JPH0245694A - 送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は首振機構を改良した送風機に関するものであ
る。

〔従来例〕

第６図及び第７図は例えば実開昭５５−１３２３９２号
公報に示された従来の送風機を示す図であり、図におい
て（１）は送風機頭部、（２］はこの送風機頭部の外筐
を形成するモータカバー、（３）はこのモータカバー内
に設けられたモータで、羽根は）が回転軸＋５１の先端
に取着される。（６）はこのモータの背部に設けられた
首振りギア装置で、上部に首振りの起動、停止指示を行
う首振りツマミ（７）、下部に図示されないギヤと連動
して回転するクランク（８１を設けている。（９）は上
記送風機頭部（１）を支承する基台、ααはこの基台と
上記送風機頭部（１）との間に設けられたネックピース
、（１１）はこのネックピースより突出して上記モータ
取付板（１２）を介して取着されたスピンドル、（１３
）はこのスピンドルに一方を、他方を上記クランク（ａ
に取着されたロッドで、クランクｔＳ＋の動きに連動し
て上記送風機頭部（１）が所定の角度で首振りがなされ
る。

従来の送風機は上記のように構成され、電源がモータ（
３）に入力され、首振りツマミ（７）がＯＮされること
よりにより、ギア装置（６）が連動し羽根（４）の回転
と送風機頭部（１）の首振りが任意になされる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来の送風機では、送風機頭部（１）の首
振り方法はクランク機構及びギアを使用しており、首振
り方向及び首振り中心を検知し、その首振り方向を無段
階に可変する等の複雑な動きができなく、使い勝手が悪
いという課題があった。

この発明は係る課題を解決するためになされたもので、
首振り方向及び首振り中心を検知し、その方向を無段階
に可変できる使い易い送風機を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に関する送風機は、送風羽根を備えた送風機頭
部を基台に回動可能に設けたものにおいて、上記送風機
頭部を回動部を有して回動させる首振り用モータと、こ
の首振り用モータの同動部に設けられた半円板と、この
半円板の外周を発光部と受光部との間に位置させた光学
センサーと、この光学センサーと連動して上記送風機頭
部のセンタ検知及び首振り制御をするマイクロコンピュ
ータとを設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、光学センサーとマイクロコンピュ
ータとを用いることにより、自動的に送風機頭部のセン
タ検知ができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す扇風機の縦断面図、
第２図（ａ＞、（ｂ）はセンタ検知部を示す平面図及び
側面図、第３図は同じく回路図、第４図はマイクロコン
ピュータの全体の動作を示すフローチャート、第５図は
同じく第４図における首振りモータ制御処理を示すフロ
ーチャートであり、図において（１）〜（（５）は上記
従来例と同一または相当部分を示しく２０）は扇風機、
（２１）はこの扇風機の基台、（２２）はこの基台の上
端に上下回動可能に設けられたネックピース、（２３）
はこのネックピース内に設けられた首振り用モータで、
例えば交流用電源にて正逆両方回転可能なものからなる
。　（２４）はこの首振り用モータより上方へ突出され
たジヨイントで、回動部＜２４ａ）となり後述する送風
機頭部と結合される。（２５）はこのジヨイントにセン
タ穴（２６）が嵌合された半円形からなる半円板で、上
記ジヨイント（２４）により回動する。　（２７）はこ
の半円板の外周を発光部（２８）と受光部（２９）との
間に位置させてなる光学センサーで、センタ検知部を構
成し上記ネックピース（２２）に内蔵され、後述するセ
ンタ検知回路に信号を送るようになっている。（３０）
は上記ジヨイント（２４）の先端に設けられた送風機頭
部で、モータカバー（３内に設けられたモータ（３）と
、このモータ（３）の回転軸（５Ｉの先端に設けられた
羽根（４）とよりなる、さらに、電気的構成は第３図に
示すように（３１）は電源、（３２）〜（３５）はモー
タ（３）をＯＮ、ＯＦＦさせるトライアック、（３６）
はマイクロコンピュータ、（３７）はこのマイクロコン
ピュータおよび他の人出回路用の電源回路、（３８）は
リセット回路、（３９）はクロック発生回路、（４０）
は入力キースイッチ（図示せず）等の入力回路、（４１
）は出力回路で、例えばＬＥＤ等からなる。　（４２）
はモータ（３）用コンデンサー、（４３）は上記光学セ
ンサー（２７）のパルス信号より扇風機（２０）の位置
中心を検知するセンタ検知回路、第５図におけるＨは送
風機頭部（３０）が正面に向って右方向に位置する場合
において光学センサー（２７）が発するパルス信号で、
Ｌは左方向への場合を示すものである。

上記のように構成された送風機においては、電源（３１
）が入力されることでモータ（３）が起動、送風作用が
始まる０次に入力回路（４０）により首振りモータ（２
３）の回動指示と首振り角度がマイクロコンピュータ（
３６）へインプットされ、首振り用モータ（２３）の首
振りが開始される。この時、半円板（２５）が首振りモ
ータ（２３）と同時に回動し、光学センサー（２７）が
作動、半円板（２５）が光学センサー（２７）の発光部
（２８）と受光部（２つ）との間に位置する状態によっ
てパルス信号ＨあるいはＬを発信するもので、第２図（
ａ）に示す矢印Ａ方向が扇風Ｉｆｆ　（２０）の位置中
心を示すものであり、この状態にてセンタ検知回路（４
３）によりセンタ検知がなされる。第５図に示すように
、送風機頭部（３０）が首振り中でない場合においては
、光学センサー（２７）が作動、送風機頭部（３０）の
向き方向を検知パルス信号がＨであれば、首振りモータ
（２３）を右方向に回転させ、さらに光学センサー（２
７）により位置を確認、任意に設定された右方向の回動
上限位置であれば、パルス信号をＬに変更する。そして
センタ検知を行い、首振り角度の設定をなす時間用カウ
ンターが初期化される。さらに首振りがなされ上記入力
回路（４０）より入力された首振り用設定時間と等しく
なると、首振り方向が反転されることより両方向に均等
に送風がなされる６パルス信号がＬの場合も首振りモー
タ（２３）を左方向へ回転させ、光学センサー　＜２７
）により位置を確認、任意に設定された左方向の回動上
限位置であれば、パルス信号をＨに変換し、センタ検知
へと進む。このように半円板（２５）、光学センサー（
２７）及びマイクロコンピュータ（３６）を用いること
により、送風機頭部（３０）の向き方向を検知し、さら
に扇風機の位置中心を検知し、任意にその中心から首振
りさせることにより、従来に比べ大変使い易い扇風機（
２０）が得られる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、送風羽根を備えた送風
機頭部を基台に回動可能に設けたものにおいて、上記送
風機頭部を回動部を有して回動させる首振り用モータと
、この首振り用モータの回動部に設けられた半円板と、
この半円板の外周を発光部と受光部との間に位置させた
光学センサーと、この光学センサーと連動して上記送風
機頭部のセンタ検知及び首振り制御をするマイクロコン
ピュータとを設けたことにより、必ず送風機の位置中心
より任意の角度で均一に送風ができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す扇風機の縦断面図、
第２図（ａ）、（ｂ）はセンタ検知部を示す平面図及び
側面図、第３図は同じく回路図、第４図は同じくマイク
ロコンピュータの全体の動作を示すフローチャート、第
５図は同じく第４図における首振りモータ制御処理を示
すフローチャート、第６図は従来の送風機を示す斜視図
、第７図は同じ（従来の送風機頭部を示す断面図である
。 なお、各図中同一符号は同一また。は相当部分を示し、
（４）は羽根、（２１）は基台、（２３）は首振り用モ
ータ、（２４ａ）は回動部、（２５）は半円板、（２７
）は光学センサー、（２８）は発光部、（２９）は受光
部、（３０）は送風機頭部、（３６）はマイクロコンピ
ュータである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送風羽根を備えた送風機頭部を基台に回動可能に設けた
   ものにおいて、上記送風機頭部を回動部有して回動させ
   る首振り用モータと、この首振り用モータの回動部に設
   けられた半円板と、この半円板の外周を発光部と受光部
   との間に位置させた光学センサーと、この光学センサー
   と連動して上記送風機頭部のセンタ検知及び首振り制御
   をするマイクロコンピュータとを設けたことを特徴とす
   る送風機。