JPH06101690A - 扇風機及び扇風機の首振制御方法 - Google Patents

扇風機及び扇風機の首振制御方法

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Publication number
JPH06101690A
JPH06101690A JP24945992A JP24945992A JPH06101690A JP H06101690 A JPH06101690 A JP H06101690A JP 24945992 A JP24945992 A JP 24945992A JP 24945992 A JP24945992 A JP 24945992A JP H06101690 A JPH06101690 A JP H06101690A
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JP
Japan
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fan
head
swing
motor
swinging
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Application number
JP24945992A
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English (en)
Inventor
Yoshiya Furuya
義也 古家
Kenichi Murata
賢一 村田
Kenji Toyooka
賢次 豊岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 扇風機頭部を左右首振動作させる左右首振用
モータ39と、左右首振用モータ39に連動するカム板と、
カム板の透孔部を介在させて配設された頭部位置検出セ
ンサを有する頭部位置検出部59と、電動機39の駆動等を
指示するスイッチを有するスイッチ回路58と、首振一時
停止スイッチが操作された際に扇風機頭部が向いていた
方向を頭部位置検出部59の出力に基づき検出し、この検
出位置で首振動作を所定時間停止させる制御回路60を設
けた扇風機。 【効果】 扇風機頭部の首振を所望の方向で一時停止さ
せることができるので、所望の方向への送風量を増大す
ることができ、より快適な送付を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、首振動作を行う扇風機
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、扇風機は、扇風機頭部を基台に
対して左右方向に首振して広範囲に送風を行い、あるい
は扇風機頭部の首振を停止して集中的に送風するように
なっている。しかしながら、扇風機は、約20秒で一往
復の首振を行うようになっており、扇風機頭部が使用者
に向いているわずかな時間しか使用者に送風されないた
め、使用状態によっては使用者が風を待ち遠しく感じる
等使用者が不快感を感じる場合がある。また、首振を停
止して使用すると、風が常時使用者に当るため、長時間
使用すると、使用者が体調を崩す場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、より快適な送風を行うことができ
る扇風機を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成は、
基台と、該基台に支持され、送風ファン駆動用電動機を
有する扇風機頭部と、扇風機頭部を首振動作させる首振
用モータと、電動機の駆動等を指示する操作部と、操作
部に形成された首振一時停止スイッチが操作された際に
扇風機頭部が向いていた方向を、基準位置に対する扇風
機頭部の角度に基づき検出し、この検出位置で首振動作
を所定時間停止させる制御回路とを設けたことを特徴と
する。
【0005】本発明の第2の構成は、基台と、基台に支
持され、送風ファン駆動用電動機を有する扇風機頭部
と、扇風機頭部を左右首振動作させる左右首振用モータ
と、扇風機頭部を上下首振動作させる上下首振用モータ
と、電動機、左右首振用モータ及び上下首振用モータの
駆動を指示する操作部と、操作部に形成された首振一時
停止スイッチが操作された際に扇風機頭部が向いていた
方向を基準位置に対する扇風機頭部の角度に基づき検出
し、この検出位置で左右首振動作を所定時間停止させ、
上下首振動作を所定時間行わせる制御回路とを備えたこ
とを特徴とする。
【0006】本発明の第3の構成は、基台と、基台に支
持され、送風ファン駆動用電動機を有する扇風機頭部
と、扇風機頭部を首振動作させる首振用モータと、首振
用モータに連動し、多数の透光部を有する回転板と、回
転板の透光部を介在させて配設された発光素子及び受光
素子からなる頭部位置検出センサと、電動機の駆動等を
指示する操作部と、操作部に形成された首振一時停止ス
イッチが操作された際に扇風機頭部が向いていた方向
を、頭部位置検出センサの出力に基づき検出し、この検
出位置で首振動作を所定時間停止させる制御回路とを設
けたことを特徴とする。
【0007】本発明の第4の構成は、基台と、基台に支
持され、送風ファン駆動用電動機を有する扇風機頭部
と、扇風機頭部を首振動作させる首振用モータと、扇風
機頭部の首振に連動し、首振角度に応じて出力値を変化
させる首振角度検出手段と、電動機の駆動等を指示する
操作部と、操作部に形成された首振一時停止スイッチが
操作された際に扇風機頭部が向いていた方向を、首振角
度検出手段の出力に基づき検出し、この検出位置で首振
動作を所定時間停止させる制御回路とを設けたことを特
徴とする。
【0008】本発明の首振制御方法は、送風ファン駆動
用電動機を有する扇風機頭部を、基台に対して首振用モ
ータにより首振させ、操作部に形成された首振一時停止
スイッチが操作された際に扇風機頭部が向いていた角度
を検出し、この検出位置で扇風機頭部の首振動作を所定
時間停止させるものである。
【0009】
【作用】本発明の第1の構成によれば、首振動作中に首
振一時停止スイッチを操作すると、その時に扇風機頭部
が向いていた方向を、基準位置と比較して検出し、その
検出位置で首振動作を所定時間停止させる。従って、首
振一時停止スイッチが操作された際に扇風機頭部が向い
ていた方向への送風量が増大する。
【0010】本発明の第2の構成によれば、首振動作中
に首振一時停止スイッチを操作すると、その時に扇風機
頭部が向いていた方向を、基準位置と比較して検出し、
その検出位置で所定時間、左右首振動作を停止させ、上
下首振動作を行わせる。従って、首振一時停止スイッチ
が操作された際に扇風機頭部が向いていた方向への送風
量が増大し、且つ上下方向へ広範囲に送風される。
【0011】本発明の第3の構成によれば、首振動作中
に首振一時停止スイッチを操作すると、その時に扇風機
頭部が向いていた方向を、頭部位置検出センサの出力に
基づいて検出し、その検出位置で首振動作を所定時間停
止させる。従って、首振一時停止スイッチが操作された
際に扇風機頭部が向いていた方向への送風量が増大す
る。
【0012】本発明の第4の構成によれば、首振動作中
に首振一時停止スイッチを操作すると、その時に扇風機
頭部が向いていた方向を、扇風機頭部の首振角度に応じ
て出力値を変化される首振角度検出手段の出力に基づい
て検出し、この検出位置で首振動作を所定時間停止させ
る。従って、首振一時停止スイッチが操作された際に扇
風機頭部が向いていた方向への送風量が増大する。
【0013】本発明の首振制御方法によれば、首振動作
中に首振一時停止スイッチを操作すると、その時に扇風
機頭部が向いていた角度を検出し、この検出位置で首振
動作を所定時間停止させる。従って、首振一時停止スイ
ッチが操作された際に扇風機頭部が向いていた方向への
送風量が増大する。
【0014】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図14に基づ
き詳述する。
【0015】1は合成樹脂製のスタンドで、支柱2を昇
降自在に支持しており、前記スタンド1、支柱2及び後
述するネックピース14により基台3を構成している。4
は前記スタンド1に形成された操作部で、電源スイッチ
5、後述する電動機39の回転数を制御して送風ファン40
による送風量を制御する風量調節スイッチ6、電動機35
の回転数を不規則に変化させて送風ファン40による送風
量を変化させる間欠運転スイッチ7、運転時間を制御す
るタイマースイッチ8、後述する扇風機頭部34の上下首
振、左右首振、上下首振と左右首振を併用する立体首
振、首振の停止を切り替える首振調節スイッチ9、扇風
機頭部34の左右首振時において、操作された際に扇風機
頭部34が向いていた位置で所定時間首振を停止させる首
振一時停止運転を行わせる首振一時停止スイッチ10、首
振一時停止運転を解除する一時停止解除スイッチ11を有
している。12は後述する送信機45を略直立状態に支持す
る凹所、13は送信機48からの赤外線信号を受信する受信
部である。
【0016】14は前記支柱2上部の二叉状部に俯仰角自
在に枢支されるネックピースで、後述する首振中心調整
体28を回動自在に枢支する軸受部15とボス16とを一体形
成している。
【0017】17は前記ネックピース14内に収納される左
右首振用モータで、その出力軸18を時計方向に回転させ
る同期モータにより構成されており、前記ボス16に螺子
固定して装着されている。19は前記左右首振用モータ17
の出力軸18に回り止めして装着されるカム板で、下面に
偏心軸20を一体形成すると共に、外周部には、上方に向
かって多数のスリット21を有するリング状の立上片から
なる透光部22を形成している。前記透光部22には一定間
隔で多数のスリット21が形成されると共に、スリット21
間の間隔の長い基準位置を1ケ所形成し、この基準位置
は、後述する扇風機頭部34が右側に首振限度まで首振を
行う状態にカム板19が回転した際に、後述する発光素子
25と受光素子26との間に位置するようになっている。23
は一端を前記カム板19の偏心軸20に遊嵌する駆動リンク
で、他端を後述する首振中心調整体28の偏心ボス29に遊
嵌するようになっている。
【0018】24は頭部位置検出センサで、発光素子25と
受光素子26からなる光学センサにより構成されており、
発光素子25と受光素子26との間を前記カム板23の透光部
22が回転するように配設され、発光素子25と受光素子26
との間をスリット21が通過することによる受光量変化を
検出するようになっている。27は前記ネックピース14の
上面開口部を施蓋する蓋体である。
【0019】28は後述する枢軸36を遊嵌支持する首振中
心調整体で、下部に前記駆動リンク23の他端が遊嵌する
偏心ボス29を形成している。30は前記首振中心調整体28
上部に形成された規制ボスで、後述する支持板35の円弧
状透孔に挿入され、首振中心調整体28に対する支持板35
の回転を規制するようになっている。31は前記首振中心
調整体28に形成された凹部で、バネ32及びボール33を収
納し、バネ32の付勢力によりボール33を支持板35に形成
した複数の係合穴に選択的に係合させて首振中心調整体
28に対する支持板35の向きを変更するようになってい
る。
【0020】次に扇風機頭部34を説明する。
【0021】35は前記首振中心調整体28に挿入されて遊
嵌支持される枢軸36を有する支持板で、前記首振中心調
整体28の規制ボス30を挿入する円弧状の透孔及び前記ボ
ール33が選択的に係合する複数の係合穴を形成してい
る。37は前記支持板35の前部に形成された一対の支持片
で、後述する電動機39を上下方向に揺動自在に支持して
いる。38は後述する上下首振リンク46の端部を軸支する
折曲片である。
【0022】39は前記支持板35の支持片37に上下方向に
揺動自在に支持される電動機で、その出力軸に送風ファ
ン40が着脱自在に装着されるようになっている。41は前
記電動機39の前部を被う前カバーで、前記送風ファン40
を囲むガード42が着脱自在に装着されるようになってい
る。
【0023】43は前記電動機39の後部に装着される取付
板、44は前記取付板43に装着された上下首振用モータ
で、時計方向に回転する同期モータにより構成されてい
る。45は前記上下首振用モータ44の出力軸に装着される
カムで、上下首振リンク46の一端が遊嵌され、上下首振
リンク46の他端が前記支持板35の折曲片38に軸支されて
いる。
【0024】47は前記電動機39及び上下首振用モータ44
等を被う後カバーで、前端部を前カバー41に係合し、後
部を取付板43に螺子固定するようになっている。
【0025】以上により扇風機本体を構成している。
【0026】図13において、48は図示しない電池を電
源として操作部49に設けた後述の各スイッチ50、51、5
2、53、54、55、56の操作に応じて赤外線信号を出力す
る送信手段を有する送信機である。50は電源スイッチ
で、前記電動機39の駆動停止を制御する赤外線信号を出
力するようになっている。51は風量制御スイッチで、前
記電動機39の回転数を制御して送風量を制御する赤外線
信号を出力するようになっている。52は間欠運転スイッ
チで、電動機39の回転数を変化させて送風ファン40によ
る送風量を変化させる間欠運転を行う赤外線信号を出力
する。53はタイマースイッチで、運転時間を制御する赤
外線信号を出力する。54は首振調節スイッチで、上下首
振、左右首振、上下首振と左右首振とを併用する立体首
振を選択する赤外線信号を出力する。55は首振一時停止
スイッチで、扇風機頭部34の左右首振時において、首振
一時停止スイッチ55を操作した際に扇風機頭部34が向い
ていた位置で、扇風機頭部34の左右首振を所定時間停止
させる首振一時停止運転を行わせる赤外線信号を出力す
る。56は一時停止解除スイッチで、首振一時停止運転を
解除する赤外線信号を出力する。
【0027】次に、回路を図1に基づき詳述する。
【0028】57は前記送信機48からの赤外線信号を受信
する受信回路で、後述する制御回路60に出力するように
なっている。58は前記各スイッチ5、6、7、8、9、
10、11を有するスイッチ回路で、各スイッチ5、6、
7、8、9、10、11に応じた信号を制御回路60に出力す
るようになっている。59は前記頭部位置検出センサ24を
有する頭部位置検出部で、前記頭部位置検出センサ24の
出力に基づいて後述する制御回路60に出力するようにな
っている。
【0029】60はマイクロコンピュータからなる制御回
路で、前記受信回路57、スイッチ回路58及び頭部位置検
出部59からの信号を入力し、電動機駆動部61を介して電
動機39を、上下首振用モータ駆動部62を介して上下首振
用モータ44を、左右首振用モータ制御部63を介して左右
首振用モータ17を制御するようになっている。
【0030】次に、図2乃至図8に示すフローチャート
に基づき動作を説明する。尚、メインルーチン、風量設
定ルーチン、間欠運転ルーチン、タイマー運転ルーチ
ン、首振調節ルーチンについては説明を省略する。
【0031】また、図2及び図8に示すフローチャート
は、送信機48の信号を受信した際の動作を説明している
が、扇風機本体のスタンド1に設けた操作部4の各スイ
ッチ5、6、7、8、9、10、11を操作した際の動作も
同様である。
【0032】首振一時停止運転を図7及び図8に示す首
振一時停止ルーチンに基づき説明すると、ステップS1
において左右首振用モータ17が駆動しているか否か判別
し、左右首振用モータ17が駆動していなければ、誤操作
であると判断してメインルーチンに移行する。ステップ
S1において左右首振用モータ17が駆動していれば、ス
テップS2において左右首振用モータ17を停止させ、ス
テップS3において上下首振用モータ44を作動し、ステ
ップS4において所定時間、本実施例では扇風機頭部34
を一往復上下首振するのに有する時間、即ち、12秒経過
したか否か判断し、12秒経過すると、ステップS5にお
いて上下首振用モータ44を停止し、ステップS6におい
て左右首振用モータ17を駆動させる。
【0033】ステップS7において頭部位置検出センサ
24の出力に基づきカム板19の透光部22に形成されたスリ
ット21の数をカウントし、ステップS8においてカム板
19の透光部22に形成された基準位置を頭部位置検出セン
サ24が検出したか否か判断する。即ち、首振一時停止ス
イッチ55が操作されてから扇風機頭部34が右方向の首振
限度まで首振を行うまでに頭部位置検出センサ24の発光
素子25と受光素子26との間を通過するスリット21数を計
数する。そして、ステップS8において基準位置、即
ち、扇風機頭部34が右側方向の首振限度まで首振を行う
と、ステップS9においてスリット21数のカウントを停
止し、ステップS10においてカム板19の透光部22に形成
された総スリット数からカウントしたスリット数を減算
してそのスリット数をnと設定し、基準位置から首振一
時停止スイッチ55が操作された際に扇風機頭部34が向い
ていた位置に首振を行うまでに左右首振用モータ17を回
転させる角度を算出する。
【0034】ステップS11においてスリット21数のカウ
ントを開始し、ステップS12においてスリット21数のカ
ウントが、ステップS10において設定したnになったか
否か判断する。スリット21数のカウントがnになると、
即ち、首振一時停止スイッチ55が操作された際に扇風機
頭部34が向いていた方向に扇風機頭部34が首振を行う
と、ステップS13においてスリット21数のカウントを停
止し、ステップS14において左右首振用モータ17を停止
し、ステップS15において上下首振用モータ44を駆動さ
せる。
【0035】そして、ステップS16において所定時間、
本実施例では扇風機頭部34を一往復上下首振するのに有
する時間、即ち、12秒経過したか否か判断し、12秒経過
すると、ステップS17において上下首振用モータ44を停
止し、ステップS18において左右首振用モータ17を駆動
させる。
【0036】ステップS19においてカム板19の透光部22
に形成された基準位置を頭部位置検出センサ24が検出し
たか否か判断し、基準位置を検出すると、ステップS11
に移行する。
【0037】ステップS11乃至ステップS19を継続し、
首振一時停止スイッチ55が操作された際に扇風機頭部34
が向いていた位置で、所定時間左右首振を停止し、上下
首振を行う一時停止運転を行う。
【0038】本発明の第2実施例を図15乃至図17に
基づき以下に詳述する。尚、第1実施例と同一部品は同
一符号を付して説明を省略する。
【0039】図17において、64はネックピース14に収
納される可変抵抗からなる首振角度検出センサで、出力
軸に装着した歯車65を首振中心調整体28外周に形成した
歯車に噛み合わせ、扇風機頭部34の左右首振に伴う首振
中心調整体28の回転により、出力値を可変し、扇風機頭
部34の首振角度を検出するようになっている。
【0040】次に、回路を図15に基づき詳述する。
【0041】66は前記首振角度検出センサ64を有する首
振角度検出部で、前記首振角度検出センサ64の出力に基
づいて後述する制御回路67に出力するようになってい
る。
【0042】67はマイクロコンピュータからなる制御回
路で、受信回路57、スイッチ回路58及び首振角度検出部
66からの信号を入力し、電動機駆動部68を介して電動機
39を、上下首振用モータ駆動部69を介して上下首振用モ
ータ44を、左右首振用モータ制御部70を介して左右首振
用モータ17を制御するようになっている。
【0043】次に、図16に示すフローチャートに基づ
き首振一時停止運転の動作を説明する。尚、メインルー
チン、風量設定ルーチン、間欠運転ルーチン、タイマー
運転ルーチン、首振調節ルーチンについては第1実施例
と同様であるので省略した。
【0044】また、図16に示すフローチャートは、送
信機48の信号を受信した際の動作を説明しているが、扇
風機本体のスタンド1に設けた操作部4の各スイッチ
5、6、7、8、9、10、11を操作した際も同様であ
る。
【0045】ステップS21において左右首振用モータ17
が駆動しているか否か判断し、左右首振用モータ17が駆
動していなければ、誤操作であると判断してメインルー
チンに移行する。ステップS21において左右首振用モー
タ17が駆動していれば、ステップS22において首振角度
検出部66の出力値をmに設定し、ステップS23において
左右首振用モータ17を停止させ、ステップS24において
上下首振用モータ44を作動させる。そして、ステップS
25において所定時間、本実施例では扇風機頭部34を一往
復上下首振するのに有する時間、即ち、12秒経過したか
否か判断し、12秒経過すると、ステップS26において上
下首振用モータ44を停止し、ステップS27において左右
首振用モータ17を駆動させる。
【0046】ステップS28において首振角度検出部66の
出力値がmになったか否か判断し、首振角度検出部66の
出力値がmになると、即ち、扇風機頭部34が、首振一時
停止スイッチ55が操作された際に向いていた位置に首振
を行うと、ステップS23に移行する。
【0047】ステップS23乃至ステップS28を繰り返
し、首振一時停止スイッチ55が操作された際に扇風機頭
部34が向いていた位置に首振を行うと、所定時間左右首
振を停止し、上下首振を行う首振一時停止運転を行う。
【0048】尚、上記第1実施例及び第2実施例では、
首振を一時停止させる位置を1ケ所としたが、複数ケ所
で首振を一時停止させるようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、扇風機頭
部の首振を所望の方向で一時停止させることができるの
で、所望の方向への送風量を増大することができ、より
快適な送風を行うことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】同メインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図3】同風量設定ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図4】同間欠運転を示すフローチャートである。
【図5】同タイマー設定ルーチンを示すフローチャート
である。
【図6】同首振調節ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図7】同首振一時停止ルーチンを示すフローチャート
である。
【図8】同首振一時停止ルーチンを示すフローチャート
である。
【図9】同扇風機頭部の断面図である。
【図10】同要部拡大斜視図である。
【図11】同要部拡大断面図である。
【図12】同扇風機本体の操作部の平面図である。
【図13】同送信機の平面図である。
【図14】同扇風機本体の側面図である。
【図15】本発明の第2実施例の回路図である。
【図16】同首振一時停止ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図17】同扇風機頭部の要部断面図である。
【符号の説明】
3 基台 4 操作部 11 首振一時停止スイッチ 19 カム板 22 透孔部 24 頭部位置検出センサ 25 発光素子 26 受光素子 34 扇風機頭部 39 電動機 40 送風ファン 48 送信機 55 首振一時停止スイッチ 60 制御回路 64 首振角度検出センサ 67 制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、該基台に支持され、送風ファン
    駆動用電動機を有する扇風機頭部と、該扇風機頭部を首
    振動作させる首振用モータと、前記電動機の駆動等を指
    示する操作部と、該操作部に形成された首振一時停止ス
    イッチが操作された際に扇風機頭部が向いていた方向を
    基準位置に対する扇風機頭部の角度に基づき検出し、こ
    の検出位置で首振動作を所定時間停止させる制御回路と
    を備えたことを特徴とする扇風機。
  2. 【請求項2】 基台と、該基台に支持され、送風ファン
    駆動用電動機を有する扇風機頭部と、該扇風機頭部を左
    右首振動作させる左右首振用モータと、前記扇風機頭部
    を上下首振動作させる上下首振用モータと、前記電動
    機、左右首振用モータ及び上下首振用モータの駆動等を
    指示する操作部と、該操作部に形成された首振一時停止
    スイッチが操作された際に扇風機頭部が向いていた方向
    を基準位置に対する扇風機頭部の角度に基づき検出し、
    この検出位置で左右首振動作を所定時間停止させ、上下
    首振動作を所定時間行わせる制御回路とを備えたことを
    特徴とする扇風機。
  3. 【請求項3】 基台と、該基台に支持され、送風ファン
    駆動用電動機を有する扇風機頭部と、該扇風機頭部を首
    振動作させる首振用モータと、該首振用モータに連動す
    る透光部を有する回転板と、該回転板の透光部を介在さ
    せて配設された発光素子と受光素子からなる頭部位置検
    出センサと、前記電動機の駆動等を指示する操作部と、
    該操作部に形成された首振一時停止スイッチが操作され
    た際に扇風機頭部が向いていた方向を前記頭部位置検出
    センサの出力に基づき検出し、この検出位置で首振動作
    を所定時間停止させる制御回路とを設けたことを特徴と
    する扇風機。
  4. 【請求項4】 基台と、該基台に支持され、送風ファン
    駆動用電動機を有する扇風機頭部と、該扇風機頭部を首
    振動作させる首振用モータと、前記扇風機頭部の首振に
    連動し、首振角度に応じて出力値を変化させる首振角度
    検出手段と、前記電動機の駆動等を指示する操作部と、
    該操作部に形成された首振一時停止スイッチが操作され
    た際に扇風機頭部が向いていた方向を前記首振角度検出
    手段の出力に基づき検出し、この検出位置で首振動作を
    所定時間停止させる制御回路とを備えたことを特徴とす
    る扇風機。
  5. 【請求項5】 送風ファン駆動用電動機を有する扇風機
    頭部を、基台に対して首振用モータにより首振させ、操
    作部に形成された首振一時停止スイッチが操作された際
    に扇風機頭部が向いていた角度を検出し、この検出位置
    で扇風機頭部の首振動作を所定時間停止させてなる扇風
    機の首振制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103899564A (zh) * 2014-03-27 2014-07-02 珠海格力电器股份有限公司 用于扇头机构的检测装置
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