JPH0245291B2 - Oshibotansuitsuchinokoteisetsushokushinoseizohoho - Google Patents
OshibotansuitsuchinokoteisetsushokushinoseizohohoInfo
- Publication number
- JPH0245291B2 JPH0245291B2 JP7600883A JP7600883A JPH0245291B2 JP H0245291 B2 JPH0245291 B2 JP H0245291B2 JP 7600883 A JP7600883 A JP 7600883A JP 7600883 A JP7600883 A JP 7600883A JP H0245291 B2 JPH0245291 B2 JP H0245291B2
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- Japan
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 4
- 238000007747 plating Methods 0.000 claims description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、マトリツクス回路やその他交差回路
の多い回路の接点開閉用に使用される押釦スイツ
チの固定接触子の製造方法に関するものである。
の多い回路の接点開閉用に使用される押釦スイツ
チの固定接触子の製造方法に関するものである。
この種の押釦スイツチ及びその固定接触子の従
来例を第１図及び第２図に示す。第１図ａは押釦
スイツチの平面図、第１図ｂはａ図のＡ−Ａ断面
図を示し、第２図ａは固定接触子の平面図、第２
図ｂはａ図のＢ−Ｂ断面図を示す。図において、
１は一対のＹ方向端子１ａ，１ｂを有する円環状
の第１の接触子、２は円形台突出状の接触部を第
１の接触子の円環内に設け、一対のＸ方向端子２
ａ，２ｂを有する第２の接触子であり、接触子１
と接触子２は互いに絶縁され、かつ各接触面を同
一高さに突出させて絶縁性基台３にインサート成
形され、固定接触子に作られている。４はばね接
触子であり、その周辺部にある接点４ａは常時第
１の接触子１に接触しており、中央部にある接点
４ｂは第２の接触子２の接触部に対向している。
５のステムはばね接触子４に接しており、６のホ
ルダーに支持され、７の突起をガイドとして上下
移動できる。ステム５を上から押すと、ばね接触
子４は撓みながらその接点４ｂを第２の接触子２
の接触部に接触させ、第１の接触子１と第２の接
触子２を電気的に接続し、またステム５から力を
はなすと、ばね接触子４の弾力により元の位置に
復帰し、接続解除される。なお、ホルダー６の穴
８及び第１の接触子１の穴９は、他の構成部品と
の組み込み固定用の穴である。
来例を第１図及び第２図に示す。第１図ａは押釦
スイツチの平面図、第１図ｂはａ図のＡ−Ａ断面
図を示し、第２図ａは固定接触子の平面図、第２
図ｂはａ図のＢ−Ｂ断面図を示す。図において、
１は一対のＹ方向端子１ａ，１ｂを有する円環状
の第１の接触子、２は円形台突出状の接触部を第
１の接触子の円環内に設け、一対のＸ方向端子２
ａ，２ｂを有する第２の接触子であり、接触子１
と接触子２は互いに絶縁され、かつ各接触面を同
一高さに突出させて絶縁性基台３にインサート成
形され、固定接触子に作られている。４はばね接
触子であり、その周辺部にある接点４ａは常時第
１の接触子１に接触しており、中央部にある接点
４ｂは第２の接触子２の接触部に対向している。
５のステムはばね接触子４に接しており、６のホ
ルダーに支持され、７の突起をガイドとして上下
移動できる。ステム５を上から押すと、ばね接触
子４は撓みながらその接点４ｂを第２の接触子２
の接触部に接触させ、第１の接触子１と第２の接
触子２を電気的に接続し、またステム５から力を
はなすと、ばね接触子４の弾力により元の位置に
復帰し、接続解除される。なお、ホルダー６の穴
８及び第１の接触子１の穴９は、他の構成部品と
の組み込み固定用の穴である。
上記スイツチの固定接触子４を構成する第１の
接触子１と第２の接触子２は、それぞれのＹ方向
端子とＸ方向端子を立体的に交差させる必要上、
基台３にインサート成形する時に別々の単体でイ
ンサートしている。別々の単体でインサートする
と、両接触子１，２の相対的位置合わせや、各接
触部の面の同一高さ合わせなどの精密調整作業が
必要となり、作業能率を著しく低下させると共
に、品質の均一化がむずかしい。
接触子１と第２の接触子２は、それぞれのＹ方向
端子とＸ方向端子を立体的に交差させる必要上、
基台３にインサート成形する時に別々の単体でイ
ンサートしている。別々の単体でインサートする
と、両接触子１，２の相対的位置合わせや、各接
触部の面の同一高さ合わせなどの精密調整作業が
必要となり、作業能率を著しく低下させると共
に、品質の均一化がむずかしい。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を
解決し、作業能率を向上させ、かつ精度の良い固
定接触子４の製造方法を提供することにある。
解決し、作業能率を向上させ、かつ精度の良い固
定接触子４の製造方法を提供することにある。
本発明による製造方法は、第１の接触子と第２
の接触子の相対的位置関係を予め固定した状態の
一対の接触子を複数組連鎖した形状のものを導電
性薄板から打ち貫くもので、その場合、第１の接
触子を一部切り欠きのある円環形状にし、その周
縁から一対のＹ方向端子を出し、第２の接触子を
第１の接触子の円環内に間隔をあけて設け、その
周縁から第１の接触子の前記円環切り欠き部を通
つてＸ方向端子と任意方向端子を出し、また第１
及び第２の接触子を前記薄板に固定するための固
定用アームを設けた形状に打ち貫き、次いで第２
の接触子の前記任意方向をＸ方向に折り曲げ、か
つ第１の接触子と立体交差せしめるために一部を
凹状にプレスし、一対の接触子を複数組連鎖した
薄板を作る。この連鎖板を絶縁性基台にインサー
ト成形して連鎖した固定接触子を作り、次いで、
その連鎖した固定接触子群から前記固定用アーム
を切り取つて、個々の固定接触子を得るものであ
る。
の接触子の相対的位置関係を予め固定した状態の
一対の接触子を複数組連鎖した形状のものを導電
性薄板から打ち貫くもので、その場合、第１の接
触子を一部切り欠きのある円環形状にし、その周
縁から一対のＹ方向端子を出し、第２の接触子を
第１の接触子の円環内に間隔をあけて設け、その
周縁から第１の接触子の前記円環切り欠き部を通
つてＸ方向端子と任意方向端子を出し、また第１
及び第２の接触子を前記薄板に固定するための固
定用アームを設けた形状に打ち貫き、次いで第２
の接触子の前記任意方向をＸ方向に折り曲げ、か
つ第１の接触子と立体交差せしめるために一部を
凹状にプレスし、一対の接触子を複数組連鎖した
薄板を作る。この連鎖板を絶縁性基台にインサー
ト成形して連鎖した固定接触子を作り、次いで、
その連鎖した固定接触子群から前記固定用アーム
を切り取つて、個々の固定接触子を得るものであ
る。
以下、図面により本発明を具体的に説明する。
第３図ないし第６図は、本発明の作業工程の一実
施例を示す。第３図は、メツキ処理後の導電性薄
板から金型プレス加工により打ち貫いた一対の接
触子４の連鎖板の一組を示すもので、ａ図は平面
図、ｂ図はａ図のＣ−Ｃ断面図を示す。図中の１
０は導電性薄板であり、１１は第１の接触子で、
一部を切り欠いた円環形状をなし、その周縁から
一対のＹ方向端子１１ａ，１１ｂ、及び薄板１０
に固定するための固定用アーム１４を出してい
る。１２は第２の接触子で、第１の接触子１１の
円環内に間隔をあけて円形状に形成され、その周
縁から前記円環切り欠き部を通つて、Ｘ方向端子
１２ａと任意方向端子１２ｂを出し、かつＸ方向
端子１２ａと薄板１０を結ぶ固定用アーム１４を
設けてある。
第３図ないし第６図は、本発明の作業工程の一実
施例を示す。第３図は、メツキ処理後の導電性薄
板から金型プレス加工により打ち貫いた一対の接
触子４の連鎖板の一組を示すもので、ａ図は平面
図、ｂ図はａ図のＣ−Ｃ断面図を示す。図中の１
０は導電性薄板であり、１１は第１の接触子で、
一部を切り欠いた円環形状をなし、その周縁から
一対のＹ方向端子１１ａ，１１ｂ、及び薄板１０
に固定するための固定用アーム１４を出してい
る。１２は第２の接触子で、第１の接触子１１の
円環内に間隔をあけて円形状に形成され、その周
縁から前記円環切り欠き部を通つて、Ｘ方向端子
１２ａと任意方向端子１２ｂを出し、かつＸ方向
端子１２ａと薄板１０を結ぶ固定用アーム１４を
設けてある。
第３図に示す一対の接触子群の薄板は、任意方
向端子１２２ｂのＡ及びＢの部分で第４図に示す
ごとく、凹状にプレスされ、更にＣの箇所で折り
曲げられてＸ方向端子に変えられる。前記の凹状
部分は第１の接触子１１と立体交差する部分であ
る。
向端子１２２ｂのＡ及びＢの部分で第４図に示す
ごとく、凹状にプレスされ、更にＣの箇所で折り
曲げられてＸ方向端子に変えられる。前記の凹状
部分は第１の接触子１１と立体交差する部分であ
る。
次いで、第４図に示す一対の接触子群の薄板
は、第５図のように、絶縁性基台１３にインサー
ト成形され、連鎖された固定接触子群となる。こ
の連鎖された固定接触子群は、第６図のように、
固定用アーム１４が切り取られて、個々の固定接
触子ができあがる。
は、第５図のように、絶縁性基台１３にインサー
ト成形され、連鎖された固定接触子群となる。こ
の連鎖された固定接触子群は、第６図のように、
固定用アーム１４が切り取られて、個々の固定接
触子ができあがる。
以上述べたように、本発明は、第１の接触子と
第２の接触子を固定した一対の接触子とし、これ
を複数組連鎖した形状の打ち貫き板を作り、同時
に任意方向端子に対するＸ方向変換のための折り
曲げ加工及び立体交差のための凹部加工をしたの
ち、絶縁性基台にインサート成形し、次いで固定
用アームを切り取つて固定接触子を完成するの
で、従来の製造方法のように、第１の接触子と第
２の接触子を別々の状態で絶縁性基台にインサー
ト成形するのと違い、第１の接触子と第２の接触
子間の位置合わせや、各接触面の同一高さ合わせ
などの精密調整作業を要しないので、製造工程が
簡素化されて能率的となり、コスト低減化と共に
品質の均一化がはかれる。
第２の接触子を固定した一対の接触子とし、これ
を複数組連鎖した形状の打ち貫き板を作り、同時
に任意方向端子に対するＸ方向変換のための折り
曲げ加工及び立体交差のための凹部加工をしたの
ち、絶縁性基台にインサート成形し、次いで固定
用アームを切り取つて固定接触子を完成するの
で、従来の製造方法のように、第１の接触子と第
２の接触子を別々の状態で絶縁性基台にインサー
ト成形するのと違い、第１の接触子と第２の接触
子間の位置合わせや、各接触面の同一高さ合わせ
などの精密調整作業を要しないので、製造工程が
簡素化されて能率的となり、コスト低減化と共に
品質の均一化がはかれる。
第１図及び第２図はマトリツクス回路用押釦ス
イツチ及びその固定接触子の従来例を示す図、第
３図ないし第６図は本発明の製造工程の順序を説
明する図である。 １０……導電性薄板、１１……第１の接触子、
１１ａ，１１ｂ……第１の接触子のＹ方向端子、
１２ａ，１２ｂ……第２の接触子のＸ方向端子、
１２……第２の接触子、１３……絶縁性基台、１
４……固定用アーム。
イツチ及びその固定接触子の従来例を示す図、第
３図ないし第６図は本発明の製造工程の順序を説
明する図である。 １０……導電性薄板、１１……第１の接触子、
１１ａ，１１ｂ……第１の接触子のＹ方向端子、
１２ａ，１２ｂ……第２の接触子のＸ方向端子、
１２……第２の接触子、１３……絶縁性基台、１
４……固定用アーム。
Claims (1)
- １ 一対のＹ方向端子を有する第１の接触子と、
一対のＸ方向端子を有する第２の接触子とを互い
に絶縁し、かつこれら接触子の各接触面を同一高
さに突出させて、絶縁性基台にインサート成形し
てなる押釦スイツチ固定接触子の製造方法におい
て、メツキ処理後の導電性薄板をプレス加工によ
り、第１の接触子を一部切り欠きのある円環形状
にし、その周縁から一対のＹ方向端子を出し、第
２の接触子を第１の接触子の円環内に間隔をあけ
て形成し、その周縁から第１の接触子の前記円環
切り欠き部を通つてＸ方向端子と任意方向端子を
出し、かつ第１及び第２の接触子を前記導電性薄
板に固定するための固定用アームを備えた形状に
打ち貫き、次いで第２の接触子の前記任意方向端
子をＸ方向に折り曲げ、かつ第１の接触子と立体
交差せしめるために一部を凹状にプレスし、一対
の接触子を複数組連鎖した薄板を作るプレス工程
と；この一対の接触子を連鎖した薄板を絶縁性基
台にインサート成形し、連鎖した固定接触子を作
る成形工程と；この連鎖した固定接触子から前記
固定用アームを切り取つて、個々の固定接触子を
作る工程とを含むことを特徴とする押釦スイツチ
の固定接触子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7600883A JPH0245291B2 (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | Oshibotansuitsuchinokoteisetsushokushinoseizohoho |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7600883A JPH0245291B2 (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | Oshibotansuitsuchinokoteisetsushokushinoseizohoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59201324A JPS59201324A (ja) | 1984-11-14 |
| JPH0245291B2 true JPH0245291B2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=13592780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7600883A Expired - Lifetime JPH0245291B2 (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | Oshibotansuitsuchinokoteisetsushokushinoseizohoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0245291B2 (ja) |
-
1983
- 1983-04-28 JP JP7600883A patent/JPH0245291B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59201324A (ja) | 1984-11-14 |
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