JPH0117293Y2 - - Google Patents

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JPH0117293Y2
JPH0117293Y2 JP11612984U JP11612984U JPH0117293Y2 JP H0117293 Y2 JPH0117293 Y2 JP H0117293Y2 JP 11612984 U JP11612984 U JP 11612984U JP 11612984 U JP11612984 U JP 11612984U JP H0117293 Y2 JPH0117293 Y2 JP H0117293Y2
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pair
electrode
hook
protrusions
clip
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JP11612984U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はホツク式電極用クリツプに係り、特に
ホツク式の使い捨て医用電極に使用するクリツプ
の改良に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 従来この種のクリツプは身体に貼着したホツク
式電極の凸部に、その側面からリード線に取付け
たクリツプをばねに抗して押圧して接続する構造
のものが多かつた。このような構造の従来のクリ
ツプでは、このクリツプを電極の凸部に接続する
ときに、電極と皮膚の間に介在させたペーストが
はみ出したり、電極がずれたりして安定した記録
が不可能になるという欠点があつた。
この問題を解決すべく、いくつかの提案がなさ
れている。実公昭53−30142号によつて提案され
た構造は第6図に示すように一本の導電性の弾性
線材1を基部をU字状に曲げ、前方を円弧状に曲
げてその両先端部をほぼくの字状に対称的に折返
して、電極の凸部2を弾性的に挟持したものであ
る。この構造では弾性線材1の環状部3が弾性力
が弱いと凸部2から外れやすく、弾性力を強くす
ると線材1のくの字状の折返し部4を凸部2に装
着するときに電極全体がずれ動くという欠点があ
つた。
また実公昭56−18343号によつて提案された構
造は第7図に示すように、半環状をなす一対の金
属挟持片5,6を開閉自在に設けて電極の凸部7
を挟持するようにし、これらの金属挟持片5,6
の一端に、それぞれ操作腕8,9を連設して、こ
れらの操作腕8,9間に前記金属挟持片5,6が
互いに閉じる方向に付勢するばね10を設けたも
のである。この構造はクリツプの部品点数が多す
ぎてコストが高くなり、しかも全体の長さが長す
ぎるという欠点があつた。
さらにまた実公昭57−8834号によつて提案され
た構造は第8図に示すように、半硬質合成樹脂で
成形した一対の操作部材11,12によつて電極
を挟持する一対の挟持片13,14をそれぞれ支
承し、これらの操作部材11,12を連結支点片
15で連結し、前記挟持片13,14の少なくな
くとも一方を永久磁石で形成し他方を吸磁性金属
片又は永久磁石で形成して両挟持片13,14が
吸磁力で確実に接合して、これらの挟持片13,
14にそれぞれ形成された切欠16,17によつ
て電極を確実に保持して計測を安定させたもので
ある。
この構造の場合は可動部がひんじ形であるため
破損しやすく、また操作部材11,12が長いた
め、リード線がひきつれた場合に電極ごと身体か
ら外れるという欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は上述の事情に鑑みてなされたもので、
電極ホツクに挟着したときに電極にずれを生ぜず
に確実に挟着できると共に、使用時に電極を引き
剥すようなことのない小型で耐久性のあるホツク
式電極用クリツプを提供することを目的とするも
のである。
[考案の概要] 本考案は偏平なほぼ円筒状の合成樹脂製の部材
の上面に軸方向に平行に一対の突出部を設け、下
面に該部材とほぼ同心状に円形の凹部を設け、さ
らに該部材の前記一対の突出部の基部の一部に切
込みを設けて形成されたホルダと、このホルダと
一体に成形され前記円形の凹部内に突出して対称
的にくの字状に曲折して電極ホツク挟着部を形成
する一対の導電性の弾性線材とからなり、これら
の一対の弾性線材の基端を直結してリード線先端
のクリツプに嵌着したものである。
本考案の上述の構造によれば、部材の上面に形
成された一対の突出部を指で挟持して閉じる方向
に力を加えれば、該部材に一体に成形された弾性
線材の前記部材下面に形成された円形凹部内に突
出したくの字状の電極ホツク挟着部が開いて電極
ホツクを容易に挟持することができ、この場合に
前記弾性線材にはねじれ方向の変形が生ずるのみ
であるので、材料にかかるストレスが少なく、耐
久性を向上させることができる。
[考案の実施例] 以下本考案に係るホツク式電極用クリツプの一
実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本実施例を示すそれぞれ平
面図及び正面図である。該図において、平坦でほ
ぼ円筒状の部材18の上面には、この部材18の
軸方向に2箇の突出部19,20が平行に形成さ
れており、該部材18の下面にはこの部材18と
ほぼ同心状に円形の凹部21が形成されている。
前記突出部19,20の基部の内側には、前記部
材18の外周面から前記円形の凹部21の内周面
に至る間に、対称的にそれぞれ切込み22,23
が形成されている。導電性の弾性線材24は第3
図に示す如く両端がそれぞれくの字状に曲折され
てそれらの基端は前記部材18の下面の凹部21
の内周面に固設され、くの字状に曲折された部分
25は該凹部21の内面に突出している。この一
対のくの字状の曲折部25の他端は前記部材18
内を円弧状に通つて部材18と一体に成形されて
おり、前記突出部19,20の中間位置において
ほぼ直角に立ち上がり、部材18内の直径上で連
結している。この連結部26には心電計(図示せ
ず)などリード線27の先端に設けられたスリー
ブ28が嵌着されるようになつている。
上記の構造の本実施例によるホツク式電極用ク
リツプは第4図に斜視図で示す如く、一対の突出
部19,20を指で挟持して力を加えれば、部材
18の弾性変形によつて切込み22,23を介し
て下面の凹部21が開き、弾性線材24のくの字
状に曲折された部分25が開いて、第5図に示す
如く電極30のホツク31に嵌着できる。この場
合弾性線材24の変形は連結部26の近傍のねじ
れだけであるので、材料にかかるストレスは小さ
い。また部材18の強い復元力によつてホツク3
1を挟着するので挟着力が強くはずれにくい。
[考案の効果] 上述の通り、本考案によれば、導電性の弾性線
材を合成樹脂製のホルダーに一体に成形し、該弾
性線材の一部をくの字状に曲折してホルダの一部
から対向する如く突出させたものであるから、電
極のホツクに対する挟着力が強くはずれにくい。
さらに装着時に電極をずらすことなく着脱が容易
にでき、また使用時に電極自体を身体から剥すよ
うなこともなく小形で耐久性がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るホツク式電極用クリツプ
の一実施例を示す平面図、第2図は第1図の正面
図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は本
実施例の外観斜視図、第5図は本実施例を電極に
挟着した状態を示す縦断面図、第6図、第7図、
第8図は従来のホツク式電極用クリツプの夫々を
示した説明図である。 18……円筒状部材、19,20……突出部、
21……凹部、22,23……切込み、24……
弾性線材、25……曲折部、26……連結部、2
7……リード線、28……スリーブ、30……電
極、31……ホツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 偏平なほぼ円筒状の合成樹脂製の部材の上面に
    軸方向に平行に設けた一対の突出部と、下面に該
    部材とほぼ同心状に設けた円形の凹部と、該部材
    の前記一対の突出部の基部の一部に設けた切込み
    とを有するホルダと、該ホルダと一体に成形され
    前記円形の凹部内に突出し対称的にくの字状に曲
    折して電極ホツク挟着部を形成する一対の導電性
    の弾性線材とからなり、これらの一対の弾性線材
    の基端を直結してリード線先端のスリーブに嵌着
    したことを特徴とするホツク式電極用クリツプ。
JP11612984U 1984-07-31 1984-07-31 ホツク式電極用クリツプ Granted JPS6131403U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11612984U JPS6131403U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ホツク式電極用クリツプ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11612984U JPS6131403U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ホツク式電極用クリツプ

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Publication Number Publication Date
JPS6131403U JPS6131403U (ja) 1986-02-25
JPH0117293Y2 true JPH0117293Y2 (ja) 1989-05-19

Family

ID=30675076

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11612984U Granted JPS6131403U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ホツク式電極用クリツプ

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JPS6131403U (ja) 1986-02-25

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