JPH0243642B2 - - Google Patents

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JPH0243642B2
JPH0243642B2 JP60067508A JP6750885A JPH0243642B2 JP H0243642 B2 JPH0243642 B2 JP H0243642B2 JP 60067508 A JP60067508 A JP 60067508A JP 6750885 A JP6750885 A JP 6750885A JP H0243642 B2 JPH0243642 B2 JP H0243642B2
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JP
Japan
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air
door
switch
mode switch
mode
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Application number
JP60067508A
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JPS61226315A (ja
Inventor
Noboru Oohira
Katsuya Matsuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP6750885A priority Critical patent/JPS61226315A/ja
Publication of JPS61226315A publication Critical patent/JPS61226315A/ja
Publication of JPH0243642B2 publication Critical patent/JPH0243642B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control
    • B60H1/00842Damper doors, e.g. position control the system comprising a plurality of damper doors; Air distribution between several outlets

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、車室内の空調を行なうために設けら
れる車両用空調操作装置に関する。 (従来の技術) 従来の車両用空調操作装置としては、例えば、
第8図に示すような装置が知られている。 この従来装置は、操作パネル100に、吹出口
を選択するモードスイツチとして乗員前面に吹き
出すフエイス吹出口用スイツチ101、足元と前
面に吹き出すバイレベルスイツチ102、足元に
吹き出すフツトスイツチ103、足元吹出口から
の吹き出し並びにフロントガラスの曇りをとる吹
出口用デミストスイツチ104、フロントガラス
の凍結用解除用デフロストスイツチ105と、吹
出温を調整する温度調整レバー106と、吹出風
量を調整するフアンスイツチ107と、冷房装置
のON・OFF選択を行なうエアコンスイツチ10
8と、内外気吹込みの選択を行なうリサーキユス
イツチ109と、を備えたものであつた。 従つて、従来装置による操作例として、真夏の
冷房時状態に操作しようとする場合は、フエイス
モードのモードスイツチ101を入れ、温度調整
レバー106をCOLD側に調整し、フアンスイツ
チ107をHI側に調整し、エアコンスイツチ1
08を入れ、さらにリサーキユスイツチ109を
入れ(内気循環)る操作を要するものであつた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の車両用空調操
作装置にあつては、上述のように、任意の吹出口
から、適温、適風量を得るのに多数のスイツチ及
びレバー操作を要するものであつたために、操作
が複雑で煩わしく、ユーザーによつては、使用し
ない空調パターンがかなりあり、空調装置の性能
を最大限に活用していないという問題点があつ
た。 また、実開昭60−45110号公報に開示されてい
るように、モード切換レドーと温度コントロール
レバーとの2つのレバーの操作により吹出モード
と吹出空気温度と吹出風量との3要素の操作を行
うようにしたものもあるが、これを適用したとし
ても、操作要素は1つしか省略されず、いつそう
の操作の単純化が望まれていた。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決して、操
作が簡単な手動コントロール式の空調操作装置を
提供することを目的としてなされたもので、この
目的達成のために本発明では、吸入側が外気導入
及び内気導入可能に形成され、吹出側にベントド
ア・フツトドア・デフドアが設けられ、中間部に
フアン・暖房装置及び冷房装置が設けられた空調
ユニツトと、中間のOFF点を挟んで暖房側と冷
房側に分けられたレバー作動範囲を有し、前記
OFF点において前記フアンを停止させると共に、
OFF点から離れるに従つて前記フアンの風量を
増大し、かつOFF点より冷房側にある時は前記
冷房装置をONにし、さらに、OFF点より暖房側
では前記暖房装置でもつて吹出温度を上昇させる
熱量コントロールカバーと、吹出側においてベン
トドアを開くと同時に、吸入側を内気導入状態に
する第1モードスイツチと、吹出側においてベン
トドアを開くと同時に、吸入側を外気導入状態と
する第2モードスイツチと、吹出側においてベン
トドアとフツトドアとを開くと同時に、吸入側を
外気導入状態とする第3モードスイツチと、吹出
側においてフツトドアとデフドアを開くと同時
に、吸入側を外気導入状態とする第4モードスイ
ツチとを設けた。 (作用) 従つて、本発明の車両用空調操作装置では、熱
量コントロールレバーにより、フアンと冷房装置
と暖房装置の3つの要素の操作を行うことができ
るもので、即ち、熱量コントロールレバーを
OFF点に位置させると、フアンが停止され、吹
出空気量が0の状態となつている。そして、冷房
を行いたい場合には、この熱量コントロールレバ
ーをOFF点から冷房側へ移動させるとフアンが
作動されると共に冷房装置がONされて、冷風が
吹き出される。このとき熱量コントロールレバー
をOFF点から離れさせるほど風量が増大する。 一方、暖房を行いたい場合には、熱量コントロ
ールレバーをOFF点から暖房側へ移動させると
フアンが回転して温風が吹き出し、また、熱量コ
ントロールレバーをOFF点から離すほど吹出空
気温度が高くなると共に、風量が増大する。 また、空調ユニツトの吹出モード及び吸入モー
ドは、第1〜第4モードスイツチを選択すること
で、決定することができる。 従つて、熱量コントロールレバーの位置調整操
作と第1〜第4モードスイツチの選択操作という
2つの操作により、吹出モード・吸入モード・吹
出風量、冷房装置の作動及び暖房装置の温度調節
の5つの制御要素のコントロールが成される。 さらに、この吸入モードを吹出モードとは、最
適の組み合せとなつているから、操作を良く知ら
ない乗員(ユーザー)であつても、吸入・吹出モ
ードの最適な組み合わせを得ることができる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。 まず、第1図に示す実施例の空調操作装置の全
体図により、その構成を説明する。 実施例装置は、車室内に配置され、乗員が操作
を行なうスイツチ類が設けられた操作盤1と、該
操作盤1への操作に従つて制御信号を出力する制
御装置2と、該制御装置2からの制御信号により
車室内へ調整空気を配風させる空調装置(空調ユ
ニツト)3と、を備えている。 ここで、操作盤1に設けられたスイツチ類につ
いて説明する。 4は夏モードスイツチ(第1モードスイツチ)
であつて、リサーキユスイツチ機能とベントスイ
ツチ機能とを兼用させたもので、この夏モードス
イツチ4を入れると、空調装置3の内外気切換ド
ア5が冷房性能をフル活用すべく内気導入側に作
動し、かつ、ベント吹出口6に設けられたベント
ドア7が開く。 8は春モードスイツチ(第2モードスイツチ)
であつて、従来のベントスイツチ(フエイススイ
ツチともいう。)と同様の機能を有するスイツチ
で、この春モードスイツチ8を入れると、外気導
入状態で、ベントドア7が開く。 9は秋モードスイツチ(第3モードスイツチ)
であつて、従来のバイレベルスイツチと同様の機
能を有するスイツチで、この秋モードスイツチ9
を入れると、外気導入状態で、ベントドア7及び
フツトドア10が開く。 11は冬モードスイツチ(第4モードスイツ
チ)であつて、従来のデミストスイツチと同様の
機能を有するスイツチで、この冬モードスイツチ
11を入れると、外気導入状態で、フツトドア1
0とデフドア12が開く。 このように、モードスイツチ40(デフスイツ
チ13を含む)を四季表示によるスイツチとする
ことでモード選択の単純化を図つている。 13はデフスイツチであつて、従来のデフスイ
ツチ機能とエアコンスイツチ機能とを兼用させた
もので、このデフスイツチ13を入れると、デフ
ドア12が開くと共に、固定サーモ制御により冷
房装置(エバポレータ20)が作動し(ブロアフ
アンON時)、除湿性能をフル活用するようにし
ている。 14は熱量コントロールレバーであつて、レバ
ー作動範囲の中央にフインスイツチのOFF点を
置き、OFF点から離れるに従つて風量が増大し、
かつOFF点より冷房側(COLD)にある時は冷房
装置(エバポレータ20)をONにし、さらに
OFF点より暖房側(HOT)ではOFF点より離れ
るに従つて、暖房装置(ヒータコア22)吹出温
度を上げる調整機能をもたせ、従来のフアンスイ
ツチとエアコンスイツチと温度調整レバーとを兼
用させたものである。 尚、OFF点より冷房側では、冷房装置の可変
サーモ制御がなされ、OFF点より暖房側ではエ
アーミツクスドア15の開度制御がなされ温度機
能が発揮される。 次いで、空調装置3について説明する。 16はヒータユニツトであつて、その内部に
は、ブロアモータ17により回転するブロアフア
ン18と、冷房装置としてコンプレツサ19と連
結されたエバポレータ20と、暖房装置としてソ
レノイドバルブ構造のウオータコツク21(ウオ
ータコツクソレノイド32)を有するヒータコア
22と、を備えている。 また、ドアとしては、外気導入口23と内気導
入口24との間に設けられた内外気切換ドア5
と、ヒータコア22部に設けられたエアーミツク
スドア15と、ベント吹出口6に設けられたベン
トドア7と、フツト吹出口25に設けられたフツ
トドア10と、デフ吹出口26に設けられたデフ
ドア12と、を備えている。 尚、これらのドアは、開閉アクチユエータとし
ての負圧アクチユエータにより開閉が行なわれ、
その負圧供給管には、リサーキユソレノイド27
(内外気切換ドア5)、ベントソレノイド28(ベ
ントドア7)、フツトソレノイド29(フツトド
ア10)、デフソレノイド30(デフドア12)、
エアーミツクスドアソレノイド31(エアーミツ
クスドア15)が設けられている。 エアーミツクスドア15と内外気切換ドア5を
除く他のドアはいずれもソレノイド作動すると開
となり、ソレノイドに通電されなくなると、スプ
リング力によつて閉となるもので、内外気切換ド
ア5はソレノイドが作動すると内気導入口24が
開(外気導入口23が閉)となり、ソレノイドに
通電されなくなると、スプリング力によつて内気
導入口24が閉となる。 ここで、前記エアーミツクスドアソレノイド3
1は、第1図に示すように、公知のダブルソレノ
イドからなるバキユームバルブによつて作動され
る負圧アクチユエータで制御されるものである。
すなわち、二方向弁部33aと三方向弁部33b
を有するバキユームバルブ33を作動させるダブ
ルソレノイド31a,31b構造であり、前記バ
キユームバルブ33には、バキユームタンク連結
管34と、大気開放口35と、負圧アクチユエー
タ36を設けた負圧供給管37が設けられ、負圧
アクチユエータ36とエアーミツクスドア15と
の間には、可変抵抗から成りリンク作動に対応し
て抵抗が変化するようにしたドア位置センサ38
が設けられている。 このように、実施例の空調装置においては、制
御装置2からの制御信号により、リサーキユソレ
ノイド27、ベントソレノイド28、フツトソレ
ノイド29、デフソレノイド30、コンプレツサ
19、ブロアモータ17、エアーミツクスドアソ
レノイド31、ウオータコツクソレノイド32が
駆動制御され、出力手段となる。 次に、第2図に示すブロツク図により制御装置
2の制御回路を説明する。 41はモード設定回路であつて、夏モードスイ
ツチ4、春モードスイツチ8、秋モードスイツチ
9、冬モードスイツチ11、デフスイツチ13か
らのON信号,,,,を入力し、リサ
ーキユソレノイド27、ベントソレノイド28、
フツトソレノイド29、デフソレノイド30に対
してドア開閉信号,,,を出力する回路
である。 尚、各モードスイツチ40に対するスイツチ操
作でのドア開閉状態は、下記の表1に示すように
設定されている。
【表】 42は比較回路であつて、熱量コントロールレ
バー14の操作によるレバー信号を入力し、レ
バー位置が冷房側にあるか、暖房側にあるか、中
央位置にあるかを比較判断し、冷房側信号と暖
房側信号及びモータOFF信号とをそれぞれ
出力し、冷房側にあるときは冷房装置制御回路4
6を介してコンプレツサ19を、暖房側にあると
きはウオータコツクソレノイド32に出力すると
ともに、冷房側、暖房側のいずれにあつても後述
の風量制御回路45の制御信号(ブロア回転制御
信号)をブロアモータ17に出力させるもので
あり、また、中央にあるときは風量制御回路45
を介してモータOFF信号をブロアモータ17
に出力する回路である。 45は風量制御回路であつて、前記冷房側信号
、暖房側信号、OFF信号を入力するとと
もに熱量コントロールレバー14が中央位置から
冷房側及び暖房側にどれだけ離れているかの距離
に比例してブロアフアン18による風量を増大さ
せるべく、ブロアモータ17に対して回転制御信
号を出力する回路である。 46は冷房装置制御回路であつて、デフスイツ
チ13からのON信号または比較回路42から
の冷房側信号を入力し、冷房装置のコンプレツ
サ19を作動させる作動信号を出力する回路で
ある。 49はドア開度制御回路であつて、ドア位置セ
ンサ38からのドア位置信号と、風量制御回路
45の出力信号とを入力し、レバー位置に応じ
てエアーミツクスドア15の目標ドア開度に一致
させるべくエアーミツクスドアソレノイド31に
対し開度制御信号を出力する回路である。 尚、前記ウオータコツクソレノイド32が作動
すると、ウオータコツク21は開かれる。 以上の実施例において、モードスイツチ40へ
の操作による制御機能は、第3図に示すような配
風比率、内外気圧分、冷房装置作動となり、ま
た、熱量コントロールレバー14への操作による
制御機能は、第4図に示すようなエアーミツクス
ドア開度、フアン風量、ウオータコツク開閉、冷
房装置作動、サーモコントロールとなる。 次に、第5図に示すフローチヤート図により動
作の流れを説明する。 まず、ステツプ200に示すように、モードスイ
ツチ40のいずれかを選択してスイツチ操作を行
なう。このスイツチ操作によりモード設定回路4
1においてモード設定が行なわれ(ステツプ
201)、選択モードに応じてドアの開閉が行なわれ
る(ステツプ202、203、204、205、206)。 次に、前述のモード選択後、熱量コントロール
レバー14を適宜の位置に操作する(ステツプ
207)。 この熱量コントロールレバー14への操作によ
るレバー位置は、比較回路42によりその位置判
断がなされ(ステツプ208)、そのレバー位置が暖
房側であるか、冷房側であるか、OFF点である
かによつて動作の流れが異なる。 レバー位置が暖房側にある場合。 まず、デフスイツチ13がONかどうかが冷房
装置制御回路46により判断され(ステツプ
209)、デフスイツチ13がONであればエアコン
がONされ(ステツプ210)、デフスイツチ13が
OFFであれば冷房装置は作動せず(ステツプ
211)、次のステツプ212に進む。 このステツプ212では、比較回路42からの暖
房側信号によりウオータコツクソレノイド32
ガ作動し、ウオータコツク21が開く。 さらに、風量制御回路45により熱量コントロ
ールレバー14位置のOFF点からの距離に対応
した信号を出力し(ステツプ213)、この信号とド
ア位置センサ38からのドア位置信号とを入力
し、ドア開度制御回路49によりエアーミツクス
ドア15の開度制御が行なわれる(ステツプ
214)。 また、前記風量制御回路45ではブロアモータ
17の出力制御を行ない(ステツプ215)、風量の
コントロールをする。 レバー位置が冷房側にある場合。 まず、比較回路42の冷房側信号につて冷房
装置のON・OFF制御がなされる(ステツプ
217)。 また、このときウオータコツク21には出力さ
れないのでウオータコツク21は閉じたままであ
る。 さらに、エアーミツクスドア15もヒータコア
22側も閉じたままである。 さらに、前記風量制御回路45ではブロアモー
タ17の出力制御を行ない(ステツプ217)、暖房
側と同様に風量のコントロールをする。 レバー位置がOFF点にある場合。 レバー位置がOFF点の時は、ブロアモータ1
7をOFFとする(ステツプ218)。 尚、ステツプ208からステツプ215、217、218ま
での制御動作は、繰り返しなされる。 なお、温度制御回路を設けて、四季のモードス
イツチ4,8,9,11のいずれかからのON信
号と、外気温センサや内気温センサ等を設け、該
温度センサによる温度センサからの温度信号と、
熱量コントロールレバー14のレバー位置信号と
を入力し、レバー位置に応じた目標冷暖房温度に
一致させるべく、コンプレツサ19やエアミツク
スドアソレノイド31およびウオータコツクソレ
ノイド32に対して作動制御信号を出力するよう
にした回路を設けても良い。 また、熱量コントロールレバー14の冷房側位
置のOFF点からの距離に対応して、風量制御回
路45の出力およびドア位置センサ38の出力に
よりエアミツクスドアソレノイド31を制御する
とともにウオータコツクソレノイド32も開とし
て暖房側同様に温度コントロールする等行なつて
も良い。 次に、第6図に示す制御装置の具体的例である
制御回路図を説明する。 尚、この制御回路図において、上述の実施例と
同一部分には同一符号を付す。 この回路図において、入力側のスイツチ類やセ
ンサ類としては、モードスイツチ40と、冷房側
にすると抵抗は小さくなり出力電圧が小さくな
り、暖房側にするとその逆となる熱量コントロー
ルレバー14と、可変抵抗によるドア位置センサ
38と、が設けられている。 また、出力側のソレノイド類やモータ類として
は、リサーキユソレノイド27、ベントソレノイ
ド28、フツトソレノイド29、デフソレノイド
30、エアーミツクスドアソレノイド31、ウオ
ータコツクソレノイド32、コンプレツサ19、
ブロアモータ17が設けられている。 これらの、入力側及び出力側の部材を除いた部
分が制御回路である。 50はレバー位置検出回路であつて、基準抵抗
51と熱量コントロールレバー14の抵抗との比
較をし、基準抵抗51より低い場合、冷房側が出
力し、基準抵抗51より高い場合、暖房側が出力
する。 52はエアーミツクスドア制御回路であつて、
熱量コントロールレバー14が暖房側の時、エア
ーミツクスドア15を閉←→全開に変化させる。 53はブロア出力コントロール回路であつて、
ブロア用リレーRL1がONされ、リレースイツ
チrl1が閉じると、ブロアアンプ54に0〜5V
の変化した電圧を出力し、ブロアモータ17の回
転をLow←→Hiに変化させる。 尚、ブロア用リレーRL1は、ブロアモータ1
7を駆動するリレー、熱量コントロールレバー1
4が冷房側でも暖房側でもONとなる。 55は非反転増幅回路であつて、エアーミツク
スドア制御用の増幅回路で、0〜5Vを0〜12V
に増幅する。 56は冷房装置駆動用回路であつて、デフモー
ド時に除湿機能をもたせるため、エアコンリレー
RL4をONにする回路である。 RL2は冷房側リレーであつて、レバー位置検
出回路50にてレバー位置が冷房側にある時に作
動し、ブロア出力コントロール回路53のリレー
スイツチrl2−1及びコンプレツサ19の制御回
路のリレースイツチrl2−2をONにする。 RL3は暖房側リレーあつて、レバー位置検出
回路50にてレバー位置が暖房側にある時に作動
し、ブロア出力コントロール回路53のリレース
イツチrl3−1及びウオータコツクソレノイド32
の制御回路のリレースイツチrl3−2をONにす
る。 RL4はエアコンリレーであつて、熱量コント
ロールレバー14が冷房側にある時、及びデフス
イツチ13がONの時に作動し、コンプレツサ1
9のリレースイツチrl4をONにし、コンプレツ
サ19を駆動させる。 具体例の制御回路に用いられているトランジス
タの作動を説明する。 トランジスタTR1は、夏モードスイツチ4が
ONの時、リサーキユソレノイド27をONとす
る。 トランジスタTR2は、夏、春、秋モードスイ
ツチ4,8,9がONの時、ベントソレノイド2
8をONとする。 トランジスタTR3は、秋、冬モードスイツチ
9,11がONの時、フツトソレノイド29を
ONとする。 トランジスタTR4は、冬、デフモードスイツ
チ11,13がONの時、デフソレノイド30を
ONとする。 トランジスタTR5は、デフモードスイツチ1
3がONの時、ブロア用リレーRL1とトランジ
スタTR6をONにする。 トランジスタTR6は、エアコンリレーRL4
をONにする。 トランジスタTR7は、冷房側リレーRL2が
ONになるとONになり、エアコンリレーRL4を
ONとする。 トランジスタTR10は、レバー位置検出回路
50の冷房側が出力するとONとなり、エアーミ
ツクスドアソレノイド31a,31bをアース
し、ONにする。 トランジスタTR11は、エアーミツクスドア
ソレノイド31a,31bの一方のソレノイド3
1aをアーソし、ONにする。 トランジスタTR12は、エアーミツクスドア
ソレノイド31a,31bの他方のソレノイド3
1bをアースし、ONにする。 トランジスタTR13は、レバー位置検出回路
50の冷房側、暖房側のいずれかが出力すると
ONとなり、ブロアアンプ54の駆動用スイツチ
として働く。 尚、トランジスタTR8はブロア用リレーRL
1と冷房側リレーRL2の作動用、トランジスタ
TR9はブロア用リレーRL1と暖房側リレーRL
2の作動用トランジスタである。 次に、具体例の制御回路について、その作動を
説明する。 (イ) モードスイツチ40を選択した時 モードスイツチ40を選択してONすると、
トランジスタTR1〜TR4のいずれかがON
し、ドア開閉用のソレノイドが作動し、モード
に応じて吹出口の開閉や内外気の切換えが行な
われる。 (ロ) 熱量コントロールレバー14を冷房側にした
時 熱量コントロールレバー14を冷房側にする
と、該レバー14のレバー位置検出回路50の
冷房側が出力し、トランジスタTR8をONに
し、リレーRL2が作動する。 リレーRL2が作動し、リレースイツチrl2
−1とrl2−2が閉となり、トランジスタTR
7がONとなり、エアコンリレーRL4が作動
し、リレースイツチrl4が閉となり、エアコン
のコンプレツサ19が作動する。 同時に、ブロア用リレーRL1が作動し、リ
レースイツチrl1が閉となると共に、熱量コン
トロールレバー14の位置によつて、ブロア出
力コントロール回路53の冷房側が該レバー1
4の位置に応じた電圧をブロアアンプ54に出
力し、ブロアアンプ54によつて電圧制御さ
れ、ブロアモータ17が該レバー14の位置に
応じた回転数で回転する。 また、冷房側の時は、エアーミツクスドア1
5を閉とするため、トランジスタTR10を
ONにし、エアーミツクスドアソレノイド31
a,31bを作動し、バキユームで全閉まで引
く。 (ハ) 熱量コントロールレバー14を暖房側にした
時 熱量コントロールレバー14を暖房側にする
と、該レバー14のレバー位置検出回路50の
暖房側が出力し、トランジスタTR9をONに
し、暖房側リレーRL3が作動する。 また、トランジスタTR9がONになるので
ブロア用リレーRL1が作動し、リレースイツ
チrl1が閉となる。 暖房側リレーRL3が作動し、リレースイツ
チrl3−1とrl3−2が閉となるので、ウオー
タコツクソレノイド32を作動させて、ウオー
タコツク21を開にすると共に、熱量コントロ
ールレバー14の位置によつて、ブロア出力コ
ントロール回路53の暖房側が該レバー14の
位置に応じた電圧をブロアアンプ54に出力
し、ブロアアンプ54によつて電圧制御され、
ブロアモータ17が該レバー14の位置に応じ
た回転数で回転する。 同時に、非反転増幅回路55が出力し、該出
力とエアーミツクスドア15のドア位置センサ
38からの出力とを比較し、エアーミツクスド
アソレノイド31a,31bが作動し、熱量コ
ントロールレバー14の位置に応じた開度にエ
アーミツクスドア15が制御されて吹出温度が
コントロールされる。 また、第7図に操作盤の他の実施例を示す。 この実施例では、操作盤60のモードスイツチ
61の上部に気温の状態を、それぞれ、暑い6
2、温暖63、寒い64に分けて三角形の図形で
表示をし、かつ、三角形の図形表示が互いに重な
るように延在させプリント表示されている。 モードスイツチ61は、暑い側から寒い側へ順
に内気循環モードスイツチ(第1モードスイツ
チ)65、ベント吹出モードスイツチ(第2モー
ドスイツチ)66、ベントおよびフツト吹出モー
ドスイツチ(第3モードスイツチ)67、フツト
およびデフ吹出モードスイツチ(第4モードスイ
ツチ)68の4つのスイツチから成る。 このモードスイツチ61の下部に熱量コントロ
ールレバー69が配されている。 熱量コントロールレバー69は、前記実施例の
熱量コントロールレバー14と同様に制御される
ようにする。 前記モードスイツチ61の内気循環モードスイ
ツチ65は前記実施例の夏モードスイツチ4のよ
うに、ベント吹出モードスイツチ66は前記実施
例の春モードスイツチ8のように、ベントおよび
フツト吹出モードスイツチ67は前記実施例の秋
モードスイツチ9のようにフツトおよびデフ吹出
モードスイツチ68は前記実施例の冬モードスイ
ツチ11のように制御されるようにする。 なお、両実施例においては、操作盤上の表示や
スイツチ、レバー等の配置が乗員の感じる暑さや
寒さに対応した並べ方になつているため、操作に
慣れていない場合でも直感的に扱え、使い易いと
いう効果がある。 以上、本発明の実施例について詳述してきた
が、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における
設計や回路変更等があつても本発明に含まれる。 例えば、実施例の操作盤では、四季モードスイ
ツチを採用したが、この実施例に限られるもので
はなく、モードスイツチとしては従来通りで、四
季表示を操作パネルに表示したもの等であつても
よい。 また、制御装置に関しても、実施例の回路に限
定されない。 (発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の車両用空調
操作装置にあつては、モードスイツチの選択操作
と、風量と温度コントロールが一度にできる熱量
コントロールレバーのレバー操作とのたつた2つ
の操作により、吹出風量、冷房装置のON・
OFF、暖房装置の温度調節、吹出モード及び吸
入モードの以上5つの制御要素をコントロールし
て車室内の空調ができ、操作が非常に簡略化され
るという効果が得られる。 さらに、熱量コントロールレバーを操作するこ
とによつて、フアンスイツチのON、OFFと冷房
装置、暖房装置のON、OFFを行えるため、夏期
等、暑くて車室内を冷やそうとする場合、熱量コ
ントロールレバーを冷房側に操作するだけで冷房
装置とフアンがONするので使い方が簡単である
とともに、冷房装置あるいはフアンスイツチのい
ずれかを操作し、他を操作するのを忘れるという
ような誤操作が無くなる。しかも、第1〜第4モ
ードスイツチにあつては、このスイツチを選択す
れば、吹出モードと吸入モードとの最適な組み合
せが得られるために、使い方を良く知らない乗員
でも簡単に最適操作を行うことができるという効
果が得られる。 加えて、実施例にあつては、第1〜第4モード
スイツチが季節表示や吹出モードで表示されてい
て、乗員は季節の選択や吹出モードの選択と温度
の選択を行うだけで、適切な吹出モード及び吸入
モードを得ることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の空調操作装置の全体
図、第2図は実施例装置のブロツク線図、第3図
は、実施例装置におけるモードスイツチのスイツ
チ操作制御機能説明図、第4図は実施例装置にお
ける熱量コントロールレバーのレバー操作制御機
能説明図、第5図は実施例装置における制御動作
のフローチヤート図、第6図は実施例装置におけ
る制御回路の具体例を示す回路図、第7図は操作
盤の他の実施例を示す正面図、第8図は従来の空
調操作装置を示す操作盤正面図である。 4……夏モードスイツチ(第1モードスイツ
チ)、8……春モードスイツチ(第2モードスイ
ツチ)、9……秋モードスイツチ(第3モードス
イツチ)、11……冬モードスイツチ(第4モー
ドスイツチ)、14……熱量コントロールレバー、
65……内気循環モードスイツチ、(第1モード
スイツチ)、66……ベント吹出モードスイツチ
(第2モードスイツチ)、67……ベントおよびフ
ツト吹出モードスイツチ(第3モードスイツチ)、
68……デフ吹出モードスイツチ(第4モードス
イツチ)、69……熱量コントロールレバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸入側が外気導入及び内気導入可能に形成さ
    れ、吹出側にベントドア・フツトドア・デフドア
    が設けられ、中間部にフアン・暖房装置及び冷房
    装置が設けられた空調ユニツトと、 中間のOFF点を挟んで暖房側と冷房側に分け
    られたレバー作動範囲を有し、前記OFF点にお
    いて前記フアンを停止させると共に、OFF点か
    ら離れるに従つて前記フアンの風量を増大し、か
    つOFF点よりも冷房側にある時は前記冷房装置
    をONにし、さらに、OFF点よりも暖房側では前
    記暖房装置でもつて吹出温度を上昇させる熱量コ
    ントロールレバーと、 吹出側においてベントドアを開くと同時に、吸
    入側を内気導入状態にする第1モードスイツチ
    と、 吹出側においてベントドアを開くと同時に、吸
    入側を外気導入状態とする第2モードスイツチ
    と、 吹出側においてベントドアとフツトドアとを開
    くと同時に、吸入側を外気導入状態とする第3モ
    ードスイツチと、 吹出側においてフツトドアとデフドアを開くと
    同時に、吸入側を外気導入状態とする第4モード
    スイツチと、 を備えていることを特徴とする車両用空調操作装
    置。
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JPS5931446U (ja) * 1982-08-21 1984-02-27 小牧工業株式会社 ベルト振動式分級装置
JPS6045110B2 (ja) * 1978-12-14 1985-10-07 株式会社日立製作所 段積み荷役用吊具

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