JPH0244324A - カメラの制御装置 - Google Patents

カメラの制御装置

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JPH0244324A
JPH0244324A JP63195879A JP19587988A JPH0244324A JP H0244324 A JPH0244324 A JP H0244324A JP 63195879 A JP63195879 A JP 63195879A JP 19587988 A JP19587988 A JP 19587988A JP H0244324 A JPH0244324 A JP H0244324A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明はカメラの制御装置の改良に係るものであり、特
に、フィルムの巻上げが完了してブレーキが作動してい
るときであっても、測光、バッテリーチエツク等を行な
えるようにして処理時間の短縮を可能にしたカメラの制
御装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 最近のカメラは、フィルムの巻上げ巻取りはモータによ
って行なうようになっており、また、フォーカス、絞り
、シャッター速度もセンサーからの検出信号に基づいて
自動的に行なわれるようになっている。
ところで、上記したような機能を有するカメラの内、さ
らに高級なカメラにあっては、レリーズボタンを押して
いる間、シャツタレリーズ、フイルム巻き上げ等機影動
作が連続的に行なわれ、所定間隔での撮影が可能な連写
式のものがある。
このような連写式のカメラには、撮影間隔の短いことが
要求される。
ところが、従来のこの種の一般的なカメラにあっては、
レリーズボタンが押されてから絞り、フォーカス等の設
定をし、ミラーをアップ、シャタ幕を走行して露光し、
この露光が終了した後にモータを作動させて、フィルム
を1コマ分巻上げ、巻上げ完了後ブレーキを作動し、ブ
レーキを解除した後に、次の撮影のための絞り、フォー
カス等の演算を行なうという順序で動作の制御が行なわ
れており、ブレーキを作動している間は、制御装置にお
ける他の処理能力があるにもかかわらず他に何の処理も
行なわれていなかったので、ブレーキを作動している時
間(メカ構成によって違うが、20〜100n+sec
 )が有効に使われていなかった。
「発明の目的」 本発明は、上記したブレーキの作動時間を有効に使用し
、撮影動作時間の短縮、つまりコマ速のアップをさらに
図ることのできるカメラの制御装置を提供することにあ
る。
「発明の概要」 本発明は、ブレーキの作動時間を有効に使用できるよう
にしており、装填されたフィルムを巻上げる巻上手段と
、前記フィルムの規定量の巻上げを検出する巻上完了検
出手段と、前記巻上手段を駆動する駆動手段と、前記巻
上手段の巻上げを強制的に停止させる停止手段と、前記
フィルムに最適な露光をさせるための各種のデータをと
り込んで演算を実行するデータ入力・演算手段と、バッ
テリチェックやフィルム枚数のカウント等のカメラのシ
ステム制御に必要な処理を行なうシステム制御手段とか
らなり、前記巻上検出手段によって前記フィルムの規定
量の巻上げが検出された際には前記駆動手段を不作動と
すると共に前記停止手段を所定時間作動させ、前記停止
手段の作動に並行して前記データ入力・演算手段および
システム制御手段による処理の全部または一部を作動さ
せることに特徴を有する。
上記構成により、コマ速のアップを図ることが可能とな
る。
「発明の実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
11図は本発明を適用したカメラの制御装置周辺の概略
構成図であり、第2図は、第1図に示した制御ユニット
内部のブロック図である。
第1図に示すように、本発明のカメラの制御装置は、カ
メラの種々の動作を総括制御する制御手段、演算手段と
しての制御ユニット10が主体として構成されている。
この制御ユニット10は、動作説明の便宜上いくつかの
ユニットをまとめて1つのユニットとして示しであるが
、実際には、DPU (データ・プロセッシング・ユニ
ット)、PCU (パワー・コントロール・ユニット)
、CPU (セントラル・プロセッシング・ユニット)
、によって構成されている。カメラの各部に配設されて
いるセンサ、スイッチなどからの信号はDPUによって
処理され、 AP (オートフォーカス)を行なうモー
タやフィルムの巻上げ巻取りなどを行なうモータの駆動
はPCUによって行なわれ、これらDPU、PCUの統
括的な制御はCPUによって行なわれる、というように
処理、制御等はそれぞれ分担して行なわれるようになっ
ている。なお、pcuは、E” FROMを有している
この制御ユニット10には、スイッチ類としては、フィ
ルムが1コマ分巻き上げられたことを検出する巻上完了
検出手段としての巻完スイッチ11と、フィルムが巻き
上げられていること(送られていること)を検出するフ
ィルムスイッチ12と、カメラに機影動作をさせるレリ
ーズボタン13とが接続されている。
この巻完スイッチ11は、レリーズ後ミラーが最上昇位
置付近まで上昇した時点でONとなり。
チャージが終了した時点(フィルムの巻上完了と同時点
)でOFFとなるメカスイッチである。また、フィルム
スイッチ12は、フィルムの巻上げ時の走行に連動され
て、メカ的にON10 F Fを繰り返すスイッチであ
り、通常フィルム1コマ分の巻上げで4回OF Flo
 Nを繰り返すようになっている。
そして、レリーズボタン■3は、撮影を行なう際に押さ
れるスイッチであり、通常、−段目がONされた時点で
AF装置および測光装置が作動し、続いて2段目がON
された時点でレリーズ装置が作動する。
制御ユニット10には、 iIq光を行なうための受光
素子14からの電圧、および図示されていないレンズの
絞り位置検出ボリュームからの電圧(Av)をそれぞれ
A/D変換するA/D変換器15と、自動焦点調節(A
F)を行なうための信号を出力するCGD l 6と、
カメラの諸装置を作動させるためのバッテリ17とが入
力され、さらに装着レンズにレンズROM18が装着さ
れている場合はこのレンズROM18が入力される。
また制御ユニット10は、フィルムを巻上げ、巻取るた
めの巻上手段としての巻上モータ19を正逆にドライブ
する機能およびその回転を電気的に制動するブレーキ機
能を有するドライブ・ブレーキ回路20と、焦点調整用
レンズを駆動して焦点調節を行なう自動焦点調節手段と
してのAFモータ21を正逆にドライブする機能および
その回転を電気的に制動するブレーキ機能を有するドラ
イブ・ブレーキ回路22が機能されている。
制御ユニット10/ffi辺の構成は以上のようである
が、その全体の基本的な動作は、下記のようになる。
制御ユニットlOがレリーズボタン13の二段目のON
状態を検出すると、レリーズ装置の作動によりフィルム
が露光されて撮影が行なわれ1巻上モータ19が駆動さ
れてフィルムの巻上げが行なわれる。この巻上げ中には
、フィルムスイッチ12からはそのON10 F Fに
伴うパルス信号が出力される。
そして、フィルムスイッチ12か64パルス分のパルス
信号が出力され1巻先スイッチ11がOFFとなったこ
とを制御ユニット10が検出すると、制御ユニット10
は、ドライブ・ブレーキ回路20にブレーキ作動を開始
させると共に、このドライブ・ブレーキ回路19の作動
に並行して、ブレーキノイズを除去するためのウェイト
処理、E” FROMのフィルム枚数カウントと表示処
理、受光素子14からの電圧のA/D変換スタート制御
を行ない、次に連続レリーズ、NON連続AF以外の条
件で、CCD l 6の積分スタート制御を行ない、A
Fモータ21、巻上モータ19のブレーキ電流を不可と
してバッテリ17の電圧チエツクを行なう。
バッテリチェックの後も1巻上モータ19のブレーキは
前述の処理時間によっては必要なので、バッテリチェッ
ク後の不可の解除は、AFモータ21のみとなる。この
時点では前記受光素子14からの電圧A/D変換が完了
しているので、その他のデータ(装着レンズにレンズR
OMI 8が搭載されている場合はROMデータも)と
り込んでAE演算を実行する。そして、制御ユニット1
0は、ドライブ・ブレーキ回路20を所定時間以上ブレ
ーキ作動させた後は、この作動を停止する。
第2図には、制御ユニット10を機能別に分けたブロッ
ク図を示しである。
図面に示す通り、制御ユニット10は、巻上完了&検出
部23.A/D変換&フラッシュ通信指示部24、バッ
テリーチエツク部25、AE演算部26、フィルム枚数
カウント部27、CCD制御部28および制御部29を
有する。
巻上完了検出部23は、巻先スイッチ11からの信号に
基づいてフィルムの巻上完了を検出する。A/D変換&
フラッシュ通信指示部24は。
A/D変換器15の変換動作および通信可能なフラッシ
ュが装着された場合に新フラッシュとの通信を指令する
。バッテリーチエツク部25は、バッテリー17の電圧
の正常、異常をチエツクする。AE演算部26は、A/
D変換器15およびレンズROM13からのデータ等に
基づいてAE測光の演算を行なう、フィルム枚数カウン
ト部27は、巻先スイッチ11のOF Flo Nを検
出してフィルムの巻上げ枚数をカウントする。CCD制
御部28は、AFに関するデータを供給するCCD 1
6の積分および出力の制御を行なう、制御部29は、以
上に記した各部の動作制御および巻上モータ19、ドラ
イブ・ブレーキ回路20、AFモータ21、そのドライ
ブ・ブレーキ回路22の動作を制御するとともに、レリ
ーズボタン13からの信号を入力する。
なお、巻上完了&検出部23、A/D変換&フラッシュ
通信指示部24、バッテリーチエツク部25、AE演算
部26、フィルム枚数カウント部27、CCD制御部2
8によって演算手段を構成している。
第3図には、ドライブ・ブレーキ回路20をより具体的
に示しである。制御部29は、常時はすべてのボートW
MO,WM1.WM2およびWM3をハイレベルに保っ
ている(モーターフリー状態)が、フィルムの巻き上げ
、巻き戻しおよびブレーキ作動をする際には、下肥のよ
うにレベルを制御する。
フィルムを巻き上げるときには、ボートWM0およびW
M2をローレベルにする。すると、トランジスタTr2
、Tr3およびTr4がONとなり、巻上モータ15に
正回転方向の電圧が印加されて巻上モータ15が巻上げ
方向に回転する。
フィルムを巻戻すときには、ボートWMIおよびWM3
をローレベルにする。すると、トランジスタTri、T
r5およびTr6がONとなり、巻上モータ15に逆回
転方向の電圧が印加されて巻上モータ15が巻戻し方向
に回転する。
そして、ブレーキ動作をさせるときには、ボートWMO
およびWM3をローレベルにする。すると、トランジス
タTr2、Tr3およびTr5、Tr6がONとなり、
巻上モータ19の両端子が接地状態になって電気的ブレ
ーキがかかる。
なお、AFモータ21のドライブ・ブレーキ回路も上記
と同様に構成可能である。
このように構成された本発明に係るカメラの制御装置は
、第4図および第5図(A)、(B)に示すフローチャ
ートのように動作することになる。以下にこの動作を、
第1図および第2図を参照しつつ詳細に説明する。
第4図は、本カメラの制御装置のメインフローチャート
である。
まず、制御ユニット10は、その内部に有するCCD制
御部28によって、CCD16から出力された信号をA
/D変換し、得られたデータを基にAFに関するデータ
を演算すると共にAE演算部26によって受光素子14
から出力された輝度信号のA/D変換器15からの変換
データに基づき、他のデータ(ISO,Xv、フラッシ
ュ、レンズROM1B)とともにAE測光の演算を行な
う(ステップ31)。
次に、制御部29は、レリーズボタン13からレリーズ
信号が出力されたか否かの判断をしくステップ32)、
レリーズ信号が出力されたらミラーアップ、絞り制御、
シャツタ幕走行など露光に関する一連のレリーズ処理を
行ない4(ステップ33)、レリーズ信号が出されてい
なければステップ34へと進む。
制御部29は、巻上げ完了検出部23を介してフィルム
の巻上げ可能かどうかの判断をする(ステップ34)0
巻上が可能な場合はステップ35にて巻上処理を行ない
、巻上げが可能でない場合(巻上完了状態またはレリー
ズマグネットの通電を行なったけれども、メカの故障で
巻先スイッチ11がONLないときなど)はメインルー
チンの最初の処理(ステップ31)にもどる。
巻上が完了すると、ステップ36で連続レリーズかどう
かチエツクし、連続レリーズでなければればステップ3
1に戻り、連続レリーズであればステップ37に進む。
ステップ37では、連続AFかどうかをチエツクし、連
続AFであればステップ38にてAF処理を行なってス
テップ33に戻り、連続AFでなければすぐにステップ
33に戻り、上記処理を繰り返す。
第5A、5B図には、第4図に示したメインフローチャ
ートの内の巻上げ処理のサブルーチンフローチャートを
示す、この処理は、フィルムの巻上げが完了するまでの
間に行なわれるが、理解を容易にするため、このフロー
チャートの説明に先立って、この処理の概略的な動作を
説明する。
巻上げ処理がスタートすると、巻上モータ19が巻上回
転を始め、通常所定の時間内にフィルムの巻上が完了し
、この状態を巻先スイッチ11の0N−OFFへの変化
で検出している。
また、所定の時間内にフィルムの巻上が完了しなかった
場合、すなわちフィルムの巻上げに異常が生じたか、あ
るいはフィルムが完全に巻上がってしまってそれ以上巻
き上らない場合(例久ば24枚楢りのフィルムにあって
は、25枚目に巻上げようとして巻上げられなくなった
状態)、タイムオーバーとしこの状態を検出している。
そして、フィルムが正常に巻上げられ、巻上が完了した
と判断された場合には、ドライブ・ブレーキ回路20が
ドライブ動作からブレーキ動作に切り換わり、巻上モー
タ19が制動を受けて停止する。このドライブ・ブレー
キ回路20のブレーキ動作による制動は、電気、メカ系
の装置構成に起因して一定時間以上の作動が要求される
が(メカ的に制動をかける場合で20m5ec以上)、
このドライブ・ブレーキ回路19のブレーキ動作と並行
してフィルム枚数のカウント、Av、BvのA/D変換
およびフラッシュ通信のスタート、バッテリチェック、
AE測光演算等を行なう。
このように、ドライブ・ブレーキ回路20のブレーキ作
動に伴って上記した処理(時間的な余裕があればその他
の処理も含められる。)を行なえば、ブレーキ動作中の
時間を有効に使うことができ、後の処理をこの時間だけ
圧縮することができるので、コマ速のアップを図ること
ができることになる。
なお、ドライブ・ブレーキ回路20のブレーキ作動時間
が適正な時間でないと巻上げ動作に不具合が生じたり(
ブレーキ時間が短い場合)、コマ速が遅くなったり(並
列処理時間がブレーキ時間よりもかなり短い場合)する
ことから、ドライブ・ブレーキ回路20の作動時間およ
び並列処理内容は、時間的に制動能力以上の時間でかつ
、並列処理できるより多くの処理を含むように要求され
る。
したがって、並列処理のトータル時間が短くて、ブレー
キ時間よりもがなり早くフィルム枚数のカウント等の前
記した処理が終了してしまっても、ドライブ・ブレーキ
回路20のブレーキ作動時間が短くならないように、そ
の作動時間は独立して管理されるようにしている。
逆に、ブレーキ作動時間よりも他の処理時間の方が長く
なっても、他の処理を中断しないようになす。
巻上げ処理の概略の動作は、以上に記した通りである0
次にこの巻上げ処理を第1図および第2図を参照しなが
ら第5A、5B図のフローチャートに基づいて詳細に説
明する。
まず、制御部29は、インターバルタイマーおよび過負
荷検出タイマーを規定時間にセットする。ここで、規定
時間=(インタバルタイマー時間)X(過負荷検出タイ
マーデータ)である、このインターバルタイマーは、巻
先スイッチ11のチャタリングによる誤動作防止と規定
時間を計測するために設定するものであり、過負荷検出
タイマーは、フィルムの巻上げに異常が生じたり、所定
枚数のフィルムの撮影が終って、巻上げ不能となった場
合に、タイムオーバーとして検出して巻上モータ19へ
の通電を強制停止させるために設定するものである(ス
テップ41.42)。
そして、制御部29は、フィルムスイッチ12および巻
先スイッチ11からの信号に基づいてチャタリングを除
去してフィルムの巻上状態を検出し、この状態に応じた
表示を行なう(ステップ43)、そして、チャタリング
除去して得られた巻上完了検出部23からの信号に基づ
いてフィルムの巻上げが完了したかどうかを判断する(
ステップ44)。
巻上げが完了していなければ、制御部29は、インター
バルタイマーによる一定時間間隔の検出がなされたか、
インターバルタイマーのタイムオーバーがあった場合に
過負荷検出タイマーのタイムアウトがあったか否かの判
断をする(ステップ45.46)、そして、インターバ
ルタイマーがタイムオーバーしていないか、あるいはタ
イムオーバーして過負荷検出タイマーによるタイムアウ
トが検出されていない場合にはステップ43.44の処
理、つまりフィルムの巻上げ状態の検出およびフィルム
の巻上が完了したかの検出を行なう。
過負荷検出タイマーによるタイムアウトが検出されたら
、巻上モータ19への通電を停止し、ブレーキを30m
5かけ、その後歯車の噛み合いを緩めるため20m5の
リワインドをかけるともに、過負荷検出タイマーを停止
する(ステップ47)、さらに、過負荷検出をE” F
ROMのbitに記憶し、電源をOFFするための処理
に飛ぶ(ステップ48)。
上記ステップ42からステップ48の処理は、フィルム
の巻上に関するデータを入力し、表示に出すとともに、
フィルムの巻上げは完了したか、という判断を所定時間
毎に行ない、過負荷検出タイマーによるオーバーフロー
が生じた場合には巻上モータ19への通電を停止する処
理である。
制御部29は、ステップ44において巻先スイッチ11
のOFF状態が巻上完了検出部23を介して検出された
場合、前記したインターバルタイマーをリセットしくス
テップ49)、ドライブ・ブレーキ回路20を通電から
ブレーキ動作に切り換え、巻上モータ19を強制的に停
止させる巻上モータ19のブレーキに続いてブレーキタ
イマーの設定およびスタートを行なう(ステップ50.
51)。
そして制御部29は、E” PROMデータによるウェ
イトを実行しくステップ52)、モーターブレーキ−の
初期に発生するノイズの除去を行なう、E” PROM
データによりウェイトにすることにより、システムにあ
った調整が可能となる。
ウェイト後にステップ53で頭出し中(フィルムを装着
したときにおける巻上げ動作中)かどうか判断し、頭出
し中の場合は、フィルム枚数のカウントのみを行なって
(ステップ53.62)ステップ63に進む6頭出し中
でなければ、ステップ54に進んでモータブレーキと並
行して種々の処理がなされる。
ステップ54では、フィルム枚数のカウントを行ない、
ステップ55に進む。
ステップ55では、A/D変換&フラッシュ通信指示部
24にスタート信号を送り、ステップ56に進む。
ステップ56では、連続AFモードがどうかの判断がな
され、連続APモードの場合はステップ58に飛び、違
う場合はステップ57に進む。
ステップ57では、連続AFのためのCCD積分スター
ト処理が実行され、ステップ58に進む。
ステップ58では、AFモータ21および巻上モータ1
9のブレーキをバッテリーチエツクの負荷として5mS
ウェイトの後、バッテリー電圧のデータが読み込まれ、
チエツクされる。チエツクの後、AFモータ21のブレ
ーキのみが解除され。
ステップ59に進む。
ステップ59では、ROM搭載レンズが装着されていて
、レンズROM18の入力が可能がどぅかのチエツクが
なされ、同ROM搭載レンズが装着されていればステッ
プ60に、違えばステップ61に進む。
ステップ60では、レンズROM18に電源を供給し、
リセットを解除し、クロックを供給することにより、レ
ンズROM18からレンズ情報を読出す処理が実行され
、ステップ61に進む。
ステップ61では、測光演算に必要なりv。
Av等のA/D変換値およびその他のデータを入力して
アペックス演算が実行される。
そして、これらの処理が終了したら、制御部27は、ス
テップ51でスタートしたブレーキタイマーがタイムア
ツプしたか否かを判断し、タイムアツプしていればドラ
イブ・ブレーキ回路20のブレーキ作動を停止する(ス
テップ64)。
タイムアツプしていなければ、タイムアツプするまでチ
エツクを繰返して待つ、なお、ブレーキタイマーのタイ
ムオーバーをチエツクするのは、ステップ54〜61ま
での処理がウェイトをかけた時間よりも早く行なわれて
しまうと、適正なブレーキ動作が行なわれなくなってし
まう場合も考えられるからである。
以上、本実施例においては、ドライブ・ブレーキ回路2
0のブレーキ作動中に行なう処理の種類として、フィル
ム枚数カウント、A/D変換スタート指示、COD積分
、レンズROM入力、バッテリーチエツク、AE測光演
算を例示したが、これらの処理をすべてを行なわせるこ
とはなく、例えばA/D変換、COD積分等モータのブ
レーキ中のノイズを受けやすい処理およびシーケンシャ
ル処理は並行処理から外してもよい、また、ドライブ・
ブレーキ回路の必要最小ブレーキ動作時間がこれらの処
理時間に比べて長ければ、これらの処理に加^てさらに
他の処理を行なわせるようにしてもよい。
すなわち、駆動・ブレーキ回路の作動時間中に並行して
行な^る処理は同時にできるだけ行なわせるようにする
また、停止手段は、巻上モータ19の回転を機械的に制
動するものと併用であってもよい。
「発明の効果」 以上の説明により明らかなように、本発明によればフィ
ルムの巻上げを強制的に停止させる停止手段の作動に並
行して、フィルムに最適な露光をさせるための各種のデ
ータまたはフィルの巻上に関する各種のデータの演算を
データ入力・演算手段およびシステム制御手段に行なわ
せるようにしたので、コマ速をアップさせることができ
ると共に、常に最適な前記停止手段の作動時間を確保で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したカメラ制御装置周辺の概略
構成図、第2図は、第1図に示した制御ユニット周辺の
ブロック図、第3図は、停止手段の実施例の回路図、第
4図は同実施例に係るカメラの制御装置のメインフロー
チャート、第5図(A)、(B)は、第4図に示したメ
インフローチャートの内の巻上げ処理に関するフローチ
ャートである。 10・・・制御ユニット(データ入力演算手段、システ
ム制御手段) 11・・・巻先スイッチ(巻上げ完了検出手段)19・
・・巻上モータ(巻上手段) 20・・・巻上ドライブ・ブレーキ回路(停止手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 装填されたフィルムを巻上げる巻上手段と、前記フィル
    ムの規定量の巻上げを検出する巻上完了検出手段と、 前記巻上手段を駆動する駆動手段と、 前記巻上手段の巻上げを強制的に停止させる停止手段と
    、 前記フィルムに最適な露光をさせるための各種のデータ
    をとり込んで演算を実行するデータ入力・演算手段と、 バッテリチェックやフィルム枚数のカウント等のカメラ
    のシステム制御に必要な処理を行なうシステム制御手段
    とからなり、 前記巻上検出手段によって前記フィルムの規定量の巻上
    げが検出された際には前記駆動手段を不作動とすると共
    に前記停止手段を所定時間作動させ、前記停止手段の作
    動に並行して前記データ入力・演算手段およびシステム
    制御手段による処理の全部または一部を作動させること
    を特徴とするカメラの制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61183631A (ja) * 1985-02-10 1986-08-16 Canon Inc カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61183631A (ja) * 1985-02-10 1986-08-16 Canon Inc カメラ

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