JPH0243769Y2 - - Google Patents

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JPH0243769Y2
JPH0243769Y2 JP1983199828U JP19982883U JPH0243769Y2 JP H0243769 Y2 JPH0243769 Y2 JP H0243769Y2 JP 1983199828 U JP1983199828 U JP 1983199828U JP 19982883 U JP19982883 U JP 19982883U JP H0243769 Y2 JPH0243769 Y2 JP H0243769Y2
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JP
Japan
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adhesive
dam
cavity
window glass
attached
Prior art date
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JP1983199828U
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JPS60108512U (ja
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車窓ガラスに用いる接着剤の流
出阻止用ダムに関するものである。
従来この種のダムは第1図に符号15で示す如
く断面形状が略J字形をしており、その基部平坦
面16を接着テープ又は接着剤を介して窓ガラス
6に接着している。
また、ダム15に添わせてウレタン等の接着剤
7を盛り、これらを第2図に示す如く自動車窓開
口部周縁パネル8に接合し更にパネル8と窓ガラ
ス6との間隙9に断面略T形をしたウインドシー
ルドモール10の垂下状ひれ付脚部11を挿入
し、該脚部11を接着剤7に埋入させている。
しかしながら、上記モール10により押圧され
た接着剤7は、ダム15により完全に阻止されて
逃げ場がないため逆方向の上記間隙9の方へ接着
剤7の一部7aが移動する。そのためモール10
は浮上り状態となり隙間17,18を発生し外観
上及び機能上の不具合を生じた。
この考案は接着剤の逃げ場となる空洞をダム内
に設けてモールの浮き上りを防止するようにした
ものである。
第3図乃至第6図に基づいてこの考案の第1の
実施例を説明する。
1aはひも状のダムで、ゴム又は合成樹脂より
なり、長手方向に沿い空洞2を形成し、接着剤側
壁部3に長手方向に沿い空洞2に通じ且つその内
径dより十分狭い幅の溝孔4を設けている。また
ダム1aの非接着剤側壁部12には空気抜用小孔
13が複数個適宜あけてある。
そして、ダム1aの基部平坦面5に接着テープ
又は接着剤を塗布し、第4図の如く窓ガラス6に
ダム1aを接着する。またダム1aの側傍に接着
剤7を盛り付ける。
次に、これらを第5図の如く自動車窓開口部周
縁パネル8に嵌合し、更にバネル8と窓ガラス6
との間隙9に第6図に示す如く断面略T形をした
ウインドシールドモール10の垂下状ひれ付脚部
11を挿入し、該脚部11を接着剤7に押入させ
ている。この時脚部11により押圧された接着剤
7はダムの溝孔4に臨む部分7aが空洞2内に逃
げ込み、空洞2内の空気は小孔13を通じ外部に
抜け、接着剤17の空洞2への逃げ込みは円滑に
行われる。
従つて、脚部11の押圧力に対する接着剤7の
反力が殆んど生じないため、従来のようにウイン
ドシールドモール10を浮き上がらせるようなこ
とがない。
第7図及び第8図はこの考案の第2の実施例を
示すもので、ダム1bは空洞2bを有する中空状
に形成され、接着剤側壁部3に長手方向に沿い適
宜の間隔をあけた多数個の透孔14を設けてい
る。従つて、モール10を第8図に示す如く脚部
11を接着剤7に埋入させて取付けたとき接着剤
7の一部7aは各透孔14から空洞2b内に逃げ
込み、空洞2b内の空気は小孔13を通じて外部
に抜け、モール10に対する反力を減少させるも
のである。
上述した如くこの考案は、自動車窓開口部周縁
パネル8に、窓ガラス6を接着剤7及び該接着剤
7の流出を阻止するダム1a,1bにより接着す
ると共に、ウインドシールドモール10をその脚
部11を前記接着剤7に埋入させて取付けた自動
車窓ガラスの取付構造において、前記ひも状のダ
ム1a,1bに、長手方向に沿い空洞2,2bを
形成すると共に接着剤7側の壁部3に長手方向に
沿い該空洞に通じその内径dより十分狭い幅の溝
孔4を、または適宜の間隔をあけた多数個の透孔
14を設け、更にダム1a,1bの非接着剤側壁
部12に空気抜用小孔13を複数個適宜設けたも
のである。
この考案によれば、ダム1a,1bに接着剤7
の逃げ場となる空洞2,2bを設けているのでモ
ール10を取付けたとき接着剤7の反力が減少す
るためモール10が浮上ることがなく外観上及び
機能的に損われることがないという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダムが自動車用窓ガラスに取付
けられた状態の横断面図、第2図は同上ダムの使
用状態を示す横断面図である。第3図乃至第6図
はこの考案に係る自動車窓ガラス接着剤用ダムの
第1の実施例を説明するためのもので、第3図は
ダムの斜視図、第4図は窓ガラスにダムを取付け
た状態の横断面図、第5図は同上窓ガラスを開口
部周縁パネルに取付けた状態の横断面図、第6図
は窓ガラスとパネルとの隙間にモールを取付けた
状態の横断面図である。第7図及び第8図はこの
考案の第2の実施例を示すもので、第7図はダム
の斜視図、第8図は同上ダムの使用状態を示す横
断面図である。 1a,1b……ダム、2,2b……空洞、3…
…壁部、4……溝孔、5……基部平坦面、6……
窓ガラス、7……接着剤、7a……部分、8……
パネル、9……間隙、10……モール、11……
脚部、12……壁部、13……小孔、14……透
孔、15……ダム、16……基部平坦面、17,
18……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車窓開口部周縁パネルに、窓ガラスを、接
    着剤及び該接着剤の流出を阻止するダムにより接
    着すると共に、ウインドシールドモールをその脚
    部を前記接着剤に埋入させて取付けた自動車窓ガ
    ラスの取付構造において、前記ひも状のダムに、
    長手方向に沿い空洞を形成すると共に接着剤側の
    壁部に長手方向に沿い該空洞に通じその内径より
    十分狭い幅の溝孔を、または適宜の間隔をあけた
    多数個の透孔を設け、更にダムの非接着剤側壁部
    に空気抜用小孔を複数個適宜設けたことを特徴と
    する自動車窓ガラス接着剤用ダム。
JP19982883U 1983-12-28 1983-12-28 自動車窓ガラス接着剤用ダム Granted JPS60108512U (ja)

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JP19982883U JPS60108512U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 自動車窓ガラス接着剤用ダム

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Publication Number Publication Date
JPS60108512U JPS60108512U (ja) 1985-07-23
JPH0243769Y2 true JPH0243769Y2 (ja) 1990-11-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH065215Y2 (ja) * 1987-05-14 1994-02-09 関東自動車工業株式会社 自動車のダム部材
JP3301661B2 (ja) * 1993-11-29 2002-07-15 豊田合成株式会社 ウインドウガラスの固定構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5758509A (en) * 1980-09-22 1982-04-08 Nissan Motor Co Ltd Window glass attaching structure

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JPS5758509A (en) * 1980-09-22 1982-04-08 Nissan Motor Co Ltd Window glass attaching structure

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