JPH0245320Y2 - - Google Patents

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JPH0245320Y2
JPH0245320Y2 JP9617082U JP9617082U JPH0245320Y2 JP H0245320 Y2 JPH0245320 Y2 JP H0245320Y2 JP 9617082 U JP9617082 U JP 9617082U JP 9617082 U JP9617082 U JP 9617082U JP H0245320 Y2 JPH0245320 Y2 JP H0245320Y2
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JP
Japan
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shovel
swing
supply
hydraulic
excavator
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JP9617082U
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JPS591773U (ja
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は油圧シヨベルの旋回装置に関し、詳し
くは、傾斜状態にあるシヨベル本体上のシヨベル
旋回台が、シヨベルの自重により回動するのを防
止することができる油圧シヨベルの旋回装置に関
する。
油圧シヨベルの旋回装置として、従来第1図に
示すような油圧回路11を有する装置が採用され
ている。略述すると、図示しないシヨベル本体上
に設けられたリングギヤ1に噛合するピニオン2
a,2bをそれぞれ装着した例えば2つの旋回モ
ータ3a,3bのための給排路4a,4bが並列
に配置されている。この2つの給排路4a,4b
へはポンプ5からコントロール弁6、ブロツク弁
7および配管8を介して作動油が供給される。そ
して、この作動油が前記旋回モータ3a,3bを
所定の方向に回転させ、前述したリングギヤ1を
介してシヨベル旋回台を所望の方向に旋回できる
ようになつている。
しかし、このような油圧回路11において、前
記旋回モータ3bおよびその給排路4bを収納し
た装着ケース9bと他の装着ケース9aとの間で
外部に露出している配管(以下、外部配管とい
う)10が、シヨベルを稼働させているうちに衝
撃を受けたり劣化したりすることにより破損し、
そこから作動油が漏出することがある。
シヨベルが平地で停止しているときにこのよう
な破損が生じても、シヨベルが運転手や作業者の
意志に反した方向に動くことはないが、例えばシ
ヨベルが稼働したり傾斜地にシヨベルがある場合
前記外部配管10が破損して各給排路4a,4b
内の作動油がそこから漏出すると前記旋回モータ
3a,3bの制動が効かなくなり、シヨベルを作
動させたりまた重力に逆らつた位置に停止させて
いると、シヨベルの自重とシヨベルアームにより
生じるモーメントにより前述したシヨベル旋回台
が意図しない方向に動いたり不意に回動を始めた
りする。
したがつて、アームの先端に装着されたシヨベ
ルが付近にいる作業者や器物に激突するといつた
事態が生じ、極めて危険である欠点がある。
本考案は上述の問題点を解決するためになされ
たもので、シヨベルが傾斜地にある場合に前記外
部配管が破損しても少なくともいづれかの旋回モ
ータのロツクが維持され、そのピニオンがリング
ギヤの回動を阻止してシヨベルの自重による突然
の移動や意志に反した方向への移動を防止するこ
とができる油圧シヨベルの旋回装置を提供するこ
とを目的とする。
その特徴とするところは、1つの旋回モータの
給排路をブロツク弁に接続すると共に、他の旋回
モータの給排路を外部配管を介してコントロール
弁とブロツク弁との配管に接続した油圧シヨベル
の旋回装置としたことである。
以下、本考案をその実施例に基づいて詳細に説
明する。
第2図は本考案の油圧シヨベルの旋回装置20
の油圧回路21である。
これは、後述するリングギヤ23に噛合するピ
ニオン24a,24bを装着した複数(図示2
つ)の旋回モータ25a,25bに、それぞれ作
動油を給排する給排路27a,27bが並列に配
置されている。この各給排路27a,27bはそ
れぞれの旋回モータ25a,25bと共に装着ケ
ース28a,28bに収納され、パイロツト付き
ブロツク弁29およびコントロール弁30に独立
に接続されている。
そして、このコントロール弁30と前記ブロツ
ク弁29は配管31で直列に接続され、この配管
31に前記給排路27bの一端端が前記装着ケー
ス28a,28bの間で外部に露出している外部
配管32を介して接続されている。
その結果、1つの油圧ポンプ33から作動油を
配管34,コントロール弁30および配管31を
経てブロツク弁29または外部配管32を介して
供給することができ、前記旋回モータ25a,2
5bが駆動されるようになつている。
前記コントロール弁30は、その操作レバー3
0aがシヨベルのシヨベル運転席に設けられた例
えば4ポート3位置切換弁であり、前記パイロツ
ト付きブロツク弁29は、前記油圧ポンプ33と
コントロール弁30との配管34の作動油圧力を
検知して自動的に開閉する例えば4ポート2位置
切換弁である。
このような構成の旋回装置20は、第3図に示
すようにシヨベル本体22を移動させるクローラ
35上に固着されたリングギヤ23に、シヨベル
旋回台26に搭載された旋回モータ25a,25
bのピニオン24a,24bが噛合していて、旋
回モータ25a,25bが駆動されると、旋回台
26がシヨベル運転席やシヨベルアームを回動さ
せて所望の方向にシヨベルを移動し、図示しない
他の油圧回路によりシヨベルアームおよびその手
首部を伸縮、曲折作動させることができるように
なつている。
なお、第2図においてリリーフ弁36は、油圧
ポンプ33の作動中コントロール弁30を閉の状
態(Bポジシヨン)にしたとき作動油を逃すもの
である。
また前記給排路27a,27b内のクロスリリ
ーフ弁37a,37bは、旋回台26の有する回
転慣性力を吸収し回転速度を徐々に変化させ、急
激な制動を回避するものであり、対向するチエツ
ク弁38a,38bは、上記の回転速度軽減中必
要とされる作動油を油タンクより補給する補給回
路の一部を構成している。
本考案は以上述べたように構成したので、次の
ように作動させることができる。
先ず、油圧ポンプ33を駆動した後、作業者が
コントロール弁30をBポジシヨンより開のAポ
ジシヨンに切換える。この作動油の流れにより配
管34に圧力が立ち、この圧力を検知してブロツ
ク弁29がDポジシヨンより開のEポジシヨンに
切換えられる。そして、作動油が前記各給排路2
7a,27bに供給されると、旋回モータ25
a,25bが同一方向に回転する。なお、前記コ
ントロール弁30をCポジシヨンに切換えると、
旋回モータ25a,25bは逆方向に回転し、旋
回台26を図示しないシヨベルと共に逆方向に移
動することができる。
次に、シヨベルが傾斜地にあつて移動または停
止し、シヨベルを作動させまたは重力に逆らつた
位置で静止させているとき、露出している外部配
管32が破損し作動油が漏出する場合の油圧回路
20の作動について説明する。
先ず、油圧ポンプ33が停止している場合、前
記配管34内が大気圧でありブロツク弁29は自
動的に閉のDポジシヨンになつている。この場合
に前記外部配管32が破損すると、旋回モータ2
5bの給排路27b内の作動油がそこから漏出
し、その旋回モータ25bのロツクが効かなくな
る。
しかし、旋回モータ25aの給排路27a内の
作動油は依然として前記ブロツク弁29でその流
出が阻止されているので、旋回モータ25aはロ
ツクされ、本体22上のリングギヤ23に噛合し
ているピニオン24aは回動することがない。し
たがつて、静止しているシヨベルがそれ自体の自
重で動き始めることはない。
なお、この場合前記コントロール弁30の開閉
操作がなされるか否かに関係なく、シヨベルが静
止を維持することは述べるまでもない。
次に、油圧ポンプ33が作動している場合、前
記配管34内がある一定の圧力を維持しているの
で、ブロツク弁29は自動的に開のEポジシヨン
にある。この場合に前記外部配管32が破損する
と、旋回モータ25bの給排路27b内の作動油
および油圧ポンプ33からコントロール弁30を
介して旋回モータ25a,25bに供給される作
動油がそこから漏出し、旋回モータ25bがフリ
ーの状態となる。しかし、前記配管34内におい
て油圧ポンプ33からの作動油圧力が直ちに大気
圧となるかまたは低下するので、ブロツク弁29
のパイロツト部29aがそれを検知しブロツク弁
29を閉のDポジシヨンに自動的に切換える。
したがつて、給排路27a内の作動油はロツク
され、旋回モータ25aの動きも阻止される。な
お、外部配管32が破損してから配管34内の圧
力が降下するまでに若干の時間遅れが生じるが、
シヨベルが大きく振れ回る前に前記ブロツク弁2
9が閉となるので、作業者や器物への危険や被害
を小さくすることができる。
なお、この場合前記コントロール弁30を閉の
Bポジシヨンに切換えても、油圧ポンプ33から
の作動油がリリーフ弁36を介して油タンクに帰
還し配管34内の圧力が降下するので、ブロツク
弁29が閉のDポジシヨンに切換わり同じ結果と
なる。
本考案は以上詳細に説明したように、1つの旋
回モータの給排路をブロツク弁に接続すると共
に、他の旋回モータの給排路をコントロール弁と
ブロツク弁との配管に外部配管を介して接続した
ので、シヨベルが傾斜地にある場合に前記外部配
管が破損してもいづれかの旋回モータの作動油の
流れがロツクされ、ピニオンが前述したシヨベル
旋回台を回動させるリングギヤの回動を阻止し、
シヨベルの意図しない方向への移動や静止してい
るシヨベルの突然の動きを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧シヨベルの旋回装置の油圧
回路、第2図は本考案の油圧シヨベルの旋回装置
の油圧回路、第3図は旋回装置のシヨベルにおけ
る装着図である。 20……油圧シヨベルの旋回装置、21……油
圧回路、22……シヨベル本体、24a,24b
……ピニオン、25a,25b……旋回モータ、
26……シヨベル旋回台、27a,27b……給
排路、29……パイロツト付きブロツク弁、30
……コントロール弁、31……配管、32……外
部配管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヨベルの旋回台を回動させる複数の旋回モー
    タの給排路が、1つのコントロール弁を介して並
    列に配置され、そのコントロール弁と前記複数の
    旋回モータとの間にパイロツト付きブロツク弁を
    介在した油圧回路において、 1つの旋回モータの給排路を前記ブロツク弁に
    接続すると共に、他の旋回モータの給排路を外部
    配管を介して前記コントロール弁とブロツク弁と
    の配管に接続し、 前記複数の旋回モータに装着されたピニオンに
    よりシヨベル旋回台を回動させることができると
    共に、 前記旋回モータの給排路の外部配管が破損して
    も、傾斜状態にあるシヨベル本体上のシヨベル旋
    回台が、シヨベルの自重により回動するのを防止
    することができるようにしたことを特徴とする油
    圧シヨベルの旋回装置。
JP9617082U 1982-06-26 1982-06-26 油圧シヨベルの旋回装置 Granted JPS591773U (ja)

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JP9617082U JPS591773U (ja) 1982-06-26 1982-06-26 油圧シヨベルの旋回装置

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JP9617082U JPS591773U (ja) 1982-06-26 1982-06-26 油圧シヨベルの旋回装置

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Publication Number Publication Date
JPS591773U JPS591773U (ja) 1984-01-07
JPH0245320Y2 true JPH0245320Y2 (ja) 1990-11-30

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