JP2830621B2 - 空気調和機の遠隔制御装置 - Google Patents
空気調和機の遠隔制御装置Info
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- JP2830621B2 JP2830621B2 JP4165520A JP16552092A JP2830621B2 JP 2830621 B2 JP2830621 B2 JP 2830621B2 JP 4165520 A JP4165520 A JP 4165520A JP 16552092 A JP16552092 A JP 16552092A JP 2830621 B2 JP2830621 B2 JP 2830621B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機を無線操作
信号により遠隔制御する装置に関するものである。
信号により遠隔制御する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４及び図５は、従来の空気調和機の遠
隔制御装置を示す図で、図４は全体構成図、図５は受信
器の構成図である。図４において、(1)は複数の空気調
和機を集中管理する中央制御装置、(2)は中央制御装置
(1)からの信号を伝送する伝送線、(3)は伝送線(2)に接
続され区画Ａを空気調和（以下空調という）する空気調
和機の遠隔有線操作器、(4A)(4B)は区画Ａ、Ｂを空調す
る空気調和機の制御器である。
隔制御装置を示す図で、図４は全体構成図、図５は受信
器の構成図である。図４において、(1)は複数の空気調
和機を集中管理する中央制御装置、(2)は中央制御装置
(1)からの信号を伝送する伝送線、(3)は伝送線(2)に接
続され区画Ａを空気調和（以下空調という）する空気調
和機の遠隔有線操作器、(4A)(4B)は区画Ａ、Ｂを空調す
る空気調和機の制御器である。
【０００３】制御器(4A)(4B)は、それぞれ伝送線(2)に
接続され信号を送受信する通信部(5A)(5B)、制御を実行
するマイクロコンピュータ（以下マイコンという）(6A)
(6B)、制御器(4A)(4B)を識別するためのアドレスを設定
するアドレス設定器(7A)(7B)及び空気調和機を駆動する
ための入出力部(8A)(8B)を有している。(9)は赤外線等
からなる無線操作信号を送信する無線操作器、(10)は伝
送線(2)に接続され無線操作器(9)からの無線操作信号を
受信する受信器である。
接続され信号を送受信する通信部(5A)(5B)、制御を実行
するマイクロコンピュータ（以下マイコンという）(6A)
(6B)、制御器(4A)(4B)を識別するためのアドレスを設定
するアドレス設定器(7A)(7B)及び空気調和機を駆動する
ための入出力部(8A)(8B)を有している。(9)は赤外線等
からなる無線操作信号を送信する無線操作器、(10)は伝
送線(2)に接続され無線操作器(9)からの無線操作信号を
受信する受信器である。
【０００４】図５において、(11)は伝送線(2)に接続さ
れ信号を送受信する通信部、(12)は無線操作器(9)から
の無線操作信号を受信する受光ユニット、(13)は受光ユ
ニット(12)で受信した信号を処理するマイコン、(14)は
伝送線(2)に接続された他の制御装置と識別するための
アドレスを設定するためのアドレス設定器である。
れ信号を送受信する通信部、(12)は無線操作器(9)から
の無線操作信号を受信する受光ユニット、(13)は受光ユ
ニット(12)で受信した信号を処理するマイコン、(14)は
伝送線(2)に接続された他の制御装置と識別するための
アドレスを設定するためのアドレス設定器である。
【０００５】従来の空気調和機の遠隔制御装置は上記の
ように構成され、無線操作器(9)を操作すると、無線操
作信号が送信される。この信号を受信器(10)の受光ユニ
ット(12)が受信すると、マイコン(13)はこの信号を処理
し、通信部(11)を介して伝送線(2)に送出する。このと
き、受信器(10)のアドレス設定器(14)で設定されたアド
レス番号と同じアドレス番号が、制御器(4B)のアドレス
設定器(7B)で設定されているとすると、伝送線(2)の信
号は通信部(5B)を介してマイコン(6B)に取り込まれ、無
線操作信号に指示されたとおりに空気調和機を制御す
る。
ように構成され、無線操作器(9)を操作すると、無線操
作信号が送信される。この信号を受信器(10)の受光ユニ
ット(12)が受信すると、マイコン(13)はこの信号を処理
し、通信部(11)を介して伝送線(2)に送出する。このと
き、受信器(10)のアドレス設定器(14)で設定されたアド
レス番号と同じアドレス番号が、制御器(4B)のアドレス
設定器(7B)で設定されているとすると、伝送線(2)の信
号は通信部(5B)を介してマイコン(6B)に取り込まれ、無
線操作信号に指示されたとおりに空気調和機を制御す
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の空
気調和機の遠隔制御装置では、無線操作器(9)を人為的
に空気調和機に向けて操作することにより、赤外線によ
る操作信号が送信されて空気調和機が制御される。しか
し、無線操作器(9)が置かれている場所は一定しておら
ず、送信器が空気調和機本体の受信器(10)に向けて置か
れていない場合は、無線操作器(9)からの操作信号が受
信されないという問題点がある。
気調和機の遠隔制御装置では、無線操作器(9)を人為的
に空気調和機に向けて操作することにより、赤外線によ
る操作信号が送信されて空気調和機が制御される。しか
し、無線操作器(9)が置かれている場所は一定しておら
ず、送信器が空気調和機本体の受信器(10)に向けて置か
れていない場合は、無線操作器(9)からの操作信号が受
信されないという問題点がある。
【０００７】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、無線操作器の置かれた向きに係わらず、
確実に空気調和機本体側で操作信号が受信され、かつ消
費電力の増加が防止できるようにした空気調和機の遠隔
制御装置を提供することを目的とする。
されたもので、無線操作器の置かれた向きに係わらず、
確実に空気調和機本体側で操作信号が受信され、かつ消
費電力の増加が防止できるようにした空気調和機の遠隔
制御装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機の遠隔制御装置は、空気調和機に対して遠隔設置され
た無線操作器に、運転操作キーと、室内温度検知器と、
送信方向が前方向に設 定された第１の送信器と送信方向
が上方向に設定された第２の送信器とを設け、運転操作
キーが操作されると操作信号を第１の送信器へ出力し、
室内温度検知器が検知した温度により操作信号を第２の
送信器へ出力するようにしたものである。
機の遠隔制御装置は、空気調和機に対して遠隔設置され
た無線操作器に、運転操作キーと、室内温度検知器と、
送信方向が前方向に設 定された第１の送信器と送信方向
が上方向に設定された第２の送信器とを設け、運転操作
キーが操作されると操作信号を第１の送信器へ出力し、
室内温度検知器が検知した温度により操作信号を第２の
送信器へ出力するようにしたものである。
【０００９】
【作用】この発明においては、無線操作器の運転操作キ
−の操作による操作信号の送信方向を前方向に、室内温
度検知器の検知温度による操作信号の送信方向を上方向
に設定したので、送信方向は一方向に限定されない。
−の操作による操作信号の送信方向を前方向に、室内温
度検知器の検知温度による操作信号の送信方向を上方向
に設定したので、送信方向は一方向に限定されない。
【００１０】実施例 図１〜図３は、この発明の一実施例を示す図で、図１は
無線操作器の斜視図、図２は無線操作器のブロック線
図、図３は無線操作器と空気調和機本体との位置関係説
明図である。
無線操作器の斜視図、図２は無線操作器のブロック線
図、図３は無線操作器と空気調和機本体との位置関係説
明図である。
【００１１】図１において、無線操作器(9)には操作ス
イッチ(41)及び液晶表示器(24)が配置されるとともに、
赤外線発光ダイオードからなる第１の送信器(55)及び第
２の送信器(56)を内蔵し、第１の送信器(55)の送信方向
は横方向に、第２の送信器(56)の送信方向は上方向に設
定されている。
イッチ(41)及び液晶表示器(24)が配置されるとともに、
赤外線発光ダイオードからなる第１の送信器(55)及び第
２の送信器(56)を内蔵し、第１の送信器(55)の送信方向
は横方向に、第２の送信器(56)の送信方向は上方向に設
定されている。
【００１２】図２において、(43)は入力信号を処理する
マイクロコンピュ−タ(57)は無線操作器(9)に内蔵する
室内温度検知器(31)に接続された温度データ検出手段、
(58)は操作スイッチ(41)に接続された操作スイッチ入力
検出手段、(59)は各検出手段(57)(58)からのデータによ
り、送信内容及び表示内容を決定する運転制御手段、(6
0)は運転制御手段(59)からのデータにより第１及び第２
の送信器(55)(56)を駆動する出力を発生する送信信号制
御手段、(61)は同じく表示器(24)を駆動する出力を発生
する表示出力制御手段である。
マイクロコンピュ−タ(57)は無線操作器(9)に内蔵する
室内温度検知器(31)に接続された温度データ検出手段、
(58)は操作スイッチ(41)に接続された操作スイッチ入力
検出手段、(59)は各検出手段(57)(58)からのデータによ
り、送信内容及び表示内容を決定する運転制御手段、(6
0)は運転制御手段(59)からのデータにより第１及び第２
の送信器(55)(56)を駆動する出力を発生する送信信号制
御手段、(61)は同じく表示器(24)を駆動する出力を発生
する表示出力制御手段である。
【００１３】次に、この実施例の動作を図３を参照して
説明する。無線操作器(9)を操作する場合は、通常手に
持って第１の送信器(55)を空気調和機本体(21)に向けて
操作スイッチ(41)を操作する。したがって、無線操作器
(9)の向きと、空気調和機本体(21)の位置関係は図３(A)
に示すようになる。このとき、操作スイッチ入力検出手
段(58)の出力により、運転制御手段(59)は、送信信号制
御手段(60)を介して第１の送信器(55)を駆動する。ま
た、表示出力制御手段(61)を介して表示器(24)に送信内
容を表示する。
説明する。無線操作器(9)を操作する場合は、通常手に
持って第１の送信器(55)を空気調和機本体(21)に向けて
操作スイッチ(41)を操作する。したがって、無線操作器
(9)の向きと、空気調和機本体(21)の位置関係は図３(A)
に示すようになる。このとき、操作スイッチ入力検出手
段(58)の出力により、運転制御手段(59)は、送信信号制
御手段(60)を介して第１の送信器(55)を駆動する。ま
た、表示出力制御手段(61)を介して表示器(24)に送信内
容を表示する。
【００１４】また、空気調和機本体(21)の運転中、室内
温度検知器(31)で検出した室内温度を送信する等、操作
スイッチ(41)の操作以外で送信の必要が発生した場合
は、手に持って送信する場合と違って、無線操作器(9)
の第１の送信器(55)が空気調和機本体(21)の方に向いて
いるとは限らない。しかし、通常、無線操作器(9)は机
上等に水平に置かれる。また、空気調和機本体(21)は壁
の高い位置や天井に据え付けられる。このときは、温度
データ検出手段(57)の出力により、第２の送信器(56)が
駆動され上方へ送信されるので、図３(B)に示すように
確実に空気調和機本体(21)側で受信することができる。
温度検知器(31)で検出した室内温度を送信する等、操作
スイッチ(41)の操作以外で送信の必要が発生した場合
は、手に持って送信する場合と違って、無線操作器(9)
の第１の送信器(55)が空気調和機本体(21)の方に向いて
いるとは限らない。しかし、通常、無線操作器(9)は机
上等に水平に置かれる。また、空気調和機本体(21)は壁
の高い位置や天井に据え付けられる。このときは、温度
データ検出手段(57)の出力により、第２の送信器(56)が
駆動され上方へ送信されるので、図３(B)に示すように
確実に空気調和機本体(21)側で受信することができる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明では、無線
操作器の運転操作キ−の操作による操作信号の送信方向
を前方向に、室内温度検知器の検知温度による操作信号
の送信方向を上方向に設定したので、送信方向は一方向
に限定されず、無線操作器が机上等に水平に置かれた場
合にも、操作信号を確実に空気調和機本体側で受信でき
る効果がある。
操作器の運転操作キ−の操作による操作信号の送信方向
を前方向に、室内温度検知器の検知温度による操作信号
の送信方向を上方向に設定したので、送信方向は一方向
に限定されず、無線操作器が机上等に水平に置かれた場
合にも、操作信号を確実に空気調和機本体側で受信でき
る効果がある。
【図１】この発明の実施例を示す無線操作器の斜視図。
【図２】図１のブロック線図。
【図３】無線操作器と空気調和機本体との位置関係説明
図で、(A)は操作キーによる送信時、(B)は室内温度検知
器による送信時。
図で、(A)は操作キーによる送信時、(B)は室内温度検知
器による送信時。
【図４】従来の空気調和機の遠隔制御装置を示す全体構
成図。
成図。
【図５】図４の受信器の構成図。
９ 無線操作器、２１ 空気調和機本体、３１ 室内温
度検知器、４３ マイクロコンピュータ、５５ 第１の
送信器、５６ 第２の送信器
度検知器、４３ マイクロコンピュータ、５５ 第１の
送信器、５６ 第２の送信器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−210343（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−41588（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24F 11/02 104
Claims (1)
- 【請求項１】 空気調和機に対して遠隔設置された無線
操作器に、運転操作キーと、室内温度検知器と、送信方
向が上記無線操作器の前方向に設定された第１の送信器
と、送信方向が上記無線操作器の上方向に設定された第
２の送信器と、上記運転操作キーが操作されると上記第
１の送信器へ操作信号を出力し、上記室内温度検知器が
検知した温度により上記第２の送信器へ上記操作信号を
出力する運転制御手段とを備えてなる空気調和機の遠隔
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4165520A JP2830621B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 空気調和機の遠隔制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4165520A JP2830621B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 空気調和機の遠隔制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332598A JPH05332598A (ja) | 1993-12-14 |
| JP2830621B2 true JP2830621B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15813956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4165520A Expired - Lifetime JP2830621B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 空気調和機の遠隔制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2830621B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP4165520A patent/JP2830621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05332598A (ja) | 1993-12-14 |
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