JPH0245952Y2 - - Google Patents

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JPH0245952Y2
JPH0245952Y2 JP13848683U JP13848683U JPH0245952Y2 JP H0245952 Y2 JPH0245952 Y2 JP H0245952Y2 JP 13848683 U JP13848683 U JP 13848683U JP 13848683 U JP13848683 U JP 13848683U JP H0245952 Y2 JPH0245952 Y2 JP H0245952Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水銀接点リレーの粘着防止装置に関す
る。
一般に水銀接点リレーは弱電分野における入出
力回路、例えば電算機の入出力回路等に用いられ
ている。ここで水銀接点リレーを用いた入出力回
路の一例を第1図に示す。第1図において、1は
入力端子INと出力端子OUTを結ぶ信号伝送路に
介挿された水銀接点リレーの接点部である。入力
端子INに入力された信号は接点部1のオン接点
1aを介して出力端子OUTへ送出されるもので
ある。2は一端が補助電源(図示省略)に接続さ
れた水銀接点リレーであり、3は水銀接点リレー
2の駆動回路である。この駆動回路3は、ベース
に抵抗4を介して補助電源(図示省略)の電圧
Vccが印加されるとともにエミツタに図示しない
異常検出回路等からリレーのオンオフ指令信号が
送出される第1トランジスタ5と、コレクタに前
記リレー2を介して補助電源(図示省略)の電圧
Vccが印加されるとともにエミツタが接地された
第2トランジスタ6と、第1トランジスタ5のコ
レクタと第2トランジスタ6のベースを結ぶ電路
に介挿された図示極性のダイオード7とで構成さ
れている。このように構成された回路において、
いま第1トランジスタ5のエミツタに異常検出回
路(図示省略)からリレーのオン指令信号、例え
ば「H」レベル信号が送出されたとする。この場
合第1トランジスタ5のベースおよびエミツタが
ともに「H」レベルとなるので、補助電源(図示
省略)から抵抗4、第1トランジスタ5のベー
ス、コレクタおよびダイオード7を介して第2ト
ランジスタ6のベースに電流が供給されて、該ト
ランジスタ6はオンされる。第2トランジスタ6
がオンされると補助電源(図示省略)から第2ト
ランジスタ6のコレクタ、エミツタを介して水銀
接点リレー2に電流が流れて該リレー2が励磁さ
れる。この為前記リレー2の接点部1の接極子1
cは、図示のようにオン接点1aに接触する。こ
こで図示しない異常検出回路等が異常を検出し、
その結果第1トランジスタ5のエミツタにリレー
のオフ指令信号、例えば「L」レベル信号が送出
されたとする。この場合第2トランジスタ6のベ
ースには電流が供給されなくなり、該トランジス
タ6はオフ状態となる。第2トランジスタ6がオ
フされると、水銀接点リレー2に電流が流れなく
なつて該リレー2の励磁は解除される。この為前
記リレーの接点部1の接極子1cはオフ接点1b
に接触し、これによつて入力端子INおよび出力
端子OUTを結ぶ電路が開放される。
上記のように構成された回路において、水銀接
点リレー2は接点接触抵抗が低いことや接点のチ
ヤタリングが無い等の利点を有しているが、その
反面長期間にわたつてオンからオフ又はオフから
オンへの切り換えが行なわれないと、水銀の粘性
によつて接点部1に粘着現象が発生する可能性を
有している。例えば装置が正常状態にあるとき
は、前記接極子1cをオン接点1aに接触してお
き、この状態が長期間継続し、装置に異常が発生
したときのみ前記接極子1cをオフ接点1b側に
切り換えるような使い方をする場合、接点部1に
水銀の粘着現象が発生してしまい装置の異常発生
時に接極子1cをオフ接点1b側に切り換えるこ
とができなくなつてしまう。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、水銀
接点リレーの接点部に粘着現象が発生するのを防
止することができ、これによつて装置の異常発生
時に確実に接点を切り換えることができる水銀接
点リレーの粘着防止装置を提供することを目的と
している。
本考案の構成は、電気信号の伝送路の入出力端
間に第1および第2水銀接点リレーの接点を並列
接続して成る並列回路と、第1入力端に前記リレ
ーのオン、オフ指令信号が供給されるとともに第
2入力端にクロツクパルス信号が供給され且つ前
記リレーを各別に制御する第1および第2NAND
回路と、これらNAND回路のうち一方のNAND
回路の第2入力端にクロツクパルス信号が供給さ
れる電路に介挿された第1オフデイレー回路と、
前記第1および第2NAND回路のうち他方の
NAND回路の第2入力端にクロツクパルス信号
が供給される電路に介挿され、否定回路および第
2オフデイレー回路から成る直列回路とを備え、
出力端子側に接続される各種電子装置が正常であ
るときは第1および第2水銀接点リレーをクロツ
クパルス信号の周期毎に交互にオン状態にさせる
とともに、前記各種電子装置で異常が発生したと
きは第1および第2水銀接点リレーをともにオフ
させるようにしたことを特徴としている。
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例を
説明する。第2図において第1図と同一部分は同
一符号を持つて示しその説明は省略する。12は
第2の水銀接点リレーであり、このリレー12の
接点部11は前記接点部1に並列接続されてい
る。前記リレー12の一端は補助電源(図示省
略)に接続され、他端はトランジスタ16のコレ
クタ、エミツタを介して接地されている。前記抵
抗4の一端はマルチエミツタ構造のトランジスタ
15のベースに接続されている。前記抵抗4と図
示しない補助電源の共通接続点21は抵抗14を
介してマルチエミツタ構造のトランジスタ25の
ベースに接続されている。トランジスタ15のコ
レクタは図示極性のダイオード7を介して前記ト
ランジスタ6のベースに接続されている。トラン
ジスタ25のコレクタは図示極性のダイオード1
7を介して前記トランジスタ16のベースに接続
されている。マルチエミツタ構造のトランジスタ
15,25の第1エミツタには、出力端子OUT
に接続された各種電子装置(図示省略)が正常で
あるときにリレーのオン信号、例えば「H」レベ
ル信号が供給され、前記装置で異常が発生したと
きにリレーのオフ信号、例えば「L」レベル信号
が供給されるものとする。トランジスタ25の第
2エミツタにはオフデイレー回路19aを介して
クロツクパルス信号が図示しないパルス発生器か
ら供給されるものである。トランジスタ15の第
2エミツタには否定回路18およびオフデイレー
回路19bを介してクロツクパルス信号が前記パ
ルス発生器(図示省略)から供給されるものであ
る。これらオフデイレー回路19a,19bは前
記クロツクパルス信号を遅延させる機能を持つ。
前記抵抗4、トランジスタ15、ダイオード7お
よびトランジスタ6で第1NAND回路30aを構
成している。前記抵抗14、トランジスタ25、
ダイオード17およびトランジスタ16で第
2NAND回路30bを構成している。
次に上記のように構成された装置の動作を第3
図に示す信号波形図を参照しながら説明する。第
3図において、CLKはパルス発生器(図示省略)
の出力信号波形を示し、Aはオフデイレー回路1
9aからトランジスタ25の第2エミツタに供給
される(図示A点の)信号波形を示し、Bはオフ
デイレー回路19bからトランジスタ15の第2
エミツタに供給される(図示B点)の信号波形を
示す。まず、出力端子OUTに接続された各種電
子装置(図示省略)が正常状態にあり、この為ト
ランジスタ15,25の第1エミツタに各々
「H」レベル信号が供給されている場合について
説明する。いま時刻t1において、トランジスタ2
5の第2エミツタには「H」レベル信号が供給さ
れ、トランジスタ15の第2エミツタには「L」
レベル信号が供給される。この為トランジスタ1
5の第1エミツタが「H」レベル、第2エミツタ
が「L」レベルとなるので、第1NAND回路30
aの出力、すなわちトランジスタ6のコレクタは
「H」レベルとなる。これによつて第1水銀接点
リレー2が非励磁状態となり、その接点部1の接
極子1cはオフ接点1bに接触する。またこのと
きトランジスタ25の第1および第2エミツタが
ともに「H」レベルとなるので、第2NAND回路
30bの出力、すなわちトランジスタ16のコレ
クタは「L」レベルとなる。これによつて第2水
銀接点リレー12が励磁されるので、その接点部
11の接極子11cはオン接点11aに接触す
る。次に時刻t2になると、トランジスタ25の第
2エミツタには「L」レベル信号が供給され、ト
ランジスタ15の第2エミツタには「H」レベル
信号が供給される。この為トランジスタ15の第
1および第2エミツタがともに「H」レベルとな
るので、第1NAND回路30aの出力、すなわち
トランジスタ6のコレクタは「L」レベルとな
る。これによつて第1水銀接点リレー2が励磁さ
れるので、その接点部1の接極子1cはオン接点
1aに接触する。またこのときトランジスタ25
の第1エミツタが「H」レベル、第2エミツタが
「L」レベルとなるので、第2NAND回路30b
の出力、すなわちトランジスタ16のコレクタは
「H」レベルとなる。これによつて第2水銀接点
リレー12の励磁が解かれ、その接点部11の接
極子11cはオフ接点11bに接触する。ここで
A点の信号レベルが「H」から「L」に切り換わ
る時刻とB点の信号レベルが「L」から「H」に
切り換わる時刻が仮に同時刻となつたとすると、
前記リレー2,12の応答時間によつて該リレー
2,12が両方ともオフ状態になる恐れがある。
しかし本考案においては、例えば第3図の遅延時
間Tに示す如くパルス信号を遅延させて、前記応
答時間より長い遅延時間を確保してあるので、前
記リレー2,12がともにオフ状態になることは
無い。
次に出力端子OUTに接続された各種電子装置
(図示省略)で異常が発生した場合は、トランジ
スタ15,25の第1エミツタに各々「L」レベ
ル信号が供給される。この為トランジスタ15,
25の第2エミツタに各々供給される信号レベル
が「H」、「L」どちらであつても第1および第
2NAND回路30a,30bの出力、すなわちト
ランジスタ6,16のコレクタは各々「H」レベ
ルとなる。これによつて第1および第2水銀接点
リレー2,12がともに非励磁状態となつて、接
点部1,11の接極子1c,11cは各々オフ接
点1b、11bに接触する。
以上のように本考案によれば、水銀接点リレー
を2重化し、各種電子装置が正常であるときは第
1および第2水銀接点リレーをクロツクパルス信
号の周期毎に交互にオン状態にさせ、これによつ
て第1および第2水銀接点リレーの接点を交互に
オン、オフさせるようにしたので、第1および第
2水銀接点リレーの接点に粘着現象は発生しな
い。また、オフデイレー回路19a,19bによ
つて第1および第2水銀接点リレーの応答時間よ
り長くクロツクパルス信号の遅延時間を確保して
あるので、装置の正常時に前記リレーの接点が同
時にオフになることは無く、これによつて入出力
端間を結ぶ信号伝送路は開放されない。さらに各
種電子装置で異常が発生した場合には、第1およ
び第2水銀接点リレーをともに確実にオフさせる
ことができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は水銀接点リレーを用いた従来の入出力
装置の一例を示す回路図、第2図は本考案の一実
施例を示す回路図、第3図は第2図の回路動作を
説明する為の信号波形図である。 1,11……接点部、2,12……水銀接点リ
レー、6,16……トランジスタ、15,25…
…マルチエミツタ構造のトランジスタ、18……
否定回路、19a,19b……オフデイレー回
路、30a,30b……NAND回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気信号の伝送路の入出力端間に第1および第
    2水銀接点リレーの接点を並列接続して成る並列
    回路と、第1入力端に前記リレーのオン、オフ指
    令信号が供給されるとともに第2入力端にクロツ
    クパルス信号が供給され且つ前記リレーを各別に
    制御する第1および第2NAND回路と、これら
    NAND回路のうち一方のNAND回路の第2入力
    端にクロツクパルス信号が供給される電路に介挿
    された第1オフデイレー回路と、前記第1および
    第2NAND回路のうち他方のNAND回路の第2
    入力端にクロツクパルス信号が供給される電路に
    介挿され、否定回路および第2オフデイレー回路
    から成る直列回路とを備えたことを特徴とする水
    銀接点リレーの粘着防止装置。
JP13848683U 1983-09-07 1983-09-07 水銀接点リレ−の粘着防止装置 Granted JPS6046635U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13848683U JPS6046635U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 水銀接点リレ−の粘着防止装置

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JP13848683U JPS6046635U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 水銀接点リレ−の粘着防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS6046635U JPS6046635U (ja) 1985-04-02
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JP13848683U Granted JPS6046635U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 水銀接点リレ−の粘着防止装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0773022B2 (ja) * 1989-05-25 1995-08-02 日本鋼管株式会社 リレー接点の不動作防止方法
JP6248672B2 (ja) * 2014-02-10 2017-12-20 株式会社デンソー リレー制御装置

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