JPH11223853A - カメラのフィルム給送機構、およびフィルム給送停止方法 - Google Patents

カメラのフィルム給送機構、およびフィルム給送停止方法

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JPH11223853A
JPH11223853A JP2547898A JP2547898A JPH11223853A JP H11223853 A JPH11223853 A JP H11223853A JP 2547898 A JP2547898 A JP 2547898A JP 2547898 A JP2547898 A JP 2547898A JP H11223853 A JPH11223853 A JP H11223853A
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JP
Japan
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film
brake
braking
deceleration
perforation
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JP2547898A
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Inventor
Shinji Murashima
伸治 村島
Reiji Seki
玲二 関
Noriyuki Ishii
則行 石井
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1種類のパルス信号のみでフィルム給送の停
止制御を行うフィルム給送機構、およびフィルム給送停
止方法を提供する。 【解決手段】 フィルムの巻上げをモータで行うカメラ
において、モータに減速ブレーキを作用させてまずフィ
ルム速度を所定速度にまで減速し、その後、モータに最
終ブレーキを作用させてフィルムを停止させる。このと
き、減速ブレーキによる制動時間、および最終ブレーキ
をかけるタイミングをフィルム上のパーフォレーション
に基づくパルス信号のみを基準として決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムの巻上げ
をモータで行うカメラにおけるフィルム給送機構、およ
びフィルム給送停止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムの巻上げをモータで行うカメラ
においては、ある撮影コマについての撮影が終わった
後、自動的にフィルムが巻き上げられ、次の撮影コマが
露光位置へと移動する。このとき、次の撮影コマが正確
に露光位置に停止するように、すなわち、撮影コマと撮
影コマとが重なったり必要以上に間隔があいたりするこ
とのないように、モータの停止を高精度に制御すること
が必要となる。
【0003】このようなモータの停止制御を行う技術と
して、例えば、本件出願人が特開平4-69637号公
報において開示したものがある。この公報に開示したカ
メラにおいては、「モータの回転速度に対応するパルス
1」および「フィルムの移動速度に対応するパルス2」
の2種類のパルス信号を利用して、モータの停止制御が
行われる。すなわち、利用するパルス信号が2種類であ
るために、パルス発生手段もそれに対応して2つ必要と
なる。この結果、構成が複雑となり、カメラの大型化お
よびコストアップにつながる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決すべき技術的課題は、1種類のパルス信号のみでフ
ィルム給送の停止制御を行うフィルム給送機構、および
フィルム給送停止方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用・効果】本発明は、上
記課題を有効に解決するために創案されたものであっ
て、以下の特徴を有するフィルム給送機構を提供するも
のである。
【0006】すなわち、本発明のフィルム給送機構は、
フィルムの巻上げをモータで行うカメラにおいて採用さ
れるものであって、「減速ブレーキおよび最終ブレーキ
を2段階でモータに作用させることで給送中のフィルム
の停止を制御する制御手段」と「フィルム給送経路近傍
に配置されて通過するフィルム上のパーフォレーション
を検知するパーフォレーション検知手段」とを備えてい
る。制御手段は、「パーフォレーション検知手段を所定
数のパーフォレーションが通過するのに要する時間を求
める計時手段」と「計時手段で求められた時間に基づい
て、減速ブレーキでフィルム速度を所定速度にまで減速
するのに必要な制動時間を演算で決定する演算手段」と
「上記所定数のパーフォレーションの通過後に所定のパ
ーフォレーションが検知された時から上記制動時間だけ
減速ブレーキを作用させる減速手段」と「減速ブレーキ
による制動後に所定のパーフォレーションが検知された
時に、最終ブレーキを作用させてフィルムを停止させる
停止手段」とを備えている。
【0007】上記構成を備えた本発明のフィルム給送機
構においては、フィルム上に形成されたパーフォレーシ
ョンのみに基づいて、減速ブレーキを作用させる制動時
間、およびその後に最終ブレーキを作用させるタイミン
グが決定される。すなわち、モータの回転速度に対応す
るパルス信号を利用することなく、一種類のみのパルス
信号を利用して、モータ駆動の停止制御(すなわち、フ
ィルムの停止制御)を行うことができる。したがって、
カメラの構成が複雑となることがなく、カメラを小型化
することが可能となる。また、比較的廉価な簡易カメラ
において採用することも可能となる。また、フィルム速
度を減速ブレーキで所定速度にまで減速した後で最終ブ
レーキを作用させるので、最終ブレーキを作用させる時
点でのフィルム速度がそれまでのフィルム速度に係わら
ずほぼ一定とすることができ、したがって、フィルムを
所望の位置に高精度で停止させることができる。
【0008】さらに、本発明のフィルム給送機構におい
ては、フィルム上のパーフォレーションを直接観察して
いるので、モータの回転速度を介してフィルム速度を観
察する場合に比べて、スプールの巻太りの影響を受ける
ことが少ない。つまり、モータの回転速度を観察する場
合、回転速度が同じでもスプール径が変化するとフィル
ムの移動速度が変化する。これに対して、本発明では、
フィルムの移動速度を直接観察しているので、そのよう
な不都合は生じない。
【0009】また、本発明により、「フィルム給送経路
近傍に配置したパーフォレーション検知手段によって、
所定数のパーフォレーションが通過するのに要する時間
を求め」、「この時間に基づいて、減速ブレーキでフィ
ルム速度を所定速度にまで減速するのに要する制動時間
を演算で決定し」、「上記所定数のパーフォレーション
の通過後に所定のパーフォレーションが検知された時か
ら上記制動時間だけ減速ブレーキによる制動を行い」、
「減速ブレーキによる減速制動後に所定のパーフォレー
ションが検知された時に、最終ブレーキによる停止制動
を開始する」、フィルム給送停止方法が提供される。
【0010】本発明においては、減速ブレーキをショー
トブレーキで行い、最終ブレーキをショートブレーキま
たは逆通電ブレーキで行うことが好ましい。減速ブレー
キおよび最終ブレーキの両方をショートブレーキで行う
場合には、上記減速手段および停止手段を1つの手段で
供用することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付の図面
を参照しつつ以下に説明する。図1は、本発明のフィル
ム給送機構を備えるカメラを模式的に説明する要部分解
斜視図である。
【0012】不図示のカメラボディ内に配置されるフレ
ーム1には、パトローネ室30およびスプール14が露光用
開口部2の両側に設けられており、図中に2点鎖線で示
したフィルム20が開口部2の後方側を通過してパトロー
ネ室30からスプール14へと移動する。
【0013】パトローネ室30の底面には巻取用フォーク
33が設けられており、このフォーク33がパトローネ(図
示せず)の底面側に係合して、撮影後のフィルムをパト
ローネ内へと巻き取る。フォーク33を駆動する巻戻モー
タ31は、遊星ギア34を含む所定のギア列32を介してフォ
ーク33と連結されている。遊星ギア34は、巻戻モータ31
が正転する場合にはフォーク33に固定されたギア部(図
示せず)と連結し、巻戻モータ31が逆転する場合には同
ギア部から離れるように構成されている。同様に、スプ
ール14の上端側に設けられたギア部15には、遊星ギア12
を含む所定のギア列13を介して給送モータ(巻上モータ)
11が連結されている。遊星ギア12も、遊星ギア34の場合
と同様に、給送モータ11が正転する場合にはギア部15と
連結し、給送モータ11が逆転する場合にはギア部15から
離れるように構成されている。
【0014】ある1つの撮影コマに対する撮影が終了す
ると、モータ11が正転してフィルム20を巻き上げて、次
の撮影コマを開口部2の後方に位置させる。この場合
に、隣接する撮影コマが互いにオーバーラップしたり、
撮影コマ間に不必要に大きな間隔があいたりすることの
ないように、モータ11の停止タイミング(すなわち、フ
ィルムの停止タイミング)を正確に制御する必要があ
る。この機構について以下に説明する。
【0015】図1中において、開口部2の右側方のフィ
ルム給送経路上の位置にフォトリフレクタ16が配置され
ている。フォトリフレクタ16は、フィルム面に向けて光
を発光するとともにその反射光を受光してパルスを発生
する素子であって、これにより、通過するフィルム上の
パーフォレーション21の有無を検知することができる。
本発明においては、給送モータ11に対してまず減速ブレ
ーキを作用させて、その後に最終ブレーキを作用させる
ことによって、給送中のフィルムを停止させる。カメラ
内に設けた制御回路内のCPUがフォトリフレクタ16か
らのパルス数に基づいて、給送モータ11に対して減速ブ
レーキを作用させるべき制動時間を演算で決定する。さ
らに、その後に最終ブレーキを作用させるタイミングを
フォトリフレクタ16からのパルスに基づいて決定する。
図2には、このようなシステムの構成を概略的に説明す
る機能ブロック図を示した。
【0016】通常、フィルムの上下端縁近傍に形成され
るパーフォレーションは、1つの撮影コマに対して、そ
の数が8つで対応している。そこで、図3に示したよう
に、フォトリフレクタ16からのパルスを利用して、2つ
目のパルスの立ち下がった瞬間から7つ目のパルスの立
ち下がった瞬間までの時間t1を計測する。そして、減
速ブレーキとしてのショートブレーキを、7つ目のパル
スの立ち下がった瞬間から時間t2だけ給送モータ11に
対して作用させるのであるが、この制動時間t2を時間
1に基づく演算によって決定する。最後に、減速ブレ
ーキによる制動後に8つ目のパーフォレーションが検知
されると、そのパルスの立ち下がった瞬間から最終ブレ
ーキとしての逆通電ブレーキを作用させる。
【0017】上記制御の一例を示すフローチャートを図
4および5に示した。ある撮影コマに対する撮影が終了
すると、給送モータ11によるフィルムの巻上が開始され
る。まず、巻上開始後、最初のパーフォレーションが来
るまでの時間間隔、および最初のパーフォレーションと
2つ目のパーフォレーションとの時間間隔を計測する。
両時間間隔がともに200ms以下であれば、制御回路内の
タイマーをスタートさせる(ステップS1→S2→S
3)。最初のパーフォレーションが200ms以内に来なけれ
ば、すべての撮影コマについて撮影が終了したものと判
断し、巻戻モータ31を駆動してフィルムを巻き戻す(ス
テップS1→S20)。最初のパーフォレーションが200ms
以内に来ても、その次のパーフォレーション(2つ目の
パーフォレーション)が200ms以内に来なければ、やは
り、すべての撮影コマについて撮影が終了したものと判
断し、巻戻モータ31を駆動してフィルムを巻き戻す(ス
テップS1→S2→S1→S20)。
【0018】ステップS3でタイマーをスタートさせた
後、さらに後続する各パーフォレーション間の時間間隔
を計測し、7つ目(上記最初のパーフォレーションから
数えて)のパーフォレーションまで、すべてのパーフォ
レーションが200ms以内の時間間隔で来た場合には、タ
イマーをオフする(ステップS3→S4→S5→S6)。
その間に1回でも200msを超える時間間隔が計測された
場合には、すべての撮影コマについて撮影が終了したも
のと判断し、巻戻モータ31を駆動してフィルムを巻き戻
す(ステップS4→S20)。
【0019】ステップ6でタイマーをオフした後、2つ
目から7つ目までのパーフォレーションが通過するのに
要した時間t1(ステップS3でのタイマースタートから
ステップS6でのタイマーオフまでの時間)と予め設定
した所定時間値X(ms)との大小を比較する(ステップS
7)。t1≧Xの場合にはステップS9に進んでa(ms)だ
けショートブレーキをかけ、t1<Xの場合にはステッ
プS8に進んでb(ms)だけショートブレーキ(減速ブレ
ーキ)をかける。ここで、ショートブレーキによる制動
時間は、a<bとされている。すなわち、t1≧Xの場
合には、フィルム速度が比較的遅いということであるか
ら、ショートブレーキの時間も比較的短く設定しておけ
ばよく、t1<Xの場合には、フィルム速度が比較的速
いということであるから、ショートブレーキの時間も長
くする。
【0020】このように、フィルム速が遅い場合には短
時間のショートブレーキを、フィルム速度が速い場合に
は長時間のショートブレーキを、それぞれ作用させた後
で、ステップS10においてモータへの電流供給を停止す
る。電流供給停止後もモータは慣性で回転を続けるが、
ステップ8またはステップS9を選択的に通過してステ
ップS10に至るため、それまでのフィルム速度の大小に
係わりなく、この時点ではフィルム速度がほぼ一定とな
る。
【0021】モータへの電流供給停止後、8つ目のパー
フォレーションが来るまでの時間を測定して(ステップ
S11)、所定時間内(図示の例においては、50ms)に8つ
目のパーフォレーションが来た場合には、該パーフォレ
ーションが来た時点で給送モータ11に対して逆通電ブレ
ーキ(最終ブレーキ)をかけてフィルムを停止させる(ス
テップS12)。なお、逆通電ブレーキ開始後に実際に給
送モータ11が逆転を始めたときには、前述のように遊星
ギア12とスプールのギア部15との連結が断たれるので、
フィルムは停止し、逆送することはない。
【0022】所定時間内に8つ目のパーフォレーション
が来なかった場合には、何らかの原因で(引っかかり等)
フィルムが不用意に停止しているものと考え、給送モー
タ11が正転する方向に再度電流を流す(ステップS13)。
この後、200ms以内に8つ目のパーフォレーションが検
知された場合にはその時点で逆通電ブレーキをかける
(ステップS14→S12)が、200ms経過しても8つ目のパ
ーフォレーションが検知されない場合には、すべての撮
影コマについて撮影が終了したものと判断してフィルム
を巻き戻す(ステップS14→S15)。
【0023】一般に、モータを停止させるためのブレー
キ方法としては、モータ前後の電線を短絡させるショー
トブレーキや、モータへの通電方向を反転させるいわゆ
る逆通電ブレーキが知られているが、逆通電ブレーキの
方が制動性が高い。減速ブレーキおよび最終ブレーキの
両方について、ショートブレーキおよび逆通電ブレーキ
のいずれをも使用することが可能である。ただ、最終ブ
レーキとしては、その制動性の高さから、逆通電ブレー
キを用いることが好ましい。減速ブレーキおよび最終ブ
レーキの両方をショートブレーキで行う場合には、ショ
ートブレーキのための回路構成は、別々に構成すること
も可能ではあるが、1つで供用することが好ましい。
【0024】なお、上記の例においては、ステップS7
における判断を二者択一にしているが、所定時間値を複
数定めておいて選択肢を増やしてもよい。さらには、所
定の関数を設定して、ステップS3〜6で計測した時間
1に基づく演算によってショートブレーキの時間を決
定してもよい。本発明における“演算”には、このよう
なもののすべてを含む。
【0025】以上の説明では、2つ目のパルスおよび7
つ目のパルスを基準として通過時間t1を測定し、7つ
目のパルスを基準として減速ブレーキを、8つ目のパル
スを基準として逆通電を、それぞれ開始しているが、何
番目のパルスを計時およびブレーキ開始の基準とするか
は、適宜選択することができる。すなわち、時間t1
計測した後、幾つかのパルスを見送って、その後に検知
したパルスを基準として減速ブレーキによる制動を開始
してもよい。同様に、減速ブレーキと最終ブレーキとの
間に幾つかのパルスを見送るようにしてもよい。また、
いずれのパルスについても、その立ち下がり時を計時お
よびブレーキ開始の基準としているが、パルスの立ち上
がり時を計時の基準としてもよい。本発明における“所
定数のパーフォレーションの通過後に所定のパーフォレ
ーションが検知された時”および“減速ブレーキによる
制動後に所定のパーフォレーションが検知された時”
は、図示の例だけでなくこのような場合をも含む。
【0026】以上の説明は、フィルムの上下端部にパー
フォレーションが連続的に形成されたフィルムを使用す
るカメラに対して本発明の給送機構を採用した場合につ
いて説明している。一方、カメラの小型化およびフィル
ム装填の容易化を達成するカメラシステムとして、フィ
ルムがカメラ本体側のスラスト機構によって送り出され
るタイプのカートリッジを使用したものが提案されてい
る(APSシステム)。この場合、パーフォレーション
は、フィルム上において連続的には形成されず、図6に
示したように各撮影コマの両端付近に形成されるのみで
ある。そして、各撮影コマに対して2つのパーフォレー
ションが対応している。
【0027】このような場合には、例えば、図7に示し
たように、パーフォレーション51に対応するパルスの立
ち下がり時からパーフォレーション52に対応するパルス
の立ち下がり時までの時間をt1とし、パーフォレーシ
ョン52に対応するパルスの立ち下がり時を基準として減
速ブレーキをかけ、パーフォレーション52に対応するパ
ルスの立ち上がり時を基準として最終ブレーキをかける
ことにより、上記と同様にしてフィルム停止を制御する
ことができる。ショートブレーキによる制動時間は、パ
ーフォレーション52の通過に要する時間よりも十分短い
から、パルス52の立ち上がり時を基準として最終ブレー
キによる制御を行うことが可能となる。次の撮影コマに
対しては、パーフォレーション53に対応するパルスの立
ち下がり時から始めて、同様に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフィルム給送機構を備えたカメラの
要部分解斜視図である。
【図2】 図1のカメラのフィルム給送に関する機能ブ
ロック図である。
【図3】 図1のフィルム給送機構におけるモータの停
止制御を説明する説明図である。
【図4】 図1のフィルム給送機構の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図5】 図1のフィルム給送機構の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図6】 APSシステムにおいて使用されるフィルム
の斜視図である。
【図7】 図6のフィルムに対する給送機構におけるモ
ータの停止制御を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 開口部 11 給送モータ 12 遊星ギア 13 ギア列 14 スプール 15 ギア部 16 フォトリフレクタ 20 フィルム 21 パーフォレーション 30 パトローネ室 31 巻戻モータ 32 ギア列 33 フォーク 50、51、52、53 パーフォレーション

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの巻上げをモータで行うカメラ
    におけるフィルム給送機構であって、減速ブレーキおよ
    び最終ブレーキを2段階でモータに作用させることで給
    送中のフィルムの停止を制御する制御手段と、フィルム
    給送経路近傍に配置されて通過するフィルム上のパーフ
    ォレーションを検知するパーフォレーション検知手段
    と、を備えており、 上記制御手段は、パーフォレーション検知手段を所定数
    のパーフォレーションが通過するのに要する時間を求め
    る計時手段と、 計時手段で求められた時間に基づいて、減速ブレーキで
    フィルム速度を所定速度にまで減速するのに必要な制動
    時間を演算で決定する演算手段と、 上記所定数のパーフォレーションの通過後に所定のパー
    フォレーションが検知された時から上記制動時間だけ減
    速ブレーキを作用させる減速手段と、 減速ブレーキによる制動後に所定のパーフォレーション
    が検知された時に、最終ブレーキを作用させてフィルム
    を停止させる停止手段と、を備えたことを特徴とする、
    フィルム給送機構。
  2. 【請求項2】 上記制御手段の減速手段は、ショートブ
    レーキで減速制動を行うショートブレーキ機構を備えて
    おり、 上記停止手段は、逆通電で停止制動を行う逆通電ブレー
    キ機構を備えていることを特徴とする、請求項1記載の
    フィルム給送機構。
  3. 【請求項3】 フィルムの巻上げをモータで行うカメラ
    において、モータに減速ブレーキを作用させてまずフィ
    ルム速度を減速し、その後、モータに最終ブレーキを作
    用させてフィルムを停止させる、フィルム給送停止方法
    であって、 フィルム給送経路近傍に配置したパーフォレーション検
    知手段によって、所定数のパーフォレーションが通過す
    るのに要する時間を求め、 この時間に基づいて、減速ブレーキでフィルム速度を所
    定速度にまで減速するのに要する制動時間を演算で決定
    し、 上記所定数のパーフォレーションの通過後に所定のパー
    フォレーションが検知された時から上記制動時間だけ減
    速ブレーキによる制動を行い、 減速ブレーキによる減速制動後に所定のパーフォレーシ
    ョンが検知された時に、最終ブレーキによる停止制動を
    開始する、ことを特徴とする、フィルム給送停止方法。
  4. 【請求項4】 上記減速制動をショートブレーキで行
    い、停止制動を逆通電ブレーキで行うことを特徴とす
    る、請求項3記載のフィルム給送停止方法。
JP2547898A 1998-02-06 1998-02-06 カメラのフィルム給送機構、およびフィルム給送停止方法 Pending JPH11223853A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008220028A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Honda Motor Co Ltd 電動車両の停止制御方法

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