JPH06215287A - 机上型センサ - Google Patents

机上型センサ

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Publication number
JPH06215287A
JPH06215287A JP5004167A JP416793A JPH06215287A JP H06215287 A JPH06215287 A JP H06215287A JP 5004167 A JP5004167 A JP 5004167A JP 416793 A JP416793 A JP 416793A JP H06215287 A JPH06215287 A JP H06215287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
humidity
sensor
desk
code
Prior art date
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Pending
Application number
JP5004167A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Yamanaka
寿幸 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP5004167A priority Critical patent/JPH06215287A/ja
Publication of JPH06215287A publication Critical patent/JPH06215287A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者の位置に応じた最適の温湿度制御がで
きる空調システムを実現する机上型センサを提供する。 【構成】 温湿度を検出するセンサ部と、このセンサ部
が検出した温湿度に関する情報を空調システムの空調屋
内機にワイヤレス送信する送信部とを有し、そのセンサ
部と送信部とを机上に載置する載置手段を備えたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和システムにお
いて用いられるセンサであって、任意の位置における温
度や湿度等を空気調和システムの本体側に伝える机上型
センサに関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置(以下、空調装置とい
う。)が普及している現在、室内にいる作業者の作業環
境を個別に設定することができるように、各作業者に別
々に空調空気を送る空調システムも多くなっている。そ
のような空調システムとして、例えば、各作業者の作業
位置に応じた天井の各地点に屋内機が設けられ、それら
の屋内機にヒートポンプが組み込まれた個別ヒートポン
プパッケージエアコンディショナー方式のものがある。
【0003】一方、空調装置による室内温湿度の調節の
ために、リモートコントロール(以下、リモコンとい
う。)ユニットからの遠隔制御によって屋内機を制御す
る方式が広く用いられている。そのような方式にあって
は、室内にいる作業者が、リモコンユニットを用いて屋
内機に設定温湿度等を伝える。
【0004】すると、屋内機は、その設定温湿度を記憶
する。また、その屋内機に付属している温度センサや湿
度センサ、あるいは室内の壁面に設置されている温度セ
ンサや湿度センサから室内の温湿度状態を入力する。そ
して、屋内機は、入力した温湿度状態と設定温湿度とが
一致するように、電動ダンパを開閉するなどして風量調
節を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の空調システムは
以上のような構成であるから、屋内機にセンサが付属し
ている場合には、実際に作業者がいる高さの温湿度を測
定していない。また、壁面にセンサが設置されている場
合には、設置位置を作業者がいる高さに近づけることは
できるものの、空調空間の外周部に設置されることが多
く温湿度がばらつく地点で温湿度を測定することにな
る。また、室内のインテリア設備等によって温湿度の測
定が不能になる可能性もある。すなわち、従来の空調シ
ステムでは、作業者の作業環境に適合した温湿度制御が
なされていないという問題がある。
【0006】本発明は、そのような問題を解決するため
になされたもので、作業者の位置に応じた最適の温湿度
制御ができる空調システムを実現する机上型センサを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る机上型セン
サは、温湿度を検出するセンサ部と、このセンサ部が検
出した温湿度に関する情報を空調システムの本体側にワ
イヤレス送信する送信部とを有し、そのセンサ部と送信
部とを机上に載置する載置手段を備えたものである。
【0008】
【作用】この机上型センサは、作業者の作業机上に置か
れるので、作業者のごく近傍の温湿度を検出できる。よ
って、屋内機の運転制御用の温湿度を、空調使用空間の
最適位置で検出していることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例による机上型センサ
について図面を参照して説明する。図1に示すように、
机上型センサ1は作業者の机2の上に設置される。そし
て、机上型センサ1からの赤外線信号は、天井6に設置
された空調屋内機4の受信部5に送信される。
【0010】本実施例において、机上型センサ1は、図
2(A)に示すように、名札部7にセンサユニット3が
組み込まれたものである。よって、名札部7は机上型セ
ンサ1の載置手段を兼ねている。センサユニット3の前
面には、図2(B)に示すように、温湿度を測定するセ
ンサに室内空気を供給するための測温スリット31、設
定温湿度等を表示するための表示部32、設定温湿度を
設定したり変更したりするためのUPDOWNキー33、およ
び温湿度設定のためのSET キー34が設けられている。
また、センサユニット3の背面には、図2(C)に示す
ように、送信部35および電源用の太陽電池36が設け
られている。
【0011】図3は、センサユニット3の回路構成の一
例を示すブロック図である。図において、37は温湿度
を測定するセンサ部、38はUPDOWNキー33およびSET
キー34からの情報を取り込んで設定温湿度を認識し、
それを不揮発性の設定温湿度メモリ39に格納するとと
もに、センサ部37からの温湿度を設定温湿度メモリ3
9内の設定温湿度と比較し、その比較結果にもとづいた
所定の信号をパルス変調部40に出力する制御部であ
る。
【0012】次に、この机上型センサ1の動作について
説明する。温湿度を設定する場合に、作業者は、まずSE
T キー34を用いて温度設定を行うことを制御部38に
知らせる。制御部38は、それに応じて、設定温湿度メ
モリ39に今まで設定されていた温度を取り出し、それ
を表示部32に表示する。続いて、作業者は、表示され
ている温度に対して、UPDOWNキー33を用いて設定温度
の変更量を制御部38に知らせる。
【0013】制御部38は、UPDOWNキー33の入力に応
じて、表示部32に表示されている温度を変更する。表
示されている温度が所望の温度になったら、作業者は、
SETキー34を用いて温度設定の終了を制御部38に知
らせる。制御部38は、それに応じて、表示されている
温度の値を用いて設定温湿度メモリ39内の設定温度を
更新する。以上のようにして、温度設定がなされたこと
になる。湿度についても、同様な操作によって設定値が
設定温湿度メモリ39に設定される。
【0014】センサ部37は、机上周囲の温湿度を検出
しそれを制御部38に伝える。制御部38は、その温湿
度と設定温湿度メモリ39内の設定温湿度とを比較す
る。そして、例えば、センサ部37からの温度が設定温
湿度メモリ39内の設定温度よりも高い場合には、制御
部38は、温度を下げるように指示するコードを出力す
る。すると、パルス変調部40は、そのコードをパルス
変調する。
【0015】送信部35は、赤外線発光ダイオードとト
ランジスタとから構成されている。トランジスタは、パ
ルス変調部40からの信号に従ってオンオフする。トラ
ンジスタがオンすると赤外線発光ダイオードに電流が流
れ、赤外線発光ダイオードは発光する。トランジスタが
オフすると赤外線発光ダイオードは発光しない。よっ
て、赤外線発光ダイオードは、パルス変調された信号に
応じて発光する。すなわち、制御部38が出力したコー
ドが示す情報が赤外線発光ダイオードから送出される。
【0016】空調屋内機4の受信部5は、赤外線発光ダ
イオードからの赤外線信号を受信し、受信した信号を復
調してコードを得る。そして、そのコードが示す情報を
空調屋内機4の運転制御部に送る。運転制御部は、例え
ば、電動ダンパとその制御部を含み、受信したコードが
示す情報に応じてダンパの開閉を行う。センサ部37か
らの温度が設定温湿度メモリ39内の設定温度よりも低
い場合には、制御部38は、温度を上げるように指示す
るコードを出力する。そして、パルス変調部40と送信
部35とは、そのコードが示す情報を空調屋内機4に送
信する。湿度についても同様にコード送出がなされ、そ
のコードが示す情報に従って、空調屋内機4が空調運転
制御を行う。
【0017】以上のようにして、作業者のごく近傍の温
湿度に応じた空調運転制御がなされる。なお、上記実施
例では、センサ37による温湿度と設定温湿度とを比較
して、温湿度を上げ下げする指示を送信する机上型セン
サ1を示したが、机上型センサ1が、設定温湿度とセン
サ37による温湿度とを送信し、空調屋内機4側でそれ
らを比較するようにしてもよい。
【0018】また、上記実施例では、赤外線を用いるも
のを示したが、超音波や電波を用いるものであってもよ
い。そして、机上型センサ1として、名札部7にセンサ
部3が組み込まれたものを示したが、センサユニット3
がそれ単体で机上に載置されうるタイプのものであって
もよい。また、空調屋内機4として隠蔽型のものが採用
される場合には、屋内機本体とはべつに受信部5が天井
6に取り付けられる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明による机上型
センサは、温湿度を検出するセンサ部が机上に載置しう
る構成であるから、任意の室内作業高さで空間の温湿度
検出が可能になり、空調屋内機の最適な運転制御を行い
うるものを提供できる効果がある。また、検出位置を任
意に設定できることから、省エネルギー効果も期待でき
る。さらに、机上型であることから、作業者の位置する
室内中央部での検出が可能になってインテリア設備の影
響を回避でき、また、室内のレイアウト変更時に机とと
もに移動でき、レイアウト変更後でも任意の室内作業高
さで空間の温湿度検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】机上型センサの机上設置の様子を示す説明図で
ある。
【図2】図2(A)は、本発明の一実施例による机上型
センサの外観を示す斜視図、図2(B)は、その机上型
センサの前面を示す正面図、図2(C)は、その机上型
センサの背面を示す背面図である。
【図3】本発明の一実施例による机上型センサの回路構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 机上型センサ 3 センサユニット 4 空調屋内機 5 受信部 35 送信部 37 センサ部 38 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和システムにおける運転制御に用
    いられるセンサであって、 温湿度を検出するセンサ部と、 このセンサ部が検出した温湿度に関する情報を空気調和
    システムの本体側にワイヤレス送信する送信部と、 前記センサ部と前記送信部とを机上に載置する載置手段
    とを備えた机上型センサ。
JP5004167A 1993-01-13 1993-01-13 机上型センサ Pending JPH06215287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5004167A JPH06215287A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 机上型センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5004167A JPH06215287A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 机上型センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06215287A true JPH06215287A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11577188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5004167A Pending JPH06215287A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 机上型センサ

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JP (1) JPH06215287A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004080563A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Toko Electric Corp 計測・制御システム
WO2009108018A3 (ko) * 2008-02-27 2009-12-03 주식회사 글맥학원 책상형 학습 장치 및 이를 이용한 학습 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004080563A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Toko Electric Corp 計測・制御システム
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