JPH0245643Y2 - - Google Patents

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JPH0245643Y2
JPH0245643Y2 JP15853884U JP15853884U JPH0245643Y2 JP H0245643 Y2 JPH0245643 Y2 JP H0245643Y2 JP 15853884 U JP15853884 U JP 15853884U JP 15853884 U JP15853884 U JP 15853884U JP H0245643 Y2 JPH0245643 Y2 JP H0245643Y2
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heat exchanger
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は冷凍・冷蔵シヨーケース等に使用され
る熱交換器に関するものである。
(従来技術) 従来、第5図a,bに示すように、冷・熱媒循
環パイプ11を配設するとともに渦巻き状に形成
した熱交換器本体10と、該熱交換器本体10を
基盤12に取付ける取付け金具13とを備えた熱
交換器において、該熱交換器本体10をフラツト
に形成し、また、断面L字状の取付け金具13を
該熱交換器本体10の下部外面及び基盤12に螺
着した熱交換器が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記熱交換器では、該熱交換器本体10がフラ
ツトに形成されていることから、該熱交換器本体
10内を流通する空気は充分に熱交換を行うこと
が出来ないという問題点を有していた。また、該
熱交換器本体10は肉薄に形成されていることか
ら、取付け金具13の取付け強度が充分ではな
く、冷凍・冷蔵シヨーケース等の運送時或いは冷
却運転時等に発生する振動・衝撃で取付け金具1
3の取付け状態が緩んだり、或いは、該熱交換器
本体10が破損するという問題点を有していた。
(考案の目的) 本考案は前記従来の問題点に鑑み、熱交換を充
分に行うことが出来、また、多少の振動が伝達さ
れたとしても熱交換器本体の取付け状態が緩んだ
り、或いは、外れたりすることのない熱交換器を
提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の目的を達成するため、冷・熱媒
循環パイプ22を配設するとともに渦巻き状に形
成し、複数の通風路24を設けた熱交換器本体2
0と、該熱交換器本体20を基盤40に取付ける
取付け金具30,60,70とを備えた熱交換器
において、前記熱交換器本体20には複数の切り
起こし片23を形成し、また、前記取付け金具3
0,60,70には該熱交換器本体20の内側方
向に延び、かつ、該切り起こし片23の少なくと
も一片の下面23aに当接する支持片37,6
1,72を形成したことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、熱交換器本体に切り起こし片
を複数設けていることから、熱交換器本体内を流
通する空気は該切り起こし片に衝突したり、或い
は、該切り起こし片により形成された熱交換器本
体の開口部を通り他の通風路に流通することか
ら、熱交換器本体内で乱気流が発生し熱交換を促
進することとなる。また、取付け金具には該熱交
換器本体の内側方向に延び、かつ、該切り起こし
片の少なくとも一片の下面に当接する支持片が設
けられていることから、該熱交換器本体は該取付
け金具の支持片によつても支持されることとな
り、該熱交換器本体に多少の振動が伝達したとし
ても該熱交換器本体は該取付け金具から外れた
り、該熱交換器本体に損傷が加えられることはな
い。
(実施例) 第1図乃至第4図a,bは本考案の一実施例を
示すもので、20は熱交換器本体、30は取付け
金具、40は冷凍・冷蔵シヨーケースの機械室等
に取付けられるユニツト基盤である。
前記熱交換器本体20は熱交換プレート21と
冷媒循環パイプ22と切り起こし片23とからな
り、該熱交換プレート21は帯状の熱伝導性を有
する金属からなり、一側面には該冷媒循環パイプ
22を配設するU字溝21aを長手方向に沿つて
複数設けるとともに、幅方向に沿つて四角形状に
折曲げ、かつ、渦巻状に形成し、複数の通風路2
4を設けている。また、該熱交換プレート21の
該溝21aには該冷媒循環パイプ22が溶着され
ている。
前記切り起こし片23は前記熱交換プレート2
1を切り起こして形成され、該冷媒循環パイプ2
2間の該熱交換プレート21に長手方向に沿つて
複数設けるとともに、該熱交換プレート21の幅
方向に向かつて横長長方形状に延設されている。
また、該各切り起こし片23の丈は、該冷媒循環
パイプ22の外周上端よりも低くなるよう折曲げ
ている。更に、該熱交換器本体20の上下方向中
央に位置する該切り起こし片23は横方向に直線
状に配列され、該切り起こし片23に伴い形成さ
れた開口部25が直線状に配置されている。尚、
第2図bに示すように、該切り起こし片23の一
部を熱交換プレート21の長手方向に向けて延設
するようにしてもよい。
前記取付け金具30は前記熱交換器本体20の
一側下部の上下方向に当接する第1の取付け部3
1と他側下部の上下方向に当接する第2の取付け
部32とからなり、該第1の取付け部31は垂直
片33と水平片34とを連結してなり、該垂直片
33は該第2の取付け部32の先端と螺子50に
より固定されている。また、該水平片34は前記
ユニツト基盤40に当接し螺子51にて該ユニツ
ト基盤40に固定している。また、該第2の取付
け部32は垂直片35と該垂直片35の上下両端
に延設された水平片36,37とを連結してな
り、該下部水平片36は該ユニツト基盤40に当
接し螺子52にて該ユニツト基盤40に固定して
いる。また、該上部水平片(支持片)37は該熱
交換器本体20の横幅と同じ長さに形成するとと
もに、上下方向中央の開口部25を介して延設さ
れ、上面は該各開口部25に対応する切り起こし
片23の下面23aに当接している。また、該水
平片37は長手方向一側を下方向に折曲げてフラ
ンジ部38を形成し該水平片37の強度を保つ構
造となつている。
本考案は前述の如く、熱交換器本体20の熱交
換プレート21に切り起こし片23を複数設けた
ことから、該切り起こし片23により該熱交換器
本体20の通風路24を流通する空気は該切り起
こし片23に衝突したり、該熱交換プレート21
の開口部25から他の通風路24に流通し、乱気
流を起こし、該熱交換プレート21からの放熱作
用が促進されることとなる。
また、該各切り起こし片23の丈は、該冷媒循
環パイプ22の外周上端よりも低くなるよう折曲
げているから、該熱交換プレート21を渦巻き状
に形成するとき該切り起こし片23が該熱交換プ
レート21に接触することはなく、該通風路24
の幅を小さくした熱交換器本体20を形成するこ
とが出来る。
更に、取付け金具30の第2の取付け部32の
水平片37は熱交換器本体20の上下方向中央の
各開口部25に延設され、該水平片37の上面は
該各開口部25に対応する切り起こし片23の下
面23aに当接していることから、該熱交換器本
体20の上下方向中央全体が該支持片37により
支持されることとなり、冷凍・冷蔵シヨーケース
の運搬時に発生する衝撃、或いは、図示しない機
械室に配設された送風フアン及び圧縮機から発生
した振動が熱交換器本体20に伝達されたとして
も、該熱交換器本体20は取付け金具30の支持
片37により確実に当接支持され、該取付け金具
30から該熱交換器本体20が外れたり、該振動
により該熱交換器本体20が破損したりすること
がない。
尚、第4図aは取付け金具の他の第1の例を示
すもので、取付け金具60は上部水平片(支持
片)61と下部水平片62と該水平片61,62
を連結する垂直片63とからなり、該上部水平片
61は熱交換器本体20の内側方向に延設し該熱
交換器本体20の下部で切り起こし片23の下面
23aに当接支持し、該下部水平片62はユニツ
ト基盤40に当接するとともに螺子64により該
ユニツト基盤40に固定されている。また、該垂
直片63は該熱交換器本体20の両側を挟持する
よう当接されている。かかる取付け金具60によ
つても、該切り起こし片23は該水平片61によ
り当接支持され熱交換器本体20は確実に固定さ
れる。また、第4図bは取付け金具の他の第2の
例を示すもので、取付け金具70は垂直片71と
該垂直片71の上下両端にそれぞれ水平片72,
73とを延設してなり、該垂直片71は熱交換器
本体20の下部両側にに当接させ螺子74にて固
定し、該上部水平片(支持片)72は該熱交換器
本体20の内側方向に延設し切り起こし片23の
下面23aに当接し、更に、該下部水平片73は
ユニツト基盤40に当接し螺子75にて固定され
ている。かかる取付け金具70によつても、該切
り起こし片23は該水平片72により当接支持さ
れ熱交換器本体20は確実に固定される。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は冷・熱媒循環パ
イプを配設するとともに渦巻き状に形成し、複数
の通風路を設けた熱交換器本体と、該熱交換器本
体を基盤に取付ける取付け金具とを備えた熱交換
器において、前記熱交換器本体には複数の切り起
こし片を形成し、また、前記取付け金具には該熱
交換器本体の内側方向に延び、かつ、該切り起こ
し片の少なくとも一片の下面に当接する支持片を
形成したので、該熱交換器本体の通風路を流通す
る空気は切り起こし片に衝突したり、或いは、該
切り起こし片の形成に伴い設けられた開口部を介
して各通風路間を流通し、該熱交換器本体内で乱
気流が形成され、熱交換器の熱交換を促進すると
いう利点を有する。また、該取付け金具の支持片
は切り起こし片の下面に当接されていることか
ら、熱交換器本体は該取付け金具の支持片によつ
ても当接支持され、圧縮機等の振動が熱交換器に
伝達されたとしても、熱交換器本体が該取付け金
具から外れたり、損傷したりすることがないとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の説明に供するもので、第1図乃
至第4図a,bは本考案にかかる熱交換器を示す
もので、第1図は熱交換器の断面図、第2図a,
bは切り起こし片を示し、第2図aはその一例を
示す斜視図、第2図bは他の例を示す斜視図、第
3図は第2の取付け部を示す斜視図、第4図a,
bは熱交換器本体の取付け状態を示すもので、第
4図aは他の第1の例を示す断面図、第4図bは
他の第2の例を示す断面図、第5図a,bは従来
の熱交換器を示すもので、第5図aは斜視図、第
5図bは熱交換器本体の取付け状態を示す断面図
である。 図中、20……熱交換器本体、22……冷・熱
媒循環パイプ、23……切り起こし片、23a…
…下面、24……通風路、30,60,70……
取付け金具、37,61,72……支持片(水平
片)、40……基盤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 冷・熱媒循環パイプを配設するとともに渦巻
    き状に形成し、複数の通風路を設けた熱交換器
    本体と、該熱交換器本体を基盤に取付ける取付
    け金具とを備えた熱交換器において、前記熱交
    換器本体には複数の切り起こし片を形成し、ま
    た、前記取付け金具には該熱交換器本体の内側
    方向に延び、かつ、該切り起こし片の少なくと
    も一片の下面に当接する支持片を形成したこと
    を特徴とする熱交換器。 (2) 切り起こし片は少なくとも熱交換器本体の横
    方向に直線的に配列し、支持片は該熱交換器本
    体の横幅に対応する長さに形成するとともに、
    該各切り起こし片の下面全体に当接して形成し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の熱交換器。
JP15853884U 1984-10-20 1984-10-20 Expired JPH0245643Y2 (ja)

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