JP2844809B2 - ブレーキ倍力装置 - Google Patents

ブレーキ倍力装置

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JP2844809B2 JP2053448A JP5344890A JP2844809B2 JP 2844809 B2 JP2844809 B2 JP 2844809B2 JP 2053448 A JP2053448 A JP 2053448A JP 5344890 A JP5344890 A JP 5344890A JP 2844809 B2 JP2844809 B2 JP 2844809B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はブレーキ倍力装置に関し、より詳しくは、ブ
レーキ倍力装置のフロントシェルとその補強板の改良に
関する。
「従来の技術」 従来、ブレーキ倍力装置として、マスタシリンダに連
結される取付面を有するフロントシェルと、そのフロン
トシェルにおける取付面の内面に添設した補強板とを備
えたものは知られている。
そして、従来、ブレーキ倍力装置のフロントシェル
は、その壁面をフロント側に向けて膨出させた截頭円錐
部を形成して剛性を高めるようにしてあり、また、その
截頭円錐部よりも軸部側の位置に上記マスタシリンダと
の取付面となる平坦面を形成するようにしている。そし
て、従来では、このフロントシェル側の平坦面の裏面の
位置に、板状部材を環状に形成した補強板を重合させ
て、両部材を溶接するようにしている。
なお、上述したフロントシェルの構成とは逆に、リヤ
側に向けて膨出させた截頭円錐部を備えたブレーキ倍力
装置も知られている(例えば、特開昭60−203566号公
報)。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来のブレーキ倍力装置では、フ
ロントシェルの十分な剛性を得るために、板状の補強板
をフロントシェルの平坦面に溶接しなければならないと
いう欠点があった。
「課題を解決するための手段」 このような事情に鑑み、本発明は、マスタシリンダに
連結される取付面を有するフロントシェルと、そのフロ
ントシェルにおける取付面の内面に添設した補強板とを
備えたブレーキ倍力装置において、 上記フロントシェルを、筒状に形成されて最も外周側
に位置した第1筒状部と、この第1筒状部のフロント側
の端部から連続する内周側に形成されて、軸方向と直交
する面に対して所定角度だけフロント側に傾斜させた截
頭円錐部と、この截頭円錐部のフロント側の端部からリ
ヤ側に向けて折返して形成された筒状の第2筒状部と、
この第2筒状部のリヤ側の端部を半径方向内方に折り曲
げて形成され、上記マスタシリンダに連結される取付面
となる端面とから構成し、上記補強板を、環状の平坦面
からなる端面と、その端面の外周部を軸方向のフロント
側にむけて所定寸法だけ伸長させて形成した筒状部とか
ら構成し、上記補強板を上記フロントシェルの第2筒状
部に嵌装して、該補強板の端面をフロントシェルの端面
に重合させるとともに、補強板の筒状部をフロントシェ
ルの第2筒状部の外周面に密着させたものである。
「作用」 このような構成によれば、補強板をフロントシェルに
溶接することなく、該フロントシェルの剛性を高めるこ
とができる。つまり、ブレーキ倍力装置の車体への取付
完了後に、ブレーキペダルが踏み込まれることに伴っ
て、マスタシリンダ側からフロントシェルに前進力が伝
達されると、マスタシリンダに連結されたフロントシェ
ルの端面が前進方向に付勢されるようになる。そして、
それに伴って、フロントシェルの第2筒状部および、そ
の第2筒状部と截頭円錐部との接続部分が半径方向外方
側にむけて拡径されようとする。
しかしながら、上記補強板の筒状部は、フロントシェ
ルの第2筒状部に嵌装されるとともに、補強板の端部は
フロントシェルの端面に重合しているので、上述したよ
うに、フロントシェルに前進力が作用したような場合で
あっても、第2筒状部および、その第2筒状部と截頭円
錐部との接続部分が半径方向外方側にむけて拡径される
ことが防止される。
このように、補強板によってフロントシェルの第2筒
状部と截頭円錐部との接続部分の変形を防止できるの
で、従来に比較してフロントシェルの剛性を高めること
ができるようになる。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図
において、フロントシェル1とリヤシェル2とで構成し
た密封容器内は、その中央部に設けたセンタープレート
3によって前後のフロント室4とリヤ室5との2室に区
画してあり、かつ、上記リヤシェル2およびセンタープ
レート3の軸部に概略筒状のバルブボデイ6をそれぞれ
環状シール部材7、8により気密を保って摺動自在に貫
通させている。
上記バルブボデイ6には、上記フロント室4とリヤ室
5とに収容したフロントパワーピストン9とリヤパワー
ピストン10とをそれぞれ連結するとともに、各パワーピ
ストン9、10の後面にフロントダイヤフラム11とリヤダ
イヤフラム12とをそれぞれ張設し、フロントダイヤフラ
ム11の前後に定圧室Aと変圧室Bを、またリヤダイヤフ
ラム12の前後にも定圧室Cと変圧室Dを形成している。
上記2つの定圧室A、Cと2つの変圧室B、Dとの間
の流体回路を切り換える弁機構15は上記バルブボデイ6
内に設けてあり、該弁機構15は、バルブボデイ6に形成
した環状の第1弁座16と、この環状の第1弁座16よりも
内側で上記バルブボデイ6に摺動自在に設けた弁プラン
ジャ17の右端部に形成した環状の第2弁座18と、さらに
両弁座16、18に第1図の右方からばね19によって着座さ
れる弁体20とを備えている。
上記第1弁座16と弁体20とが接触する環状のシート部
よりも外周側の空間は、バルブボデイ6に形成した軸方
向の定圧通路21を介して上記定圧室Aに連通させてあ
り、この定圧室Aは、フロントシェル1に取付た負圧導
入管22を介して図示しないインテークマニホールドに連
通させている。また上記定圧室Aは、バルブボデイ6に
形成した軸方向の第2の定圧通路23を介して定圧室Cに
連通させている。
他方、上記第1弁座16と弁体20とが接触する環状のシ
ート部よりも内周側で、第2弁座18と弁体20とが接触す
る環状のシート部よりも外周側部分、すなわち内外の環
状シート部の中間部分の空間は、バルブボデイ6に形成
した半径方向の変圧通路26を介して変圧室Dに連通さ
せ、さらに該変圧室Dをバルブボデイ6に形成した他の
変圧通路27を介して変圧室Bに連通させている。
さらに、上記第2弁座18と弁体20とが接触する内側の
環状シート部よりも内周側の空間は、フィルタ28を介し
て大気に連通させている。
上記バルブボデイ6に摺動自在に設けた弁プランジャ
17の右端部は、図示しないブレーキペダルに連動させた
入力軸29に連結させてあり、その左端部は、プッシュロ
ッド30の基部30aに形成した凹部30b内のリアクションデ
ィスク31の右端面に対向させている。そして上記プッシ
ュロッド30の左端部は、シール部材32を介してフロント
シェル1の軸部開口1aから摺動自在に外部に突出させて
図示しないマスターシリンダのピストンに連動させてい
る。また、上記バルブボデイ6は、リターンスプリング
33によって通常は図示非作動位置に保持している。
以上の構成は、基本的に従来公知のタンデムブレーキ
倍力装置の構成と同じである。
然して、本実施例におけるフロントシェル1は、フロ
ント側からリヤ側に向けて二段階に拡径させて形成して
外周部に位置した筒状外周部1Aと、この筒状外周部1Aの
最もフロント側となる端部から連続して、その軸部側の
端面に図示しないマスタシリンダが連結されるフロント
壁1Bとから構成している。
そして、上記筒状外周部1Aにおける小径部1bと中径部
1cとの境目となる内周面の位置に、該内周面とセンター
プレート3側の挟持部3aとによって、フロントダイヤフ
ラム11の外周ビード部11aを挟持するようにしている。
また、センタープレート3における挟持部3aよりもリヤ
側は、フロントシェル1の内周面の形状に合わせて中径
部1cと大径部1dとの境目の位置まで伸長させて、フロン
トシェル1の内周面に重合させて嵌合させるようにして
いる。そして、フロントシェル1の中径部1cと大径部1d
との境目の位置において、フロントシェル1に重合した
センタープレート3の内周面とリヤシェル2の挟持部2a
とによって、上記リヤダイヤフラム12の外周ビード部12
aを挟持するようにしている。そして、その状態のリヤ
シェル2の外周部はフロントシェル1の大径部1d内に嵌
合されており、該大径部1dの円周方向所定位置に設けた
カシメ部1d′をカシメることで、フロントシェル1とリ
ヤシェル2とを一体に連結するようにしている。
次に、上記フロント壁1Bは、上記筒状外周部1Aの小径
部1bにおけるフロント側端部を半径方向内方にむけて直
角に折り曲げて形成した外周側平坦面1fを備えており、
更にその外周側平坦面1fの軸部側の縁部から連続して、
その外周側平坦面1fに対して所定角度θだけフロント側
に傾斜させて形成した截頭円錐部1gを備えている。
本実施例では、上記截頭円錐部1gを形成するに当たっ
て、上記小径部1bのフロント側端部の位置から直ちにフ
ロント側に向けて傾斜させるのではなく、上述のように
外周側平坦面1fを形成して、その外周側平坦面1fからフ
ロント側に向けて傾斜させているので、その外周側平坦
面1fを設けない場合に比較すると上記角度θを大きく取
ることができる。そして、それによって、上記外周側平
坦面1fおよび截頭円錐部1gの部分の板厚を厚くすること
なく、必要な強度を確保できるようにしている。また、
外周側平坦面1fの半径方向寸法lと上記角度θとの関係
は、截頭円錐部1gと外周側平坦面1fとの強度に直接に関
係してくるので、同じ板厚において上記截頭円錐部1gと
外周側平坦面1fとの強度が最大となる値に設定してい
る。
更に、フロント壁1Bにおける截頭円錐部1gから連続す
る軸部側には、リヤ側にむけて所定寸法だけ膨出させて
リヤ側が順次小径となる3段階の段付筒状部としてい
る。そして、この段付筒状部におけるリヤ側の端部とな
る小径部1hの端部を上述した開口1aとするとともに、段
付筒状部における上記小径部1hと中径部1iとの境目とな
る段部の内周面と出力軸30とにわたって上述したシール
部材32を取付ている。
そして、本実施例では、段付筒状部における中径部1i
と大径部1jとの段部端面1kと、その大径部1jとによって
膨出部1lを構成するようにしてあり、その膨出部1lの内
壁側に後述する補強板36を圧入嵌装するようにしてい
る。
本実施例では、膨出部1lの内壁側に補強板36を重合さ
せた状態において、該補強板36と膨出部1lを構成する段
部端面1kに穿設した貫通孔に取付ボルト35の軸部を挿通
させて、図示しないマスタシリンダにフロントシェル1
の段部端面1kを連結するようにしている。すなわち、本
実施例では、フロントシェル1の段部端面1kをマスタシ
リンダに対する取付面としている。この段部端面1kは、
軸方向と直交させて形成してあり、かつ、上述した外周
側平坦面1fよりも若干リヤ側に位置させるようにしてい
る。したがって、上述のように、ボルト35によって段部
端面1kとマスタシリンダとを連結した際には、マスタシ
リンダ側の取付面は、外周側平坦面1fよりも若干リヤ側
までオーバラップして取付られることになり、これによ
って、実質的に、フロントシェル1の軸方向の短縮かを
達成することができる。
なお、上記段付筒状部の大径部1jの軸方向寸法、つま
り膨出部1lがリヤ側にむけて膨出する寸法は所定の寸法
に設定してあるので、ブレーキ倍力装置の車両への組付
けが完了後に入力軸29の前進に伴ってバルブボデイ6が
前進端まで移動されても、その前進端位置となるバルブ
ボディ6の先端部と干渉することはない。
次に、上記補強板36は環状の板材からなり、平坦に形
成した端面36aの外周縁を軸方向においてフロント側に
むけて所定寸法だけ伸長させる一方、その端面36aの内
周縁は、軸方向においてリヤ側にむけて所定寸法だけ伸
長させてあり、それによって、外周側筒状部36bと内周
側筒状部36cとを形成している。
そして、上記のように、この補強板36をフロントシェ
ル1側の膨出部1lの内壁側に圧入嵌装した際には、補強
板36の外周側筒状部36bが膨出部1l側の大径部1jに密着
して嵌装されるとともに、補強板36の端面36aはフロン
トシェル1側の段部端面1kに重合されるようになり、ま
た、同時に補強板36の内周側筒状部36cはフロントシェ
ル1側の中径部1iの外周面に密着して嵌装されるように
なる。
本実施例では、補強板36の外周側筒状部36bの軸方向
寸法は、フロントシェル1側の大径部1jの軸方向寸法よ
りも小さくしているので、上述した圧力嵌装後の状態に
おいては、補強板36の外周側筒状部36bのフロント側の
先端部とフロントシェル1側の截頭円錐部1gの内壁面と
の間には、所要の間隙が形成されるようになっている。
補強板36の端面36aには、上記フロントシェル1側の
段部端面1kに穿設した貫通孔の位置合わせて、取付ボル
ト35の軸部が挿通される貫通孔を穿設してあり、膨出部
1lに補強板36を圧入嵌装する際には、両部材に穿設した
取付ボルト35用の貫通孔の位置を合わせて圧入するよう
にしている。
また、補強板36の端面36aには、その円周方向におけ
る等間隔位置に、リヤ側にむけて膨出させた膨出部36d
を設けてあり、この膨出部36dによって補強板36自身の
強度を一層増大させるようにしている。なお、上述した
補強板36における内周側筒状部36cは省略しても良い。
以上のように、本実施例においては、補強板36を上述
した形状に構成して、フロントシェル1側の膨出部1lの
内壁に圧入嵌装するだけでよいので、板状の補強板36を
フロントシェル1の内壁に重合させて溶接していた従来
のものと比較すると、溶接作業が不要になる分だけブレ
ーキ倍力装置の組立作業を簡略化することができる。
また、本実施例では、フロントシェル1におけるマス
タシリンダとの取付面となる段部端面1kは、外周側平坦
面1fよりもリヤ側に後退させて設けているので、そのリ
ヤ側に後退した分だけ、従来のものと比較すると、フロ
ントシェル1の軸方向寸法を実質的に短縮化できるよう
になり、ブレーキ倍力装置全体の軸方向寸法を短縮する
ことができる。
更に、本実施例ではフロントシェル1のフロント壁1B
を上述した構成としているので、従来のものに比較する
とフロント壁1Bの剛性を高めることができる。すなわ
ち、車体にブレーキ倍力装置を取付た後に、入力軸29が
前進端まで踏み込まれると、取付ボルト35を介して図示
しないマスタシリンダと連結されたフロントシェル1の
段部端面1kが左方側に向けて強く付勢されるようにな
る。そして、この段部端面1kが左方側に向けて強く付勢
されることに伴って、その段部端面1kから連続する大径
部1jおよび,その大径部1jと截頭円錐部1gとの接続部1
g′が半径方向外方側にむけて拡径されようとする。し
かしながら、その際、本実施例では、上記補強板36の外
周側筒状部36bによって大径部1jが密着状態で支持され
ているので、拡径されようとする大径部1jおよび上記接
続部1g′は、この補強板36の外周側筒状部36bによって
変形を阻止される。
このように、本実施例では、補強板36によってフロン
トシェル1におけるマスタシリンダの取付面(段部端面
1k)と截頭円錐部1gとの接続部分全体の変形を防止する
ようにしているので、フロントシェル1の板厚を増加さ
せることなく、剛性を高めることができる。
第2図は、本発明の第2実施例を示したものであり、
この第2実施例では、上述した補強板136における外周
筒状部136bのフロント側の先端部を、フロント側にむけ
て伸長させた後、さらに截頭円錐部101gの形状に合わせ
て半径方向外方にむけて所定寸法だけ伸長させて外周重
合部136eを形成している。そして、その外周重合部136e
をフロントシェル101側の接続部101g′、截頭円錐部101
gに重合させるとともに、その状態のフロントシェル101
の截頭円錐部101gとを補強板136の外周重合部136eとを
スポット溶接するようにしている。そのほかの構成は、
上記第1実施例と同じなので省略する。
この第2実施例の構成によれば、第1実施例の場合に
比較して、より一層フロントシェル101の剛性を高める
ことができるとともに、第1実施例の場合と同様にブレ
ーキ倍力装置全体の軸方向寸法を実質的に短縮すること
ができる。
なお、上記両本実施例では、マスタシリンダに対する
取付面となるフロントシェル1(101)の段部端面1k(1
01k)を外周側平坦面1fよりもリヤ側に位置させるよう
にしているが、段部端面1k(101k)を外周側平坦面1fと
同一平面上に位置させてもよい。
また、本実施例はタンデムタイプのブレーキ倍力装置
に本発明を適用した実施例について説明したが、シング
ルタイプあるいは、トリプルタイプのブレーキ倍力装置
にも適用できることは勿論である。
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、補強板とフロントシ
ェルとを溶接することなく、該フロントシェルの剛性を
高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブレーキ倍力装置の断
面図、第2図は本発明のほかの実施例を示す要部の断面
図である。 1(101)……フロントシェル 2……リヤシェル 1A……筒状外周部(第1筒状部) 1f……外周側平坦面 1g(101g)……截頭円錐部 1i(101i)……大径部(第2筒状部) 1K(101K)……段部端面(端面) 35(135)……取付ボルト 36(136)……補強板 36a(136a)……端面 36c(136C)……外周筒状部(筒状部)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタシリンダに連結される取付面を有す
    るフロントシェルと、そのフロントシェルにおける取付
    面の内面に添設した補強板とを備えたブレーキ倍力装置
    において、 上記フロントシェルを、筒状に形成されて最も外周側に
    位置した第1筒状部と、この第1筒状部のフロント側の
    端部から連続する内周側に形成されて、軸方向と直交す
    る面に対して所定角度だけフロント側に傾斜させた截頭
    円錐部と、この截頭円錐部のフロント側の端部からリヤ
    側に向けて折返して形成された筒状の第2筒状部と、こ
    の第2筒状部のリヤ側の端部を半径方向内方に折り曲げ
    て形成され、上記マスタシリンダに連結される取付面と
    なる端面とから構成し、上記補強板を、環状の平坦面か
    らなる端面と、その端面の外周部を軸方向のフロント側
    にむけて所定寸法だけ伸長させて形成した筒状部とから
    構成し、上記補強板を上記フロントシェルの第2筒状部
    に嵌装して、該補強板の端面をフロントシェルの端面に
    重合させるとともに、補強板の筒状部をフロントシェル
    の第2筒状部の外周面に密着させたことを特徴とするブ
    レーキ倍力装置。
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