JPH0247643Y2 - - Google Patents

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JPH0247643Y2
JPH0247643Y2 JP14865784U JP14865784U JPH0247643Y2 JP H0247643 Y2 JPH0247643 Y2 JP H0247643Y2 JP 14865784 U JP14865784 U JP 14865784U JP 14865784 U JP14865784 U JP 14865784U JP H0247643 Y2 JPH0247643 Y2 JP H0247643Y2
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JP
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chassis
battery
receiver
sheet
outer circumferential
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JP14865784U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔本考案の技術分野〕 この考案は薄型ラジオ受信機に関するものであ
る。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
最近、ラジオ受信機の薄型化が進んでいるが、
従来のラジオ受信機は、受像機ケースを、表面側
ケースと裏面側ケースとをビス止めして組立てた
構造とし、この受像機ケース内に受信機回路を収
納したものであるため、薄型化が難しく、手帳サ
イズ程度の厚さが限度であつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
大巾な薄型化をはかることができる薄型ラジオ受
信機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の薄型ラジオ受信機は、上記目的を達
成するため、 中央部に開口部を有し、外周面が受信機ケース
の外周面となるとともに、上記外周面の一部に開
放する電池収納部を形成した合成樹脂製シヤーシ
と、 このシヤーシの上記開口部に収納される受信機
回路と、 上記シヤーシの電池収納部にその開放端から挿
脱可能に挿入される電池ホルダとを備え、 上記シヤーシの両面に表面シートと裏面シート
を接着したことを特徴とするものである。
〔作用〕
すなわち、この考案は、外周面が受像機ケース
の外周面となるシヤーシの中央部の開口部に受信
機回路を収納するとともに、このシヤーシの両面
に受像機ケースの表裏面となる表面シートおよび
裏面シートを接着して、上記シヤーシと表面シー
トおよび裏面シートとにより受像機ケースを形成
することによつて、ラジオ受信機の薄型化をはか
つたものであり、このような構成とすれば、上記
シヤーシの厚さは受信機回路の構成部品のうち最
も厚い部品が収まる厚さがあればよく、またこの
シヤーシの両面に接着される表面シートおよび裏
面シートも、ビス止めされるものに比べれば非常
に薄いシートでよいから、表面側ケースと裏面側
ケースとをビス止めして受像機ケースを形成して
いる従来のラジオ受信機に比べてその厚さを大巾
に薄くすることができる。また、この考案では、
上記シヤーシにその外周面の一部に開放させて電
池収納部を形成し、この電池収納部にその開放端
から電池ホルダを挿脱可能に挿入しているため、
外周面が受像機ケースの外周面となるシヤーシの
両面に表面シートおよび裏面シートを接着したも
のでありながら、電池交換も可能である。
〔考案の実施例〕
以下、この考案をFM専用ラジオ受信機に適用
した一実施例を図面を参照して説明する。
まず、ラジオ受信機のケースについて説明する
と、この受信機ケースは、平板状の合成樹脂製シ
ヤーシ1の上下両面に、表面シート2および裏面
シート3を接着したもので、表面シート2および
裏面シート3は、シヤーシ1の上下面にその外周
部を残して形成した凹入面に、シート外面がシヤ
ーシ1の外周部表裏面と面一になるように接着さ
れており、またシヤーシ1の外周面は、そのまま
受信機ケースの外周面とされている。
前記表面シート2は、樹脂フイルムに印刷を施
した厚さ約0.1mmの化粧シート2aの内面に、厚
さ約0.2mmの補強用ステンレスシート2bをラミ
ネートしたもので、この表面シート2は、厚さ約
0.03mmの加熱圧着型両面接着フイルム(ベースフ
イルムの両面にホツトメルト型接着剤を塗布した
もの)4によつてシヤーシ1の上面側凹入面に接
着されている。また、前記裏面シート3は、樹脂
フイルムに印刷を施した厚さ約0.1mmの化粧シー
ト3aの内面に、厚さ約0.2mmの補強用ステンレ
スシート3bをラミネートしたもので、この裏面
シート3も、厚さ約0.03mmの加熱圧着型両面接着
フイルム5によつてシヤーシ1の下面側凹入面に
接着されている。
次に、ラジオ受信機の内部構造について説明す
ると、10はFMラジオ受信機回路を構成した配
線基板であり、この配線基板10には、その下面
に、FMラジオ受信機用ICチツプ11とその他の
回路部品(図示せず)が取付けられている。ま
た、12はチユーニング用バリコンである。この
バリコン12は前記配線基板10と接続されてお
り、このバリコン12と配線基板10とは、シヤ
ーシ1の中央部に形成した開口部6内に収納され
ている。
また、13はチユーニングつまみ、14はボリ
ユーム調節つまみであり、この両つまみ13,1
4は、シヤーシ1の一端側上面に形成した円形の
つまみ収納凹部7,8内に、つまみ外周部の一側
がシヤーシ1外に突出するようにして回転可能に
収納されている。なお、この両つまみ13,14
は、回転軸を有さないものとされており、前記つ
まみ収納凹部7,8の周壁で外周を摺動可能に保
持されて回転するようになつている。
前記チユーニングつまみ13の下面には、チユ
ーニングつまみ収納凹部7の底面に設けた開口7
a内に回転可能に挿入されるギヤ部(図示せず)
が一体に設けられており、前記チユーニング用バ
リコン12の作動ギヤ12aは、シヤーシ1の下
面に形成した円形凹部9内に回転可能に保持させ
た中間ギヤ15を介してチユーニングつまみ13
のギヤ部と噛合されている。なお、チユーニング
つまみ13の上面には、周波数目盛りを印刷した
円形シート13aが接着されている。
また、16は、シヤーシ1の下面にボリユーム
調節つまみ収納凹部8と対応させて配置されたボ
リユーム電極基板であり、このボリユーム電極基
板16の上面には、半円弧状の一対のボリユーム
電極17a,17bが形成されている。このボリ
ユーム電極基板16は、樹脂フイルムにボリユー
ム電極17a,17bを形成した極薄のもので、
このボリユーム電極基板16は、前記裏面シート
3に加熱圧着型両面接着フイルム5によつて接着
固定されており、その端部は前記配線基板10と
接続されている。
また、前記ボリユーム調節つまみ14は、その
下面に一対のバネ接点(図示せず)を突設したも
ので、この一対のバネ接点は、ボリユーム調節つ
まみ収納凹部8の底面に設けた開口8a内に挿通
されてボリユーム電極基板16のボリユーム電極
17a,17bと接触している。
一方、18はシヤーシ1の他端側に形成された
シヤーシ外周面の一部に開放する電池収納部であ
る。この電池収納部18は、ほぼU字状の平面形
状のものとされており、その内奥側の円弧状部分
の両側には、電池ホルダ係止溝19,19が形成
されている。
20は前記電池収納部18に挿脱可能に挿入さ
れる電池ホルダである。この電池ホルダ20は、
先端側が開放する電池嵌合部21aを有しかつ外
端に把持部21bを一体に形成した合成樹脂製ホ
ルダ本体21の下面に、コイン形電池の負極面に
接触する接点22aを切り起し形成した導電性金
属板22を固定して、電池嵌合部21aに嵌合し
たコイン形電池(図示せず)をこの金属板22で
支持するようにしたもので、ホルダ本体21の先
端側両側片(電池嵌合部21aの開放端側両側
片)は、電池嵌合部21a内側に弾性変形可能な
弾性片とされており、その先端には、シヤーシ1
の電池収納部18に設けた電池ホルダ係止溝1
9,19に係合する係止爪23,23が形成され
ている。また、この電池ホルダ20の一側面には
負極端子22bが設けられている。この負極端子
22bは、前記金属板22の一側に形成した突片
をホルダ本体21の側面に接するように折曲して
形成されたもので、この負極端子22bの上端は
ホルダ本体21の上面に折り重ねられている。
この電池ホルダ20は、シヤーシ1の電池収納
部18にその開放端から押込むことによつて電池
収納部18に装着されるもので、電池ホルダ20
を電池収納部18に押込んで行くと、ホルダ本体
21の先端側両側片が電池収納部18の円弧状部
分で押されて内側に弾性変形し、電池ホルダ20
を電池収納部18内に完全に押込むと、前記先端
側両側片の復元力で係止爪23,23が電池収納
部18の電池ホルダ係止溝19,19に嵌入係合
して電池ホルダ20がロツクされる。また、電池
交換に際して電池ホルダ20を抜き出す場合は、
把持部21bをつかみ持つて電池ホルダ20を引
張ればよく、電池ホルダ20を強く引くと、この
引張力で係止爪23,23が電池ホルダ係止溝1
9,19から外れるから、電池ホルダ20を抜き
出すことができる。
また、前記電池収納部18の内奥端と内奥側の
側部には、電池ホルダ20に保持されたコイン形
電池の側面(正極面)に接触する正極側電池バネ
25と、電池ホルダ20の負極端子22bに接触
する負極側電池バネ26とが設けられている。前
記正極側電池バネ25は、シヤーシ1の上面に固
定した導電性金属片24の一端を電池収納部18
内に突出するように折曲して形成されており、こ
の金属片24の他端は、前記配線基板10に接続
されている。また、前記負極側電池バネ26は、
その一端を電池収納部18内に突出させて状態で
シヤーシ1に設けた溝部に保持されている。そし
て、この負極側電池バネ26の他端側は、L字状
に折曲されて、シヤーシ1に取付けた固定接点片
27と対向する可動接点バネ26aとされてお
り、この固定接点片27と可動接点バネ26aと
によつて電源スイツチが構成されている。
また、シヤーシ1の上面には、前記固定接点片
27と並べて一対のイヤホンジヤツクバネ28,
28が取付けられており、シヤーシ1の端面に
は、このイヤホンジヤツクバネ28,28と対応
させてイヤホン側プラグ30の挿入口29が設け
られている。なお、前記イヤホンジヤツクバネ2
8,28は、前記配線基板10に接続されてい
る。
前記イヤホン側プラグ30は、その端面に、一
対の平型端子刃31,31を突設したもので、こ
の平型端子刃31,31は、イヤホンジヤツクバ
ネ28,28の下側に入り込んでこのイヤホンジ
ヤツクバネ28,28にそれぞれ接触するように
なつている。また、前記可動接点バネ26aの先
端部は、プラグ挿入口29に向けて折曲されてお
り、この可動接点バネ26aは、その先端部をイ
ヤホン側プラグ30の本体部端面で押されて固定
接点片27に接触されるようになつている。
このラジオ受信機は、前記シヤーシ1に、配線
基板10およびチユーニング用バリコン12や、
チユーニングつまみ13およびボリユーム調節つ
まみ14等の各部品を組込み、このシヤーシ1の
上下両面に表面シート2および裏面シート3を接
着して組立てられるもので、このラジオ受信機の
組立ては極めて容易である。
そして、このラジオ受信機においては、外周面
が受像機ケースの外周面となるシヤーシ1の中央
部の開口部6に、ICチツプ11等の回路部品を
取付けた配線基板10およびチユーニング用バリ
コン12等からなる受信機受像機ケースを収納す
るとともに、このシヤーシ1の両面に受像機ケー
スの表裏面となる表面シート2および裏面シート
3を接着して、上記シヤーシ1と表面シート2お
よび裏面シート3とにより受像機ケースを形成し
ているため、シヤーシ1の厚さは上記受信機回路
の構成部品のうち最も厚い部品が収まる厚があれ
ばよく、またこのシヤーシ1の両面に接着される
表面シート2および裏面シート3も、ビス止めさ
れるものに比べれば非常に薄いシートでよいか
ら、表面側ケースと裏面側ケースとをビス止めし
て受信機ケースを組立てている従来のラジオ受信
機に比べてラジオ受信機の厚さを大巾に薄くする
ことができる。
すなわち、シヤーシ1に組込まれる各部品のう
ち、最も厚いものは、チユーニング用バリコン1
2であるが、このチユーニング用バリコン12の
厚さは約1.4mm程度(市販品がある)であり、シ
ヤーシ1は少なくともこのチユーニング用バリコ
ン12が収まるだけの厚さがあればよいし、また
表面シート2および裏面シート3はその厚さ(化
粧シートと補強用ステンレスシートとの総厚)が
約0.3mmであるから、このラジオ受信機の厚さは
約2.0mmであり、したがつて、このラジオ受信機
は、クレジツトカードに近い厚さまで薄型化され
ている。
しかも、このラジオ受信機では、シヤーシ1に
その外周面の一部に開放させて電池収納部18を
形成し、この電池収納部18にその開放端から挿
脱可能に電池ホルダ20を挿入しているため、外
周面が受像機ケースの外周面となるシヤーシ1の
両面に表面シート2および裏面シート3を接着し
たものでありながら、電池交換も可能である。
なお、上記実施例では、表面シート2および裏
面シート3を化粧シート2a,3aと補強用ステ
ンレスシート2b,3bとから二層構造としてい
るが、この表面シート2および裏面シート3は、
ステンレスシート2b,3bだけであつてもよ
い。
〔考案の効果〕
この考案によれば、外周面が受像機ケースの外
周面となるシヤーシの中央部の開口部に受信機回
路を収納するとともに、このシヤーシの両面に受
像機ケースの表裏面となる表面シートおよび裏面
シートを接着して、上記シヤーシと表面シートお
よび裏面シートとにより受像機ケースを形成して
いるから、表面側ケースと裏面側ケースとをビス
止めして受像機ケースを形成している従来のラジ
オ受信機に比べてその厚さを大巾に薄くすること
ができる。また、この考案によれば、上記シヤー
シにその外周面の一部に開放させて電池収納部を
形成し、この電池収納部にその開放端から電池ホ
ルダを挿脱可能に挿入しているため、外周面が受
像機ケースの外周面となるシヤーシの両面に表面
シートおよび裏面シートを接着したものでありな
がら、電池交換も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す薄型ラジオ
受信機の分解斜視図である。 1…シヤーシ、2…表面シート、3…裏面シー
ト、6…開口部、10…配線基板、11…ICチ
ツプ、12…チユーニング用バリコン、18…電
池収納部、20…電池ホルダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央部に開口部を有し、外周面が受信機ケース
    の外周面となるとともに、上記外周面の一部に開
    放する電池収納部を形成した合成樹脂製シヤーシ
    と、 このシヤーシの上記開口部に収納される受信機
    回路と、 上記シヤーシの電池収納部にその開放端から挿
    脱可能に挿入される電池ホルダとを備え、 上記シヤーシの両面に表面シートと裏面シート
    を接着したことを特徴とする薄型ラジオ受信機。
JP14865784U 1984-10-01 1984-10-01 Expired JPH0247643Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14865784U JPH0247643Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14865784U JPH0247643Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

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Publication Number Publication Date
JPS6164755U JPS6164755U (ja) 1986-05-02
JPH0247643Y2 true JPH0247643Y2 (ja) 1990-12-14

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JP14865784U Expired JPH0247643Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

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