JPH0246873B2 - Sharyoyoreiboreizosochi - Google Patents

Sharyoyoreiboreizosochi

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JPH0246873B2
JPH0246873B2 JP16317986A JP16317986A JPH0246873B2 JP H0246873 B2 JPH0246873 B2 JP H0246873B2 JP 16317986 A JP16317986 A JP 16317986A JP 16317986 A JP16317986 A JP 16317986A JP H0246873 B2 JPH0246873 B2 JP H0246873B2
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cooling
refrigerant
compressor
pressure
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Kenichi Fujiwara
Koji Ito
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NipponDenso Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車室内の冷房と車室内等に装備される
車両用の小型冷蔵庫内の冷却の両方を行いうる装
置に関するもので、ワゴン車のようにレジヤーカ
ーとして多目的に使用される車両に装備として有
用なものである。
〔従来の技術〕
従来、車室内に配設された車両用の小型冷蔵庫
の冷却は、一般に冷房装置よりの冷風の一部を冷
蔵庫内に導いて行うようにしていた。しかしなが
ら、このようなものでは冷蔵庫を冷房装置の冷風
ダクト内もしくはその近傍にしか配設できず、冷
蔵庫の設置場所が限定されてしまうという不具合
があり、また冷房用の冷風を利用して庫内の冷却
を行なうため庫内の温度を十分下げることができ
ず、製氷することもできなかつた。また、庫内温
度は冷房状態に左右され温度を自由に設定するこ
とができなかつた。
このため、本出願人では先に特開昭56−61551
号公報において、車両冷房用の冷凍サイクルの冷
房用減圧装置および冷房用蒸発器に対して、冷蔵
用減圧装置、冷蔵用蒸発器および冷媒の逆流防止
用弁機構を有する冷蔵用冷媒回路を並列に設け、
電気制御式の弁装置により冷房用蒸発器と冷蔵用
蒸発器に冷媒を交互に流し、これにより冷蔵用蒸
発器において、冷房側とは無関係に十分な低温
(例えば−10℃)を得るようにしたものを提案し
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この公報記載のものによれば、前述した不具合
を解消できるものの、実用化に際しては次のごと
き問題点が残つている。
すなわち、上記公報記載のものでは、冷凍サイ
クルの圧縮機が冷房用のクーラスイツチを投入し
たときにしか作動しないので、冷蔵庫は常に冷房
装置を作動させたときにしか使用できないことに
なる。従つて、夏期以外の外気温が比較的低い季
節に、冷房装置とは無関係に冷蔵庫を単独に使用
することができず、実用上不便であるという問題
点がある。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、車両
用冷房装置の冷凍サイクルを利用して車両用冷蔵
庫を作動させるものにおいて、冷房冷蔵同時運転
の他に冷蔵単独運転をも良好に設定できる車両用
冷房冷蔵装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、車両エンジ
ンを駆動源とし、電磁クラツチを介して駆動され
る圧縮機を有する車両冷房用冷凍サイクルにおい
て、 冷房用減圧装置および冷房用蒸発器を包含する
冷房用冷媒回路と並列に冷蔵用冷媒回路を設け、
この冷蔵用冷媒回路には、冷蔵用減圧装置と冷蔵
用蒸発器とこの冷蔵用蒸発器への冷媒の逆流を防
止する弁機構とを設け、かつ前記冷房用冷媒回路
には冷媒流れを遮断若しくは減少する電気制御式
の弁装置を設け、 更にこの電気制御式弁装置および前記電磁クラ
ツチと電気的に接続され、この両者の作動を制御
する電気制御装置と、この電気制御装置に冷房装
置を作動させるための信号を入力するクーラスイ
ツチと、前記電気制御装置に車両用冷蔵庫を作動
させるための信号を入力する冷蔵スイツチとを備
え、 前記電気制御装置に、前記両スイツチがいずれ
も投入され、冷房、冷蔵の同時運転が設定された
時に前記電磁クラツチに通電して前記圧縮機を作
動させるとともに、前記弁装置への通電を断続し
て前記弁装置の開閉作動を繰返し、 一方前記両スイツチのうち冷蔵スイツチのみが
投入され冷蔵単独運転が設定された時には前記電
磁クラツチへの通電を断続して、前記圧縮機の作
動を断続するとともに、前記弁装置を少なくとも
前記圧縮機作動時には閉弁状態とする制御手段を
備えるという技術的手段を採用する。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、クーラスイツチおよ
び冷蔵スイツチの投入を選択することにより、冷
房冷蔵同時運転の作動モードと冷蔵単独運転の作
動モードとを容易に設定できる。その際、本発明
においては特に冷蔵単独運転時に電磁クラツチへ
の通電を断続して圧縮機に強制的に断続運転を行
わせるようにしているから、圧縮機が車室内冷房
用として必要な大きな能力を有するものであつて
も、車両用の小型冷蔵庫の単独運転に際して、圧
縮機能力が過剰となることがなく、そのため冷蔵
単独運転を効率的に行つて、車両エンジンの動力
消費を低減することができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図に基いて説明する。第
1図は本発明をワゴン車用ツインクーラと組合せ
て実施した場合の冷凍サイクルを示しており、1
は冷媒の圧縮・吐出を行なう圧縮機で、図示しな
い車両走行用エンジンの駆動力を電磁クラツチ1
1を介して受けて作動するようになつている。2
はこの圧縮機1より吐出された高温高圧のガス冷
媒を冷却して凝縮する凝縮器、3は凝縮器2で凝
縮した冷媒を受けて液冷媒のみ導出する受液器で
ある。Aは車室内前部のインパネ下部に設置され
るフロント側冷房ユニツトであり、4は液冷媒を
低温低圧の霧状に減圧膨張させる冷房用減圧装
置、5は冷房用蒸発器である。ここで、減圧装置
4は冷房用蒸発器5の出口側に配設された感温筒
4′からの信号に応じて絞り量を可変とする膨張
弁よりなり、冷房用蒸発器5出口での冷媒過熱度
が一定となるように冷媒流量を制御する。フロン
ト側冷房ユニツトAは車室内もしくは車室外の空
気を冷房フアン16で吸入し、その吸入空気を蒸
発器5で冷却した後、車室内前面の中央及び左右
に設けた吹出口(図示せず)より前席の乗員に向
けて吹出すようになつている。6は電磁弁で、上
記減圧装置4、蒸発器5を有するフロント側冷房
用冷媒回路18の冷媒の流れを制御する。12は
冷房用蒸発器5を通過した冷風の温度を感知する
サーミスタからなる温度センサである。Bは車室
内の助手席後方の床下等に設置され、車室内後席
の乗員を冷房するリヤ側冷房ユニツトであり、フ
ロント側と同様の機器4a,4a′,5a,6a,
12a,16a,18aを有している。フロント
側とリヤ側の冷房用冷媒回路18,18aは互い
に並列に接続されている。
15は両温度センサ12,12aの検出信号が
入力される電気制御装置で、フロント側の冷風温
度が設定温度以上に低下すると温度センサ12か
らの信号を受けて電磁弁6への通電を遮断して、
電磁弁6を閉弁し、またリヤ側の冷風温度が設定
温度以下に低下すると、温度センサ12aからの
信号を受けて電磁弁6aへの通電を遮断して電磁
弁6aを閉弁するように構成されている。つま
り、制御装置15は2つの冷房用冷媒回路18,
18aへの冷媒の流れを独立に制御して、冷房用
蒸発器5,5aへの霜付きを防止する。更に、制
御装置15は、2つの電磁弁6,6aへの通電を
同時に遮断したときには電磁クラツチ11への通
電を遮断して圧縮機1を停止するように構成され
ている。なお、13はフロント側冷房ユニツトA
の起動停止を行うクーラスイツチ、13aはリヤ
側冷房ユニツトBの起動停止を行うクーラスイツ
チ、14は車載の電源バツテリである。19は上
記の2つの冷房用冷媒回路18,18aと並列に
設けられた冷凍冷蔵用冷媒回路であり、この回路
19の途中には、冷媒の流れる方向に順次、定圧
膨張弁7、冷凍冷蔵用蒸発器8、逆止弁9が接続
されている。
定圧膨張弁7は冷凍冷蔵用減圧装置を構成する
ものであつて、低圧側の圧力が設定値以下となる
と開き、かつ低圧側を一定圧力に制御しうるタイ
プの膨張弁であり、本実施例では冷媒としてフロ
ンR−12が用いられ、定圧膨張弁7の設定開弁圧
力は0.5Kg/cm2G(蒸発温度−21℃)に選定されて
いる。
上記の冷凍冷蔵庫用の蒸発器8は、後述するよ
うに冷媒上流側に位置する冷凍用蒸発器部8aと
冷媒下流側に位置する冷蔵用蒸発器部8bとに区
分されており、前者8aは冷凍室25内に設置さ
れ、後者8bは冷蔵室26内に設置されている。
この冷蔵室26内には、送風機24、サーミスタ
からなる温度センサ23が設置されている。この
温度センサ23は冷蔵室26内で送風空気流が直
接当たらないような位置(第3図参照)に設けて
ある。Cは本発明による冷凍冷蔵庫の全体を示
す。
第2図および第3図は、本発明の冷凍冷蔵庫C
の具体的構造を例示するものであり、本発明によ
る冷凍冷蔵庫Cの箱体100はポリエチレン又は
ポリプロレン等からなる2重の樹脂部材を用いた
いわゆる2重壁構造となつており、その2重壁間
には硬質ポリウレタン等の断熱材22を注入して
断熱性の向上を図つてある。箱体100にはこれ
と同様に2重壁構造と硬質ポリウレタン等の断熱
材とを組合せたドア101がヒンジ102により
開閉自在に連結され、このドア101によつて冷
蔵室26が外部へ開口するようになつている。箱
体100の底部は断付形状に成形され、その段部
上に空気吸入用の格子103を固定する形状とな
つており、更にこの格子103から吸入された空
気が流れる冷風通路104が形成されている。蒸
発器収納用ケース105はポリエチレン又はポリ
プロピレンの2重壁構造となつており、箱体1の
溝部(図示せず)にさし込み固定されるようにな
つている。このケース105は略コの状形状に成
形されており、このケース105の前面には冷凍
室25の開口部105aがあけられ、冷凍庫ドア
106で開閉される。この冷凍庫ドア106はヒ
ンジにてケース105と連結されている。なお、
ケース105の前面上部は冷蔵用蒸発器部8bの
前方まで延びて格子105bが形成されており、
送風機112からの風を通過できる様になつてい
る。
上記ケース105内に収納される蒸発器8は前
述のごとく冷凍室25を冷却する冷凍用蒸発器部
8aと、冷蔵室26に連通する冷蔵用蒸発器部8
bとから構成されており、そしてこの両蒸発器部
8a,8bは蛇行状に屈曲形成された一連の断面
偏平状の多穴メインチユーブで構成され、その両
端には冷媒入口パイプ8cと冷媒出口パイプ8d
が接合されている。また、冷蔵用蒸発器部8bに
は送風機24からの空気を効率よく冷却するよう
にコルゲートフイン8eが設けられている。冷凍
室25内に位置する冷凍用蒸発器部8aはそのメ
インチユーブ内を通過する冷媒を0.5Kg/cm2程度
の低圧にすることで冷媒(R−12)の蒸発温度が
−21℃となり、メインチユーブの上に直接載置さ
れる製氷皿107、製氷蓋108内の水等を製氷
可能とする。蒸発器8の冷媒入口パイプ8cにつ
ながる定圧膨張弁7、また冷媒出口パイプ8dに
つながる逆止弁9等もすべて箱体100内に収納
されている。逆止弁9は圧縮機サクシヨン側の冷
媒配管より冷凍冷蔵側冷媒回路19へ冷媒が逆流
するのを阻止する構造となつている。送風機24
のケース24aは箱体100にビス等で固定され
ている。送風機24のフアン24bはモータ24
cのシヤフトに固定されており、モータ24cも
箱体100に固定されている。ケース24aの側
面の吸入口は冷風通路104に連通し、吐出口は
冷蔵用蒸発器部8bの空気通路(コルゲートフイ
ン8e部)に連通している。
なお、箱体100は車室内の適宜位置、例えば
ワゴン車の車室前部の計器盤下部の位置、あるい
は後部座席の下部位置等に設置するとよい。
一方、第1図において冷蔵室26の冷却状態を
検出する温度センサ23と直列に温度設定用の可
変抵抗22を接続し、この直列回路を電気制御装
置21に接続し、温度センサ23の検出信号に応
じて制御装置21により送風機24の作動を断続
することにより冷蔵室26内の温度を設定温度
(例えば5℃)に保つようになつている。可変抵
抗22の操作を行う温度調節つまみは車室内に設
けられ、車室内で冷蔵室26の設定温度を自由に
調節できるようになつている。
また、冷凍用蒸発器部8aにはその表面温度を
検出するサーミスタからなる温度センサ10が設
けられており、この温度センサ10は電気制御装
置20に接続されている。そして、温度センサ1
0の検出温度が高温側設定温度(本例では−10℃
以下)になると、電気制御装置20が出力20a
を出しリレー40に通電することにより常閉式の
リレー接点40a,40bを開き、電磁弁6,6
aへの通電を電気制御装置15の出力の有無に関
係なく強制的に遮断し、この弁6,6aを閉じる
ことにより冷房用蒸発器5,5aへの冷媒通路を
遮断すると共に、電気制御装置20の出力20b
によつて電磁クラツチ11への通電を強制的に行
なう。温度センサ10の検出温度が低温側設定温
度(本例では−17℃)以下となるまで上記状態を
保ち、低温側設定温度に達したらリレー40の通
電を停止してリレー接点40a,40bを閉じる
とともに、電気制御装置20の出力20bによる
電磁クラツチ11への強制通電を停止するので、
通常通り冷房側の制御装置15の出力に基づいて
電磁弁6,6aと電磁クラツチ11の作動が制御
される状態に復帰するようになつている。17は
冷凍冷蔵庫Cの作動を起動・停止させる冷凍冷蔵
スイツチである。
次に、上記構成において本実施例装置の作動を
説明する。
まず、夏季等で車室内の冷房が望まれる時はク
ーラスイツチ13,13aのいずれか一方または
両方を投入して電気制御装置15を介して電磁ク
ラツチ11に通電し、エンジンの回転力を圧縮機
1に伝える。これによつて、圧縮機1が運転さ
れ、液冷媒が冷房用蒸発器5で蒸発する際に空気
より気化熱を奪い、気化熱を奪われて冷却された
空気が冷房フアン16,16aによつて車室内に
吹き出される。この際、蒸発器5,5a内の蒸発
圧力は通常2〜3Kg/cm2程度であり、従つて冷凍
冷蔵用冷媒回路19の圧縮機吸入側部に作用する
圧力も同程度であるので、定圧膨張弁7は閉じた
ままで、冷媒回路19内に冷媒は流れない。そし
て、温度センサ12,12aの検出温度に応じて
制御装置15の出力により電磁弁6,6aの開閉
が制御されることにより蒸発器5,5aの霜付き
が防止される。
次に、この冷房運転状態で更に冷凍冷蔵庫Cを
作用させようとする時、つまり冷房冷蔵同時運転
時にはクーラスイツチ13,13aに加えて更に
冷凍冷蔵スイツチ17も投入する。これにより、
電源線20cを介して、電気制御装置20に電源
が供給され、この装置20が起動する。スイツチ
17の投入時には当然冷凍用蒸発器部8aの表面
温度は−10℃以上であるから、この状態が温度セ
ンサ10により検出され、電気制御装置20の出
力20aによりリレー40に通電してリレー40
の接点40a,40bが開き、電磁弁6,6aへ
の通電が遮断されると同時に、電気制御装置20
の出力20bによつて電磁クラツチ11へ強制通
電される。この強制通電は冷房側蒸発器5,5a
が共に冷えすぎの状態であると、冷房側制御装置
15により電磁クラツチ11への通電が遮断され
るため、必要となるのである。
上記のごとく電磁弁6,6aへの通電が遮断さ
れ、この両弁6,6aが閉じられると、冷房用蒸
発器5,5aへの冷媒の流れが止るため、圧縮機
1の吸入圧力が急激に低下して、1〜2秒で0.5
Kg/cm2Gに達する。このため、冷凍冷蔵用冷媒回
路19の定圧膨張弁7が開き、冷媒回路19に冷
媒が流れるようになる。この時、前記したように
定圧膨張弁7は低圧側圧力を設定圧力(0.5Kg/
cm2G)に制御するため、冷凍冷蔵用蒸発器8内は
0.5Kg/cm2Gの圧力となり、冷媒蒸発温度は−21
℃となつている。十数秒経過すると、冷蔵用蒸発
器8の表面温度が下がり、−17℃まで低下するの
で、この状態が温度センサ10により検出され、
電気制御装置20の出力によりリレー40への通
電が遮断され、リレー40の接点40a,40b
が閉状態に復帰するため、冷房用制御装置15の
出力に従つて電磁弁6,6aは開閉されるように
なる。また、このとき制御装置20の出力による
電磁クラツチ11への強制通電も遮断されるが、
冷房用制御装置15の出力により電磁クラツチ1
1が通電されておれば、圧縮機1が作動を継続す
る。この時、冷房用蒸発器5,5aの冷却状態が
温度センサ12,12aの設定温度より高い状態
であれば、電磁弁6,6aは開くことになり、そ
してこの電磁弁6,6aが一方または両方開く
と、冷媒が再び冷房用蒸発器5,5aに供給さ
れ、蒸発器5,5a内圧力及び圧縮機吸入側圧力
が2〜3Kg/cm2Gに戻る。この圧力は冷凍冷蔵用
蒸発器8内の圧力(0.5Kg/cm2G)よりもはるか
に高いが、蒸発器8の下流に逆止弁9が配設され
ているので、冷房用蒸発器5,5aを通つた冷媒
ガスが冷凍冷蔵用蒸発器8内に逆流して蒸発器8
内の圧力を急激に上昇させるという不具合は生じ
ない。一方、定圧膨張弁7は低圧側が設定圧力
0.5Kg/cm2Gを越えると自動的に閉じるので、冷
媒の供給を止める。その後、冷凍冷蔵用蒸発器8
の熱容量及び内部の液冷媒の顕熱、潜熱により冷
凍冷蔵庫C内の冷却を続け、蒸発器8内での蒸発
圧力及び温度は徐々に上昇する。冷凍冷蔵用蒸発
器8の表面温度が徐々に上昇して−10℃になれ
ば、再び温度センサ10の検出信号に応動して制
御装置20の出力20a,20bにより電磁弁
6,6aを閉じると同時に、電磁クラツチ11に
強制通電して圧縮機吸入圧力を下げる。そのた
め、冷凍冷蔵用蒸発器8内の圧力は再び0.5Kg/
cm2Gに下げられる。以下、電気制御装置20の出
力20a,20bにより同様の動作が繰り返され
る。ここで、電磁弁6,6aを閉じて、冷凍冷蔵
用蒸発器8内の圧力を下げるに要する時間は1〜
2秒程度であり、また蒸発器8の表面温度を低温
側設定温度の−17℃に下げるのに要する時間も10
秒程度でよいが、電磁弁6,6aを開き冷房用蒸
発器5,5aを作動させている時間、即ち、冷凍
冷蔵用蒸発器8内の圧力が徐々に上昇して制御装
置20を作動させるまでの時間は、蒸発器8が冷
媒供給停止後も前述のごとく庫内冷却作用を継続
するとともに、冷凍冷蔵庫Cが断熱されていて侵
入する熱量が少いため、比較的長く1分〜2分で
ある。従つて、10〜15秒程度、電磁弁6,6aを
閉じ、冷房用蒸発器5,5aへの冷媒の供給を止
めても、この程度の短時間では冷房用蒸発器5,
5aの温度は上昇せず、車室内へは常に良好な冷
風が吹き出すことになり、冷房運転には何ら支障
はない。一方、冷凍冷蔵用蒸発器8において、冷
媒はまず最初に上流側の冷凍用蒸発器部8aに流
入し、ここで製氷作用を行つた後、次に下流側の
冷蔵用蒸発器部8bに流入し、ここでコルゲート
フイン8eを介して送風空気を冷却する。この送
風空気すなわち冷風は、冷蔵室26→格子103
→冷風通路104→送風機ケース24a→冷蔵用
蒸発器部8b→冷蔵室26の経路で循環する。従
つて、冷蔵室26内の缶飲料水Z等は強制循環す
る冷風により良好に冷却される。
冷蔵室26内の冷却温度は温度センサ23の検
出信号に応じて制御装置21により送風機24の
作動を断続することにより設定温度に制御され
る。すなわち、冷蔵室26内の温度が可変抵抗2
2により設定された設定温度より高い時は送風機
24を作動させ、冷蔵室26内の温度が前記設定
温度より低下すると、送風機24の作動を停止す
ることにより、冷蔵室24の温度を設定温度(例
えば5℃程度)に制御する。
以上の如く、上記実施例では冷房運転にほとん
ど支障を起さずに製氷可能な冷凍冷蔵運転が可能
である。また、冷凍冷蔵庫Cに専用の蒸発器8を
備えたため、庫内の温度を冷房用の冷風の温度と
は無関係に設定することが可能となる。特に温度
設定用可変抵抗22を可変することにより、冷蔵
室26内の温度を−10℃から10℃程度まで選択で
きることに加え、冷凍室25の温度も温度センサ
10に直列に可変抵抗を設ければ、同様に温度の
選択が可能となり、冷凍冷蔵庫Cを更に実用的な
ものとすることができる。
従来より冷蔵と冷房の独立運転は知られていた
が、冷凍車等と異なり、車両用の冷凍冷蔵庫Cは
その蒸発器8が小さいため通常の独立運転では蒸
発圧力が下がりすぎてしまい、圧縮機1の故障に
つながるため難しいとされていたが、本発明では
冷房運転と冷凍冷蔵運転とを交互に繰り返し、1
回の冷蔵運転は極めて短時間(10〜15秒)であ
り、かつ冷凍冷蔵用減圧装置として定圧膨張弁7
を使用しているので、蒸発圧力が0.5Kg/cm2Gに
制御され、この設定値以下に低下することはな
い。それ故、圧縮機1の吸入圧力が下がりすぎ
て、圧縮機1へのオイル戻りが悪化するといつた
不具合が発生せず、そのため圧縮機1の耐久性に
悪影響を与えることなく、冷凍冷蔵運転を行うこ
とができる。
更に、冷凍冷蔵スイツチ17のみを投入した時
には前述したごとくこのスイツチ17および電源
線20cを介して制御装置20が起動し、この装
置20の出力20bによつて電磁クラツチ11に
強制通電することにより、クーラスイツチ13,
13aがオフされていても圧縮機1を強制的に作
動させて、冷凍冷蔵庫Cを単独運転することがで
きる。この冷蔵単独運転時にも、電気制御装置2
0の出力20a,20bは温度センサ10の検出
温度に応じて断続されるので、電気制御装置20
の出力20bにより電磁クラツチ11への通電が
断続されて、圧縮機1の運転が断続されることに
なる。このように冷蔵単独運転時に圧縮機1の運
転を断続する理由は、圧縮機1が車室内冷房用と
して必要な大きな能力を有しているのに対し、車
両用の小型冷凍冷蔵庫Cは通常冷蔵室26に缶ジ
ユース類を数本収納する程度の小容量のものであ
つて、車室内冷房能力に比して冷凍冷蔵庫Cの必
要冷却能力は極めて小さくすむからである。この
とき、リレー40への通電も電気制御装置20の
出力20aで断続されるが、クーラスイツチ1
3,13aがオフされているので、リレー40の
接点40a,40bには電源電圧が印加されず、
従つて電磁弁6,6aへの通電は遮断したまま
で、この両弁6,6aは閉弁したままに保たれる
ので、冷房用冷媒回路18,18aには冷媒が流
れない。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、冷
房用蒸発器として前席用の蒸発器5のみを有する
場合であり、そして本例では冷凍用蒸発器部8a
の表面温度を検出する温度センサ10の代わり
に、蒸発圧力を検出する圧力スイツチ10aを用
いるようにしている。すなわち、この圧力スイツ
チ10aは設定圧力1.5Kg/cm2(蒸発温度−7℃)
以上になると閉じるもので、この圧力スイツチ1
0aが一度閉じると、第1のタイマー回路27は
その常開接点27aを一定時間例えば10秒間閉成
し続け、リレー40,28を作動させるようにし
ている。また、第2のタイマー回路29は圧力ス
イツチ10aが一度閉成した後開放すると、一定
時間例えば70秒間常閉接点29aの開放を維持す
るものである。ここで、回路19側の蒸発圧力は
電磁弁6の閉弁によつて急激に低下するので、圧
力スイツチ10aは一度閉成した後、極めて短時
間で再度開放される。本例では、上記した回路要
素10a,27,28,29,40により冷蔵用
制御回路部50を構成しており、この制御回路部
50は第1図図示実施例における温度センサ10
と電気制御装置20の部分に対応するものであ
る。いま、第4図の実施例において、クーラスイ
ツチ13および冷凍冷蔵スイツチ17をいずれも
投入して、冷房冷蔵同時運転を設定すると、最初
は冷凍冷蔵用蒸発器8の圧力は1.5Kg/cm2以上あ
るから、圧力スイツチ10aは閉じているため、
第1のタイマー回路27の常開接点27aが閉
じ、リレー40に通電され、リレー40の接点4
0aが開き、電磁弁6の通電が遮断され、電磁弁
6が閉弁する。このとき、リレー28も同時に通
電され、その接点28aは閉じ、電磁クラツチ1
1に通電される。これにより、圧縮機1が作動し
て冷凍冷蔵用蒸発器8の圧力は急激に低下し、圧
力スイツチ10aは1〜2秒で開いてしまうが、
第1タイマー27の接点27aは一定時間(10秒
間)閉成し続け、冷凍冷蔵側回路19に冷媒が流
れ続け、冷凍冷蔵庫Cの冷却が行われる。その
後、上記一定時間(10秒間)が経過して、第1の
タイマー27が復帰し、その常開接点27aが開
くと、リレー40の通電が遮断され、その常閉接
点40aが閉状態に復帰し、電磁弁6に通電さ
れ、この弁6が開くので、再び冷房側冷媒回路1
8へ冷媒が流れる。このとき、リレー28の通電
も断たれ、その常開接点28aは開状態となる
が、クーラスイツチ13の投入より制御装置15
が作動し、この制御装置15により電磁クラツチ
11に通電され、圧縮機1の作動が継続される。
冷凍冷蔵用蒸発器8の蒸発圧力は逆止弁9により
遮断されているため最初0.5Kg/cm2Gより冷凍冷
蔵庫内の熱負荷でもつて徐々に上昇していき、
1.5Kg/cm2Gになると再び圧力スイツチ10aが
閉じるというパターンをくり返すことになるが、
装置の始動直後は庫内の熱負荷が高いため、1.5
Kg/cm2Gに上昇する時間も早く頻繁に圧力スイツ
チ10aが入つてしまうため、この圧力スイツチ
10aの頻繁な開閉により上記作動が頻繁に繰返
されることを防ぐために第2のタイマー29が設
けてある。すなわち、圧力スイツチ10aが一度
閉じた後開くと、70秒間は第2のタイマー29の
接点29aが開放され続けるため、スタート直後
においては結果的に電磁弁6は10秒間閉じ、60秒
間開くというパターンを交互に繰返すことにな
る。これにより、庫内熱負荷の大きい始動直後で
も車室内の冷房効果が大きく損なわれることはな
い。
一方、冷凍冷蔵スイツチ17のみを投入する冷
凍単独運転時には、クーラスイツチ13がオフさ
れるので、電気制御装置15を介して電磁クラツ
チ11に通電されることはない。そして、スイツ
チ17の投入によりリレー40,28、第1、第
2のタイマー27,29および圧力スイツチ10
aを包含する制御回路部50に電源が供給され、
この制御回路部50が作動するので、前記した冷
房冷蔵同時運転時と同様に、冷凍冷蔵用蒸発器8
内の圧力を検出する圧力スイツチ10aと第1、
第2のタイマー27,29によつてリレー40,
28の通電が断続される。第1のタイマー27の
接点27aが閉じてリレー40,28に通電され
た時には、リレー40の接点40aが開いて、電
磁弁6への通電が遮断され、弁6が閉じるととも
に、リレー28の接点28aが閉じて電磁クラツ
チ11に通電し、圧縮機1を作動させる。従つ
て、この間に冷凍冷蔵用蒸発器8に冷媒が流れ
て、庫内の冷却が行われる。次に、第1のタイマ
ー27の接点27aが開いて、リレー40,28
の通電が遮断されると、リレー接点40aが閉じ
るとともに、リレー接点28aが開き、電磁弁6
が閉じ、圧縮機1が停止する。以下、第1のタイ
マー27の接点27aの開閉が繰返されることに
より、電磁弁6の開閉と圧縮機1の作動断続が繰
返されて、冷蔵単独運転を行う。
なお、上記第4図の実施例において、必要に応
じて急速冷凍スイツチ30を用いても良い。急速
冷凍スイツチ30は、そのつまみ位置がaのとき
第1のタイマー27の遅動時間が10秒であり、通
常冷凍であるが、bの位置にすると20秒となり、
急速冷凍が可能となるようにしたものである。
また、第1のタイマー27の設定時間に関して
はエンジン回転数が高くなり、圧縮機1の回転数
が高くなれば冷却能力も大きくなるので、その分
設定時間を短くするような補正回路を追加しても
良い。
更に、冷凍冷蔵用蒸発器8の温度・圧力等を検
出して電磁弁6,6aを開閉する代わりに電磁弁
6,6aの開時間を1〜3分、閉時間を約10秒と
タイマーによりあらかじめ設定しておき、このタ
イマーの出力に従つて所定の時間間隔で自動的に
電磁弁6,6aの開閉動作を繰り返すようにして
もよい。この場合、庫内の冷却状態を検出し、そ
の値に応じて弁の開時間を補正する補正回路をタ
イマーに組合わせてもよい。
更に、また上述の例では冷媒が冷房側蒸発器
5,5aへ流れる時に蒸発器5,5aを通つた冷
媒が冷凍冷蔵用蒸発器8へ逆流することがないよ
う、冷凍冷蔵用の冷媒回路19を閉じる弁機構と
して逆止弁9を用いたが、逆止弁9の代りに電磁
弁を用い、この電磁弁を電磁弁6,6aと同期さ
せて、電磁弁6,6aを開いている時には上記電
磁弁が閉じられているように構成してもよい。
電磁弁6,6aは閉位置のとき膨張弁4,4a
側へ流れる冷媒を完全に遮断しうるものとして説
明されているが、弁6,6aの閉位置のときにお
いても少量の冷媒が膨張弁4,4aに流れるよう
にしてもよい。ただし、この時の流量は、圧縮機
の吸入圧力を設定圧力例えば0.5Kg/cm2G以下に
なし得る程度のものでなければならない。電磁弁
6,6aの取付位置は図示の位置に限定されるも
のでなく、冷房用冷媒回路18,18aのどの位
置に取り付けてもよい。また電磁弁6,6aは開
閉弁であれば何でもよい。
また、上述の実施例では冷房側サイクルの蒸発
器5,5aのフロスト防止制御をサーミスタ1
2,12aによる電磁クラツチ11の断続制御で
行なうようにしていたが、フロスト防止の制御は
この一例に限られるべきでなく、例えば冷房用蒸
発器5,5aの下流側で、冷凍冷蔵用冷媒回路1
9の合流点よりも上流の位置に蒸発圧力調整装置
を配設して、この蒸発圧力調節装置によつて冷房
用蒸発器5,5a下流の冷媒流量を制御すること
によつて、フロスト防止の制御を行なうようにし
てもよい。
なお、前述した実施例では、缶ジユース類を5
℃程度の温度に冷却する冷蔵機能と、製氷可能な
低温を得る冷凍機能とを併せ有する冷凍冷蔵庫C
を車両用冷房装置に組合せる場合について述べた
が、上記冷蔵機能のみを有する冷蔵庫、あるいは
上記冷凍機能のみを有する冷蔵庫を車両用冷房装
置に組合せる場合にも本発明は同様に適用できる
ことはいうまでもない。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、車両冷房用冷
凍サイクルを利用して車両用冷蔵庫を作動させる
ものにおいて、冷房冷蔵同時運転を従来通り良好
に行うことができるのに加え、冷蔵単独運転をも
良好に行うことができるという効果が大である。
特に、本発明では冷蔵庫の単独運転時に圧縮機
作動を断続するようにしているから、圧縮機能力
が冷蔵庫冷却能力に比して過大になることがな
く、圧縮機稼動率を大幅に低減できるので、車両
エンジンの省動力を図ることができる。また、冷
蔵単独運転時に圧縮機を連続運転すると、圧縮機
能力が過大になつて、圧縮機吸入配管の温度が極
端に低下して、吸入配管表面に結露が生じる等の
不具合があるが、本発明による圧縮機作動断続方
式によれば、このような吸入配管の結露という不
具合をも防止できる。
更に、電気制御式弁装置を開閉するための制御
手段を利用して、圧縮機作動を断続することがで
きるから、電気制御装置の構成も簡潔にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すもので、電気
回路を含む冷凍サイクル図、第2図は本発明にお
ける冷凍冷蔵庫の透視斜視図、第3は第2図のX
−X矢視断面図、第4図は本発明の他の実施例を
示すもので、電気回路を含む冷凍サイクル図であ
る。 1……圧縮機、2……凝縮器、4,4a……冷
房用減圧装置をなす膨張弁、5,5a……冷房用
蒸発器、6,6a……弁装置をなす電磁弁、7…
…冷蔵用減圧装置をなす定圧膨張弁、8……冷蔵
用蒸発器、9……弁機構をなす逆止弁、10,2
3……温度センサ、10a……圧力センサ、1
3,13a……クーラスイツチ、17……冷蔵ス
イツチ、15,20,21……電気制御装置、1
8……冷房用冷媒回路、19……冷蔵用冷媒回
路、24……送風機、C……冷蔵庫。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 電磁クラツチを介して車両エンジンによ
    り駆動され、冷媒の圧縮吐出を行なう圧縮機
    と、 (b) この圧縮機の吐出側に接続され、圧縮機から
    吐出されたガス冷媒を凝縮する凝縮器と、 (c) この凝縮器の出口側に接続され、凝縮器で凝
    縮した液冷媒を減圧させる冷房用減圧装置と、 (d) この冷房用減圧装置の出口側と前記圧縮機の
    吸入側との間に接続され、前記冷房用減圧装置
    で減圧した冷媒を蒸発させて車室内への送風空
    気を冷却する冷房用蒸発器と、 (e) 前記冷房用減圧装置および前記冷房用蒸発器
    を包含する冷房用冷媒回路と並列に設けられた
    冷蔵用冷媒回路と、 (f) この冷蔵用冷媒回路に設けられ、前記凝縮器
    で凝縮した液冷媒を減圧させる冷蔵用減圧装置
    と、 (g) 前記冷蔵用冷媒回路において、前記冷蔵用
    減圧装置の出口側に設けられ、冷蔵用減圧装置
    で減圧した冷媒を蒸発させて車両用冷蔵庫内を
    冷却する冷蔵用蒸発器と、 (h) 前記冷蔵用冷媒回路において、前記冷蔵用
    蒸発器の出口側に設けられ、前記冷蔵用蒸発器
    への冷媒の逆流を防止する弁機構と、 (i) 前記冷房用冷媒回路に設けられ、冷房用冷媒
    回路への冷媒流れを遮断若しくは減少する電気
    制御式の弁装置と、 (j) この電気制御式弁装置および前記電磁クラツ
    チと電気的に接続され、この両者の作動を制御
    する電気制御装置と、 (k) この電気制御装置に冷房装置を作動させる
    ための信号を入力するクーラスイツチと、 (l) 前記電気制御装置に車両用冷蔵庫を作動させ
    るための信号を入力する冷蔵スイツチとを備
    え、 (m) 更に前記電気制御装置に、前記両スイツチ
    がいずれも投入され、冷房、冷蔵の同時運転が
    設定された時に前記電磁クラツチに通電して前
    記圧縮機を作動させるとともに、前記弁装置へ
    の通電を断続して前記弁装置の開閉作動を繰返
    し、 一方前記両スイツチのうち冷蔵スイツチのみが
    投入され冷蔵単独運転が設定された時には前記電
    磁クラツチへの通電を断続して、前記圧縮機の作
    動を断続するとともに、前記弁装置を少なくとも
    前記圧縮機作動時には閉弁状態とする制御手段が
    備えられていることを特徴とする車両用冷房冷蔵
    装置。
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