JP2005171766A - ドライポンプ及びドライポンプの運転方法 - Google Patents

ドライポンプ及びドライポンプの運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ポンプ性能や機器精度に与える影響を抑えつつ、内部汚染の防止を図ったドライポンプ及びドライポンプの運転方法を提供すること。
【解決手段】 それぞれロータ11、12、13、14、15、16を収容し、直列に接続された多段(6段)のロータ室20と、例えば3段目より下流の少なくとも1つのロータ室20に接続され、そのロータ室20内にガスバラストガスを導入するガスバラスト手段2と、ロータ室20内に導入される前のガスバラストガスをロータ室20の外部で加熱し、ロータ室20内の気体温度より高い温度にする加熱手段3とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気体を排出するドライポンプ及びその運転方法に関し、特に、凝縮性もしくは凝固性ガスを含む気体の排出に使用され、さらにガスバラスト手段を備えたドライポンプ及びドライポンプの運転方法に関する。
凝縮性もしくは凝固性ガスを含むガスをドライポンプで排気する場合、ロータ室内で凝縮性ガスが凝縮、もしくは凝固性ガスが凝固する場合がある。凝縮物はポンプ内の汚染の原因となり、凝固物はロータの回転の阻害原因となる。このため、定期的にポンプを分解してクリーニングが行われている。
また、ガスバラスト手段をロータ室内に接続し、そのロータ室内にガスバラストガスを導入することにより、凝縮性もしくは凝固性ガスの濃度を下げ、凝縮もしくは凝固を抑制するようにした構成のものがある。例えば、特許文献1参照。
特開平5−118286号公報
また、凝縮性ガスの凝縮もしくは凝固性ガスの凝固を抑制する目的で、ポンプ自体をケーシング外側から加熱してポンプの温度を上昇させることが行われる場合もある。
ガスバラストガスを導入しても、そのガスバラストガスの温度が低いとロータ室内の気体温度を一時的に下げ、かえって凝縮もしくは凝固が促進される場合がある。内部気体の温度が下がっても凝縮性ガスが凝縮したり、凝固性ガスが凝固しないようにするためには、多量のガスバラストガスを導入して、凝縮性もしくは凝固性ガスを十分に希釈する必要がある。しかし、ロータ室内におけるガスバラストガス量の増加はドライポンプの性能を下げてしまう。
また、ポンプ自体をケーシングの外側から加熱する場合、ロータ室内の気体を十分に加熱できない場合がある。内部気体を十分に加熱するためには、その分、ケーシングの外側からの加熱温度を高くする必要があるが、その加熱温度の上昇は、機器の精度上、もしくはエネルギー効率上好ましくない場合がある。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、その目的とするところは、ポンプ性能や機器精度に与える影響を抑制しつつ、内部汚染の防止を図ったドライポンプ及びドライポンプの運転方法を提供することにある。
本発明のドライポンプは、ロータを収容するロータ室と、ロータ室に接続され、ロータ室内にガスバラストガスを導入するガスバラスト手段と、ガスバラストガスをロータ室の外部で加熱し、ロータ室内の気体温度より高い温度にする加熱手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明のドライポンプの運転方法は、ロータを回転させてロータ室内に容器内の気体を吸気するステップと、吸気された気体をロータの回転によりロータ室内で圧縮するステップと、圧縮された気体に、その気体より温度が高いガスバラストガスを混合するステップと、これら気体とガスバラストガスとをロータ室外へ排出するステップとを含むことを特徴としている。
上記ロータ室内に、そのロータ室内の気体温度より高い温度に加熱されたガスバラストガスを導入することで、そのガスバラストガスが導入されるロータ室内の気体温度を上昇させることができる。
これにより、そのロータ室内に、凝縮性もしくは凝固性ガスが含まれる場合であっても、そのガスの温度を下げることなく分圧を下げることができ(希釈することができ)、凝縮性もしくは凝固性ガスを気体のままロータ室外へ排出することができ、ロータ室内における凝縮物あるいは凝固物の付着を抑制できる。
更に、ガスバラストガスを加熱しない場合に比べて、少ない導入量でもって上記凝縮あるいは凝固を抑制できるので、ガスバラストガスの使用量を低減でき、コスト低減が図れる。また、ロータ室へのガスバラストガス導入量を低減できることは、その分、容器からの吸気効率を向上させることができ、ガスバラストガス導入に伴うドライポンプの性能低下も抑制できる。
更に、ロータ室内の局所加熱であるので、ポンプ全体の過度の加熱を回避でき、加熱に使うエネルギー消費量を抑制することができると共に、ポンプの熱損傷も防げる。
上記加熱手段としては、ヒータなどで加熱された金属製パネルあるいはヒータ自体にガスバラストガスをぶつける構成、あるいは加熱された配管内にガスバラストガスを流す構成などが挙げられる。
また、3段以上のロータ室が直列に接続された多段式ドライポンプにあっては、吸気気体が前段側(上流側)から後段側(下流側)へと順次圧縮されて移送されるのに伴って、後段の方が、より気体圧力が上昇することから、後段部側で特に凝縮あるいは凝固が生じやすい。したがって、ガスバラストガスを、中間段もしくは3段目より下流の少なくとも1つのロータ室内に導入することが好ましい。もちろん、中間段もしくは3段目より下流の全てに導入してもよい。
本発明は、ロータ室が1つの単段式、あるいは2つの2段式ドライポンプにも適用できる。2段式の場合には、上記3段以上のポンプの場合と同じ理由から後段(下流)側のロータ室にガスバラストガスを導入することが好ましい。
また、ガスバラストガスとして、窒素、アルゴンなどで例示される不活性ガスを用いれば、ロータ室内での反応を防げ、その反応によって生じる生成物による汚染を防げる。
本発明は、CVD、エッチングプロセス等における活性ガス排気、Si単結晶引上げ等の粉体の発生するプロセスでの排気、ターボ分子ポンプ、メカニカルブースターポンプ等の補助排気、その他真空排気などに適用できる。
中でも、凝縮性もしくは凝固性のガスを含む気体の排気に有効である。凝縮性もしくは凝固性のガスとしては、SiH2Cl2を使用するSiN−LPCVDで発生するNH4Clガス、Alエッチングで発生するAlCl3ガス、タンタル膜エッチングで発生するTaF5ガス、シリコン酸化膜CVDで発生するSi(OC254ガス、モリブデン膜エッチングで発生するMoF6ガス、シリコン膜エッチングで発生するSiCl4ガス、SiF4ガス、タングステン膜エッチングで発生するWF6ガス、CVDやエッチングプロセスにおいて塩素及びフッ素ガスを使用し、水分等が介在する場合に発生するHCLガス、HFガスなどが挙げられる。
本発明のドライポンプまたはその運転方法によれば、ポンプ性能をそれほど低下させることなく、吸気される様々な種類の排気物質を気体の状態で通過させることが可能であり、ポンプ内部の凝縮物、凝固物の固着を抑え、メンテナンスサイクルを延ばすことができる。これにより、メンテナンス作業の軽減とコスト低減が図れる。
図1は本発明の実施形態に係るドライポンプの全体構成を、図2はロータ室20の断面図を示す。
ポンプ本体1のケーシング31内には長手方向に延在して2本の回転軸40が配設されている。これら2本の回転軸40は互いに平行に延在している。各回転軸40は軸受35、36に回転自在に支持されている。
これら軸受35、36間には、回転軸40の軸方向に沿って複数のロータ11〜16が配設されている。これらロータ11〜16は、回転軸40に装着され回転軸40と共に回転可能となっている。
各ロータ11〜16に対応して、回転軸40の延在方向に沿って、複数段(本実施形態では例えば6段)のロータ室20が直列に接続されている。各ロータ室20内には、上記ロータ11〜16を装着した2本の回転軸40が通されている。
吸入口がポンプ本体1の吸気口41に連通された1段目のロータ室20内には、1組のロータ11が収容されている。1組のロータ11は同寸法、同形状であり、例えば3葉構造のロータである。1組のロータ11は、僅かな隙間を維持して相対向して設けられ、また各ロータ11とロータ室20の内壁との間に油膜は存在せず僅かな隙間が形成されている。
吸入口が上記1段目のロータ室20の排出口と連通された2段目のロータ室20内には、1組のロータ12が収容されている。1組のロータ12は同寸法、同形状であり、例えば3葉構造のロータである。1組のロータ12は、僅かな隙間を維持して相対向して設けられ、また各ロータ12とロータ室20の内壁との間に油膜は存在せず僅かな隙間が形成されている。
吸入口が上記2段目のロータ室20の排出口と連通された3段目のロータ室20内には、1組のロータ13が収容されている。1組のロータ13は同寸法、同形状であり、例えば3葉構造のロータである。1組のロータ13は、僅かな隙間を維持して相対向して設けられ、また各ロータ13とロータ室20の内壁との間に油膜は存在せず僅かな隙間が形成されている。
吸入口が上記3段目のロータ室20の排出口と連通された4段目のロータ室20内には、1組のロータ14が収容されている。1組のロータ14は同寸法、同形状であり、例えば3葉構造のロータである。1組のロータ14は、僅かな隙間を維持して相対向して設けられ、また各ロータ14とロータ室20の内壁との間に油膜は存在せず僅かな隙間が形成されている。
吸入口が上記4段目のロータ室20の排出口と連通された5段目のロータ室20内には、1組のロータ15が収容されている。1組のロータ15は同寸法、同形状であり、例えば3葉構造のロータである。1組のロータ15は、僅かな隙間を維持して相対向して設けられ、また各ロータ15とロータ室20の内壁との間に油膜は存在せず僅かな隙間が形成されている。
吸入口が上記5段目のロータ室20の排出口と連通された6段目のロータ室20内には、1組のロータ16が収容されている。1組のロータ16は同寸法、同形状であり、例えば3葉構造のロータである。1組のロータ16は、僅かな隙間を維持して相対向して設けられ、また各ロータ16とロータ室20の内壁との間に油膜は存在せず僅かな隙間が形成されている。この6段目のロータ室20の排出口は、ポンプ本体1の排出口42と連通している。
2本の回転軸40のうち、一方の回転軸40は、その一端部においてカップリング33を介してモータ32に連結される。そして、この一方の回転軸40から他方の回転軸40へは、カップリング33と軸受35との間に設けられたタイミングギア34によって動力が伝達される。
ポンプ本体1において、軸受43と6段目のロータ室20との間には、回転軸40の軸シールを行うための軸シールガスの導入路43が形成されている。
ポンプ本体1の外部には、ガスバラスト手段と、加熱手段3が設けられている。ガスバラスト手段は、ガスバラストガスをロータ室内に導入するための導入管2やバルブなどを備えて構成される。本実施形態においては、導入管2は、例えば4段目のロータ室20に接続される。
加熱手段3は、ロータ室20内に導入される前のガスバラストガスを加熱して、そのガスバラストガスが導入されるロータ室(本実施形態では例えば4段目のロータ室)20内の気体温度より高い温度にする。
具体的には、ヒータなどで加熱された金属製パネルにガスバラストガスをぶつける構成、あるいは加熱された配管内にガスバラストガスを流す構成などが挙げられる。
次に、以上のように構成されるドライポンプの動作について説明する。
ポンプ本体1は、その吸気口41が、容器内(例えばCVD装置やエッチング装置などのチャンバ内)と連通されるように接続され、モータ32の駆動によって回転軸40及びロータ11〜16が回転される。
1段目のロータ室20内に収容された1組のロータ11は、図3に示すように、僅かな隙間を維持しながら非接触で互いに反対方向(矢印方向)に回転する。このロータ11の回転により、容器内の気体は1段目のロータ室20に吸気され、その吸気された気体は図3Aから図3Bの段階で、ロータ11のへこみ部とロータ室20内壁とで囲まれた空間Vで捕捉され、更なるロータ11の回転により圧縮されて図3C、図3Dを経て、2段目のロータ室20へと排出される。
以降、同様にして、2段目以降のロータ室20で順次圧縮され、排出口42及びこの排出口42に接続された排気管44を介して、外部に排出される。
以上のようにしてドライポンプは連続運転され、その運転中、導入管2からは4段目のロータ室20内に加熱手段3にて加熱されたガスバラストガスが導入される。これは、例えば上記ドライポンプの運転中は連続的に導入される。
加熱手段3にて加熱され、導入管2を通じて導入されるガスバラストガスは、容器から吸気され1〜3段目のロータ室20を経由して4段目のロータ室20内に存在する圧縮気体に混合され、この混合ガスは排出口42から排出される。
ガスバラストガスとしては、窒素、アルゴンに例示される不活性ガス、もしくは空気が使用される。ガスバラストガスは、加熱手段3で加熱され、導入される4段目のロータ室20内の気体温度より高温で導入される。
ガスバラストガスの温度は、容器から吸気した気体に含まれる凝縮または凝固性成分の種類、濃度、導入される段内部のガス圧力、温度、ガスバラストガスの導入量などの要素により決められる。
具体的な設定条件としては、排出口42からの排出ガス温度が130℃、ガスバラストガス組成がN2、ガスバラストガス温度が150℃、ガスバラストガス導入量が85SLM(standard liter / minute)を、一例として挙げることができる。
以上のように、ロータ室20内に、加熱されたガスバラストガスを導入することにより、そのガスバラストガスが導入されるロータ室20内の温度を上昇させることができる。
これにより、そのロータ室20内に、例えば(NH4)2SiF6などの凝縮性あるいは凝固性ガスが含まれる場合であっても、そのガスの温度を下げることなく分圧を下げることができ、気体のままロータ室20外へ排出することができ、ロータ室20内における凝縮物あるいは凝固物の付着を抑制できる。
この結果、ドライポンプのクリーニングの周期が延び、メンテナンスが軽減されると共に、連続運転時間の延長も図れる。
更に、ガスバラストガスを加熱しない場合に比べて、少ない導入量でもって上記凝縮あるいは凝固を抑制できるので、ガスバラストガスの使用量を低減でき、コスト低減が図れる。また、ロータ室20へのガスバラストガス導入量を低減できることは、その分、容器からの吸気効率を向上させることができ、ガスバラストガス導入に伴うドライポンプの性能低下も抑制できる。
更に、ポンプ本体1全体を加熱するのではないので、ポンプ本体1の過度の加熱を回避でき、加熱に使うエネルギー消費量を抑制することができると共に、ポンプ本体1の熱損傷も防げる。
また、本実施形態のように、6段のロータ室20が直列に接続された多段式ドライポンプにあっては、吸気気体が1段目から6段目へと順次圧縮されて移送されるのに伴って、後段の方が、より気体圧力が上昇することから、後段部側で特に凝縮あるいは凝固が生じやすい。したがって、ガスバラストガスは、4〜6段目のロータ室20の少なくとも1つのロータ室20内に導入することが好ましい。もちろん、4〜6段目の全てに導入してもよい。更には、1〜3段目の何れか、あるいは全てに導入してもよい。
ガスバラストガスの加熱温度としては、加熱に使うエネルギー消費量の増大を抑える点、あるいはロータの熱変形による寸法精度の悪化を抑える点から、あまり高過ぎてもよくない。例えば、ガスバラストガスの温度範囲として、130℃以上150℃以下とすることが好ましい。この温度範囲であれば、一般的に用いられるドライポンプにおいて、ロータ室内における凝縮あるいは凝固物の付着を抑えつつ、上記過熱による問題を回避できる。
また、バラストガス導入量として、ドライポンプの最大排気速度の1%〜10%が適用される場合がある。例えば、最大排気速度3000L/Mのドライポンプに対して、50〜200SMLのバラストガスが導入される場合がある。この範囲であれば、一般的に用いられるドライポンプにおいて、ポンプ性能の低下を抑えつつ、ロータ室内における凝縮あるいは凝固物の付着を抑えることができる。バラストガスの導入量は、凝縮あるいは凝固物の種類および濃度、運転温度、排気量、バラストガスの温度等により好適な量が決められる。
なお、例えば、排気速度3000L/Mのドライポンプにおいて、排出口42からの排出ガス温度が130℃、ガスバラストガス組成がN2、ガスバラストガス温度が150℃、ガスバラストガス導入量が85SLM(standard liter / minute)という設定条件でもって、テスト運転を約7000時間連続して行った後、そのドライポンプの内部を分解してガスバラストガスを加熱した場合と、加熱していない場合とで比較したところ、加熱したガスバラストガスを用いたドライポンプの内部には、凝縮あるいは凝固物の付着は全く見られず、大きな効果があることが確認された。
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
1つのロータ室内へのガスバラストガス導入箇所は複数箇所でもよい。更には、複数のロータ室内に導入するようにしてもよい。このような場合、加熱手段は1つだけ設け、その1つの加熱手段から分岐した導入管を、ロータ室内の複数箇所、あるいは複数のロータ室内に接続させる構成とすれば、簡単且つコストを抑えた構成とすることができる。
上記実施形態では、ルーツ型ドライポンプを示したが、これに限らず、ベーン型、カム型、ターボ型などのドライポンプにも本発明は適用できる。
本発明の実施形態に係るドライポンプの全体構成を示す断面図である。 ドライポンプにおけるロータ室の断面図である。 ロータ室での吸入・排気作用を説明する断面図である。
符号の説明
1…ポンプ本体、2…ガスバラスト手段、3…加熱手段、11〜16…ロータ、20…ロータ室、31…ケーシング、32…モータ、40…回転軸、41…吸気口、42…排出口、43…軸シールガス導入路。

Claims (5)

  1. ロータの回転により、容器内の気体を排出するドライポンプであって、
    前記ロータを収容するロータ室と、
    前記ロータ室に接続され、前記ロータ室内にガスバラストガスを導入するガスバラスト手段と、
    前記ガスバラストガスを前記ロータ室の外部で加熱し、前記ロータ室内の気体温度より高い温度にする加熱手段と、
    を備えることを特徴とするドライポンプ。
  2. 3段以上の前記ロータ室が直列に接続され、
    前記ガスバラスト手段は、中間段もしくは3段目より下流の少なくとも1つのロータ室に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載のドライポンプ。
  3. 前記ガスバラストガスは不活性ガスである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドライポンプ。
  4. 前記気体は、凝縮性もしくは凝固性のガスを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のドライポンプ。
  5. 容器内の気体を排出するドライポンプの運転方法であって、
    ロータを回転させてロータ室内に前記気体を吸気するステップと、
    吸気された前記気体を前記ロータの回転により前記ロータ室内で圧縮するステップと、
    圧縮された前記気体に、前記気体より温度が高いガスバラストガスを混合するステップと、
    前記気体と前記ガスバラストガスとを前記ロータ室外へ排出するステップと、
    を含むことを特徴とするドライポンプの運転方法。
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