JPH024775A - 2−メトキシ−6−メチルアミノピリジンの製造方法 - Google Patents

2−メトキシ−6−メチルアミノピリジンの製造方法

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JPH024775A
JPH024775A JP15499988A JP15499988A JPH024775A JP H024775 A JPH024775 A JP H024775A JP 15499988 A JP15499988 A JP 15499988A JP 15499988 A JP15499988 A JP 15499988A JP H024775 A JPH024775 A JP H024775A
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巧 香川
Takashi Morooka
諸岡 隆司
Takeshi Uotani
魚谷 武
Kenji Tsuzuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は2−メトキシ−6−メチルアミノピリジンの製
造方法に関する。2−メトキシ−6−メチルアミノピリ
ジンは医薬、農薬の合成中間体として非常に有用である
〈従来技術〉 従来の製造法としては、2−ハロ−6−メチルアミノピ
リジンとナトリウムメチラートを有機溶媒中で反応し2
−メトキシ−6−メチルアミノピリジンを製造する方法
(特公昭61−58475号公報)、並びに2−ハロ−
6−メチルアミノピリジン、メタノールをアルカリ金属
水酸化物存在下、反応させ2−メトキシ−6−メチルア
ミノピリジンを製造する方法(特開昭59−10569
号公報等)が知られている。
〈従来技術の問題点〉 特公昭61−58476号公報に記載された方法におい
ては、ナトリウムメチラートが高価で経済的ではなく、
また吸湿性のために工業的規模での適用は困難である。
また、特開昭59−10569号公報に記載された方法
においては、経済的に製造可能であるが、2−ハロ−6
−メチルアミノピリジンは常温で固体であるため、工業
的規模では反応仕込み操作が曵雑となる場合がある。
〈発明が解決しようとする手段〉 本発明者らは、2−メトキシー6−メチルアミノビリジ
ンの製造方法に関して、より工業的な製造法について鋭
意検討を行ったところ、2−/%クロー−メチルアミノ
ピリジンはあらゆる有機溶媒に比較的溶解度が大である
ため、有機溶媒溶液とすることが可能のため、溶液状態
とすることにより取扱いが容易となる。また、有機溶媒
として、芳香族炭化水素溶媒は比較的沸点が高いため、
取扱いが容易である。さらには、該有機溶媒は、2−メ
トキシ−6−メチルアミノピリジンを製造する反応に関
して不活性のため、何隻反応に支障なく、副反応の発生
がないことを見出だし本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、2−ハロ−6−メチルアミノピリジン
とメタノールをアルカリ金属水酸化物存在下、芳香族炭
化水素溶媒中で反応させることを特徴とする2−メトキ
シ−6−メチルアミノピリジンの製造方法を提供するも
のである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の方法としては、高圧反応器にアルカリ金属水酸
化物を仕込み十分窒素置換した後、予め芳香族炭化水素
溶媒の溶液とした2−ハロ−6−メチルアミノピリジン
、所定量のメタノールを仕込む。次いで加熱することに
より反応を行う。
本発明に用いる、メタノールの量としては、2−ハロ−
6−メチルアミノピリジンに対して理論的には等モル口
で良いが、等モルでは反応速度が小さく、また大過剰で
は、同等利益をもたらさない。従って、3.0〜11.
0倍モルの範囲でさらに好ましくは、4.2〜7.2倍
モルの範囲である。
本発明において使用するアルカリ金属水酸化物としては
、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等を挙げることができる。アルカリ金属水酸化物の添加
量としては、2−ハロ−6メチルアミノピリジンに対し
て2倍モル以上好ましくは、2〜約4倍モルの範囲であ
る。
芳香族炭化水素溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼン、メシチレン等の常温で液体の
溶媒である。
1[込み時の芳香族炭化水素溶媒中の2−ハロ−6−メ
チルアミノピリジンの濃度としては、2−ハロ−6−メ
チルアミノピリジンの、使用する芳香族炭化水素溶媒へ
の常温での溶解度以下であれば同等支障はなか、1wt
%以下の濃度は、溶液量が大となるため好ましくない。
反応時の芳香族炭化水素溶媒中の2−ハロ−6−メチル
アミノピリジンの濃度としては、10wt%以上が好ま
しく、これ以下では反応速度の低下が発生する場合があ
る。
従って、反応仕込み時の2−ハロ−6−メチルアミノピ
リジンの濃度が10wt%以下の場合は、メタノールを
仕込む前に反応器より蒸留により芳香族炭化水素溶媒を
回収し、濃度を10wt%以上とした後にメタノールを
仕込み反応を行うことが好ましい。
反応温度としては、通常約100〜約200℃、好まし
くは約140〜190℃である。
反応時間は、反応温度、アルカリ金属水酸化物の使用は
、芳香族炭化水素溶媒の種類、2−ハロ−6−メチルア
ミノピリジンの芳香族炭化水素溶媒中の濃度、その他の
条件により変更しても良い。
〈発明の効果〉 本発明により、2−ハロ−6−メチルアミノピリジンの
取扱いが容易となり、より工業的な2−メトキシ−6−
メチルアミノピリジンの製造が可能となった。
〈実施例〉 以下、実施例により本発明を具体的に説明を行うが、本
発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 5gの電動撹拌機付きオートクレーブに水酸化すトリウ
ム407gを仕込み系内を窒素置換した。
次いで2−クロロ−6−メチルアミノピリジン667g
を含Hした1500gのトルエン溶液(2クロロ−6−
メチルアミノピリジン含有率44゜5wt%)を仕込み
後、メタノール800m1を添加した。撹拌しながら昇
温し、150℃で4時間反応を行った。
冷却の後、固体を濾過し得られたa液をガスクロマトグ
ラフィーにより分析を行ったところ、収率92%・2−
クロロ−6−メチルアミノピリジン転化率98%であっ
た。
実施例2 実施例1と同一の装置に水酸化カリウム640gを仕込
み系内を窒素置換した。次いで2−ブロモ−6−メチル
アミノピリジン656gを含有した2400gのキシレ
ン溶液(2−ブロモ−6−メチルアミノピリジン含a率
27wt%)を仕込み後、メタノール800m1を添加
した。撹拌しなから昇温し、140℃で6時間反応を行
った。
冷却の後、固体を濾過し得られた濾液をガスクロマトグ
ラフィーにより分析を行ったところ、収率89%、2−
ブロモ−6−メチルアミノピリジン転化率99%であっ
た。
実施例3 実施例1と同一の装置に水酸化ナトリウム173gを仕
込み系内を窒素置換した。次いで2−クロロ−6−メチ
ルアミノピリジン248gを含有した4000gのトル
エン溶液(2−クロロ−6−メチルアミノピリジン含有
率6.2wt%)を仕込み後、反応器に蒸留装置を増付
け、反応器を60℃に加熱、真空ポンプで減圧すること
により過剰のトルエンを蒸留回収した(トルエン回収量
2090g)。トルエンを留去することにより、反応器
内のの2−クロロ−6−メチルアミノピリジンのトルエ
ン溶液中の濃度は13wt%となった。
次いて、メタノール500mLを添加した後、撹拌しな
がら昇温し、160℃で3時間反応を行った。 冷却の
後、固体を濾過し得られた濾液をガスクロマトグラフィ
ーにより分析を行ったところ、収率93%、2−クロロ
−6−メチルアミノピリジン転化率100%であった。
り4例1 実施例1と同一の装置に水酸化ナトリウム407g、粉
末の2−クロロ−6−メチルアミノピリジ>652g、
メタ)−/lz800mlを仕込み、撹拌しなから昇1
gシ、150”Cで5時間反応を行った。 冷却の後、
固体を濾過し得られた濾液をガスクロマトグラフィーに
より分析を行ったところ、収率90%、2−クロロ−6
−メチルアミノピリジン転化率99%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2−ハロ−6−メチルアミノピリジンとメタノールをア
    ルカリ金属水酸化物存在下、芳香族炭化水素溶媒中で反
    応させることを特徴とする2−メトキシ−6−メチルア
    ミノピリジンの製造方法。
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