JPS63115862A - 3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロピリジンの改良製造法 - Google Patents

3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロピリジンの改良製造法

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JPS63115862A
JPS63115862A JP62267612A JP26761287A JPS63115862A JP S63115862 A JPS63115862 A JP S63115862A JP 62267612 A JP62267612 A JP 62267612A JP 26761287 A JP26761287 A JP 26761287A JP S63115862 A JPS63115862 A JP S63115862A
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    • C07D213/61Halogen atoms or nitro radicals

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ペンタクロロピリジンからのハロゲン交換に
よる3、5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロピリ
ジンの製造に関する。
約200℃以上でのペンタクロロピリジンとフッ化カリ
ウムとの反応から成る方法による3、5−ジクロロ−2
,4,6−トリフルオロピリジンの製造については公知
である。この方法(アメリカ特許A3,303,107
 >においては双極性、中性溶剤が使用されている。更
にこの方法ではエチレングリコールのような開始剤(イ
ギリス特許腐1.306,517)あるいは水0.2〜
2%(イギリス特許、ぢ1,256,082)を添加す
ると、双極性、中性溶剤中で160℃のような低い温度
で充分に進行しうることか教示されている。しかしなが
らこれらの方法は、所望の生成物の収率は若干高いが通
常、タール質の分解生成物を含んでいるため不利であり
、一般に良好な結果を得るためには過剰のフッ化カリウ
ムを使用する必要がある。
3.5−ジクロロ−2,4,ロートリフルオロピリジン
は、4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロ−2,6−ジフ
ルオロピリジンおよび4−アミノ−3,5−ジクロロ−
6−フルオロ−2−ピリジニルオキシ酢酸のような除草
剤の製造用中間体として使用されかつ織物への染料固着
としての用途に有用であるためこの化合物の製造法を改
良することが望まれている。
さて溶剤としてN−メチルピロリドンを使用し実質上水
および開始剤の不存在下でペンタクロロピリジンとフッ
化カリウムとを100〜170Cで接触させると、3,
5−ジクロロ−2,4,ロートリフルオロピリジンが高
収率でほとんどタールの生成もなく製造されることが見
出されたのである。この条件下では過剰のフッ化カリウ
ムは、殆んどかあるいは全く必要とせず、反応速度は大
きくかつ、過フッ素化副生物、2,3,4.6−テトラ
フルオロ−5−クロロピリジンの生成も認められない。
ペンタクロロピリジンを連続添加し、その反応条件に維
持されるN−メチルピロリドン中のフッ化カリウムのス
ラリーから、蒸留により3,5−ジクロロ−2,4,6
−トリフルオロピリジンを連続的に除去するような方法
でおこなうことが有利である。本発明の改良法は、ペン
タクロロピリジンとフッ化カリウムとがN−メチルピロ
リドン中で実質上無水の条件下100〜170℃で接触
される限り文献に公知の一般的な技術を用い一般的な装
置で実施することかできる。またバッチ反応器あるいは
連続反応器いづれの反応器も使用可能である。3.5−
ジクロロ−2,4,ロートリフルオロピリジンが生成さ
れると同時に蒸留によりこれを除去する装置を備えた反
応器を使用するのが好適である。反応器に攪拌装置を有
しかつ減圧および/あるいは加圧下での操作に適したシ
ステムが更に好適である。
生成物3.5−ジクロロ−2,4,ロートリフルオロピ
リジンは、一般的な方法により得られた反応混合物から
回収される。この生成物の沸点がN−メチルピロリドン
、ペンタクロロピリジンおよび生成されるすべての中間
体の沸点よりかなり低いので、生成物を大気圧あるいは
減圧下での蒸的に反応混合物から生成物を蒸留により回
収するのが最適であり、一方他の操作においては、最終
工程で蒸留により生成物を回収するのが最も好適である
。回収した3、5−ジクロロ−2,4,ロートリフルオ
ロピリジンは、更に精製されるが、所望ならば一般的な
方法により更に充分に精製される。
ペンタクロロピリジン、フッ化カリウムおよびN−メチ
ルピロリドンの反応容器への添加順序は臨界的でない。
しかしながら先ずN−メチルピロリド/中のフッ化カリ
ウムスラリーをつくった後ペンタクロロピリジンを添加
するのが好適である。
N−メチルピロリドン中のフッ化カリウムスラリーが反
応温度に達する前あるいは達した後のいづれにおいても
ペンタクロロピリジンを迅速にあるいは長時間にわたっ
て添加することができる。ある好適な工程においては、
ペンタクロロピリジ/を反応器へ連続添加し、同時にか
つほぼ同じ速度で蒸°留により生成物3,5−ジクロロ
−2,4゜ロートリフルオロピリジンを除去する。
この反応では使用されるペンタクロロピリジンのモルあ
たりフッ化カリウム3モルが消費される。
所望の生成物のある程度の量は、これらの反応剤のモル
比に関係なく生成されるが、ペンタクロロピリジンモル
轟りフッ化カリウム約3モルを使用するのが一般に好適
である。このモル比からの逸脱は、場合により好ましい
ことであり、1種類の原料あるいは中間体を循環使用す
る方法の場合には特に好ましい。2.6対1〜1対6の
モル比が一般的であるが2.85対1〜3.15対1が
特に有利である。ペンタクロロピリジンのモル当りフッ
化カリウム約3モルを使用した場合に所望の生成物が好
収率で得られることが本発明の改良方法の重要な特徴で
ある。3そル以下の使用の場合、反応終了時に残存する
反応性塩は、実質上純粋な塩化カリウムであり、これは
分離可能であり、かつフッ化物、タール、あるいは有機
性副生物を除去するための再精製は必要ない。
流動性のフッ化カリウムスラリーをつくるため充分な量
のN−メチルピロリドン溶剤が使用されるが、これはこ
の方法を不経済にするほどの多くの量ではない。使用す
るフッ化カリウムの重量部あたり溶剤3〜20重量部を
使用するのが好適であり、5〜10重量部使用するのが
更に好適である。この反応ではタールおよび副反応生成
物がほとんど生成されないので、溶剤は、不溶性塩の除
去より他の精製をすることなく循環使用される。
主にこの不溶性塩は、生成3,5−ジクロロ−2,4,
6−)リフルオロピリ・トンを除去するための蒸留前あ
るいは蒸留後、濾過あるいは遠心分離により除去される
反応は水の実質上不存在下で実施さ、#″Lるのがペス
トである。反応混合物中の水分含有量は500pprn
 (0,05%)より少ないのが好ましく、10010
0pp、01%)より少ないのが更に好ましい。
一般に含水量が少ない程タールの生成量は少な(、好収
率が得られる: 1,000 ppm(0,1%)を越
えると明らかに悪影響を及ぼす。従って使用する反応剤
は、無水のものであるがさもなくば脱水する方法を用い
なければならない。システムから所望でない水分を蒸留
により除去するのが好都合である。好適な操作としては
N−メチルピロリドンによるフッ化カリウムスラリーを
つくった後、ペンタクロロピリジン添加前にすべての不
必要な水分を蒸留により加熱除去する。蒸留は、常圧あ
るいは減圧下でおこなわれる。水分を除去しやすくする
ためトルエンのような水共沸剤を添加することもできる
。含水量は電流メーター滴定により測定される。
反応は、更に開始剤の実質上不存在下で実施するのがベ
ストである。少量の開始剤、例えば1.000 ppf
lL以下の量は反応にとって重要でないが、多量であれ
ば収率なかなり低下させ、かつタール発生を増加させる
この工程は100℃位の温度で実施されるが、それより
低温では反応速度が大変遅くなり、また170℃以下で
実施されるがそれより高温になると収率がかなり低下し
、かつタール生成が相当に問題となる。 130℃を越
える温度を保つことが好ましく、160℃より低温を保
つことが更に好ましく、140〜160℃の温度を保つ
ことが最も好ましい。
反応をバッチ操作でおこなう場合、2〜20時間要する
。実施温度での反応速度がかなり大きいことが本発明の
重要な特徴である。   ゛反応剤同志の接触および温
度コントロールを良好にするため大抵の場合反応混合物
を激しく攪拌する。
反応器中の圧力は反応に対し臨界的でなく、−般的なす
べての圧力でおこなうことができる。しかしながら、3
,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロピリジンが
生成されると同時に反応混合物からそれを蒸留により回
収する操作の場合、生成物の沸点を反応温度より低温に
して容易に回収しうる方法として減圧にすることがしば
しば有利である。3,5−ジクロロ−2,4,6−トリ
フルオロピリジンの沸点は、101,325 KPa(
760xxHf! )で156℃である。大気に対し約
1.33AFα(10龍Hy)の圧力が代表的であり、
13.3〜26.6 KPa(100〜200 ttr
rtrH?)の圧力が一般に好適である。生成物が生成
すると同時に蒸留により除去されない操作においては、
反応を常圧あるいは不活性ガス、例えば窒素またはアル
ゴンなどのプラス圧(加圧)下で実施することがしばし
ば好都合である。
この方法で必要とされる反応剤、ペンタクロロピリジン
、フッ化カリウムおよびN−メチル−ピロリドンは市販
されており容易に入手可能である。
フッ化カリウムは、微細粉のものを使用するのが好まし
い。
以下の実施例により本発明を更に説明する。
実施例1゜ 攪拌器、反応域まで延長しかつ記録計に接続したサーモ
セルの熱電対、回りを取囲む加熱用マントル、マグネチ
ックコントロール分別分配器および水−ジャケット付製
品レシーバを有する真空−ジャケット付10段01dm
rshawカラム、および圧力レギュレーターおよびマ
ノメーターを有する真空ライン等を備えた5tのフラス
コへ、N−メチルピロリドン(NMP) 3,700 
m (3,8045’)とフッ化カリウム435f(7
,5モル)とを仕込んだ。ついで装置を22.6 KP
a(170隨Hp”)まで真空にした後、攪拌しながら
150℃まで加熱して、約200−〇NMPと水とを除
去することにより系の水分を500 ppmより少なく
した。
ついで脱真空後ペンタクロロピリジン(PCP)502
r(2,00モル)を加えた。反応温度を160℃まで
上げた後150℃まで冷却した。コントローラーにより
150℃にリセットした。4時間後反応混合物をサンプ
リングし、標準を用いた定量ガス−液クロマトグラフィ
により分析したところ3.5−ジクロロ−2,4,ロー
トリフルオロピリジンへの転化率は75%でトリクロロ
ジフルオロピリジンは約24%、テトラクロロモノフル
オロピリジンは約1%であった。なお原料PCPは検出
されなかった。反応は、5時間で終了した。真空度を再
び24.6 K?α(185朋Hy)とした後、所望の
生成物、3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロ
ピリジンの除去を開始した。除去するための還流比を5
=1にセットにし、塔頂温度を112℃、塔底温度を1
56℃とした。回収塔頂物質は、97.7%純度の生成
物として3742であり、これは生成物として3652
に相当し、理論収率の90.4%であった。残渣物の分
析では生成物が約92含まれ、NMP残渣中に未回収の
!ま残っていた。この残渣を冷却後濾過して副生物塩化
カリウム塩を除去し、NMP溶剤を回収した。このもの
は次の反応に使用するために適するものであった。
実施例2゜ 実施例1のような付属設備をつげた5tのフラスコへ、
実施例1からの反応溶剤3,000−を仕込んだ後、新
しく、NMP500−を添加して溶剤の容曾を3,50
0−を若干越える量にした。この赤黄褐色の溶液へ、脱
水フッ化カリウム4002(6,8モル)を加えた。フ
ッ化カリウムは減圧下180℃で乾燥した後なお熱い間
に微粉になるまで砕いた。反応器を閉鎖し、攪拌しなが
ら9.3KPα(70朋Hy)の真空下、140℃に加
熱してNMP約40−を留去した。水分は検出されなか
った( 60 ppmより少ない)。真空を破りPCP
502r(2モル)を添加した。温度は150℃にコン
トロールした。PCPの生成物への転化率は1時間目で
58.3%であった。真空度を再び22.6 KPa 
(170mHt )として生成物の蒸留を開始した。還
流対回収の比を5:1とした。回収した塔頂留去物は3
792であり、その2952が99.1%純度の生成物
であり、残りの84fが94.4%純度であった。3,
5−ジクロロ−2,4,ロートリフルオロピリジンの回
収量は、371.8rでありこれは理論値の92.0%
であった。その残りの7.22は部分フツ素化中間体と
NMP溶剤との混合物であった。反応器を冷却し、蒸留
残渣を濾過して副生塩化カリウム塩を除去しNMP溶剤
を回収した。
実施例3、 実施例1で用いた5tの反応器へ実施例2からのNMP
約3,300−と新たにNMP 250−とを仕込んだ
。反応器を22.6 KPa (170mmH?)の減
圧にし、激しく攪拌しながら150℃まで加熱した。蒸
留により少量のNMPを留去し、塔頂温度を145℃と
した。真空をやふり脱水99%フッ化カリウム42(1
(7,16モル)を加えた。
再び減圧としNMP20rdを塔頂より留去しその系を
水分100 ppmより少なくなるまで脱水した。
再び常圧にもどしPCP586f(2,33モル)を加
えた。再び減圧後反応温度を150℃(コントロールセ
ットポイント)に安定化させた。反応の1時間目までは
、塔頂温度が108℃まで低下した。生成物の回収は、
還流対回収の比20:1で開始した。6時間目で99.
8%純度の3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオ
ロピリジン3702を回収した。ついで還流比を60:
1に変え蒸留を続行した。第二の塔頂カットで留出物9
4.5tを得たが、その862は所望の生成物、1.9
2はトリクロロ−ジフルオロピリジン、6.62はNM
Pであった。塔頂留出物の全3,5−ジクロロ−2,4
,6−トリフルオロピリジン量は455.39(2,2
5モル)であり、理論値の96.5%であった。ペンタ
クロロピリジンに基く有用な生成物の全回収率は、回収
したトリクロロ−ジフルオロピリジンを含めると97.
0%であった。
実施例1記載と同じ付属設備を備えた5tのモネルメタ
ル製フラスコへNMP 3.80 Ofを仕込み22.
6 KPa(170朋Hy)で150℃(コントロール
セットポイント)まで加熱した。NMP約210−およ
び水を塔頂より留去し、系内の水分を500 ppmよ
り少なくなる迄脱水した。ついで常圧にもどした後フッ
化カリウム4062(7,00モル)およびPCP60
0f(2,39モル)を添加した。添加約5分後に反応
混合物のサンプルを採取しガスー液クロマトグラフィに
より分析した。30分毎に反応混合物をサンプリングし
分析してこのデータから反応過程を把握した。
反応は6時間で終了しその時点で冷却した。得られた混
合物を濾過して不溶性塩を除去後2.54cm30段真
空ジャケット付01d−デshawカラムで蒸留して塔
頂より3,5−ジクロロ−2,4,ロートリフルオロピ
リジン3462およびトリクロロ−ジフルオロピリジン
17.7fを回収した。残渣には後者の79.Oりが含
まれていた。所望の生成物ノ収率は、フッ化カリウムに
基き理論値の73.6%であり、フルオロ−クロロピリ
ジンの全回収率は、90.0%であった。
実施例5゜ 実施例1に記載と同じ付属設備を付した12tのモネル
メタル製4つロフラスコヘNMP8.5tを仕込んだ。
フラスコを22.6 KPa (170mmHr)まで
減圧、150Cに加熱してNMP約50〇−および水分
を塔頂から留去しその系の水分を500ppmより少な
(なる迄脱水した。常圧に戻した後フッ化カリウム1,
400r(24,1モル)とpcp2.02Of(8,
0モル)とを添加した。反応混合物を窒素加圧(大気圧
より加圧)して激しく攪拌しながら150℃で8時間加
熱した。ついで60℃まで冷却後反応器から取出した。
反応混合物の全重量は、11,725tであった。不溶
性塩化カリウム塩の量は1,789 F、反応溶液量は
9.9362であった。ガスー液りロマトグラフィ分析
によれば、反応溶液には所望の生成物1,232 ?(
6,09モル)、トリクロロ−ジフルオロピリジン28
8グ(1,32モル)およびテトラクロロ−モノフルオ
ロピリジン60.6F(0,26モル)が含まれていた
。反応混合物中における生成物および中間体の全モル数
は7.67モルであり、95.9%であった。3.5−
ジクロロ−2,4,ロートリフルオロピリジンの収率は
、使用したPCPに基き理論値の76.1%であり、回
収した再循環可能な中間体を考慮に入れると94.9%
であった。
(外4名) 手  続  補  正  書 昭和63年1月を日 特許庁長官  小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第267612号 2、発明の名称 3.5−ジクaロー2t4t13−)+Jフルオロピリ
ジンの改良製造法 3、?111正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名f、  (723)ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー
4、代 理 人 明細書の[特許請求の範囲]の欄 (別紙) (1)特許請求の範囲を次のように訂正する。
[11反応が100〜170℃でおこなわれることを特
徴とする、N−メチルピロリドン溶剤中、水および開始
剤の実質上不存在下、ペンタクロロピリジンと7)化カ
リウムとを反応させることによる3、5−ジクロロ−2
,4,6−トリフルオロピリジンの製造法。
2.3.5−ジクロロ−L416−)+7フルオロピリ
ジンが生成されるにつれて蒸留により反応混合物からそ
れが除去されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の方法。
3、ペンタクロロピリジンがN−メチルピロリドン中の
7フ化カリウムスラリーへ連続的に添加され、かつ3,
5−シクロロー2.4.ロートリフルオロピリジンが蒸
留により連続的に除去されることを特徴とする特許請求
の範囲第2項記載の方法。
4.3’、5−ジクロロ−2,4,6−トI7 フルオ
ロピリジンが、最終工程で反応混合物から蒸留により除
去されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
方法。
5、反応がi圧下でおこなわれることを特徴とする特許
請求の範囲第1項〜第4項記載のうちのいづれか1項記
載の方法。
6、反応が大気圧下でおこなわれることを特徴とする特
許請求の範囲第1項〜第4項記載のうちのいづれか1項
記載の方法。
7、温度が140〜160℃であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項〜第6項記載のうちのいづれか1項
記載の方法、」 以   上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、反応が100〜170℃でおこなわれることを特徴
    とする、N−メチルピロリドン溶剤中、水および開始剤
    の実質上不存在下、ペンタクロロピリジンとフッ化カリ
    ウムとを反応させることによる3,5−ジクロロ−2,
    4,6−トリフルオロピリジンの製造法。 2、3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロピリ
    ジンが生成されるにつれて蒸留により反応混合物からそ
    れが除去されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3、ペンタクロロピリジンがN−メチルピロリドン中の
    フッ化カリウムスラリーへ連続的に添加され、かつ3,
    5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロピリジンが蒸
    留により連続的に除去されることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の方法。 4、3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロピリ
    ジンが、最終工程で反応混合物から蒸留により除去され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、反応が加圧下でおこなわれることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項〜第4項記載のうちのいづれか1項記
    載の方法。 6、反応が大気圧下でおこなわれることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項〜第4項記載のうちのいづれか1項
    記載の方法。 7、温度が140〜160℃であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項〜第6項記載のうちのいづれか1項
    記載の方法。
JP62267612A 1986-10-22 1987-10-22 3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロピリジンの改良製造法 Expired - Fee Related JP2506387B2 (ja)

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