JPH0242987Y2 - - Google Patents

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JPH0242987Y2
JPH0242987Y2 JP1984147625U JP14762584U JPH0242987Y2 JP H0242987 Y2 JPH0242987 Y2 JP H0242987Y2 JP 1984147625 U JP1984147625 U JP 1984147625U JP 14762584 U JP14762584 U JP 14762584U JP H0242987 Y2 JPH0242987 Y2 JP H0242987Y2
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JP
Japan
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remote control
infrared
air
air conditioner
signal
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JP1984147625U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は遠隔操作を行うリモコンを備えると共
に本体にルーバーを備えるエアコンに関する。
〈従来技術〉 従来のエアコンにおいて、ルーバーは吹出風を
室内に万変なく供給する意味しかもたなかつた。
このため、使用者が自分の居る方向に吹出風を
向けたい場合には、使用者自身が自分の方向に向
くように吹出方向を調整する必要があつた。
そこで、実開昭56−65324号公報において、超
音波信号を発生する携帯用超音波発生器を設け
て、任意の場所から使用者が超音波信号をエアコ
ン本体に送信することにより、エアコン本体がこ
の使用者の居る方向を判断し、使用者の居る方向
に吹出風を向けるようにしたものが提案されてい
る。
しかし、この従来のエアコンにおいては、超音
波信号をエアコン本体に送信するものであるた
め、誤動作が生じ易くその構造も複雑になるとい
う問題があつた。つまり、超音波信号は指向性に
乏しく、雑音を検出し易いため、希望しない方向
に勝手に吹出風が向いてしまう可能性があつた。
また超音波信号を送受信するためには送信機、受
信機共に送波器や受波器等の付帯吹備が必要であ
つてその設備は必然的に複雑で大型のものにな
り、特に送信機を携帯するには問題がある。
さらに、遠隔操作のためのリモコンとは別に携
帯用超音波発生器を携帯しなければならないた
め、その使用も煩わしいものとなる。
〈目的〉 本考案は上記の点に鑑み成されたものであつ
て、遠隔操作を行うリモコンを利用して、簡単に
しかも正確にリモコンの位置を検出し、このリモ
コンの位置を使用者の居る位置としてこのリモコ
ンのある方向に吹出風を向けるようにすることを
目的とする。
このために本考案は、 信号を無線送信することにより遠隔操作を行う
リモコンと、この信号の受信により操作されるエ
アコン本体とから成り、このエアコン本体には吹
出風の吹出方向を制御するルーバーを設けたもの
において、 上記リモコンに、操作に対応した赤外線信号を
発信する赤外線発光素子を設け、 上記エアコン本体に、上記赤外線信号を受信す
るものであつて異なる方向に向いて設置された複
数の赤外線受光素子を設けると共に、これら複数
の赤外線受光素子のどれかに赤外線信号が入力さ
れたことを受けて赤外線信号の発信された方向を
判断する方向判定手段を設け、この判定手段によ
つて判定された方向に吹出風を吹き出させるよう
にルーバーを制御するルーバー制御手段を設けた
ものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
第1図及び第2図に於て、1はエアコン本体、
2はモータにて駆動されるルーバーを備えた吹出
し口、3及び4はリモコン7(後述)の左右位置
を検出する受信素子(以下受光素子と称す)、5
及び6はリモコン7の上下位置を検出する受信素
子(以下受光素子と称す)、7はリモコン本体、
8は制御信号発信部である。
第3図は上記吹出口2の横断面図であつて、こ
の第3図において9は吹出風を左右に振り分ける
ルーバーである。
第4図は上記吹出口2の縦断面図であつて、こ
の第4図において10は吹出風を上下方向に振り
分けるルーバーである。
第5図は本考案実施例に用いられる制御回路ブ
ロツク図である。この第5図に於て、3,4及び
5,6は受光素子、11,12,13及び14は
各受光素子の受信信号の増幅器(以下AMPと称
す)、15,16,17及び18は各受信信号と
基準信号を比較する為の比較器(以下コンパレー
ターと称す)である。19はマイコン等の制御回
路(以下マイコンと称す)、20及び21はモー
タ(後述)駆動回路、22は左右ルーバー駆動用
モータ、23は上下ルーバー駆動用モータ、9は
左右ルーバー、10は上・下ルーバーである。
第6図はリモコンの位置を判定するモード表で
ある。この第6図に於て、コンパレータ15の出
力イがH、コンパレータ16の出力がLであれ
ば、リモコン7は左側、コンパレータ15の出力
イがL、16の出力ロがHであれば、リモコン7
は右側、両方のコンパレータの出力イ,ロがHで
あれば中側、又、コンパレータ17の出力ハが
H、コンパレータ18の出力ニがLであればリモ
コン7は上段、コンパレータ17の出力ハがL、
コンパレータ18の出力ニがHであればリモコン
7は下段、両方のコンパレータの出力ハ,ニがH
であれば中段と判断するものとする。
次に上記構成エアコンの動作説明を行う。
例えばリモコン7が本体1に対して左側で中段
の位置にあるとすると、リモコン7より発信され
た制御信号は受光素子の指向性により、受光素子
3にて受信され、AMP11により増幅されてコ
ンパレータ15よりHの信号が出力され、受光素
子4は信号を受信せずコンパレータ16からの出
力はLとなる。このコンパレータ15,16から
の信号はマイコン19に入力されて、第6図のモ
ード表に従つてリモコン7が本体1に対して左側
に存在すると判定し、その結果ルーバー9を左側
に向けるように駆動回路20に指令を出力してモ
ータ22がルーバー9を左側に向ける。又、同時
に、受光素子5,6にて信号が受信されて、コン
パレータ17,18の出力ハ,ニが共にHとなる
ため、マイコン19はルーバー10を中段に向け
るように駆動回路21に信号を出力し、モータ2
3の作用にてルーバー10が中段を向くようにな
る。
従つて、上記の如くリモコンの位置検出に基い
て、ルーバーをリモコンのある方向即ち使用者の
方向に自動的に向けることができる。
尚、本説明では上下、左右とも3ステツプに可
変位置を固定したが、ステツプ数を増やすことは
容易で、きめ細く風向を自動的に調節することも
可能である。
〈効果〉 以上本考案によれば、遠隔操作を行うリモコン
に赤外線発光素子を設け、エアコン本体にはこの
赤外線信号を受信するものであつて異なる方向に
向いて設置された複数の赤外線受光素子を設け
て、これら受光素子のどれに赤外線信号が入力さ
れたかを判断してリモコンの方向を判断するよう
にしたので、簡単な装置で確実に吹出風をリモコ
ンの方向即ち使用者の居る方向に向けることがで
きる。
即ち、赤外線信号の送受信は、ごく小型の素子
をもつて行うことができ、従来の超音波を用いた
送受信に比べて装置を非常に小型で簡単なものに
することができる。
また、赤外線信号は指向性に富み誤動作が生じ
にくいので、確実にリモコンの位置を判断するこ
とができ、誤つた方向に勝手に吹出方向を変更す
ることがない。
また、通常リモコンは赤外線信号により送受信
が行われるので、このリモコンの送受信のため機
構を利用してリモコンの位置を判断することがで
き、装置の簡略化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の正面図、第2図は、
同上側面図、第3図は、同例に用いられる吹出口
の横断面図、第4図は、同上縦断面図、第5図
は、同例に用いられるブロツク図、第6図は、同
例に用いられる判定図。 1:本体、2:吹出口、3,3,5,6:受光
素子、7:リモコン、9:左右ルーバー、10:
上下ルーバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 信号を無線送信することにより遠隔操作を行う
    リモコンと、この信号の受信により操作されるエ
    アコン本体とから成り、このエアコン本体には吹
    出風の吹出方向を制御するルーバーを設けたもの
    において、 上記リモコンに、操作に対応した赤外線信号を
    発信する赤外線発光素子を設け、 上記エアコン本体に、上記赤外線信号を受信す
    るものであつて異なる方向に向いて設置された複
    数の赤外線受光素子を設けると共に、これら複数
    の赤外線受光素子のどれかに赤外線信号が入力さ
    れたことを受けて赤外線信号の発信された方向を
    判断する方向判定手段を設け、この判定手段によ
    つて判定された方向に吹出風を吹き出させるよう
    にルーバーを制御するルーバー制御手段を設けた
    エアコン。
JP1984147625U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0242987Y2 (ja)

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JP1984147625U JPH0242987Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984147625U JPH0242987Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Publication Number Publication Date
JPS6163639U JPS6163639U (ja) 1986-04-30
JPH0242987Y2 true JPH0242987Y2 (ja) 1990-11-15

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ID=30705852

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JP1984147625U Expired JPH0242987Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665324U (ja) * 1979-10-26 1981-06-01

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JPS6163639U (ja) 1986-04-30

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