JPH0244626B2 - Shotsukuabusoobayoatsuryokuyokinoseizohoho - Google Patents
ShotsukuabusoobayoatsuryokuyokinoseizohohoInfo
- Publication number
- JPH0244626B2 JPH0244626B2 JP2635586A JP2635586A JPH0244626B2 JP H0244626 B2 JPH0244626 B2 JP H0244626B2 JP 2635586 A JP2635586 A JP 2635586A JP 2635586 A JP2635586 A JP 2635586A JP H0244626 B2 JPH0244626 B2 JP H0244626B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition
- peripheral surface
- pressure vessel
- outer peripheral
- welding
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 20
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 19
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 12
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明はシヨツクアブソーバに用いられる圧力
容器の製造方法に関するものである。
容器の製造方法に関するものである。
従来技術
二個の圧力室を有する圧力容器を備えたシヨツ
クアブソーバが知られている。たとえば、実開昭
60−150341号公報に記載されたもの等がそれであ
る。かかるシヨツクアブソーバ用圧力容器を製造
するに際しては、通常、第5図に示すように、軸
心方向の各一端部において開口する周壁をそれぞ
れ有する隔壁部材80、第1の部材82、および
第2の部材84を用意し、隔壁部材80の外周面
に軸心方向の一方の側から第1の部材82を嵌合
して全周に亘つて肉盛溶接した後、第1の部材8
2の外周面に軸心方向の他方の側から第2の部材
84を嵌合して全周に亘つて肉盛溶接するか、あ
るいは第6図に示すように、隔壁部材86の外周
面に軸心方向の一方の側から第1の部材88を嵌
合して全周に亘つて肉盛溶接した後、隔壁部材8
6の内周面に第2の部材90を嵌合して全周に亘
つて肉盛溶接を施すことにより、それら三部材を
2箇所において一体的かつ気密に固着することが
行われている。
クアブソーバが知られている。たとえば、実開昭
60−150341号公報に記載されたもの等がそれであ
る。かかるシヨツクアブソーバ用圧力容器を製造
するに際しては、通常、第5図に示すように、軸
心方向の各一端部において開口する周壁をそれぞ
れ有する隔壁部材80、第1の部材82、および
第2の部材84を用意し、隔壁部材80の外周面
に軸心方向の一方の側から第1の部材82を嵌合
して全周に亘つて肉盛溶接した後、第1の部材8
2の外周面に軸心方向の他方の側から第2の部材
84を嵌合して全周に亘つて肉盛溶接するか、あ
るいは第6図に示すように、隔壁部材86の外周
面に軸心方向の一方の側から第1の部材88を嵌
合して全周に亘つて肉盛溶接した後、隔壁部材8
6の内周面に第2の部材90を嵌合して全周に亘
つて肉盛溶接を施すことにより、それら三部材を
2箇所において一体的かつ気密に固着することが
行われている。
発明が解決すべき問題点
しかしながら、かかるシヨツクアブソーバ用圧
力容器の製造方法においては、前記二箇所の溶接
作業を同時に行うことは困難であるため、通常、
圧力容器には溶接が二度施されることになり、一
回目の溶接時に第1の部材あるいは隔壁部材の周
壁に歪が生じて、その第1の部材あるいは隔壁部
材の周壁と後に溶接される第2の部材との間に局
部的に隙間が形成されて溶接品質が損なわれた
り、あるいは後に嵌合される第2の部材との円滑
な嵌合が阻害される場合があるとともに、溶接作
業に比較的長時間を要するという問題があつた。
力容器の製造方法においては、前記二箇所の溶接
作業を同時に行うことは困難であるため、通常、
圧力容器には溶接が二度施されることになり、一
回目の溶接時に第1の部材あるいは隔壁部材の周
壁に歪が生じて、その第1の部材あるいは隔壁部
材の周壁と後に溶接される第2の部材との間に局
部的に隙間が形成されて溶接品質が損なわれた
り、あるいは後に嵌合される第2の部材との円滑
な嵌合が阻害される場合があるとともに、溶接作
業に比較的長時間を要するという問題があつた。
問題点を解決するための手段
本発明は以上の事情を背景にして為されたもの
であり、その要旨とするところは、二個の圧力室
を有するシヨツクアブソーバ用圧力容器を製造す
る方法であつて、(a)外周面を有する隔壁部材と、
その隔壁部材の外周面と嵌合可能な開口内周面を
それぞれ有する第1部材および第2部材とを用意
する工程と、(b)前記隔壁部材との間に前記圧力室
を形成するために、その隔壁部材の外周面に前記
第1部材および第2部材をそれらの開口端面が互
いに近接した状態で嵌合させる嵌合工程と、(c)前
記第1部材および第2部材の両開口端面と前記隔
壁部材の外周面とによつて形成された環状溝に肉
盛溶接を施すことによりそれら三部材を同時に固
着する溶接工程とを含むことにある。
であり、その要旨とするところは、二個の圧力室
を有するシヨツクアブソーバ用圧力容器を製造す
る方法であつて、(a)外周面を有する隔壁部材と、
その隔壁部材の外周面と嵌合可能な開口内周面を
それぞれ有する第1部材および第2部材とを用意
する工程と、(b)前記隔壁部材との間に前記圧力室
を形成するために、その隔壁部材の外周面に前記
第1部材および第2部材をそれらの開口端面が互
いに近接した状態で嵌合させる嵌合工程と、(c)前
記第1部材および第2部材の両開口端面と前記隔
壁部材の外周面とによつて形成された環状溝に肉
盛溶接を施すことによりそれら三部材を同時に固
着する溶接工程とを含むことにある。
作 用
このようにすれば、外周面を有する隔壁部材
と、その隔壁部材の外周面と嵌合可能な開口内周
面をそれぞれ有する第1部材および第2部材とを
用意し、その隔壁部材の外周面に第1部材および
第2部材をそれらの開口端面が互いに近接した状
態で嵌合することにより、それら第1部材および
第2部材と隔壁部材との間に二個の圧力室が形成
されるとともに、第1部材および第2部材の両開
口端面と隔壁部材の外周面とによつて環状溝が形
成される。そして、この環状溝内に肉盛溶接を施
すことによりそれら三部材を同時に固着し得る。
と、その隔壁部材の外周面と嵌合可能な開口内周
面をそれぞれ有する第1部材および第2部材とを
用意し、その隔壁部材の外周面に第1部材および
第2部材をそれらの開口端面が互いに近接した状
態で嵌合することにより、それら第1部材および
第2部材と隔壁部材との間に二個の圧力室が形成
されるとともに、第1部材および第2部材の両開
口端面と隔壁部材の外周面とによつて環状溝が形
成される。そして、この環状溝内に肉盛溶接を施
すことによりそれら三部材を同時に固着し得る。
発明の効果
この結果、前記三部材を初期部品精度を略維持
した状態で互いに嵌合しかつ一度で溶接し得るの
で、隔壁部材と第1部材あるいは第2部材との間
に前記隙間が形成されて溶接品質が損なわれるこ
とを回避し得るとともに、隔壁部材と第1部材お
よび第2部材との嵌合を常に円滑に為し得る。
した状態で互いに嵌合しかつ一度で溶接し得るの
で、隔壁部材と第1部材あるいは第2部材との間
に前記隙間が形成されて溶接品質が損なわれるこ
とを回避し得るとともに、隔壁部材と第1部材お
よび第2部材との嵌合を常に円滑に為し得る。
また、前記三部材を同時に溶接し得るので、そ
の溶接作業に要する時間を従来に比べて半減し得
る。
の溶接作業に要する時間を従来に比べて半減し得
る。
実施例
以下、本発明の一適用例を示す図面に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第2図は本発明方法により製造された圧力容器
を備えたシヨツクアブソーバを示す図であつて、
10はダンパ部である。ダンパ部10は、シリン
ダ12およびピストンロツド14を有して構成さ
れており、シリンダ12の一端部(図中下端部)
において図示しない車輪側に取り付けられるとと
もに、ピストンロツド14の先端部において、ピ
ストンロツド14に嵌合され且つナツト16によ
り軸心方向の移動不能に固定された内筒18との
間にゴムリング20が一体的に固着された取付ブ
ラケツト22を介して図示しない車体側に取り付
けられるようになつている。
を備えたシヨツクアブソーバを示す図であつて、
10はダンパ部である。ダンパ部10は、シリン
ダ12およびピストンロツド14を有して構成さ
れており、シリンダ12の一端部(図中下端部)
において図示しない車輪側に取り付けられるとと
もに、ピストンロツド14の先端部において、ピ
ストンロツド14に嵌合され且つナツト16によ
り軸心方向の移動不能に固定された内筒18との
間にゴムリング20が一体的に固着された取付ブ
ラケツト22を介して図示しない車体側に取り付
けられるようになつている。
ピストンロツド14の外周側には圧力容器24
が配設されている。圧力容器24は、第1図およ
び第2図に示すように、大径部26と底部側に小
径部28とを有する有底円筒状の隔壁部材30
と、有底円筒状の第1部材32と、大径部34と
小径部36とを有する円筒状の第2部材38とか
ら構成されており、隔壁部材30の大径部26の
外周側に第1部材32および第2部材38が各開
口側が互いに対向する状態でかつ隔壁部材30の
底部と第1部材32の底部とが互いに当接する状
態で嵌合させられているとともに、それ等三部材
30,32,38により形成された環状溝40内
を略埋める環状の溶接ビード42によりそれ等三
部材30,32,38が一体的かつ気密に固着さ
れている。また、第2部材38の小径部36側の
開口端部とシリンダ12の他端部との間にはゴム
より成るダイヤフラム44が取り付けられてお
り、これにより、ピストンロツド14およびシリ
ンダ12周りに一対の圧力室46,48が形成さ
れている。第2図において、50は圧力容器24
とシリンダ12との一定限度以上の接近を阻止す
るとともに第1部材32および隔壁部材30とピ
ストンロツド14との嵌合部の気密を確保するた
めのゴムより成るストツパである。また、図示は
しないが隔壁部材30には圧力室46と48とを
連通する貫通穴が形成されており、その貫通穴周
縁部に両室46,48を連通状態と非連通状態と
に適宜選択し得る所定の電磁弁が設けられてい
る。なお、本考案の理解に必ずしも必要でないた
めシヨツクアブソーバの作動についての説明は省
略する。
が配設されている。圧力容器24は、第1図およ
び第2図に示すように、大径部26と底部側に小
径部28とを有する有底円筒状の隔壁部材30
と、有底円筒状の第1部材32と、大径部34と
小径部36とを有する円筒状の第2部材38とか
ら構成されており、隔壁部材30の大径部26の
外周側に第1部材32および第2部材38が各開
口側が互いに対向する状態でかつ隔壁部材30の
底部と第1部材32の底部とが互いに当接する状
態で嵌合させられているとともに、それ等三部材
30,32,38により形成された環状溝40内
を略埋める環状の溶接ビード42によりそれ等三
部材30,32,38が一体的かつ気密に固着さ
れている。また、第2部材38の小径部36側の
開口端部とシリンダ12の他端部との間にはゴム
より成るダイヤフラム44が取り付けられてお
り、これにより、ピストンロツド14およびシリ
ンダ12周りに一対の圧力室46,48が形成さ
れている。第2図において、50は圧力容器24
とシリンダ12との一定限度以上の接近を阻止す
るとともに第1部材32および隔壁部材30とピ
ストンロツド14との嵌合部の気密を確保するた
めのゴムより成るストツパである。また、図示は
しないが隔壁部材30には圧力室46と48とを
連通する貫通穴が形成されており、その貫通穴周
縁部に両室46,48を連通状態と非連通状態と
に適宜選択し得る所定の電磁弁が設けられてい
る。なお、本考案の理解に必ずしも必要でないた
めシヨツクアブソーバの作動についての説明は省
略する。
以下、かかる圧力容器24の製造方法を説明す
る。
る。
先ず、前記隔壁部材30と、その隔壁部材30
の軸心方向長さより所定寸法小さい深さを有しか
つ隔壁部材30の大径部26の外周面52の径と
略同様の径の内周面54を有する前記第1部材3
2と、隔壁部材30の前記外周面52の径と略同
様の径の内周面56を大径部34に有する前記第
2部材38とを用意する。なお、上記所定寸法
は、隔壁部材30および第1部材32の各底部が
互いに当接した状態で両者が嵌合されたときに、
第1部材32の開口側端部が隔壁部材30の大径
部26の略中間に位置するように予め決定されて
いる。
の軸心方向長さより所定寸法小さい深さを有しか
つ隔壁部材30の大径部26の外周面52の径と
略同様の径の内周面54を有する前記第1部材3
2と、隔壁部材30の前記外周面52の径と略同
様の径の内周面56を大径部34に有する前記第
2部材38とを用意する。なお、上記所定寸法
は、隔壁部材30および第1部材32の各底部が
互いに当接した状態で両者が嵌合されたときに、
第1部材32の開口側端部が隔壁部材30の大径
部26の略中間に位置するように予め決定されて
いる。
次に、隔壁部材30の前記外周面52に、その
小径部28側から前記第1部材30を各底部が互
いに当接するまで嵌合するとともに、第1部材3
0とは、反対側から第1部材30および前記第2
部材38の各開口端面58,60が互いに所定距
離隔てて近接する位置まで第2部材38を嵌合す
る。これにより、両開口端面58,60と隔壁部
材30の外周面52とによつて前記環状溝40を
形成する。なお、上記所定距離、すなわち環状溝
40の幅寸法は、前記溶接ビード42により三部
材30,32,38を同時に溶接し得るに必要か
つ充分な寸法に予め決定されている。
小径部28側から前記第1部材30を各底部が互
いに当接するまで嵌合するとともに、第1部材3
0とは、反対側から第1部材30および前記第2
部材38の各開口端面58,60が互いに所定距
離隔てて近接する位置まで第2部材38を嵌合す
る。これにより、両開口端面58,60と隔壁部
材30の外周面52とによつて前記環状溝40を
形成する。なお、上記所定距離、すなわち環状溝
40の幅寸法は、前記溶接ビード42により三部
材30,32,38を同時に溶接し得るに必要か
つ充分な寸法に予め決定されている。
次いで、たとえば、トーチ62(第1図参照)
を介して供給される溶接ワイヤ64と環状溝40
との間で放電させつつ環状溝40の内部に全周に
亘つて肉盛溶接を施すことにより、環状溝40内
を略埋めて前記両開口端面58,60および隔壁
部材30の外周面52とそれぞれ溶着する環状の
前記溶接ビード42を形成する。これにより、三
部材30,32,38が同時に固着されて第1図
に示す圧力容器24を得る。
を介して供給される溶接ワイヤ64と環状溝40
との間で放電させつつ環状溝40の内部に全周に
亘つて肉盛溶接を施すことにより、環状溝40内
を略埋めて前記両開口端面58,60および隔壁
部材30の外周面52とそれぞれ溶着する環状の
前記溶接ビード42を形成する。これにより、三
部材30,32,38が同時に固着されて第1図
に示す圧力容器24を得る。
このように、本実施例によれば、三部材30,
32,38が環状溝40において同時に溶接され
るので、それら三部材30,32,38を初期部
品精度が略維持した状態で互いに嵌合しかつ一度
で溶接し得る。このため、隔壁部材30と第1部
材32あるいは第2部材38との間に従来のよう
に隙間が形成されて溶接品質が損なわれることが
回避されるとともに、隔壁部材30と第1部材3
2および第2部材38との嵌合を常に円滑に為し
得る。
32,38が環状溝40において同時に溶接され
るので、それら三部材30,32,38を初期部
品精度が略維持した状態で互いに嵌合しかつ一度
で溶接し得る。このため、隔壁部材30と第1部
材32あるいは第2部材38との間に従来のよう
に隙間が形成されて溶接品質が損なわれることが
回避されるとともに、隔壁部材30と第1部材3
2および第2部材38との嵌合を常に円滑に為し
得る。
また、本実施例によれば、三部材30,32,
38が同時に溶接されるので、その溶接作業に要
する時間を従来に比べて半減し得る。
38が同時に溶接されるので、その溶接作業に要
する時間を従来に比べて半減し得る。
なお、前述の実施例においては、隔壁部材30
は大径部26と小径部28とを有する有底円筒状
に形成されており、その隔壁部材30および第1
部材32の両底部が互いに当接させられた状態で
両者が嵌合されているが、必ずしもそのように構
成する必要はなく、たとえば第3図に示すよう
に、軸心と平行な周壁66を有する有底円筒状の
隔壁部材68をその底部が第1部材32の底部か
ら所定距離離隔した状態で嵌合するようにするこ
とも可能であるし、あるいは、第4図に示すよう
に、隔壁70の外周縁から軸心と平行な両方向に
延設された周壁72を有する隔壁部材74を使用
することも可能である。要するに、第1部材およ
び第2部材の各開口側内周面と嵌合させられたと
きに、それら第1部材および第2部材の両開口端
側面との間に溶接により三部材を同時に固着し得
る環状溝が形成されるように隔壁部材の外周面が
設けられておれば良いのである。
は大径部26と小径部28とを有する有底円筒状
に形成されており、その隔壁部材30および第1
部材32の両底部が互いに当接させられた状態で
両者が嵌合されているが、必ずしもそのように構
成する必要はなく、たとえば第3図に示すよう
に、軸心と平行な周壁66を有する有底円筒状の
隔壁部材68をその底部が第1部材32の底部か
ら所定距離離隔した状態で嵌合するようにするこ
とも可能であるし、あるいは、第4図に示すよう
に、隔壁70の外周縁から軸心と平行な両方向に
延設された周壁72を有する隔壁部材74を使用
することも可能である。要するに、第1部材およ
び第2部材の各開口側内周面と嵌合させられたと
きに、それら第1部材および第2部材の両開口端
側面との間に溶接により三部材を同時に固着し得
る環状溝が形成されるように隔壁部材の外周面が
設けられておれば良いのである。
また、前述の実施例において圧力容器24の平
面形状は円形状を成しているが、円形以外の他の
形状、たとえば、楕円形状あるいは略四角形状等
のものであつても良い。
面形状は円形状を成しているが、円形以外の他の
形状、たとえば、楕円形状あるいは略四角形状等
のものであつても良い。
その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が加えられ得るものである。
おいて種々変更が加えられ得るものである。
第1図は第2図における圧力容器を拡大して示
す図である。第2図は本発明方法により製造され
た圧力容器を備えたシヨツクアブソーバを示す図
であつて、一部を断面にして示す正面図である。
第3図および第4図は、本発明方法により製造さ
れた他のシヨツクアブソーバ用圧力容器の要部を
それぞれ示す図であつて、第1図に対応する図で
ある。第5図および第6図は従来の方法により製
造されたシヨツクアブソーバ用圧力容器の要部を
それぞれ示す図であつて、第1図に対応する図で
ある。 24:圧力容器、30,68,74:隔壁部
材、32:第1部材、38:第2部材、40:環
状溝、46,48:圧力室、52:外周面、5
4,56:内周面、58,60:開口端面。
す図である。第2図は本発明方法により製造され
た圧力容器を備えたシヨツクアブソーバを示す図
であつて、一部を断面にして示す正面図である。
第3図および第4図は、本発明方法により製造さ
れた他のシヨツクアブソーバ用圧力容器の要部を
それぞれ示す図であつて、第1図に対応する図で
ある。第5図および第6図は従来の方法により製
造されたシヨツクアブソーバ用圧力容器の要部を
それぞれ示す図であつて、第1図に対応する図で
ある。 24:圧力容器、30,68,74:隔壁部
材、32:第1部材、38:第2部材、40:環
状溝、46,48:圧力室、52:外周面、5
4,56:内周面、58,60:開口端面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 二個の圧力室を有するシヨツクアブソーバ用
圧力容器を製造する方法であつて、 外周面を有する隔壁部材と、該隔壁部材の外周
面と嵌合可能な開口内周面をそれぞれ有する第1
部材および第2部材とを用意する工程と、 前記隔壁部材との間に前記圧力室を形成するた
めに、該隔壁部材の外周面に前記第1部材および
第2部材をそれらの開口端面が互いに近接した状
態で嵌合させる嵌合工程と、 前記第1部材および第2部材の両開口端面と前
記隔壁部材の外周面とによつて形成された環状溝
に肉盛溶接を施すことにより該三部材を同時に固
着する溶接工程と を含むことを特徴とするシヨツクアブソーバ用圧
力容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2635586A JPH0244626B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | Shotsukuabusoobayoatsuryokuyokinoseizohoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2635586A JPH0244626B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | Shotsukuabusoobayoatsuryokuyokinoseizohoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62183970A JPS62183970A (ja) | 1987-08-12 |
JPH0244626B2 true JPH0244626B2 (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=12191166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2635586A Expired - Lifetime JPH0244626B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | Shotsukuabusoobayoatsuryokuyokinoseizohoho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244626B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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- 1986-02-07 JP JP2635586A patent/JPH0244626B2/ja not_active Expired - Lifetime
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