JP2614549B2 - 扇風機 - Google Patents
扇風機Info
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- JP2614549B2 JP2614549B2 JP5719691A JP5719691A JP2614549B2 JP 2614549 B2 JP2614549 B2 JP 2614549B2 JP 5719691 A JP5719691 A JP 5719691A JP 5719691 A JP5719691 A JP 5719691A JP 2614549 B2 JP2614549 B2 JP 2614549B2
- Authority
- JP
- Japan
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- motor
- fan head
- detection sensor
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- fan
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- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扇風機頭部の基台に対
する向きを検出する検出センサを有する扇風機に関す
る。
する向きを検出する検出センサを有する扇風機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種扇風機として、送風方向変
更用モータにより扇風機頭部の基台に対する向きを移動
させて送風方向を適宜調整し、扇風機頭部の基台に対す
る向きを検出センサにより検出するようにしたものが特
開平2−45694号公報(F04D 25/10)にて知られている。
この検出センサとして、光学センサを用いているが、即
座に扇風機頭部の向きを検出することができず、扇風機
頭部の向きを使用者の所望する方向に移動させるのに時
間がかかる欠点があった。
更用モータにより扇風機頭部の基台に対する向きを移動
させて送風方向を適宜調整し、扇風機頭部の基台に対す
る向きを検出センサにより検出するようにしたものが特
開平2−45694号公報(F04D 25/10)にて知られている。
この検出センサとして、光学センサを用いているが、即
座に扇風機頭部の向きを検出することができず、扇風機
頭部の向きを使用者の所望する方向に移動させるのに時
間がかかる欠点があった。
【0003】そこで、検出センサとして可変抵抗を用
い、送風方向変更用モータに装着した第1歯車と可変抵
抗の回転軸に装着した第2歯車とを噛み合わせて、送風
方向変更用モータの回転に可変抵抗を連動させ、可変抵
抗の抵抗値によって扇風機頭部の向きを検出することが
考えられる。しかしながら、何らかの原因により送風方
向変更用モータが回転範囲以上に回転した際には、可変
抵抗が破損する恐れがあった。
い、送風方向変更用モータに装着した第1歯車と可変抵
抗の回転軸に装着した第2歯車とを噛み合わせて、送風
方向変更用モータの回転に可変抵抗を連動させ、可変抵
抗の抵抗値によって扇風機頭部の向きを検出することが
考えられる。しかしながら、何らかの原因により送風方
向変更用モータが回転範囲以上に回転した際には、可変
抵抗が破損する恐れがあった。
【0004】また、第1歯車の送風方向変更用モータへ
の装着位置、及び第2歯車の可変抵抗への装着位置が所
定の位置からずれた際には、あらかじめ定められた抵抗
値と異なる抵抗値が可変抵抗から出力されるため、制御
回路が基台に対する扇風機頭部の向きを誤検出し、扇風
機頭部を使用者の所望の方向に向けることができない欠
点があった。
の装着位置、及び第2歯車の可変抵抗への装着位置が所
定の位置からずれた際には、あらかじめ定められた抵抗
値と異なる抵抗値が可変抵抗から出力されるため、制御
回路が基台に対する扇風機頭部の向きを誤検出し、扇風
機頭部を使用者の所望の方向に向けることができない欠
点があった。
【0005】さらに、第1歯車と第2歯車を夫々送風方
向変更用モータと可変抵抗に抜け止め固定しなければな
らず、作業性が悪い欠点があった。
向変更用モータと可変抵抗に抜け止め固定しなければな
らず、作業性が悪い欠点があった。
【0006】また、使用者が扇風機頭部を触った際、使
用者の身体に充電された静電気が、送風方向変更用モー
タ及び可変抵抗等を被うカバー体固定用のネジ、送風方
向変更用モータ及び可変抵抗取付用取付板、可変抵抗を
介して送風方向変更用モータを制御する制御回路に放電
され、制御回路が破損する欠点があった。そこで、取付
板と可変抵抗との間に絶縁体を介在させることが考えら
れる。しかし、可変抵抗の回転軸を貫通させるために取
付板に穿設した貫通穴から回転軸を介して可変抵抗に静
電気が放電され、制御回路を破損する場合がある。貫通
穴を径大に形成して貫通穴周縁と回転軸との間に十分な
絶縁間隔を取るように構成することにより、上記欠点を
解決できるが、十分な絶縁間隔を取るためには貫通穴を
かなり大径に形成しなければならず、貫通穴を大径に形
成すると可変抵抗を強固に固定することができなくな
り、著しい場合には第1歯車と第2歯車との噛み合いが
外れ、送風方向変更用モータの回転を可変抵抗に正確に
伝えることができなくなって使用者の所望の方向に扇風
機頭部を向けることができない欠点があった。
用者の身体に充電された静電気が、送風方向変更用モー
タ及び可変抵抗等を被うカバー体固定用のネジ、送風方
向変更用モータ及び可変抵抗取付用取付板、可変抵抗を
介して送風方向変更用モータを制御する制御回路に放電
され、制御回路が破損する欠点があった。そこで、取付
板と可変抵抗との間に絶縁体を介在させることが考えら
れる。しかし、可変抵抗の回転軸を貫通させるために取
付板に穿設した貫通穴から回転軸を介して可変抵抗に静
電気が放電され、制御回路を破損する場合がある。貫通
穴を径大に形成して貫通穴周縁と回転軸との間に十分な
絶縁間隔を取るように構成することにより、上記欠点を
解決できるが、十分な絶縁間隔を取るためには貫通穴を
かなり大径に形成しなければならず、貫通穴を大径に形
成すると可変抵抗を強固に固定することができなくな
り、著しい場合には第1歯車と第2歯車との噛み合いが
外れ、送風方向変更用モータの回転を可変抵抗に正確に
伝えることができなくなって使用者の所望の方向に扇風
機頭部を向けることができない欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点に鑑
み成されたもので、本発明の第1の課題は、検出センサ
として可変抵抗を用いて信頼性と検出速度の向上を図る
と共に、可変抵抗の破損を防止し得る扇風機を提供する
ことにある。
み成されたもので、本発明の第1の課題は、検出センサ
として可変抵抗を用いて信頼性と検出速度の向上を図る
と共に、可変抵抗の破損を防止し得る扇風機を提供する
ことにある。
【0008】また、本発明の第2の課題は、第1歯車と
第2歯車の装着を確実に行え、扇風機頭部の基台に対す
る向きを正確に検出し得る扇風機を提供することにあ
る。
第2歯車の装着を確実に行え、扇風機頭部の基台に対す
る向きを正確に検出し得る扇風機を提供することにあ
る。
【0009】さらに、本発明の第3の課題は、第1歯車
と第2歯車の取付作業性を向上し得る扇風機を提供する
ことにある。
と第2歯車の取付作業性を向上し得る扇風機を提供する
ことにある。
【0010】また、本発明の第4の課題は、簡単な構成
で、検出センサを構成する可変抵抗の絶縁性を向上し得
る扇風機を提供することにある。
で、検出センサを構成する可変抵抗の絶縁性を向上し得
る扇風機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の課題を
解決するため、送風ファンを回転駆動する電動機を有す
る扇風機頭部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記
扇風機頭部を基台に対して移動させる送風方向変更用モ
ータと、前記扇風機頭部の基台に対する向きを検出する
検出センサと、該検出センサの出力に基づき送風方向移
動用モータを制御して扇風機頭部の基台に対する向きを
制御する制御回路とを備え、前記検出センサを可変抵抗
により構成し、前記送風方向変更用モータに装着した第
1歯車と検出センサに装着した第2歯車との噛み合いに
よって検出センサを送風方向変更用モータに連動せしめ
ると共に、前記第1歯車と第2歯車のどちらか一方を円
弧状に形成したことを特徴とする。
解決するため、送風ファンを回転駆動する電動機を有す
る扇風機頭部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記
扇風機頭部を基台に対して移動させる送風方向変更用モ
ータと、前記扇風機頭部の基台に対する向きを検出する
検出センサと、該検出センサの出力に基づき送風方向移
動用モータを制御して扇風機頭部の基台に対する向きを
制御する制御回路とを備え、前記検出センサを可変抵抗
により構成し、前記送風方向変更用モータに装着した第
1歯車と検出センサに装着した第2歯車との噛み合いに
よって検出センサを送風方向変更用モータに連動せしめ
ると共に、前記第1歯車と第2歯車のどちらか一方を円
弧状に形成したことを特徴とする。
【0012】また、本発明は第2の課題を解決するた
め、送風ファンを回転駆動する電動機を有する扇風機頭
部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記扇風機頭部
を基台に対して移動させる送風方向変更用モータと、前
記扇風機頭部の基台に対する向きを検出する検出センサ
と、該検出センサの出力に基づき送風方向移動用モータ
を制御して扇風機頭部の基台に対する向きを制御する制
御回路とを備え、前記検出センサを可変抵抗により構成
し、前記送風方向変更用モータに装着した第1歯車と検
出センサに装着した第2歯車との噛み合いによって検出
センサを送風方向変更用モータに連動せしめると共に、
前記第1歯車と第2歯車には、前記送風方向変更用モー
タによって扇風機頭部を基台に対して所定の位置に移動
させた状態で合致する位置に相印を設けたことを特徴と
する。
め、送風ファンを回転駆動する電動機を有する扇風機頭
部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記扇風機頭部
を基台に対して移動させる送風方向変更用モータと、前
記扇風機頭部の基台に対する向きを検出する検出センサ
と、該検出センサの出力に基づき送風方向移動用モータ
を制御して扇風機頭部の基台に対する向きを制御する制
御回路とを備え、前記検出センサを可変抵抗により構成
し、前記送風方向変更用モータに装着した第1歯車と検
出センサに装着した第2歯車との噛み合いによって検出
センサを送風方向変更用モータに連動せしめると共に、
前記第1歯車と第2歯車には、前記送風方向変更用モー
タによって扇風機頭部を基台に対して所定の位置に移動
させた状態で合致する位置に相印を設けたことを特徴と
する。
【0013】さらに、本発明は第3の課題を解決するた
め、送風ファンを回転駆動する電動機を有する扇風機頭
部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記扇風機頭部
を基台に対して移動させる送風方向移動用モータと、前
記扇風機頭部の基台に対する向きを検出する検出センサ
と、該検出センサの出力に基づき送風方向移動用モータ
を制御して扇風機頭部の基台に対する向きを制御する制
御回路とを備え、前記検出センサを可変抵抗により構成
し、前記送風方向変更用モータに装着した第1歯車と検
出センサに装着した第2歯車との噛み合いによって検出
センサを送風方向変更用モータに連動せしめ、前記第1
歯車と第2歯車のどちらか一方を抜け止めして装着する
と共にその歯車には他方の歯車と噛み合う歯車部下方に
歯車部外径より径大の鍔部を形成したことを特徴とす
る。
め、送風ファンを回転駆動する電動機を有する扇風機頭
部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記扇風機頭部
を基台に対して移動させる送風方向移動用モータと、前
記扇風機頭部の基台に対する向きを検出する検出センサ
と、該検出センサの出力に基づき送風方向移動用モータ
を制御して扇風機頭部の基台に対する向きを制御する制
御回路とを備え、前記検出センサを可変抵抗により構成
し、前記送風方向変更用モータに装着した第1歯車と検
出センサに装着した第2歯車との噛み合いによって検出
センサを送風方向変更用モータに連動せしめ、前記第1
歯車と第2歯車のどちらか一方を抜け止めして装着する
と共にその歯車には他方の歯車と噛み合う歯車部下方に
歯車部外径より径大の鍔部を形成したことを特徴とす
る。
【0014】また、本発明は第4の課題を解決するた
め、送風ファンを回転駆動する電動機を有する扇風機頭
部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記扇風機頭部
を基台に対して移動させる送風方向移動用モータと、該
送風方向移動用モータに連動して扇風機頭部の基台に対
する向きを検出する可変抵抗からなる検出センサと、前
記送風方向移動用モータと検出センサを装着する取付板
と、前記検出センサの出力に基づき送風方向移動用モー
タを駆動する制御回路と、前記送風方向移動用モータ及
び検出センサ等を多い、前記取付板にネジ固定されるカ
バー体とを備え、前記取付板に検出センサの回転軸が貫
通する貫通穴を穿設し、前記取付板と検出センサとの間
に第1絶縁部材を配設すると共に、取付板の検出センサ
装着面と対向する面に第2絶縁部材を装着し、前記第1
絶縁部材と第2絶縁部材には、取付板の貫通穴に挿入さ
れて互いに嵌合する環状の突部を形成したことを特徴と
する
め、送風ファンを回転駆動する電動機を有する扇風機頭
部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記扇風機頭部
を基台に対して移動させる送風方向移動用モータと、該
送風方向移動用モータに連動して扇風機頭部の基台に対
する向きを検出する可変抵抗からなる検出センサと、前
記送風方向移動用モータと検出センサを装着する取付板
と、前記検出センサの出力に基づき送風方向移動用モー
タを駆動する制御回路と、前記送風方向移動用モータ及
び検出センサ等を多い、前記取付板にネジ固定されるカ
バー体とを備え、前記取付板に検出センサの回転軸が貫
通する貫通穴を穿設し、前記取付板と検出センサとの間
に第1絶縁部材を配設すると共に、取付板の検出センサ
装着面と対向する面に第2絶縁部材を装着し、前記第1
絶縁部材と第2絶縁部材には、取付板の貫通穴に挿入さ
れて互いに嵌合する環状の突部を形成したことを特徴と
する
【0015】
【作用】上記第1の構成によれば、送風方向変更用モー
タの回転により歯車を介して可変抵抗が連動し、可変抵
抗の出力値の変化に応じて、送風方向変更用モータの基
台に対する向きを迅速に検出する。また、何らかの原因
により万一、送風方向変更用モータが回転範囲以上に回
転すると、送風方向変更用モータと可変抵抗の歯車との
噛み合いが外れ、可変抵抗が回転しなくなり、可変抵抗
の破損が防止される。
タの回転により歯車を介して可変抵抗が連動し、可変抵
抗の出力値の変化に応じて、送風方向変更用モータの基
台に対する向きを迅速に検出する。また、何らかの原因
により万一、送風方向変更用モータが回転範囲以上に回
転すると、送風方向変更用モータと可変抵抗の歯車との
噛み合いが外れ、可変抵抗が回転しなくなり、可変抵抗
の破損が防止される。
【0016】また、上記第2の構成によれば、送風方向
変更用モータの回転により歯車を介して可変抵抗が連動
し、可変抵抗の出力値の変化に応じて、送風方向変更用
モータの基台に対する向きを迅速に検出する。また、扇
風機頭部を基台に対して所定の位置に向けた状態で、送
風方向変更用モータに装着した第1歯車の相印と、検出
センサに装着した第2歯車の相印が合致し、組立時に、
歯車の誤装着が容易に確認される。
変更用モータの回転により歯車を介して可変抵抗が連動
し、可変抵抗の出力値の変化に応じて、送風方向変更用
モータの基台に対する向きを迅速に検出する。また、扇
風機頭部を基台に対して所定の位置に向けた状態で、送
風方向変更用モータに装着した第1歯車の相印と、検出
センサに装着した第2歯車の相印が合致し、組立時に、
歯車の誤装着が容易に確認される。
【0017】さらに、上記第3の構成によれば、送風方
向変更用モータの回転により歯車を介して可変抵抗が連
動し、可変抵抗の出力値の変化に応じて、送風方向変更
用モータの基台に対する向きを迅速に検出する。また、
送風方向変更用モータに装着した第1歯車と検出センサ
に装着した第2歯車のどちら一方を抜け止めして装着
し、その歯車に形成した鍔部により他方の歯車を抜け止
めする。
向変更用モータの回転により歯車を介して可変抵抗が連
動し、可変抵抗の出力値の変化に応じて、送風方向変更
用モータの基台に対する向きを迅速に検出する。また、
送風方向変更用モータに装着した第1歯車と検出センサ
に装着した第2歯車のどちら一方を抜け止めして装着
し、その歯車に形成した鍔部により他方の歯車を抜け止
めする。
【0018】また、上記第4の構成によれば、送風方向
変更用モータの回転により歯車を介して可変抵抗が連動
し、可変抵抗の出力値の変化に応じて、送風方向変更用
モータの基台に対する向きを迅速に検出する。また、使
用者が扇風機頭部に触れた際等における、使用者の身体
に充電された静電気の、扇風機頭部の電動機等を被うカ
バー体取付用ネジ、取付板を介した検出センサへの放電
を、取付板両面に配設した絶縁部材により阻止する。さ
らに、この絶縁部材に、取付板の貫通穴に挿入されて互
いに嵌合する環状の突部を形成しているので、この突部
の相互の嵌合により取付板から検出センサまでの沿面絶
縁距離を大きくでき、取付板から検出センサへの放電が
防止される。
変更用モータの回転により歯車を介して可変抵抗が連動
し、可変抵抗の出力値の変化に応じて、送風方向変更用
モータの基台に対する向きを迅速に検出する。また、使
用者が扇風機頭部に触れた際等における、使用者の身体
に充電された静電気の、扇風機頭部の電動機等を被うカ
バー体取付用ネジ、取付板を介した検出センサへの放電
を、取付板両面に配設した絶縁部材により阻止する。さ
らに、この絶縁部材に、取付板の貫通穴に挿入されて互
いに嵌合する環状の突部を形成しているので、この突部
の相互の嵌合により取付板から検出センサまでの沿面絶
縁距離を大きくでき、取付板から検出センサへの放電が
防止される。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき以下に詳述
する。
する。
【0020】1は下面を開口した合成樹脂製のスタンド
で、基部2と該基部2の略中央部から立設された支柱部
3とから構成されており、前記基部2は中央部から外周
になるにしたがって漸次なだらかに低くなるように形成
されている。4は前記スタンド1の下面開口部を施蓋す
る金属製の裏蓋で、スタンド1から垂下形成された複数
のリブ5にネジ固定されて装着されるようになってい
る。6は前記スタンド1の支柱部3に昇降自在に支持さ
れる支柱で、上部に形成した二叉状部7に後述するネッ
クピース46を介して扇風機頭部78を支持するようになっ
ており、前記スタンド1、支柱2及び後述するネックピ
ース46により基台8を構成している。
で、基部2と該基部2の略中央部から立設された支柱部
3とから構成されており、前記基部2は中央部から外周
になるにしたがって漸次なだらかに低くなるように形成
されている。4は前記スタンド1の下面開口部を施蓋す
る金属製の裏蓋で、スタンド1から垂下形成された複数
のリブ5にネジ固定されて装着されるようになってい
る。6は前記スタンド1の支柱部3に昇降自在に支持さ
れる支柱で、上部に形成した二叉状部7に後述するネッ
クピース46を介して扇風機頭部78を支持するようになっ
ており、前記スタンド1、支柱2及び後述するネックピ
ース46により基台8を構成している。
【0021】9は前記スタンド1の基部2に形成された
操作部で、後述する電動機79への給電を通断電制御する
電源操作部10、電動機79の回転数を制御して後述する送
風ファン82による送風量を制御する風量調節操作部11、
電動機79の運転時間を制御するタイマー操作部12、後述
するネックピース46に対して首振中心調整体58を揺動さ
せて扇風機頭部78の首振を行う左右首振用モータ50への
通電制御を行い、首振運転制御を行う首振調節操作部1
3、後述する首振中心調整体58に対して扇風機頭部78の
枢軸80を回転させて扇風機頭部78の首振中心を移動させ
る首振中心移動用モータ87を駆動制御し、扇風機頭部78
を基台8に対して左方向に移動する風向左移動操作部1
4、後述する首振中心移動用モータ87を駆動制御し、扇
風機頭部78を基台8に対して右方向に移動する風向右移
動操作部15とを有している。16は後述する送信機114を
略直立状態に支持する凹所である。
操作部で、後述する電動機79への給電を通断電制御する
電源操作部10、電動機79の回転数を制御して後述する送
風ファン82による送風量を制御する風量調節操作部11、
電動機79の運転時間を制御するタイマー操作部12、後述
するネックピース46に対して首振中心調整体58を揺動さ
せて扇風機頭部78の首振を行う左右首振用モータ50への
通電制御を行い、首振運転制御を行う首振調節操作部1
3、後述する首振中心調整体58に対して扇風機頭部78の
枢軸80を回転させて扇風機頭部78の首振中心を移動させ
る首振中心移動用モータ87を駆動制御し、扇風機頭部78
を基台8に対して左方向に移動する風向左移動操作部1
4、後述する首振中心移動用モータ87を駆動制御し、扇
風機頭部78を基台8に対して右方向に移動する風向右移
動操作部15とを有している。16は後述する送信機114を
略直立状態に支持する凹所である。
【0022】17は前記スタンド1の基部2に設けられた
受信部で、第1、第2、第3受光素子18、19、20を有す
る受信装置21とこの受信装置を被うレンズ22とから構成
されている。前記受信装置21は受光素子18、19、20を保
持する保持部材23と、前記第1、第2、第3受光素子1
8、19、20をシールドするシールドケース24とを有して
おり、前記保持部材23とシールドケース24との間で前記
第1、第2、第3受光素子18、19、20を挟持固定するよ
うになっている。前記第1、第2、第3受光素子18、1
9、20は後述する送信機114から送信される赤外線信号を
受光する受光素子からなり、第1受光素子18は基台8正
面に配設されている。前記第2受光素子19は基台8の正
面から見て第1受光素子18の左側に、また、第3受光素
子20は第1受光素子18の右側に配設されており、前記各
受光素子18、19、20の受光量の比により後述する送信機
114の基台8に対する位置を検出するようになってい
る。
受信部で、第1、第2、第3受光素子18、19、20を有す
る受信装置21とこの受信装置を被うレンズ22とから構成
されている。前記受信装置21は受光素子18、19、20を保
持する保持部材23と、前記第1、第2、第3受光素子1
8、19、20をシールドするシールドケース24とを有して
おり、前記保持部材23とシールドケース24との間で前記
第1、第2、第3受光素子18、19、20を挟持固定するよ
うになっている。前記第1、第2、第3受光素子18、1
9、20は後述する送信機114から送信される赤外線信号を
受光する受光素子からなり、第1受光素子18は基台8正
面に配設されている。前記第2受光素子19は基台8の正
面から見て第1受光素子18の左側に、また、第3受光素
子20は第1受光素子18の右側に配設されており、前記各
受光素子18、19、20の受光量の比により後述する送信機
114の基台8に対する位置を検出するようになってい
る。
【0023】25は前記スタンド1の基部2と裏蓋4にて
囲まれる空間に配設される第1回路基板で、前記操作部
9に形成された電源操作部10、風量調節操作部11、タイ
マー操作部12、首振調節操作部13、風向左移動操作部14
及び風向右移動操作部15にて操作されるスイッチ等の制
御回路部品26、受信装置21及び前記各操作部10、11、1
2、13、14、15の操作に応じて点灯するLED27等を装
着しており、前記スタンド1から垂下形成された複数の
ボス28にネジ固定され、前記裏蓋4との間に間隔を形成
するようになっている。29は前記スタンド1の基部2か
ら垂下形成した複数のピンで、前記第1回路基板25に形
成した貫通穴30を貫通して先端を裏蓋4に近接、もしく
は当接せしめ、基部2の変形を阻止するようになってい
る。前記ピン29は第1回路基板25の貫通穴30に当接して
変形やズレが阻止されるので、基部2を誤って踏んだ際
のように、基部2に過大な荷重がかかった場合において
も、ピン29が変形することはなく、基部2が変形するこ
とはない。従って、前記第1回路基板25と裏蓋4間の間
隔が狭くなって第1回路基板25の絶縁が不良になるとい
った不都合も解消される。特に、前記受信装置21近傍に
設けられたピン29により受信装置21上方位置の基台2の
変形が防止され、受信装置21と裏蓋4間の間隔が狭くな
るのを防止して、受信装置21の絶縁不良を解消してい
る。31は前記裏蓋4と第1回路基板25との間に介在され
る絶縁シートである。
囲まれる空間に配設される第1回路基板で、前記操作部
9に形成された電源操作部10、風量調節操作部11、タイ
マー操作部12、首振調節操作部13、風向左移動操作部14
及び風向右移動操作部15にて操作されるスイッチ等の制
御回路部品26、受信装置21及び前記各操作部10、11、1
2、13、14、15の操作に応じて点灯するLED27等を装
着しており、前記スタンド1から垂下形成された複数の
ボス28にネジ固定され、前記裏蓋4との間に間隔を形成
するようになっている。29は前記スタンド1の基部2か
ら垂下形成した複数のピンで、前記第1回路基板25に形
成した貫通穴30を貫通して先端を裏蓋4に近接、もしく
は当接せしめ、基部2の変形を阻止するようになってい
る。前記ピン29は第1回路基板25の貫通穴30に当接して
変形やズレが阻止されるので、基部2を誤って踏んだ際
のように、基部2に過大な荷重がかかった場合において
も、ピン29が変形することはなく、基部2が変形するこ
とはない。従って、前記第1回路基板25と裏蓋4間の間
隔が狭くなって第1回路基板25の絶縁が不良になるとい
った不都合も解消される。特に、前記受信装置21近傍に
設けられたピン29により受信装置21上方位置の基台2の
変形が防止され、受信装置21と裏蓋4間の間隔が狭くな
るのを防止して、受信装置21の絶縁不良を解消してい
る。31は前記裏蓋4と第1回路基板25との間に介在され
る絶縁シートである。
【0024】32は前記スタンド1の基部2と裏蓋4にて
囲まれる空間に配設される第2回路基板で、前記受信装
置21からの出力を増幅する増幅回路を構成する電子部品
33等を装着している。
囲まれる空間に配設される第2回路基板で、前記受信装
置21からの出力を増幅する増幅回路を構成する電子部品
33等を装着している。
【0025】図15及び図16に示される34は前記スタ
ンド1の基部2と裏蓋4にて囲まれる空間に配設される
合成樹脂等の絶縁性材料からなる絶縁部材で、前記第2
回路基板32を装着する装着部35を有すると共に、該装着
部35には第2回路基板32をネジ固定する係止リブ36を一
体形成しており、該装着部35が第2回路基板32と裏蓋4
との間に位置して、第2回路基板32と裏蓋4間の放電を
防止するようになっている。37は前記絶縁部材34に一体
形成された区画部で、前記基部2と裏蓋4とで囲まれる
空間に電源コード38を収納するコード収納室39を区画形
成するようになっている。40は前記絶縁部材34に一体形
成された延設部で、該延設部40を前記スタンド1の基部
2から一体に垂下形成した環状の垂下壁41と裏蓋4との
間に挟持固定するようになっている。42は前記絶縁部材
34の区画部37とヒンジ部43を介して一体形成された開閉
蓋で、前記コード収納室39を開閉自在に閉成するように
なっている。
ンド1の基部2と裏蓋4にて囲まれる空間に配設される
合成樹脂等の絶縁性材料からなる絶縁部材で、前記第2
回路基板32を装着する装着部35を有すると共に、該装着
部35には第2回路基板32をネジ固定する係止リブ36を一
体形成しており、該装着部35が第2回路基板32と裏蓋4
との間に位置して、第2回路基板32と裏蓋4間の放電を
防止するようになっている。37は前記絶縁部材34に一体
形成された区画部で、前記基部2と裏蓋4とで囲まれる
空間に電源コード38を収納するコード収納室39を区画形
成するようになっている。40は前記絶縁部材34に一体形
成された延設部で、該延設部40を前記スタンド1の基部
2から一体に垂下形成した環状の垂下壁41と裏蓋4との
間に挟持固定するようになっている。42は前記絶縁部材
34の区画部37とヒンジ部43を介して一体形成された開閉
蓋で、前記コード収納室39を開閉自在に閉成するように
なっている。
【0026】図15及び図16に示した実施例では、第
2回路基板32を絶縁部材34にネジ固定したが、図30に
示すごとく、絶縁部材34の装着部35に係止突起44を一体
形成し、第2回路基板32を係止突起44に係止して固定す
るようにしてもよい。この構成にすれば、第2回路基板
32の絶縁部材34への取付作業性を向上することができ
る。
2回路基板32を絶縁部材34にネジ固定したが、図30に
示すごとく、絶縁部材34の装着部35に係止突起44を一体
形成し、第2回路基板32を係止突起44に係止して固定す
るようにしてもよい。この構成にすれば、第2回路基板
32の絶縁部材34への取付作業性を向上することができ
る。
【0027】また、図31に示すごとく、第2回路基板
32をシールドケース45内に収納し、シールドケース45を
係止突起36に係止して絶縁部材34の装着部35に固定する
ようにしてもよい。この構成であれば、第2回路基板32
の絶縁部材34への取付作業性を向上することができると
共に、第2回路基板32に装着された電子部品33への外部
電波等の影響を防止することができる。
32をシールドケース45内に収納し、シールドケース45を
係止突起36に係止して絶縁部材34の装着部35に固定する
ようにしてもよい。この構成であれば、第2回路基板32
の絶縁部材34への取付作業性を向上することができると
共に、第2回路基板32に装着された電子部品33への外部
電波等の影響を防止することができる。
【0028】46は前記支柱6上部の二叉状部7に俯仰角
自在に枢支されるネックピースで、合成樹脂にて形成さ
れており、後述する首振中心調整体58の円筒部59を回動
自在に枢支する軸受部47とボス48とを一体形成してい
る。49は前記ネックピース46前方に、即ち、前記軸受部
47に対して後述する左右首振用モータ50と対向する位置
に形成されたコード挿通部で、後述する電動機79への給
電用電源線、後述する頭部位置検出センサ74と第1回路
基板25とを接続する後述の接続線69等が挿通されるよう
になっている。
自在に枢支されるネックピースで、合成樹脂にて形成さ
れており、後述する首振中心調整体58の円筒部59を回動
自在に枢支する軸受部47とボス48とを一体形成してい
る。49は前記ネックピース46前方に、即ち、前記軸受部
47に対して後述する左右首振用モータ50と対向する位置
に形成されたコード挿通部で、後述する電動機79への給
電用電源線、後述する頭部位置検出センサ74と第1回路
基板25とを接続する後述の接続線69等が挿通されるよう
になっている。
【0029】50は前記ネックピース46内に収納される左
右首振用モータで、一方向にのみ回転する同期モータに
より構成されており、前記ボス48にネジ固定して装着さ
れている。52は前記左右首振用モータ50の出力軸51に回
り止めして装着される回転板となるカム板で、下面に偏
心部53を一体形成すると共に、外周に上方に向かって半
円状に遮蔽壁54を一体形成しており、該遮蔽壁54により
遮光部を、遮蔽壁54のない部分によって透光部を構成し
ている。55は一端に形成したリング部56を前記カム板52
の偏心部53に遊嵌する駆動リンクで、他端に後述する首
振中心調整体58の下部偏心軸60に遊嵌する軸穴57を形成
している。
右首振用モータで、一方向にのみ回転する同期モータに
より構成されており、前記ボス48にネジ固定して装着さ
れている。52は前記左右首振用モータ50の出力軸51に回
り止めして装着される回転板となるカム板で、下面に偏
心部53を一体形成すると共に、外周に上方に向かって半
円状に遮蔽壁54を一体形成しており、該遮蔽壁54により
遮光部を、遮蔽壁54のない部分によって透光部を構成し
ている。55は一端に形成したリング部56を前記カム板52
の偏心部53に遊嵌する駆動リンクで、他端に後述する首
振中心調整体58の下部偏心軸60に遊嵌する軸穴57を形成
している。
【0030】58は後述する扇風機頭部78の枢軸80を支持
する首振中心調整体で、前記ネックピース46の軸受部47
に遊嵌支持される円筒部59と、該円筒部59の偏心位置か
ら下方に向かって突設され、前記駆動リンク55の軸穴57
を遊嵌支持する下部偏心軸60と、該下部偏心軸60の上方
位置に上方に向かって突設され、後述する揺動リンク10
8の軸穴110を遊嵌支持する上部偏心軸61と、後述の接続
線69及び電動機79への給電用電源線を挿通する挿通穴62
を有している。
する首振中心調整体で、前記ネックピース46の軸受部47
に遊嵌支持される円筒部59と、該円筒部59の偏心位置か
ら下方に向かって突設され、前記駆動リンク55の軸穴57
を遊嵌支持する下部偏心軸60と、該下部偏心軸60の上方
位置に上方に向かって突設され、後述する揺動リンク10
8の軸穴110を遊嵌支持する上部偏心軸61と、後述の接続
線69及び電動機79への給電用電源線を挿通する挿通穴62
を有している。
【0031】そして、前記左右首振用モータ50を駆動す
ると、カム板52が回転し、このカム板52の回転により駆
動リンク55が前記ネックピース46の軸受部47に対して首
振中心調整体58を揺動せしめるようになっている。尚、
この時、後述する扇風機頭部78の内蔵する首振中心移動
用モータ87が揺動リンク108を介して首振中心調整体58
に連結されているので、首振中心移動用モータ87の非駆
動状態においては扇風機頭部78が首振中心調整体58と一
体的となり、首振中心調整体58の左右方向への移動に伴
い扇風機頭部78が左右首振を行う。本実施例では、左右
首振用モータ50の駆動により、首振中心に対して扇風機
頭部78を左方向に約33°、右方向に約33°首振を行うよ
うになっている。
ると、カム板52が回転し、このカム板52の回転により駆
動リンク55が前記ネックピース46の軸受部47に対して首
振中心調整体58を揺動せしめるようになっている。尚、
この時、後述する扇風機頭部78の内蔵する首振中心移動
用モータ87が揺動リンク108を介して首振中心調整体58
に連結されているので、首振中心移動用モータ87の非駆
動状態においては扇風機頭部78が首振中心調整体58と一
体的となり、首振中心調整体58の左右方向への移動に伴
い扇風機頭部78が左右首振を行う。本実施例では、左右
首振用モータ50の駆動により、首振中心に対して扇風機
頭部78を左方向に約33°、右方向に約33°首振を行うよ
うになっている。
【0032】64は前記ネックピース46の上面開口部を被
う合成樹脂製の蓋体で、上面に後述する頭部位置検出セ
ンサ74を装着する装着部65を形成しており、該装着部65
外周には上方に向かって後述するキャップ77が嵌合する
嵌合リブ66を突設している。67は前記装着部65に穿設さ
れた透孔で、後述する頭部位置検出センサ74の発光素子
75と受光素子76を挿入し、発光素子75と受光素子76との
間を前記カム板52の遮蔽壁54が通過するようになってい
る。68は前記装着部65に形成された案内部で、後述の頭
部位置検出センサ74と前記第1回路基板25の制御回路部
品26とを接続する接続線69を、この接続線69がカム板52
に当接しないように前記ネックピース46のコード挿通部
49に向けて案内するようになっている。70は前記装着部
65の下面からネックピース46内に向けて垂下形成した遮
光板で、前記蓋体64によって被われていないネックピー
ス46の上面開口部、即ち、首振中心調整体58が上方に向
けて突出する開口部からネックピース46内に進入するの
を阻止し、後述の頭部位置検出センサ74の受光素子76が
外部光を受光するのを阻止するようになっている。
う合成樹脂製の蓋体で、上面に後述する頭部位置検出セ
ンサ74を装着する装着部65を形成しており、該装着部65
外周には上方に向かって後述するキャップ77が嵌合する
嵌合リブ66を突設している。67は前記装着部65に穿設さ
れた透孔で、後述する頭部位置検出センサ74の発光素子
75と受光素子76を挿入し、発光素子75と受光素子76との
間を前記カム板52の遮蔽壁54が通過するようになってい
る。68は前記装着部65に形成された案内部で、後述の頭
部位置検出センサ74と前記第1回路基板25の制御回路部
品26とを接続する接続線69を、この接続線69がカム板52
に当接しないように前記ネックピース46のコード挿通部
49に向けて案内するようになっている。70は前記装着部
65の下面からネックピース46内に向けて垂下形成した遮
光板で、前記蓋体64によって被われていないネックピー
ス46の上面開口部、即ち、首振中心調整体58が上方に向
けて突出する開口部からネックピース46内に進入するの
を阻止し、後述の頭部位置検出センサ74の受光素子76が
外部光を受光するのを阻止するようになっている。
【0033】71は前記装着部65に装着される後述の頭部
位置検出センサ74を有するセンサ基板で、頭部位置検出
センサ74の発光素子75と受光素子76が装着部65の透孔67
から挿入される位置に位置決めされ、前記装着部65と後
述のキャップ77との間に挟持固定されるようになってい
る。72は前記センサ基板71に設けられた端子で、前記第
1回路基板25からネックピース46のコード挿通部49を通
して延設された接続線69先端の端子73が着脱自在に接続
されるようになっている。
位置検出センサ74を有するセンサ基板で、頭部位置検出
センサ74の発光素子75と受光素子76が装着部65の透孔67
から挿入される位置に位置決めされ、前記装着部65と後
述のキャップ77との間に挟持固定されるようになってい
る。72は前記センサ基板71に設けられた端子で、前記第
1回路基板25からネックピース46のコード挿通部49を通
して延設された接続線69先端の端子73が着脱自在に接続
されるようになっている。
【0034】74は前記センサ基板71に設けられた頭部位
置検出センサで、発光素子75と受光素子76からなる光学
センサにより構成されている。前記頭部位置検出センサ
74は前記センサ基板71の装着部65への装着により、装着
部65の透孔67からネックピース46内に挿入され、発光素
子75と受光素子76との間にカム板52の遮蔽壁54が通過す
る位置に位置決めされるようになっており、前記遮蔽壁
54による受光素子76の受光量変化によってカム板52の回
転位置、即ち、後述の扇風機頭部78の基台8に対する向
きを検出するようになっている。即ち、前記遮蔽壁54端
部が発光素子75と受光素子76との間を通過する際の受光
素子76の受光量変化により、扇風機頭部78が基台8に対
して右方向と左方向のどちら側の首振限度に位置してい
るかを判別するようになっている。尚、前記受光素子76
は遮蔽壁54の外側に、受光面がネックピース46の内側に
向くように配設され、受光素子76が外部光を受光するの
を極力減少するようにしている。
置検出センサで、発光素子75と受光素子76からなる光学
センサにより構成されている。前記頭部位置検出センサ
74は前記センサ基板71の装着部65への装着により、装着
部65の透孔67からネックピース46内に挿入され、発光素
子75と受光素子76との間にカム板52の遮蔽壁54が通過す
る位置に位置決めされるようになっており、前記遮蔽壁
54による受光素子76の受光量変化によってカム板52の回
転位置、即ち、後述の扇風機頭部78の基台8に対する向
きを検出するようになっている。即ち、前記遮蔽壁54端
部が発光素子75と受光素子76との間を通過する際の受光
素子76の受光量変化により、扇風機頭部78が基台8に対
して右方向と左方向のどちら側の首振限度に位置してい
るかを判別するようになっている。尚、前記受光素子76
は遮蔽壁54の外側に、受光面がネックピース46の内側に
向くように配設され、受光素子76が外部光を受光するの
を極力減少するようにしている。
【0035】77は前記装着部65を被う合成樹脂製のキャ
ップで、前記装着部65の嵌合リブ66外周に嵌合して装着
されるようになっており、装着部65の近傍を使用者が触
れた際、人体に充電された静電気がセンサ基板71に放電
されないよう、嵌合リブ66とキャップ77との嵌合により
キャップ77外面からセンサ基板71間での絶縁距離を大き
くするようにしている。
ップで、前記装着部65の嵌合リブ66外周に嵌合して装着
されるようになっており、装着部65の近傍を使用者が触
れた際、人体に充電された静電気がセンサ基板71に放電
されないよう、嵌合リブ66とキャップ77との嵌合により
キャップ77外面からセンサ基板71間での絶縁距離を大き
くするようにしている。
【0036】組立時には、ネックピース46の軸受部47に
首振中心調整体58を挿入し、ネックピース46内に左右首
振用モータ50、カム板52等を装着し、ネックピース46の
上面開口部を蓋体64にて施蓋する。そして、センサ基板
71の端子72に接続線69の端子73を接続して、そのセンサ
基板71を蓋体64の装着部65に装着し、頭部位置検出セン
サ74の発光素子75と受光素子76を装着部65の透孔67から
ネックピース46内に挿入し、装着部65をキャップ77にて
被う。以上の如く、左右首振用モータ50等をネックピー
ス46内に組み込んだ後に、頭部位置検出センサ74のみを
装着するので、組立作業及びそれに伴う配線処理を簡素
化することができる。
首振中心調整体58を挿入し、ネックピース46内に左右首
振用モータ50、カム板52等を装着し、ネックピース46の
上面開口部を蓋体64にて施蓋する。そして、センサ基板
71の端子72に接続線69の端子73を接続して、そのセンサ
基板71を蓋体64の装着部65に装着し、頭部位置検出セン
サ74の発光素子75と受光素子76を装着部65の透孔67から
ネックピース46内に挿入し、装着部65をキャップ77にて
被う。以上の如く、左右首振用モータ50等をネックピー
ス46内に組み込んだ後に、頭部位置検出センサ74のみを
装着するので、組立作業及びそれに伴う配線処理を簡素
化することができる。
【0037】上記実施例では、蓋体64の上面側に装着部
65を形成し、ネックピース46に蓋体64を装着した後に頭
部位置検出センサ74を装着するように構成したが、図2
9に示すごとく、蓋体64内面側に装着部65を形成しても
よい。
65を形成し、ネックピース46に蓋体64を装着した後に頭
部位置検出センサ74を装着するように構成したが、図2
9に示すごとく、蓋体64内面側に装着部65を形成しても
よい。
【0038】この構成では、組立時には、ネックピース
46の軸受部47に首振中心調整体58を挿入し、ネックピー
ス46内に左右首振用モータ50、カム板52等を装着する。
蓋体64の装着部65にセンサ基板71をネジ固定し、センサ
基板71の端子72を接続線69の端子73に接続した後、蓋体
64によりネックピース46の上面開口部を覆うと、頭部位
置検出センサ74の発光素子75と受光素子76との間にカム
板52の遮蔽壁54が位置する。以上の如く、左右首振用モ
ータ50等をネックピース46内に組み込んだ後、頭部位置
検出センサ74を蓋体64とともに装着するので、組立作業
及びそれに伴う配線処理を簡素化することができる。
46の軸受部47に首振中心調整体58を挿入し、ネックピー
ス46内に左右首振用モータ50、カム板52等を装着する。
蓋体64の装着部65にセンサ基板71をネジ固定し、センサ
基板71の端子72を接続線69の端子73に接続した後、蓋体
64によりネックピース46の上面開口部を覆うと、頭部位
置検出センサ74の発光素子75と受光素子76との間にカム
板52の遮蔽壁54が位置する。以上の如く、左右首振用モ
ータ50等をネックピース46内に組み込んだ後、頭部位置
検出センサ74を蓋体64とともに装着するので、組立作業
及びそれに伴う配線処理を簡素化することができる。
【0039】次に、扇風機頭部78を説明する。
【0040】79は前記首振中心調整体58に挿入されて遊
嵌支持される枢軸80を有する電動機で、出力軸81に送風
ファン82が着脱自在に装着されるようになっている。83
は前記電動機79の前部を被う合成樹脂製の前カバ−で、
前記送風ファン82を囲むガード84が着脱自在に装着され
るようになっている。
嵌支持される枢軸80を有する電動機で、出力軸81に送風
ファン82が着脱自在に装着されるようになっている。83
は前記電動機79の前部を被う合成樹脂製の前カバ−で、
前記送風ファン82を囲むガード84が着脱自在に装着され
るようになっている。
【0041】85は前記電動機79の後部に装着された金属
製の取付板で、後端に折曲部86を形成している。87は前
記取付板85上面に装着された首振中心移動用モータで、
通電切替により正逆転を切り替える可逆転同期モータに
より構成されている。前記首振中心移動用モータ87は、
その出力軸を、取付板85を貫通させ、出力軸の取付板85
下面側に合成樹脂製のカム88を固定している。前記カム
88には、上部に歯車89を、下部に偏心軸90を一体形成し
ており、前記首振中心移動用モータ87の出力軸とカム88
に図示しないピンを貫通させて出力軸に対してカム88を
回り止めすると共に抜け止めしている。前記歯車89の下
部には、歯車89より径大の鍔部91を形成し、この鍔部91
によって前記歯車89と噛み合う後述の歯車95を受け、後
述の歯車95が首振中心位置検出センサ92の回転軸から抜
け落ちるのを阻止するようになっている。
製の取付板で、後端に折曲部86を形成している。87は前
記取付板85上面に装着された首振中心移動用モータで、
通電切替により正逆転を切り替える可逆転同期モータに
より構成されている。前記首振中心移動用モータ87は、
その出力軸を、取付板85を貫通させ、出力軸の取付板85
下面側に合成樹脂製のカム88を固定している。前記カム
88には、上部に歯車89を、下部に偏心軸90を一体形成し
ており、前記首振中心移動用モータ87の出力軸とカム88
に図示しないピンを貫通させて出力軸に対してカム88を
回り止めすると共に抜け止めしている。前記歯車89の下
部には、歯車89より径大の鍔部91を形成し、この鍔部91
によって前記歯車89と噛み合う後述の歯車95を受け、後
述の歯車95が首振中心位置検出センサ92の回転軸から抜
け落ちるのを阻止するようになっている。
【0042】92は前記取付板85に上面に装着される首振
中心位置検出センサで、その回転軸を回転することによ
り出力電圧を可変する可変抵抗により構成され、回転軸
を、前記取付板85に形成した貫通穴93に挿入し、取付板
85下面側からナット94を締めつけて固定されている。95
は前記首振中心位置検出センサ92の回転軸のDカット部
により回り止めして装着される合成樹脂製の歯車で、前
記カム88の歯車89と噛み合い、前記首振中心移動用モー
タ87の回転を首振中心位置検出センサ92に伝達して、首
振中心位置検出センサ92を首振中心移動用モータ87に連
動させるようになっており、前記歯車95はカム88の鍔部
91により首振中心位置検出センサ92の回転軸から抜け止
めするようになっている。また、前記歯車95は半円状に
形成されており、前記首振中心移動用モータ87が万一回
転範囲以上に回転した際に、首振中心位置検出センサ92
が回転し過ぎて破損するのを防止するようになってい
る。前記歯車95には、前記扇風機頭部78が基台8の正面
を向いた状態においてカム88の歯車89に形成した相印96
と合致する相印97を形成し、首振中心位置検出センサ92
が所定の位置から回転した状態で組み込まれる等の誤装
着を防止するようになっている。従って、首振中心位置
検出センサ92は扇風機頭部78の向きに応じてあらかじめ
設定された所定の値を出力することができ、扇風機頭部
78の首振中心位置を誤検出することがなくなる。
中心位置検出センサで、その回転軸を回転することによ
り出力電圧を可変する可変抵抗により構成され、回転軸
を、前記取付板85に形成した貫通穴93に挿入し、取付板
85下面側からナット94を締めつけて固定されている。95
は前記首振中心位置検出センサ92の回転軸のDカット部
により回り止めして装着される合成樹脂製の歯車で、前
記カム88の歯車89と噛み合い、前記首振中心移動用モー
タ87の回転を首振中心位置検出センサ92に伝達して、首
振中心位置検出センサ92を首振中心移動用モータ87に連
動させるようになっており、前記歯車95はカム88の鍔部
91により首振中心位置検出センサ92の回転軸から抜け止
めするようになっている。また、前記歯車95は半円状に
形成されており、前記首振中心移動用モータ87が万一回
転範囲以上に回転した際に、首振中心位置検出センサ92
が回転し過ぎて破損するのを防止するようになってい
る。前記歯車95には、前記扇風機頭部78が基台8の正面
を向いた状態においてカム88の歯車89に形成した相印96
と合致する相印97を形成し、首振中心位置検出センサ92
が所定の位置から回転した状態で組み込まれる等の誤装
着を防止するようになっている。従って、首振中心位置
検出センサ92は扇風機頭部78の向きに応じてあらかじめ
設定された所定の値を出力することができ、扇風機頭部
78の首振中心位置を誤検出することがなくなる。
【0043】98は前記取付板85の首振中心位置検出セン
サ92取付部に装着される合成樹脂等の絶縁材料からなる
絶縁体で、前記首振中心位置検出センサ92と取付板85と
の間に位置する第1絶縁部99と、前記首振中心位置検出
センサ92取付用ナット94と取付板85との間に位置する第
2絶縁部100とからなり、前記第1絶縁部99と第2絶縁
部100とをヒンジ部101を介して一体形成している。前記
第1絶縁部99には、前記首振中心移動用モータ87と首振
中心位置検出センサ92との間に位置する立上片102を一
体形成し、この立上片102により、人体に充電された静
電気が、後述する後カバー112固定用ネジ113、取付板8
5、首振中心移動用モータ87を介して首振中心位置検出
センサ92に放電され、首振中心位置検出センサ92から接
続線69を介して後述する制御回路140に流れて制御回路1
40が破損するのを防止するようになっている。また、第
2絶縁部100には、取付板85の首振中心移動用モータ87
取付部と首振中心位置検出センサ92取付部との間の段部
及び首振中心位置検出センサ92取付用ナット94の間に位
置する垂下片103を一体形成し、該垂下片103によって、
人体に充電された静電気が、後述する後カバー112固定
用ネジ113、取付板85から首振中心位置検出センサ92の
回転軸あるいは首振中心位置検出センサ92取付用ナット
94に放電するのを防止するようになっている。
サ92取付部に装着される合成樹脂等の絶縁材料からなる
絶縁体で、前記首振中心位置検出センサ92と取付板85と
の間に位置する第1絶縁部99と、前記首振中心位置検出
センサ92取付用ナット94と取付板85との間に位置する第
2絶縁部100とからなり、前記第1絶縁部99と第2絶縁
部100とをヒンジ部101を介して一体形成している。前記
第1絶縁部99には、前記首振中心移動用モータ87と首振
中心位置検出センサ92との間に位置する立上片102を一
体形成し、この立上片102により、人体に充電された静
電気が、後述する後カバー112固定用ネジ113、取付板8
5、首振中心移動用モータ87を介して首振中心位置検出
センサ92に放電され、首振中心位置検出センサ92から接
続線69を介して後述する制御回路140に流れて制御回路1
40が破損するのを防止するようになっている。また、第
2絶縁部100には、取付板85の首振中心移動用モータ87
取付部と首振中心位置検出センサ92取付部との間の段部
及び首振中心位置検出センサ92取付用ナット94の間に位
置する垂下片103を一体形成し、該垂下片103によって、
人体に充電された静電気が、後述する後カバー112固定
用ネジ113、取付板85から首振中心位置検出センサ92の
回転軸あるいは首振中心位置検出センサ92取付用ナット
94に放電するのを防止するようになっている。
【0044】104は前記第1絶縁部99に一体形成され、
前記取付板85の貫通穴93に挿入されて貫通穴93に嵌合す
る環状の第1突起、105は前記第1絶縁部99に一体形成
され、前記取付板85の貫通穴93に挿入される第1突起10
4より小径の環状の第2突起106は前記第2絶縁部100に
一体形成され、前記取付板85の貫通穴93に嵌合する環状
の第3突起で、第1突起104と第2突起105との間に嵌合
して取付板85と首振中心位置検出センサ92との絶縁距離
を大きく取るように構成している。
前記取付板85の貫通穴93に挿入されて貫通穴93に嵌合す
る環状の第1突起、105は前記第1絶縁部99に一体形成
され、前記取付板85の貫通穴93に挿入される第1突起10
4より小径の環状の第2突起106は前記第2絶縁部100に
一体形成され、前記取付板85の貫通穴93に嵌合する環状
の第3突起で、第1突起104と第2突起105との間に嵌合
して取付板85と首振中心位置検出センサ92との絶縁距離
を大きく取るように構成している。
【0045】107は前記首振中心位置検出センサ92を被
う合成樹脂等の絶縁性材料からなるキャップで、下部を
前記絶縁体98に係止して装着され、首振中心位置検出セ
ンサ82への塵埃等の付着を阻止するようになっている。
う合成樹脂等の絶縁性材料からなるキャップで、下部を
前記絶縁体98に係止して装着され、首振中心位置検出セ
ンサ82への塵埃等の付着を阻止するようになっている。
【0046】108は一端に形成した挿通穴109を、前記カ
ム88の偏心軸90に遊嵌した揺動リンクで、他端に形成し
た挿通穴110を前記首振中心調整体58の上部偏心軸61に
遊嵌するようになっている。
ム88の偏心軸90に遊嵌した揺動リンクで、他端に形成し
た挿通穴110を前記首振中心調整体58の上部偏心軸61に
遊嵌するようになっている。
【0047】そして、首振中心移動用モータ87を駆動す
ると、カム88が回転し、カム88の回転により揺動リンク
108が首振中心調整体58に対して電動機79の枢軸80を回
動し、扇風機頭部78の首振中心を移動するようになって
いる。尚、この時、首振中心調整体58は駆動リンク55を
介して左右首振用モータ50に連結されているので、左右
首振用モータ50停止状態においては首振中心調整体58は
ネックピース46、即ち、基台8と一体的となり、首振中
心調整体58は移動せず、扇風機頭部78の枢軸80が首振中
心調整体58に対して左右方向に回転し、扇風機頭部78の
首振中心が移動する。本実施例では、首振中心移動用モ
ータ87の駆動により、扇風機頭部78の首振中心を基台8
の正面に対して左方向に約33°、右方向に約33°移動さ
せることができるようになっている。
ると、カム88が回転し、カム88の回転により揺動リンク
108が首振中心調整体58に対して電動機79の枢軸80を回
動し、扇風機頭部78の首振中心を移動するようになって
いる。尚、この時、首振中心調整体58は駆動リンク55を
介して左右首振用モータ50に連結されているので、左右
首振用モータ50停止状態においては首振中心調整体58は
ネックピース46、即ち、基台8と一体的となり、首振中
心調整体58は移動せず、扇風機頭部78の枢軸80が首振中
心調整体58に対して左右方向に回転し、扇風機頭部78の
首振中心が移動する。本実施例では、首振中心移動用モ
ータ87の駆動により、扇風機頭部78の首振中心を基台8
の正面に対して左方向に約33°、右方向に約33°移動さ
せることができるようになっている。
【0048】111は前記電動機79駆動用コンデンサ、112
は前記電動機79、首振中心移動用モータ87、首振中心位
置検出センサ92等を被う後カバーで、前端部を前記前カ
バー83に係合し、後部を前記取付板85の折曲部86にネジ
113止めして固定するようになっている。
は前記電動機79、首振中心移動用モータ87、首振中心位
置検出センサ92等を被う後カバーで、前端部を前記前カ
バー83に係合し、後部を前記取付板85の折曲部86にネジ
113止めして固定するようになっている。
【0049】以上により扇風機本体78を構成している。
【0050】次に、図18に基づき送信機114を説明す
る。
る。
【0051】114は電池(図示せず)及び電池を電源と
して後述する各スイッチ115、116、117、118、119の操
作に応じた赤外線信号を出力する送信手段(図示せず)
を有する送信機である。115は前記送信機114に形成され
た風向調節スイッチで、扇風機本体は風向調整スイッチ
115の操作に応じた赤外線信号を受信すると、電動機79
の駆動状態では扇風機頭部79を送信機114の方向に向
け、電動機79停止状態では電動機79を駆動すると共に扇
風機頭部78を送信機114の方向に向けるようになってい
る。116は風量制御スイッチで、前記電動機79の回転数
を制御して送風量を制御する赤外線信号を出力するよう
になっている。117は首振調節スイッチで、前記左右首
振用モータ50への通電制御を行い扇風機頭部78を左右首
振せしめる赤外線信号を出力するようになっている。11
8はタイマースイッチで、前記電動機79の運転時間を制
御する赤外線信号を出力するようになっている。119は
電源切スイッチで、前記電動機79を停止せしめる赤外線
信号を出力するようになっている。
して後述する各スイッチ115、116、117、118、119の操
作に応じた赤外線信号を出力する送信手段(図示せず)
を有する送信機である。115は前記送信機114に形成され
た風向調節スイッチで、扇風機本体は風向調整スイッチ
115の操作に応じた赤外線信号を受信すると、電動機79
の駆動状態では扇風機頭部79を送信機114の方向に向
け、電動機79停止状態では電動機79を駆動すると共に扇
風機頭部78を送信機114の方向に向けるようになってい
る。116は風量制御スイッチで、前記電動機79の回転数
を制御して送風量を制御する赤外線信号を出力するよう
になっている。117は首振調節スイッチで、前記左右首
振用モータ50への通電制御を行い扇風機頭部78を左右首
振せしめる赤外線信号を出力するようになっている。11
8はタイマースイッチで、前記電動機79の運転時間を制
御する赤外線信号を出力するようになっている。119は
電源切スイッチで、前記電動機79を停止せしめる赤外線
信号を出力するようになっている。
【0052】次に、回路を図20に基づき詳述する。
【0053】120は前記送信機114からの赤外線信号を受
信する第1受光素子18を有する第1受信部で、前記第1
受光素子18の出力を増幅する増巾部121、該増巾部121の
出力から雑音信号を除去するバンドパスフィルタ部12
2、該バンドパスフィルタ部122の出力を検波する検波部
123、該検波部123の出力を増幅し、後述する制御回路14
0に出力する増巾部124、後述するAGC調整部127を有
している。前記検波部123の出力は、後述する第2受信
部128の検波部131の出力及び第3受信部134の検波部137
の出力と共に波形整形部125に出力され、波形整形部125
にて波形整形されて後述する制御回路140に出力され
る。また、前記検波部123の出力は、後述する第2受信
部128の検波部131の出力及び第3受信部134の検波部137
の出力と共にAGC増巾部126に出力され、AGC増巾
部126は、第1受信部120から制御回路140への出力、第
2受信部128から制御回路140への出力及び第3受信部13
4から制御回路140への出力のうち最大の出力が所定の値
になるように各受信部120、128、134のAGC調整部12
7、133、139を制御すると共に、後述する制御回路140へ
も出力するようになっている。
信する第1受光素子18を有する第1受信部で、前記第1
受光素子18の出力を増幅する増巾部121、該増巾部121の
出力から雑音信号を除去するバンドパスフィルタ部12
2、該バンドパスフィルタ部122の出力を検波する検波部
123、該検波部123の出力を増幅し、後述する制御回路14
0に出力する増巾部124、後述するAGC調整部127を有
している。前記検波部123の出力は、後述する第2受信
部128の検波部131の出力及び第3受信部134の検波部137
の出力と共に波形整形部125に出力され、波形整形部125
にて波形整形されて後述する制御回路140に出力され
る。また、前記検波部123の出力は、後述する第2受信
部128の検波部131の出力及び第3受信部134の検波部137
の出力と共にAGC増巾部126に出力され、AGC増巾
部126は、第1受信部120から制御回路140への出力、第
2受信部128から制御回路140への出力及び第3受信部13
4から制御回路140への出力のうち最大の出力が所定の値
になるように各受信部120、128、134のAGC調整部12
7、133、139を制御すると共に、後述する制御回路140へ
も出力するようになっている。
【0054】128は前記送信機114からの赤外線信号を受
信する第2受光素子19を有する第2受信部で、前記第2
受光素子19の出力を増幅する増巾部129、該増巾部129の
出力から雑音信号を除去するバンドパスフィルタ部13
0、該バンドパスフィルタ部130の出力を検波する検波部
131、該検波部131の出力を増幅し、後述する制御回路14
0に出力する増巾部132、前記AGC増巾部126の出力に
基づき前記増巾部132から後述する制御回路140の出力を
調整するAGC調整部133を有している。
信する第2受光素子19を有する第2受信部で、前記第2
受光素子19の出力を増幅する増巾部129、該増巾部129の
出力から雑音信号を除去するバンドパスフィルタ部13
0、該バンドパスフィルタ部130の出力を検波する検波部
131、該検波部131の出力を増幅し、後述する制御回路14
0に出力する増巾部132、前記AGC増巾部126の出力に
基づき前記増巾部132から後述する制御回路140の出力を
調整するAGC調整部133を有している。
【0055】134は前記送信機114からの赤外線信号を受
信する第3受光素子20を有する第3受信部で、前記第3
受光素子20の出力を増幅する増巾部135、該増巾部135の
出力から雑音信号を除去するバンドパスフィルタ部13
6、該バンドパスフィルタ部136の出力を検波する検波部
137、該検波部137の出力を増幅し、後述する制御回路14
0に出力する増巾部138、前記AGC増巾部126の出力に
基づき前記増巾部138から140はマイクロコンピュータか
らなる制御回路で、前記第1、第2、第3受信140はマ
イクロコンピュータからなる制御回路で、前記第1、第
2、第3受信部120、128、134、波形整形部125、基台8
の操作部9に形成された各操作部10、11、12、13、14、
15を有するスイッチ回路141、前記首振中心位置検出セ
ンサ92及び頭部位置検出センサ74から入力し、各入力に
応じて後述する電動機駆動部142、左右首振用モータ駆
動部143、首振中心移動用モータ駆動部144に出力するよ
うになっている。
信する第3受光素子20を有する第3受信部で、前記第3
受光素子20の出力を増幅する増巾部135、該増巾部135の
出力から雑音信号を除去するバンドパスフィルタ部13
6、該バンドパスフィルタ部136の出力を検波する検波部
137、該検波部137の出力を増幅し、後述する制御回路14
0に出力する増巾部138、前記AGC増巾部126の出力に
基づき前記増巾部138から140はマイクロコンピュータか
らなる制御回路で、前記第1、第2、第3受信140はマ
イクロコンピュータからなる制御回路で、前記第1、第
2、第3受信部120、128、134、波形整形部125、基台8
の操作部9に形成された各操作部10、11、12、13、14、
15を有するスイッチ回路141、前記首振中心位置検出セ
ンサ92及び頭部位置検出センサ74から入力し、各入力に
応じて後述する電動機駆動部142、左右首振用モータ駆
動部143、首振中心移動用モータ駆動部144に出力するよ
うになっている。
【0056】142は前記制御回路140の出力に基づいて電
動機79を駆動制御する電動機駆動部、143は前記制御回
路89の出力に基づき左右首振用モータ50を駆動制御する
左右首振用モータ駆動部、144は前記制御回路140の出力
に基づき首振中心移動用モータ87を駆動する首振中心移
動用モータ駆動部、145は前記制御回路140の出力に基づ
きスタンド1に配設された風量表示用及びタイマ時間表
示用LED27及び風向調節表示LED146を点灯制御す
る表示灯制御部、147は前記制御回路140の出力部であ
る。部である。
動機79を駆動制御する電動機駆動部、143は前記制御回
路89の出力に基づき左右首振用モータ50を駆動制御する
左右首振用モータ駆動部、144は前記制御回路140の出力
に基づき首振中心移動用モータ87を駆動する首振中心移
動用モータ駆動部、145は前記制御回路140の出力に基づ
きスタンド1に配設された風量表示用及びタイマ時間表
示用LED27及び風向調節表示LED146を点灯制御す
る表示灯制御部、147は前記制御回路140の出力部であ
る。部である。
【0057】次に、動作を図22乃至図28に示すフロ
ーチャートに基づき詳述する。
ーチャートに基づき詳述する。
【0058】まず、図22及び図23に基づきメインル
ーチンを説明すると、ステップS1において受信部21が
送信機114からの赤外線信号を受信したか否か判別し、
赤外線信号を受信すれば、ステップS2においてその信
号が風向調節スイッチ115が操作された際の信号か否か
判別し、風向調節スイッチ115の信号であれば、後述す
る風向設定ルーチンに移行する。ステップS2において
受信部21の受信信号が風向調節スイッチ115の操作信号
でなければ、ステップS3において電動機79が駆動して
いるか否か判別する。送信機114には風向調節スイッチ1
15以外には風量調節スイッチ116、首振調節スイッチ11
7、タイマースイッチ118及び電源切スイッチ119が設け
られているが、電動機79非駆動状態でこれらのスイッチ
が操作されるのは誤操作であるので、電動機79非駆動状
態であれば、ステップS1に移行する。
ーチンを説明すると、ステップS1において受信部21が
送信機114からの赤外線信号を受信したか否か判別し、
赤外線信号を受信すれば、ステップS2においてその信
号が風向調節スイッチ115が操作された際の信号か否か
判別し、風向調節スイッチ115の信号であれば、後述す
る風向設定ルーチンに移行する。ステップS2において
受信部21の受信信号が風向調節スイッチ115の操作信号
でなければ、ステップS3において電動機79が駆動して
いるか否か判別する。送信機114には風向調節スイッチ1
15以外には風量調節スイッチ116、首振調節スイッチ11
7、タイマースイッチ118及び電源切スイッチ119が設け
られているが、電動機79非駆動状態でこれらのスイッチ
が操作されるのは誤操作であるので、電動機79非駆動状
態であれば、ステップS1に移行する。
【0059】ステップS3において電動機79が駆動して
いれば、ステップS4に移行し、送信機114からの赤外
線信号が風量調節スイッチ116の信号であるか否か判別
する。ステップS4において送信機114からの信号が風
量調節スイッチ116の信号であれば、後述する風量設定
ルーチンに移行する。
いれば、ステップS4に移行し、送信機114からの赤外
線信号が風量調節スイッチ116の信号であるか否か判別
する。ステップS4において送信機114からの信号が風
量調節スイッチ116の信号であれば、後述する風量設定
ルーチンに移行する。
【0060】ステップS4において送信機114からの信
号が風量調節スイッチ116の信号でなければ、ステップ
S5に移行して首振調節スイッチ117の信号であるか否
か判別し、首振調節スイッチ117の信号であれば、ステ
ップS6に移行して左右首振用モータ50が駆動している
か否か判別する。ステップS6において左右首振用モー
タ50が駆動していれば、ステップS7において左右首振
用モータ50を停止し、扇風機頭部78の左右首振を停止さ
せ、扇風機頭部78を所望の向きに向けた状態に保持する
ことができる。ステップS6において左右首振用モータ
50が停止していれば、ステップS8において左右首振用
モータ50を駆動し、扇風機頭部78を首振中心を中心とし
て左右方向に首振させ、広範囲に送風することができ
る。図5は扇風機頭部78が正面に向いた状態を示し、図
6は扇風機頭部78が左方向に首振した状態を示す図、図
7は扇風機頭部78が右方向を向いた状態を示す図であ
る。
号が風量調節スイッチ116の信号でなければ、ステップ
S5に移行して首振調節スイッチ117の信号であるか否
か判別し、首振調節スイッチ117の信号であれば、ステ
ップS6に移行して左右首振用モータ50が駆動している
か否か判別する。ステップS6において左右首振用モー
タ50が駆動していれば、ステップS7において左右首振
用モータ50を停止し、扇風機頭部78の左右首振を停止さ
せ、扇風機頭部78を所望の向きに向けた状態に保持する
ことができる。ステップS6において左右首振用モータ
50が停止していれば、ステップS8において左右首振用
モータ50を駆動し、扇風機頭部78を首振中心を中心とし
て左右方向に首振させ、広範囲に送風することができ
る。図5は扇風機頭部78が正面に向いた状態を示し、図
6は扇風機頭部78が左方向に首振した状態を示す図、図
7は扇風機頭部78が右方向を向いた状態を示す図であ
る。
【0061】ステップS5において送信機114からの信
号が首振調節スイッチ117の信号でなければ、ステップ
S9に移行してタイマースイッチ118の信号であるか否
か判別し、タイマースイッチ118の信号であれば、後述
するタイマー設定ルーチンに移行する。
号が首振調節スイッチ117の信号でなければ、ステップ
S9に移行してタイマースイッチ118の信号であるか否
か判別し、タイマースイッチ118の信号であれば、後述
するタイマー設定ルーチンに移行する。
【0062】ステップS9において送信機114からの信
号がタイマースイッチ118の信号でなければ、ステップ
S10に移行して電源切スイッチ119の信号であるか否か
判別し、電源切スイッチ119の信号であれば、ステップ
S11に移行し、電動機79を停止して運転を停止し、ステ
ップS12において左右首振用モータ50と首振中心移動用
モータ87を駆動して扇風機頭部78を基台8の正面に向け
る。従って、扇風機頭部78の首振中心が基台8の正面に
向いた状態となり、再起動時に、使用者が首振中心の位
置を確実に判断することができ、使用性を向上すること
ができる。また、扇風機頭部78が基台8の正面に位置す
るので、再梱包を容易に行うことができる。
号がタイマースイッチ118の信号でなければ、ステップ
S10に移行して電源切スイッチ119の信号であるか否か
判別し、電源切スイッチ119の信号であれば、ステップ
S11に移行し、電動機79を停止して運転を停止し、ステ
ップS12において左右首振用モータ50と首振中心移動用
モータ87を駆動して扇風機頭部78を基台8の正面に向け
る。従って、扇風機頭部78の首振中心が基台8の正面に
向いた状態となり、再起動時に、使用者が首振中心の位
置を確実に判断することができ、使用性を向上すること
ができる。また、扇風機頭部78が基台8の正面に位置す
るので、再梱包を容易に行うことができる。
【0063】次に、風向設定ルーチンを図24に基づき
説明すると、ステップS13において第1、第2、第3受
信部120、128、134の出力を検出する。これら各受信部1
20、128、134の出力が有り得ない出力であった場合、例
えば、第2受信部128の出力と第3受信部134の出力が共
に第1受信部120の出力より大きい場合、即ち、壁等に
送信機120の信号が反射されて入力された場合等には、
その入力を無効とし、作動しないようになっている。
説明すると、ステップS13において第1、第2、第3受
信部120、128、134の出力を検出する。これら各受信部1
20、128、134の出力が有り得ない出力であった場合、例
えば、第2受信部128の出力と第3受信部134の出力が共
に第1受信部120の出力より大きい場合、即ち、壁等に
送信機120の信号が反射されて入力された場合等には、
その入力を無効とし、作動しないようになっている。
【0064】この時、送信機114からの赤外線信号に基
づき第1、第2、第3受信部120、128、134及び波形整
形部125から制御回路140に出力される信号を図21に基
づいて説明する。図21(a)は波形整形部125からの出
力波形を示し、aは送信機114からの赤外線信号である
ことを判別する判別信号、bは制御内容信号で、この風
向設定ルーチンを実行する場合は、風向調節スイッチ11
5を操作した際の制御内容信号が出力された場合とな
る。cは位置信号で、制御回路140に風向制御スイッチ1
15を操作した際の制御内容信号が入力された際、位置信
号の入力開始から所定時間後、実施例では、5msec経過
後から位置信号を入力している間だけ第1、第2、第3
受信部120、128、134からの信号を入力するようになっ
ている。
づき第1、第2、第3受信部120、128、134及び波形整
形部125から制御回路140に出力される信号を図21に基
づいて説明する。図21(a)は波形整形部125からの出
力波形を示し、aは送信機114からの赤外線信号である
ことを判別する判別信号、bは制御内容信号で、この風
向設定ルーチンを実行する場合は、風向調節スイッチ11
5を操作した際の制御内容信号が出力された場合とな
る。cは位置信号で、制御回路140に風向制御スイッチ1
15を操作した際の制御内容信号が入力された際、位置信
号の入力開始から所定時間後、実施例では、5msec経過
後から位置信号を入力している間だけ第1、第2、第3
受信部120、128、134からの信号を入力するようになっ
ている。
【0065】図21(b)は第1受信部120の出力波形、
(c)は第2受信部128の出力波形、(d)は第3受信部134
の出力波形を示し、制御回路140は各受信部120、128、1
34の出力を入力し、送信機114の赤外線信号に対する各
受信部120、128、134の相対的な受光強さを判別する。
この時、図21(b)、(c)、(d)に示す各受信部120、1
28、134の波形は、図21(a)に示す波形整形部125の出
力の判別信号aに対応する部分がAGC増幅部75及び各
AGC調整部127、133、139によって、各受信部120、12
8、134の出力のうち最大の値が所定の値になるように調
整され、大きく減衰するが、波形整形部125の出力の制
御内容信号及び位置信号に対応する部分はほぼ一定の値
となり、制御回路140は位置信号に対応する部分を読み
込むことにより各受信部120、128、134の相対的な受光
強さを正確に検出することができる。特に、制御回路14
0は波形整形部125の出力の位置信号の入力開始から所定
時間後に位置信号の入力を開始するようにしているの
で、入力レベルが一定となり、各受信部120、128、134
の相対的な受光強さをより確実に検出することができ
る。
(c)は第2受信部128の出力波形、(d)は第3受信部134
の出力波形を示し、制御回路140は各受信部120、128、1
34の出力を入力し、送信機114の赤外線信号に対する各
受信部120、128、134の相対的な受光強さを判別する。
この時、図21(b)、(c)、(d)に示す各受信部120、1
28、134の波形は、図21(a)に示す波形整形部125の出
力の判別信号aに対応する部分がAGC増幅部75及び各
AGC調整部127、133、139によって、各受信部120、12
8、134の出力のうち最大の値が所定の値になるように調
整され、大きく減衰するが、波形整形部125の出力の制
御内容信号及び位置信号に対応する部分はほぼ一定の値
となり、制御回路140は位置信号に対応する部分を読み
込むことにより各受信部120、128、134の相対的な受光
強さを正確に検出することができる。特に、制御回路14
0は波形整形部125の出力の位置信号の入力開始から所定
時間後に位置信号の入力を開始するようにしているの
で、入力レベルが一定となり、各受信部120、128、134
の相対的な受光強さをより確実に検出することができ
る。
【0066】次に、ステップS14においてAGC増巾部
126からの出力を検出し、ステップS15において第1、
第2、第3受信部120、128、134の出力とAGC増巾部1
26からの出力に基づき赤外線信号の強さを検出する。
126からの出力を検出し、ステップS15において第1、
第2、第3受信部120、128、134の出力とAGC増巾部1
26からの出力に基づき赤外線信号の強さを検出する。
【0067】赤外線信号の強さは受信部17と送信機114
との距離、送信機114の電池の残容量、周囲の明るさ等
によって変化し、赤外線信号の強さによって第1、第
2、第3受信部120、128、134の出力の比から算出した
送信機114の方向と実際の送信機114の方向とにズレが生
じることがあり、また、第1、第2、第3受信部120、1
28、134の出力から算出した送信機63の方向に扇風機頭
部78を向けても、受信部17と扇風機頭部78の首振中心軸
Oとの間隔によって送信機114の方向と扇風機頭部78の
向きとにズレが生じる恐れがある。そこで、制御回路14
0を構成するマイクロコンピュータのメモリー内に、赤
外線信号の強さ及び受信部17と扇風機頭部78の首振中心
軸Oとの間隔に応じた適数個の補正データを有するルッ
クアップテーブルを設け、ステップS16において、ステ
ップS15で検出した赤外線信号の強さに応じて補正デー
タをルックアップテーブルから導き出し、ステップS17
において第1、第2、第3受信部120、128、134の出力
の比から算出した送信機114の方向を補正して送信機の
方向を算出する。更に、その算出結果から、ニュ−ラル
ネットワークの手法を用いて補正データ計算式により補
正データを算出し、より正確な送信機114の方向を算出
するようにしている。
との距離、送信機114の電池の残容量、周囲の明るさ等
によって変化し、赤外線信号の強さによって第1、第
2、第3受信部120、128、134の出力の比から算出した
送信機114の方向と実際の送信機114の方向とにズレが生
じることがあり、また、第1、第2、第3受信部120、1
28、134の出力から算出した送信機63の方向に扇風機頭
部78を向けても、受信部17と扇風機頭部78の首振中心軸
Oとの間隔によって送信機114の方向と扇風機頭部78の
向きとにズレが生じる恐れがある。そこで、制御回路14
0を構成するマイクロコンピュータのメモリー内に、赤
外線信号の強さ及び受信部17と扇風機頭部78の首振中心
軸Oとの間隔に応じた適数個の補正データを有するルッ
クアップテーブルを設け、ステップS16において、ステ
ップS15で検出した赤外線信号の強さに応じて補正デー
タをルックアップテーブルから導き出し、ステップS17
において第1、第2、第3受信部120、128、134の出力
の比から算出した送信機114の方向を補正して送信機の
方向を算出する。更に、その算出結果から、ニュ−ラル
ネットワークの手法を用いて補正データ計算式により補
正データを算出し、より正確な送信機114の方向を算出
するようにしている。
【0068】ステップS18において左右首振用モータ50
が駆動しているか否か、即ち、左右首振を行っているか
否か判別し、左右首振を行っていれば、後述する首振中
心移動用モータ駆動ルーチンに移行する。
が駆動しているか否か、即ち、左右首振を行っているか
否か判別し、左右首振を行っていれば、後述する首振中
心移動用モータ駆動ルーチンに移行する。
【0069】ステップS18において左右首振を行ってい
なければ、ステップS19に移行し、ステップS19におい
てステップS17で算出した送信機114の方向が首振中心
移動用モータ87を駆動することによって扇風機頭部78を
送風機114に向けることができる範囲以内か否か、実施
例では基台8の正面に対して左右方向に夫々約33°以内
か否か判別し、首振中心移動用モータ87による移動範囲
内であれば、ステップS20において扇風機頭部78が首振
中心調整体58に対して正面に向いた状態で停止している
か否か判別する。ステップS20において扇風機頭部78が
首振中心調整体58の正面に向いた状態で停止していれ
ば、首振中心移動用モータ駆動ルーチンに移行する。ま
た、ステップS18において送信機114の方向が首振中心
移動用モータ87による移動範囲以上であった場合、及び
ステップS19において扇風機頭部78が首振中心調整体58
の正面に向いていない場合には、ステップS21において
首振中心移動用モータ駆動ルーチン及び左右首振用モー
タ駆動ルーチンを実行する。
なければ、ステップS19に移行し、ステップS19におい
てステップS17で算出した送信機114の方向が首振中心
移動用モータ87を駆動することによって扇風機頭部78を
送風機114に向けることができる範囲以内か否か、実施
例では基台8の正面に対して左右方向に夫々約33°以内
か否か判別し、首振中心移動用モータ87による移動範囲
内であれば、ステップS20において扇風機頭部78が首振
中心調整体58に対して正面に向いた状態で停止している
か否か判別する。ステップS20において扇風機頭部78が
首振中心調整体58の正面に向いた状態で停止していれ
ば、首振中心移動用モータ駆動ルーチンに移行する。ま
た、ステップS18において送信機114の方向が首振中心
移動用モータ87による移動範囲以上であった場合、及び
ステップS19において扇風機頭部78が首振中心調整体58
の正面に向いていない場合には、ステップS21において
首振中心移動用モータ駆動ルーチン及び左右首振用モー
タ駆動ルーチンを実行する。
【0070】首振中心移動用モータ駆動ルーチンを図2
5に基づき説明すると、ステップS22において首振中心
位置検出センサ92の出力に基づき基台8に対する扇風機
頭部78の首振中心位置を検出し、ステップS23におい
て、ステップS17で算出した送信機114の方向と首振中
心位置の現在の向きが一致しているか否か判別する。ス
テップS23において送信機114の方向と首振中心位置が
一致していなければ、ステップS24において扇風機頭部
78がステップS17で算出した送信機114の方向より右に
向いているか否か判別し、右に向いていれば、ステップ
S25において首振中心移動用モータ87を駆動して扇風機
頭部78の首振中心を左方向に移動させる。ステップS22
乃至ステップS25を繰り返し、ステップS17で算出した
送信機114の方向と扇風機頭部78の首振中心の位置を一
致させる。図5は扇風機頭部78の首振中心を正面に向け
た状態を示す図、図8は扇風機頭部78の首振中心を左に
向けた状態を示す図、図9は扇風機頭部78の首振中心を
右に向けた状態を示す図である。
5に基づき説明すると、ステップS22において首振中心
位置検出センサ92の出力に基づき基台8に対する扇風機
頭部78の首振中心位置を検出し、ステップS23におい
て、ステップS17で算出した送信機114の方向と首振中
心位置の現在の向きが一致しているか否か判別する。ス
テップS23において送信機114の方向と首振中心位置が
一致していなければ、ステップS24において扇風機頭部
78がステップS17で算出した送信機114の方向より右に
向いているか否か判別し、右に向いていれば、ステップ
S25において首振中心移動用モータ87を駆動して扇風機
頭部78の首振中心を左方向に移動させる。ステップS22
乃至ステップS25を繰り返し、ステップS17で算出した
送信機114の方向と扇風機頭部78の首振中心の位置を一
致させる。図5は扇風機頭部78の首振中心を正面に向け
た状態を示す図、図8は扇風機頭部78の首振中心を左に
向けた状態を示す図、図9は扇風機頭部78の首振中心を
右に向けた状態を示す図である。
【0071】尚、ステップS23において扇風機頭部78の
首振中心位置と送信機114の位置とが一致しているか否
かを判別する際、首振中心位置がステップS17で算出し
た送信機114の位置を中心として左右方向に所定角度以
内、本実施例では、夫々約2°の範囲内に送信機114が
ある場合には、送信機114と首振中心位置とが一致して
いると判断するようになっている。送風ファン82の送風
は拡散するため、扇風機頭部78の向きを中心として比較
的広い範囲に送風することができ、約2°の範囲内であ
れば、扇風機頭部78を動かすことなく送風機114の方向
に送風することができる。従って、首振中心移動用モー
タ87の不必要な駆動を削減して、耐久性を向上すること
ができる。
首振中心位置と送信機114の位置とが一致しているか否
かを判別する際、首振中心位置がステップS17で算出し
た送信機114の位置を中心として左右方向に所定角度以
内、本実施例では、夫々約2°の範囲内に送信機114が
ある場合には、送信機114と首振中心位置とが一致して
いると判断するようになっている。送風ファン82の送風
は拡散するため、扇風機頭部78の向きを中心として比較
的広い範囲に送風することができ、約2°の範囲内であ
れば、扇風機頭部78を動かすことなく送風機114の方向
に送風することができる。従って、首振中心移動用モー
タ87の不必要な駆動を削減して、耐久性を向上すること
ができる。
【0072】ステップS24において扇風機頭部78がステ
ップS17で算出した送信機114の方向より右に向いてい
るか否か判別し、右に向いていなければ、即ち、左に向
いていれば、ステップS26において首振中心移動用モー
タ87を駆動して扇風機頭部78の首振中心を右方向に移動
させる。ステップS22、S23、S24、S26を繰り返し、
ステップS17で算出した送信機114の方向と扇風機頭部7
8の首振中心の位置を一致させる。この首振中心移動中
及び後述する左右首振用モータ駆動ルーチンによる首振
中心に対する扇風機頭部の向き調節中は、スタンド1の
操作部9に設けた風向調節表示LED146を点滅させ、
風向調節中であることを表示するようになっている。
ップS17で算出した送信機114の方向より右に向いてい
るか否か判別し、右に向いていなければ、即ち、左に向
いていれば、ステップS26において首振中心移動用モー
タ87を駆動して扇風機頭部78の首振中心を右方向に移動
させる。ステップS22、S23、S24、S26を繰り返し、
ステップS17で算出した送信機114の方向と扇風機頭部7
8の首振中心の位置を一致させる。この首振中心移動中
及び後述する左右首振用モータ駆動ルーチンによる首振
中心に対する扇風機頭部の向き調節中は、スタンド1の
操作部9に設けた風向調節表示LED146を点滅させ、
風向調節中であることを表示するようになっている。
【0073】ステップS23において送信機114の方向と
扇風機頭部78の首振中心位置が一致すると、ステップS
27において首振中心移動用モータ87を停止し、ステップ
S28において、後述する左右首振用モータ駆動ルーチン
が終了したか否か、即ち、左右首振用モータ50の駆動制
御が終了したか否かを判別する。尚、上述の風向設定ル
ーチンにおけるステップS18、S19、またはS20から首
振中心移動用モータ駆動ルーチンに移行した場合、即
ち、首振中心移動用モータ87のみを駆動制御して扇風機
頭部78を送信機114の方向に向ける場合には、左右方向
移動用モータ50の駆動終了信号が入力されている。
扇風機頭部78の首振中心位置が一致すると、ステップS
27において首振中心移動用モータ87を停止し、ステップ
S28において、後述する左右首振用モータ駆動ルーチン
が終了したか否か、即ち、左右首振用モータ50の駆動制
御が終了したか否かを判別する。尚、上述の風向設定ル
ーチンにおけるステップS18、S19、またはS20から首
振中心移動用モータ駆動ルーチンに移行した場合、即
ち、首振中心移動用モータ87のみを駆動制御して扇風機
頭部78を送信機114の方向に向ける場合には、左右方向
移動用モータ50の駆動終了信号が入力されている。
【0074】ステップS28において左右首振用モータ50
の駆動制御が終了していれば、ステップS29において電
動機79が駆動しているか否か判別し、電動機79が駆動し
ていなければ、ステップS30において電動機79を駆動さ
せる。従って、送信機114の風向調節スイッチ115を制御
するだけで扇風機頭部78を送信機114の方向に移動し、
且つ送風を開始することができ、操作性を向上すること
ができる。また、電動機79は扇風機頭部78が送信機114
の方向を向いてから駆動して送風を開始することにな
り、扇風機頭部78を送信機114の方向に向けるまでの間
に不必要な場所に送風して書類等を飛散させるといった
不都合が生じることはない。
の駆動制御が終了していれば、ステップS29において電
動機79が駆動しているか否か判別し、電動機79が駆動し
ていなければ、ステップS30において電動機79を駆動さ
せる。従って、送信機114の風向調節スイッチ115を制御
するだけで扇風機頭部78を送信機114の方向に移動し、
且つ送風を開始することができ、操作性を向上すること
ができる。また、電動機79は扇風機頭部78が送信機114
の方向を向いてから駆動して送風を開始することにな
り、扇風機頭部78を送信機114の方向に向けるまでの間
に不必要な場所に送風して書類等を飛散させるといった
不都合が生じることはない。
【0075】次に、左右首振用モータ駆動ルーチンを図
26に基づき説明すると、ステップS31において左右首
振用モータ50を駆動し、ステップS32において頭部位置
検出センサ74がカム板52の遮蔽壁54の回転方向先端側の
端部を検出したか否か、即ち、発光素子75と受光素子76
との間に遮蔽壁54端部が侵入したか否かを判別し、頭部
位置検出センサ74が遮蔽壁54の端部を検出すると、ステ
ップS33において上述した風向設定ルーチンにおけるス
テップS17で算出した送信機114の方向に基づいて左右
首振用モータ50駆動タイマーを設定する。
26に基づき説明すると、ステップS31において左右首
振用モータ50を駆動し、ステップS32において頭部位置
検出センサ74がカム板52の遮蔽壁54の回転方向先端側の
端部を検出したか否か、即ち、発光素子75と受光素子76
との間に遮蔽壁54端部が侵入したか否かを判別し、頭部
位置検出センサ74が遮蔽壁54の端部を検出すると、ステ
ップS33において上述した風向設定ルーチンにおけるス
テップS17で算出した送信機114の方向に基づいて左右
首振用モータ50駆動タイマーを設定する。
【0076】ステップS32において頭部位置検出センサ
74が遮蔽壁54の回転方向先端側の端部を検出しない場合
には、ステップS34において頭部位置検出センサ74が遮
蔽壁54の回転方向後端側の端部を検出したか否か、即
ち、発光素子75と受光素子76との間から遮蔽壁54端部が
出たか否かを判別し、頭部位置検出センサ74が遮蔽壁54
の端部を検出すると、ステップS35においてステップS
17で算出した送信機114の方向に基づいて左右首振用モ
ータ50駆動タイマーを設定する。
74が遮蔽壁54の回転方向先端側の端部を検出しない場合
には、ステップS34において頭部位置検出センサ74が遮
蔽壁54の回転方向後端側の端部を検出したか否か、即
ち、発光素子75と受光素子76との間から遮蔽壁54端部が
出たか否かを判別し、頭部位置検出センサ74が遮蔽壁54
の端部を検出すると、ステップS35においてステップS
17で算出した送信機114の方向に基づいて左右首振用モ
ータ50駆動タイマーを設定する。
【0077】ステップS36においてステップS33または
ステップS35にて設定された左右首振用モータ50駆動タ
イマーが終了したか否か判別し、タイマーが終了する
と、ステップS37に移行して左右首振用モータ50を停止
し、ステップS38において首振中心移動用モータ87の駆
動制御が終了したか否か、即ち、首振中心移動用モータ
駆動ルーチンが終了したか否か判別する。
ステップS35にて設定された左右首振用モータ50駆動タ
イマーが終了したか否か判別し、タイマーが終了する
と、ステップS37に移行して左右首振用モータ50を停止
し、ステップS38において首振中心移動用モータ87の駆
動制御が終了したか否か、即ち、首振中心移動用モータ
駆動ルーチンが終了したか否か判別する。
【0078】この左右首振用モータ駆動ルーチンは、上
述した風向設定ルーチンのステップS19において、ステ
ップS17で算出した送信機114の方向が首振中心移動用
モータ87を駆動することによって扇風機頭部78を送風機
114に向けることができる範囲以上、実施例では基台8
の正面に対して左右方向に夫々約33°以上であると判断
された場合に実行され、ステップS32またはステップS
34にて設定される左右首振用モータ50駆動タイマーは、
首振中心移動用モータ87を駆動して首振中心を送信機11
4の方向に移動限度まで移動した状態で、その移動限度
と送信機114の方向との差の角度を移動する時間が設定
されるようになっている。従って、首振中心の移動範囲
を越えた位置に送信機114が位置する際には、左右首振
用モータ50と首振中心移動用モータ87との両方が駆動
し、扇風機頭部78を送信機114の方向に向けることがで
きる。
述した風向設定ルーチンのステップS19において、ステ
ップS17で算出した送信機114の方向が首振中心移動用
モータ87を駆動することによって扇風機頭部78を送風機
114に向けることができる範囲以上、実施例では基台8
の正面に対して左右方向に夫々約33°以上であると判断
された場合に実行され、ステップS32またはステップS
34にて設定される左右首振用モータ50駆動タイマーは、
首振中心移動用モータ87を駆動して首振中心を送信機11
4の方向に移動限度まで移動した状態で、その移動限度
と送信機114の方向との差の角度を移動する時間が設定
されるようになっている。従って、首振中心の移動範囲
を越えた位置に送信機114が位置する際には、左右首振
用モータ50と首振中心移動用モータ87との両方が駆動
し、扇風機頭部78を送信機114の方向に向けることがで
きる。
【0079】また、左右首振中心移動用モータ駆動ルー
チンは、上述した風向設定ルーチンのステップS20にお
いて、扇風機頭部78が首振中心位置に向いていない場合
にも実行され、ステップS32またはステップS34にて設
定される左右首振用モータ50駆動タイマーは、左右首振
用モータ50がカム板52の遮蔽壁54端部を検出してから扇
風機頭部78を首振中心位置に向けるまでの時間が設定さ
れるようになっている。従って、左右首振用モータ50と
首振中心移動用モータ87との両方が駆動し、左右首振用
モータ50により扇風機頭部78を首振中心位置に向け、首
振中心を送信機114に向けて、扇風機頭部78を送信機114
に向けることができる。
チンは、上述した風向設定ルーチンのステップS20にお
いて、扇風機頭部78が首振中心位置に向いていない場合
にも実行され、ステップS32またはステップS34にて設
定される左右首振用モータ50駆動タイマーは、左右首振
用モータ50がカム板52の遮蔽壁54端部を検出してから扇
風機頭部78を首振中心位置に向けるまでの時間が設定さ
れるようになっている。従って、左右首振用モータ50と
首振中心移動用モータ87との両方が駆動し、左右首振用
モータ50により扇風機頭部78を首振中心位置に向け、首
振中心を送信機114に向けて、扇風機頭部78を送信機114
に向けることができる。
【0080】左右首振用モータ50と首振中心移動用モー
タ87は同時に駆動されるので、迅速に送風機114の方向
に向けることができる。
タ87は同時に駆動されるので、迅速に送風機114の方向
に向けることができる。
【0081】また、送信機114の風向調節スイッチ115を
操作した位置が、基台8に対して首振中心を移動限度ま
で移動させ、且つ首振中心に対して扇風機頭部78を移動
限度まで移動させた位置から所定の角度以内であれば、
実施例では、基台8正面に対して左右方向に夫々約65°
から約75°の範囲であれば、扇風機頭部78を移動限度ま
で移動させると送風を行うことができるので、首振中心
を移動限度まで移動させ、且つ首振中心に対して扇風機
頭部78を移動限度まで移動させた位置まで扇風機頭部78
を移動させる。また、上記範囲を越えていれば、扇風機
頭部78の移動を行わず、発音装置制御回路147により発
音制御装置を作動させて誤使用であることを使用者に知
らせる警報音を発生するようになっている。
操作した位置が、基台8に対して首振中心を移動限度ま
で移動させ、且つ首振中心に対して扇風機頭部78を移動
限度まで移動させた位置から所定の角度以内であれば、
実施例では、基台8正面に対して左右方向に夫々約65°
から約75°の範囲であれば、扇風機頭部78を移動限度ま
で移動させると送風を行うことができるので、首振中心
を移動限度まで移動させ、且つ首振中心に対して扇風機
頭部78を移動限度まで移動させた位置まで扇風機頭部78
を移動させる。また、上記範囲を越えていれば、扇風機
頭部78の移動を行わず、発音装置制御回路147により発
音制御装置を作動させて誤使用であることを使用者に知
らせる警報音を発生するようになっている。
【0082】次に、風量設定ルーチンを図27に基づき
説明すると、ステップS39において「強」運転を行って
いるか否か、即ち、電動機79が高速運転を行っているか
否かを判別し、「強」運転を行っていれば、ステップS
40において「微風」運転、即ち、電動機79を極低速運転
させる。ステップS39において「強」運転していなけれ
ば、ステップS41において「中」運転を行っているか否
か、即ち、電動機42が中速運転を行っているか否か判別
し、「中」運転していれば、ステップS42において
「強」運転を行う。ステップS41において「中」運転し
ていなければ、ステップS43において「弱」運転を行っ
ているか否か、即ち、電動機42が低速運転しているか否
か判別し、「弱」運転していれば、ステップS44におい
て「中」運転を行う。ステップS43において「弱」運転
していなければ、ステップS45において「弱」運転を行
う。
説明すると、ステップS39において「強」運転を行って
いるか否か、即ち、電動機79が高速運転を行っているか
否かを判別し、「強」運転を行っていれば、ステップS
40において「微風」運転、即ち、電動機79を極低速運転
させる。ステップS39において「強」運転していなけれ
ば、ステップS41において「中」運転を行っているか否
か、即ち、電動機42が中速運転を行っているか否か判別
し、「中」運転していれば、ステップS42において
「強」運転を行う。ステップS41において「中」運転し
ていなければ、ステップS43において「弱」運転を行っ
ているか否か、即ち、電動機42が低速運転しているか否
か判別し、「弱」運転していれば、ステップS44におい
て「中」運転を行う。ステップS43において「弱」運転
していなければ、ステップS45において「弱」運転を行
う。
【0083】タイマー設定ルーチンを図28に基づき説
明すると、ステップS46において4時間のタイマーが設
定されているか否か判別し、設定されていれば、ステッ
プS47においてタイマー設定を解除する。ステップS46
において4時間のタイマーが設定されていなければ、ス
テップS48において2時間のタイマーが設定されている
か否か判別し、設定されていれば、ステップS49におい
て4時間のタイマーを設定する。ステップS48において
2時間のタイマーが設定されていなければ、ステップS
50において1時間のタイマーが設定されているか否か判
別し、設定されていれば、ステップS51において2時間
のタイマーを設定し、ステップS50において1時間のタ
イマーが設定されていなければ、ステップS52において
1時間のタイマーを設定する。
明すると、ステップS46において4時間のタイマーが設
定されているか否か判別し、設定されていれば、ステッ
プS47においてタイマー設定を解除する。ステップS46
において4時間のタイマーが設定されていなければ、ス
テップS48において2時間のタイマーが設定されている
か否か判別し、設定されていれば、ステップS49におい
て4時間のタイマーを設定する。ステップS48において
2時間のタイマーが設定されていなければ、ステップS
50において1時間のタイマーが設定されているか否か判
別し、設定されていれば、ステップS51において2時間
のタイマーを設定し、ステップS50において1時間のタ
イマーが設定されていなければ、ステップS52において
1時間のタイマーを設定する。
【0084】上記各ルーチンの各ステップ間において、
送信機114の赤外線信号を受信部17が受信すると、実行
中のルーチンを実行しつつ、再度メインルーチンに移行
し、受信部17が受信した赤外線信号に基づいた制御を行
うようになっている。
送信機114の赤外線信号を受信部17が受信すると、実行
中のルーチンを実行しつつ、再度メインルーチンに移行
し、受信部17が受信した赤外線信号に基づいた制御を行
うようになっている。
【0085】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1の構成に
よれば、扇風機頭部の基台に対する向きを、扇風機頭部
を移動させる送風方向変更用モータと連動する可変抵抗
により検出するので、可変抵抗の出力値変化によって迅
速に扇風機頭部の向きを検出することができる。また、
可変抵抗を円弧状の歯車を介して送風方向変更用モータ
と連動させているので、万一、何らかの原因により送風
方向変更用モータが移動範囲以上に回動しても、送風方
向変更用モータに装着された第1歯車と可変抵抗に装着
された第2歯車との噛み合いが外れ、可変抵抗の回転が
阻止されて可変抵抗の破損を防止することができる等の
効果を奏する。
よれば、扇風機頭部の基台に対する向きを、扇風機頭部
を移動させる送風方向変更用モータと連動する可変抵抗
により検出するので、可変抵抗の出力値変化によって迅
速に扇風機頭部の向きを検出することができる。また、
可変抵抗を円弧状の歯車を介して送風方向変更用モータ
と連動させているので、万一、何らかの原因により送風
方向変更用モータが移動範囲以上に回動しても、送風方
向変更用モータに装着された第1歯車と可変抵抗に装着
された第2歯車との噛み合いが外れ、可変抵抗の回転が
阻止されて可変抵抗の破損を防止することができる等の
効果を奏する。
【0086】また、本発明の請求項2の構成によれば、
扇風機頭部の基台に対する向きを、扇風機頭部を移動さ
せる送風方向変更用モータと連動する可変抵抗により検
出するので、可変抵抗の出力値変化によって迅速に扇風
機頭部の向きを検出することができる。また、扇風機頭
部を基台に対して所定の位置に向けた状態で、送風方向
変更用モータに装着した第1歯車と検出センサに装着し
た第2歯車とに、互いに合致する相印を形成したので、
組立時に、第1歯車と第2歯車との噛み合わせ位置を誤
ることはなく、基台に対する扇風機頭部の向きの誤検出
を防止することができ、確実に使用者の所望の方向に扇
風機頭部を向けることができる等の効果を奏する。
扇風機頭部の基台に対する向きを、扇風機頭部を移動さ
せる送風方向変更用モータと連動する可変抵抗により検
出するので、可変抵抗の出力値変化によって迅速に扇風
機頭部の向きを検出することができる。また、扇風機頭
部を基台に対して所定の位置に向けた状態で、送風方向
変更用モータに装着した第1歯車と検出センサに装着し
た第2歯車とに、互いに合致する相印を形成したので、
組立時に、第1歯車と第2歯車との噛み合わせ位置を誤
ることはなく、基台に対する扇風機頭部の向きの誤検出
を防止することができ、確実に使用者の所望の方向に扇
風機頭部を向けることができる等の効果を奏する。
【0087】さらに、本発明の請求項3の構成によれ
ば、扇風機頭部の基台に対する向きを、扇風機頭部を移
動させる送風方向変更用モータと連動する可変抵抗によ
り検出するので、可変抵抗の出力値変化によって迅速に
扇風機頭部の向きを検出することができる。また、送風
方向変更用モータに装着する第1歯車と検出センサに装
着する第2歯車とのどちらか一方を抜け止めして装着
し、その歯車により他方の歯車を抜け止めすることがで
き、歯車の装着作業性を向上することができる等の効果
を奏する。
ば、扇風機頭部の基台に対する向きを、扇風機頭部を移
動させる送風方向変更用モータと連動する可変抵抗によ
り検出するので、可変抵抗の出力値変化によって迅速に
扇風機頭部の向きを検出することができる。また、送風
方向変更用モータに装着する第1歯車と検出センサに装
着する第2歯車とのどちらか一方を抜け止めして装着
し、その歯車により他方の歯車を抜け止めすることがで
き、歯車の装着作業性を向上することができる等の効果
を奏する。
【0088】また、本発明の請求項4の構成によれば、
扇風機頭部の基台に対する向きを、扇風機頭部を移動さ
せる送風方向変更用モータと連動する可変抵抗により検
出するので、可変抵抗の出力値変化によって迅速に扇風
機頭部の向きを検出することができる。また、検出セン
サと取付板との間に配設した絶縁部材に、取付板の貫通
穴に挿入されて互いに嵌合する環状の突部を形成したの
で、この突部の相互の嵌合により貫通穴に穿設した貫通
穴を径大に形成することなく検出センサと取付板との間
の沿面距離を大きく取ることができ、簡単な構成で検出
センサの絶縁性を向上することができる。
扇風機頭部の基台に対する向きを、扇風機頭部を移動さ
せる送風方向変更用モータと連動する可変抵抗により検
出するので、可変抵抗の出力値変化によって迅速に扇風
機頭部の向きを検出することができる。また、検出セン
サと取付板との間に配設した絶縁部材に、取付板の貫通
穴に挿入されて互いに嵌合する環状の突部を形成したの
で、この突部の相互の嵌合により貫通穴に穿設した貫通
穴を径大に形成することなく検出センサと取付板との間
の沿面距離を大きく取ることができ、簡単な構成で検出
センサの絶縁性を向上することができる。
【図1】本発明の一実施例の扇風機頭部の断面図であ
る。
る。
【図2】同扇風機頭部の要部断面図である。
【図3】同要部拡大断面図である。
【図4】同扇風機頭部の断面図である。
【図5】同扇風機頭部を正面に向けた状態を説明する動
作説明図である。
作説明図である。
【図6】同扇風機頭部を左右首振用モータにより左方向
に移動させた状態を示す動作説明図である。
に移動させた状態を示す動作説明図である。
【図7】同扇風機頭部を左右首振用モータにより右方向
に移動させた状態を示す動作説明図である。
に移動させた状態を示す動作説明図である。
【図8】同扇風機頭部を首振中心移動用モータにより左
方向に移動させた状態を示す動作説明図である。
方向に移動させた状態を示す動作説明図である。
【図9】同扇風機頭部を首振中心移動用モータにより右
方向に移動させた状態を示す動作説明図である。
方向に移動させた状態を示す動作説明図である。
【図10】同要部分解斜視図である。
【図11】同要部分解斜視図である。
【図12】同スタンドの要部断面図である。
【図13】同スタンドの要部断面図である。
【図14】同受信装置の断面図である。
【図15】同スタンドの要部断面図である。
【図16】同要部斜視図である。
【図17】同スタンドの上面図である。
【図18】同送信機の正面図である。
【図19】同扇風機の外観斜視図である。
【図20】同回路図である。
【図21】同制御回路への入力波形図である。
【図22】同メインルーチンのフローチャートを示す図
である。
である。
【図23】同メインルーチンのフローチャートを示す図
である。
である。
【図24】同風向設定ルーチンのフローチャートを示す
図である。
図である。
【図25】同首振中心移動用モータ駆動ルーチンのフロ
ーチャートを示す図である。
ーチャートを示す図である。
【図26】同左右首振用モータ駆動ルーチンのフローチ
ャートを示す図である。
ャートを示す図である。
【図27】同風量設定ルーチンのフローチャートを示す
図である。
図である。
【図28】同タイマー設定ルーチンのフローチャートを
示す図である。
示す図である。
【図29】本発明の他の実施例の扇風機頭部の断面図で
ある。
ある。
【図30】同スタンドの断面図である。
【図31】同スタンドの断面図である。
8 基台 78 扇風機頭部 79 電動機 82 送風ファン 87 首振中心移動用モータ 89 歯車 91 鍔部 92 首振中心位置検出センサ 96 相印 97 相印 98 絶縁体 100 第2絶縁部
Claims (4)
- 【請求項1】 送風ファンを回転駆動する電動機を有す
る扇風機頭部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記
扇風機頭部を基台に対して移動させる送風方向変更用モ
ータと、前記扇風機頭部の基台に対する向きを検出する
検出センサと、該検出センサの出力に基づき送風方向移
動用モータを制御して扇風機頭部の基台に対する向きを
制御する制御回路とを備え、前記検出センサを可変抵抗
により構成し、前記送風方向変更用モータに装着した第
1歯車と検出センサに装着した第2歯車との噛み合いに
よって検出センサを送風方向変更用モータに連動せしめ
ると共に、前記第1歯車と第2歯車のどちらか一方を円
弧状に形成したことを特徴とする扇風機。 - 【請求項2】 送風ファンを回転駆動する電動機を有す
る扇風機頭部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記
扇風機頭部を基台に対して移動させる送風方向変更用モ
ータと、前記扇風機頭部の基台に対する向きを検出する
検出センサと、該検出センサの出力に基づき送風方向移
動用モータを制御して扇風機頭部の基台に対する向きを
制御する制御回路とを備え、前記検出センサを可変抵抗
により構成し、前記送風方向変更用モータに装着した第
1歯車と検出センサに装着した第2歯車との噛み合いに
よって検出センサを送風方向変更用モータに連動せしめ
ると共に、前記第1歯車と第2歯車には、前記送風方向
変更用モータによって扇風機頭部を基台に対して所定の
位置に移動させた状態で合致する位置に相印を設けたこ
とを特徴とする扇風機。 - 【請求項3】 送風ファンを回転駆動する電動機を有す
る扇風機頭部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記
扇風機頭部を基台に対して移動させる送風方向移動用モ
ータと、前記扇風機頭部の基台に対する向きを検出する
検出センサと、該検出センサの出力に基づき送風方向移
動用モータを制御して扇風機頭部の基台に対する向きを
制御する制御回路とを備え、前記検出センサを可変抵抗
により構成し、前記送風方向変更用モータに装着した第
1歯車と検出センサに装着した第2歯車との噛み合いに
よって検出センサを送風方向変更用モータに連動せし
め、前記第1歯車と第2歯車のどちらか一方を抜け止め
して装着すると共にその歯車には他方の歯車と噛み合う
歯車部下方に歯車部外径より径大の鍔部を形成したこと
を特徴とする扇風機。 - 【請求項4】 送風ファンを回転駆動する電動機を有す
る扇風機頭部と、該扇風機頭部を支持する基台と、前記
扇風機頭部を基台に対して移動させる送風方向移動用モ
ータと、該送風方向移動用モータに連動して扇風機頭部
の基台に対する向きを検出する可変抵抗からなる検出セ
ンサと、前記送風方向移動用モータと検出センサを装着
する取付板と、前記検出センサの出力に基づき送風方向
移動用モータを駆動する制御回路と、前記扇風機頭部の
電動機等を被い、前記取付板にネジ固定されるカバー体
とを備え、前記取付板に検出センサの回転軸が貫通する
貫通穴を穿設し、前記取付板と検出センサとの間に第1
絶縁部材を配設すると共に、取付板の検出センサ装着面
と対向する面に第2絶縁部材を装着し、前記第1絶縁部
材と第2絶縁部材には、取付板の貫通穴に挿入されて互
いに嵌合する環状の突部を形成したことを特徴とする扇
風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5719691A JP2614549B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 扇風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5719691A JP2614549B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 扇風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04292600A JPH04292600A (ja) | 1992-10-16 |
JP2614549B2 true JP2614549B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=13048737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5719691A Expired - Fee Related JP2614549B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 扇風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614549B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4790443B2 (ja) * | 2006-02-21 | 2011-10-12 | 三菱電機株式会社 | 扇風機 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP5719691A patent/JP2614549B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04292600A (ja) | 1992-10-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |