JPH0245864Y2 - - Google Patents

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JPH0245864Y2
JPH0245864Y2 JP18738284U JP18738284U JPH0245864Y2 JP H0245864 Y2 JPH0245864 Y2 JP H0245864Y2 JP 18738284 U JP18738284 U JP 18738284U JP 18738284 U JP18738284 U JP 18738284U JP H0245864 Y2 JPH0245864 Y2 JP H0245864Y2
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locking piece
divided
locking
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piece
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、感光体または静電記録体に潜像を形
成し、これを現像して、用紙等の画像記録材に所
要の画像を記録し得る複写機、フアクシミリ、ブ
リンタ、印刷機等の画像記録装置において、画像
記録材の通路を境界として本体を開閉自在に2分
割した装置に関するものである。
従来技術 画像記録装置内に生じたジヤム紙を容易に取出
し、かつ装置の保守、整備を簡単に行うために、
例えば特開昭57−4061号公報に記載されたものの
ように、本体を用紙通路を境にして2分割し、該
通路の一端近くで上下に開閉自在に枢着した画像
記録装置が従来からあつた。
このような画像記録装置例えば複写機において
は、第6図に示すように、内部の用紙通路を境に
上下に2分割された上下分割部分01,02を左
端で開閉自在に枢着し、両分割部分01,02の
間に、例えばシリンダ03とピストン04とから
成りこれらの間にスプリングを介在させたスプリ
ング装置、またはシリンダ03とピストン04と
の間に気体を封入したいわゆるガススプリングの
ような伸縮装置05を介装し、この伸縮装置05
によつて上方分割部分01を第6図右側に示すよ
うな開放位置へ向けて付勢するとともに該開放位
置に支持するようにしている。下方分割部分02
の開口側には係止ピン06を固着し、該係止ピン
06に係脱できるようにロツク爪07を上方分割
部分01の開口側に揺動軸08により揺動自在に
枢支して、係止ピン06とロツク爪07を係合さ
せることにより、第6図左側に示すように、本体
を閉鎖状態に保持し、把手09によつてロツク爪
07を係止ピン06から外せば、伸縮装置05に
より上方分割部分01が上方へ揺動して、第6図
右側に示すような開口状態となるようにしてあ
る。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の開閉式画像記録装置において
は、閉鎖状態において上下両分割部分が正しい関
係位置を保つように、揺動軸08と係止ピン06
の関係位置をロツク爪07の長さに合わせて正確
に定めなければならない。しかし揺動軸08は上
方分割部分01に、係止ピン06は下方分割部分
02にそれぞれ設けられ、しかもこれら両分割部
分01,02はそれぞれ別個に製作されるので、
揺動軸08と係止ピン06を互いに正確な相対位
置に設けることは容易でなく、細心の注意を必要
とする。
問題点を解決するための手段および作用 上記問題点を解決するため、本考案において
は、伸縮装置の一方の部材に該部材に沿つて位置
を調節可能な係止部片を設け、他方の部材に前記
係止部片と係合する係合部片を設ける。
本発明によれば、係止部片と係合部片とがとも
に1個の伸縮装置上に設けられ、かつ係止部片は
調節可能になつているので、係止部片と係合部片
とが係合した時の伸縮装置の長さを所定値に規制
することは極めて容易で、このように規制された
伸縮装置を本体の両分割部分間に取付けるだけ
で、これら両分割部分は閉鎖時に正確な関係位置
を占め、本体組立て後の調整が不要になる。また
調整の必要があつたとしても、係止部片の位置を
調節することにより、極めて簡単に調整を行うこ
とができる。
実施例 第1図および第2図は本考案の一実施例である
複写機の側面図で、第1図は閉鎖状態、第2図は
開口状態(開口動作開始直後の状態)を示す。こ
の複写機の本体は図示のように上下に2分割さ
れ、上方分割部分1と下方分割部分2とから成つ
ている。そしてこれらの分割部分1,2は図にお
いて左端部をピボツト3により互いに開閉自在に
枢着され、右端部が開口できるようになつてい
る。上方分割部分1および下方分割部分2の開口
端側の側部には、伸縮装置4の上端および下端が
それぞれピボツト5およびピボツト6により枢動
自在に枢着されている。本実施例における伸縮装
置4はガススプリングで、シリンダ7とこのシリ
ンダ7内に摺動自在に嵌装したピストン8とから
成り、シリンダ7とピストン8との間には気体が
封入されている。伸縮装置4はこの気体の圧縮弾
性に基づく伸長力により上方分割部分1をその重
量に釣合つた力で上方へ付勢している。後でさら
に詳述するように、シリンダ7の下端部には係止
部片9が設けられ、ピストン8の下端部には前記
係止部片9と係合する係合部片10が設けられて
おり、係止部片9と係合部片10が係合すること
により伸縮装置4は収縮状態に鎖錠され、上方分
割部分1と下方分割部分2は第1図の示す閉鎖状
態に保持される。そしてこの状態で複写作業が行
われる。係止部片9と係合部片10の係合を外す
と伸縮装置4は伸長し、第2図に示すように上方
分割部分1を押上げて開口させる。以後上方分割
部分1は伸縮装置4によりさらに押上げられて、
第6図右側のような開口状態になり、この開口状
態で複写機の保持、維持作業が行われる。
第3図および第4図は前記伸縮装置4の拡大図
で、第3図は収縮時、第4図は伸長時の状態を示
す。シリンダ7の下部にはねじ11が設けられて
おり、このねじ11にナツト状の前記係止部片9
が螺合している。従つて係止部片9を回転させる
ことにより、該係止部片9はねじ11に案内され
てシリンダ7に沿つて上下に移動し、これによつ
て係止部片9のシリンダ7に対する取付位置を調
節することができる。所定位置に調節された係止
部片9は、図示してない締付けねじ等によつて該
位置に固定されるようになつている。
ピストン8の下端には直角に屈曲した取付部分
12が固着されており、該取付部分12の垂直部
分12aを介して前記下方分割部分2の側部にピ
ボツト6により枢着されているが、前記取付部分
12にはまたブラケツト13が固着されており、
このブラケツト13に前記係合部片10が揺動軸
14を介して揺動自在に支持されている。係合部
片10は先端部に爪部15を備え、この爪部15
を前記係止部片9の上面に係合させることにより
シリンダ7とピストン8を鎖錠し、伸縮装置4を
第3図の収縮状態に保持する。この時伸縮装置4
の全長Lは係止部片9を調節することにより、複
写機本体の閉鎖時に伸縮装置4が有すべき長さに
厳密に合致させることができ、このようにして長
さLを規制した伸縮装置4を本体の上方分割部分
1と下方分割部分2の間に取付けることにより、
本体組立後の調整が不要になり、組立作業の能率
が向上する。
伸縮装置4は第5図に示すように複写機本体の
両側にそれぞれ1個ずつ設けられ、各伸縮装置4
の前記揺動軸14には歯車16が設けられてい
る。本体の下方分割部分2内にはこれを横切つて
操作軸17が配設されており、該操作軸17は下
方分割部分2の枠部材18に軸受19を介して回
動自在に支承されている。操作軸17と枠部材1
8との間にはスプリング20が介挿され、操作軸
17はこのスプリング20により矢印a方向に付
勢され、図示してないストツパにより回転を止め
られている。操作軸17にはまた2個の歯車2
1,21が固定されており、これらの歯車21,
21はそれぞれ前記揺動軸14,14上の歯車1
6,16と噛合つている。操作軸17にはさらに
把手22が固定されており、この把手22は、第
1図および第2図に示すように、下方分割部分2
の外部に露出し、自由に操作できるようになつて
いる。
第5図には伸縮装置4が伸長して本体の上方分
割部分1と下方分割部分2が開口している時の状
態を示してあるが、この状態においては係合部片
10は同図および第4図に示すような直立位置に
在り、爪部15の内端15aは係止部片9の外縁
9aよりも内方に突出している(第4図参照)。
本体を閉鎖するために上方分割部分1を押下げる
と、シリンダ7は上方分割部分1とともに下降
し、係止部片9が係合部片10に突当るが、この
時係止部片9の斜面9bと爪部15の斜面15b
とが接触することにより、係合部片10はスプリ
ング20の力に抗して操作軸17とともに矢印b
方向に回動して逃げ、係止部片9を通過させる。
そして係止部片9が爪部15を通過すると、係合
部片10はスプリング20の力によつて矢印a方
向に回動し、爪部15が係止部片9の上面に係合
してシリンダ7とピストン8を収縮位置に鎖錠す
る。この鎖錠を外すには、把手22をスプリング
20に抗して矢印Bで示すように上方へ押上げ
る。すると操作軸17および該操作軸17に歯車
21,16を介して連結されている係合部片10
が矢印b方向に回動し、係合部片10と係止部片
9の係合が外されるので、伸縮装置4はそれ自体
の力により伸長し上方分割部分1と下方分割部分
2が開口する。
以上、本考案を好適な一実施例について説明し
たが、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、本考案の範囲内で多くの変形が可能であ
り、例えば、伸縮装置のシリンダとピストンを図
示の実施例とは上下逆にして取付けてもよく、ま
たピストン側に調節可能な係止部片を設け、シリ
ンダ側にこれと係合する係合部片を設けてもよ
い。さらに、伸縮装置としてガススプリング以外
の装置を用いることももちろん可能である。
考案の効果 以上の通り、本考案においては、本体を上下に
2分割し、両分割部分を開閉自在に枢着するとと
もに、互いに抜差し自在な2部材から成る伸縮装
置を介して連結した画像記録装置において、前記
伸縮装置の一方の部材に該部材に沿つて位置を調
節可能な係止部片を設け、他方の部材に前記係止
部片と係合する係合部片を設けたので、両分割部
分を閉鎖状態に係止する係止部材を両分割部分に
またがつて設ける必要がないため製作が容易にな
るとともに、両分割部分の閉鎖時における関係位
置に合わせた上記係止部材の調整を極めて簡単に
正確に行うことができ、組立作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の閉鎖時の状態を示
す側面図、第2図は同開口時の状態を示す側面
図、第3図および第4図はそれぞれ収縮時および
伸長時における伸縮装置を示す側面図、第5図は
伸縮装置とその操作装置を示す斜視図、第6図は
従来の開閉式画像記録装置を示す側面図である。 1……上方分割部分、2……下方分割部分、3
……ピボツト、4……伸縮装置、5……ピボツ
ト、6……ピボツト、7……シリンダ、8……ピ
ストン、9……係止部片、10……係合部片、1
1……ねじ、12……取付部分、13……ブラケ
ツト、14……揺動軸、15……爪部、16……
歯車、17……操作軸、18……枠部材、19…
…軸受、20……スプリング、21……歯車、2
2……把手22。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体を上下に2分割し、両分割部分を、開閉自
    在に枢着するとともに、互いに抜差し自在な2部
    材から成る伸縮装置を介して連結した画像記録装
    置において、前記伸縮装置の一方の部材に該部材
    に沿つて位置を調節可能な係止部片を設け、他方
    の部材に前記係止部片と係合する係合部片を設け
    たことを特徴とする開閉式画像記録装置。
JP18738284U 1984-12-12 1984-12-12 Expired JPH0245864Y2 (ja)

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JP18738284U JPH0245864Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

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JP18738284U JPH0245864Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

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JPS61101752U JPS61101752U (ja) 1986-06-28
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JP18738284U Expired JPH0245864Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7024245B2 (ja) * 2017-08-10 2022-02-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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JPS61101752U (ja) 1986-06-28

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