JPS6348030Y2 - - Google Patents

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JPS6348030Y2
JPS6348030Y2 JP2109784U JP2109784U JPS6348030Y2 JP S6348030 Y2 JPS6348030 Y2 JP S6348030Y2 JP 2109784 U JP2109784 U JP 2109784U JP 2109784 U JP2109784 U JP 2109784U JP S6348030 Y2 JPS6348030 Y2 JP S6348030Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は複数の接片が一端側を互に対向接近
させて、他端側でブロツク片に対して固定配設さ
れた電気接片に関するものである。
<背景> 一端側を対向接近させた接片がブロツク片に対
して他端側で固定された電気接片は各種の電気装
置、例えばリーフスイツチに使用されている。第
1図は従来使用されているこの種のスイツチの要
部の構成を示し、第1,第2の接片11,12が
その板面を互に対向させた状態でブロツク片13
によりその一端側がモールド保持される。第1,
第2の接片11,12の固定保持側と反対の他端
側は互に接近して対向配設され、第1の接片11
の他端側が第2の接片12側に近付くように僅か
に屈曲されて接点14が形成される。
第2の接片12の端部には操作片15がモール
ド保持されている。スイツチの動作時において
は、操作片15が押し込まれ、第2の接片12の
他端側が第1の接片11方向に移動され、第2の
接片12が接点14と接触してスイツチ動作が行
なわれる。
この種のスイツチに使用される電気接片は近年
大幅にその形状の小型化が進められている。この
小型化の促進に伴つて高精度の部品の製作にはそ
の製作過程で各種の問題が生じて来る。即ちこの
種の部品を製作するには、成型用型体を使用しそ
の成型用型体に第1,第2の接片11,12が挿
入される配置溝を対向形成し、ブロツク片13及
び操作片15をモールド保持する型部を形成す
る。この成型用型体の配置溝に第1,第2の接片
11,12を正しく位置決めして配置し、型部を
使用してのモールド成型によつてブロツク片13
で第1,第2の接片11,12をモールド保持固
定し、操作片15を第2の接片12に取り付け
る。
しかし部品の小型化が進むと大幅に小型化され
た第1,第2接片11,12を成型用型体の配置
溝に正しく位置決めした状態で挿入配置する作業
が困難となる。この配置作業において第1,第2
接片11,12の位置がずれたりして不良品が生
ずるおそれがあり、電気接片全体を精度よく仕上
げるためには製造作業の工程が増大し、且つ各工
程での作業内容が複雑化することになる。
この考案はこれら従来の電気接片の製造上に発
生する困難性を解決し、その製造技術が簡易化、
効率化され、小型化され且つ製作精度の優れた製
品が生産効率よく得られ、その形状が品質管理の
ための区分分類や製品保管に便利で、基板に対す
る固定が簡単に行なわれる電気接片を提供するも
のである。
<考案の概要> この考案では絶縁材からなるブロツク片に複数
の接片の一端側がその板面をほぼ平行にしてモー
ルド保持されている。ブロツク片には互に隣接す
る接片の間において肉薄状部が形成されて屈曲部
が構成される。このように形成されたブロツク片
をこの屈曲部で屈曲させることにより、屈曲され
た両側のブロツク部分を互に対接させることが可
能な構成とされる。
屈曲部でブロツク片を屈曲させて両側のブロツ
ク部分を互に対接させた状態では、ブロツク片に
一端側が固定された接片の少なくとも二片はその
他端部が互に近接対向した配設状態となる。この
接片の少なくとも一方には接点が形成されてい
る。
以下この考案の電気接片をその実施例に基づき
図面を使用し、その製造方法に沿つて詳細に説明
する。
<実施例> 第3図はこの考案の電気接片の第1の実施例の
構成を、その製造の過程で示すもので、金属の共
通片21に対して一体に互にほぼ平行に接片22
−1,22−2……が共通片21の延長方向に直
角に突出形成された板体がプレス加工により製作
される。実施例は隣接する二つの接片ごとに接片
の配列対が構成された例であり、共通片21に対
向する接片の端部側は補助片23で連結された形
状とされる。共通片21及び補助片23に形成さ
れた開孔24−1,24−2……,25−1,2
5−2……,26−1,26−2……は製造時の
各種の作業における位置決めに使用される。
このように作成された板体に対してそれぞれの
接片の中間位置に同一方向に屈曲凹部31−1,
31−2……を形成する。又必要に応じてこれら
屈曲凹部31−1,31−2……の突出側の一面
に例えばAgなどの接点金属材を貼合せる。この
屈曲凹部31−1,31−2……が電気接片の接
点を構成する。
各接片にはブロツク片がモールドされる位置に
切込み32−1,32−2……が形成されてい
る。実施例は対となつた接片ごとにその対向する
接片の外側に対して切込み32−1,32−2…
が形成された例である。又操作片がモールドされ
る接片の補助片23側の位置に対して、同様に切
込み33−1,33−2……が形成される。
板体を成型用型体に位置決めしブロツク片及び
操作片の型位置に対して、ブロツク片及び操作片
をモールド固定する。第3図に示す実施例ではそ
れぞれ対を構成する接片が二片づつそれぞれ共通
のブロツク片35−1,35−2……でモールド
保持され、対の一方の接片22−1,22−3…
…に操作片がモールド固定される。
このようにして共通片21に互に平行に複数の
接片22−1,22−2……がその板面を平行に
して配設され、接片のそれぞれ対を構成するもの
がブロツク片35−1,35−2………でモール
ド保持され、且つ対の一方の接片22−1,22
−3,22−5……に対して操作片33−1,3
3−2……がモールド保持された構造のものが作
成される。
即ちこの状態で絶縁材からなるブロツク片35
−1,35−2……に対して複数の接片22−
1,22−2……の一端側がその板面をほぼ平行
にしてモールド保持されるというこの考案の形状
が構成される。
ブロツク片に対して肉薄状の屈曲部が形成され
る。実施例においてはブロツク片に対してその一
面側からほぼ他面に達する切込みを形成すること
により屈曲部が構成されている。即ち実施例にお
いては各ブロツク片35−1,35−2……の接
片間の中央位置にその一面側から接片に平行に切
込み38−1,38−2……がほぼ他面に達する
ように形成され、この切込み38−1,38−2
……により屈曲部が構成される。対となる接片が
ブロツク片35−1,35−2……でモールド保
持され、対を構成する接片の一方に操作片33−
1,33−2……が取り付けられ、各ブロツク片
35−1,35−2……に対して屈曲部が形成さ
れた状態で各接片の両端部を共通片21及び補助
片23の近傍で切断する。
第4図にはこの切断により得られる単位の電気
接片を屈曲部により屈曲した状態を示し、屈曲に
よりブロツク片35−1は屈曲部の両側の部分3
5−1A,35−1Bを互に対接させることが可
能である。この対接状態では接片22−1,22
−2の接点となる屈曲凹部31−1,31−2は
近接対向した配設状態となる。
第5図及び第6図に示すのは、この考案の電気
接片の第2の実施例の構成である。この第5図及
び第6図に示す実施例のものでは、各ブロツク片
35−1A,35−1Bの両側縁部が同一方向に
板面に直角に突出されて保持片40−1,40−
2が形成され、各ブロツク片35−1A,35−
1Bの両外周面の縁周部に係合片41−1,41
−2が一体に形成されている。こらの保持片40
−1,40−2及び係合片41−1,41−2は
モールド成型時に同時に作成しておくことができ
る。
いずれの実施例のものもブロツク片35−1は
前述のように屈曲部で屈曲することにより、屈曲
部で境される両側のブロツク部分35−1A,3
5−1Bを互に対接させることが可能な構成とな
つている。従つて屈曲部部分でブロツク片を屈曲
すると第2の実施例のものでは第4図及び第5図
に示すようにブロツク部分35−1A,35−1
Bの板面を対接させた状態とすることができる。
この場合第7図に示すように、ブロツク部35−
1A及び35−1Bにそれぞれ凸部Ta及びこれ
と係合する凹部Uaを形成して、屈曲部で屈曲さ
せてブロツク部35−1Aと35−1Bとを対接
させた時の位置決めを構成することができる。
屈曲によりブロツク部分35−1A,35−1
Bの板面を対接させると、第1,第2の接片22
−1,22−2の他端部が屈曲凹部31−1,3
1−2部分で近接対向した配設位置をとる。第1
及び第2の実施例では屈曲凹部31−1,31−
2が接点とされ、第1及び第2の接片の両方に接
点が形成されている。
屈曲によりブロツク部分35−1A,35−1
Bの板面を対接させた状態で、屈曲部と反対側の
ブロツク片部分で電気接片を所定の固定部に取り
付けて使用することができる。第5図及び第6図
に示す第2の実施例のものは、この固定部に対す
る取り付けに便利な形状となつている。
即ち第2の実施例のものにおいては電気接片を
例えば基板45に取り付けるには、第7図に示す
ように基板45の取付孔46に対して屈曲部で屈
曲させたブロツク片35−1をその係合片41−
1,41−2側から挿入する。
ブロツク片35−1は屈曲部で屈曲した状態
で、屈曲状態を解除する方向に弾性偏倚力を有す
るように形成されている。従つて取付孔46に挿
入された係合片41−1,41−2は互に離れる
方向に偏倚して係合片41−1,41−2によつ
てブロツク片35−1は取付孔46に係合され
る。又この状態では保持片40−1,40−2は
取付孔46の周辺部で基板45と対接してブロツ
ク片35−1は基板45に対して安定に固定され
る。
第8図に示すのはこの考案の電気接片の第3の
実施例の構成をその製造工程の一過程において示
したものである。
この実施例では共通片21に対してそれぞれ対
をなして一体に形成される各接片22−1,22
−2は共通片21に平行に互に離れる方向に延長
配設される端部22−1A,22−2Aと、共通
片21に直角な方向に延長配設される端部22−
1B,22−2Bの二方向に互にほぼ直角に配設
された形状となつている。
第3の実施例においても第1及び第2の実施例
の場合と同様に、共通片21に対して互に対をな
す接片を複数組に区分し、それぞれの対を構成す
る接片をブロツク片35−1,35−2……によ
りモールド保持し、各対の一方の接片に操作片3
6−1,36−2……をモールド固定する。この
第3の実施例で得られる単位の電気接片の屈曲部
での屈曲過程の形状を第9図に示す。この第3の
実施例においても各ブロツク部分35−1A,3
5−1Bの端部に係合片41−1,41−2を形
成しておいて基板45に対して弾性的に取り付け
固定可能な構成とすることができる。第9図に示
す第3の実施例のものでは、第1,第2の接片2
2−1,22−2の接点側における延長方向と、
この接点と逆方向の取出側の端部とは互に直角方
向に配設されている。
第1及び第2の実施例のものにおいて接片22
−1,22−2をブロツク片35−1位置で直角
に屈曲した形状とし、屈曲凹部31−1,31−
2を有する接片22−1,22−2の部分と直角
に他端を取り出す形状とすることも可能である。
又第9図に示す第3の実施例のものにおいて接片
22−1,22−2をブロツク片35−1部分で
折り曲げず、屈曲凹部31−1,31−2を有す
る接片22−1,22−2部分の延長上で他端を
取り出す形状とすることもできる。
各実施例において接点を屈曲凹部31−1,3
1−2で構成せず、接片の板面に接点を別途に例
えばかしめ付けの手段で取り付けた構造のものも
実現可能である。又各実施例において操作片を一
体に設けない構成とすることもできる。
さらに各実施例ではいずれも2接片の対ごとに
一つのブロツク片で接片をモールド保持した構成
のものを説明したが、例えば4接片を一つのブロ
ツク片でモールド保持し2組の接片部分を有する
電気接片を構成することも可能で、一般には複数
の接片を一つのブロツク片でモールド保持させる
ことができる。この場合偶数個に限らず奇数個の
電気接片を一つのブロツク片でモールド保持して
ブロツク片を屈曲部で屈曲した状態で所定組の接
片部分と、例えば回路の接続片として使用される
単独の接片部分とを有する電気接片を構成するこ
ともできる。
いずれの実施例のものも製作精度の高い小型化
された製品を容易に作成することが可能であり、
取り付けに使用する保持片及び係合片をモールド
成型時に同時に容易に形成することができるので
基板に対して簡単な操作で安定に取り付け可能な
構造のものが容易に得られる。
この考案の電気接片は取付基板に対して屈曲部
による屈曲で簡単に且つ安定堅固に取り付けるこ
とが可能であり、接片の取り出し方向が取付基板
に対して平行もしくは直角になるものを容易に得
ることができる。又屈曲部による屈曲を行なわな
い状態では平面上に配置された状態で突出部分を
殆んど突出させない形状となるから、小さな占有
空間に整然と多数の部品を保管することができて
品質管理のための区分整理或は限られた占有空間
に対しての保管に際して効果的である。
以上詳細に説明したように、この考案によると
小型化され、且つ高精度の品質及び特性を有する
ものが簡単な製造工程で効率よく得られ、基板に
対して取り付け易く、且つ品質管理上の区分整理
或は限られた占有空間での保管管理に適した形状
を有する電気接片を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来使用されている電気接
片の構成を示すそれぞれ平面図及び正面図、第3
図はこの考案の電気接片の第1の実施例の構成を
その製造過程で示す図、第4図はこの考案の電気
接片の第1の実施例の構成を示す斜視図、第5図
はこの考案の電気接片の第2の実施例の構成を示
す斜視図、第6図は第5図の屈曲状態を示す斜視
図、第7図はこの考案の電気接片の第2の実施例
の基板に対する取付状態を示す図、第8図はこの
考案の電気接片の第3の実施例の構成をその製造
過程で示す図、第9図はこの考案の電気接片の第
3の実施例の屈曲状態を示す斜視図である。 21:共弾片、22−1,22−2……:接
片、23:補助片、31−1,31−2……:屈
曲凹部、35−1,35−2……:ブロツク片、
35−1A,35−1B:ブロツク部分、33−
1,33−2……:操作片、38−1,38−2
……:切込み、40−1,40−2:保持片、4
1−1,41−2:係合片、45:基板、46:
取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材からなるブロツク片に複数の接片の一端
    側がその板面をほぼ平行にしてモールド保持さ
    れ、前記複数の接片の互に隣接する接片間におい
    て前記ブロツク片に肉薄状の屈曲部が形成され、
    前記ブロツク片は前記屈曲部で屈曲されて屈曲部
    の両側のブロツク部分を互に対接させることが可
    能とされ、この屈曲による対接状態では前記接片
    の少なくとも二片はその他端部が近接対向した配
    設状態とされ、その配設状態における対向面の少
    なくとも一方に接点が形成されてなることを特徴
    とする電気接片。
JP2109784U 1984-02-15 1984-02-15 電気接片 Granted JPS60133520U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2109784U JPS60133520U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 電気接片

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JP2109784U JPS60133520U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 電気接片

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Publication Number Publication Date
JPS60133520U JPS60133520U (ja) 1985-09-05
JPS6348030Y2 true JPS6348030Y2 (ja) 1988-12-12

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ID=30512183

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JP2109784U Granted JPS60133520U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 電気接片

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