JPH0243970Y2 - - Google Patents

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JPH0243970Y2
JPH0243970Y2 JP1983161687U JP16168783U JPH0243970Y2 JP H0243970 Y2 JPH0243970 Y2 JP H0243970Y2 JP 1983161687 U JP1983161687 U JP 1983161687U JP 16168783 U JP16168783 U JP 16168783U JP H0243970 Y2 JPH0243970 Y2 JP H0243970Y2
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JP
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wire mesh
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vertical
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JP1983161687U
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JPS6070152U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、二重金網の改良に関するものであ
る。
一つの金網面を備えた立体構造の二重金網は、
例えば実開昭57−77361号公報等により公知とな
つている。かかる二重金網は、立体構造をなして
いるため、全体として金網の強度が大きいばかり
でなく、金網面においては良好な弾力性及び緩衝
機能を備え、また、胴縁等を用いなくても支柱間
に張設できる等の優れた特徴を有しており、居住
地等のフエンスとして適している。
しかしながら、上記従来の二重金網は、それを
一枚の格子状金網体を折曲して形成する場合、折
曲誤差のために両端を揃えた状態で正確に折曲す
ることが難しく、二つの金網面における網目の位
置がずれたり、両端部不揃いとなつて所期の金網
の形成が困難になり易いという問題があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、
二重金網を容易に且つ精度良く形成できるように
することを目的としており、その目的達成のた
め、縦横の素線からなる二枚の格子状金網体を一
定間隔で対向させ、それらの金網体の少なくとも
一端を、一定間隔で配列した複数の湾曲線を複数
の横線で連結一体化して成るアーチ形の連結部材
により連結したことを特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図及び第2図において、1,1は一定間隔
をおいて対向する二枚の格子状金網体、2,2は
これらの金網体1,1の上下端を連結するアーチ
形の連結部材を表している。
上記金網体1,1は、一定間隔で配列した多数
の縦素線4,4……にそれらと直交する多数の横
素線5,5……を交叉当接させ、その当接部を電
気抵抗溶接等で溶着一体化せしめることにより形
成されており、縦素線4の上下端は横素線5より
若干突出せしめられている。
また、上記連結部材2は、金網体1の縦素線
4,4と同間隔に配列された複数の湾曲線6,6
……に複数の横線7,8を当接させ、それらを一
体に溶着することにより形成したもので、湾曲線
6の鉛直な脚部6aにおいては、上記横線7と8
とを上下に位相をずらした状態で脚部6aの両面
に取付け、これらの横線7,8間に上記金網体
1,1の縦素線4を挿入可能に構成している。
二重金網の形成に当つては、上記対向する二枚
の金網体1,1における縦素線4,4……の上下
端を連結部材2,2における横線7,8間に挿入
し、その状態で縦素線4と湾曲線6、または縦素
線4と横線7,8を溶接一体化する。これによ
り、金網体1と連結部材2との位置決め状態での
結合が容易になり、簡単且つ確実に二重金網を形
成することができる。この場合、金網体1,1の
上下端に位置する横素線5,5と連結部材2,2
における横線8とを互いに当接させた状態で溶接
してもよく、このようにむれば、上記金網体1と
連結部材2との位置決めが更に容易になり、同時
に両金網体1,1の高さを簡単に揃えることがで
きる。
第3図に示す実施例は、連結部材2を、その湾
曲線6が金網体1における隣接縦素線4,4の中
央に位置するように配設した場合を示している。
なお、上記各実施例における連結部材2は、そ
の湾曲線6を図示したようなU字形に限らず、角
形やV字形などに形成してもよく、また、連結部
材2は、予め折曲した湾曲線6,6……に横線
7,8を固着することによつて形成してもよい
が、格子状金網を折曲して形成することもでき、
また、該連結部材の強度を高めるために、湾曲線
と横線との数を増やすこともできる。
さらに、上記連結部材2は、金網体1,1の上
端のみに取付け、金網体1,1の下端同士は別の
任意の連結手段で連結するか、あるいは非連結と
してもよい。
上記構成を有する本考案によれば、二枚の金網
体を連結部材で連結することによつて簡単に二重
金網を形成することができ、しかも、二枚の金網
体の高さを簡単に揃えることができるため、一枚
の金網体を折曲する従来の二重金網のような二つ
の金網面の位置ずれがなく、精度の良い二重金網
を容易に形成することができる。また、金網体の
対向間隔が種々に異なる二重金網を得る場合に、
一枚の金網体を折曲する方法ではそれらに見合つ
た各種向さの金網体を用意しなければならない
が、本考案では、同じ広さの金網体を使用し、連
結部材だけを代えることによつて所望の二重金網
を簡単に得ることができるため、製造が容易であ
り、しかも、連結部材の網目間隔や線の太さ、色
等を、金網体による制約を受けることなく自由に
設定することができるため、意匠的変化に富んだ
種々の形態の二重金網を簡単に形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の部分正面図、第2
図は第1図におけるA−A断面図、第3図は本考
案の別実施例の部分正面図である。 1……金網体、2……連結部材、4……縦素
線、5……横素線、6……湾曲線、7……横線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦横の素線からなる二枚の格子状金網体を一定
    間隔で対向させ、それらの金網体の少なくとも一
    端を、一定間隔で配列した複数の湾曲線を複数の
    横線で連結一体化して成るアーチ形の連結部材に
    より連結したことを特徴とする二重金網。
JP16168783U 1983-10-19 1983-10-19 二重金網 Granted JPS6070152U (ja)

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JP16168783U JPS6070152U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 二重金網

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JP16168783U JPS6070152U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 二重金網

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Publication Number Publication Date
JPS6070152U JPS6070152U (ja) 1985-05-17
JPH0243970Y2 true JPH0243970Y2 (ja) 1990-11-21

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ID=30355270

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JP16168783U Granted JPS6070152U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 二重金網

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484728U (ja) * 1971-06-17 1973-01-19
JPS55141670U (ja) * 1978-12-17 1980-10-09
JPS5853403Y2 (ja) * 1980-10-24 1983-12-05 瀬戸内金網商工株式会社 金網柵

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6070152U (ja) 1985-05-17

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