JP2002107803A - 振れ検出手段を有するカメラ - Google Patents
振れ検出手段を有するカメラInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 振れ検出手段を有するカメラにおいて、カメ
ラの電源電圧の変動による誤動作を防ぎ、撮影時のレリ
ーズタイムラグを減少させる。 【解決手段】 ストロボ用に充電を行うコンデンサにつ
いて充電完了時の電圧よりも低い所定電圧を設定し、こ
のコンデンサの充電を行う際に、このコンデンサの充電
電圧が所定電圧よりも高ければ振れ検出手段に電源を供
給し、低ければ振れ検出手段に電源を供給しないように
制御を行う。
ラの電源電圧の変動による誤動作を防ぎ、撮影時のレリ
ーズタイムラグを減少させる。 【解決手段】 ストロボ用に充電を行うコンデンサにつ
いて充電完了時の電圧よりも低い所定電圧を設定し、こ
のコンデンサの充電を行う際に、このコンデンサの充電
電圧が所定電圧よりも高ければ振れ検出手段に電源を供
給し、低ければ振れ検出手段に電源を供給しないように
制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振れ検出装置を有す
るカメラに関するものであり、具体的にはストロボ用の
充電電圧と振れ検出操作の起動のタイミングとの関係を
適切に制御することで、ストロボ充電完了後から露光動
作までのタイムラグを最小に抑えることができるもので
ある。
るカメラに関するものであり、具体的にはストロボ用の
充電電圧と振れ検出操作の起動のタイミングとの関係を
適切に制御することで、ストロボ充電完了後から露光動
作までのタイムラグを最小に抑えることができるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】TTLファインダーを有するいわゆる一眼
レフカメラにおいては、ファインダー像は振れ補正レン
ズを通過してきた像であるため、振れ補正レンズの結果
をリアルタイムで確認することができる。そのため防振
装置を有する一眼レフカメラにおいては、振れ補正駆動
用のスイッチがオンになっている状態では振れ検出部の
電源をオンにし、レリーズスイッチの半押し、いわゆる
SW1がオンすることにより補正レンズの駆動を行う。こ
の状態ではファインダーにて、振れ補正レンズによる振
れ補正後の像を直接確認することが可能である。
レフカメラにおいては、ファインダー像は振れ補正レン
ズを通過してきた像であるため、振れ補正レンズの結果
をリアルタイムで確認することができる。そのため防振
装置を有する一眼レフカメラにおいては、振れ補正駆動
用のスイッチがオンになっている状態では振れ検出部の
電源をオンにし、レリーズスイッチの半押し、いわゆる
SW1がオンすることにより補正レンズの駆動を行う。こ
の状態ではファインダーにて、振れ補正レンズによる振
れ補正後の像を直接確認することが可能である。
【0003】しかし、振れ検出センサは正しい検出信号
を出力し始めるまでには立ち上がり時間を数百ミリ秒〜
数秒必要とし、信号処理手段の積分回路も安定するまで
には一定時間を必要とする。そのためレリーズスイッチ
の全押し、いわゆるSW2が押されてから電源を供給し始
めたのでは、一気にSW2まで押し込まれた場合に正確な
補正駆動ができないという問題を生ずる。この問題を解
消するためには、センサには出力を安定させるために極
力早めに通電すればよいのだか、補正レンズの駆動は電
流を大きく消費するので余計な時間に通電を行うのは好
ましくない。
を出力し始めるまでには立ち上がり時間を数百ミリ秒〜
数秒必要とし、信号処理手段の積分回路も安定するまで
には一定時間を必要とする。そのためレリーズスイッチ
の全押し、いわゆるSW2が押されてから電源を供給し始
めたのでは、一気にSW2まで押し込まれた場合に正確な
補正駆動ができないという問題を生ずる。この問題を解
消するためには、センサには出力を安定させるために極
力早めに通電すればよいのだか、補正レンズの駆動は電
流を大きく消費するので余計な時間に通電を行うのは好
ましくない。
【0004】したがってこれまで、振れ検出部および振
れ補正レンズの駆動回路については、特開平4-110835号
公報に示されるように、SW1が押された後レリーズ動作
完了するまでの間のみで振れ補正を行うもの、特開平4-
348329号公報に示されるように、メインSWオンで振れ検
出センサに給電を行い振れ補正に備えるが、所定時間経
過してもSW1がオンされない場合にはセンサへの給電を
停止するもの、あるいは、特開平7-244313号公報に示さ
れるように振れ補正を開始した後、所定時間が経過した
ら振れ補正を停止するもの等が提案されている。
れ補正レンズの駆動回路については、特開平4-110835号
公報に示されるように、SW1が押された後レリーズ動作
完了するまでの間のみで振れ補正を行うもの、特開平4-
348329号公報に示されるように、メインSWオンで振れ検
出センサに給電を行い振れ補正に備えるが、所定時間経
過してもSW1がオンされない場合にはセンサへの給電を
停止するもの、あるいは、特開平7-244313号公報に示さ
れるように振れ補正を開始した後、所定時間が経過した
ら振れ補正を停止するもの等が提案されている。
【0005】一方、ファインダーと撮影光学系が独立し
ているいわゆるレンズシャッターカメラにおいては、振
れ補正レンズの効果をファインダーで確認できないため
レリーズスイッチの半押し、すなわちSW1の状態で振れ
補正レンズを駆動する必要はない。すなわち露光前後の
時間以外は、大電流を必要とする振れ補正レンズの駆動
は必要ない。
ているいわゆるレンズシャッターカメラにおいては、振
れ補正レンズの効果をファインダーで確認できないため
レリーズスイッチの半押し、すなわちSW1の状態で振れ
補正レンズを駆動する必要はない。すなわち露光前後の
時間以外は、大電流を必要とする振れ補正レンズの駆動
は必要ない。
【0006】しかしながら一眼レフカメラに比べ電池の
容量が小さい、あるいは使用される電池の個数が少ない
といったように電池容量そのものが小さくなっている。
そのため、振れ補正レンズを駆動する時間が露光時の前
後のみでよいという条件があるものの、振れ検出部の電
源を基本的にメインスイッチオンで供給し、一定時間後
にオフするという制御だけでは、振れ検出部で消費する
電力がレンズシャッターカメラの他の回路部分で消費す
る電力に比べて無視できない。これでは電力のロスが大
きすぎるため、給電方法をより最適化する必要がある。
容量が小さい、あるいは使用される電池の個数が少ない
といったように電池容量そのものが小さくなっている。
そのため、振れ補正レンズを駆動する時間が露光時の前
後のみでよいという条件があるものの、振れ検出部の電
源を基本的にメインスイッチオンで供給し、一定時間後
にオフするという制御だけでは、振れ検出部で消費する
電力がレンズシャッターカメラの他の回路部分で消費す
る電力に比べて無視できない。これでは電力のロスが大
きすぎるため、給電方法をより最適化する必要がある。
【0007】さらに、ストロボ回路を有するコンパクト
カメラにおいては、ストロボの充電時には電源である電
池の電圧が極端に低下してしまう。このため、ストロボ
充電動作と、振れ検出系への電源供給とを制御した提案
がされている。例えば特開平3-170921号公報では、スト
ロボ充電時に振れ検出系の電源電圧が変動することによ
りその出力が信頼性を維持できないという点から、充電
時には振れ検出系の出力を用いないという提案がなされ
ている。また、例えば特開平7-281241号公報では、振れ
検出系が動作中はストロボの充電禁止、あるいはストロ
ボ発光用バッテリが未充電と判断した場合には振れ検出
系の動作を停止するという提案がなされている。
カメラにおいては、ストロボの充電時には電源である電
池の電圧が極端に低下してしまう。このため、ストロボ
充電動作と、振れ検出系への電源供給とを制御した提案
がされている。例えば特開平3-170921号公報では、スト
ロボ充電時に振れ検出系の電源電圧が変動することによ
りその出力が信頼性を維持できないという点から、充電
時には振れ検出系の出力を用いないという提案がなされ
ている。また、例えば特開平7-281241号公報では、振れ
検出系が動作中はストロボの充電禁止、あるいはストロ
ボ発光用バッテリが未充電と判断した場合には振れ検出
系の動作を停止するという提案がなされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらレンズシ
ャッターカメラに振れ補正機能を適用した場合を考える
と、レンズシャッターカメラは本体および使用する電池
の小型化が進んでいるため電源回路の負荷供給能力はあ
まり大きくない。ストロボ充電時に電源電圧がドロップ
したときに振れ補正レンズを駆動していれば、必要な電
圧が充分には足りておらずカメラ全体として安定性に欠
けてしまう。よって電源回路の負荷供給能力を考慮する
と、ストロボ充電時には振れ検出系の電源を遮断するこ
とでその動作を停止し、電力消費を抑える方法が考えら
れる。例えばストロボ充電時に振れ検出系の電源を遮断
することでその動作を停止させるシーケンスがある。具
体的には、レリーズボタンの操作後、測光、測距を行
い、その後ストロボの充電が必要であると判断した後、
振れ検出系の電源を遮断し、ストロボ充電を行い、充電
完了後に再度振れ検出系の電源を投入するという手順に
なる。この方法により、充電動作によって電源電圧が低
下してしまい、カメラ全体の動作に用いる電力が十分で
はなくなるという状況を避けることができる。
ャッターカメラに振れ補正機能を適用した場合を考える
と、レンズシャッターカメラは本体および使用する電池
の小型化が進んでいるため電源回路の負荷供給能力はあ
まり大きくない。ストロボ充電時に電源電圧がドロップ
したときに振れ補正レンズを駆動していれば、必要な電
圧が充分には足りておらずカメラ全体として安定性に欠
けてしまう。よって電源回路の負荷供給能力を考慮する
と、ストロボ充電時には振れ検出系の電源を遮断するこ
とでその動作を停止し、電力消費を抑える方法が考えら
れる。例えばストロボ充電時に振れ検出系の電源を遮断
することでその動作を停止させるシーケンスがある。具
体的には、レリーズボタンの操作後、測光、測距を行
い、その後ストロボの充電が必要であると判断した後、
振れ検出系の電源を遮断し、ストロボ充電を行い、充電
完了後に再度振れ検出系の電源を投入するという手順に
なる。この方法により、充電動作によって電源電圧が低
下してしまい、カメラ全体の動作に用いる電力が十分で
はなくなるという状況を避けることができる。
【0009】だが、先に説明したように、振れ検出セン
サは正しい出力を出し始めるまでの立ち上がり時間が数
百ミリ秒〜数秒要するものがあり、また信号処理手段の
積分回路やフィルタ回路も安定するまでに一定時間を必
要とする。よって、充電完了後に振れ検出系の電源を投
入すると、ストロボ充電完了後さらに振れ検出系が安定
するまでの時間が必要となり、レリーズスイッチが押さ
れてから実際にシャッターが切られるまでの時間が長く
なってしまう。この時間を効率良く短縮するという点で
まだ改良の余地が残されている。
サは正しい出力を出し始めるまでの立ち上がり時間が数
百ミリ秒〜数秒要するものがあり、また信号処理手段の
積分回路やフィルタ回路も安定するまでに一定時間を必
要とする。よって、充電完了後に振れ検出系の電源を投
入すると、ストロボ充電完了後さらに振れ検出系が安定
するまでの時間が必要となり、レリーズスイッチが押さ
れてから実際にシャッターが切られるまでの時間が長く
なってしまう。この時間を効率良く短縮するという点で
まだ改良の余地が残されている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願の請求項1に記載の発明は、ストロボ発光用
に電圧を蓄積するコンデンサと、カメラの振れを検出す
る振れ検出手段と、前記振れ検出手段の駆動用電源を制
御する電源制御手段と、前記コンデンサに蓄積された充
電電圧を検出する電圧検出手段と、前記コンデンサの充
電電圧を、前記コンデンサの充電完了時の電圧よりも低
く設定された所定電圧と比較する比較手段とを有し、前
記コンデンサが電圧を蓄積する際に、前記充電電圧が前
記所定電圧よりも高ければ前記電源制御手段が前記振れ
検出手段に電源を供給し、低ければ前記電源制御手段が
前記振れ検出手段に電源を供給しないことを特徴とする
振れ検出手段を有するカメラを提供する。
めに、本願の請求項1に記載の発明は、ストロボ発光用
に電圧を蓄積するコンデンサと、カメラの振れを検出す
る振れ検出手段と、前記振れ検出手段の駆動用電源を制
御する電源制御手段と、前記コンデンサに蓄積された充
電電圧を検出する電圧検出手段と、前記コンデンサの充
電電圧を、前記コンデンサの充電完了時の電圧よりも低
く設定された所定電圧と比較する比較手段とを有し、前
記コンデンサが電圧を蓄積する際に、前記充電電圧が前
記所定電圧よりも高ければ前記電源制御手段が前記振れ
検出手段に電源を供給し、低ければ前記電源制御手段が
前記振れ検出手段に電源を供給しないことを特徴とする
振れ検出手段を有するカメラを提供する。
【0011】同様に上記の課題を解決するために、本願
の請求項2に記載の発明は、ストロボ発光用に電圧を蓄
積するコンデンサと、カメラの振れを検出する振れ検出
手段と、前記振れ検出手段の駆動用電源を制御する電源
制御手段と、前記コンデンサに蓄積された充電電圧を検
出する電圧検出手段と、前記コンデンサの充電電圧を、
前記コンデンサの充電完了時の電圧よりも低く設定され
た所定電圧と比較する比較手段とを有し、前記電源制御
手段は、前記充電電圧が前記所定電圧よりも低い場合に
は、前記コンデンサの電圧の蓄積が開始される前に前記
振れ検出手段への電源供給を停止し、その後前記充電電
圧が前記所定電圧以上になれば、前記電源制御手段が前
記振れ検出手段に電源を供給することを特徴とする振れ
検出手段を有するカメラを提供する。
の請求項2に記載の発明は、ストロボ発光用に電圧を蓄
積するコンデンサと、カメラの振れを検出する振れ検出
手段と、前記振れ検出手段の駆動用電源を制御する電源
制御手段と、前記コンデンサに蓄積された充電電圧を検
出する電圧検出手段と、前記コンデンサの充電電圧を、
前記コンデンサの充電完了時の電圧よりも低く設定され
た所定電圧と比較する比較手段とを有し、前記電源制御
手段は、前記充電電圧が前記所定電圧よりも低い場合に
は、前記コンデンサの電圧の蓄積が開始される前に前記
振れ検出手段への電源供給を停止し、その後前記充電電
圧が前記所定電圧以上になれば、前記電源制御手段が前
記振れ検出手段に電源を供給することを特徴とする振れ
検出手段を有するカメラを提供する。
【0012】同様に上記の課題を解決するために、本願
の請求項8に記載の発明は、ストロボ発光用に電圧を蓄
積するコンデンサと、カメラの振れを検出する振れ検出
手段と、前記振れ検出手段の駆動用電源を制御する電源
制御手段と、前記コンデンサに蓄積された充電電圧を検
出する電圧検出手段と、前記コンデンサの充電電圧を、
前記コンデンサの充電完了時の電圧よりも低く設定され
た第1の所定電圧および第2の所定電圧と比較する比較手
段とを有し、前記コンデンサが電圧を蓄積する際に、前
記充電電圧が前記第1の所定電圧よりも低ければ、前記
充電電圧が前記第2の所定電圧よりも高くならない限り
は、前記電源制御手段が前記振れ検出手段に電源の供給
を行わないこと特徴とする振れ検出手段を有するカメラ
を提供する。
の請求項8に記載の発明は、ストロボ発光用に電圧を蓄
積するコンデンサと、カメラの振れを検出する振れ検出
手段と、前記振れ検出手段の駆動用電源を制御する電源
制御手段と、前記コンデンサに蓄積された充電電圧を検
出する電圧検出手段と、前記コンデンサの充電電圧を、
前記コンデンサの充電完了時の電圧よりも低く設定され
た第1の所定電圧および第2の所定電圧と比較する比較手
段とを有し、前記コンデンサが電圧を蓄積する際に、前
記充電電圧が前記第1の所定電圧よりも低ければ、前記
充電電圧が前記第2の所定電圧よりも高くならない限り
は、前記電源制御手段が前記振れ検出手段に電源の供給
を行わないこと特徴とする振れ検出手段を有するカメラ
を提供する。
【0013】同様に上記の課題を解決するために、本願
の請求項9に記載の発明は、ストロボ発光用に電圧を蓄
積するコンデンサと、カメラの振れを検出する振れ検出
手段と、前記振れ検出手段の駆動用電源を制御する電源
制御手段と、前記コンデンサに蓄積された充電電圧を検
出する電圧検出手段と、前記コンデンサの充電電圧を、
前記コンデンサの充電完了時の電圧よりも低く設定され
た第1の所定電圧および第2の所定電圧と比較する比較手
段とを有し、前記電源制御手段は、前記充電電圧が前記
第1の所定電圧よりも低い場合には、前記コンデンサの
電圧の蓄積が開始される前に前記振れ検出手段への電源
供給を停止し、その後前記充電電圧が前記第2の所定電
圧以上になれば、前記電源制御手段が前記振れ検出手段
に電源を供給することを特徴とする振れ検出手段を有す
るカメラを提供する。
の請求項9に記載の発明は、ストロボ発光用に電圧を蓄
積するコンデンサと、カメラの振れを検出する振れ検出
手段と、前記振れ検出手段の駆動用電源を制御する電源
制御手段と、前記コンデンサに蓄積された充電電圧を検
出する電圧検出手段と、前記コンデンサの充電電圧を、
前記コンデンサの充電完了時の電圧よりも低く設定され
た第1の所定電圧および第2の所定電圧と比較する比較手
段とを有し、前記電源制御手段は、前記充電電圧が前記
第1の所定電圧よりも低い場合には、前記コンデンサの
電圧の蓄積が開始される前に前記振れ検出手段への電源
供給を停止し、その後前記充電電圧が前記第2の所定電
圧以上になれば、前記電源制御手段が前記振れ検出手段
に電源を供給することを特徴とする振れ検出手段を有す
るカメラを提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態における
カメラの回路ブロックを示すものである。
カメラの回路ブロックを示すものである。
【0015】本実施形態においては、カメラは撮影レン
ズとファインダーが独立した光学系を有する、いわゆる
レンズシャッターカメラに本発明を用いた場合について
説明する。
ズとファインダーが独立した光学系を有する、いわゆる
レンズシャッターカメラに本発明を用いた場合について
説明する。
【0016】同図において、1は撮影レンズの振れ補正
制御を含め、カメラ全体のシーケンス制御を行うA/D変
換器を内蔵するCPUである。2、3はそれぞれカメラのヨ
ー方向、ピッチ方向の角速度(振れ)を検出するための
振動ジャイロ等の振れ検出センサである。4、5はそれぞ
れカメラのヨー方向、ピッチ方向の振れ検出センサ出力
を適宜フィルタリングし、積分することで、ヨー方向の
カメラ振れ変位に変換する信号処理手段である。6はカ
メラの振れ検出センサおよび振れ信号処理手段への電源
の供給を制御するための電源制御手段である。7は、振
れ補正レンズに固定されたマグネットに対向するヨー方
向駆動用コイル8に通電を行い、撮影光学系内に設置さ
れた振れ補正レンズ30をヨー方向に駆動して撮影光学系
のヨー方向の振れを補正するヨー方向補正レンズ駆動回
路であり、9は、振れ補正レンズに固定されたマグネッ
トに対向するピッチ方向駆動用コイル10に通電を行い、
撮影光学系内に設置された振れ補正レンズ30をピッチ方
向に駆動して撮影光学系のピッチ方向の振れを補正する
ピッチ方向補正レンズ駆動回路である。11はカメラに装
填されたフィルムの在否やフィルムの固有情報を検出す
ると共に、フィルムの巻き上げ、巻き戻し動作を行うフ
ィルム給送手段である。12はワイド/テレSWの操作に応
じて撮影レンズの焦点距離を換えるためのズームモータ
を、適切な位置に駆動するための焦点距離変更手段であ
る。13はフィルムに適切な露光量を与えるシャッター等
の露光手段である。14は露光量を設定するための測光手
段、15は被写体までの距離を測定するための測距手段で
ある。16は撮影レンズの焦点位置を適切な位置に調節す
るための焦点位置変更手段である。20はメインスイッ
チ、21はレリーズスイッチの半押しでオンするSW1、22
はレリーズスイッチの全押しでオンするSW2である。2
3は撮影光学系の焦点距離を望遠側に移動させるための
テレスイッチであり、24は撮影光学系の焦点距離を広角
側に移動させるワイドスイッチである。25はストロボの
動作制御を行うストロボ制御手段である。26は電源電圧
を昇圧してCPU1に供給するDC/DCコンバータであり、CPU
1、振れ検出センサ2、3および信号処理手段4、5等のカ
メラ内の回路に所定の電源の供給を行う。27はストロボ
発光用に電圧を蓄積するメインコンデンサ27である。
制御を含め、カメラ全体のシーケンス制御を行うA/D変
換器を内蔵するCPUである。2、3はそれぞれカメラのヨ
ー方向、ピッチ方向の角速度(振れ)を検出するための
振動ジャイロ等の振れ検出センサである。4、5はそれぞ
れカメラのヨー方向、ピッチ方向の振れ検出センサ出力
を適宜フィルタリングし、積分することで、ヨー方向の
カメラ振れ変位に変換する信号処理手段である。6はカ
メラの振れ検出センサおよび振れ信号処理手段への電源
の供給を制御するための電源制御手段である。7は、振
れ補正レンズに固定されたマグネットに対向するヨー方
向駆動用コイル8に通電を行い、撮影光学系内に設置さ
れた振れ補正レンズ30をヨー方向に駆動して撮影光学系
のヨー方向の振れを補正するヨー方向補正レンズ駆動回
路であり、9は、振れ補正レンズに固定されたマグネッ
トに対向するピッチ方向駆動用コイル10に通電を行い、
撮影光学系内に設置された振れ補正レンズ30をピッチ方
向に駆動して撮影光学系のピッチ方向の振れを補正する
ピッチ方向補正レンズ駆動回路である。11はカメラに装
填されたフィルムの在否やフィルムの固有情報を検出す
ると共に、フィルムの巻き上げ、巻き戻し動作を行うフ
ィルム給送手段である。12はワイド/テレSWの操作に応
じて撮影レンズの焦点距離を換えるためのズームモータ
を、適切な位置に駆動するための焦点距離変更手段であ
る。13はフィルムに適切な露光量を与えるシャッター等
の露光手段である。14は露光量を設定するための測光手
段、15は被写体までの距離を測定するための測距手段で
ある。16は撮影レンズの焦点位置を適切な位置に調節す
るための焦点位置変更手段である。20はメインスイッ
チ、21はレリーズスイッチの半押しでオンするSW1、22
はレリーズスイッチの全押しでオンするSW2である。2
3は撮影光学系の焦点距離を望遠側に移動させるための
テレスイッチであり、24は撮影光学系の焦点距離を広角
側に移動させるワイドスイッチである。25はストロボの
動作制御を行うストロボ制御手段である。26は電源電圧
を昇圧してCPU1に供給するDC/DCコンバータであり、CPU
1、振れ検出センサ2、3および信号処理手段4、5等のカ
メラ内の回路に所定の電源の供給を行う。27はストロボ
発光用に電圧を蓄積するメインコンデンサ27である。
【0017】図1および図2において通常の防振制御を行
う際のシーケンスを説明する。
う際のシーケンスを説明する。
【0018】本実施形態では、振れ補正を実行するのか
実行しないのかを設定するための切り替えスイッチは設
定していない。すなわち基本的には必要な際には常に動
作する状態について述べる。また、メインスイッチがオ
フされた場合には、それ以前の状態に関わらず振れ検出
センサ2、3および信号処理手段4、5(以降、振れ検出セ
ンサ2、3および信号処理手段4、5を総じて「振れ検出
系」と称する)の電源はオフにするものとする。
実行しないのかを設定するための切り替えスイッチは設
定していない。すなわち基本的には必要な際には常に動
作する状態について述べる。また、メインスイッチがオ
フされた場合には、それ以前の状態に関わらず振れ検出
センサ2、3および信号処理手段4、5(以降、振れ検出セ
ンサ2、3および信号処理手段4、5を総じて「振れ検出
系」と称する)の電源はオフにするものとする。
【0019】まずカメラのメインスイッチが操作され、
カメラの電源がオフからオンに切り替わった場合につい
て簡単に説明する。このときステップ101でCPU1はDC/DC
コンバータ26を起動し、カメラの電池電圧、および各回
路ブロックの異常をチェックし、問題がなければ撮影待
機状態となる。
カメラの電源がオフからオンに切り替わった場合につい
て簡単に説明する。このときステップ101でCPU1はDC/DC
コンバータ26を起動し、カメラの電池電圧、および各回
路ブロックの異常をチェックし、問題がなければ撮影待
機状態となる。
【0020】ステップ102でCPU1が振れ検出センサ2,3
および信号処理手段4,5である振れ検出系への電源投入
の指示を出し、電源制御手段6が振れ検出系への電源の
供給を開始する。振れ検出センサ2、3は、その構成によ
り正しい角速度の出力が始まるまでの立ち上がり時間が
数百ミリ秒〜数秒要するものがあり、信号処理手段4、5
もその構成としてDCカットフィルタ、時定数の長いロー
パスフィルタ回路、積分回路等を含む場合はいずれの回
路も有効な出力になるまでに一定時間を必要とする。そ
のためSW2が押されてから電源を供給し始めたのでは、
一気にSW2まで押し込まれた場合に正確な駆動ができな
い。よってSW2が押し込まれる前にステップ102で振れ検
出系の電源投入を行い、SW2が押され撮影が行われる前
に振れ検出センサ2、3および信号処理手段4、5には電源
を供給しておくのである。
および信号処理手段4,5である振れ検出系への電源投入
の指示を出し、電源制御手段6が振れ検出系への電源の
供給を開始する。振れ検出センサ2、3は、その構成によ
り正しい角速度の出力が始まるまでの立ち上がり時間が
数百ミリ秒〜数秒要するものがあり、信号処理手段4、5
もその構成としてDCカットフィルタ、時定数の長いロー
パスフィルタ回路、積分回路等を含む場合はいずれの回
路も有効な出力になるまでに一定時間を必要とする。そ
のためSW2が押されてから電源を供給し始めたのでは、
一気にSW2まで押し込まれた場合に正確な駆動ができな
い。よってSW2が押し込まれる前にステップ102で振れ検
出系の電源投入を行い、SW2が押され撮影が行われる前
に振れ検出センサ2、3および信号処理手段4、5には電源
を供給しておくのである。
【0021】ステップ103で、レリーズスイッチが半押
しされてSW1がオンすると、ステップ104にて、カメラは
測距手段15および測光手段14を動作させ、ここで得られ
た距離情報をもとに、焦点位置変更手段16が撮影レンズ
の焦点位置を適切な位置にピントをあわせる。さらにス
テップ105にて、レリーズスイッチが全押しされてSW2
がオンすると、ステップ106にて、測光手段14にて得ら
れた被写体の輝度情報とフィルム給送手段11で事前に得
られたフィルムの感度情報とから適切な露光時間を演算
し、露光手段13を駆動して露光動作を行う。この露光動
作中に振れ検出センサ2、3から得られた撮影者の手振れ
に伴うカメラのヨー方向、ピッチ方向の角速度を検出
し、これらをそれぞれの方向に対して信号処理手段4、5
にて適切なフィルタリングと積分を行うことで振れの角
変位を得る。CPU1はここで得られた角変位の情報をもと
に公知の手法にて目標値を算出し、ヨー方向補正レンズ
駆動回路7とピッチ方向補正レンズ駆動回路9を制御して
撮影レンズ中の補正レンズを駆動し、カメラの撮影者に
よる露光動作中の手振れを補正する。
しされてSW1がオンすると、ステップ104にて、カメラは
測距手段15および測光手段14を動作させ、ここで得られ
た距離情報をもとに、焦点位置変更手段16が撮影レンズ
の焦点位置を適切な位置にピントをあわせる。さらにス
テップ105にて、レリーズスイッチが全押しされてSW2
がオンすると、ステップ106にて、測光手段14にて得ら
れた被写体の輝度情報とフィルム給送手段11で事前に得
られたフィルムの感度情報とから適切な露光時間を演算
し、露光手段13を駆動して露光動作を行う。この露光動
作中に振れ検出センサ2、3から得られた撮影者の手振れ
に伴うカメラのヨー方向、ピッチ方向の角速度を検出
し、これらをそれぞれの方向に対して信号処理手段4、5
にて適切なフィルタリングと積分を行うことで振れの角
変位を得る。CPU1はここで得られた角変位の情報をもと
に公知の手法にて目標値を算出し、ヨー方向補正レンズ
駆動回路7とピッチ方向補正レンズ駆動回路9を制御して
撮影レンズ中の補正レンズを駆動し、カメラの撮影者に
よる露光動作中の手振れを補正する。
【0022】従来の振れ補正機能を有しないカメラに
は、電力の消費を抑えるために一定時間操作スイッチ等
が操作されないと各回路ブロックへの給電を停止し、CP
U自身も低速動作あるいは時計のカウンタのみを動作さ
せて停止するものがある。
は、電力の消費を抑えるために一定時間操作スイッチ等
が操作されないと各回路ブロックへの給電を停止し、CP
U自身も低速動作あるいは時計のカウンタのみを動作さ
せて停止するものがある。
【0023】しかし振れ補正機能を有するカメラでは、
CPU1そのものは停止状態から操作スイッチ等が操作され
るなどの外部割込手段により数ミリ秒程度で起動できる
が、先に述べたように振れ検出センサ2、3あるいは信号
処理手段4、5は正常な値を出力するまで数百ミリ秒〜数
秒要する。よって振れ検出センサ2、3あるいは信号処理
手段4、5への電源の供給の制御はカメラの他の回路ブロ
ックあるいはCPU1の動作状況とは異なる制御を行うこと
が作動時間あるいは電源の消費の面から効率的であると
考えられる。
CPU1そのものは停止状態から操作スイッチ等が操作され
るなどの外部割込手段により数ミリ秒程度で起動できる
が、先に述べたように振れ検出センサ2、3あるいは信号
処理手段4、5は正常な値を出力するまで数百ミリ秒〜数
秒要する。よって振れ検出センサ2、3あるいは信号処理
手段4、5への電源の供給の制御はカメラの他の回路ブロ
ックあるいはCPU1の動作状況とは異なる制御を行うこと
が作動時間あるいは電源の消費の面から効率的であると
考えられる。
【0024】そこで以下に図3を用いて振れ検出部の電
源制御について簡単に説明する。
源制御について簡単に説明する。
【0025】操作スイッチが押されたこと等を検出し、
CPU1が振れ検出系の電源を投入する必要があると判断す
ると、CPU1は電源制御回路6を駆動し、振れ検出系に電
源を供給する。振れ検出系は、電源が供給されると、カ
メラに加わる撮影者の手振れに応じた角変位を検出して
出力する。また電源の供給と同時に電源供給開始からの
時間を測定するため、CPU1はステップ201にてCPU1内の
第1タイマをスタートさせる。
CPU1が振れ検出系の電源を投入する必要があると判断す
ると、CPU1は電源制御回路6を駆動し、振れ検出系に電
源を供給する。振れ検出系は、電源が供給されると、カ
メラに加わる撮影者の手振れに応じた角変位を検出して
出力する。また電源の供給と同時に電源供給開始からの
時間を測定するため、CPU1はステップ201にてCPU1内の
第1タイマをスタートさせる。
【0026】このとき、これ以降のCPU1の動作/停止を
管理する第2タイマを設け、使用者によって操作スイッ
チ等の操作が行われないままこの第2タイマによって所
定時間が計測された場合に、CPU1が振れ検出センサおよ
び信号処理手段の電源を除いた他の回路ブロックの電源
を停止し、第1タイマの動作のみを実行して停止状態に
入る構成にしても構わない。この場合には何らかの操作
スイッチ等が操作された場合には直ちに割り込みが入
り、起動するような設定にして停止状態に移行しなけれ
ばならない。
管理する第2タイマを設け、使用者によって操作スイッ
チ等の操作が行われないままこの第2タイマによって所
定時間が計測された場合に、CPU1が振れ検出センサおよ
び信号処理手段の電源を除いた他の回路ブロックの電源
を停止し、第1タイマの動作のみを実行して停止状態に
入る構成にしても構わない。この場合には何らかの操作
スイッチ等が操作された場合には直ちに割り込みが入
り、起動するような設定にして停止状態に移行しなけれ
ばならない。
【0027】ステップ202にて、振れ検出系に通電を開
始した後に何らかの操作がなされたか、またはカメラの
状態が変化したかどうかを判断する。第1タイマがカウ
ントアップする前に、何らかの操作が実行されるか又は
カメラの状態に変化があった場合は、ステップ203に進
み、第1タイマをクリアして再スタートさせ、再びステ
ップ202に進む。
始した後に何らかの操作がなされたか、またはカメラの
状態が変化したかどうかを判断する。第1タイマがカウ
ントアップする前に、何らかの操作が実行されるか又は
カメラの状態に変化があった場合は、ステップ203に進
み、第1タイマをクリアして再スタートさせ、再びステ
ップ202に進む。
【0028】ステップ202にて、何も操作がなされてお
らず、かつ、カメラの状態にも変化がないと判断した場
合には、ステップ204に進みタイマがカウントアップし
ていないかを判断する。
らず、かつ、カメラの状態にも変化がないと判断した場
合には、ステップ204に進みタイマがカウントアップし
ていないかを判断する。
【0029】ステップ204にて第1タイマがカウントアッ
プしていると判断された場合には、ステップ205にてCPU
1はひとまず防振動作のスタンバイ状態を維持する必要
がないと判断し、電源制御手段6により振れ検出系への
電源の供給を停止しDC/DCコンバータ26の動作を停止さ
せる。
プしていると判断された場合には、ステップ205にてCPU
1はひとまず防振動作のスタンバイ状態を維持する必要
がないと判断し、電源制御手段6により振れ検出系への
電源の供給を停止しDC/DCコンバータ26の動作を停止さ
せる。
【0030】ステップ205にて振れ検出系の電源供給を
停止した後、ステップ206でCPU1は第1タイマをストップ
させて本ルーチンを終了する。
停止した後、ステップ206でCPU1は第1タイマをストップ
させて本ルーチンを終了する。
【0031】このような処理を行うことで、撮影の必要
な際には振れ検出系の電源を前もって投入しておくこと
で操作性を向上させることができ、一定時間操作されな
い場合などは電源を切断することで電池の消耗を低減さ
せることができる。
な際には振れ検出系の電源を前もって投入しておくこと
で操作性を向上させることができ、一定時間操作されな
い場合などは電源を切断することで電池の消耗を低減さ
せることができる。
【0032】次にストロボの発光が必要であると判断し
た場合について述べる。
た場合について述べる。
【0033】振れ検出系に電源が投入されている状態で
第1タイマがカウントアップする前にレリーズスイッチ2
1が操作されると、カメラは測距手段15で得られた距離
情報をもとに焦点位置変更手段にて撮影レンズの焦点位
置を適切な位置に合わせる。続いて、測光手段で得られ
た被写体の輝度情報とフィルム感度情報からストロボの
発光が必要であると判断すると、CPU1はストロボ制御手
段25にてその時点のストロボのメインコンデンサ27の充
電電圧を検出する。充電電圧が発光を行うのに必要なだ
け足りている場合には、露光動作を開始し所定のタイミ
ングでストロボ制御手段25にて発光させる。充電電圧が
足りない場合には、CPU1はストロボ制御手段25に充電開
始命令を送り、ストロボ用メインコンデンサ27の充電動
作を開始する。このあと充電電圧が所定の電圧に達した
ら露光動作を待つこととなる。
第1タイマがカウントアップする前にレリーズスイッチ2
1が操作されると、カメラは測距手段15で得られた距離
情報をもとに焦点位置変更手段にて撮影レンズの焦点位
置を適切な位置に合わせる。続いて、測光手段で得られ
た被写体の輝度情報とフィルム感度情報からストロボの
発光が必要であると判断すると、CPU1はストロボ制御手
段25にてその時点のストロボのメインコンデンサ27の充
電電圧を検出する。充電電圧が発光を行うのに必要なだ
け足りている場合には、露光動作を開始し所定のタイミ
ングでストロボ制御手段25にて発光させる。充電電圧が
足りない場合には、CPU1はストロボ制御手段25に充電開
始命令を送り、ストロボ用メインコンデンサ27の充電動
作を開始する。このあと充電電圧が所定の電圧に達した
ら露光動作を待つこととなる。
【0034】ストロボの充電動作時においては、一般的
に、コンデンサがほとんど充電されていない場合には充
電初期に大電流が流れ、急速にコンデンサを充電する。
コンデンサの充電電圧の上昇に伴い、充電電流は減少す
る傾向にある。このときの電池の電圧は充電電流に伴っ
て変化するので、充電初期にはその電圧は大きく低下し
充電電流の減少に伴い徐々にその電圧を回復する。
に、コンデンサがほとんど充電されていない場合には充
電初期に大電流が流れ、急速にコンデンサを充電する。
コンデンサの充電電圧の上昇に伴い、充電電流は減少す
る傾向にある。このときの電池の電圧は充電電流に伴っ
て変化するので、充電初期にはその電圧は大きく低下し
充電電流の減少に伴い徐々にその電圧を回復する。
【0035】この様子を図4(A)に示す。
【0036】ストロボ用メインコンデンサ27の充電電圧
が低い状態での充電開始初期では、電池の電圧はドロッ
プしてしまうが、メインコンデンサ27の電圧がある一定
電圧以上である状態で充電を開始する場合、あるいは充
電電圧が低い状態でも一定時間充電動作を行いメインコ
ンデンサ27の充電電圧が一定電圧を越えた場合には、電
池の電圧は電源としては十分に回復した状態となる。こ
の時点からメインコンデンサ27が充電完了するまでに
は、充電電流が少なくなっているためにある程度の時間
を要する。
が低い状態での充電開始初期では、電池の電圧はドロッ
プしてしまうが、メインコンデンサ27の電圧がある一定
電圧以上である状態で充電を開始する場合、あるいは充
電電圧が低い状態でも一定時間充電動作を行いメインコ
ンデンサ27の充電電圧が一定電圧を越えた場合には、電
池の電圧は電源としては十分に回復した状態となる。こ
の時点からメインコンデンサ27が充電完了するまでに
は、充電電流が少なくなっているためにある程度の時間
を要する。
【0037】同図において、ストロボ用メインコンデン
サ27の充電電圧が第1の所定電圧以下である場合には、C
PU1は電源制御回路6の振れ検出系への電源供給をオフに
した後、ストロボ制御手段25に対し充電開始命令を送
る。これによりストロボのメインコンデンサ27への充電
動作が開始される。メインコンデンサ27の初期の充電電
圧が低いので充電を開始すると、初めは多くの充電電流
が流れ、これに伴い電池電圧も大きくドロップしてしま
う。
サ27の充電電圧が第1の所定電圧以下である場合には、C
PU1は電源制御回路6の振れ検出系への電源供給をオフに
した後、ストロボ制御手段25に対し充電開始命令を送
る。これによりストロボのメインコンデンサ27への充電
動作が開始される。メインコンデンサ27の初期の充電電
圧が低いので充電を開始すると、初めは多くの充電電流
が流れ、これに伴い電池電圧も大きくドロップしてしま
う。
【0038】その後充電電圧の上昇に伴い充電電流も減
少し電池電圧も回復してくる。さらに充電を続けストロ
ボ制御手段25によりメインコンデンサ27の充電電圧が第
1の所定電圧を超えたことが検出されると、電源制御手
段6により振れ検出系の電源を再投入し、必要な演算処
理を開始する。
少し電池電圧も回復してくる。さらに充電を続けストロ
ボ制御手段25によりメインコンデンサ27の充電電圧が第
1の所定電圧を超えたことが検出されると、電源制御手
段6により振れ検出系の電源を再投入し、必要な演算処
理を開始する。
【0039】この第1の所定電圧はカメラで使用する電
池の種類、メインコンデンサ27容量をはじめとするスト
ロボ回路の構成、使用するDC/DCコンバータの構成、カ
メラ内のデバイスの消費電力等により定まるものであ
り、メインコンデンサ27の充電電圧が第1の所定電圧を
超えていれば、少なくともこの時点で動作している全て
のカメラ内のデバイスに対し安定的に電源を供給する能
力があることを保証できる。したがってこの電圧は基本
的には回路構成によって定まるが、より正確にはバッテ
リーチェックによる電池電圧の検出結果等に応じて変化
させることでより正確な判断が可能となる。
池の種類、メインコンデンサ27容量をはじめとするスト
ロボ回路の構成、使用するDC/DCコンバータの構成、カ
メラ内のデバイスの消費電力等により定まるものであ
り、メインコンデンサ27の充電電圧が第1の所定電圧を
超えていれば、少なくともこの時点で動作している全て
のカメラ内のデバイスに対し安定的に電源を供給する能
力があることを保証できる。したがってこの電圧は基本
的には回路構成によって定まるが、より正確にはバッテ
リーチェックによる電池電圧の検出結果等に応じて変化
させることでより正確な判断が可能となる。
【0040】さらに充電動作を続けメインコンデンサ27
の充電電圧が所定の充電完了電圧に達したことを検出す
ると、CPU1はストロボ制御手段25に対し、充電停止命令
を送り充電動作を停止させる。これにより電池電圧もほ
ぼ充電動作開始前の状態にまで復帰する。ここでストロ
ボ用メインコンデンサ27の充電電圧が所定に達し振れ検
出系の電源を投入した後、さらに充電完了電圧に達する
までの時間にこれら振れ検出センサ2、3および信号処理
手段4、5内の積分回路、フィルタ等の安定待ち時間が全
て完了していることが望ましいが、たとえそうでなくて
も充電完了後振れ検出センサおよび積分回路の電源を投
入する場合に比べて、少なくともこの時間分は早く撮影
可能な状態となる。
の充電電圧が所定の充電完了電圧に達したことを検出す
ると、CPU1はストロボ制御手段25に対し、充電停止命令
を送り充電動作を停止させる。これにより電池電圧もほ
ぼ充電動作開始前の状態にまで復帰する。ここでストロ
ボ用メインコンデンサ27の充電電圧が所定に達し振れ検
出系の電源を投入した後、さらに充電完了電圧に達する
までの時間にこれら振れ検出センサ2、3および信号処理
手段4、5内の積分回路、フィルタ等の安定待ち時間が全
て完了していることが望ましいが、たとえそうでなくて
も充電完了後振れ検出センサおよび積分回路の電源を投
入する場合に比べて、少なくともこの時間分は早く撮影
可能な状態となる。
【0041】一方、先にストロボ用メインコンデンサを
充電していたものの、発光することなく時間が経過した
場合には、コンデンサに蓄えられた電荷は自然放電し充
電電圧は完全に充電動作が完了した場合に比べると時間
と共に徐々に低下している。このように完全に充電動作
が完了した後に自然放電で充電電圧が低下している場合
に充電動作を開始すると、充電電流も少ないので電池電
圧の低下も小さくはるかに短い時間で充電動作は完了す
る。
充電していたものの、発光することなく時間が経過した
場合には、コンデンサに蓄えられた電荷は自然放電し充
電電圧は完全に充電動作が完了した場合に比べると時間
と共に徐々に低下している。このように完全に充電動作
が完了した後に自然放電で充電電圧が低下している場合
に充電動作を開始すると、充電電流も少ないので電池電
圧の低下も小さくはるかに短い時間で充電動作は完了す
る。
【0042】この様子を図4(B)に示す。
【0043】例えば充電開始以前よりストロボ用メイン
コンデンサ27の充電電圧が第1の所定電圧を超えている
場合には、CPU1は電源制御手段に対して振れ検出系の電
源を切断する指示を出すことなくストロボ制御手段25に
対して充電開始命令を送出する。すでにストロボ用メイ
ンコンデンサ27の充電電圧が高いので充電電流もさほど
流れず電池の電圧の低下もあまりない。充電完了までの
時間も短いため直ちに充電完了電圧に達し充電動作を停
止する。
コンデンサ27の充電電圧が第1の所定電圧を超えている
場合には、CPU1は電源制御手段に対して振れ検出系の電
源を切断する指示を出すことなくストロボ制御手段25に
対して充電開始命令を送出する。すでにストロボ用メイ
ンコンデンサ27の充電電圧が高いので充電電流もさほど
流れず電池の電圧の低下もあまりない。充電完了までの
時間も短いため直ちに充電完了電圧に達し充電動作を停
止する。
【0044】この場合には充電動作前から振れ検出系の
電源は投入されたままであるので、直ちに露光動作を開
始しても振れ検出系は正常に動作している。
電源は投入されたままであるので、直ちに露光動作を開
始しても振れ検出系は正常に動作している。
【0045】以下、この充電の制御開始から終了までの
動作を図5に示すフローチャートに従い説明する。
動作を図5に示すフローチャートに従い説明する。
【0046】レリーズスイッチが押されて測光手段で得
られた被写体の輝度情報とフィルムの感度情報からスト
ロボの発光が必要であると判断した場合にこのシーケン
スを開始する。
られた被写体の輝度情報とフィルムの感度情報からスト
ロボの発光が必要であると判断した場合にこのシーケン
スを開始する。
【0047】このシーケンスに入る前の起動時に、すで
に公知のバッテリーチェックを実行することで以降のカ
メラの動作シーケンスに必要な最低の電池容量は保証さ
れているものとする。
に公知のバッテリーチェックを実行することで以降のカ
メラの動作シーケンスに必要な最低の電池容量は保証さ
れているものとする。
【0048】まずステップ301にてストロボ用メインコ
ンデンサの現在の充電電圧の測定を行う。
ンデンサの現在の充電電圧の測定を行う。
【0049】この測定方法としては、例えばストロボ制
御手段25内にて直列に接続した複数の抵抗をストロボ用
メインコンデンサに対し並列に接続し、検出用の抵抗分
圧をCPU1のA/D変換器に接続してA/D変換し、この結果が
第1の所定電圧以上であるかどうか判定する。第1の所定
電圧については後述する。
御手段25内にて直列に接続した複数の抵抗をストロボ用
メインコンデンサに対し並列に接続し、検出用の抵抗分
圧をCPU1のA/D変換器に接続してA/D変換し、この結果が
第1の所定電圧以上であるかどうか判定する。第1の所定
電圧については後述する。
【0050】ステップ302にて、すでに充電電圧が充電
完了電圧に達している場合、例えば直前にストロボの充
電動作を行ったが何らかの理由により発光しなかった場
合には、この充電シーケンスを終了する。充電完了電圧
に達していない場合にはステップ303に進む。
完了電圧に達している場合、例えば直前にストロボの充
電動作を行ったが何らかの理由により発光しなかった場
合には、この充電シーケンスを終了する。充電完了電圧
に達していない場合にはステップ303に進む。
【0051】ステップ303にて、ストロボ制御手段25内
でコンデンサの充電電圧を判定する比較基準値として、
振れ検出系の電源を再投入可能な第1の所定電圧となる
ようにセットする。ここで第1の所定電圧は当然にスト
ロボの充電完了電圧よりも低い電圧である。これはステ
ップ301と同様にCPU1のA/D変換器を使用する方法の場
合、A/D変換器で得られた結果と比較する値として第1の
所定電圧に対応するデータを用意する。
でコンデンサの充電電圧を判定する比較基準値として、
振れ検出系の電源を再投入可能な第1の所定電圧となる
ようにセットする。ここで第1の所定電圧は当然にスト
ロボの充電完了電圧よりも低い電圧である。これはステ
ップ301と同様にCPU1のA/D変換器を使用する方法の場
合、A/D変換器で得られた結果と比較する値として第1の
所定電圧に対応するデータを用意する。
【0052】次にステップ304にて、ステップ301にて検
出した結果を先の第1の所定電圧と比較する。これはCPU
1でのA/D変換結果を先に用意したデータと比較すること
により判断できる。
出した結果を先の第1の所定電圧と比較する。これはCPU
1でのA/D変換結果を先に用意したデータと比較すること
により判断できる。
【0053】以下にCPU1が現在の充電電圧が第1の所定
電圧未満であると判断した場合について考える。
電圧未満であると判断した場合について考える。
【0054】この場合、このあとのストロボ回路の充電
動作を行うことで大きな充電電流を流すこととなり、電
池電圧の大幅な低下が予想される。この間にDC/DCコン
バータの出力電圧を全ての回路が安定に動作可能な電圧
に保つためには、DC/DCコンバータの負荷電流を削減す
る必要があるので、ステップ305にて消費電流が比較的
大きい振れ検出センサ2、3および信号処理手段4、5の電
源を一時的に遮断する。このとき同時に他の不要なデバ
イス、回路ブロックの電源を遮断あるいはその動作を停
止させる命令を送出し消費電流の低減を図る。またこの
ときステップ306にてCPU1も自身の消費電流を低減させ
るために動作速度を遅くすることによりDC/DCの負荷電
流を低減させる。
動作を行うことで大きな充電電流を流すこととなり、電
池電圧の大幅な低下が予想される。この間にDC/DCコン
バータの出力電圧を全ての回路が安定に動作可能な電圧
に保つためには、DC/DCコンバータの負荷電流を削減す
る必要があるので、ステップ305にて消費電流が比較的
大きい振れ検出センサ2、3および信号処理手段4、5の電
源を一時的に遮断する。このとき同時に他の不要なデバ
イス、回路ブロックの電源を遮断あるいはその動作を停
止させる命令を送出し消費電流の低減を図る。またこの
ときステップ306にてCPU1も自身の消費電流を低減させ
るために動作速度を遅くすることによりDC/DCの負荷電
流を低減させる。
【0055】一方ステップ304にて、第1の所定電圧以上
であると判断した場合には、充電電流による電池電圧の
低下もDC/DCの動作に影響を与えないものと判断しその
まま振れ検出センサの電源は投入したままにしておく。
また、このときCPU1の動作速度も切り替えず必要な振れ
検出センサの演算処理を継続する。
であると判断した場合には、充電電流による電池電圧の
低下もDC/DCの動作に影響を与えないものと判断しその
まま振れ検出センサの電源は投入したままにしておく。
また、このときCPU1の動作速度も切り替えず必要な振れ
検出センサの演算処理を継続する。
【0056】その後ステップ304での判断結果によらず
ステップ307にてストロボ制御手段25に充電命令を送出
する。この命令によりストロボ制御手段25は充電動作を
開始する。
ステップ307にてストロボ制御手段25に充電命令を送出
する。この命令によりストロボ制御手段25は充電動作を
開始する。
【0057】次にステップ308にて充電中のメインコン
デンサ27の電圧を監視し、再度充電電圧が第1の所定電
圧を超えたかどうかの判定を、先にステップ303にてセ
ットしたデータとCPU1に内蔵しているA/D変換器のA/D変
換結果を比較して行う。ステップ304にて充電電圧が第1
の所定電圧よりも高いと判断している場合には、当然こ
のステップは直ちに通過し次のステップに進むこととな
る。一方、充電開始前に充電電圧が第1の所定電圧より
も低い場合には、充電動作が進み充電電圧がこの第1の
所定電圧に達するまで検出を繰り返すこととなる。この
間にメインコンデンサ27の充電電圧が第1の所定電圧に
達するのを待つ。
デンサ27の電圧を監視し、再度充電電圧が第1の所定電
圧を超えたかどうかの判定を、先にステップ303にてセ
ットしたデータとCPU1に内蔵しているA/D変換器のA/D変
換結果を比較して行う。ステップ304にて充電電圧が第1
の所定電圧よりも高いと判断している場合には、当然こ
のステップは直ちに通過し次のステップに進むこととな
る。一方、充電開始前に充電電圧が第1の所定電圧より
も低い場合には、充電動作が進み充電電圧がこの第1の
所定電圧に達するまで検出を繰り返すこととなる。この
間にメインコンデンサ27の充電電圧が第1の所定電圧に
達するのを待つ。
【0058】ステップ308にて、充電電圧が第1の所定電
圧に達したことを検出するとこれ以降は電池電圧の低下
は少ないものと判断し、ステップ309に進む。ステップ3
09においては、ステップ304での判定の結果、振れ検出
系の電源が遮断されていればステップ310へ進む。反対
に振れ検出系の電源が投入されたままであれば、CPU1の
動作クロックも高速のままであるためステップ312に進
む。
圧に達したことを検出するとこれ以降は電池電圧の低下
は少ないものと判断し、ステップ309に進む。ステップ3
09においては、ステップ304での判定の結果、振れ検出
系の電源が遮断されていればステップ310へ進む。反対
に振れ検出系の電源が投入されたままであれば、CPU1の
動作クロックも高速のままであるためステップ312に進
む。
【0059】ステップ310では振れ検出系の電源を投入
して必要な演算処理を再始動し、ステップ311ではCPU1
がその動作速度を高速側に切り替え、ストロボ回路の充
電完了を待つ。
して必要な演算処理を再始動し、ステップ311ではCPU1
がその動作速度を高速側に切り替え、ストロボ回路の充
電完了を待つ。
【0060】次にステップ312にて、ストロボ回路の充
電電圧が充電完了電圧に達したかどうかの判定を行う。
これはステップ304と同様にA/D変換結果を用いて判断す
る。このとき比較基準データは充電完了電圧に相当する
データとなる。
電電圧が充電完了電圧に達したかどうかの判定を行う。
これはステップ304と同様にA/D変換結果を用いて判断す
る。このとき比較基準データは充電完了電圧に相当する
データとなる。
【0061】ステップ312にてストロボ回路の充電電圧
が所定の完了電圧に達したことを検出するとCPU1はステ
ップ313にてストロボ制御回路に充電停止命令を送出し
充電動作を停止させる。
が所定の完了電圧に達したことを検出するとCPU1はステ
ップ313にてストロボ制御回路に充電停止命令を送出し
充電動作を停止させる。
【0062】以上でストロボの充電制御動作のシーケン
スの説明は終了する。
スの説明は終了する。
【0063】その後スイッチの状態チェックを行いSW1
のみがそのまま押されていれば、振れ検出センサの演算
処理を継続し、その後のレリーズスイッチのSW2が押
されることに備える。このあとSW2が押されることを
検出したら、振れ検出センサが検出した手振れを補正す
るために、振れ補正レンズの駆動を開始する。先に行っ
た測光結果に応じてシャッターを駆動し、所定のタイミ
ングにてストロボを発光させる。所定時間後にシャッタ
ーを閉じ、振れ補正レンズの駆動を停止する。これによ
り一コマの露光が完了し、給送手段により一コマ分のフ
ィルムの巻き上げを行い、最終コマであれば巻き上げ動
作を行い一コマの撮影が完了する。以降、センサの電源
制御を行い低消費電流モードにて待機する。
のみがそのまま押されていれば、振れ検出センサの演算
処理を継続し、その後のレリーズスイッチのSW2が押
されることに備える。このあとSW2が押されることを
検出したら、振れ検出センサが検出した手振れを補正す
るために、振れ補正レンズの駆動を開始する。先に行っ
た測光結果に応じてシャッターを駆動し、所定のタイミ
ングにてストロボを発光させる。所定時間後にシャッタ
ーを閉じ、振れ補正レンズの駆動を停止する。これによ
り一コマの露光が完了し、給送手段により一コマ分のフ
ィルムの巻き上げを行い、最終コマであれば巻き上げ動
作を行い一コマの撮影が完了する。以降、センサの電源
制御を行い低消費電流モードにて待機する。
【0064】ここでは簡略化のため詳細には記述してい
ないが、ステップ308、ステップ312にて充電電圧が所定
の電圧に達したか否かを判定する際に、同時に経過時間
を計測し、所定の時間内に充電電圧が所定の電圧を超え
ない場合には異常であると判断し、ストロボ制御回路に
充電停止命令を送出し警告表示を行うようにしている。
ないが、ステップ308、ステップ312にて充電電圧が所定
の電圧に達したか否かを判定する際に、同時に経過時間
を計測し、所定の時間内に充電電圧が所定の電圧を超え
ない場合には異常であると判断し、ストロボ制御回路に
充電停止命令を送出し警告表示を行うようにしている。
【0065】ストロボの充電電圧と電池の電圧の関係は
例えば充電回路形式、ストロボのメインコンデンサ27の
容量、電池の容量等により大きく変化するので個々の回
路構成の組合せにより検証が必要である。しかし、第1
の所定電圧を適切に設定することで電池電圧を効率良く
用いることができ電源として安定させることができる。
例えば充電回路形式、ストロボのメインコンデンサ27の
容量、電池の容量等により大きく変化するので個々の回
路構成の組合せにより検証が必要である。しかし、第1
の所定電圧を適切に設定することで電池電圧を効率良く
用いることができ電源として安定させることができる。
【0066】この第1の所定電圧を適切に設定すると、
状態が良く充電時間が短くて済む電池を使用した場合で
あっても、充電電圧が第1の所定電圧を超えたところで
振れ検出センサおよび信号処理手段の電源を投入した
後、充電完了レベルまで充電電圧が達するまでに、一定
の時間を確保することが可能となる。この確保した時間
内に振れ検出センサの立ち上がり時間が含まれる構成に
すれば、少なくとも充電完了後には振れ検出センサの出
力として正確な出力を検出することが可能となる。この
時間を確保するためにも第1の所定電圧はストロボが発
光するのに最低限必要な電圧値よりも低い電圧値に設定
するのが好ましい。
状態が良く充電時間が短くて済む電池を使用した場合で
あっても、充電電圧が第1の所定電圧を超えたところで
振れ検出センサおよび信号処理手段の電源を投入した
後、充電完了レベルまで充電電圧が達するまでに、一定
の時間を確保することが可能となる。この確保した時間
内に振れ検出センサの立ち上がり時間が含まれる構成に
すれば、少なくとも充電完了後には振れ検出センサの出
力として正確な出力を検出することが可能となる。この
時間を確保するためにも第1の所定電圧はストロボが発
光するのに最低限必要な電圧値よりも低い電圧値に設定
するのが好ましい。
【0067】さらにこの時間内に積分回路の安定時間、
フィルタ回路の安定時間の少なくともいずれか含まるよ
うな設定にすれば、充電完了後直ちに振れ検出系で測定
された角変位に関する正確な出力を検出することが可能
となり、この時間内に上記全ての時間が含まれる構成に
なった場合には、ストロボの充電完了後直ちにシャッタ
ー通電を始めても振れ補正レンズを正しく制御すること
が可能である。
フィルタ回路の安定時間の少なくともいずれか含まるよ
うな設定にすれば、充電完了後直ちに振れ検出系で測定
された角変位に関する正確な出力を検出することが可能
となり、この時間内に上記全ての時間が含まれる構成に
なった場合には、ストロボの充電完了後直ちにシャッタ
ー通電を始めても振れ補正レンズを正しく制御すること
が可能である。
【0068】またこの充電完了までに振れ検出センサの
立ち上がり時間、積分回路あるいはフィルタ回路の安定
時間が終了しない場合であっても充電完了後補正レンズ
を正しく駆動できるようになるまでの待ち時間は確実に
短くなる。
立ち上がり時間、積分回路あるいはフィルタ回路の安定
時間が終了しない場合であっても充電完了後補正レンズ
を正しく駆動できるようになるまでの待ち時間は確実に
短くなる。
【0069】以上説明したように、本実施形態中ではス
トロボ充電電圧の第1の所定電圧とCPU1の動作クロック
を切り替える電圧を同一の電圧レベルにて切り替えてい
るが、これは各々の動作レンジに応じて適切に選択する
ことが可能である。
トロボ充電電圧の第1の所定電圧とCPU1の動作クロック
を切り替える電圧を同一の電圧レベルにて切り替えてい
るが、これは各々の動作レンジに応じて適切に選択する
ことが可能である。
【0070】またストロボの充電動作前のステップ304
での充電電圧のチェックレベルとしての電圧値とストロ
ボ充電動作中のステップ308におけるチェックレベルと
しての電圧値を同じ第1の所定電圧としているが、ステ
ップ308でのチェックレベルとしての電圧値を第2の所定
電圧として、第1の所定電圧とは異なる値にしてもよ
い。例えば先のCPU1の動作クロックを切り替える電圧を
互いに異なる電圧と設定する場合などに、CPU1の動作ク
ロックに応じてチェックレベルとしての電圧値を切り替
えることで回路の消費電流に応じて細かい設定を行うこ
とが可能となる。また、これらのチェックレベルは他の
要因に応じて変更することも可能である。上述したよう
に、それぞれのチェックレベルも電池電圧等の他の要因
によりその絶対値を変更することでより細かい制御が可
能となる。
での充電電圧のチェックレベルとしての電圧値とストロ
ボ充電動作中のステップ308におけるチェックレベルと
しての電圧値を同じ第1の所定電圧としているが、ステ
ップ308でのチェックレベルとしての電圧値を第2の所定
電圧として、第1の所定電圧とは異なる値にしてもよ
い。例えば先のCPU1の動作クロックを切り替える電圧を
互いに異なる電圧と設定する場合などに、CPU1の動作ク
ロックに応じてチェックレベルとしての電圧値を切り替
えることで回路の消費電流に応じて細かい設定を行うこ
とが可能となる。また、これらのチェックレベルは他の
要因に応じて変更することも可能である。上述したよう
に、それぞれのチェックレベルも電池電圧等の他の要因
によりその絶対値を変更することでより細かい制御が可
能となる。
【0071】信号処理手段4、5はCPU1自身が振れ検出セ
ンサの出力結果をデジタル積分、デジタルフィルタ処理
を行うことで兼用が可能である。
ンサの出力結果をデジタル積分、デジタルフィルタ処理
を行うことで兼用が可能である。
【0072】ステップ304の充電電圧の判定は、ストロ
ボの充電動作以前に行いCPU1が高速で動作しているので
A/D変換にて判断したが、ステップ308ではステップ304
にて充電電圧が第1の所定電圧に達していない場合に
は、ステップ306にてCPU1の動作スピードも低下してい
るのでA/D変換で判定するとA/D変換に要する時間が延び
る場合が想定される。
ボの充電動作以前に行いCPU1が高速で動作しているので
A/D変換にて判断したが、ステップ308ではステップ304
にて充電電圧が第1の所定電圧に達していない場合に
は、ステップ306にてCPU1の動作スピードも低下してい
るのでA/D変換で判定するとA/D変換に要する時間が延び
る場合が想定される。
【0073】このような場合に備えて、より短い時間で
判定できるようにストロボ制御回路内にコンパレータを
設け基準電圧としてCPU1により制御されるD/Aコンバ
ータを設けると第1の所定電圧を任意にセットすること
が可能であり、またその判定に要する時間も減少し、よ
り高精度、高速な動作が期待できる。
判定できるようにストロボ制御回路内にコンパレータを
設け基準電圧としてCPU1により制御されるD/Aコンバ
ータを設けると第1の所定電圧を任意にセットすること
が可能であり、またその判定に要する時間も減少し、よ
り高精度、高速な動作が期待できる。
【0074】もちろんこのように比較基準を任意に設定
できるコンパレータを有していれば、ステップ308に限
らずコンパレータにて電圧を判定しても構わない。
できるコンパレータを有していれば、ステップ308に限
らずコンパレータにて電圧を判定しても構わない。
【0075】本発明の構成はフィルムを用いる一眼レフ
カメラ、レンズシャッターカメラに適用できるのはもち
ろんのこと、ストロボ発光と振れ補正機能を有していれ
ばデジタルカメラやカムコーダー等の光学機器にも適用
できることは明らかである。
カメラ、レンズシャッターカメラに適用できるのはもち
ろんのこと、ストロボ発光と振れ補正機能を有していれ
ばデジタルカメラやカムコーダー等の光学機器にも適用
できることは明らかである。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本実施の形態のカ
メラによれば、ストロボ充電動作が完了する前から振れ
検出系の電源を投入することにより、少なくともストロ
ボ充電完了直後の露光動作までのタイムラグを最小の時
間とすることが可能となり、撮影者に対し快適な操作性
を提供する効果がある。
メラによれば、ストロボ充電動作が完了する前から振れ
検出系の電源を投入することにより、少なくともストロ
ボ充電完了直後の露光動作までのタイムラグを最小の時
間とすることが可能となり、撮影者に対し快適な操作性
を提供する効果がある。
【0077】また、ストロボの充電で大電流が流れる場
合には、振れ検出系の電源を遮断しカメラシステムの誤
動作を防止し信頼性を向上させると共に、さらにストロ
ボ充電動作を行う場合であっても電池への影響が少ない
と判断された場合には、振れ検出系の電源を遮断するこ
となく振れ検出動作を継続することにより露光動作まで
のタイムラグを最小の時間とすることが可能となり操作
者に対し快適な操作性を提供する効果がある。
合には、振れ検出系の電源を遮断しカメラシステムの誤
動作を防止し信頼性を向上させると共に、さらにストロ
ボ充電動作を行う場合であっても電池への影響が少ない
と判断された場合には、振れ検出系の電源を遮断するこ
となく振れ検出動作を継続することにより露光動作まで
のタイムラグを最小の時間とすることが可能となり操作
者に対し快適な操作性を提供する効果がある。
【0078】また電池電圧、回路の消費電流に応じて振
れ検出系の電源の投入、遮断を制御するため、より高精
度の制御が可能となり信頼性を向上させると共に操作者
に対し快適な操作性を提供する効果がある。
れ検出系の電源の投入、遮断を制御するため、より高精
度の制御が可能となり信頼性を向上させると共に操作者
に対し快適な操作性を提供する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるカメラの回路ブロッ
ク図
ク図
【図2】本発明の実施形態における防振制御動作のフロ
ーチャート
ーチャート
【図3】本発明の実施形態における振れ検出部の電源制
御動作のフローチャート
御動作のフローチャート
【図4】本発明の動作状況を説明する図
【図5】本発明の実施形態における充電の制御開始から
終了までのフローチャート
終了までのフローチャート
1 CPU 2,3 振れ検出センサ 4,5 信号処理手段 6 電源制御手段 7,9 補正レンズ駆動回路 8,10 補正レンズ駆動用コイル 11 フィルム給送手段 12 焦点距離変更手段 13 露光手段 14 測光手段 15 測距手段 16 焦点位置変更手段 20 メインスイッチ 21 SW1 22 SW2 23 テレスイッチ 24 ワイドスイッチ 25 ストロボ制御手段 26 DC/DCコンバータ 27 メインコンデンサ 30 振れ補正レンズ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/03 G03B 15/03 X 17/02 17/02
Claims (16)
- 【請求項1】 ストロボ発光用に電圧を蓄積するコンデ
ンサと、 カメラの振れを検出する振れ検出手段と、 前記振れ検出手段の駆動用電源を制御する電源制御手段
と、 前記コンデンサに蓄積された充電電圧を検出する電圧検
出手段と、 前記コンデンサの充電電圧を、前記コンデンサの充電完
了時の電圧よりも低く設定された所定電圧と比較する比
較手段とを有し、 前記コンデンサが電圧を蓄積する際に、前記充電電圧が
前記所定電圧よりも高ければ前記電源制御手段が前記振
れ検出手段に電源を供給し、低ければ前記電源制御手段
が前記振れ検出手段に電源を供給しないことを特徴とす
る振れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項2】 ストロボ発光用に電圧を蓄積するコンデ
ンサと、 カメラの振れを検出する振れ検出手段と、 前記振れ検出手段の駆動用電源を制御する電源制御手段
と、 前記コンデンサに蓄積された充電電圧を検出する電圧検
出手段と、 前記コンデンサの充電電圧を、前記コンデンサの充電完
了時の電圧よりも低く設定された所定電圧と比較する比
較手段とを有し、 前記電源制御手段は、前記充電電圧が前記所定電圧より
も低い場合には、前記コンデンサの電圧の蓄積が開始さ
れる前に前記振れ検出手段への電源供給を停止し、その
後前記充電電圧が前記所定電圧以上になれば、前記電源
制御手段が前記振れ検出手段に電源を供給することを特
徴とする振れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項3】 前記所定電圧は、前記コンデンサの充電
電圧が前記所定電圧を超えて充電完了に達するまでに要
する時間が、前記振れ検出手段の電源が供給されてから
出力が立ち上がるまでに要する時間よりも長くなるよう
に設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の
振れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項4】 前記所定電圧は、前記コンデンサの充電
電圧が前記所定電圧を超えて充電完了に達するまでに要
する時間が、前記振れ検出手段の電源が供給されてから
出力が安定するまでに要する時間よりも長くなるように
設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の振
れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項5】 前記所定電圧はカメラの電源電圧に応じ
て設定されることを特徴とする請求項1から4の何れかに
振れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項6】 前記所定電圧はカメラの回路構成に応じ
て設定されることを特徴とする請求項1から4の何れかに
振れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項7】 前記所定電圧はストロボが発行するため
に最低必要な電圧よりも低い電圧であることを特徴とす
る請求項1から6の何れかに振れ検出手段を有するカメ
ラ。 - 【請求項8】 ストロボ発光用に電圧を蓄積するコンデ
ンサと、 カメラの振れを検出する振れ検出手段と、 前記振れ検出手段の駆動用電源を制御する電源制御手段
と、 前記コンデンサに蓄積された充電電圧を検出する電圧検
出手段と、 前記コンデンサの充電電圧を、前記コンデンサの充電完
了時の電圧よりも低く設定された第1の所定電圧および
第2の所定電圧と比較する比較手段とを有し、 前記コンデンサが電圧を蓄積する際に、前記充電電圧が
前記第1の所定電圧よりも低ければ、前記充電電圧が前
記第2の所定電圧よりも高くならない限りは、前記電源
制御手段が前記振れ検出手段に電源の供給を行わないこ
と特徴とする振れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項9】 ストロボ発光用に電圧を蓄積するコンデ
ンサと、 カメラの振れを検出する振れ検出手段と、 前記振れ検出手段の駆動用電源を制御する電源制御手段
と、 前記コンデンサに蓄積された充電電圧を検出する電圧検
出手段と、 前記コンデンサの充電電圧を、前記コンデンサの充電完
了時の電圧よりも低く設定された第1の所定電圧および
第2の所定電圧と比較する比較手段とを有し、 前記電源制御手段は、前記充電電圧が前記第1の所定電
圧よりも低い場合には、前記コンデンサの電圧の蓄積が
開始される前に前記振れ検出手段への電源供給を停止
し、その後前記充電電圧が前記第2の所定電圧以上にな
れば、前記電源制御手段が前記振れ検出手段に電源を供
給することを特徴とする振れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項10】 前記第2の所定電圧は、前記コンデン
サの充電電圧が前記所定電圧を超えて充電完了に達する
までに要する時間が、前記振れ検出手段の電源が供給さ
れてから出力が立ち上がるまでに要する時間よりも長く
なるように設定されることを特徴とする請求項8または9
に記載の振れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項11】 前記第2の所定電圧は、前記コンデン
サの充電電圧が前記所定電圧を超えて充電完了に達する
までに要する時間が、前記振れ検出手段の電源が供給さ
れてから出力が安定するまでに要する時間よりも長くな
るように設定されることを特徴とする請求項8または9に
記載の振れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項12】 前記第1および第2の所定電圧はカメラ
の電源電圧に応じて設定されることを特徴とする請求項
8から11の何れかに記載の振れ検出手段を有するカメ
ラ。 - 【請求項13】 前記第1および第2の所定電圧はカメラ
の回路構成に応じて設定されることを特徴とする請求項
8から11の何れかに記載の振れ検出手段を有するカメ
ラ。 - 【請求項14】 前記第2の所定電圧はストロボが発行
するために最低必要な電圧よりも低い電圧であることを
特徴とする請求項8から13の何れかに記載の振れ検出手
段を有するカメラ。 - 【請求項15】 前記第1と第2の所定電圧は異なる電圧
値であることを特徴とする請求項8から14の何れかに記
載の振れ検出手段を有するカメラ。 - 【請求項16】 前記振れ検出手段は振動ジャイロであ
ることを特徴とする請求項1から15の何れかに記載の振
れ検出手段を有するカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001207775A JP2002107803A (ja) | 2000-07-13 | 2001-07-09 | 振れ検出手段を有するカメラ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-212822 | 2000-07-13 | ||
JP2000212822 | 2000-07-13 | ||
JP2001207775A JP2002107803A (ja) | 2000-07-13 | 2001-07-09 | 振れ検出手段を有するカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002107803A true JP2002107803A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=26595970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001207775A Withdrawn JP2002107803A (ja) | 2000-07-13 | 2001-07-09 | 振れ検出手段を有するカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002107803A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007000946A1 (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 交換レンズ、カメラ本体、カメラシステムおよびその制御方法 |
WO2007043504A1 (ja) * | 2005-10-11 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 振動型慣性力検知センサおよびそれを用いた電子機器 |
-
2001
- 2001-07-09 JP JP2001207775A patent/JP2002107803A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007000946A1 (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 交換レンズ、カメラ本体、カメラシステムおよびその制御方法 |
US7835635B2 (en) | 2005-06-27 | 2010-11-16 | Panasonic Corporation | Interchangeable lens, camera body, camera system and method for controlling same |
WO2007043504A1 (ja) * | 2005-10-11 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 振動型慣性力検知センサおよびそれを用いた電子機器 |
JPWO2007043504A1 (ja) * | 2005-10-11 | 2009-04-16 | パナソニック株式会社 | 振動型慣性力検知センサおよびそれを用いた電子機器 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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