JPH0247816A - コイル巻線機 - Google Patents

コイル巻線機

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JPH0247816A
JPH0247816A JP19800888A JP19800888A JPH0247816A JP H0247816 A JPH0247816 A JP H0247816A JP 19800888 A JP19800888 A JP 19800888A JP 19800888 A JP19800888 A JP 19800888A JP H0247816 A JPH0247816 A JP H0247816A
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JP
Japan
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target position
coil wire
nozzle
target
time
Prior art date
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Application number
JP19800888A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Shima
島 敏弘
Yozo Sanaka
佐仲 洋三
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、鉄心または型枠にコイル線を巻回するための
コイル巻線機に関する。
(従来の技術) この種のコイル巻線機の一例を第6図に示す。
中空軸状のスプラインシャフト1の中間部には外スプラ
イン1aが形成されており、このスプラインシャフト1
が挿通されたプーリー2には上記外スプライン1aに嵌
合する内スプライン(図示せず)が形成されている。そ
のプーリー2は、支持板3に固定されたフランジ4内に
軸受4aを介して位置されて図示横方向への移動が規制
されていると共に、首振り用モータ5の回転軸に固定さ
れたプーリー6とタイミングベルト7を介して連結され
ている。従って、スプラインシャフト1は軸方向(図示
横方向)に移動自在であると共に、首振り用モータ5の
回転に応じて回転するようになっている。一方、スプラ
インシャフト1の図示右端部は、断面コ字状のスライド
ブロック8が有する玉軸受9の内輪に固定されている。
10はロータリエンコーダ11の軸に連結されたプーリ
ーで、これの図示上面には円柱ブロック12が固定され
ており、その円柱ブロック12が前記スライドブロック
8の四部に嵌合されている。そして、プーリー10は往
復動用モータ13の回転軸に固定されたプーリー14と
タイミングベルト15を介して連結されている。従って
、往復動用モータ13が回転すると、円柱ブロック12
が円運動し、これに応じてスライドブロック8ひいては
スプラインシャフト1が図示左右方向に往復移動する。
−方、スプラインシャフト1の図示左端には一対のノズ
ル15a、15aを備えたコイル線導出部15が固定さ
れており、スプラインシャフト1内を通過したコイル線
が各ノズル15aから導出されるようになっている。こ
こで、前記各モータ5゜13は図示しない制御装置から
の移動指令に基づいて駆動されるようになっている。つ
まり、制御装置は、複数の目標位置に対応する位置デー
タを予め記憶しており、それらの位置データを例えばタ
イマの設定時間毎に順に各モータ5,13に出力する。
そして、例えば回転電機の環状固定子鉄心17を第6図
に二点鎖線で示すように支持板3に設けられた装着ブロ
ック16に装着してから、制御装置を動作させると、制
御装置は例えば第7図に示すように、まず、目標位置a
、b、c、dに対応する位置データを順次繰返して各モ
ータ5,13に出力する。このとき、タイマの設定時間
が十分に長ければ、各モータ5,13の駆動によりノズ
ル15aは目標位置a、b、c、dを順に移動して固定
子鉄心17のティース17a、17bを囲んだ移動軌跡
となるから、これによりノズル15aから導出されるコ
イル線はそれらティース17a、17bに巻回される。
続いて、制御装置は目標位置e、f、g、hに対応する
位置データを各モータ5,13に順次繰返して出力する
ものであり、これに応じて固定子鉄心17のティース1
7c、  17 a、  17 b、  17 dにコ
イル線が巻回される。
さて、コイル線の巻回時間を短縮するにはタイマの設定
時間を短縮することが行なわれる。つまり、タイマの設
定時間を短縮すると、ノズル15aが現在向かっている
目標位置に到達する前にタイマがタイムオーバーして、
制御装置がそのタイミングで各モーターに次の目標位置
を与えるから、これによりノズル15aは現在向かつて
いる目標位置に到達する前に第7図に二点鎖線で示すよ
うに次の目標位置に向かって進むのである。ここで、各
目標位置a、b、c、d及び目標位置e、f。
g、hは巻回対象となる所定のティースを大きく囲んだ
位置にあるから、ノズル15aが現在向かっている目標
位置の手前でその進行方向を次の目標位置に変更するこ
とにより、その移動軌跡が本来の経路から短縮されても
、コイル線の巻回に支障を生じることはない。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述の従来構成の場合、タイマの設定時間を
過度に短縮した場合、ノズル15aは現在向かっている
目標位置から大きく離れた手前の位置でその目標位置を
変更することになるから、ノズルの移動軌跡が本来の経
路と大きく異なって、コイル線を固定子鉄心に確実に巻
回することができなくなる虞がある。
そこで、本発明の目的は、設定時間毎に目標位置を変更
するような構成でありながら、コイル線を鉄心または型
枠に確実に巻回できるコイル巻線機を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のコイル巻線機は、移動指令が与えられるとコイ
ル線導出部を目標位置に向かって移動させる移動手段、
設定時間毎に予め設定された複数の目標位置を順に読出
すと共に読出した目標位置と前記コイル線導出部の現在
位置との間の変位に基づいて移動手段に対して移動指令
を与える制御装置を備えると共に、前記制御装置は、前
記設定時間が経過した時点における前記コイル線導出部
の実際の位置から前記目標位置までの変位距離が所定値
を上回っているときはその変位距離が所定値となるまで
前記移動手段に対する移動指令の送出を拘束するように
したものである。
(作用) 制御装置は、設定時間が経過すると、予め設定された複
数の目標位置のうちから次の目標位置を呼出すと共に、
呼出【また目標位置とコイル線導出部との間の変位に基
づいて移動手段に対して移動指令を与える。これにより
、コイル線導出部は移動手段によって次の目標位置に向
かって移動されるから、コイル線は目標位置に包囲され
た鉄心或は型枠に巻回される。
さて、コイル線の巻回時間を短縮するには、制御装置の
設定時間を短縮する。すると、コイル線導出部が0漂位
置に達する前に設定時間となって次の目標位置が移動手
段に与えられるようになり、これによりコイル線導出部
の移動軌跡が本来の経路から短縮される。しかして、設
定時間を過度に短縮すると、コイル線導出部の現在位置
から目標位置までの変位距離が所定値以内となる前に設
定時間が経過することがある。このような場合、制御手
段はその変位距離が所定値となるまで移動手段に対して
次の目標位置に移動させるための移動指令を移動手段に
送出しないから、コイル線導出部は本来の経路から大き
く外れることがなくなり、以てコイル線を鉄心または型
枠に確実に巻回できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第5図を参照して
説明する。
第2図において、支持板21の図示下面にはコ字状の支
持アーム22が固定されていると共に、それら支持板2
1及び支持アーム22には、内スプライン(図示せず)
が形成されたブラケット23.24が固定されている。
25は上記ブラケッ)23,24に挿通された中空軸状
のスプラインシャフトで、これの中間部に形成されたス
プライン25aが各ブラケット23.24側の内スプラ
インに嵌合されている。また、スプラインシャフト25
はプーリー26に挿通されており6、この挿通状態で外
スプライン25aをプーリー26に形成された内スプラ
イン(図示せず)に嵌合させている。尚、プーリー26
は図示しない規制部材により上下方向の移動が規制され
ている。そして、上記プーリー26は、支持板21に固
定された移動手段たる首振り用サーボモータ27の回転
軸に固定されたプーリ〜28及びタイミングベルト29
を介して連結されている。従って、首振り用サーボモー
タ27が回転すると、タイミングベルト29を介してプ
ーリー26が回転し、これに応じてスプラインシャフト
25が回転するようになっている。尚、首振り用サーボ
モータ27にはこれの回転位置を検出するための回転位
置検出器30が装着されている。
31は一対の長尺板31a、31aから成るスライドブ
ロックで、これには軸受32が一体に設けられており、
その軸受32がスプラインシャフト25の図示下端に連
結されている。また、33は移動手段たる往復動用サー
ボモータ34の回転軸に固定された回転板で、これには
円柱ブロック35が固定されており、その円柱ブロック
35がスライドブロック31の長尺板31a間にスライ
ド可能に位置している。従って、往復動用サーボモータ
34が回転すると円柱ブロック35が円運動し、これに
応じてスライドブロック31ひいてはスプラインシャフ
ト25が上下動するようになっている。尚、往復動用サ
ーボモータ34(とはこれの回転位置を検出するための
回転位置検出器36が装着されている。要するに、スプ
ラインシャフト25は、首振り用サーボモータ27の回
転に応じて回転すると共に、往復動用サーボモータ34
の回転に応じて上下動するようになっている。
一方、スプラインシャフト25の図示上端には一対のノ
ズル37a、37aを有したコイル線導出部37が設け
られており、スプラインシャフト25内を通過したコイ
ル線がそのノズル37aがら引出されるようになってい
る。38は固定子鉄心装着用基板で、これは、高さ調整
用のスクリューシャフト39によって基板21から所定
寸法離間されて位置決めされており、スクリューシャフ
ト39の回転により基板21からの高さを調節すること
ができる。
一方、第3図のブロック図は本装置の電気的構成を示し
ている。40は制御装置で、制御本体部41、プログラ
ム記憶部42.タイマ部431位置データ記憶部44及
び入出力部45から構成されている。ここで、制御本体
部41はCPU・を主体として構成されており、これは
、入出力部45を介して各サーボモータ27.34の各
ドライバ46.47に移動指令を送出すると共に、各サ
ーボモータ27.34に設けられた回転位置検出器30
.36からのフィードバック信号に基づいてノズル37
aの現在位置を検出するよう、になっている。また、位
置データ記憶部44にはノズル37aの目標位置に対応
する位置データが順に記憶されており、制御本体部41
からの要求に応じてそれらの位置データを順に制御本体
部41に与える。プログラム記憶部42には制御本体部
41を制御するだめのプログラムが格納されており、制
御本体部41の要求によりそれらのプログラムを制御本
体部41に与える。タイマ部43は計数機能を有するも
ので、制御本体部41の制御によりリセットされると、
そのタイミングから計数動作を実行してその計数値が設
定値に達したところで制御本体部41にタイムオーバー
信号を与える。
そして、制御本体部41は、タイマ部43からタイムオ
ーバー信号を受取る毎に、位置データ記憶部44に記憶
されたデータを所定の順に読出して各ドライバ46.4
7に出力する。つまり、制御本体部41は、タイマ部4
3の設定時間が十分に大きいときは第4図に示すように
ノズル37aを目標位置A、B、C(これらの目標位置
に対応するデータが位置データ記憶部44に順に記憶さ
れているものとする)の順に移動させる。また、タイマ
部43の設定時間TOを短縮すると、ノズル37aの回
転角度及び上下移動量の関係を表わした第4図に二点鎖
線で示すように、ノズル37aは目標位置に到達する前
に次の目標位置に向かって進めることができる。ここで
、制御本体部41は、タイマ部43からタイムオーバー
信号が出力されるタイミングで、各回転位置検出器30
,36からのフィードバック信号に基づいてノズル37
aの現在位置から目標位置までの変位距離を検出すると
共に、その変位距離に基づいてノズル37aを現在の目
標位置に向かって進行させ続けるか、次の目標位置に向
かって進行させるかを決定するようになっている。
次に上記構成の作用について、制御本体部41の動作内
容を示すフローチャート(第1図)を参照しながら悦明
する。尚、基板38には第2図に示すように環状の固定
子鉄心48が位置決め状態で固定されており、その装着
状態では、位置データ記憶部44に記憶された位置デー
タは、第5図に示す目標位置a、b、c、d及び目標位
置e。
f、g、hに夫々対応している。つまり、目標位置a、
b、、c、dは固定子鉄心48のティース48a、48
bを矩形状に囲み、また、目標位置e。
f、g、hはティース48c、48a、48b。
48dを矩形状に囲んでいる。尚、この場合、ノズル3
7aは目標位置aに予め位置されているものとする。
まず、制御本体部41は、タイマ部43をリセットする
(ステップSt)。これにより、タイマ部43はリセッ
トされてから計数動作を開始する。
次に制御本体部41は、位置データ記憶部44から目標
位置すに対応するデータを読出すと共に、フィードバッ
ク信号に基づいてノズル37aの現在位置を検出する(
ステップS2及びS3)。そして、制御本体部41は、
ノズル37aの現在位置即ち目標位置aと目標位置すと
の間の変位を演算して、それらの変位に対応する移動指
令を各ドライバ46.47に出力する(ステップS4及
びS5)。これにより、各サーボモータ27.34が駆
動して、ノズル37aは目標位置aから目標位置すに向
かって移動する。つまり、ノズル37aは固定子鉄心4
8のティース48a、48a間を移動し、これに伴って
ノズル37aから図示しないコイル線が目標位置aから
目標位置すにかけて導出される。次に、制御本体部41
は、タイマ部43がタイムオーバーするまで待機してか
ら(ステップS8)、タイマ部43がタイムオーバーし
たタイミングで、ノズル37aの現在位置を検出すると
共にその現在位置から目標位置すまでの変位距離を演算
する(ステップS7及びS8)。
そして、制御本体部41は、ステップS9において演算
した変位距離が所定値以内であるか否かを判定する。こ
のとき、タイマ部43の設定時間が十分に大きい場合、
タイマ部43がタイムオーバーしたときにはノズル37
aは既に目標位置aから目標位置すに達しているから、
制御本体部41は、ステップS9において「YES」と
判定してステップSlに戻り、タイマ部43をリセット
すると共に、上述と同様にして各ドライバ46,47に
次の目標位置Cに対応する位置データを出力する。この
ようにしてタイマ部43がタイムオーバーする毎に、ノ
ズル37aは進行する目標位置を目標位置a、b、c、
dと順に繰返して変化するから、ノズル37aは目標位
置a、b、c、dの順に移動し、この結果、固定子鉄心
48のティース48a、48bにはノズル37aから導
出されたコイル線が巻回される。そして、固定子鉄心4
8のティース48a、48bに対するコイル線の巻回が
終了すると、制御本体部41は、目標位置e、f、g、
hに対応する位置データを位置データ記憶部44から読
出して各ドライバ46,47に与え、これにより、ノズ
ル37aは目標位置e、f、g、hを順に移動するから
、コイル線が固定子鉄心48のティース48c、48a
、48b、48dに巻回される。
さて、固定子鉄心48の所定のティースに対するコイル
線の巻回時間を短縮するには、タイマ部43の設定時間
を短くする。つまり、タイマ部43の設定時間を短縮す
ると、これに応じてタイマ部43がタイムオーバーする
タイミングが徐々に早まるから、ノズル37aは現在向
かっている目標位置に達する前に次の目標位置にその方
向を変更するようになり、この結果、ノズル37aの移
動軌跡が本来の経路から短縮して固定子鉄心48に対す
るコイル線の巻回時間が短縮されるのである。この場合
、ノズル37aの移動軌跡が本来の経路よりも少々短縮
したとしても、本来の経路は固定子鉄心48の巻回対象
となるティースを太きく囲んでいるから、コイル線の巻
回に支障を生じるものではなく、これにより、コイル線
の巻回時間の短縮を図りながら、コイル線を確実に固定
子鉄心48の所定のティースに巻回することができるの
である。
さて、コイル線の巻回時間を短縮しようとして、タイマ
部43の設定時間を過度に短縮した場合、タイマ部43
がタイムオーバーするタイミングが進んで、ノズル37
aは目標位置を早めに変更するようになる。このように
ノズル37aが目標位置に到達するよりも大きく離れた
手前の位置でその方向を次の目標位置に変更してしまう
と、ノズル37aの移動軌跡が本来の経路から大きく外
れて、コイル線を固定子鉄心48に確実に巻回すること
ができなくなる。しかしながら、本実施例の場合、タイ
マ部43の設定時間を過度に短縮した場合であっても、
次の理由によりコイル線を固定子鉄心48の所定のティ
ースに確実に巻回することができる。つまり、タイマ部
43がタイムオーバーしたタイミングのときに、ノズル
37aの現在位置から目標位置までの変位距離が所定値
以上のときは、制御本体部41は、ステップS9におい
てrNOJと判断して、ステップS7に戻り、変位距離
が所定値となるまで待機する。要するに、制御本体部4
1は、タイマ部43がタイムオーバーしたときのノズル
37aの現在位置から目標位置までの変位距離が所定値
を上回っているときは、その値が所定値となるまで次の
目標位置に対応した位置データを各ドライバ46.47
に送出することか拘束されているのである。この結果、
タイマ部43の設定時間を過度に短くした場合であって
も、ノズル37aが現在向かっている目標位置から次の
目標位置にその進行方向を変更するのは、タイマがタイ
ムオーバーしたタイミングではなく、ノズル37aが目
標位置から所定距離だけ手前となるタイミングまで延長
される。従って、ノズル37aは目標位置すから所定距
離まで接近したところで次の目標位置に向かって進むか
ら、ノズル37aの移動軌跡は目標位置a、b、c、d
を結ぶ本来の経路から大きく外れることはない。この結
果、コイル線を確実に固定子鉄心48の例えばティース
48a、48bに巻回することができる。
上記構成のものによれば、タイマ部43の設定時間を短
縮することにより、ノズル37aの移動時間の短縮化を
図って、固定子鉄心48に対するコイル線の巻回時間の
短縮を図ることができる。
しかも、タイマ部43がタイムオーバーしたときに、ノ
ズル37aの現在位置から目標位置までの変位距離が所
定値以上のときは、その変位距離が所定値となるまでノ
ズル37aの進行方向を変更しないようにしたから、タ
イマ部43の設定時間を過度に短縮した場合であっても
、ノズル37aを本来の経路から大きく外れることなく
移動することができる。従って、タイマの設定時間を過
度に短縮し過ぎてしまうと、コイル線を固定子鉄心に確
実に巻回することができない従来例に比べて、タイマ部
43の設定時間を過度に短縮した場合であっても、コイ
ル線を確実に固定子鉄心48に巻回することができる。
また、上記実施例では、首振り用モータ27及び往復動
用モータ34を同時に駆動制御して、ノズル37aを斜
め方向に移動できるようにしたから、第5図に示すよう
に固定子鉄心48がスキュー角度を有する場合であって
も、コイル線を確実に固定子鉄心48に巻回することが
できる。
更に、上記実施例では、固定子装着用基板38の高さ位
置をスクリューシャフト39の回転によって調整するよ
うにしたから、固定子鉄心の高さ寸法が変更した場合で
あっても、それに対I、て早急に対処することができる
尚、上記実施例では、固定子鉄心の所定のティースにコ
イル線を巻回するために、そのティースを矩形状に大き
く囲む4箇所の位置を目標位置として設定したが、その
目標位置の設定箇所としては任意の箇所に設定すればよ
い。
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定
されることなく、例えばトランスの型枠に巻回する場合
に適用してもよい等、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変更して実施できる。
[発明の効果] 本発明は、以上の記述から明らかなように、移動指令が
与えられるとコイル線導出部を目標位置に向かって移動
させる移動手段、設定時間毎に予め設定された複数の目
標位置を順に読出すと共に読出した目標位置と前記コイ
ル線導出部の現在位置との間の変位に基づいて移動手段
に対して移動指令を与える制御装置を備えると共に、前
記制御装置は、設定時間が経過した時点における前記コ
イル線導出部の実際の位置から前記目標位置までの変位
距離が所定値を上回っているときはその変位距離が所定
値となるまで前記移動手段に対する移動指令の送出を拘
束するようにしたから、設定時間を過度に短縮した場合
であっても、コイル線導出部の移動軌跡は本来の経路か
ら大きく外れることはない。従って、設定時間毎に目標
位置を変更するような構成でありながら、コイル線を鉄
心または型枠に確実に巻回できるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すものであり
、第1図は制御本体部の制御内容を示すフローチャート
、第2図は全体の断面図、第3図は電気的構成を示すブ
ロック図、第4図はノズルの移動軌跡を説明するための
図、第5図は固定子鉄心に対するノズルの移動軌跡を説
明するための図であり、また、第6図及び第7図は従来
例を示す夫々第2図及び第5図相当図である。 図中、25はスプラインシャフト、27は首振り用サー
ボモータ(移動手段)、34は往復動用サーボモータ(
移動手段)、37はコイル線導出部、37aはノズル、
40は制御装置、41は制御本体部、43はタイマ部、
44は位置データ記憶部である。 代理人 弁理士  則 近  憲 右 第 図 萌 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.コイル線を導出するコイル線導出部の移動によりそ
    のコイル線を鉄心または型枠に巻回するものであって、
    移動指令が与えられると前記コイル線導出部を目標位置
    に向かって移動させる移動手段と、設定時間毎に予め設
    定された複数の目標位置を順に読出すと共に読出した目
    標位置と前記移動手段の現在位置との間の変位に基づい
    て移動手段に対して前記移動指令を与える制御装置とを
    備えたコイル巻線機において、前記制御装置は、前記設
    定時間が経過した時点における前記コイル線導出部の実
    際の位置から前記目標位置までの変位距離が所定値を上
    回っているときはその変位距離が所定値となるまで前記
    移動手段に対する移動指令の送出を拘束するように構成
    されていることを特徴とするコイル巻線機。
JP19800888A 1988-08-10 1988-08-10 コイル巻線機 Pending JPH0247816A (ja)

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JP19800888A JPH0247816A (ja) 1988-08-10 1988-08-10 コイル巻線機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124906A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Besutec:Kk 巻線機及び巻線方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124906A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Besutec:Kk 巻線機及び巻線方法

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