JPS6045110B2 - 段積み荷役用吊具 - Google Patents

段積み荷役用吊具

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JPS6045110B2
JPS6045110B2 JP15363678A JP15363678A JPS6045110B2 JP S6045110 B2 JPS6045110 B2 JP S6045110B2 JP 15363678 A JP15363678 A JP 15363678A JP 15363678 A JP15363678 A JP 15363678A JP S6045110 B2 JPS6045110 B2 JP S6045110B2
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JP
Japan
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sleeper
moving
plate
long object
movable
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JP15363678A
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JPS5580677A (en
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豊 吉田
英輝 古宿
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は枕木を介して段積みされた長尺物を吊り上げる
ための出兵に関するものである。
本発明に最も近い従来技術として、公開実用新案昭50
−131775号公報に開示されたものがある。
これを第1図に基づいて説明すると、クレーンの巻上ロ
ープで上下動自在に支持された出兵は、実線と2点鎖線
との間で伸縮自在な吊りビーム1Jと、この吊りビーム
1の伸縮端にそれぞれ水平回転自在に設けたフォーク2
と、連杆6を介して吊りビーム1からシリンダー装置4
で上下動自在に支持された押圧板5とを主な構成として
備える。そして、この出兵で、枕木10(鉄製である。
)7上の鋼材11を吊り上げる場合、フォーク2を鋼材
11間の上下すき間に位置合せしたのち水平回転させて
、このフォーク2を荷役目的の鋼材11の下方にさし入
れる。次に、吊具全体を上昇させることによりこのフォ
ーク2で鋼材11をすくい上ける。しかる後、押圧板5
をシリンダー装置4の伸長作用で鋼材11上に押し当て
る。このようにすくい上げた鋼材11を上方から押して
おけば、クレーンが荷降し場へ移動中に、鋼材11がず
れ動くことがなくなるので安全でかつ荷降し姿勢を補正
する必要もなくなる。しかしながら、鋼材11上の枕木
10はすれ動いて地上作業員による位置修正作業を必要
とする。また、鋼材11上から吊り上げ運搬中に枕木1
0がずれ動いて落下事故を起す危険をさけるためにあら
かじめ枕木10を取り去つてから吊り上げ運搬すること
を行う。このようにすると枕木10に関する地上作業員
を必要とするばかりか荷役効率や安全性に関し悪化する
。本発明は長尺物と、長尺物上の枕木とを同時に安全か
つ位置すれせぬように吊り上げ運搬するために供する吊
具を提供することを目的とするものてある。
以下に本発明の一実施例を第2図から第5図までの各図
に基づいて説明する。
第2図に示す如く、クレーンの巻上ローブにて昇降自在
に支えられた吊りビーム9の長手方向両端にはそれぞれ
、第3図の矢印B方向へ伸縮するフレーム14が一対ず
つ設けられる。
このフレーム14の各下端には第2図に示したモーター
17て水平回転するフォーク13がそれぞれ設けられI
る。吊りビーム9の両側面には、第2図、第3図の如く
、ねじ送り式の移動装置15が2台ずつ設けられる。
この移動装置15は、モーター24で回転するねじ軸2
5と、このねじ軸25に螺合した3ナット26とから成
り、モーター24でねじ軸25を回転するとナット26
は第2図において矢印Aの如く左右へ水平移動する。こ
のナット26には銅材11を押さえるためのコイルばね
16が上下方向にして設けられる。
こ4のコイルはね16の下端には、第4図、第5図の如
き門型のフレーム30が取り付けられる。このフレーム
30の門型内において、フレーム30の上部から上下方
向にして4本の小形のコイルばね18でブラケット20
の4隅部を支持する。このブラケット20には、第4図
の如く、枕木10の長手方向、即ち鋼材11の幅手方向
へスライド自在に移動板19が組み合わされている。こ
の移動板19の両端面は、第4図の如く、ローラ12の
傾斜と逆となる傾斜状に加されている。このローラ12
はフレーム30の各脚部途中に設けられ、モーター21
により回転する。この各ローラ12間にはベルト22が
エンドレス状に掛け渡されてフおり、ベルト22はロー
ラ12から伝わるモーター21の回転駆動力にてエンド
レス駆動される。フレーム30の上部フレームとブラケ
ット20の上面とには電磁石23が上下に対応させて設
けられる。電磁石23の上下対向面はそれぞれ、第一5
図の如く、移動板19のスライド方向へすれないように
に組み合う凹凸が加工されている。以上の構成を備える
本実施例において、第2図の鋼材11を吊り上げる場合
は次のような動作をする。クレーンを動かすことにより
吊具と鋼材11との水平位置を合わせる。
水平位置が合つたならば、移動装置15てフレーム30
を移動させて、このフレーム30を枕木10上の位置に
合せる。これらの位置合せ後、クレーンの操作により吊
具を降下させ、フォーク13の高さを各銅材11間の上
下すき間に合せる。次にこのすき間にフォーク13を水
平回転動作により差し入れるとともにレーム14を第3
図の矢印方向へ縮ませて銅材11の第3図における矢印
B方向(銅材11の幅手方向)のすれ動きを拘束する。
つぎに吊具を若干上昇させることにより上段の鋼材11
と枕木10とをフォーク13ですくい上げる。この状態
においては、第4図の如く、フレーム30の脚部下端は
鋼材11上へコイルばね16により押し当てられる。こ
のため、鋼材11はフォーク13上へ押し付けられて鋼
材11の長手方向と上下方向のずれ動きが拘束される。
このコイルばね16は、吊具が銅材11側へ降下する際
にフォーク13が鋼材11間の上下すき間に合う前にフ
レーム30が銅材11上へ着き、さらにフォーク13の
すき間への位置合せのために降下する吊具の降下運動に
より圧縮されて鋼材11を押し付けるためのばね力を充
分にたくわえ得る。鋼材11上にフレーム30が着くと
、第4図の如く、移動板19が鉄製の枕木10上に当り
コイルばね18を圧縮する。
この圧縮作用の反発力としてコイルばね18は枕木10
を鋼材11上へすれ動かぬように押し付け得る。以上の
動作により吊具により掴み込まれた鋼材.11と枕木1
0とは適当な高さまで吊り上げられクレーンの移動によ
り目的の荷降し個所へ運搬される。
この運搬中に鋼材11や吊具がショックを受けても鋼材
11や枕木10は位置や姿勢に変動がなく、落下する危
険も生じない。即ち、コイルjばね18で枕木10を押
え込み、コイルばね16で鋼材18を押え込み、さらに
フレーム14にても鋼材11を挾むことができるからで
ある。したがつて、荷降しする場合は、前述とは反対の
動作で鋼材11を降せばよく、鋼材11や枕木10の,
位置や姿勢を調整する地上の作業員、または枕木10を
降された鋼材11上に配設して次に降されてくる鋼材を
積み付け可能にする作業を行う地上作業員を必要としな
い。地上に作業員が存在しないことは荷役を安全に実施
できることにもなると,ともに、地上作業員の作業場を
も鋼材11置き場とすることができてスペース効率のよ
い鋼材置き場とすることが実現できる。何等かの原因に
より枕木10の位置や姿勢が変動している場合には、次
にようにして調整する。
枕木10が第3図の矢印B方向へずれている場合には、
第4図の状態で電磁石23を磁化してコイルばね18に
抗して上下の各電磁石23同士を合わせる。このように
すると、電磁石23の力により鉄製の枕木10は移動板
19に吸着した状態で鋼材11上からはなれる。また、
この際、移動板19の上昇により、その移動板19の両
端面はベルト22に接する。ここでモーター21により
ローラ12を駆動するとベルト22が移動して、ベルト
22と接する移動板19が枕木10とともに第3図の矢
印B方向へ移動される。この移動の際には各電磁石23
がその凹凸部で噛み合うため、ブラケット20が同時に
移動したりすることによりコイルばね18が水平力を受
ける等の無理を生じない。枕木10が上述の動作で所望
する位置へきたならば、電磁石23の磁化を解いてコイ
ルばね18の反発力で枕木10を鋼材11上に押し付け
させる。このようにして第3図の矢印B方向への枕木1
0の位置調整を行う。本実施例では枕木10が鉄製であ
ることに着目して磁力による吸着手段で枕木10を保持
しているが、枕木10が磁力で吸着できない材質から成
る場合にはブラケット20に移動自在にして設けたレー
ルチャック装置等の機械的把持装置を使用して枕木を保
持すればよい。またコイルばね18によるサスペンダー
にかえてピストン・シリンダー装置でブラケット20を
上下動自在に支え、枕木をピストン・シリンダー装置で
押し付けたり、吊り上げたりすr ることにしてもよ
い。また、コイルばね16によるサスペンダーもピスト
ン●シリンダー装置によるサスペンダーに変えてもよい
。このピストン・シリンダー装置をサスペンダーとして
使用する楊合、圧力発生ユニットを必要とする欠点を生
ずることはまぬがれない。さらにブラケット20が移動
板19が移動するのに使用する駆動装置をブラケット2
0と移動板19との間にピストン●シリンダー装置を設
けてブラケット20から移動板19を押し引き移動する
ことが考えられ、このようにした場合には、第4図の如
く、ベルト22と移動板19とのスリップによる不確実
動作を解消できる。 次に、枕木10の姿勢が銅材11
に対して斜めにずれている場合には次のようにして枕木
10を鋼材11と直角となる姿勢に調整する。
まず、斜め状態の枕木10を移動板19下面に吸着て
きるように、各移動装置15で第3図の上下方向で向い
合う一対のフレーム30を斜めの枕木10と上下に合う
第3図の右側に位置する各フノレーム30の如くすらす
次に吊具を降下させて枕木10を移動板19下面に吸着
状態にし保持する。その後、吊具を上昇させてフレーム
30全体を銅材11上から上方へ離す。しかる後に移動
装置15で一対のフレーム30を互いに向い合うよ7う
に移動させることにより吸着状態の枕木10を銅材11
と直交する姿勢へ旋回させる。次に吊具を枕木10が鋼
材11上に着くまで降下させ、吸着状態を電磁石23の
磁力を切ることにより解き、姿勢調整をおわる。θ ま
た、枕木10を第2図の矢印方向へ平行移動させる場合
には枕木10を吸着して吊具を上昇させ、この上昇位置
でフレーム30を移動装置15で第1図の矢印方向へ移
動させる。
その後、枕木10を吊具の降下て鋼材11上に着かせ、
吸着状態を解いて枕木10の平行移動調整をおわる。さ
らに、鋼材11の吊り上げ過程において、フォーク13
を鋼材11間の上下すき間に差し込まない状態て枕木1
0を移動板19の下面へ吸着保持すれは、枕木10たけ
の荷役を枕木置場と銅材置場との間で行え、枕木10が
置かれていない鋼材11を枕木10を介して段積みする
際に地上の作業員を介さずに実施できる。以上の如く本
発明による吊具を使用すれば、枕木の存在位置に押し付
け手段を位置合せして長尺物の荷役と、枕木の荷役とを
同時にかつ安全に行えるから荷役サイクルタイムが向上
する効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鋼材用吊具と段積みされた鋼材の全体図
、第2図は本発明実施例による吊具と段積みされた鋼材
の全体図、第3図は第1図に示した吊具の上面図、第4
図は第1図に示した吊具が荷を扱う状態における吊具の
要部拡大図、第5図は第4図に示した要部の側面図であ
る。 9・・・・・・吊りビーム、10・・・・・・枕木、1
1・・・鋼材、12・・・・・・ローラ、13・・・・
・・フォーク、15・・・・移動装置、16,18・・
・・コイルばね、19・・・移動板、20・・・・・・
ブラケット、21・・・・・モーター、22・・・・ベ
ルト、23・・・・・電磁石、30・・・・◆フレーム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 枕木上の長尺物の下部をその長手方向の複数個所で
    支える支え具を備えた吊りビームに、長尺物の長手方向
    に移動方向を設定した移動装置を設け、この移動装置に
    、長尺物上の枕木へ押し付ける板を押し付け装置を介し
    て上下動自在に設けて成る段積み荷役用吊具。 2 特許請求の範囲の第1項において、押し付け装置は
    長尺物上の枕木へ押し付ける板を懸垂支持するように設
    けられたばねサスペンダーであることを特徴とする段積
    み荷役用吊具。 3 枕木上の長尺物の下部を、その長尺物の長手方向の
    複数個所で支える支え具を備えた吊りビームに、長尺物
    の長手方向に移動方向を設定した移動装置を設け、この
    移動装置に、枕木保持装置をサスペンダーを介して上下
    動自在に設けて成る段積み荷役用吊具。 4 特許請求の範囲の第3項において、移動装置は長尺
    物の幅手方向に間隔をあけてすくなくとも2台設けられ
    、各移動装置ごとに枕木保持装置をサスペンダーを介し
    て上下動自在に設けたことを特徴とする段積み荷役用吊
    具。 5 特許請求の範囲の第3項または第4項において、枕
    木保持装置をサスペンダーに対して長尺物の幅手方向へ
    移動自在に設けたことを特徴とする段積み荷役用吊具。 6 特許請求の範囲の第3項において、移動装置から第
    1のばねサスペンダーを介して門型のフレームが吊持さ
    れ、この門型のフレームから、その門型内側に位置合せ
    用の固定板が第2のばねサスペンダーを介して吊持され
    、この固定板に枕木保持用の移動板を水平移動自在に設
    け、門型フレームと固定板との間に着脱用マグネットを
    設け、移動板が上昇した際にこの移動板と組み合う位置
    に設けた移動板の移動用駆動装置を門型フレームに取り
    付けたことを特徴とする段積み荷役用吊具。
JP15363678A 1978-12-14 1978-12-14 段積み荷役用吊具 Expired JPS6045110B2 (ja)

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JP15363678A JPS6045110B2 (ja) 1978-12-14 1978-12-14 段積み荷役用吊具

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JP15363678A JPS6045110B2 (ja) 1978-12-14 1978-12-14 段積み荷役用吊具

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JPS5580677A JPS5580677A (en) 1980-06-18
JPS6045110B2 true JPS6045110B2 (ja) 1985-10-07

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ID=15566836

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JP15363678A Expired JPS6045110B2 (ja) 1978-12-14 1978-12-14 段積み荷役用吊具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243642B2 (ja) * 1985-03-30 1990-10-01 Nissan Shatai Co

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57166219A (en) * 1981-04-02 1982-10-13 Oomori Kikai Kogyo Kk Article transfer equipment
JPS6093684U (ja) * 1983-11-30 1985-06-26 株式会社イナックス 空パレツト移載装置

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JPS5580677A (en) 1980-06-18

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