JP4383288B2 - 接地装置の施工方法 - Google Patents

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本発明は、大地土壌に設置される接地装置の施工方法に関するものである。
従来、接地装置の施工にあたり、接地抵抗を構成する要因として、予め、大地抵抗率を計測する必要がある。大地抵抗率の計測法としては、コアー・ボーリング法やウェンナーの四電極法があり、これらのコアー・ボーリング法やウェンナーの四電極法から大地抵抗率を計測して、接地予定地の接地抵抗値を算出し、接地装置の構成部材の長さや太さ等を算出して、所望の接地抵抗を有する接地装置を施工していた。一例として、このような、大地抵抗率の計測法として、ウェンナーの四電極法が、一例として、非特許文献1に開示されている。
新版 電気工学ハンドブック 昭和63年2月28日初版発行 財団法人電気学会 頁1203 7.2.5 接地設計(b)大地抵抗率の測定
しかしながら、上述した接地装置の施工方法においては、ウェンナー四電極法による大地抵抗率の計測には、測定電極間の間隔を大きくし、且つ、多数点計測を行い、更には、大地土壌の含水量や温度等による変化を考慮して、長期の測定の繰り返しによる測定を必要とする。従って、大地抵抗率の計測が、大掛かりなものとなり、手間と時間及び費用が掛かかり、このような大地抵抗率の計測の接地装置の施工費用に占める割合が大きくなり、ひいては、接地装置の施工費用が上昇するという問題があった。
また、費用を掛けて、上述した大地抵抗率の計測を実施し、接地装置を施工をしても、施工後の接地装置の実測値が、必ずしも、施工前の設計値と一致せず、費用と時間の割には、所定の抵抗値が得られないという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の接地装置の施工方法が有する課題を解決することにある。
本発明の目的は、上述した従来の目的を達成するために、第1には、接地装置の施工場所の大地土壌の接地抵抗値を計測した後、該計測した接地抵抗値と、接地装置の所望の接地抵抗値と、大地土壌に掘削された凹部の底部に打設される接地金属導体の本数及びその間隔とから、低い電気抵抗の導電性被覆外皮を有する導電性被覆導線と高い電気抵抗の絶縁性被覆外皮を有する絶縁性被覆導線との施工長を算出し、次いで、前記算出された施工長に基づいて同じ長さに切断された前記導電性被覆導線と絶縁性被覆導線とを、前記凹部の底部に互いに略平行に配置するとともに、前記導電性被覆導線と前記絶縁性被覆導線とを接続し、且つ、前記絶縁性被覆導線を、前記凹部の底部に、所定の間隔で打ち込まれた接地金属導体に、分岐絶縁性被覆導線を介して接続し、その後、前記凹部を、大地土壌で埋め戻すようにしたものであり、第2には、前記導電性被覆導線と絶縁性被覆導線の施工長を算出するための接地抵抗値の計測に使用される接地抵抗計測用電極が、大地表面から、前記導電性被覆導線と絶縁性被覆導線とが配置される前記凹部の底部にまで達するようにしたものである。
本発明は、上述した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏することができる。
接地装置の大地土壌の施工場所の接地抵抗値を計測した後、該計測した接地抵抗値と、接地装置の所望の接地抵抗値と、大地土壌に掘削された凹部の底部に打設される接地金属導体の本数及びその間隔とから、低い電気抵抗の導電性被覆外皮を有する導電性被覆導線と高い電気抵抗の絶縁性被覆外皮を有する絶縁性被覆導線との施工長を算出したので、接地抵抗の算出が極めて容易にでき、従って、接地装置の施工が容易になるとともに、接地装置の施工時間を短縮することができる。
また、接地抵抗計測用電極が、大地表面から、導電性被覆導線と絶縁性被覆導線とが配置される、大地土壌に掘削された凹部の底部まで達するように構成したので、接地抵抗値の計測の正確性が増し、従って、所定の接地抵抗値を有する接地装置が得られる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。
図1において、1は、大地土壌2の後述する接地装置の施工予定地に、所定の深さと長さに亘たって削掘された凹部であり、1aは、削掘された凹部1の底部である。凹部1付近の大地土壌2の大地地表面2aから地中に、接地抵抗を計測するために、所定の長さを有する接地抵抗計測用電極Aを打設し、接地装置の施工予定の大地土壌2の接地抵抗値rを、接地抵抗計Rにて測定する。以下、このようにして、計測された大地土壌2の接地抵抗値を、計測接地抵抗値rと称する。
図2において、3は、ポリ塩化ビニールやポリエチレン等の高分子ポリマーやゴム等に、アセチレンブラックやファネスブラックやケッチェンブラック等の導電性カーボン粉末を混合してなる低い電気抵抗を有する導電性被覆外皮4で、金属導線5を被覆することにより形成された導電性被覆導線である。
図3において、6は、高分子ポリマーやゴム等の絶縁性を有する高い電気抵抗を有する絶縁性被覆外皮7で、金属導線8を被覆することにより形成された絶縁性被覆導線である。
図4において、9’は、銅材や鉄材やステンレス材等の長尺の棒体からなり、棒体の上端の中心には、棒体の軸線方向に孔部9aが形成されており、また、下端部には、先の尖った逆円錐状の先細部9bが形成されている接地金属導体本体である。9”は、接地金属導体本体9’の孔部9aに嵌入されるピン端子であり、ピン端子9”の上端部には、ピン端子9”の軸線に垂直な水平孔9cが穿設されているとともに、孔部9aへの嵌入を容易にするために、上述した接地金属導体本体9’の下端部に形成された先細部9bと同様の先細部9dが形成されている。上記の接地金属導体本体9’とピン端子9”とにより、接地金属導体9が構成されている。
10は、上述した絶縁性被覆導線6と同様の、金属導線が絶縁性被覆外皮で被覆された分岐絶縁性被覆導線であり、分岐絶縁性被覆導線10の外被が剥離された一方の端部の剥離部分(分岐絶縁性被覆導線10の金属導線が露出した部分)10aが、上述したピン端子9”の水平孔9cに嵌入されるように構成されている。
図5等に示されているように、11は、箱体11aと蓋11bとで構成された防水性を有するジェルボックス等の接続ボックスであり、接続ボックス11内には、後述するように、導電性被覆外皮4が剥離された導電性被覆導線3の剥離部分(導電性被覆導線3の金属導線5が露出した部分)と絶縁性被覆外皮7が剥離された絶縁性被覆導線6の剥離部分(絶縁性被覆導線6の金属導線8が露出した部分)との接続部分や、絶縁性被覆外皮7が剥離された絶縁性被覆導線6の剥離部分と分岐絶縁性被覆導線10の外被が剥離された剥離部分(分岐絶縁性被覆導線10の金属導線が露出した部分)との接続部分等が収納されることになる。
12は、導電性被覆導体3の端末部分を防水処理するための防水キャップであり、導電性被覆導線3の切断部分への水の浸入を防止し、金属導線5の腐食等を防止するためのものであって、防水キャップ12に代えて接続ボックス11で処理するようにしてもよい。13は、接地装置を被接地機器に接続する引き出し線であり、この引き出し線13は、導電性被覆導線3と絶縁性被覆導線6が接続された端末にて、被接地機器等を接地装置に接続するものである。
次に、上述した構成部材から構成される接地装置の施工方法について説明する。
上述したように、大地土壌2の大地地表面2aから地中に、所定の長さを有する接地抵抗計測用電極Aを打設し、接地抵抗計Rにて、接地装置の施工予定場所の計測接地抵抗値rを計測する。接地抵抗計測用電極Aの電極長は、その先端が、少なくとも、導電性被覆導線3及び絶縁性被覆導線6が配置される大地土壌2に削掘された凹部1の底部1aに達する長さとする。
接地抵抗計Rで計測された計測接地抵抗値r(Ω)と所望の接地抵抗値r’(Ω)等の一例としての接地抵抗関係図である図6や図7から、施工する接地装置の接地抵抗に見合う導電性被覆導線3と絶縁性被覆導線6の施工長を求める。なお、接地抵抗関係図に示されている施工長は、導電性被覆導線3と絶縁性被覆導線6の共通の施工長であり、従って、導電性被覆導線3の施工長と絶縁性被覆導線6の施工長とは、同一長さに形成されるとともに、大地土壌2に削掘された凹部1の底部1aに配置された場合には、導電性被覆導線3と絶縁性被覆導線6とは、互いに、略平行となるように並設されることになる。
例えば、大地土壌2の計測接地抵抗値rが、100(Ω)で、施工する所望の接地抵抗値r’が、10(Ω)である場合、図6の接地抵抗関係図から、横軸の計測接地抵抗値rの100(Ω)と縦軸の所望の接地抵抗値r’の10(Ω)の交差点に位置する施工長12mを選択するか、或いは、同様にして、図7の接地抵抗関係図から、施工長9mを選択する。
なお、図6及び図7は、横軸が、計測接地抵抗値rで、縦軸が、施工する所望の接地抵抗値r’であり、特定の計測接地抵抗値rと特定の所望の接地抵抗値r’から、導電性被覆導線3及び絶縁性被覆導線6の施工長を求めるための接地抵抗関係図であり、図6と図7は、上述した接地金属導体9の長さと接地金属導体9の設置間隔が異なる場合の接地抵抗関係図である。このような接地抵抗関係図は、実験的に、予め作成されることになる。
次に、上述したように、図6と図7に示されているような接地抵抗関係図から求められた導電性被覆導線3と絶縁性被覆導線6の施工長に基づいて、導電性被覆導線3と絶縁性被覆導線6とは、それぞれ、同じ長さに切断する。なお、当然のことながら、大地土壌2には、接地抵抗関係図から算出された導電性被覆導線3と絶縁性被覆導線6の長さより長い凹部1が削掘されることになる。
次いで、図8に示されているように、導電性被覆導線3の一方の端部に、防水キャップ12を被冠することにより、導電性被覆導線3の切断部分への水の浸入を防止し、金属導線5の腐食等を防止するための防水処理を施す。
大地土壌2に削掘された凹部1の底部1aに、一方の端部が防水キャップ12で被冠された所定の長さを有する導電性被覆導体3を設置するとともに、導電性被覆導体3に略平行に、導電性被覆導体3と略同じ長さの絶縁性被覆導線6を並設する。
次いで、絶縁性被覆導線6に沿って、所定の間隔で、接地金属導体本体9’を、孔部9aを上にして、大地土壌2に削掘された凹部1の底部1aに打ち込む。本実施例には、絶縁性被覆導線6の両端部付近と中央部付近の3箇所に、接地金属導体本体9’が打ち込まれた例が示されている。また、ピン端子9”の水平孔9cに、分岐絶縁性被覆導線10の外被が剥離された一方の剥離部分10aを嵌入するとともに、このように分岐絶縁性被覆導線10が接続されたピン端子9”を、接地金属導体本体9’の孔部9aに打ち込むことにより、分岐絶縁性被覆導線10と接地金属導体本体9’とを、ピン端子9”を介して接続する。そして、ピン端子9”と分岐絶縁性被覆導線10の接続部分やピン端子9”が打ち込まれた接地金属導体本体9’の孔部9aの付近を、ポリマー等で防水処理する。
一方、上述したように配設された接地金属導体本体9’とピン端子9”からなる接地金属導体9の本数に対応して、大地土壌2に削掘された凹部1の底部1aに、接続ボックス11を配置するとともに、図5に示されているように、接続ボックス11の箱体11aに、絶縁性被覆導線6の絶縁性被覆外皮7が剥離された剥離部分6a及び該剥離部分6aの両側に位置する絶縁性被覆導線6の一部を収納する。本実施例には、絶縁性被覆導線6の両端部付近と中央部付近の3箇所に、接地金属導体9が配置された例が示されているので、絶縁性被覆導線6には、一方の端部と、中央部と、もう一方の端部から所定の長さ中央部寄り部分の3箇所に、剥離部分6aが形成されることになる。このように、もう一方の端部付近に形成された剥離部分6aから、もう一方の端部までの絶縁性被覆導線6は、後述するように、導電性被覆導体3との接続部分6bとして使用されることになる。
次いで、図5に示されているように、接続ボックス11の箱体11aに収納された絶縁性被覆導線6の剥離部分6aに、分岐絶縁性被覆導線10の外被が剥離されたもう一方の端部の剥離部分10bを、コネクタ接続や圧接接続や半田接続等の適当な接続手段を用いて接続する。また、導電性被覆導体3の一方の端部の導電性被覆外皮4を剥離するとともに、図9に示されているように、この剥離部分3aを、上記の絶縁性被覆導線6に沿って配置された接続ボックス11とは別の接続ボックス11の箱体11aに収納するとともに、該箱体11aに収納された導電性被覆導体3の剥離部分3aに、絶縁性被覆導線6の上述した接続部分6bの端部に形成された剥離部分6cを、コネクタ接続や圧接接続や半田接続等の適当な接続手段を用いて接続する。更に、導電性被覆導体3の剥離部分3aと絶縁性被覆導線6の接続部分6bの剥離部分6cとの接続部分に、引き出し線13の一端の剥離部分(引き出し線13の金属導体が露出した部分)13aを接続する。この引き出し線13の他端には、被接地機器が接続されることになる。その後、接続ボックス11の箱体11aを、蓋11bで被蓋する。
次いで、図8に示されているように、大地土壌2に削掘された凹部1に、セメントと砂利からなるコンクリート、又は、セメントにカーボンブラック等を混合した導電性を有する導電性コンクリート14を、少なくとも、導電性被覆導線3の全体を覆うように配設し、その後、大地土壌2を、凹部1に埋め戻して接地装置の施工を終了する。なお、コンクリート14は、接続ボックス11を含め、導電性被覆導線3及び絶縁性被覆導線6を覆うように配設してもよく、要は、少なくとも、導電性被覆導線3をコンクリート14で被覆するようにすればよい。
上述したように、接地装置の施工場所の接地抵抗値(計測接地抵抗値)rを計測し、計測接地抵抗値rと施工する接地装置の所望の接地抵抗値r’との接地抵抗関係図から、導電性被覆導線3及び絶縁性被覆導線6の施工長とを求めるように構成したので、大掛かりな大地抵抗率を測定することがなく、簡易な接地抵抗計による計測接地抵抗値rの計測により、所望の接地抵抗値が得られる接地装置の施工ができ、従って、接地装置の施工時間を短縮することができるとともに、接地装置の施工コストを低減することができる。
接地装置の施工予定場所の計測接地抵抗値rを計測するために、大地地表面2aから地中に打設される接地抵抗計測用電極Aの電極長を、その先端が、導電性被覆導線3及び絶縁性被覆導線6が配置される大地土壌2に削掘された凹部1の底部1aに達する長さとしたので、導電性被覆導線3と絶縁性被覆導線6を配置する深度の大地土壌2を測定できるので、所望する接地抵抗値の信頼性を高める。
なお、接地装置の施工方法において、導電性被覆導体3に被冠される防水キ1ップ12は、大地土壌2に削掘された凹部1内で被冠することも、或いは、予め、地上にて被冠することもできる。
また、絶縁性被覆導線6を、大地土壌2に削掘された凹部1の底部1aに配置後に、絶縁性被覆導線6への分岐絶縁性被覆導線10の接続作業を行う例を説明をしたが、地上にて予め、絶縁性被覆導線6への分岐絶縁性被覆導線10の接続作業を行い、また、接地金属導体本体9’を、凹部1の底部1aに打設するとともに、分岐絶縁性被覆導線10が接続された絶縁性被覆導線6を、凹部1の底部1aに配置し、その後、分岐絶縁性被覆導線10が接続されたピン端子9”を、接地金属導体本体9’の孔部9aに打ち込むことにより、接地金属導体9と分岐絶縁性被覆導線10とを接続してもよい。
更に、導電性被覆導線3や絶縁性被覆導線6の接続ボックス11内での接続等も、予め、地上にて接続してもよい。要は、作業性を考慮して適宜を決めればよい。
図1は、本発明の接地装置の施工予定地等の斜視図である。 図2は、本発明の接地装置の施工方法に基づいて施工された接地装置を構成する低い電気抵抗の導電性被覆外皮を有する導電性被覆導線の断面図である。 図3は、本発明の接地装置の施工方法に基づいて施工された接地装置を構成する高い電気抵抗の絶縁性被覆外皮を有する絶縁性被覆導線の断面図である。 図4は、本発明の接地装置の施工方法に基づいて施工された接地装置を構成する接地金属導体及び分岐絶縁性被覆導線の分解斜視図である。 図5は、本発明の接地装置の施工方法に基づいて施工された接地装置を構成する絶縁性被覆導線と接地金属導体との接続状態を説明するための絶縁性被覆導線や接地金属導体等の概略斜視図である。 図6は、接地抵抗計で計測された計測接地抵抗値と所望の接地抵抗値等の一例としての接地抵抗関係図である。 図7は、接地抵抗計で計測された計測接地抵抗値と所望の接地抵抗値等の別の接地抵抗関係図である。 図8は、本発明の接地装置の施工方法に基づいて施工された接地装置の斜視図である。 図9は、本発明の接地装置の施工方法に基づいて施工された接地装置を構成する導電性被覆導線と絶縁性被覆導線と引き出し線との接続状態を説明するための導電性被覆導線や絶縁性被覆導線や引き出し線等の概略平面図である。
符号の説明
A・・・・・・・接地抵抗計測用電極
R・・・・・・・接地抵抗計
1・・・・・・・凹部
2・・・・・・・大地土壌
3・・・・・・・導電性被覆導線
4・・・・・・・導電性被覆外皮
5・・・・・・・金属導線
6・・・・・・・絶縁性被覆導線
7・・・・・・・絶縁性被覆外皮
8・・・・・・・金属導線
9・・・・・・・接地金属導体
10・・・・・・分岐絶縁性被覆導線
11・・・・・・接続ボックス
12・・・・・・防水キャップ
13・・・・・・引き出し線
14・・・・・・コンクリート

Claims (2)

  1. 接地装置の施工場所の大地土壌の接地抵抗値を計測した後、該計測した接地抵抗値と、接地装置の所望の接地抵抗値と、大地土壌に掘削された凹部の底部に打設される接地金属導体の本数及びその間隔とから、低い電気抵抗の導電性被覆外皮を有する導電性被覆導線と高い電気抵抗の絶縁性被覆外皮を有する絶縁性被覆導線との施工長を算出し、次いで、前記算出された施工長に基づいて同じ長さに切断された前記導電性被覆導線と絶縁性被覆導線とを、前記凹部の底部に互いに略平行に配置するとともに、前記導電性被覆導線と前記絶縁性被覆導線とを接続し、且つ、前記絶縁性被覆導線を、前記凹部の底部に、所定の間隔で打ち込まれた接地金属導体に、分岐絶縁性被覆導線を介して接続し、その後、前記凹部を、大地土壌で埋め戻すようにしたことを特徴とする接地装置の施工方法。
  2. 前記導電性被覆導線と絶縁性被覆導線の施工長を算出するための接地抵抗値の計測に使用される接地抵抗計測用電極が、大地表面から、前記導電性被覆導線と絶縁性被覆導線とが配置される前記凹部の底部まで達することを特徴とする請求項1に記載の接地装置の施工方法。
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