それ以上の角数のものでも
よい。
以上の両ロールを第2図に示すように、弾性ロ
ール13を下方に位置するように基台Pに軸止
し、硬質ロール10は弾性ロール13表面に食い
込むように弾性ロールに対して圧下自在に設け
(圧下機構は図示せず)、両ロールが相対向して回
転するように適宜動力機構(図示せず)に連結す
ることにより、この実施例の円筒成型ロール装置
は構成される。
第3図乃至第5図にこの実施例装置における一
連の作用を図示する。
先ず、硬質ロール10及び弾性ロール14間に
ワークWを、その巾方向2分線が硬質ロールの環
状溝12の巾方向二分線に対しα角度傾斜した状
態で挿入ガイド(図示せず)により位置決めして
挿入する(第2図A−A線の要部端面を示す第3
図参照)。
挿入されたワークWは進行に伴い山側が硬質ロ
ールの環状溝12に上記規定位置において当接さ
れると共に、谷側には弾性ロールの環状突起14
の二つの角部14a,14bが先ず当接する(第
2図B−B線の要部端面を示す第4図参照)。
この後、ワークWは硬質ロール10と、該ロー
ルの圧接による食い込みにより弾性ロール13外
周に生ずる円弧状の窪みXによりプレス成型され
る訳だが、この際には弾性ロールの環状突起14
はワークWを挟んだまま、硬質ロールの環状溝1
2の断面形状に変形する(第2図C−C線の要部
端面を示す第5図参照)。
ト 考案の効果 以上のように構成されるこの考案の効果は次の
通りである。
挿入されたワークには先ず環状突起の角部が
当接されるので、環状突起の当接力が角部に集
中してワークは初期段階において規定位置に強
固に保持される。
更に、挿入進行したワークは、硬質ロールの
圧接により変形した環状突起がワークを挟んだ
まま環状溝内に漏れなく充填されるので、この
段階においても規定位置に強固に保持される。
従つて、ワークは環状突起が当接している限
り強固に環状溝内に保持されるので、結果とし
て保持される区間が長くなり、所定の位置より
ずれて曲折成型されることが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の円筒成型ロール装置のロー
ル部分の正面図、第2図は同上円筒成型ロール装
置の側面図、第3図は同上第2図のA−A線の要
部の端面図、第4図は同上第2図のB−B線の要
部の端面図、第5図は同上第2図のC−C線の要
部の端面図、第6図は環状突起の異なる実施例の
断面図、第7図はワークの成型前の斜視図、第8
図は同上成型後の正断面図、第9図は同上成型後
の側面図、第10図は従来技術の円筒成型ロール
装置のロール部分の正面図、第11図は同上要部
の正面図である。 尚、図中符合10は硬質ロール、12は環状
溝、13は弾性ロール、14は環状突起、Wはワ
ーク(板状素材)である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 弾性ロールと断面円弧状の環状溝を円周上に
    設けた硬質ロールとを相対向して回転するよう
    に圧接し、断面円弧状の板状素材を両ロール間
    にして硬質ロールの環状溝箇所に挿入通過させ
    ることにより円筒状に曲折成型する成型ロール
    装置において、弾性ロールの円周上にして硬質
    ロールの環状溝に対応する箇所に断面多角形の
    環状突起を設けたことを特徴とする円筒成型ロ
    ール装置。 2 硬質ロールの環状突起の断面形状が四角形で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の円筒
    成型ロール装置。 3 硬質ロールの環状突起の断面形状が三角形で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の円筒
    成型ロール装置。
JP1985144307U 1985-09-24 1985-09-24 Expired JPH0248089Y2 (ja)

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JP1985144307U JPH0248089Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6256222U JPS6256222U (ja) 1987-04-07
JPH0248089Y2 true JPH0248089Y2 (ja) 1990-12-18

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ID=31054780

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JP1985144307U Expired JPH0248089Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JP (1) JPH0248089Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122137U (ja) * 1974-09-05 1976-02-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122137U (ja) * 1974-09-05 1976-02-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6256222U (ja) 1987-04-07

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