JPH0247714B2 - - Google Patents
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- JPH0247714B2 JPH0247714B2 JP55035611A JP3561180A JPH0247714B2 JP H0247714 B2 JPH0247714 B2 JP H0247714B2 JP 55035611 A JP55035611 A JP 55035611A JP 3561180 A JP3561180 A JP 3561180A JP H0247714 B2 JPH0247714 B2 JP H0247714B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B1/00—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
- H01B1/20—Conductive material dispersed in non-conductive organic material
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01V—GEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
- G01V3/00—Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation
- G01V3/02—Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with propagation of electric current
- G01V3/06—Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with propagation of electric current using ac
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、地中に埋設された電気絶縁性の長尺
物である流体輸送用管の位置を地上から電磁波を
用いて探知するための装置に関する。
物である流体輸送用管の位置を地上から電磁波を
用いて探知するための装置に関する。
このような装置は、たとえば都市ガスあるいは
水を輸送する合成樹脂製の地中埋設管において必
要となる。
水を輸送する合成樹脂製の地中埋設管において必
要となる。
或る先行技術では、前記合成樹脂製管の外周面
に管軸に沿つて、金属製ワイヤがいわば裸で延設
される。そのような裸線は明らかに腐食によつて
消失する。
に管軸に沿つて、金属製ワイヤがいわば裸で延設
される。そのような裸線は明らかに腐食によつて
消失する。
他の先行技術は、地中におけるワイヤの腐食を
防ぐために、電気絶縁性の合成樹脂材料でワイヤ
が外被された導線である。このような先行技術で
は、地中の掘削工事によつて導線が誤つて切断さ
れた場合には、電流が全く伝搬されなくなり、電
磁波が発生しなくなる。したがつて地上からの位
置の探知が全く不可能になるという問題がある。
防ぐために、電気絶縁性の合成樹脂材料でワイヤ
が外被された導線である。このような先行技術で
は、地中の掘削工事によつて導線が誤つて切断さ
れた場合には、電流が全く伝搬されなくなり、電
磁波が発生しなくなる。したがつて地上からの位
置の探知が全く不可能になるという問題がある。
電磁波の周波数を極めて高くすれば、導線の一
方の切断端部から土壌中を経て他方の切断端部に
電流を伝播させることは可能である。しかしなが
ら、このように極めて高い周波数の電磁波を用い
る場合には、導線を給電個所から長距離にわたつ
て探知することが困難になるという新たな問題に
遭遇する。
方の切断端部から土壌中を経て他方の切断端部に
電流を伝播させることは可能である。しかしなが
ら、このように極めて高い周波数の電磁波を用い
る場合には、導線を給電個所から長距離にわたつ
て探知することが困難になるという新たな問題に
遭遇する。
この問題を解決する他の先行技術は、特開昭51
−8715に開示されている。この先行技術では、導
電性を付与したゴムまたはプラスチツクを合成樹
脂製管に沿つて配置する。
−8715に開示されている。この先行技術では、導
電性を付与したゴムまたはプラスチツクを合成樹
脂製管に沿つて配置する。
このような先行技術では、比抵抗が比較的大き
く、導電性が悪く、したがつて長距離にわたり電
気信号を伝送することはできず、長距離にわたつ
て電気信号を伝送するには大きな電力を必要とす
る。またこの先行技術では、強度が小さく、土圧
などの外力によつて破断してしまうという問題が
ある。
く、導電性が悪く、したがつて長距離にわたり電
気信号を伝送することはできず、長距離にわたつ
て電気信号を伝送するには大きな電力を必要とす
る。またこの先行技術では、強度が小さく、土圧
などの外力によつて破断してしまうという問題が
ある。
本発明の目的は、長距離にわたつて、しかも長
期間にわたつて地中埋設された流体輸送用管の探
知を行うことができる装置を提供することであ
る。
期間にわたつて地中埋設された流体輸送用管の探
知を行うことができる装置を提供することであ
る。
第1図は、本発明の一実施例を示し、導線1を
用いて、非乾燥状態にある地中に埋設された都市
ガスを輸送する管2の位置を探知するための原理
を示す簡略化した断面図である。管2は、電気絶
縁性材料たとえばポリエチレンなどの合成樹脂か
ら成る。この管2には、電気絶縁性の合成樹脂か
ら成る複数(この実施例では2)の分岐管3,4
が管2の長手方向に間隔をあけて連結される。こ
の分岐管3,4には鋼管5,6がそれぞれ連結さ
れ、ガスメータ7,8を介してたとえば一般家庭
などにおいて、ガス燃焼器具9,10によつて都
市ガスが使用される。導線1は管2に沿つて設け
られる。この導線1は、分岐管3,4に沿つて設
けられた導線11,12の一端部に接続される。
導線11,12は導線1と同一構造を有する。導
線11,12の他端部は、鋼管5,6に、後述の
第6図を参照して行う説明のようにして接続さ
れ、電源13に接続される。
用いて、非乾燥状態にある地中に埋設された都市
ガスを輸送する管2の位置を探知するための原理
を示す簡略化した断面図である。管2は、電気絶
縁性材料たとえばポリエチレンなどの合成樹脂か
ら成る。この管2には、電気絶縁性の合成樹脂か
ら成る複数(この実施例では2)の分岐管3,4
が管2の長手方向に間隔をあけて連結される。こ
の分岐管3,4には鋼管5,6がそれぞれ連結さ
れ、ガスメータ7,8を介してたとえば一般家庭
などにおいて、ガス燃焼器具9,10によつて都
市ガスが使用される。導線1は管2に沿つて設け
られる。この導線1は、分岐管3,4に沿つて設
けられた導線11,12の一端部に接続される。
導線11,12は導線1と同一構造を有する。導
線11,12の他端部は、鋼管5,6に、後述の
第6図を参照して行う説明のようにして接続さ
れ、電源13に接続される。
地上において、管2の埋設位置を知るために、
鋼管5,6間に高周波電源13の出力端子がそれ
ぞれ接続される。この高周波電源13は、2kHz
〜100kHzの周波数を有する。2kHz未満では、導
線1の埋設位置の直上の地中における位置を正確
に探知することが困難である。100kHzを超える
と、長距離にわたる導線1、したがつて管2の探
知を行うことができず、また導線1の切断時に、
探知が困難になる。高周波電源13の出力電圧
は、約60V未満である。導線1から放射される電
磁波を地上において探知することによつて、この
導線1とともに延びる管2の埋設位置を知ること
ができる。この導線1および管2は、地上からた
とえば0.6〜1.2mの範囲の深さに埋設されてい
る。
鋼管5,6間に高周波電源13の出力端子がそれ
ぞれ接続される。この高周波電源13は、2kHz
〜100kHzの周波数を有する。2kHz未満では、導
線1の埋設位置の直上の地中における位置を正確
に探知することが困難である。100kHzを超える
と、長距離にわたる導線1、したがつて管2の探
知を行うことができず、また導線1の切断時に、
探知が困難になる。高周波電源13の出力電圧
は、約60V未満である。導線1から放射される電
磁波を地上において探知することによつて、この
導線1とともに延びる管2の埋設位置を知ること
ができる。この導線1および管2は、地上からた
とえば0.6〜1.2mの範囲の深さに埋設されてい
る。
第2図は、本発明の一実施例の導線1を管2に
沿つて設けた状態を示す。導線1は、管2の管軸
に沿つて、たとえば一直線状に配置される。テー
プ14は、管2の外周と導線1の外周とを一緒に
囲んで、導線1を管2の外周面に固定する。
沿つて設けた状態を示す。導線1は、管2の管軸
に沿つて、たとえば一直線状に配置される。テー
プ14は、管2の外周と導線1の外周とを一緒に
囲んで、導線1を管2の外周面に固定する。
第3図は、本発明に従つて、導線1を管2に沿
つて設けた他の態様を示す。導線1は管2の外周
にらせん状に巻回され、第2図の実施例における
テープ14は省略されることができる。
つて設けた他の態様を示す。導線1は管2の外周
にらせん状に巻回され、第2図の実施例における
テープ14は省略されることができる。
再び第1図を参照して、導線1したがつて管2
の埋設個所を地上から探知するために、地中に電
極15を挿入し、この電極15と鋼管6または5
との間に高周波電源16から電力を供給すること
も可能である。
の埋設個所を地上から探知するために、地中に電
極15を挿入し、この電極15と鋼管6または5
との間に高周波電源16から電力を供給すること
も可能である。
第4図は本発明の一実施例の導線1を、その一
部を切り欠いて示す。この導線1は、金属製ワイ
ヤ17に被覆層18を外被して構成される。ワイ
ヤ17は、銅や鉄などの電流の良導体である金属
材料から成り、複数の単線がより合わせて構成さ
れる。このワイヤ17は、可撓性を有する。被覆
層18は、可撓性でかつ導電性を有する。この被
覆層18の比抵抗は、約20Ω・cm以上、約50000
Ω・cm以下である。このような範囲の比抵抗を有
する被覆層18は、クロロプレンゴムまたは天燃
ゴムなどの100重量部に、アセチレンカーボン50
〜60重量部を加えることよつて実現することがで
きる。被覆層18の比抵抗が約20Ω・cm未満の場
合には、炭素粉または金属粉の混合割合が合成樹
脂またはゴムの量に比べて多くなりすぎ、そのた
め可撓性に劣り、本件導線1の製造が困難にな
る。またこの被覆層18の比抵抗が約50000Ω・
cmを超えて絶縁性が高くなる場合には、前述の先
行技術で述べたごとく、導線1が切断された場合
において探知が全く不可能になる。
部を切り欠いて示す。この導線1は、金属製ワイ
ヤ17に被覆層18を外被して構成される。ワイ
ヤ17は、銅や鉄などの電流の良導体である金属
材料から成り、複数の単線がより合わせて構成さ
れる。このワイヤ17は、可撓性を有する。被覆
層18は、可撓性でかつ導電性を有する。この被
覆層18の比抵抗は、約20Ω・cm以上、約50000
Ω・cm以下である。このような範囲の比抵抗を有
する被覆層18は、クロロプレンゴムまたは天燃
ゴムなどの100重量部に、アセチレンカーボン50
〜60重量部を加えることよつて実現することがで
きる。被覆層18の比抵抗が約20Ω・cm未満の場
合には、炭素粉または金属粉の混合割合が合成樹
脂またはゴムの量に比べて多くなりすぎ、そのた
め可撓性に劣り、本件導線1の製造が困難にな
る。またこの被覆層18の比抵抗が約50000Ω・
cmを超えて絶縁性が高くなる場合には、前述の先
行技術で述べたごとく、導線1が切断された場合
において探知が全く不可能になる。
第5図は、導線1の接続状態を示す。導線1の
両端部は平行に重ねて、導電性材料または電気絶
縁性材料から成る紐19によつて縛られる。この
ようにして、被覆層18が互いに電気的に接続さ
れ、ワイヤ17同志を直接に接続しなくても導線
1が電気的に接続された状態となる。
両端部は平行に重ねて、導電性材料または電気絶
縁性材料から成る紐19によつて縛られる。この
ようにして、被覆層18が互いに電気的に接続さ
れ、ワイヤ17同志を直接に接続しなくても導線
1が電気的に接続された状態となる。
第6図は、分岐管3に設けられた導線11と鋼
管5との接続状態を示す。前述の導線11と同一
構造を有する導線11は鋼管5に巻回される。こ
れによつて導線11と鋼管に電流を流すことがで
きる。したがつて導線11と鋼管5との接続作業
が極めて簡易となる。このことは分岐管4に沿つ
て設けられた導線12と鋼管6とを接続する場合
も同様である。
管5との接続状態を示す。前述の導線11と同一
構造を有する導線11は鋼管5に巻回される。こ
れによつて導線11と鋼管に電流を流すことがで
きる。したがつて導線11と鋼管5との接続作業
が極めて簡易となる。このことは分岐管4に沿つ
て設けられた導線12と鋼管6とを接続する場合
も同様である。
ワイヤ17の端部17aは、被覆層18を除去
して、半田付けあるいはテルミツト溶接により鋼
管5へ接続される。
して、半田付けあるいはテルミツト溶接により鋼
管5へ接続される。
本発明の他の実施例として、ワイヤ17は可撓
性のある単線から成つてもよい。
性のある単線から成つてもよい。
発明者の実験結果を述べる。
第1図において、第4図で図示する本発明に従
う導線1および管2は、地上からほぼ1.2mの深
さに埋設されている。高周波電源13は、2kHz
の周波数を有し、かつ60Vの電圧を有している。
本発明の発明者は、導線1が切断されておらず連
続している場合において、分岐管3,4の間の距
離が100m〜200mのとき地上では管2の位置を確
認した。さらに、本発明の発明者は、導線1がほ
ぼ0.5m〜1.0mだけ切断されており、地中の比抵
抗が1000Ω・cm〜5000Ω・cmの場合において、分
岐管3,4の間の距離が40m〜100mで、地上で
は埋設されている管2の位置を確認した。
う導線1および管2は、地上からほぼ1.2mの深
さに埋設されている。高周波電源13は、2kHz
の周波数を有し、かつ60Vの電圧を有している。
本発明の発明者は、導線1が切断されておらず連
続している場合において、分岐管3,4の間の距
離が100m〜200mのとき地上では管2の位置を確
認した。さらに、本発明の発明者は、導線1がほ
ぼ0.5m〜1.0mだけ切断されており、地中の比抵
抗が1000Ω・cm〜5000Ω・cmの場合において、分
岐管3,4の間の距離が40m〜100mで、地上で
は埋設されている管2の位置を確認した。
他方、電気絶縁材料で被覆された在来の導線が
導線1に代わつて用いられている場合、導線が
0.5m〜1.0mの部分で切断されているとき、管2
を探知することは不可能であつた。
導線1に代わつて用いられている場合、導線が
0.5m〜1.0mの部分で切断されているとき、管2
を探知することは不可能であつた。
以上のように本発明によれば、ワイヤに高周波
電力が供給されるとき、このワイヤから被覆層を
経て地中に電流が伝搬し、これによつて地上にお
いては地中に埋設された流体輸送用管の位置を探
知することが可能になる。この被覆層は、クロロ
プレンゴムまたは天然ゴム100重量部と、アセチ
レンカーボン50〜60重量部との混合物であるの
で、地中に埋設された状態においてさびたりして
消失することはなく、半永久的にしかも導電性を
失うことなく使用することが可能である。また、
この被覆層が比抵抗約20〜50000Ω・cmの導電性
を有するので、導線がたとえ掘削工事などによつ
て切断された場合においても、導線の一方の切断
端部の被覆層から他方の切断端部の被覆層へ電流
が地中を経て伝搬されることができる。そのた
め、その電流によつて電磁波が生じ、地上からの
位置の探知が可能である。また導線を接続するに
あたつては、その被覆層が導電性であるので、接
続されるべき導線を相互に接触するだけでよく、
ワイヤを接続することは必ずしも要せず、したが
つて接続が極めて容易である。しかもワイヤおよ
び被覆層は可撓性であり、地中に埋設された流体
輸送用管に沿つて配置することができ、布設作業
が容易である。また、導線を金属管などに電気的
に接続するにあたつては、導線を金属管などに巻
きつけるだけでよく、これによつて電流を流すこ
とができるようになり、接続作業が極めて簡易と
なる。
電力が供給されるとき、このワイヤから被覆層を
経て地中に電流が伝搬し、これによつて地上にお
いては地中に埋設された流体輸送用管の位置を探
知することが可能になる。この被覆層は、クロロ
プレンゴムまたは天然ゴム100重量部と、アセチ
レンカーボン50〜60重量部との混合物であるの
で、地中に埋設された状態においてさびたりして
消失することはなく、半永久的にしかも導電性を
失うことなく使用することが可能である。また、
この被覆層が比抵抗約20〜50000Ω・cmの導電性
を有するので、導線がたとえ掘削工事などによつ
て切断された場合においても、導線の一方の切断
端部の被覆層から他方の切断端部の被覆層へ電流
が地中を経て伝搬されることができる。そのた
め、その電流によつて電磁波が生じ、地上からの
位置の探知が可能である。また導線を接続するに
あたつては、その被覆層が導電性であるので、接
続されるべき導線を相互に接触するだけでよく、
ワイヤを接続することは必ずしも要せず、したが
つて接続が極めて容易である。しかもワイヤおよ
び被覆層は可撓性であり、地中に埋設された流体
輸送用管に沿つて配置することができ、布設作業
が容易である。また、導線を金属管などに電気的
に接続するにあたつては、導線を金属管などに巻
きつけるだけでよく、これによつて電流を流すこ
とができるようになり、接続作業が極めて簡易と
なる。
特に本発明では、高調波電流周波数を2KHz〜
100kHzに選んだので、導線の埋設位置を地中で
正確に探知することができるとともに、長距離に
わたつて導線の探知を行うことができ、また導線
の切断時においても探知を引続き行うことができ
る。
100kHzに選んだので、導線の埋設位置を地中で
正確に探知することができるとともに、長距離に
わたつて導線の探知を行うことができ、また導線
の切断時においても探知を引続き行うことができ
る。
本発明によれば、可撓性金属製ワイヤが用いら
れているので、これによつて抵抗を小さくして導
電性を良好とすることができ、これによつて長距
離にわたる電気信号の伝送が可能となり、またそ
の電力が小さくてすむ。しかもまたこのようなワ
イヤの使用によつて、強度を向上することができ
る。そのため地中で導線が不所望に切断してしま
うという問題を解決することができる。
れているので、これによつて抵抗を小さくして導
電性を良好とすることができ、これによつて長距
離にわたる電気信号の伝送が可能となり、またそ
の電力が小さくてすむ。しかもまたこのようなワ
イヤの使用によつて、強度を向上することができ
る。そのため地中で導線が不所望に切断してしま
うという問題を解決することができる。
この導線では、ワイヤが腐食することを防ぐと
ともに、接続がたとえば第5図に示されるように
して簡単に行うことができ、しかも導線の切断時
においても探知が可能であるという優れた効果が
達成される。このような本発明の優れた効果は、
先行技術によつて到底達成することができないも
のである。
ともに、接続がたとえば第5図に示されるように
して簡単に行うことができ、しかも導線の切断時
においても探知が可能であるという優れた効果が
達成される。このような本発明の優れた効果は、
先行技術によつて到底達成することができないも
のである。
さらに本発明では、各分岐管の外周に沿つてそ
れぞれ配置された2つの各導線11,12の端部
を、たとえば図示の実施例では鋼管5,6を介し
て、地上で、高周波電源に接続するので、流体用
輸送用管の外周に沿つて配置された導線1に高周
波エネルギを供給するためにその導線1を露出す
るための大きな縦孔などを掘削する必要がなくな
る。そのため簡便な作業で流体輸送用管の位置を
探知することができる。
れぞれ配置された2つの各導線11,12の端部
を、たとえば図示の実施例では鋼管5,6を介し
て、地上で、高周波電源に接続するので、流体用
輸送用管の外周に沿つて配置された導線1に高周
波エネルギを供給するためにその導線1を露出す
るための大きな縦孔などを掘削する必要がなくな
る。そのため簡便な作業で流体輸送用管の位置を
探知することができる。
第1図は本発明の一実施例の導線1を用いて管
2の埋設位置を地上から探知する作業を説明する
ための断面図、第2図は導線1が管2に設けられ
た状態を示す正面図、第3図は導線1が管2に設
けられた他の状態を示す正面図、第4図は本発明
の一実施例の導線1の一部を切り欠いた正面図、
第5図は導線1相互の接続状態を示す正面図、第
6図は導線11と鋼管5との接続状態を示す正面
図である。 1,11,12……導線、2……管、3,4…
…分岐管、13……高周波電源、17……ワイ
ヤ、18……被覆層。
2の埋設位置を地上から探知する作業を説明する
ための断面図、第2図は導線1が管2に設けられ
た状態を示す正面図、第3図は導線1が管2に設
けられた他の状態を示す正面図、第4図は本発明
の一実施例の導線1の一部を切り欠いた正面図、
第5図は導線1相互の接続状態を示す正面図、第
6図は導線11と鋼管5との接続状態を示す正面
図である。 1,11,12……導線、2……管、3,4…
…分岐管、13……高周波電源、17……ワイ
ヤ、18……被覆層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 地中に埋設された電気絶縁性流体輸送用管を
地上で探知するための地中埋設管の探知装置にお
いて、 流体輸送用管には、その流体輸送用管の長手方
向に間隔をあけて複数の分岐管が接続され、 流体輸送用管の外周と分岐管の外周とに沿つて
導線をそれぞれ配置し、 流体輸送用管の外周に沿つて配置された導線
と、分岐管の外周に沿つて配置された導線とを接
続し、 これらの導線は、可撓性を有する金属製ワイヤ
の表面に、導電性外被層が形成され、 この外被層は、クロロプレンゴムまたは天然ゴ
ム100重量部と、アセチレンカーボン50〜60重量
部との混合物であり、約20Ω・cm以上、約50000
Ω・cm以下の比抵抗を有しており、 各分岐管の外周に沿つてそれぞれ配置された2
つの各導線の端部は、地上で、2kHz〜100kHzの
高周波エネルギを供給する高周波電源に接続さ
れ、これによつて導線が発生する電磁波を地上で
検出可能とすることを特徴とする地中埋設管の探
知装置。
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