JPH0245677A - スクリュー型ドライポンプ - Google Patents

スクリュー型ドライポンプ

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Publication number
JPH0245677A
JPH0245677A JP19570688A JP19570688A JPH0245677A JP H0245677 A JPH0245677 A JP H0245677A JP 19570688 A JP19570688 A JP 19570688A JP 19570688 A JP19570688 A JP 19570688A JP H0245677 A JPH0245677 A JP H0245677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
gas
dry pump
liquid
reaction product
Prior art date
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Pending
Application number
JP19570688A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Hosoya
細谷 正男
Shintaro Suzuki
信太郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0245677A publication Critical patent/JPH0245677A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、半導体製造工程のLP(減圧)CVDにおい
て用いられるスクリュー型ドライポンプに関する。
〈従来の技術〉 LPGVD装置の反応室から反応ガスを排気する為にス
クリュー型ドライポンプ(以下単にトライポンプと呼ぶ
)が用いられている。
第2図は、従来のドライポンプの構成例を示す概略図で
ある。図で示す様にこのドライポンプは、ケーシングl
の内部1aに二本のロータ2゜3を設け、これらのロー
タ2,3を、ケーシング1の下部に設けた高周波モータ
4により高速回転させることにより、吸気口5から吸気
した気体をケーシング1の内部1aで圧縮して、排気口
6から排気するものである。
この型のドライポンプでは、高速回転する二本のロータ
2,3相互の間隔ct1.及びロータ2゜3とケーシン
グlの内壁1bとの間隔d2が小さい程、気体の圧縮比
が高くなり、効率の良い排気が可能となる。LPGVD
装置の反応ガス排気用のドライポンプでは、上記各間隔
d8.d2は、数ミクロン以下とされている。
〈発明が解決しようとする課題〉 LPGVDに用いられるドライポンプでは、排気させる
種々の反応ガスどうしの反応生成物が、内部1aのロー
タ2,3や内壁1bに付着する。
例えば、反応ガスとしてジクロールシラン(SiH2C
:l□)とアンモニア(Ni13)とを用い、ウェハ上
に窒化膜(SiJ4)を形成するLPGVDの場合には
、そのLPGVD装置の反応室から排気されるジクロー
ルシランとアンモニアとより塩化アンモニウム(NH4
C1)が生成されて、ロータ2,3や内壁1bに付着す
る。
上述の如くドライポンプでは、ロータ2,3相互の間隔
d1、及びロータ2,3とケーシングlの内壁ibとの
間隔d2が非常に小さい為、少量の反応生成物の付着に
よってもロータ2,3の回転が妨げられ、最終的には停
止してしまう。
この為、ケーシング1内の反応生成物を除去する必要が
生じるが、その場合、上記従来のドライポンプではポン
プを分解しなければならなかった。即ち、ドライポンプ
のメンテナンスに非常な手間がかかるとともに、それに
よりポンプの稼動率が大きく低下するという問題があっ
た。
く課題を解決するための手段〉 本発明は上記問題点を解決すべく提案されたスクリュー
型ドライポンプて、吸気口に、圧縮する気体とは別個の
気体又は液体をケーシングの内部へ導入する手段を設け
るとともに、排気口には、上記導入手段によりケーシン
グの内部へ導入した気体又は液体を排出する手段を設け
たことを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成において、上記導入手段によりケーシングの内
部へ、その内部に付着した反応生成物を溶解し得る気体
又は液体を導入するとともに、その導入した気体又は液
体を上記排出手段により排出すれば、上記反応生成物を
除去することができる。
〈実施例〉 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図(a)、(b)は、本発明に係るスクリュー型ド
ライポンプの概略図である。このうち第1図(a)は吸
気口の構成を示し、又第1図(b)は、第1図(a)の
矢印六方向より見た概略図で、排気口の構成を示してい
る。尚第1図において、第2図に示した従来例と相違な
い構成要素については、同一の符号を付して説明を省略
する。
図で示す様に本発明のスクリュー型ドライポンプ(以下
単にドライポンプと呼ぶ)は、吸気口5と排気口6の構
成に特徴を有する。
即ち、第1図(a)に示す如く吸気口5には、導入用配
管7が、LPCVD装E(図示せず)からの吸気管Pl
に接続された状態で連結されている。この導入用配管7
は、ドライポンプにより圧縮、排気する気体とは別個の
気体又は液体を導入するもので、開閉バルブ8と流量計
9とを備えている。
一方、第1図(b)に示す如く排気口6には、排出用配
管10が、排気口6とドライポンプ外の排気ダクト(図
示せず)とを結ぶ排気管P2に接続された状態で連結さ
れている。この排出用配管10は、上記導入用配管7に
よりケーシングlの内部laに導入した気体又は液体を
排出するもので、後述の如く水等の液体を導入した場合
にその液体が排出時に流下し得る様に、ケーシング1の
下部からケーシング1外へ導かれている。又排出用配管
IOには、開閉バルブ11が設けられている。
上記吸気口5と排気口6の構成は、従来のドライポンプ
を改造することにより、容易に実現される。
上記構成によれば、導入用配管7からケーシングエの内
部1aへ、その内部1aに付着した反応生成物を溶解し
得る気体又は液体を導入するとともに、その導入した気
体又は液体を排出用配管10から排出することにより、
内部1aの反応生成物を除去することかできる。
例えば、付着した反応生成物が塩化アンモニウムである
場合には、水を導入する。先ず、ロータ2.3の回転を
800〜11000RP程度の低速回転とし、その後に
導入用配管7の開閉バルブ8を開いて、流量2.51 
/winでケーシングlの内部1aへ水を導入する。水
を導入する前にロータ2,3を低速回転とするのは、高
速回転のまま水(液体)を導入すると、ロータ2,3へ
の負荷が急激に増加してロータ2,3か停止してしまう
為である。
次いで排出用配管10の開閉バルブ11を開いて、導入
した水を排出する。この様にして、約309.の水を導
入、排出することにより、約10〜12分で、ケーシン
グ1の内部1aのロータ2,3や内壁1bに付着した塩
化アンモニウムを完全に水に溶解させて排出することが
てきる。
洗節終了後、導入用配管7の開閉バルブ8を閉じ、更に
水が完全に排出されてから排出用配管10の開閉バルブ
11を閉じる。続いてロータ2,3の回転を10.OO
ORPM程度の高速回転に切換え、この高速回転時の発
熱及び排気作用により、ケーシングlの内部1aを乾燥
させる。高速回転を一時間以上続ければ、完全に乾燥す
る。
以上の動作により、ケーシングlの内部!aの反応生成
物除去が完了し、LPGVDの為の稼動に移行させるこ
とができる。
本実施例では、反応生成物として塩化アンモニウムを例
として説明したが、それ以外にも、LPGVDに用いら
れる種々の反応ガスによる反応生成物を除去することも
可能である。例えば、反応生成物か水溶性のものであれ
ば、上記塩化アンモニウムの場合と同様に水を導入して
洗浄し、その後乾燥させればよい。又、水溶性ではない
場合には、その反応生成物を溶解する気体或は液体を選
択してケーシング1の内部1aに導入するとともに排出
し、更に必要に応じて乾燥させればよい。
〈発明の効果〉 以上述べた様に、本発明のスクリュー型ドライポンプに
よれば、ケーシングの内部に付着した反応生成物を、ポ
ンプを分解することなく容易に除去することが可能とな
る。即ち、ドライポンプのメンテナンスを短時間で行う
ことかでき、メンテナンスによるポンプの稼動率の低下
を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は、本発明に係るスクリュー型ド
ライポンプの概略図で、夫々吸気口と排気口の構成を示
す概略図、 第2図は、従来例を示す概略図である。 l・・・ケーシング、   la・・・内部。 2.3・・・ロータ、  5・・・吸気口。 6・・・排気口、   7・・・導入用配管。 8・・・開閉バルブ、10・・・排出用配管。 11・・・開閉バルブ。 特許出願人    沖電気工業株式会社代理人    
   弁理士 船 橋 國 則(a) 第1図 (b) 第 ? 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ケーシングの内部で二本のロータを回転させることによ
    り、吸気口から吸気した気体を前記ケーシングの内部で
    圧縮し、排気口から排気するスクリュー型ドライポンプ
    において、前記吸気口に、前記ケーシングの内部で圧縮
    する気体とは別個の気体又は液体を該内部へ導入する手
    段を設け、 前記排気口には、前記導入手段によりケーシングの内部
    へ導入した気体又は液体を排出する手段を設けたことを
    特徴とするスクリュー型ドライポンプ。
JP19570688A 1988-08-05 1988-08-05 スクリュー型ドライポンプ Pending JPH0245677A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006503229A (ja) * 2002-10-14 2006-01-26 ザ ビーオーシー グループ ピーエルシー 洗浄設備を備えた回転ピストン型真空ポンプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006503229A (ja) * 2002-10-14 2006-01-26 ザ ビーオーシー グループ ピーエルシー 洗浄設備を備えた回転ピストン型真空ポンプ
JP2009270580A (ja) * 2002-10-14 2009-11-19 Edwards Ltd 真空ポンプ

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