JPH0754452Y2 - 巾 木 - Google Patents

巾 木

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JPH0754452Y2
JPH0754452Y2 JP4006689U JP4006689U JPH0754452Y2 JP H0754452 Y2 JPH0754452 Y2 JP H0754452Y2 JP 4006689 U JP4006689 U JP 4006689U JP 4006689 U JP4006689 U JP 4006689U JP H0754452 Y2 JPH0754452 Y2 JP H0754452Y2
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JP
Japan
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shaped member
inverted
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skirting board
screw
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JP4006689U
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JPH02130942U (ja
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恒彦 松本
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Shibutani Co Ltd
Original Assignee
Shibutani Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、室内を区画する間仕切壁の下部に設ける巾
木に関する。
〔従来の技術〕
工場生産が可能で取り付け作業も容易に行える巾木とし
ては、実開昭61-69311号公報に記載されたように、床の
被間仕切部に固定されたU字型部材の外側に上部から逆
U字型部材を嵌め込み、U字型部材と逆U字型部材の間
に高さ調節部材を介在させたものがある。この高さ調節
部材は脚材の上部にねじを螺合し、このねじのねじ込み
量により逆U字型部材の高さ調整を行うものである。従
って、高さ調整を行う時は、逆U字型部材の側板に設け
た操作孔から操作部材を差し込み、ねじ軸に対して直角
方向に操作部材を係合させて、ねじの回転操作を行うよ
うになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕 上述した従来の巾木は、取り付け作業が容易であり、高
さ調整も巾木取り付け後に外部から行えるので便利であ
る。しかし、高さ調整のためのねじの回転操作に関して
は、側方からのねじ操作では操作部材の回動範囲が限ら
れるため、調整ねじの頭部に対して操作部材の係脱を繰
り返しながら回動させなければならずめんどうである。
そこで、この考案の課題は、上記の不便さを解消し、施
工性を更に良くした巾木を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この考案は上述したような
巾木において、高さ調節部材を、水平溝を有する固定部
材と、この水平溝との対応位置に傾斜溝を設け、固定部
材で上下動可能に支持する可動部材と、前記水平溝と傾
斜溝との双方に係合させるスライド軸と、前記固定部材
に水平かつ定位置回転可能に設け、上記スライド軸を螺
合させる調整ねじとで構成し、さらに、前記調整ねじの
回転操作孔を逆U字型部材の側板に設けたのである。
〔作用〕
上記のように構成された高さ調節部材は、固定部材に水
平に設けられた調整ねじの回転により、スライド軸が水
平溝内を移動し、その移動で傾斜溝との係合部に生じる
分力により、可動部材が垂直方向に移動して、逆U字型
部材の支持高さが変化する。
このように、方向転換された力で逆U字型部材を上下動
させるようにして調整ねじを水平にすると、その調整ね
じに巾木の側面からドライバ等の工具を直列状態に係合
させることができ、この場合、調整ねじの回転に伴う工
具の水平方向の位置変化がないため、連続的操作が可能
になる。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図に示すように、この巾木は、U字型部
材10と、前記U字型部材10の外側に上部から嵌め込む逆
U字型部材20と、前記U字型部材10の底板12上に設置
し、逆U字型部材20の頂板22を支持して高さ調整を行う
高さ調節部材30とから構成されている。
前記高さ調節部材30は、第3図に示すように、固定部材
31、可動部材32、スライド軸33、調整ねじ34とから成
る。
固定部材31は、起立する側板31aの両側に、ここから直
面に屈曲して他の側板31bを対向するように連設し、さ
らに、各側板31bの下端部にそれぞれ外側に張り出す取
り付け部31cを形成すると共に、各側板31bの上部に貫通
水平溝31dを対応して設けてある。また、前記可動部材3
2は頂板32aと側板32bとから成る逆U字型形状に形成
し、各側板32bに貫通傾斜溝32cを対応して設け、側板32
bの外面が前記側板31bの内面に接するように固定部材31
に嵌め込むようにしてある。
前記スライド軸33は、両端の小径部を前記水平溝31dに
係合させて側板31b間に架け渡してあり、中間の大径部
が前記傾斜溝32cを貫通して可動部材32を支持してい
る。また、側板31aの中央部には、水平溝31dと同じ高さ
に調整ねじ34が水平かつ定位置回転するように設けられ
ている。この調整ねじ34は、十字溝の回転操作部34aが
側板31aの外面に露出し、側板31aの内面から突出したね
じ軸34bが前記スライド軸33の中央部に螺合されてい
る。
このように構成された高さ調節部材30は、側板31aが前
記U字型部材10の一方の側板11に対向するように、U字
型部材10の内部に嵌め込むようになっており、逆U字型
部材20の側板21には、前記調整ねじ34の回転操作部34a
に対応する位置に、操作孔23が設けられている。なお、
この操作孔23は、逆U字型部材20が上下動することを考
慮して、常に露出状態になるように縦長形状にしてあ
る。
以上のように構成された巾木は組立後に、操作孔23内に
露出している調整ねじ34の回転操作部34aをプラスドラ
イバを用いて回すことにより、簡単に巾木の高さ調整を
行うことができ、その回転操作も連続的に行うことがで
きる。
なお、前記操作孔23は高さ調整後は不用となるため、第
2図に鎖線で示すようなキャップ40を嵌め込んでおけば
体裁が良い。
また、高さ調節部材30の可動部材32はU字型部材10内で
上下運動のみを行えばよく、例示の場合は、U字型部材
10の側板11間に嵌め込む構成にすることにより、可動部
材32の水平移動を制限しているが、固定部材31を環状に
形成したり、側板31bに停止突起を設けたりして固定部
材31自体で可動部材32の動きを制限してもよい。
さらに、巾木の高さの調整範囲は、傾斜溝32cの傾斜角
度および長さにより決定されるが、傾斜角度が大きくな
るほど、調整ねじ34の回転操作に必要な力が大きくなる
ので、巾木の幅等を考慮して適度な角度に設定するのが
好ましい。
〔効果〕
上述したように、巾木の高さ調節部材を水平な調整ねじ
の回転により上下動させる構成としたため、調整ねじ軸
に対して直列的に操作部材を係合させることができ、調
整ねじの回転操作が連続的に行えるので、巾木の高さ調
整が短時間で行えて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例を示す、傾斜図、第2
図は同上の断面図、第3図は高さ調節部材の分解斜視
図、第4図は使用状態を示す側面図である。 10……U字型部材、11……側板、12……底板、20……逆
U字型部材、21……側板、22……頂板、23……操作孔、
30……高さ調節部材、31……固定部材、31a、31b……側
板、31c……取り付け部、31d……貫通水平溝、32……可
動部材、32a……頂板、32b……側板、32c……貫通傾斜
溝、33……スライド軸、34……調整ねじ、34a……回転
操作部、34b……ねじ軸、40……キャップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】間仕切幅とほぼ同一長さにして床に固定す
    るU字型部材と、このU字型部材の外側に全長に渡って
    嵌め込む逆U字型部材と前記U字型部材の内側に設置し
    て逆U字型部材を支持する高さ調節部材とから成る巾木
    において、前記高さ調節部材を、水平溝を有する固定部
    材と、この水平溝との対応位置に傾斜溝を設け、固定部
    材で上下動可能に支持する可動部材と、前記水平溝と傾
    斜溝との双方に係合させるスライド軸と、前記固定部材
    に水平かつ定位置回転可能に設け、前記スライド軸を螺
    合させる調整ねじとで構成し、さらに、前記調整ねじの
    回転操作孔を逆U字型部材の側板に設けたことを特徴と
    する巾木。
JP4006689U 1989-04-04 1989-04-04 巾 木 Expired - Lifetime JPH0754452Y2 (ja)

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JP4006689U JPH0754452Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 巾 木

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JP4006689U JPH0754452Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 巾 木

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JPH02130942U JPH02130942U (ja) 1990-10-30
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JP4006689U Expired - Lifetime JPH0754452Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 巾 木

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JP2682484B2 (ja) * 1994-12-29 1997-11-26 コクヨ株式会社 巾木の取付構造

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JPH02130942U (ja) 1990-10-30

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