JPH04246290A - 扇風機 - Google Patents

扇風機

Info

Publication number
JPH04246290A
JPH04246290A JP3011338A JP1133891A JPH04246290A JP H04246290 A JPH04246290 A JP H04246290A JP 3011338 A JP3011338 A JP 3011338A JP 1133891 A JP1133891 A JP 1133891A JP H04246290 A JPH04246290 A JP H04246290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
oscillation
center
fan head
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3011338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2642786B2 (ja
Inventor
Masakatsu Fujiwara
正勝 藤原
Yasuyuki Tsuchida
康之 土田
Yoshiichi Morishita
芳一 森下
Hiroaki Konishi
宏明 小西
Kenji Watabe
健二 渡部
Masao Morimoto
正雄 森本
Yoshiya Furuya
義也 古家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3011338A priority Critical patent/JP2642786B2/ja
Priority to KR1019920001241A priority patent/KR960010259B1/ko
Publication of JPH04246290A publication Critical patent/JPH04246290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2642786B2 publication Critical patent/JP2642786B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D27/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔操作を行う扇風機
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種扇風機として、扇風機本体
を遠隔操作する送信機を備え、送信機の位置を判別して
扇風機頭部の首振中心をモータにより移動し、送風方向
を送信機の方向に向けるようになしたものが、特開平1
−110895号公報(F04D 25/08)、特開
平1−110894号公報(F04D 25/08)等
にて知られている。これら公報に記載の扇風機は、扇風
機頭部の首振中心を送信機の方向に移動するモータによ
って首振を行うように構成されており、このモータは扇
風機頭部を速やかに送風機の方向に移動させるために可
逆転モータが使用されるが、可逆転モータは正転、逆転
切替時、モータの回転が急激に停止して反転するため、
首振反転時に扇風機頭部がスムーズに動作しない欠点が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、送信機により扇風機頭部の向きを
制御し得るものにおいて、首振動作をスムーズに行い得
る扇風機を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、送風ファンを
回転駆動する電動機を有する扇風機頭部と、該扇風機頭
部を支持する基台と、前記扇風機頭部を、首振中心を中
心として基台に対して左右方向に揺動する左右首振機構
と、前記扇風機頭部の首振中心を基台に対して左右方向
に移動する首振中心移動用モータと、前記首振中心の基
台に対する向きを検出する首振中心位置検出センサと、
前記電動機等を遠隔制御する送信機からの信号を受信す
る受信装置と、該受信装置の出力と前記首振中心位置検
出センサの出力とに基づき前記首振中心移動用モータを
制御して首振中心の基台に対する向きを制御する制御回
路とを備えたことを特徴とする。
【0005】また、本発明は、送風ファンを回転駆動す
る電動機を有する扇風機頭部と、該扇風機頭部を支持す
る基台と、前記扇風機頭部を、首振中心を中心として基
台に対して左右方向に揺動する左右首振用モータと、前
記扇風機頭部の首振中心を基台に対して左右方向に移動
する首振中心移動用モータと、前記扇風機頭部の基台に
対する向きを検出する頭部位置検出センサと、前記首振
中心の基台に対する向きを検出する首振中心位置検出セ
ンサと、電動機等を遠隔制御する送信機からの信号を受
信する受信装置と、該受信装置の出力と頭部位置検出セ
ンサの出力と首振中心位置検出センサの出力とに基づき
首振中心移動用モータと左右首振用モータとを制御して
扇風機頭部基台に対する向きを制御する制御回路とを備
えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明請求項1の構成によれば、送信機を操作
して制御信号を送信すると、この制御信号を受信した受
信装置の出力と首振中心位置検出センサの出力とに基づ
いて制御回路が首振中心移動用モータを制御し、速やか
に扇風機頭部の首振中心を移動させ、扇風機頭部は左右
首振機構により首振中心を中心として左右方向に首振を
行う。
【0007】本発明請求項2の構成によれば、送信機を
操作して制御信号を送信すると、この制御信号を受信し
た受信装置の出力と首振中心位置検出センサの出力と頭
部位置検出センサの出力とに基づいて制御回路が首振中
心移動用モータを制御し、扇風機頭部の首振中心を速や
かに移動させる。扇風機頭部を首振中心移動用モータの
可動範囲以上に移動させる際には、制御回路が首振中心
移動用モータと共に左右首振用モータを制御し、扇風機
頭部を所望の方向に移動させる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき以下に詳述
する。
【0009】1は合成樹脂製のスタンドで、支柱2を昇
降自在に支持しており、前記スタンド1、支柱2及び後
述するネックピース20により基台3を構成している。 4は前記スタンド1に形成されたスイッチパネルで、後
述する電動機42への給電を通断電制御する電源スイッ
チ5、電動機42の回転数を制御して後述する送風ファ
ン45による送風量を制御する風量調節スイッチ6、電
動機42の運転時間を制御するタイマースイッチ7、後
述するネックピース20に対して首振中心調整体32を
揺動させて扇風機頭部41の首振を行う左右首振用モー
タ24への通電制御を行い、首振運転制御を行う首振調
節スイッチ8、後述する首振中心調整体32に対して扇
風機頭部41の枢軸43を回転させて扇風機頭部41の
首振中心を移動させる首振中心移動用モータ50を駆動
制御し、扇風機頭部41を基台3に対して左方向に移動
する風向左移動スイッチ9、後述する首振中心移動用モ
ータ50を駆動制御し、扇風機頭部41を基台3に対し
て右方向に移動する風向右移動スイッチ10とを有して
いる。11は後述する送信機63を略直立状態に支持す
る凹所である。
【0010】12は前記スタンド1に設けられ、後述す
る扇風機頭部41の首振中心軸O、即ち、枢軸43の中
心より前方に配設された受信部で、第1、第2、第3受
光素子13、14、15を有する受信装置16とこの受
信装置を被うレンズ17とから構成されている。前記受
信装置16は受光素子13、14、15を保持する保持
部材18と、前記第1、第2、第3受光素子13、14
、15をシールドするシールドケース19とからなり、
前記保持部材18とシールドケース19との間で前記第
1、第2、第3受光素子13、14、15を挟持固定す
るようになっている。前記第1、第2、第3受光素子1
3、14、15は後述する送信機63から送信される赤
外線信号を受信する受光素子からなり、第1受光素子1
3は支柱2と受信部12を結ぶ線上(正面)に配設され
ている。前記第2受光素子14は基台3の正面から見て
第1受光素子13の左側に、第3受光素子15は第1受
光素子13の右側に配設されており、第1受光素子13
と第2受光素子14とのなす角度α及び第1受光素子1
3と第3受光素子15とのなす角度βを、夫々後述する
扇風機頭部41の正面に対する左方向への首振範囲角度
a及び右方向への首振範囲角度bより大きく形成してい
る。即ち、本実施例では、第1受光素子13と第2受光
素子14とのなす角度α及び第1受光素子13と第3受
光素子15とのなす角度βを共に77°に設定し、扇風
機頭部41の首振範囲を、支柱2と受信部12とを結ぶ
線(正面)に対して左方向に約65°、右方向に約65
°としている。
【0011】20は前記支柱2上部の二叉状部21に俯
仰角自在に枢支されるネックピースで、後述する首振中
心調整体32の円筒部33を回動自在に枢支する軸受部
22とボス23とを一体形成している。
【0012】24は前記ネックピース20内に収納され
る左右首振用モータで、一方向にのみ回転する同期モー
タにより構成されており、前記ボス23にネジ固定して
装着されている。25は前記左右首振用モータ24の出
力軸26に回り止めして装着されるカム板で、下面に偏
心部27を一体形成し、外周に上方に向かって半円状に
遮蔽壁28を一体形成している。29は一端に形成した
リング部30を前記カム板25の偏心部27に遊嵌する
駆動リンクで、他端に後述する首振中心調整体32の下
部偏心軸34に遊嵌する軸穴31を形成している。
【0013】32は後述する扇風機頭部41の枢軸43
を支持する首振中心調整体で、前記ネックピース20の
軸受部22に遊嵌支持される円筒部33と、該円筒部3
3の偏心位置に下方に向かって突設され、前記駆動リン
ク29の軸穴31を遊嵌支持する下部偏心軸34と、該
下部偏心軸34の上方位置に上方に向かって突設され、
後述する揺動リンク58の軸穴60を遊嵌支持する上部
偏心軸35と、図示しない電源コードを挿通する挿通穴
36を有している。
【0014】そして、前記左右首振用モータ24を駆動
すると、カム板25が回転し、このカム板25の回転に
より駆動リンク29が前記ネックピース20の軸受部2
2に対して首振中心調整体32を揺動せしめるようにな
っている。尚、この時、後述する扇風機頭部41の内蔵
する首振中心移動用モータ50が揺動リンク58を介し
て首振中心調整体32に連結されているので、首振中心
移動用モータ50の非駆動状態においては扇風機頭部4
1が首振中心調整体32と一体的となり、首振中心調整
体32の左右方向への移動に伴い扇風機頭部41が左右
首振を行う。本実施例では、左右首振用モータ24の駆
動により、首振中心に対して扇風機頭部41を左方向に
約33°、右方向に約33°首振を行うようになってい
る。
【0015】37は前記ネックピース20の上面開口部
を被う蓋体で、後述する扇風機頭部41の向きを検出す
る頭部位置検出センサ38を装着しており、前記頭部位
置検出センサ38は発光素子39と受光素子40からな
る光学センサにより構成されている。前記頭部位置検出
センサ38は前記カム板25の回転により、前記発光素
子38と受光素子39との間を前記カム板25の遮蔽壁
28が通過するように配設されており、遮蔽壁28によ
る受光素子40の受光量変化によってカム板25の回転
位置、即ち、扇風機頭部41の基台3に対する向きを検
出するようになっている。即ち、前記遮蔽壁28端部が
発光素子39と受光素子40との間を通過する際の受光
素子40の受光量変化により、扇風機頭部41が基台3
に対して右方向と左方向のどちら側の首振限度に位置し
ているかを判別するようになっている。尚、前記受光素
子40は遮蔽壁28の内側位置に配設され、受光素子4
0が外部光を受光するのを極力減少するようにしている
【0016】次に、扇風機頭部41を説明する。42は
前記首振中心調整体32に挿入されて遊嵌支持される枢
軸43を有する電動機で、出力軸44に送風ファン45
が着脱自在に装着されるようになっている。46は前記
電動機42の前部を被う前カバ−で、前記送風ファン4
5を囲むガード47が着脱自在に装着されるようになっ
ている。
【0017】48は前記電動機42の後部に装着された
取付板で、後端に折曲部49を形成している。50は前
記取付板48上面に装着された首振中心移動用モータで
、通電切替により正逆転を切り替える可逆転同期モータ
により構成されている。51は前記首振中心移動用モー
タ50の出力軸に装着されるカムで、上部に歯車52を
、下面に偏心軸53を一体形成している。
【0018】54は前記取付板48に装着される首振中
心位置検出センサで、その軸を回転することにより出力
電圧を可変する可変抵抗により構成され、その軸に、前
記カム51の歯車52に噛み合う歯車55を装着してい
る。前記歯車55は半円状に形成されており、前記首振
中心移動用モータ50が万一回転範囲以上に回転した際
に、首振中心位置検出センサ54が回転し過ぎて破損す
るのを防止するようになっている。また、前記歯車55
には、前記扇風機頭部41が基台3の正面を向いた状態
においてカム51の歯車52に形成した相印56と合致
する相印57を形成し、製品間の首振中心位置検出セン
サ54の出力のバラツキを防止するようになっている。
【0019】58は一端に形成した挿通穴59を、前記
カム51の偏心軸53に遊嵌した揺動リンクで、他端に
形成した挿通穴60を前記首振中心調整体32の上部偏
心軸35に遊嵌するようになっている。
【0020】そして、首振中心移動用モータ50を駆動
すると、カム51が回転し、カム51の回転により揺動
リンク58が首振中心調整体32に対して電動機42の
枢軸43を回動し、扇風機頭部41の首振中心を移動す
るようになっている。尚、この時、首振中心調整体32
は駆動リンク29を介して左右首振用モータ24に連結
されているので、左右首振用モータ24停止状態におい
ては首振中心調整体32はネックピース20、即ち、基
台3と一体的となり、首振中心調整体32は移動せず、
扇風機頭部41の枢軸43が首振中心調整体32に対し
て左右方向に回転し、扇風機頭部41の首振中心が移動
する。本実施例では、首振中心移動用モータ50の駆動
により、扇風機頭部41の首振中心を基台3の正面に対
して左方向に約33°、右方向に約33°移動させるこ
とができるようになっている。
【0021】61は前記電動機42駆動用コンデンサ、
62は前記電動機42、首振中心移動用モータ50、首
振中心位置検出センサ54等を被う後カバーで、前端部
を前記前カバー46に係合し、後部を前記取付板48の
折曲部49にネジ止めして固定するようになっている。
【0022】以上により扇風機本体41を構成している
。 次に、図13に基づき送信機を説明する。
【0023】63は電池(図示せず)及び電池を電源と
して後述する各スイッチ64、65、66、67、68
の操作に応じた赤外線信号を出力する送信手段(図示せ
ず)を有する送信機である。64は前記送信機63に形
成された風向調節スイッチで、扇風機本体は風向調整ス
イッチ64の操作に応じた赤外線信号を受信すると、電
動機42の駆動状態では扇風機頭部41を送信機63の
方向に向け、電動機42停止状態では電動機42を駆動
すると共に扇風機頭部41を送信機63の方向に向ける
ようになっている。65は風量制御スイッチで、前記電
動機42の回転数を制御して送風量を制御する赤外線信
号を出力するようになっている。66は首振調節スイッ
チで、前記左右首振用モータ24への通電制御を行い扇
風機頭部41を左右首振せしめる赤外線信号を出力する
ようになっている。67はタイマースイッチで、前記電
動機42の運転時間を制御する赤外線信号を出力するよ
うになっている。68は電源切スイッチで、前記電動機
42を停止せしめる赤外線信号を出力するようになって
いる。
【0024】次に、回路を図16に基づき詳述する。6
9は前記送信機63からの赤外線信号を受信する第1受
光素子13を有する第1受信部で、前記第1受光素子1
3の出力を増幅する増巾部70、該増巾部70の出力か
ら雑音信号を除去するバンドパスフィルタ部71、該バ
ンドパスフィルタ部71の出力を検波する検波部72、
該検波部72の出力を増幅し、後述する制御回路89に
出力する増巾部73、後述するAGC調整部76を有し
ている。前記検波部72の出力は、後述する第2受信部
77の検波部80の出力及び第3受信部83の検波部8
6の出力と共に波形整形部74に出力され、波形整形部
74にて波形整形されて後述する制御回路89に出力さ
れる。また、前記検波部72の出力は、後述する第2受
信部77の検波部80の出力及び第3受信部83の検波
部86の出力と共にAGC増巾部75に出力され、AG
C増巾部75は、第1受信部69から制御回路89への
出力、第2受信部77から制御回路89への出力及び第
3受信部83から制御回路89への出力のうち最大の出
力が所定の値になるように各受信部69、77、83の
AGC調整部76、82、88を制御すると共に、後述
する制御回路89へも出力するようになっている。
【0025】77は前記送信機63からの赤外線信号を
受信する第2受光素子14を有する第2受信部で、前記
第2受光素子14の出力を増幅する増巾部78、該増巾
部78の出力から雑音信号を除去するバンドパスフィル
タ部79、該バンドパスフィルタ部79の出力を検波す
る検波部80、該検波部80の出力を増幅し、後述する
制御回路89に出力する増巾部81、前記AGC増巾部
75の出力に基づき前記増巾部81から後述する制御回
路89の出力を調整するAGC調整部82を有している
【0026】83は前記送信機63からの赤外線信号を
受信する第3受光素子15を有する第3受信部で、前記
第3受光素子15の出力を増幅する増巾部84、該増巾
部84の出力から雑音信号を除去するバンドパスフィル
タ部85、該バンドパスフィルタ部85の出力を検波す
る検波部86、該検波部86の出力を増幅し、後述する
制御回路89に出力する増巾部87、前記AGC増巾部
75の出力に基づき前記増巾部87から後述する制御回
路89への出力を調整するAGC調整部88を有してい
る。
【0027】89はマイクロコンピュータからなる制御
回路で、前記第1、第2、第3受信部69、77、83
、波形整形部74、基台3のスイッチパネル4に形成さ
れた各スイッチ5、6、7、8、9、10を有するスイ
ッチ回路90、前記首振中心位置検出センサ54及び頭
部位置検出センサ37から入力し、各入力に応じて後述
する電動機駆動部91、左右首振用モータ駆動部92、
首振中心移動用モータ駆動部93に出力するようになっ
ている。
【0028】91は前記制御回路89の出力に基づいて
電動機42を駆動制御する電動機駆動部、92は前記制
御回路89の出力に基づき左右首振用モータ24を駆動
制御する左右首振用モータ駆動部、93は前記制御回路
89の出力に基づき首振中心移動用モータ50を駆動す
る首振中心移動用モータ駆動部、94は前記制御回路8
9の出力に基づきスタンド2に配設された風量表示用L
ED95、タイマ時間表示用LED96及び風量調節表
示LED98を点灯制御する表示灯制御部、97は前記
制御回路89の出力に基づきスタンド2に配設された発
音装置(図示せず)を制御する発音装置制御部である。
【0029】次に、動作を図18乃至図24に示すフロ
ーチャートに基づき詳述する。まず、図18及び図19
に基づきメインルーチンを説明すると、ステップS1に
おいて受信部12が送信機63からの赤外線信号を受信
したか否か判別し、赤外線信号を受信すれば、ステップ
S2においてその信号が風向調節スイッチ64が操作さ
れた際の信号か否か判別し、風向調節スイッチ64の信
号であれば、後述する風向設定ルーチンに移行する。ス
テップS2において受信部12の受信信号が風向調節ス
イッチ64の操作信号でなければ、ステップS3におい
て電動機42が駆動しているか否か判別する。送信機6
3には風向調節スイッチ64以外には風量調節スイッチ
65、首振調節スイッチ66、タイマースイッチ67及
び電源切スイッチ68が設けられているが、電動機42
非駆動状態でこれらのスイッチが操作されるのは誤操作
であるので、電動機42非駆動状態であれば、ステップ
S1に移行する。
【0030】ステップS3において電動機42が駆動し
ていれば、ステップS4に移行し、送信機63からの赤
外線信号が風量調節スイッチ65の信号であるか否か判
別する。ステップS4において送信機63からの信号が
風量調節スイッチ65の信号であれば、後述する風量設
定ルーチンに移行する。
【0031】ステップS4において送信機63からの信
号が風量調節スイッチ65の信号でなければ、ステップ
S5に移行して首振調節スイッチ66の信号であるか否
か判別し、首振調節スイッチ66の信号であれば、ステ
ップS6に移行して左右首振用モータ24が駆動してい
るか否か判別する。ステップS6において左右首振用モ
ータ66が駆動していれば、ステップS7において左右
首振用モータ24を停止し、扇風機頭部41の左右首振
を停止させ、扇風機頭部41を所望の向きに向けた状態
に保持することができる。ステップS6において左右首
振用モータが停止していれば、ステップS8において左
右首振用モータを駆動し、扇風機頭部41を首振中心を
中心として左右方向に首振させ、広範囲に送風すること
ができる。図5は扇風機頭部41が正面に向いた状態を
示し、図6は扇風機頭部41が左方向に首振下状態を示
す図、図7は扇風機頭部41が右方向を向いた状態を示
す図である。
【0032】ステップS5において送信機63からの信
号が首振調節スイッチ66の信号でなければ、ステップ
S9に移行してタイマースイッチ67の信号であるか否
か判別し、タイマースイッチ67の信号であれば、後述
するタイマー設定ルーチンに移行する。
【0033】ステップS9において送信機63からの信
号がタイマースイッチ67の信号でなければ、ステップ
S10に移行して電源切スイッチ68の信号であるか否
か判別し、電源切スイッチ68の信号であれば、ステッ
プS11に移行し、電動機42を停止して運転を停止し
、ステップS12において左右首振用モータ24と首振
中心移動用モータ50を駆動して扇風機頭部41を基台
3の正面に向ける。従って、扇風機頭部41の首振中心
が基台3の正面に向いた状態となり、再起動時に、使用
者が首振中心の位置を確実に判断することができ、使用
性を向上することができる。また、扇風機頭部41が基
台3の正面に位置するので、再梱包を容易に行うことが
できる。
【0034】次に、風向設定ルーチンを図20に基づき
説明すると、ステップS13において第1、第2、第3
受信部69、77、83の出力を検出する。これら各受
信部69、77、83の出力が有り得ない出力であった
場合、例えば、第2受信部77の出力と第3受信部83
の出力が共に第1受信部69の出力より大きい場合、即
ち、壁等に送信機63の信号が反射されて入力された場
合等には、その入力を無効とし、作動しないようになっ
ている。
【0035】この時、送信機63からの赤外線信号に基
づき第1、第2、第3受信部69、77、83及び波形
整形部74から制御回路89に出力される信号を図17
に基づいて説明する。図17(a)は波形整形部74か
らの出力波形を示し、aは送信機63からの赤外線信号
であることを判別する判別信号、bは制御内容信号で、
この風向設定ルーチンを実行する場合は、風向調節スイ
ッチ65を操作した際の制御内容信号が出力された場合
となる。cは位置信号で、制御回路89に風向制御スイ
ッチ65を操作した際の制御内容信号が入力された際、
位置信号の入力開始から所定時間後、実施例では、5m
sec経過後から位置信号を入力している間だけ第1、
第2、第3受信部69、77、83からの信号を入力す
るようになっている。
【0036】図17(b)は第1受信部69の出力波形
、(c)は第2受信部77の出力波形、(d)は第3受
信部83の出力波形を示し、制御回路89は各受信部6
9、77、83の出力を入力し、送信機63の赤外線信
号に対する各受信部69、77、83の相対的な受光強
さを判別する。この時、図17(b)、(c)、(d)
に示す各受信部69、77、83の波形は、図17(a
)に示す波形整形部74の出力の判別信号aに対応する
部分がAGC増幅部75及び各AGC調整部76、82
、88によって、各受信部69、77、83の出力のう
ち最大の値が所定の値になるように調整され、大きく減
衰するが、波形整形部74の出力の制御内容信号及び位
置信号に対応する部分はほぼ一定の値となり、位置信号
を読み込むことによって制御回路89は各受信部69、
77、83の相対的な受光強さを正確に検出することが
できる。特に、制御回路89は波形整形部74の出力の
位置信号の入力開始から所定時間後に位置信号の入力を
開始するようにしているので、入力レベルが一定となり
、各受信部69、77、83の相対的な受光強さをより
確実に検出することができる。
【0037】次に、ステップS14においてAGC増巾
部75からの出力を検出し、ステップS15において第
1、第2、第3受信部69、77、83の出力とAGC
増巾部75からの出力に基づき赤外線信号の強さを検出
する。
【0038】赤外線信号の強さは受信部12と送信機6
3との距離、送信機63の電池の残容量、周囲の明るさ
等によって変化し、赤外線信号の強さによって第1、第
2、第3受信部69、77、83の出力の比から算出し
た送信機63の方向と実際の送信機63の方向とにズレ
が生じることがあり、また、第1、第2、第3受信部6
9、77、83の出力から算出した送信機63の方向に
扇風機頭部41を向けても、受信部12と扇風機頭部4
1の首振中心軸Oとの間隔によって送信機63の方向と
扇風機頭部41の向きとにズレが生じる恐れがある。そ
こで、制御回路89を構成するマイクロコンピュータの
メモリー内に、赤外線信号の強さ及び受信部12と扇風
機頭部41の首振中心軸Oとの間隔に応じた適数個の補
正データを有するルックアップテーブルを設け、ステッ
プS16において、ステップS15で検出した赤外線信
号の強さに応じて補正データをルックアップテーブルか
ら導き出し、ステップS17において第1、第2、第3
受信部69、77、83の出力の比から算出した送信機
63の方向を補正して送信機の方向を算出する。更に、
その算出結果を、ニューラルネットワークの手法を用い
て補正データ計算式によって計算し,補正データを算出
して、より精度を向上するようになっている。
【0039】ステップS18において左右首振用モータ
24が駆動しているか否か、即ち、左右首振を行ってい
るか否か判別し、左右首振を行っていれば、後述する首
振中心移動用モータ駆動ルーチンに移行する。
【0040】ステップS18において左右首振を行って
いなければ、ステップS19に移行し、ステップS19
においてステップS17で算出した送信機63の方向が
首振中心移動用モータ50を駆動することによって扇風
機頭部41を送風機63に向けることができる範囲以内
か否か、実施例では基台3の正面に対して左右方向に夫
々約33°以内か否か判別し、首振中心移動用モータ5
0による移動範囲内であれば、ステップS20において
扇風機頭部41が首振中心調整体32に対して正面に向
いた状態で停止しているか否か判別する。ステップS2
0において扇風機頭部41が首振中心調整体32の正面
に向いた状態で停止していれば、首振中心移動用モータ
駆動ルーチンに移行する。また、ステップS18におい
て送信機63の方向が首振中心移動用モータ50による
移動範囲以上であった場合、及びステップS19におい
て扇風機頭部41が首振中心調整体32の正面に向いて
いない場合には、ステップS21において首振中心移動
用モータ駆動ルーチン及び左右首振用モータ駆動ルーチ
ンを実行する。
【0041】首振中心移動用モータ駆動ルーチンを図2
1に基づき説明すると、ステップS22において首振中
心位置検出センサ54の出力に基づき基台3に対する扇
風機頭部41の首振中心位置を検出し、ステップS23
において、ステップS17で算出した送信機63の方向
と首振中心位置の現在の向きが一致しているか否か判別
する。ステップS23において送信機63の方向と首振
中心位置が一致していなければ、ステップS24におい
て扇風機頭部41がステップS17で算出した送信機6
3の方向より右に向いているか否か判別し、右に向いて
いれば、ステップS25において首振中心移動用モータ
50を駆動して扇風機頭部41の首振中心を左方向に移
動させる。ステップS22乃至ステップS25を繰り返
し、ステップS17で算出した送信機63の方向と扇風
機頭部41の首振中心の位置を一致させる。図5は扇風
機頭部41の首振中心を正面に向けた状態を示す図、図
8は扇風機頭部41の首振中心を左に向けた状態を示す
図、図9は扇風機頭部41の首振中心を右に向けた状態
を示す図である。
【0042】尚、ステップS23において扇風機頭部4
1の首振中心位置と送信機63の位置とが一致している
か否かを判別する際、首振中心位置がステップS17で
算出した送信機63の位置を中心として左右方向に所定
角度以内、本実施例では、夫々約2°の範囲内に送信機
63がある場合には、送信機63と首振中心位置とが一
致していると判断するようになっている。送風ファン4
5の送風は拡散するため、扇風機頭部41の向きを中心
として比較的広い範囲に送風することができ、約2°の
範囲内であれば、扇風機頭部41を動かすことなく送風
機63の方向に送風することができる。従って、首振中
心移動用モータ50の不必要な駆動を削減して、耐久性
を向上することができる。
【0043】ステップS24において扇風機頭部41が
ステップS17で算出した送信機63の方向より右に向
いているか否か判別し、右に向いていなければ、即ち、
左に向いていれば、ステップS26において首振中心移
動用モータ50を駆動して扇風機頭部41の首振中心を
右方向に移動させる。ステップS22、S23、S24
、S26を繰り返し、ステップS17で算出した送信機
63の方向と扇風機頭部41の首振中心の位置を一致さ
せる。この首振中心移動中及び後述する左右首振用モー
タ駆動ルーチンによる首振中心に対する扇風機頭部の向
き調節中は、スタンド1のスイッチパネル4に設けた風
向調節表示LED97を点滅させ、風向調節中であるこ
とを表示するようになっている。
【0044】ステップS23において送信機63の方向
と扇風機頭部41の首振中心位置が一致すると、ステッ
プS27において首振中心移動用モータ50を停止し、
ステップS28において、後述する左右首振用モータ駆
動ルーチンが終了したか否か、即ち、左右首振用モータ
24の駆動制御が終了したか否かを判別する。尚、上述
の風向設定ルーチンにおけるステップS18、S19、
またはS20から首振中心移動用モータ駆動ルーチンに
移行した場合、即ち、首振中心移動用モータ50のみを
駆動制御して扇風機頭部41を送信機63の方向に向け
る場合には、左右方向移動用モータ24の駆動終了信号
が入力されている。
【0045】ステップS28において左右首振用モータ
24の駆動制御が終了していれば、ステップS29にお
いて電動機42が駆動しているか否か判別し、電動機4
2が駆動していなければ、ステップS30において電動
機42を駆動させる。従って、送信機63の風向調節ス
イッチ64を制御するだけで扇風機頭部41を送信機6
3の方向に移動し、且つ送風を開始することができ、操
作性を向上することができる。また、電動機42は扇風
機頭部41が送信機63の方向を向いてから駆動して送
風を開始することになり、扇風機頭部41を送信機63
の方向に向けるまでの間に不必要な場所に送風して書類
等を飛散させるといった不都合が生じることはない。
【0046】次に、左右首振用モータ駆動ルーチンを図
22に基づき説明すると、ステップS31において左右
首振用モータ24を駆動し、ステップS32において頭
部位置検出センサ38がカム板25の遮蔽壁28の回転
方向先端側の端部を検出したか否か、即ち、発光素子3
9と受光素子40との間に遮蔽壁28端部が侵入したか
否かを判別し、頭部位置検出センサ38が遮蔽壁28の
端部を検出すると、ステップS33において上述した風
向設定ルーチンにおけるステップS17で算出した送信
機63の方向に基づいて左右首振用モータ24駆動タイ
マーを設定する。
【0047】ステップS32において頭部位置検出セン
サ38が遮蔽壁28の回転方向先端側の端部を検出しな
い場合には、ステップS34において頭部位置検出セン
サ38が遮蔽壁28の回転方向後端側の端部を検出した
か否か、即ち、発光素子39と受光素子40との間から
遮蔽壁28端部が出たか否かを判別し、頭部位置検出セ
ンサ38が遮蔽壁28の端部を検出すると、ステップS
35においてステップS17で算出した送信機63の方
向に基づいて左右首振用モータ24駆動タイマーを設定
する。
【0048】ステップS36においてステップS33ま
たはステップS35にて設定された左右首振用モータ2
4駆動タイマーが終了したか否か判別し、タイマーが終
了すると、ステップS37に移行して左右首振用モータ
24を停止し、ステップS38において首振中心移動用
モータ50の駆動制御が終了したか否か、即ち、首振中
心移動用モータ駆動ルーチンが終了したか否か判別する
【0049】この左右首振用モータ駆動ルーチンは、上
述した風向設定ルーチンのステップS19において、ス
テップS17で算出した送信機63の方向が首振中心移
動用モータ50を駆動することによって扇風機頭部41
を送風機63に向けることができる範囲以上、実施例で
は基台3の正面に対して左右方向に夫々約33°以上で
あると判断された場合に実行され、ステップS32また
はステップS34にて設定される左右首振用モータ24
駆動タイマーは、首振中心移動用モータ50を駆動して
首振中心を送信機63の方向に移動限度まで移動した状
態で、その移動限度と送信機63の方向との差の角度を
移動する時間が設定されるようになっている。従って、
首振中心の移動範囲を越えた位置に送信機63が位置す
る際には、左右首振用モータ24と首振中心移動用モー
タ50との両方が駆動し、扇風機頭部41を送信機63
の方向に向けることができる。
【0050】また、左右首振中心移動用モータ駆動ルー
チンは、上述した風向設定ルーチンのステップS20に
おいて、扇風機頭部41が首振中心位置に向いていない
場合にも実行され、ステップS32またはステップS3
4にて設定される左右首振用モータ24駆動タイマーは
、左右首振用モータ24がカム板25の遮蔽壁28端部
を検出してから扇風機頭部41を首振中心位置に向ける
までの時間が設定されるようになっている。従って、左
右首振用モータ24と首振中心移動用モータ50との両
方が駆動し、左右首振用モータ24により扇風機頭部4
1を首振中心位置に向け、首振中心を送信機63に向け
て、扇風機頭部41を送信機63に向けることができる
【0051】左右首振用モータ24と首振中心移動用モ
ータ50は同時に駆動されるので、迅速に送風機63の
方向に向けることができる。
【0052】また、送信機63の送風調節スイッチ64
を操作した位置が、基台3に対して首振中心を移動限度
まで移動させ、且つ首振中心に対して扇風機頭部41を
移動限度まで移動させた位置から所定の角度以内であれ
ば、実施例では、基台3正面に対して左右方向に夫々約
65°から約75°の範囲であれば、扇風機頭部41を
移動限度まで移動させると送風を行うことができるので
、首振中心を移動限度まで移動させ、且つ首振中心に対
して扇風機頭部41を移動限度まで移動させた位置まで
扇風機頭部41を移動させる。また、上記範囲を越えて
いれば、扇風機頭部41の移動を行わず、発音装置制御
回路97により発音制御装置を作動させて誤使用である
ことを使用者に知らせる警報音を発生するようになって
いる。次に、風量設定ルーチンを図23に基づき説明す
ると、ステップS39において「強」運転を行っている
か否か、即ち、電動機42が高速運転を行っているか否
かを判別し、「強」運転を行っていれば、ステップS4
0において「微風」運転、即ち、電動機42を極低速運
転させる。ステップS39において「強」運転していな
ければ、ステップS41において「中」運転を行ってい
るか否か、即ち、電動機42が中速運転を行っているか
否か判別し、「中」運転していれば、ステップS42に
おいて「強」運転を行う。ステップS41において「中
」運転していなければ、ステップS43において「弱」
運転を行っているか否か、即ち、電動機42が低速運転
しているか否か判別し、「弱」運転していれば、ステッ
プS44において「中」運転を行う。ステップS43に
おいて「弱」運転していなければ、ステップS45にお
いて「弱」運転を行う。
【0053】タイマー設定ルーチンを図24に基づき説
明すると、ステップS46において4時間のタイマーが
設定されているか否か判別し、設定されていれば、ステ
ップS47においてタイマー設定を解除する。ステップ
S46において4時間のタイマーが設定されていなけれ
ば、ステップS48において2時間のタイマーが設定さ
れているか否か判別し、設定されていれば、ステップS
49において4時間のタイマーを設定する。ステップS
48において2時間のタイマーが設定されていなければ
、ステップS50において1時間のタイマーが設定され
ているか否か判別し、設定されていれば、ステップS5
1において2時間のタイマーを設定し、ステップS50
において1時間のタイマーが設定されていなければ、ス
テップS52において1時間のタイマーを設定する。
【0054】上記各ルーチンの各ステップ間において、
送信機63の赤外線信号を受信部12が受信すると、実
行中のルーチンを実行しつつ、再度メインルーチンに移
行し、受信部12が受信した赤外線信号に基づいた制御
を行うようになっている。
【0055】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1の構成に
よれば、扇風機頭部の首振を左右首振機構によってスム
ーズに行うことができると共に、扇風機頭部の首振中心
を首振中心移動用モータによって速やかに所望の方向に
移動させることができ、操作性及び作動性を向上するこ
とができる等の効果を奏する。
【0056】本発明の請求項2の構成によれば、扇風機
頭部の首振を左右首振機構によってスムーズに行うこと
ができると共に、扇風機頭部の首振中心を首振中心移動
用モータによって速やかに所望の方向に移動させること
ができ、操作性及び作動性を向上することができる。ま
た、首振中心移動用モータの可動範囲以上の位置にも左
右首振用モータを用いて扇風機頭部を移動させることが
でき、使用勝手を向上することができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の扇風機頭部の縦断面図である
【図2】同扇風機頭部の他の方向から見た縦断面図であ
る。
【図3】同扇風機頭部の横断面図である。
【図4】同要部分解斜視図である。
【図5】同扇風機頭部を正面に向けた状態の図である。
【図6】同扇風機頭部を左方向に首振した状態を示す図
である。
【図7】同扇風機頭部を右方向に首振した状態を示す図
である。
【図8】同扇風機頭部の首振中心を左方向に移動した状
態を示す図である。
【図9】同扇風機頭部の首振中心を右方向に移動した状
態を示す図である。
【図10】同要部断面図である。
【図11】同受信部の受信装置の断面図である。
【図12】同基台のスイッチパネルを示す図である。
【図13】同送信機の正面図である。
【図14】同扇風機の動作を説明する上面図である。
【図15】同扇風機の外観斜視図である。
【図16】同回路図である。
【図17】同制御回路への入力波形図である。
【図18】同メインルーチンのフローチャートを示す図
である。
【図19】同メインルーチンのフローチャートを示す図
である。
【図20】同風向設定ルーチンのフローチャート図であ
る。
【図21】同首振中心移動用モータ駆動ル−チンのフロ
ーチャート図である。
【図22】同左右首振用モータ駆動ルーチンのフローチ
ャート図である。
【図23】同風量設定ルーチンのフローチャート図であ
る。
【図24】同タイマー設定ルーチンのフローチャート図
である。
【符号の説明】
3      基台 12      受信部 16      受信装置 24      左右首振用モータ 32      首振中心調整体 38      頭部位置検出センサ 41      扇風機頭部 42      電動機 43      枢軸 45      送風ファン 50      首振中心移動用モータ54     
 首振中心位置検出センサ63      送信機 89      制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風ファンを回転駆動する電動機を有する
    扇風機頭部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記扇
    風機頭部を、首振中心を中心として基台に対して左右方
    向に揺動する左右首振機構と、前記扇風機頭部の首振中
    心を基台に対して左右方向に移動する首振中心移動用モ
    ータと、前記首振中心の基台に対する向きを検出する首
    振中心位置検出センサと、前記電動機等を遠隔制御する
    送信機からの信号を受信する受信装置と、該受信装置の
    出力と前記首振中心位置検出センサの出力とに基づき前
    記首振中心移動用モータを制御して首振中心の基台に対
    する向きを制御する制御回路とを備えたことを特徴とす
    る扇風機。
  2. 【請求項2】送風ファンを回転駆動する電動機を有する
    扇風機頭部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記扇
    風機頭部を、首振中心を中心として基台に対して左右方
    向に揺動する左右首振用モータと、前記扇風機頭部の首
    振中心を基台に対して左右方向に移動する首振中心移動
    用モータと、前記扇風機頭部の基台に対する向きを検出
    する頭部位置検出センサと、前記首振中心の基台に対す
    る向きを検出する首振中心位置検出センサと、電動機等
    を遠隔制御する送信機からの信号を受信する受信装置と
    、該受信装置の出力と頭部位置検出センサの出力と首振
    中心位置検出センサの出力とに基づき首振中心移動用モ
    ータと左右首振用モータとを制御して扇風機頭部基台に
    対する向きを制御する制御回路とを備えたことを特徴と
    する扇風機。
JP3011338A 1991-01-31 1991-01-31 扇風機 Expired - Fee Related JP2642786B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3011338A JP2642786B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 扇風機
KR1019920001241A KR960010259B1 (ko) 1991-01-31 1992-01-29 선풍기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3011338A JP2642786B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 扇風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04246290A true JPH04246290A (ja) 1992-09-02
JP2642786B2 JP2642786B2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=11775250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3011338A Expired - Fee Related JP2642786B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 扇風機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2642786B2 (ja)
KR (1) KR960010259B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3447395A1 (en) * 2017-08-23 2019-02-27 Vestel Elektronik Sanayi ve Ticaret A.S. Technique for heat transfer using air flow

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160065708A (ko) 2014-12-01 2016-06-09 최원혁 회전축을 이동시킨 선풍기

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62210290A (ja) * 1986-03-12 1987-09-16 Toshiba Corp 扇風機
JPS6371598A (ja) * 1986-09-12 1988-03-31 Matsushita Seiko Co Ltd 扇風機
JPH0240099A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Mitsubishi Electric Corp 送風機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62210290A (ja) * 1986-03-12 1987-09-16 Toshiba Corp 扇風機
JPS6371598A (ja) * 1986-09-12 1988-03-31 Matsushita Seiko Co Ltd 扇風機
JPH0240099A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Mitsubishi Electric Corp 送風機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3447395A1 (en) * 2017-08-23 2019-02-27 Vestel Elektronik Sanayi ve Ticaret A.S. Technique for heat transfer using air flow

Also Published As

Publication number Publication date
KR920015043A (ko) 1992-08-26
KR960010259B1 (ko) 1996-07-26
JP2642786B2 (ja) 1997-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05157093A (ja) 扇風機
JPH0625596U (ja) 扇風機
JPH04246290A (ja) 扇風機
JPH04246292A (ja) 扇風機
JPH04246293A (ja) 扇風機
JPH04246296A (ja) 扇風機
JP2834891B2 (ja) 扇風機
JPH04246295A (ja) 扇風機
JP2786949B2 (ja) 扇風機
JPH04246294A (ja) 扇風機
JPH04259694A (ja) 扇風機
JPH0533795A (ja) 扇風機
JP2513536B2 (ja) 扇風機
JPH051694A (ja) 扇風機
JP2614549B2 (ja) 扇風機
KR960016527B1 (ko) 선풍기
JPH05332290A (ja) 扇風機
JPH04325798A (ja) 扇風機
JPH04292597A (ja) 扇風機
JP2614548B2 (ja) 扇風機
JPH06101690A (ja) 扇風機及び扇風機の首振制御方法
JP2588103Y2 (ja) 扇風機
JP3462520B2 (ja) 扇風機
KR960010258B1 (ko) 자동추적 선풍기 및 그 동작방법
JPH0559280B1 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees