JPH0243183Y2 - - Google Patents

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JPH0243183Y2
JPH0243183Y2 JP2251385U JP2251385U JPH0243183Y2 JP H0243183 Y2 JPH0243183 Y2 JP H0243183Y2 JP 2251385 U JP2251385 U JP 2251385U JP 2251385 U JP2251385 U JP 2251385U JP H0243183 Y2 JPH0243183 Y2 JP H0243183Y2
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JP
Japan
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cylindrical body
attached
door
lower support
base piece
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ドアの自重を利用して開状態又は
閉状態を保つようにしたグレビテイヒンジの改良
に関する。
従来のグレビテイヒンジの例としては、例え
ば、本願人によつて出願された実開昭53−110746
号公報又は実願昭57−6831号(実開昭58−110168
号公報参照)等に示されたものを挙げることがで
きる。
これらのものは、第6図にその概要を示すよう
に、固定部材A側に取り付ける上部支持具10
と、それに回転可能に嵌まり合いドアB側に取り
付けられる上部枢着具20と、固定部材A側に取
り付ける下部支持具30と、それに回転可能に嵌
まり合いドアB側に取り付けられる下部枢着具4
0とから成り、前記下部支持具30の傾斜面32
aを備えた筒状体32は、下部支持具30の取付
基片31に対し着脱自在にねじ35で固定してあ
るのが普通である。筒状体32の傾斜面32aを
取付基片31に対し該基片31の軸杆33の回り
に変位可能にする理由は、ドアBが非操作状態、
すなわち、自重で最下位にある状態でドアBの開
位置又は閉位置を所望の位置に定めるためであ
る。
しかしながら、従来のこの種のグレビテイヒン
ジにおいては、前記傾斜面32aの向き、すなわ
ち、筒状体32の向きを所定位置に設定するため
には、取付け作業者が一々ねじ35を外したり付
けたりしなければならず、面倒なことであつた。
この考案のグレビテイヒンジは、ねじを排して
筒状体の付け換えを楽にし該筒状体の傾斜面の向
きを容易に変えることができるようにすることを
目的として提案されたもので、固定部材側に取り
付ける上部支持金具と、それに回転可能に嵌まり
合いドア側に取り付けられる上部枢着具と、固定
部材側に取り付ける下部支持具と、それに回転可
能に嵌まり合いドア側に取り付けられる下部枢着
具とから成り、前記下部支持具の傾斜面を備えた
筒状体を下部支持具の取付基片に対し着脱自在に
取り付けたグレビテイヒンジにおいて、前記筒状
体の底部とそれに対応する前記取付基片の取付面
との間を、前記筒状体の底部に円周方向に沿つて
任意の角度をもつて設けた複数の凹部又は該底部
に設けた突起と、前記取付基片の取付面に設けた
突起又は該取付面にそれに対応する前記筒状体の
底部の円周方向に沿つて任意の角度をもつて設け
た複数の凹部とをそれぞれ相互に嵌め込むことに
より、着脱自在に装着したことを特徴とする。
以下図面に示す実施例に基いてこの考案を説明
する。
この考案のグレビテイヒンジが、全体として、
第6図に示すように、壁、横枠、柱その他の建物
の固定部材A側に取り付ける上部支持具10と、
それに回転可能に嵌まり合いドアB側に取り付け
られる上部枢着具20と、固定部材A側に取り付
ける下部支持具30と、それに回転可能に嵌まり
合いドアB側に取り付けられる下部枢着具40と
から成ることは、従来同様であり、また、各部材
は、金属又は合成樹脂等で製作される。
第1図及び第2図において、30は固定部材A
側に取り付ける下部支持具で、31はL字状の取
付基片、31aは取付け用のねじ孔、33は下端
を取付基片31の水平部に固設され上方へ突出す
る軸杆、32は前記軸杆33に摺動可能に挿通さ
れ取付基片31の水平部に着脱自在に取り付けた
筒状体(後に詳述する)、32aはその傾斜面で
ある。
40は前記下部支持具30の筒状体32並びに
軸杆33に回転可能に嵌まり合いドアB側に取り
付けられる下部枢着具で、41は取付板、41a
は取付け用のねじ孔、42は取付板41に突設さ
れ上記下部支持具30の筒状体32の回りに嵌ま
り合う嵌挿筒、42aは前記筒状体32の傾斜面
32aに当接させるため嵌挿筒42内に下方に向
け突設した当接突部、42bは上記下部支持具3
0の軸杆33を遊嵌させる挿入孔、43は嵌挿筒
42に被せたキヤツプである。
更に、第3図〜第5図において、本考案の要
部、すなわち、下部支持具30について詳述する
と、本考案の筒状体32にあつては、その底部3
2bに円周方向に沿つて任意の角度を隔てて複数
の凹部1,1a,1bを設ける。また、取付基片
31の水平部における取付面31bには、筒状体
32の底部32bにおける前記の凹部1,1a,
1bに対応させてそれらに嵌め込むことができる
ように、、少くとも1個(通常は4個ないし3個)
の突起2を一体又は別体として設ける。そして、
前記の凹部1,1a,1bを適当に選択して前記
の突起2を相互に嵌め込むことにより、筒状体3
2と取付基片31とは着脱自在に組み付けられ
る。この際、ドアBが取り付けられる周囲の状況
により、筒状体32の傾斜面32aの向きが決め
られることは従来と同様である。すなわち、ドア
Bは、静止状態(非操作状態)にある時、開放さ
せて置くこともできるし、閉鎖させて置くことも
でき、また、例えばトイレのドアとして用いる場
合には、開放時であつても内部の便器等を見えに
くいようにするために、ドアBの開き具合を調整
することもできる。
筒状体底部32bの凹部1,1a,1bの内、
P〜S群の符号1で示す各凹部は、ドアBの静止
状態において、筒状体32の傾斜面32aの向き
を変えて、該ドアBを閉鎖位置(第1図の位置)、
直角で内方に開放させる位置又は直角で外方に開
放させる位置に保つために用いられる。また、P
〜S群の符号1a,1bで示す各凹部は、ドアB
の静止状態において、ドアBを前記の閉位置又は
開位置からわずかにずらせて静止させるためのも
ので、開き角度微調整用として用いられる。
取付基片31に対し任意の向きに設定された筒
状体32は、このグレビテイヒンジの使用状態に
おいて、その傾斜面32aが下部枢着具40の嵌
挿筒42における当接突部42aを介してドアB
の自重を受けることになり、また、筒状体32自
体が軸杆33に嵌め込まれているので、凹部1,
1a,1bと突起2とによつて着脱自在に装着さ
れているに関わらず、容易には離脱するものでな
い。図中、符号34は、筒状体32の下部に嵌合
された装飾の目的を兼ねる目かくし用の環状体
で、凹部1,1a,1bが外部へ露出しないよう
に設けたものであるが、筒状体32と一体に製作
してもよいことは勿論である。
なお、図示例においては、凹部1,1a,1b
を筒状体32の底部32bに、また、突起2を取
付基片31の水平部に設けた例を示したが、逆
に、凹部1,1a,1bを取付基片31の水平部
に、また、突起2を筒状体32の底部32bに設
けることもできる。その場合の構造は、上記に準
ずるので、ここでは詳しい説明は省略する。
以上に説明したこの考案のグレビテイヒンジに
よれば、下部支持具30における筒状体32の付
け換えは、凹部1,1a,1bと突起2の嵌め外
しによつて極めて楽に行い得るので、該筒状体3
2の傾斜面32aの向きを容易に変えることがで
き、ドアの取り付け作業を能率化するに有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のグレビテイヒンジにおける
下部支持具及び下部枢着具を示す斜視図、第2図
は第1図−線による下部枢着具の縦断面図、
第3図はこの考案のグレビテイヒンジの下部支持
具を一部切り欠いて示す拡大側面図、第4図はそ
の下部支持具の取付基片から筒状体を外して示す
拡大平面図、第5図は下部支持具から取り外した
筒状体の拡大底面図、第6図は従来のグレビテイ
ヒンジによるドアの取付状態を一部を断面にして
示す正面図である。 A……固定部材、B……ドア、10……上部支
持具、20……上部枢着具、30……下部支持
具、40……下部枢着具、31……取付基片、3
1b……取付面、32……筒状体、32a……傾
斜面、32b……底部、1,1a,1b……凹
部、2……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定部材A側に取り付ける上部支持具10と、
    それに回転可能に嵌まり合いドアB側に取り付け
    られる上部枢着具20と、固定部材A側に取り付
    ける下部支持具30と、それに回転可能に嵌まり
    合いドアB側に取り付けられる下部枢着具40と
    から成り、前記下部支持具30の傾斜面32aを
    備えた筒状体32を下部支持具30の取付基片3
    1に対し着脱自在に取り付けたグレビテイヒンジ
    において、前記筒状体32の底部32bとそれに
    対応する前記取付基片31の取付面31bとの間
    を、前記筒状体32の底部32bに円周方向に沿
    つて任意の角度をもつて設けた複数の凹部1,1
    a,1b又は該底部32bに設けた突起2と、前
    記取付基片31の取付面31bに設けた突起2又
    は該取付面31bにそれに対応する前記筒状体3
    2の底部32bの円周方向に沿つて任意の角度を
    もつて設けた複数の凹部1,1a,1bとをそれ
    ぞれ相互に嵌め込むことにより、着脱自在に装着
    したことを特徴とするグレビテイヒンジ。
JP2251385U 1985-02-19 1985-02-19 Expired JPH0243183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2251385U JPH0243183Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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JP2251385U JPH0243183Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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JPS61137766U JPS61137766U (ja) 1986-08-27
JPH0243183Y2 true JPH0243183Y2 (ja) 1990-11-16

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ID=30514875

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JP2251385U Expired JPH0243183Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6415214B2 (ja) * 2014-09-26 2018-10-31 株式会社シブタニ トイレブースにおけるドアの開閉装置
JP6726949B2 (ja) * 2015-10-30 2020-07-22 株式会社シブタニ トイレブースにおけるドアの開閉装置
JP6755120B2 (ja) * 2016-05-02 2020-09-16 株式会社シブタニ トイレ監視システム
JP6395242B1 (ja) * 2018-04-10 2018-09-26 株式会社丸喜金属本社 グレビティヒンジ

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JPS61137766U (ja) 1986-08-27

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