JPH0240409Y2 - - Google Patents

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JPH0240409Y2
JPH0240409Y2 JP1984183349U JP18334984U JPH0240409Y2 JP H0240409 Y2 JPH0240409 Y2 JP H0240409Y2 JP 1984183349 U JP1984183349 U JP 1984183349U JP 18334984 U JP18334984 U JP 18334984U JP H0240409 Y2 JPH0240409 Y2 JP H0240409Y2
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JP
Japan
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front edge
recess
outdoor
board
indoor
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JP1984183349U
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JPS6198932U (ja
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Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は一体型空気調和機の基板構造の改良に
関するものである。
従来の技術 従来の一体型空気調和機の基板構造は、例えば
実公昭50−32032に示されるように第4図のよう
な構造になつていた。
すなわち室内側102と室外側103とに区画
板(図示せず)によつて区画された基板101の
室内側102を室外側103よりも高くすると共
に室内側102には深溝104を室外側には浅溝
105を各々、室内側から室外側方向へ向つて形
成しており、室内側102を室外側103よりも
高くすることにより、区画板に貼設した断熱材が
ドレン水の室内側への逆流により濡れ、そのため
に断熱効果を失うことがなくなり、また基板10
1に深溝104と浅溝105を設けることによ
り、これをレールとして使用でき、空気調和機外
箱への基板挿入のために外箱にレールを溶接する
必要がなくなるというものであつた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、室内側基
板を室外側基板よりも高く加工するため、室内外
境界部の機械的強度が低下し、空気調和機輸送中
の外的応力に耐えきれず変形等が発生し機器の運
転に支障をきたす可能性があり、また、室内側に
面する前縁部で外箱底面に対しすき間を有してい
るため、室外側から外気等の浸入の恐れがあり、
機器の冷暖房低下を防止するためにシール材等を
貼設する必要があつた。本考案は上記問題点に鑑
み、基板の強度向上と、室内側前縁部での密閉性
向上を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本考案の空気調和機
では、基板の、室内側前縁部に前縁部凹部を設
け、さらに室外側基板上に、前記前縁部凹部と同
じ深さの室外側凹部を設け、かつ、基板を外装キ
ヤビネツトに挿入した状態で、外装キヤビネツト
の、前記基板の前縁部凹部の下方に相対する平面
上に、前縁部凹部がほぼ全幅に渡り当接する構成
とするものである。
作 用 本考案は上記した構成によつて従来例の室内側
への結露水の逆流防止に加え、基板の輸送中の外
的応力に対する強度向上と、室内側への外気浸入
による、冷暖房能力の低下防止のための密閉性向
上がはかれるのである。
実施例 以下本考案の一実施例を添付図面にもとづき説
明する。
本考案は圧縮機、室内側熱交換器、室外側熱交
換器等を搭載した基板を、外箱内に挿脱可能に収
納する一体型空気調和機の改良に関するものであ
る。
第3図において1は前面と背面とを開口した外
箱2の前面開口部より基板3を挿脱可能に収納
し、家屋の壁4に装着した一体型空気調和機で、
前記基板3は絞り加工により一枚の金属板を浅皿
状に形成し、略中央に区画板5を固定し室内側基
板6と室外側基板7とに区画している。この基板
上には、冷凍サイクルを構成すべく、室内側熱交
換器8、室内側送風用フアン9、水受皿10、室
外側熱交換器11、室外側送風用フアン12、フ
アンモータ13、圧縮機(図示せず)等が搭載さ
れている。
次に本考案の基板3についてその詳細を説明す
る。図1、図2において基板3は略中央を境に室
内側基板6と室外側基板7に分けられており、室
内側基板6の前縁には、ほぼ全幅に渡り前縁部凹
部14が形成されている。また15は水受皿10
の設置部であり16の傾斜部により室内側熱交換
器8に結露した結露水を室外側基板7に流し出す
ように構成してある。
さらに室外側基板7は、室外側熱交換器11と
前記結露水の流路のみを室内側基板より低く形成
する室外側凹部17を設けている。
上記の様に基板3を構成することにより、従来
技術の結露水の室外側から室内側への逆流を防止
する効果に加えて、室内側前縁部に設けた凹部分
14により外箱2の底面と基板3との密閉性が向
上できるためシール材等を廃止することができ、
室内での冷暖房能力の低下が防止され、さらに、
室外側は、結露水流路と室外熱交換器11の設置
部分にのみ室外側凹部17を設けているため、基
板3の室内外境界部での強度が低下せず、空気調
和機輸送中の外的応力に対して、十分な強度が得
られ、変形等が発生せず、機器の良好な運転状態
が確保できるものである。
考案の効果 本考案は、一体形空気調和機の室内側熱交換
器、水受け皿、室外側熱交換器、室内外送風機用
フアンモータ、圧縮機等を搭載する基板の、室内
側前縁部に前縁部凹部を設け、さらに室外側基板
上に、前記前縁部凹部と同じ深さの室外側凹部を
設け、前記前縁部凹部と前記室外側凹部とは、同
一深さを有する凹部により連続しておらず、か
つ、前記基板を外装キヤビネツトに挿入した状態
で、前記キヤビネツトの、前記基板の前縁部凹部
の下方に相対する、平面上に、前記前縁部凹部が
ほぼ全幅に渡り当接する構成を有する空気調和機
であり、室内側水受け皿より流出した結露水が再
び室内側へ逆流することを防止する従来の効果に
加え、室内側前縁部の前縁部凹部により基板と外
箱キヤビネツト底面との密閉性が確保できるた
め、シール材等の貼設物の廃止が可能となり、さ
らには、室外側には室外側熱交換器と結露水の流
路のみに、室内側前縁部に設けた前縁部凹部と同
じ深さの室外側凹部を設けたため、基板の安定性
と共に、空気調和機輸送中の外的応力に対する強
度の向上がはかれ、さらに機器の安定した運転状
態が得られるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の空気調和機の基板
構造を示す斜視図、第2図は第1図中に示す基板
の断面A−Aでの縦断面図、第3図は本考案の一
体型空気調和機の縦断面図、第4図は従来技術に
よる基板を示す斜視図である。 8……室内側熱交換器、10……水受皿、11
……室外側熱交換器、13……フアンモータ、1
4……前縁部凹部、17……室外側凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一体形空気調和機の室内側熱交換器、水受け
    皿、室外側熱交換器、室内外送風機用フアンモー
    タ、圧縮機等を搭載する基板の、室内側前縁部に
    前縁部凹部を設け、さらに室外側基板上に、前記
    前縁部凹部と同じ深さの室外側凹部を設け、前記
    前縁部凹部と前記室外側凹部とは同一深さを有す
    る凹部により連続しておらず、かつ前記基板を外
    装キヤビネツトに挿入した状態で、前記キヤビネ
    ツトの、前記基板の前縁部凹部の下方に相対する
    平面上に、前記前縁部凹部がほぼ全幅に渡り当接
    することを特徴とする空気調和機。
JP1984183349U 1984-12-03 1984-12-03 Expired JPH0240409Y2 (ja)

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JP1984183349U JPH0240409Y2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03

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JP1984183349U JPH0240409Y2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6198932U JPS6198932U (ja) 1986-06-25
JPH0240409Y2 true JPH0240409Y2 (ja) 1990-10-29

Family

ID=30740854

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JP1984183349U Expired JPH0240409Y2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717221U (ja) * 1980-06-26 1982-01-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717221U (ja) * 1980-06-26 1982-01-28

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JPS6198932U (ja) 1986-06-25

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