JPH0242880Y2 - - Google Patents

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JPH0242880Y2
JPH0242880Y2 JP20475285U JP20475285U JPH0242880Y2 JP H0242880 Y2 JPH0242880 Y2 JP H0242880Y2 JP 20475285 U JP20475285 U JP 20475285U JP 20475285 U JP20475285 U JP 20475285U JP H0242880 Y2 JPH0242880 Y2 JP H0242880Y2
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shutter door
groove
reinforcing rod
attached
shutter
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JP20475285U
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、キヤビネツト等の物品出し入れ開口
に横方向状態で開閉可能に設定されるシヤツター
扉の上下調節装置の改良に関し、補強杆に取付け
が容易で、その取付け態様も使用状況に応じて
種々選択できるシヤツター扉下車調節装置の提供
に係る。
ロ 従来の技術 従来の横方向スライド開閉形式のシヤツター付
キヤビネツトに於いては、シヤツター扉の開閉を
容易となす為に、該シヤツター扉を形成する構成
杆裏面に取付けた補強杆下部に転動輪を軸着し、
該転動輪をガイドレール上で回動させていたが、
シヤツター扉の製造時、あるいは組立て時のわず
かな設定ずれにより、複数の転動輪を面一にする
ことが困難で、その為シヤツター扉の開閉時にが
たつきが生じるとともに、一部の転動輪にシヤツ
ター扉の荷重が集中してスムースな開閉ができ
ず、またガイドレール内に塵等が付着し、シヤツ
ター扉が転動輪以外の部分でガイドレールに接し
て開閉に支障をきたしていた。この為、各種の改
良されたものが提供されている。例えば、昭和58
年実用新案出願公告第7897号にて開示される如
く、転動輪を軸着した可動体の上部に調整ネジを
螺着し、該調整ネジを適宜高さに設定した後、該
調整ネジ頭部に該頭部の形状と一致した係合孔を
有する外部包持体を、嵌合状態でネジの回動を不
能に係合した上下調節可能なものが提供されてい
るが、上下調節するには、一度転動輪を軸着した
前記可動体を前記外部包持体より外し、即ち扉を
ガイドレールから外した状態で調節ネジの高さを
設定しなければならず、また最適な高さに調節す
るには、前述の作業を何度か行わなければならず
甚だ不便であつた。
ハ 考案が解決しようとする問題点 本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、シヤツター扉の上下調節装置を、シヤ
ツター扉裏面に取付けた補強杆の下部に容易に取
付け可能で、通常の使用状態、即ちシヤツター扉
をガイドレール上に載置した状態でシヤツター扉
の上下調節を容易に行えるシヤツター扉下車調節
装置を提供する点にある。
ニ 問題点を解決する為の手段 本考案は、前述の問題解決の為に、キヤビネツ
ト等の横引きシヤツター扉の下車調節装置に於い
て、シヤツター扉を形成する構成杆の裏面上下略
全長にわたつて取付けた断面略コ字形補強杆の下
方溝内に、調節ボルトを定位置回動可能に下方へ
突設した取付け具を固定するとともに、前記調節
ボルトの下端部を、下部に転動輪を回動自在に軸
着し前記補強杆の溝内に位置させた上下調節部材
の上部に、上下調節振幅に必要な長さに取付けに
要する長さを加えただけ螺合してなり、前記調節
ボルトを回転することにより、前記補強杆の溝内
で前記上下調節部材を摺動させ、前記転動輪をシ
ヤツター扉に対して上下調節可能なシヤツター扉
下車調節装置を構成した。
ホ 実施例 次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。第1図は本考案のシヤツタ
ー扉下車調節装置の一実施例を示し、第2図は本
考案を適用したキヤビネツトであり、本実施例で
は物品の出し入れ開口を前面に形成した横方向開
閉形式とし、内部空間の一側端部にシヤツター格
納部を設けた構造で、図示しないが物品収納空間
との区画は仕切り板を用いる等適宜な方法で行う
ことができ、又後述シヤツターの格納については
本実施例の如くU字形に折り曲げたり、該キヤビ
ネツトBの背板に沿わせたり、更に内部空間の側
部で螺線状にしたり適宜な方法で格納することが
できるもので、Aは上下調節装置、Bはシヤツタ
ー扉、Cはガイドレールである。
上下調節装置Aは、後述のシヤツター扉Cを形
成する構成杆1の裏面に、断面略コ字形の補強杆
2をその溝3の開口を内方へ向けて前記構成杆1
の上下略全長にわたつて取付け、該補強杆2下部
の溝3内に、該溝3に嵌合し得る幅を有する取付
け具4をビス止め等適宜な手段で固定し、該取付
け具4の中心部には調節ボルト5を定位置回動可
能に下方へ向けて突設するとともに、該調節ボル
ト5の先端部を、前記補強杆2の溝3内に位置さ
せて摺動可能な幅を有する上下調節部材6の上部
に、上下調節振幅に必要な長さに取付けに要する
長さを加えただけ螺合して取付け、また該上下調
節部材6の下部にはシヤツター扉Cの案内方向に
回動自在な転動輪7を軸着している。シヤツター
扉Bは、単位構成杆1,…の両側面で回動自在に
多数連結したもので、金属製や合成樹脂製等各種
の材料を用いて構成できるが、本実施例では特に
家具として要求される外観性、温かみを考慮して
木製のものを用い、背面に布体8を貼着し内方へ
回動自在に形成し、一側端に補強を兼ねた引手9
を連結し、更に内側適所に構成杆1,…の撓み防
止用に前述の補強杆2,…を上下略全長にわたつ
て取付けて構成している。又、前記構成杆1,…
はその下端部表面側に段部を設けて凸部10を形
成している。また、上下調節装置Aの設置個数と
位置は、前記シヤツター扉Bの長さ及び重量等を
考慮してスムースな開閉をなし得るように適宜選
択可能であるが、本実施例では第2図の如く、該
シヤツターBの裏面下部に三箇所、即ち該シヤツ
ター扉Bの両側端と中央部に取付けてある。ガイ
ドレールCは、前記シヤツター扉Bを平面方向に
対して位置規制を行いつつ移動方向に案内する為
のもので、キヤビネツトの前面開口上下面に設
け、材質は各種のものを使用できるが特に低摩擦
性の成形容易な合成樹脂製のものが好ましく、そ
の構造は、凸状、凹状等各種考えられるが本実施
例では前記シヤツター扉Bの前記構成杆1,…下
端の前記凸部10を遊嵌し横振れを規制する凹溝
11とその内方に走行路12を一体に形成し、更
に前記凹溝11の両内側面にその長手方向に凸条
13を一体形成したものであのが、これに限るも
のではなくその形状は適宜に選択可能で、前記凹
溝11と前記走行路12を別々に成形して構成し
てもよく、更に前記転動輪7と走行路12の接触
面の形状の組合わせは、第1図の如く平面状で
も、第4図の如く転動輪7の外周に凹輪溝14を
形成し、走行路12に凸状レール15を形成した
ものでもよい。また、前記シヤツター扉Bの折曲
を容易となす為に、該シヤツター扉Bの折曲部外
側に、内側面に転子16を適宜配置した外側案内
手段17を、内側には外周面がシヤツター扉Bの
折曲内面に当接し得るローラー18からなる内側
案内手段19を設けている。
しかして、前記調節ボルト5を回転させること
により、前記上下調節部材6が前記補強杆2の溝
3内で摺動し、該上下調節部材6と前記取付け具
4の間隔が変化し、即ち前記走行路12に当接し
た前記転動輪7が前記シヤツター扉Bと相対的に
その上下位置を変化する為、該シヤツター扉Bを
キヤビネツトに装着した状態のままで開閉に最適
な状態に上下動調節することが可能である。ま
た、本考案の上下調節装置Aを取付けたシヤツタ
ー扉Bの開放時には、前記シヤツター扉Bはその
折曲部で遠心力が働くが、前述の如く回動自在な
転子16を取付けて内側面を滑動自在となした外
側案内手段17を該シヤツター扉Bの折曲部外方
に設けている為、該シヤツター扉Bをスムースに
折曲案内することができ、又前記シヤツター扉B
の閉止時には、その折曲部で内向力が働くが、前
述の如く内側案内手段19である回動自在なロー
ラー18を該シヤツター扉Bの折曲部内方に設け
ている為、該シヤツター扉Bの内方変位を当接規
制し、スムースな折曲案内を行うことができる。
しかも、第3図の如くシヤツター扉B裏面下部に
設けた前記転動輪7の軌跡が前記折曲部に於いて
該シヤツター扉Bの回転半径より小さくなるにも
係わらず、該転動輪7が前記ローラー18の上面
に位置して、該ローラー18と一体となり回転す
る為、前記シヤツター扉Bをスムースに閉止移動
できるものである。
ヘ 考案の効果 本考案のシヤツター扉下車調節装置は、上述の
如く、断面略コ字形補強杆に下方溝内に、調節ボ
ルトを定位置回動可能に下方へ向けて設けた取付
け具を固定するとともに、前記調節ボルトの下端
部を、下部に転動輪を回動自在に軸着し前記補強
杆の溝内に位置させた上下調節部材の上部に螺合
して構成している為、補強杆が存在すれば適宜な
位置に容易に取付けることができるばかりでな
く、転動輪を軸着した上下調節部材が補強杆の溝
内に位置し摺動する為、シヤツター扉に対する転
動輪のがたつきがすくなく、またシヤツター扉を
キヤビネツト等に装着した状態のままで簡単に上
下調節することができる。そして、シヤツター扉
をキヤビネツト等に装着する時に設置床面の凹
凸、傾斜等により、シヤツター扉本体部分が斜め
になつた場合でも該シヤツター扉を最適な高さに
調節設定して、シヤツター扉本体部分の捩れ、ブ
レを防止してスムースな開閉を行うことができ、
また経年使用で前記転動輪の前記走行路との接触
面が摩耗して前記シヤツター扉の位置が下がり、
該シヤツター扉の下端部が前記ガイドレールに当
接し、あるいは前記凹溝内下面に取り除くことの
できない塵が付着し、前記シヤツターの下端部が
それに当接し、開閉時の摩耗抵抗が大きくなるよ
うな場合でも前記調節ボルトを回転させて前記転
動輪を下方へ移動させれば、前記シヤツターは上
方へ移動し再びスムースな開閉に適した位置に設
定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す省略斜視図、
第2図は本考案を適用したキヤビネツトを示す一
部切欠斜視図、第3図はシヤツター扉の折曲案内
部を示す省略斜視図、第4図は転動輪と走行路の
他の態様を示した断面図である。 A……上下調節装置、B……シヤツター扉、C
……ガイドレール、1……構成杆、2…補強杆、
3……溝、4……取付け具、5……調節ボルト、
6……上下調節部材、7……転動輪、8……布
体、9……引手、10……凸部、11……凹溝、
12……走行路、13……凸条、14……凹溝
輪、15……凸状レール、16……転子、17…
…外側案内手段、18……ローラー、19……内
側案内手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤビネツト等の横引きシヤツター扉の下車調
    節装置に於いて、 シヤツター扉を形成する構成杆の裏面上下略全
    長にわたつて取付けた断面略コ字形補強杆の下方
    溝内に、調節ボルトを定位置回動可能に下方へ向
    けて設けた取付け具を固定するとともに、前記調
    節ボルトの下端部を、下部に転動輪を回動自在に
    軸着し前記補強杆の溝内に位置させた上下調節部
    材の上部に螺合してなり、前記調節ボルトを回転
    することにより、前記補強杆の溝内で上下調節部
    材を摺動させ、前記転動輪をシヤツター扉に対し
    て上下調節することを特徴とするシヤツター扉下
    車調節装置。
JP20475285U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0242880Y2 (ja)

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JP20475285U JPH0242880Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS6261885U JPS6261885U (ja) 1987-04-17
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