JPH0245225A - エンジンマウントのブラケット構造 - Google Patents

エンジンマウントのブラケット構造

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JPH0245225A
JPH0245225A JP19560888A JP19560888A JPH0245225A JP H0245225 A JPH0245225 A JP H0245225A JP 19560888 A JP19560888 A JP 19560888A JP 19560888 A JP19560888 A JP 19560888A JP H0245225 A JPH0245225 A JP H0245225A
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JP
Japan
Prior art keywords
bracket
engine mount
collar
reinforcing plate
spacer member
Prior art date
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Pending
Application number
JP19560888A
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English (en)
Inventor
Hajime Takeguchi
竹口 一
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パワーユニットと車体との間に介在されるエ
ンジンマウントであって、とりわけ、該エンジンマウン
トのマウントインシュレータをパワーユニット又は車体
側に取り付けるためのブラケット構造に関する。
従来の技術 一般に、車両に搭載されるエンジンはトランスミッショ
ン等が一体に結合されてパワーユニットが構成され、該
パワーユニットはエンジンマウントを介して車体に載置
されることにより、該エンジンマウントでパワーユニッ
ト振動が吸収されるようになっている。
ところで、上記エンジンマウントとしては、新編自動車
工学便覧(昭和62年6月;社団法人自動車技術会発行
)第4編第1−49頁の表1−9に示されるように多(
の種類が存在するが、中でもF、F、(フロントエンジ
ン・フロントドライブ)車のようにパワーユニットの変
位規制を効果的に行わせる必要がある場合には、円筒型
のエンジンマウントが用いられる。
かかるエンジンマウント1としては、たとえば、第3図
、第4図に示すように、内筒2.外筒3およびこれら内
、外筒2,3間に介在される弾性体4からなるマウント
インシュレータ5が、円筒状の外筒カラー6に装填され
、該外筒カラー6からはこれをパワーユニットPに取り
付けるためのブラケット7が一体に突設されるようにな
ったものがある。
上記ブラケット7には複数の取付穴7 a、7 b+7
0が形成され、該取付穴7a、7b、7cに挿通される
図外のボルトを介して、該ブラケット7は上記パワーユ
ニットPに装着される。
ところで上記ブラケット7は、パワーユニットPの構造
上一部の取付穴7b、7cの周縁部が直接該パワーユニ
ットPに当接され、他の取付穴7a部分は該バワーユニ
ッ)Pから離れて間隙mが設けられる構造となったもの
がある。
従って、上記取付穴7aからカラー8を突出させて、該
カラー8の先端面を上記パワーユニットPに当接させる
ことにより、該カラー8を上記間隙mのスペーサーとし
て用いるようになっている。
尚、上記カラー8は上記取付穴7aを大径化してこれに
貫通し、そのブラケット7の内方側端部が該ブラケット
7に溶接等により固設され、また、上記外筒カラー6と
上記ブラケット7との間には補強板9が取り付けられて
いる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来のエンジンマウントlにあっ
ては、上記カラー8は単にブラケット7から突出された
状態にあり、該突出部分先端部は自由端部となっていた
ためその剛性が不足し、車両上下方向(図中上下方向)
の振動に対する固有値が低下されてしまい、乗員に影響
を与える領域のエンジンの振動が車体側に伝達され易く
なってしまい、車室内のこもり音の発生原因となってし
まう。
そこで、乗員に影響を与える振動が伝達されるのを抑制
するために、かかるエンジンマウントlの固有値を上昇
させて、カラー8の剛性を増大させようとすると、必然
的に該カラー8が著しく大径化され、重量の大幅な増大
が余儀なくされてしまうという課題があった。
そこで、本発明は重量の大幅な増大を伴うことなく、エ
ンジンマウントの振動に対する固有値を上昇させること
ができるエンジンマウントのブラケット構造を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明は、弾性体を備えた
マウントインシュレータが装填される外筒カラーと、 該外筒カラーから突設され、取付穴が形成されたブラケ
ットと、 該ブラケットが取り付けられるパワーユニット又は車体
側の取付面と、上記取付穴との間の間隙部分に配置され
、該ブラケットから一体に突設されるスペーサー部材と
を備えたエンジンマウントにおいて、 上記スペーサー部材の上記取付面側端面と上記ブラケッ
トの該取付面側端面との間に、第1補強板を設けること
により構成する。
また、上記構成になるエンジンマウントのブラケット構
造において、外筒カラーとブラケットとに跨って、該ブ
ラケットとの間で閉鎖断面を構成して固設される断面コ
字状の第2補強板を設けることが望ましい。
作用 以上の構成により、本発明のエンジンマウントのブラケ
ット構造にあっては、第1補強板によってスペーサー部
材の取付面側端面、つまり、該スペーサ部材の突出側端
面とブラケットとの間が固定されるため、該スペーサー
部材は第1補強板の板厚をさほど太き(することな(、
その剛性を著しく増大することができる。
また、外筒カラーとブラケットとに跨って第2補強板が
設けられることにより、該ブラケット自体の剛性を上昇
することができ、上記第1補強板によるスペーサー部材
の剛性増大と相俟って、ブラケット全体の振動に対する
固有値を著しく上昇することができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第1図、第2図は本発明のブラケット構造が用い
られるエンジンマウントlOの一実施例を示し、12は
マウントインシュレータ、14は該マウントインシュレ
ータ12をパワーユニットP(第2図参照)に取り付け
るためのブラケットである。
」二記マウントインシュレータ12は図外の車体側ブラ
ケットに取付はボルトを介して装着される内筒16と、
該内筒16の外周を囲繞する外筒18と、これら内、外
筒16.18間に介在される弾性体20とで構成される
そして、上記マウントインシュレータ12はこれの外R
18が外筒カラー22内に圧入されることにより固定さ
れ、かつ、上記ブラケット14は該外筒カラー22の外
周に溶接により固設されて該外筒カラー22から下方に
突設される。
上記ブラケット14は複数(本実施例では3箇所)の取
付穴24a、24bl  24Cが形成され、取付穴2
4aと取付穴24bはブラケット14の中央部に該ブラ
ケット14の幅方向に並んで形成されると共に、取付穴
24Cは該ブラケット14の先端部(下端部)に形成さ
れ、第2図に示すようにブラケット14は取付穴24c
から取付穴24a、24b方向に向かって、パワーユニ
ットPの取付面26から離れる方向に傾斜され、該取付
穴24a、24bの形成部分は該取付面26との間に間
隙mが設けられている。
従って、上記取付穴24a、24bにはこれを大径化し
てスペーサー部材としてのカラー28゜30が貫通され
、該カラー28.30の突出量は、これの突出側先端面
28a、30aと上記取付穴24c周縁の取付面26側
端面14aとの間の水平方向(図中左右方向)のずれ分
δ、と、これらカラー28.30および取付穴24cが
取り付けられる部分の取付面26間の同方向のずれ分δ
とが等しくなるように設定される。
尚、上記ブラケット14はその周縁部が起立されて図中
左方が解放される断面コ字状に形成され、該ブラケット
14の両側の起立片14b、14cおよび上記外筒カラ
ー22の外周との間に平板状の支持板32が固設されて
おり、上記カラー28.30は該支持板32を貫通して
、この支持板32とブラケット14の底部14dとに溶
接されて固定される。
ここで、本実施例は上記カラー28.30と上記取付穴
24cの周縁とに跨る第1補強板34を設け、該第1補
強板34を該カラー28.30の突出側先端面28a、
30aと、該取付穴24c周縁部の上記端面14aとに
溶接固定する。
尚、上記第1補強板34には、上記カラー28゜30の
中心孔28b、30bおよび上記取付穴24Cに対応し
た位置に貫通口34a、34b、34c(第2図参照)
が形成されると共に、略中央部には軽量化のための開口
部34d(第1図参照)が形成される。
そして、上記カラー28.30の中心孔28b。
30b、上記取付穴24cおよび上記第1補強板34の
貫通口34a、34b、34cに挿通される図外の取付
はボルトを介して、上記ブラケット14はパワーユニッ
トPに螺着固定される。
更に、本実施例にあっては上記ブラケット14と上記外
筒カラー22とに跨って第2補強板36が設けられる。
即ち、L記第2補強板36はブラケット14の底部14
d側が開放される断面コ字状に形成され、該開放側端部
が該底部14に溶接固定されて、該底部14との間で閉
鎖断面が構成されると共に、該第2補強板36の上方(
外筒カラー22側)端部は外筒カラー22の外周に溶接
固定される。
以上の構成により、本実施例のエンジンマウント10の
ブラケット14構造の機能を以下述べる。
上記エンジンマウント10の車両上下(図中上下)方向
の振動系の固有値は、車体側に装着されるマウントイン
シュレータ12.外筒カラー22゜ブラケット14およ
びカラー28.30によって決定すれるが、このときの
最低固有値は該マウントインシュレータ12の中心から
取付面26までのオフセットff1Lおよび該カラー2
8.30がブラケット14から突出されるff1m’ 
に関係される。
ここで、本実施例は上記カラー28.30の突出側先端
面28a、3Qaと、ブラケット14の取付穴24G周
縁との間に第1補強板34が固設されているため、該カ
ラー28.30の突出部分は該第1補強板34によって
その変形が阻止され、上記エンジンマウント10のパワ
ーユニットPへの支持剛性は著しく増大される。
特に、上記第1補強板34は車両上下方向に配置されて
いることから、上記カラー28.30の突出部分の車両
上下方向の剛性は著しく増大され、従って、エンジンマ
ウント10の車両上下方向の振動に対する固有値を大幅
に上昇することができ、乗員に影響を与える領域のエン
ジン振動が該エンジンマウント10を介して車体側、延
いては車室内側に伝達されるのを防止若しくは著しく低
減することができる。
また、本実施例にあっては上記第1補強板34を設けた
ことにより、上記カラー28.30の剛性を向上するの
みならず、ブラケット14自体の強度を増大して耐久性
の向上を図ることが出来ると共に、該第1補強板34が
、それぞれ独立したカラー28.30の突出先端面28
a、30aと取付穴24c周縁とを同一面として結ぶこ
とができるため、ブラケット14のパワーユニットPに
対する着座性が著しく向上される。
更に、本実施例にあっては、外筒カラー22とブラケッ
ト14との間に断面コ字状の第2補強板36が設けられ
たことにより、エンジンマウントlOの車両前後方向(
図中左右方向)の剛性が著シく増大され、該エンジンマ
ウント10の車両前後方向の振動に対する固有値をも上
昇させることができる。
即ち、上記第2補強板36は外筒カラー22と弾性体2
0の重心下にあり、該第2補強板36の断面コ字状とな
った両側壁36a、36bは縦壁となって、車両前後方
向の固有値を上昇させるのに最も効果的な方向(車両前
後方向)に配置されると共に、該両側壁36a、36b
を連結する天井部36Cは、該両側壁36a、36bの
捩れ剛性を増大して、該両側壁36a、36bを縦壁と
して十分に機能させる構造となっている。
従って、本実施例にあっては上記第1補強板34によっ
て車両上下方向の固有値を上昇させると共に、上記第2
補強板36によって車両前後方向の固有値を上昇させる
ことができ、エンジンマウント10の振動遮断性は著し
く向上されることになる。
尚、上述した本実施例のエンジンマウント10にあって
は、ブラケット14がパワーユニットPの取付面に装着
され、かつ、マウントインシュレータ12が図外のブラ
ケットを介して車体側に装着されるものを開示したが、
これとは逆にブラケット14が車体側の取付面に、かつ
、マウントインシュレータ12がパワーユニットP側に
装着されるものにあっても本発明を適用することができ
る。
発明の詳細 な説明したように本発明のエンジンマウントのブラケッ
ト構造にあっては、請求項1ではブラケットから突設さ
れるスペーサ部材の取付面側端面と、該ブラケットの取
付面側端面との間に第1補強板を設けたので、該スペー
サ部材の軸方向(突出方向)に対して直角方向の剛性を
著しく増大することができ、同方向の振動に対する固有
値を大幅に上昇させて、乗員に影響を与える領域のパワ
ーユニット側振動を車体側に伝達するのを防止若しくは
大幅に低減することができる。
また、上記第1補強板はスペーサ部材の取付面側端面と
、ブラケットの取付面側端面との間に設けられたので、
取付面に対する該ブラケット取付部分の面精度を向上し
て、着座性を良くすることができる。
更に、請求項2の発明では上記請求項1の発明に加えて
、外筒カラーとブラケットとに跨って第2補強板を設け
、該第2補強板と該ブラケットとの間に閉鎖断面を構成
したので、該ブラケットの上記スペーサ部材軸方向の剛
性を著しく増大することができるため、当該方向の固有
値をも上昇させ、上記第1補強板の機能と相俟って該ブ
ラケ。
トのあらゆる方向の固有値を大幅に上昇させることがで
きる。
更にまた、上記第1.第2補強板は各剛性を増大して、
固有値を上昇させることができるのみならずブラケット
自体の強度をも増大させ、エンジンマウントの耐久性を
大幅に向上することができるという各種母れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は本発
明の一実施例を示す側面図、第3図は従来のブラケット
構造を示す正面図、第4図は従来のブラケット構造を示
す側面図である。 10・・・エンジンマウント、12・・・マウントイン
シュレータ、14・・・ブラケット、20・・・弾性体
、22−−−外筒カラー、24a、24b、24C・・
・取付穴、26・・・取付面、28.30・・・カラー
(スペーサー部材)、34・・・第1補強板、第 図 12マウントインシユレータ 36・・・第2補強板。 外2名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弾性体を備えたマウントインシュレータが装填さ
    れる外筒カラーと、 該外筒カラーから突設され、取付穴が形成されたブラケ
    ットと、 該ブラケットが取り付けられるパワーユニット又は車体
    側の取付面と、上記取付穴との間の間隙部分に配置され
    、該ブラケットから一体に突設されるスペーサー部材と
    を備えたエンジンマウントにおいて、 上記スペーサー部材の上記取付面側端面と上記ブラケッ
    トの該取付面側端面との間に、第1補強板を設けたこと
    を特徴とするエンジンマウントのブラケット構造。
  2. (2)外筒カラーとブラケットとに跨って、該ブラケッ
    トとの間で閉鎖断面を構成して固設される断面コ字状の
    第2補強板を設けた請求項1記載のエンジンマウントの
    ブラケット構造。
JP19560888A 1988-08-05 1988-08-05 エンジンマウントのブラケット構造 Pending JPH0245225A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008143209A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Kubota Corp キャビン付き走行車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008143209A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Kubota Corp キャビン付き走行車両

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