JPH024644Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024644Y2 JPH024644Y2 JP1984116128U JP11612884U JPH024644Y2 JP H024644 Y2 JPH024644 Y2 JP H024644Y2 JP 1984116128 U JP1984116128 U JP 1984116128U JP 11612884 U JP11612884 U JP 11612884U JP H024644 Y2 JPH024644 Y2 JP H024644Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- loop member
- hook
- elastic wire
- clip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はホツク式電極用クリツプに係り、特に
ホツク式の使い捨て医用電極に使用するクリツプ
の改良に関する。
ホツク式の使い捨て医用電極に使用するクリツプ
の改良に関する。
従来この種のクリツプは身体に貼着したホツク
式電極の凸部に、その側面からリード線に取付け
たクリツプをばねに抗して押圧して接続する構造
のものが多かつた。このような構造の従来のクリ
ツプでは、このクリツプを電極の凸部に接続する
ときに、電極と皮膚の間に介在させたペーストが
はみ出したり、電極がずれたりして安定した記録
が不可能になるという欠点があつた。
式電極の凸部に、その側面からリード線に取付け
たクリツプをばねに抗して押圧して接続する構造
のものが多かつた。このような構造の従来のクリ
ツプでは、このクリツプを電極の凸部に接続する
ときに、電極と皮膚の間に介在させたペーストが
はみ出したり、電極がずれたりして安定した記録
が不可能になるという欠点があつた。
この問題を解決すべく、いくつかの提案がなさ
れている。実公昭53−30142号によつて提案され
た構造は第4図に示すように、一本の導電性の弾
性線材1を基部をU字状に曲げ、前方を円弧状に
曲げてその両先端部をほぼくの字状に対称的に折
返して、電極の凸部2を弾性的に挾持したもので
ある。この構造では弾性線材1の環状部3が弾性
力が弱いと凸部2から外れやすく、弾性力を強く
すると線材1のくの字状の折返し部4を凸部2に
装着するときに電極全体がずれ動くという欠点が
あつた。
れている。実公昭53−30142号によつて提案され
た構造は第4図に示すように、一本の導電性の弾
性線材1を基部をU字状に曲げ、前方を円弧状に
曲げてその両先端部をほぼくの字状に対称的に折
返して、電極の凸部2を弾性的に挾持したもので
ある。この構造では弾性線材1の環状部3が弾性
力が弱いと凸部2から外れやすく、弾性力を強く
すると線材1のくの字状の折返し部4を凸部2に
装着するときに電極全体がずれ動くという欠点が
あつた。
また、実公昭和56−18343号によつて提案され
た構造は第5図に示すように、半環状をなす一対
の金属挾持片5,6を開閉自在に設けて電極の凸
部7を挾持するようにし、これらの金属挾持片5
6の一端にそれぞれ操作腕8,9を連設して、こ
れらの操作腕8,9間に前記金属挾持片5,6が
互いに閉じる方向に付勢するばね10を設けたも
のである。この構造はクリツプの部品点数が多す
ぎてコストが高くなり、しかも全体の長さが長す
ぎるという欠点があつた。
た構造は第5図に示すように、半環状をなす一対
の金属挾持片5,6を開閉自在に設けて電極の凸
部7を挾持するようにし、これらの金属挾持片5
6の一端にそれぞれ操作腕8,9を連設して、こ
れらの操作腕8,9間に前記金属挾持片5,6が
互いに閉じる方向に付勢するばね10を設けたも
のである。この構造はクリツプの部品点数が多す
ぎてコストが高くなり、しかも全体の長さが長す
ぎるという欠点があつた。
さらにまた実公昭57−8834号によつて提案され
た構造は第6図に示すように、半硬質合成樹脂で
成形した一対の操作部材11,12によつて電極
を挾持する一対の挾持片13,14をそれぞれ支
承し、これらの操作部材11,12を連絡支点片
15で連結し、前記挾持片13,14の少なくと
も一方を永久磁石で形成し他方を吸磁性金属片又
は永久磁石で形成して両挾持片13,14が吸磁
力で確実に接合して、これらの挾持片13,14
にそれぞれ形成された切欠部16,17によつて
電極を確実に保持して計測を安定させたものであ
る。
た構造は第6図に示すように、半硬質合成樹脂で
成形した一対の操作部材11,12によつて電極
を挾持する一対の挾持片13,14をそれぞれ支
承し、これらの操作部材11,12を連絡支点片
15で連結し、前記挾持片13,14の少なくと
も一方を永久磁石で形成し他方を吸磁性金属片又
は永久磁石で形成して両挾持片13,14が吸磁
力で確実に接合して、これらの挾持片13,14
にそれぞれ形成された切欠部16,17によつて
電極を確実に保持して計測を安定させたものであ
る。
この構造の場合は可動部がひんじ形であるため
破損しやすく、また操作部材11,12が長いた
め、リード線がひきつれた場合に電極ごと身体か
ら外れるという欠点があつた。
破損しやすく、また操作部材11,12が長いた
め、リード線がひきつれた場合に電極ごと身体か
ら外れるという欠点があつた。
本考案は上述の事情に鑑みてなされたもので、
電極ホツクに挾着したときに電極にずれを生ぜず
に確実に挾着できると共に、使用時に電極を引き
剥がすようなことのない小型で耐久性のあるホツ
ク式電極用クリツプを提供することを目的とする
ものである。
電極ホツクに挾着したときに電極にずれを生ぜず
に確実に挾着できると共に、使用時に電極を引き
剥がすようなことのない小型で耐久性のあるホツ
ク式電極用クリツプを提供することを目的とする
ものである。
本考案は合成樹脂製のループ部材の両端末に操
作腕を交叉する如く設け、この操作腕の一端より
導電性の弾性線材を該ループ部材内に貫通させて
一体に成形し、該弾性線材の一部を該ループ部材
の内周面の外面の対向する位置に突出させて対称
的にくの字状に曲折して電極ホツク挾着部を形成
したものである。
作腕を交叉する如く設け、この操作腕の一端より
導電性の弾性線材を該ループ部材内に貫通させて
一体に成形し、該弾性線材の一部を該ループ部材
の内周面の外面の対向する位置に突出させて対称
的にくの字状に曲折して電極ホツク挾着部を形成
したものである。
本考案の上述の構造によれば、ループ部材の両
端末に設けた操作腕を指で挾持して閉じる方向に
力を加えれば、該ループ部材に一体に成形された
弾性線材の対向するくの字状の電極ホツク挾持部
が開いて電極ホツクを容易に挾持することができ
この場合に前記弾性線材は大きい半径の円弧状に
ループ部材内に成形されているので、変形により
材料にかかるストレスが少なく、耐久性を向上さ
せることができる。
端末に設けた操作腕を指で挾持して閉じる方向に
力を加えれば、該ループ部材に一体に成形された
弾性線材の対向するくの字状の電極ホツク挾持部
が開いて電極ホツクを容易に挾持することができ
この場合に前記弾性線材は大きい半径の円弧状に
ループ部材内に成形されているので、変形により
材料にかかるストレスが少なく、耐久性を向上さ
せることができる。
以下本考案に係るホツク式電極用クリツプの一
実施例を図面を参照して説明する。
実施例を図面を参照して説明する。
第1図、第2図及び第3図は本実施例を示すそ
れぞれ平面図、正面図及び斜視図である。該図に
おいて、合成樹脂製の断面矩形状のループ部材1
8の両端に操作腕19,20がそれぞれ第1図の
図面と直角方向において交叉する如く設けられて
いる。これらの操作腕19,20のいずれか一
方、例えば20の端末には、心電計などと連結す
るリード線21を嵌着するスリーブ22が設けら
れており、このスリーブ22から導電性の弾性線
材23が伸びて、前記ループ部材18内に一体に
成形されている。この弾性線材23の前記操作腕
19,20の端末を結ぶ線とほぼ平行なループ直
径上の部分は、ループ部材18の円周面から外部
に突出して、相対向して対称的にくの字状の曲折
部24が形成されている。該弾性線材23の前記
スリーブ22と反対側の一端は、くの字状の曲折
部の一端となつて前記ループ部材18の内周面に
固設されている。
れぞれ平面図、正面図及び斜視図である。該図に
おいて、合成樹脂製の断面矩形状のループ部材1
8の両端に操作腕19,20がそれぞれ第1図の
図面と直角方向において交叉する如く設けられて
いる。これらの操作腕19,20のいずれか一
方、例えば20の端末には、心電計などと連結す
るリード線21を嵌着するスリーブ22が設けら
れており、このスリーブ22から導電性の弾性線
材23が伸びて、前記ループ部材18内に一体に
成形されている。この弾性線材23の前記操作腕
19,20の端末を結ぶ線とほぼ平行なループ直
径上の部分は、ループ部材18の円周面から外部
に突出して、相対向して対称的にくの字状の曲折
部24が形成されている。該弾性線材23の前記
スリーブ22と反対側の一端は、くの字状の曲折
部の一端となつて前記ループ部材18の内周面に
固設されている。
上記の構造の本実施例によるホツク式電極用ク
リツプを電極ホツク(図示せず)に取り付けると
きは、操作腕19,20を指で挾持して閉じる方
向に力を加えれば、ループ部材18の弾性変形に
よつて、弾性線材23の一部に形成された一対の
曲折部24が開いて電極ホツクに嵌着できる。こ
の場合弾性線材23の変形はループ部材18内の
大きい半径の円弧状の部分において生ずるので、
材料にかかるストレスは小さい。またループ部材
18の強い復元力によつて電極ホツクを挾着する
ので、挾着力が強くはずれにくい。
リツプを電極ホツク(図示せず)に取り付けると
きは、操作腕19,20を指で挾持して閉じる方
向に力を加えれば、ループ部材18の弾性変形に
よつて、弾性線材23の一部に形成された一対の
曲折部24が開いて電極ホツクに嵌着できる。こ
の場合弾性線材23の変形はループ部材18内の
大きい半径の円弧状の部分において生ずるので、
材料にかかるストレスは小さい。またループ部材
18の強い復元力によつて電極ホツクを挾着する
ので、挾着力が強くはずれにくい。
本実施例ではループ部材18の断面が矩形の場
合について説明したが、断面形状は矩形に限定さ
れるものではない。
合について説明したが、断面形状は矩形に限定さ
れるものではない。
上述の通り、本考案によれば、導電性の弾性線
材を合成樹脂製のループ状ホルダに一体成形し、
該弾性線材の一部をくの字状に曲折してホルダの
内周面の一部から対向する如く突出させたもので
あるから、電極のホツクに対する挾着力が強く、
はずれにくい。さらに装着時に電極をずらすこと
なく着脱が容易にでき、また使用時に電極自体を
身体から剥すようなこともなく小形で耐久性がよ
い。
材を合成樹脂製のループ状ホルダに一体成形し、
該弾性線材の一部をくの字状に曲折してホルダの
内周面の一部から対向する如く突出させたもので
あるから、電極のホツクに対する挾着力が強く、
はずれにくい。さらに装着時に電極をずらすこと
なく着脱が容易にでき、また使用時に電極自体を
身体から剥すようなこともなく小形で耐久性がよ
い。
第1図は本考案に係るホツク式電極用クリツプ
の一実施例を示す平面図、第2図は第1図の正面
図、第3図は同じく斜視図、第4図、第5図、第
6図は従来のホツク式電極用クリツプの夫々を示
す説明図である。 18……ループ部材、19,20……操作腕、
21……リード線、22……クリツプ、23……
弾性線材、24……曲折部。
の一実施例を示す平面図、第2図は第1図の正面
図、第3図は同じく斜視図、第4図、第5図、第
6図は従来のホツク式電極用クリツプの夫々を示
す説明図である。 18……ループ部材、19,20……操作腕、
21……リード線、22……クリツプ、23……
弾性線材、24……曲折部。
Claims (1)
- 合成樹脂製のループ部材の両端末に操作腕を交
叉する如く設け、この操作腕の一端より導電性の
弾性線材を該ループ部材内に貫通させて一体に成
形し、該弾性線材の一部を該ループ部材の内周面
の外面の対向する位置に突出させて対称的にくの
字状に曲折して電極ホツク挾持部を形成したこと
を特徴とするホツク式電極用クリツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11612884U JPS6131402U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ホツク式電極用クリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11612884U JPS6131402U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ホツク式電極用クリツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6131402U JPS6131402U (ja) | 1986-02-25 |
JPH024644Y2 true JPH024644Y2 (ja) | 1990-02-05 |
Family
ID=30675075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11612884U Granted JPS6131402U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ホツク式電極用クリツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6131402U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5643316U (ja) * | 1979-09-11 | 1981-04-20 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11612884U patent/JPS6131402U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5643316U (ja) * | 1979-09-11 | 1981-04-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6131402U (ja) | 1986-02-25 |
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