JP3091596B2 - 扇風機 - Google Patents

扇風機

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JP3091596B2
JP3091596B2 JP05053931A JP5393193A JP3091596B2 JP 3091596 B2 JP3091596 B2 JP 3091596B2 JP 05053931 A JP05053931 A JP 05053931A JP 5393193 A JP5393193 A JP 5393193A JP 3091596 B2 JP3091596 B2 JP 3091596B2
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temperature sensor
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一也 矢野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内温度により運転を
制御する扇風機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、扇風機本体の内部に温度センサを
収納し、この温度センサの出力に基づいて室温に応じて
送風力を可変させる扇風機開発された。しかしながら、
温度センサは扇風機本体の内部に収納されているため、
送風ファン駆動用電動機等を制御する電子部品の熱影響
を受けると共に、室内温度を扇風機本体の外郭を介して
検出するため、室内温度を正確に検出することができ
ず、最適な送風量制御を行うことができない欠点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、室内温度をより正確に検出し得る
扇風機を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台と、基台
に支持され、送風ファン回転駆動用電動機を有する扇風
機頭部と、室内温度の変化を検出する温度センサと、温
度センサの出力に基づいて電動機を制御する制御回路と
を備え、基台に形成した電源コード収納室に、温度セン
サを収納する収納部を形成し、収納部を外気と連通せし
めたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、温度センサを、外気と連通し
た収納部に収納しているので、収納部に室内空気が循環
し、温度センサが室内温度の変化を迅速、且つ正確に検
出する。また、収納部を介して基台内に侵入する塵埃
は、電源コード収納室内に侵入するので、電動機等を制
御する電気部品が悪影響を受けることはない。
【0006】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図7に基づき
以下に詳述する。
【0007】1はスタンドで、昇降支柱2を上下動自在
に支持し、スタンド1及び昇降支柱2により基台3を構
成している。4は前記昇降支柱2上部に俯仰角調整自在
に支持されるネックピースで、後述する扇風機頭部5を
左右方向に首振させる左右首振用モータ(図示せず)を収
納している。5は前記ネックピース4に左右方向に回動
自在に支持される扇風機頭部で、送風ファン6を回転駆
動する電動機と扇風機頭部5を上下方向に首振指せる上
下首振用モータ(いずれも図示せず)を有している。7は
前記扇風機頭部5に装着され、送風ファン6を囲撓する
ガードである。
【0008】8は前記スタンド1に形成された操作部、
9は電動機の駆動を制御する電源スイッチで、電源スイ
ッチ9のON操作時、自動運転を行わせ、後述する温度
センサ19の出力に基づき検出温度に応じた回転数で電動
機を駆動するようになっている。10はモード切替スイッ
チで、モード切替スイッチ10操作時、温度センサ19の検
出温度が所定時間内に一定温度上昇すると、一定温度上
昇した時点で電動機を回転駆動させるおやすみ運転と温
度センサ19の検出温度に応じた送風を行う自動運転とを
選択するようになっている。前記おやすみ運転では、温
度センサ19の検出温度に応じて自動運転時より少ない回
転数で電動機を駆動するようになっている。
【0009】11は風量調節スイッチで、電動機の回転数
を可変し、送風量を調節するようになっている。12は断
続運転スイッチで、電動機を断続運転させ、自然に近い
送風を行わせるようになっている。13はタイマースイッ
チで、その操作により設定した時間後に電動機の駆動を
停止させるようになっている。14は首振調整スイッチ
で、左右首振用モータと上下首振用モータの駆動を制御
するようになっている。15は図示しない送信機からの制
御信号を受信する受信部である。
【0010】16は前記スタンド1後部に形成された電源
コード収納室で、下面開口を蓋体17により開閉自在に閉
塞している。18は前記電源コード収納室16に配設され、
温度センサ19をスタンド1に装着する装着部材で、温度
センサ19を囲撓する囲撓部20と、温度センサ19のリード
線21を保持する複数のリブ22を形成した平板部23と、ス
タンド1に形成されたボス24に挿入され装着部材18を位
置決めする固定部25とからなり、前記ボス24に、スタン
ド1下面開口を閉塞する裏蓋26を螺子固定することで、
装着部材18をスタンド1と裏蓋26との間に挟持するよう
になっている。
【0011】前記囲撓部20は、平板部23から立設した立
上片27と、立上片27から水平方向に形成された温度セン
サ19取付片28と、立上片27上端部から下方に向かって形
成した複数の係合片29から構成されており、電源コード
収納室16に対応して形成した開口を通して電源コード収
納室16から囲撓部20を外部に露出するようになってい
る。前記囲撓部20にて囲まれる空間を温度センサ18収納
空間とし、立上片27と係合片29との間及び係合片29間に
形成される間隙30を介して外部に連通するようになって
いる。前記囲撓部20外径をスタンド1の開口内径より大
径に形成し、立上片27及び係合片29の弾性により開口に
係止するようになっている。31は前記平板部23の囲撓部
20に対応する位置に形成された開口部で、間隙30を介し
て囲撓部20内に侵入した塵埃等を電源コード収納室16へ
案内するようになっている。
【0012】而して、電源スイッチ9を操作すると、自
動運転となり、温度センサ19の検出した室内温度に応じ
た送風量の送風を行う。温度センサ19は囲撓部20に形成
した間隙30を介して外気と連通しているので、室内温度
及びその変化を確実に検出することができる。
【0013】また、モード選択スイッチ10を操作し、お
やすみ運転を選択すると、エアコンのタイマー運転が切
れ、室内温度が所定温度上昇すると、温度センサ19がそ
の温度変化を検出して自動的に運転を開始する。
【0014】不使用時には、電源コードを電源コード収
納室16に収納するが、温度センサ19のリード線21は平板
部23のリブ22に係止され、平板部23にて被われているの
で、電源コードの出し入れ等によりリード線21が引っ張
られて断線することがない。
【0015】また、囲撓部20に設けた間隙30を介してス
タンド1内に塵埃等が侵入するが、塵埃等は電源コード
収納室16に入るため、電源コード収納室16を閉塞する蓋
体17を開放することにより容易に塵埃等を廃棄すること
ができる。
【0016】本発明の第2実施例を図8乃至図10に基
づいて詳述する。尚、第1実施例と同一部品は同一符号
を付して説明を省略する。
【0017】32はスタンド1上面の電源コード収納室16
に対応して穿設された開口に嵌合される被体で、下部に
形成した段部33を開口周縁に当接させて下方への移動を
阻止している。34は前記被体32に形成した複数のスリッ
トで、スリット34を介して被体32と後述する装着部材35
とで囲撓される温度センサ19収納空間を外気と連通さ
せ、温度センサ19の室温に対する追従性を向上させてい
る。
【0018】35は前記電源コード収納室16に配設され、
温度センサ19をスタンド1に装着する装着部材で、前記
被体32下部に形成した係止孔に係合する係止爪36を有し
ており、被体32の係止孔に係止爪36を係合した状態でボ
ス24と裏蓋26との間で挟持固定するようになっている。
37は前記装着部材35に形成した係止片で、前記温度セン
サ19と図示しない回路基板とを接続するリード線38を固
定するようになっている。39は前記装着部材35両側に一
体形成した側壁で、側壁39と装着部材35とスタンド1に
て囲撓される空間にリード線38を配設し、電源コード収
納室16への電源コード挿脱時に、電源コードがリード線
38にかかってリード線38を断線させるのを防止するよう
になっている。
【0019】而して、電源スイッチ9を操作すると、自
動運転となり、温度センサ19の検出した室内温度に応じ
た送風量の送風を行う。温度センサ19は被体32に形成し
たスリット34を介して外気と連通しているので、室内温
度及びその変化を確実に検出することができる。
【0020】また、モード選択スイッチ10を操作し、お
やすみ運転を選択すると、エアコンのタイマー運転が切
れ、室内温度が所定温度上昇すると、温度センサ19がそ
の温度変化を検出して自動的に運転を開始する。
【0021】不使用時には、電源コードを電源コード収
納室16に収納するが、温度センサ19のリード線38は装着
部材35の係止片37に係止され、装着部材35と側壁39にて
被われているので、電源コードの出し入れ等によりリー
ド線38が引っ張られて断線することがない。
【0022】また、塵埃等が被部32に設けたスリット34
を介して温度センサ収納室19に侵入し、さらに、スタン
ド1内に塵埃等が漏れる場合があるが、塵埃等は電源コ
ード収納室16に入るため、電源コード収納室16を閉塞す
る蓋体17を開放することにより容易に塵埃等を廃棄する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、温度セン
サの収納部を外気に連通させているので、室温変化に対
する追従性を向上することができ、室温に応じた送風を
確実に行わせることができる。温度センサの収納部は、
電源コード収納室に形成したので、塵埃等はコード収納
室内に侵入し、コード収納室を閉塞する蓋体を開放する
ことにより容易に廃棄することができ、電気部品に対す
る悪影響を防止することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部断面図である。
【図2】同温度センサの装着状態を示す要部断面図であ
る。
【図3】同温度センサの装着状態を示す要部断面図であ
る。
【図4】同温度センサの装着状態を示す要部断面図であ
る。
【図5】同温度センサの装着状態を示す要部平面図であ
る。
【図6】同外観側面図である。
【図7】同操作部の平面図である。
【図8】本発明の第2実施例を示し、図10のA−A断
面図である。
【図9】同図10のB−B断面図である。
【図10】同要部下面図である。
【符号の説明】
3 基台 5 扇風機頭部 6 送風ファン 16 電源コード収納室 19 温度センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、該基台に支持され、送風ファン
    回転駆動用電動機を有する扇風機頭部と、室内温度の変
    化を検出する温度センサと、該温度センサの出力に基づ
    いて電動機を制御する制御回路とを備え、前記基台に形
    成した電源コード収納室に、温度センサを収納する収納
    部を形成し、該収納部を外気と連通せしめたことを特徴
    とする扇風機。
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EP3767111B1 (de) * 2019-07-16 2022-01-26 Elektrosil GmbH Lüfter und abdeckelement für einen lüfter
CN114964383B (zh) * 2022-06-14 2023-10-13 江苏斯菲尔电气股份有限公司 一种温湿度监测装置

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